健康全般

2010年7月31日 (土)

コラム778 平均寿命 日本人女性86・44歳、25年連続世界一 男性は5位転落

平成21年の日本人の平均寿命が男性79・59歳、女性86・44歳と、ともに4年連続で過去最高を更新したことが厚生労働省の調べで分かった。「肺炎や心臓病による死者の減少が寄与した」(同省)という。海外と比べると、女性は25年連続の世界一だが、男性は前年の4位から5位に順位を下げた。
厚労省によると、平均寿命は前年よりも男性で0・3年、女性で0・39年長くなった。男女差は6・85年で、前年よりも0・09年広がった。医療技術の進歩などで平均寿命は伸びる傾向にあるといい、「3大死因」(がん、心臓病、脳卒中)の死者が減少傾向にあるほか、今年は特に肺炎の死者が少なかったという。平均寿命を世界の主な国や地域と比べると、女性の2位は香港(86・1歳)で、3位はフランス(84・5歳)。一方、男性の1位はカタールで81歳。前年の76・7歳からわずか1年で大幅に伸びた。2位は香港(79・8歳)、3位はアイスランドとスイスが79・7歳で並んだ。65歳まで生存する確率は男性で86・7%、女性で93・6%。90歳までは男性22・2%、女性46・4%だった。21年生まれの子供が将来、3大死因で死亡する確率は男性が54・65%で、女性は51・84%。いずれもがんの比率が最も高かった。3大死因が克服されれば、男性で8・04歳、女性で6・99歳、寿命が延びるという。
産経新聞 2010/7/26

日本人がなぜ長寿なのかという研究もいろいろされています。長寿の因子は遺伝子と生活習慣の両方といわれています。最新の研究では寿命に関わる遺伝子が150以上あり、この遺伝子を調べれば100歳以上まで長生きできるかどうかを77%の確率で予測することが可能になっているそうです。このような長寿遺伝子をほとんど持っていなくても長生きする人もおり、生活習慣も寿命を決める重要な因子であることもわかっています。
店長


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2010年7月30日 (金)

コラム777 お腹の肥満がない日本人男性でも体重コントロールは有用

メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)の診断基準となる血圧や血液検査の検査値の多くは、日本人男性では体重が増えるにつれ悪化する傾向が強いことが、立川メディカルセンターの小田栄司・たちかわ総合健診センター長らの調査で分かった。米国糖尿病学会誌「Diabetes Care」に発表された。
研究チームは、メタボリックシンドロームの危険因子のある1271人の日本人男性に健診を定期的に受診してもらい、体重の変化と、血圧、空腹時血糖値、中性脂肪、HDLコレステロール、の変化との関連を調べた。
その結果、減量をすると、腹部肥満のある男性とない男性の両方で血圧や空腹時血糖値が低下する傾向があることが分かった。また、腹部脂肪のある男性では減量により中性脂肪が、腹部肥満がない男性ではHDLコレステロールが低下することが示された。 逆に腹囲周径だけでは十分に危険を予測できないとの結果も示されている。厚生労働省研究班の「JPHC研究」の約13年の追跡調査では、メタボリックシンドロームのある男性では心血管疾患の死亡リスクが上昇するが、肥満がなくても危険因子が重なるとリスクは高まるとの結果が示されている。 研究者らは「腹部肥満のない男性でも、血液検査の数値が悪いと危険性は高まる。腹部肥満のない人を保健指導の対象から除外しない方が良いだろう」と述べている。
糖尿病ネットワーク 2010/7/23

お腹の脂肪蓄積が心臓病や脳血管疾患の危険因子であることは多くの研究でわかっています。それで、日本のメタボリックシンドロームの判定基準では、腹部肥満を必須項目としています。アメリカでは、腹部肥満に着目する重要性について認めつつも、血液検査値などと腹囲を同列に扱っています。お腹の脂肪が蓄積していない方、見た目太っていない方でも、血糖値や血圧など他の数値が、重なって高めになれば心臓病や脳血管疾患の危険度がグッと高まります。日本でも腹部肥満を必須項目にすべきかどうか議論されています。
店長


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2010年7月29日 (木)

コラム776 旬の食材『トマト』

みなみさん

今や青果売り場に置いてあるトマトの数で、その店の力量が問われるともいわれる時代。
同じ店の中で、たくさんの種類のトマトに出会うことができます。
生で食すのに適している桃太郎や、加熱に向くサンマルツァーノ、品種ではありませんが水分を極力控えて栽培し味を濃縮したフルーツトマトも人気があります。
丸くて形がよく、赤色が均一なもの、ヘタがピンとしているものが良質です。



★★★フルーツトマトの豆腐ソースがけ(4人分)★★★
<材料>
フルーツトマト    4個
<ソース>
絹ごし豆腐      1丁(300グラム)
マヨネーズ      1/3カップ
バルサミコ酢     大匙2
塩・こしょう     少々
オリーブオイル    大匙1

<作り方>
① フルーツトマトは丸ごと湯むきして、冷蔵庫で冷やしておく。
② <ソース>の材料すべてをフードプロセッサーにかける。
③ ②を冷やした①にかけ、できあがり。



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2010年7月28日 (水)

コラム775 がん治療後も仕事を 働き盛りの患者増加、厚労省支援へ

がん患者の3割以上が、病気をきっかけに仕事を辞めざるを得ない中、厚生労働省研究班が今年度から、治療後も働き続けられるマニュアルづくりに乗り出す。20~50代の働き盛り世代では、年間約16万人が新たにがんになり、年々増えている。家族や企業、医師向けの小冊子作成や、「がんサバイバー就業塾」などを計画している。
別の厚労省研究班が03年に実施した調査によると、がんと診断された時点で働いていた人のうち31%が依願退職し、4%が解雇されていた。治療による体力や気力の低下、退院後の通院治療などが重なり、「会社に迷惑をかける」と退職する例が多い。研究班では、がん患者の就労の実態調査を行うほか、がん患者を世話する家族や、企業の人事担当者、産業医、治療を担当する医師らにも調査を実施。就労を阻む要因や対応すべき課題などを探る。こうした調査をもとに、3年以内に小冊子やDVDなどを作成し、全国の医療機関や企業に配布する。がん経験者に、雇用継続や就活のコツを教える「就業塾」の教材開発も目指す。9月には、海外での就労支援をまとめたウェブサイトを立ち上げる。がんと就労の問題は、欧米ではNGOが患者向けの手引を作るなどの動きが始まっているが、日本ではほとんど手がつけられていない。主任研究者の高橋都・独協医科大准教授(公衆衛生学)は「治療の影響で一時的に仕事の実績が下がっても、多くの場合回復する。経済的不安があると適切な治療法が選べない可能性があり、貴重な労働力を失うことは雇用側にも痛手だ」と指摘する。
朝日新聞 2010/7/24

がん治療が退職に至るまで大変なことになるかどうかは、がんの進行程度で大きく変わりますね。早期発見できれば、適切な手術を受け、職場復帰できます。サザンオールスターズの桑田佳祐さんが初期の食道がんで休養に入られました。桑田さんは定期的に検査を受けられており、初期のがんを発見できたそうです。やはり、早期発見のためにはマメに検診をうけるべきでしょう。これで命拾いする人は多いのです。
店長

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2010年7月27日 (火)

コラム774 番犬

みなみさん

番犬として日々の安全を守ってくれている愛犬『チョコタ』。
我が家では、インターホンよりも先にチョコタの鳴き声で来客かどうかがわかります。
休日は、子どもたちと一緒に仲良く遊んでくれています。
子どもが加減なく触っても、怒ることもありません。
親バカですが、とても温和で従順です。
最近少し夏バテ気味のチョコタですが、毎日私たち家族を癒してくれています。

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2010年7月26日 (月)

コラム773 携帯電話でストレス測定 耳たぶの脈拍で KDDI開発

携帯電話を使ってストレスの強さを測定できるソフトを、KDDI研究所が開発した。センサーで読み込んだ脈拍を手がかりに測る。個人で手軽に測定できることから、日々の体調管理の目安にするほか、ゲームへの応用も検討中。年内の実用化を目指している。
測定では、耳たぶにクリップ型のセンサーを着け、脈拍を信号に変えてケーブルで携帯電話に送る。脈拍の間隔が短くなったり長くなったりする「揺らぎ」を分析することで、交感神経が高揚しているストレスの高い状態にあるかどうかを推定するという。測定前には、「精神的な疲れ」「肉体的な疲れ」「気分スッキリ度」「やる気」などの問診があり、5段階で答えを入力。測定時間は2分半で、「あなたのストレスレベルは72%です」などと画面に表示される。同様に高揚感も測定できるため、対戦型ゲームで集中度を得点に加えたり、合コンで気分を測定して楽しんだりするゲームへの応用も検討している。
朝日新聞 2010/7/18

ストレスを抱えているとき、ストレスを発散することを忘れてしまいます。自分を見失ってしまうからでしょうね。相当、心の強い方でないと、過度のストレス時に「ストレスを発散しよう」とは思わないようです。自分のストレスがどれくらいなのかを知ることはとても大事なことだと思います。ゲーム感覚で数値がわかるようなソフトがあればいいでしょうね。
店長


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2010年7月25日 (日)

コラム772 たばこ、10月から値上げ

日本たばこ産業(JT)は16日、10月のたばこ増税に伴って財務省に申請していた、たばこ103銘柄の値上げが認可されたと発表した。1箱(20本入り)当たりの値上げ幅は60~140円と過去最大となる。代表的銘柄の「マイルドセブン」の価格は、現行の300円から410円にする。
読売新聞 2010/7/17

タバコ値上げにはいまだに賛否両論分かれていますね。タバコの値段、他の国はどうなのでしょうか?なんと日本は最も安いのです。ノルウェーやイギリスは日本の約2.7倍もします。アイルランド、デンマーク、シンガポールは1.7~1.9倍。アメリカ、カナダ、オーストラリア、ニュージーランドは約1.5倍です。たばこの害に対する取り組み意識の高さが伺えます。諸外国ではたばこの値上げにより、喫煙者の間接的な減少を狙う政策をとる国が増えています。国や社会文化上の健康意識、喫煙に対する思い入れ、物価などの違いもあるので一概に単純比較することは難しいですが、日本のタバコの価格は世界全体から見れば、まだまだ安値かな、というのが実感です。
店長


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2010年7月24日 (土)

コラム771 中越沖地震:3年 エコノミークラス症候群、依然高水準に 柏崎で被災者検診 /新潟

中越沖地震で車中にて避難生活を送った被災者に相次いだエコノミークラス症候群(静脈血栓塞栓(そくせん)症)の予防検診が、柏崎市の国立病院機構新潟病院で行われ、受診した被災者374人のうち25人(6・7%)の下肢から同症の症状である血栓が見つかった。被災地以外で通常見つかる割合(約2%)を上回り、被災から3年でも依然として高い水準にあることが分かった。
「同症は、狭い場所で長時間同じ姿勢を続けたときなどにできる血栓が血管を詰まらせる病気。04年10月の中越地震では4人が死亡した。中越沖地震では直後の07年7月の検診で995人中49人(4・9%)に血栓が見つかり、08年8月の検診でも269人中14人(5・2%)だった。今回血栓が見つかった25人のうち6人は検診を受けたことがない新規受診者だった。これまでの検診でも血栓が見つかる新規受診者は5~6%台にのぼる。主催した新潟大大学院の榛沢和彦医師(呼吸循環外科)は、「新たな発症者もおり、地震直後に血栓ができたのに気付かず悪化する潜在患者がまだいるのでは」と指摘している。【
毎日新聞 2100/7/16

エコノミークラス症候群は狭い場所で長時間同じ姿勢を続けて足にできる血栓が、肺や脳、心臓の血管を詰まらせる病気です。長時間同じ姿勢をとっていると、足に血管に血のかたまり(血栓)ができ、血管壁に付着します。この血栓が体が動いたときに血管壁からはがれ、静脈流に乗って肺や脳や心臓にとび、血管を詰まらせてしまい、急死することもあります。とりわけ飛行機の座席の狭いエコノミークラス席で発病する確率が高いと思われているためにエコノミークラス症候群と呼ばれていますが、他のクラスでも起こります。さらに列車やバスの長時間乗車、タクシー運転手や長距離トラック運転手の発症も報告されています。最近問題となっているのは、記事のような被災地での避難生活で起こるケース、寝たきりの高齢者の方で多く起こっていることです。
店長


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2010年7月23日 (金)

コラム770 健康への取組みに全国で差 最高位は東北、最下位は中国

健康への意識や取組みが全国でもっとも高い地域は東北エリアで、もっとも低いのは中国エリア――運動習慣や生活習慣の指数に地域によって大きな差があることが、かんぽ生命保険がこのほど発表した夏の運動・健康についての意識調査であきらかになった。
夏期に人気のある運動として「ラジオ体操」が知られているが、そもそもはかんぽ生命保険の前身である逓信省簡易保険局が制定したものだという。そこで同社は、夏を迎えるにあたり、運動を中心とする生活習慣の全国の差をあきらかにする目的でアンケート調査を行った。調査は、全国の10~50代の男女1600人を対象にインターネット上で実施。全国8エリア(北海道、東北、関東、中部、近畿、中国、四国、九州・沖縄)に分け、全国を100として各エリアの指数を比較したもの。アンケートは「運動習慣」「運動経験」「健康意識」「健康実態」「生活習慣」の5つのカテゴリーで行った。その結果、総合1位になったのは東北エリア(102.8%)で、もっとも指数が低かったのは中国エリア(97.4%)だった。全体に、定期的に検査を受診し健康への意識が高く、また運動を積極的に実施している人が多いと指数が高い傾向がみられる。
6つの質問から実際にどれくらいの運動を行っているかを調べ、運動習慣の指数を算出した。運動習慣に限ってみると、近畿エリアで高く中国エリアや四国エリアでは低い傾向がみられた。もっとも高かった「近畿エリア」(105.9%)では、通勤通学などの日常の移動を「徒歩」や「自転車」で行っている人が多く、「自動車」は4分の1未満だった。1週間の平均運動時間が「1時間未満」という人が半数以上で、運動に費やす時間は多くはないが、日常生活での身体活動が多く、「運動不足を感じている」という人は全国でもっとも少なかった。逆に、運動習慣の指数がもっとも低かった「中国エリア」(93.4%)では、半数以上が移動の手段として「自動車」を利用していると回答。「1日に歩く時間が30分未満」という人は半数を超えた。「運動に意識的に取り組んでいる」という人は14%と少なく、運動不足を感じている人が全国でもっとも多い結果になった。
日本生活習慣病予防協会 2010/7/18

この調査では、検査の定期受診についても調べています。定期検診への参加意識がもっとも高かったのも、やはり「東北エリア」だったそうです。自分の体脂肪率を把握している人が3分の2以上、BMI(肥満度)を把握している人も半数以上だったとのこと。東北の方は、定期的に健康チェックのための検査を受診し、自分の体に対する関心の高い方が多いようです。その反面、東北地方とりわけ青森・秋田・岩手の3県は平均寿命が短い県でもあります。健康への取り組みは高いので、平均寿命も上がっていくのではないでしょうか?
店長


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2010年7月22日 (木)

コラム769 流しそうめん

みなみさん

流しそうめんにチャレンジしてきました!!
いつ流れてくるのか・・・・。ドキドキ、ワクワク。
あまりのスピードになかなか取ることができず、ほとんど受け皿に入ったものを食べることになってしまいました。
でも子どもたちは大喜びで、そうめんが流れてくる度に大爆笑していました。
食べ慣れたそうめんも、自然の中で食べると一味違って感じました。

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2010年7月21日 (水)

コラム768 熱中症対策は?

熱中症で倒れる人は、気温の高い7月や8月に集中します。でも、ちゃんと対策をとれば防ぐことができます。
熱中症は、「気温が高い」、「湿度が高い」といった状況があって、運動によって体温が高くなったり、高齢や血糖コントロール不良などで体温調節がうまくいかないと発症しやすくなります。高温だけでなく、日差しの強さや湿度も影響します。気温がそれほど高くなくても、日差しが強いと輻射熱で体温が上がりやすくなり、湿度が高いと汗が蒸発せず体温が下がりにくくなるのです。体温が上がりやすく汗がかわきにくい服装や肥満が熱中症の誘因となることもあります。肥満の方は運動に慣れていないケースがあり、暑い日にたまたま無理をすると体がついていかず、熱中症になるそうです。熱中症を防ぐには次のことに心がけてください。
1) 暑さを避ける  2) 湿度の高い日にも要注意  3) 室内も要注意!窓にすだれやブラインドを  4) 野外を歩くときは日陰を選ぶ 5) 風通しが良く乾きやすい服装を 6) 屋外に出るときは帽子や日傘を利用し、直射日光を防ぐ。 6) 水分をこまめに補給
店長


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2010年7月20日 (火)

コラム767 旬の食材『桃』

みなみさん

甘みが強く、果汁も多いため、世界的に高級品とされている『桃』。
冷やしすぎると味が落ちるので、食す2~3時間前に冷蔵庫に入れるようにします。
生食のほかにはコンポートやジャム、タルトやシャーベットにしても美味しいです。
桃に生ハムを巻いたものもおススメです。
『メロンに生ハム』ならぬ、『桃に生ハム』・・・です。
変色しないようレモン汁を振りかけた桃に、生ハムを巻くだけなのですが、ワインにとってもよく合い美味しいです。
また、青菜(ルッコラなど)を添えると、サラダとしても美味しくいただけます。

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2010年7月19日 (月)

コラム766 自転車は女性の体重コントロールに最適 1.8万人を16年調査

毎日自転車に乗る女性では加齢にともなう体重増加を低く抑えられることが、米国人女性を16年以上調べた研究であきらかになった。
更年期前の女性では、自転車に乗る時間や、ウォーキングに費やす時間を、毎日少しずつでも増やしていくと、加齢にともなう体重の増加を抑えられることが、ハーバード公衆衛生大学院(ボストン)の研究者による調査研究で分かった。米国医師会が発行する医学誌「Archives of Internal Medicine(内科学)」に発表された。研究の対象になったのは、研究開始時に25歳から42歳だった健康で閉経前の女性1万8414人。一般に年齢が上がると体重が増えていく傾向があるが、研究対象者でも16年以上の期間中に体重が平均9.3kg増加していた。研究開始時の1989年頃に自転車に乗る習慣がなかったが、2005年の時点で自転車に乗るようになっていた女性では、自転車に乗る時間が少しずつでも増えると体重コントロールが改善していた。期間を通して自転車に乗る時間を1日30分増やした女性では、体重増加量が平均1.6kg少ないとう結果になった。2005年の時点で自転車に乗る時間が週に4時間を超えていた女性では、1989年時点での運動習慣に関係なく体重の増加が26%少なく、体重増加は5%未満に抑えられていた。特に太りすぎや肥満だった女性では、自転車に乗る時間が長いほど体重増加をよく抑えられていた。一方で、1日に30分のウォーキングを続けた場合では、時速4.8kmの活発なウォーキングを行った女性では体重増加量が1.8kg少なかったが、それ未満のゆっくりとしたウォーキングを続けた女性ではあまり効果がみられなかった。ウォーキングを行う場合はある程度の速歩でないと運動の効果を期待できないようだ。
糖尿病ネットワーク 2010年07月09日

サイクリングは気分良く快適に行える運動ですね。買い物を自転車に乗っていく女性も多いのではないでしょうか?サイクリングの時間を毎日5分ほど増やしていくだけで体重の変化に影響がでてくるという調査結果もあります。お買い物の時に少し回り道して、サイクリングの時間を増やしてみてはいかがでしょうか?運動を始めるのが遅すぎるということはありません。今日のお買い物から始めてみては?
店長


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2010年7月18日 (日)

コラム765 糖尿病が心臓発作や脳卒中のリスクを2倍に 心血管疾患死の10%は糖尿病が関連

糖尿病は心臓発作や脳卒中、その他の心疾患による死亡リスクを2倍にすることが、新しい研究によって示された。この知見は、英医学誌「Lancet」に掲載されるとともに、米オーランドで開催された米国糖尿病協会 年次集会で発表された。
英ケンブリッジ大学心血管疫学講師のNadeem Sarwar氏らは、先進工業国では心血管疾患による死亡の10例中1例、つまり年間約32万5,000件の死亡に糖尿病がかかわるとしている。同氏らは今回、国際コンソーシアムに参加した69万8,782人のデータを収集。25カ国で行われた102件の調査を通して参加者を10年間にわたり追跡した。研究の結果、糖尿病を有すると心血管を含むさまざまな疾患のリスクが2倍近くになることが判明。ただし、コレステロールや血圧、肥満など通常の原因によるリスクは一部に過ぎず、糖尿病が異なるメカニズムで心血管疾患を引き起こしている可能性が示唆されたという。
糖尿病ネットワーク 2010/7/9

心血管疾患の原因の多くが糖尿病であることは以前から知られていましたが、コレステロールや中性脂肪、血圧、肥満など他の危険因子よりも、糖尿病は数段リスクが高いことが再認識されています。もう一つ大事なのは、これらの危険因子を複数併せて持つ、「メタボリックシンドローム」です。それぞれの危険因子は軽症でも2個、3個と併せて持つと、心血管疾患のリスクは飛躍的に高まります。ある研究では、危険因子を1つも持たない人と比べて、2つ持つ人は心血管疾患のリスクが約10倍、3つ持つ人は心血管疾患のリスクが約31倍になるという結果が出ています。
店長


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2010年7月17日 (土)

コラム764 健康人10万人を長期調査へ=遺伝情報と生活習慣-認知症など要因解明期待・政府

健康な人10万人に10年から20年間、協力を得て、全遺伝情報と生活習慣を調べ、認知症や脳卒中、心筋梗塞(こうそく)などにつながる遺伝・環境要因の解明を目指す計画が、政府の総合科学技術会議(議長・菅直人首相)の会合で決まった。
従来はがんや糖尿病などの患者対象の調査が多かったが、病気の要因解明には健康な人との比較も重要。実現すれば、効果的な予防・治療を通じ、患者数と医療費の抑制に役立つと期待される。早期に解決すべき課題として、来年度は先行的に3つの課題を重点的に進めるとしている。3つの課題とは、(1)予防医学の推進と罹患率の低下、(2)革新的診断・治療法の開発による治癒率の向上、(3)高齢者・障害者の科学技術による自立支援。
この計画は、2011年度予算案の概算要求を控え、同会議が策定した「科学技術重要施策アクションプラン」の一環。長期にわたる予算の確保や実施体制、中核機関の決定は容易ではないため、同会議と文部科学、厚生労働両省が2年間かけて検討し、13年度の調査開始を目指す。
時事ドットコム 2010/7/8

日本を含む先進国で高齢化が急速に進んでおり、病気の「予防」と「進行の抑制」は世界共通の課題となっています。課題の一つに「予防医学」という言葉がはいっているのがポイントでしょう。日本は世界の中で、「予防医学」が遅れているといわれています。今回の研究で、「どのような遺伝子を持っていると病気になりやすいか?」「どのような生活習慣が病気の進行を早めるのか?」がわかれば、予防医学の研究が進んで、患者数が減って医療費の抑制にもつながると思います。
店長

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2010年7月16日 (金)

コラム763 寿命を予測する遺伝子変異体が判明

100歳まで生きられるかどうかを77%の正確さで予測できる一連の遺伝子変異体がまとめられた。「いずれは、早期死亡の運命にある人を早期に同定し、寿命を延ばすために何らかの介入措置を取ることが可能になるだろう」と、米モンテフィオーレMontefioreメディカルセンター小児病院のRobert 博士は述べている。米国立加齢研究所(NIA)および米国立心肺血液研究所の資金提供により実施された今回の研究は、米科学誌「Science」オンライン版に掲載された。
現在、先進国の平均寿命は80~85歳で、100歳まで生きる人は約6,000人に1人、110歳を超える人は700万人にわずか1人にすぎない。100歳以上の人は世界で常に約8万人生存しており、その多くは女性だという。研究著者で米ボストン大学医学部准教授のThomas Perls博士によると、「100歳まで生きれば加齢によるあらゆる疾患を罹って死の一歩手前にあり、そうまでして生きていたくないと考える人が多いが、実はこれまでの研究から、100歳を超える人の90%は平均93歳まで身体障害が一切ないことがわかっている」という。長寿の家系がみられることから、研究グループは長年、長寿には遺伝子が関与していると考えてきた。今回の研究では、Perl氏が率いる「ニューイングランド長寿研究(New England Centenarian Study)」に参加する100歳以上の1,055人および対照群1,267人を対象に、ゲノムワイド関連解析を実施。その結果、150種類の一塩基変異多型(SNP)を含む遺伝子モデルにより、77%の正確さで寿命を予測することができたという。「残りの23%は、環境や生活習慣などの因子や、現時点でまだわかっていない遺伝的因子によるものだ」とPerls氏は述べている。
HealthDay News 2010/7/8

今回の研究では、100歳を超える人の90%が、通常の人は持っていないさまざまな「例外的長寿遺伝子」を19種類も持っていたことが判明したそうです。例えば、認知症になりにくい遺伝子や心臓病など生活習慣病の進行を遅らせる遺伝子などがあったそうです。意外なことに、長寿の人は病気になりやすい遺伝子を持たないわけではなく、それを打ち消すような遺伝子たくさん持っているようです。こんなことが、生まれた時点でわかる時代が来るのでしょう。このような情報をどうのように本人に教えるのか?その基準をつくるためにはまだまだ多くの研究が必要でしょう。
店長

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2010年7月15日 (木)

コラム762 勉強会

みなみさん

当社ではお客様に、よりご満足いただける対応を目指すため定期的に勉強会を行っています。
今回は『血圧・血糖値が上昇するメカニズム』を軸とした内容で行われました。
学んだ内容を活かし、健康でお困りの多くの方にご納得いただけるよう努めます。
また、当社には毎日たくさんのお喜びやご指摘のお声が寄せられます。
そのお声すべてが、私たちのかけがえのない財産です。
一人でも多くのお客様に『ありがとう!』と言っていただけるよう、常に【お客様目線】で仕事に取り組んでまいります。



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2010年7月14日 (水)

コラム761 患者推計2500万人 関節痛みに診断基準

ひざなど関節の変形で慢性的な痛みに悩まされる「変形性関節症」。予備軍を含めひざだけで2500万人の患者がいるとみられ、厚生労働省研究班が統一した診断基準づくりを始めた。これまで診断はバラバラだった。早く見つけて予防するには基準は欠かせず、病気が進行して寝たきりになる高齢者を少なくできると期待されている。
2500万人という推計は研究班が2005~07年に和歌山県や東京都内の約3千人を調べて割り出した。自覚症状があるのは2~4割にとどまっており、知らぬ間に病気が進行して、悪化しやすい。東大病院でもひざのケガなど別の治療でエックス線を撮って初めて変形性関節症と分かることも多いという。日本で寝たきりの高齢者の約10%が関節の障害によるものだとの報告もある。東大の川口浩准教授によると、分かりやすい診断基準がないことが一因。骨粗鬆症(こつそしょうしょう)は診断基準を作って病気や予防法が広く知られるようになった。しかし、変形性関節症は医師ごとに、関節部分に骨のトゲがあるか、関節のすき間が狭くなっているかなど見た目で判断しているので、ばらつきが大きいという。
変形性関節症でも、研究班として診断基準を作り、予防に役立てることにした。研究班メンバーの岡敬之東大助教が、エックス線の写真から変形性関節症の危険度を3段階で判定できる画像解析ソフトを開発した。ソフトでは、関節のすき間の面積、軟骨の一番薄い部分の状態などを判定の材料とした。解析ソフトは7月1日に発売。医療機関向けで、すでに研究班メンバーがいる慶応大や新潟大、和歌山医大など8施設に導入されている。論文データなどを参考に医者がそれぞれ基準値を設定するが、このソフトを使って症例を積み重ねる。並行して学会などで基準値を議論する。
朝日新聞 2010/7/8

変形性関節症は関節の軟骨に変性が起こり、痛みやこわばりを感じ、機能障害を生じる慢性疾患です。その原因は軟骨組織を構成する、グルコサミンやコンドロイチン、コラーゲンという成分が不足して、軟骨がもろくなっていくためと推測されています。いったん発症すると、階段の上り下りや長時間の歩行、走ることで悪化します。また肥満があるとさらにヒザの変形関節症を悪化させます。特に女性はヒザに変形性関節症を発症するケースがよくみられます。記事のような簡単な診断で早期発見できれば、進行をくい止めることもできます。近くに整形外科の専門医がいなくても、かかりつけ医で簡単な診断を受けられるようになるといいのですが。
店長


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2010年7月13日 (火)

コラム760 カンカン帽

みなみさん

今年大人気の『カンカン帽』
もともとはイギリスで船の漕ぎ手のために作られた帽子で、耐久性を良くするためにプレスで堅く成型し、ニスや糊などで塗り固められています。
日本では明治末から昭和にかけて大流行しました。
昔のものはカンカンと音がするほど堅かったことから、『カンカン帽』と言われるようになったそうです。
カンカン帽と言えば、映画『メアリーポピンズ』でディックバンダイク演じるバートが夢の公園のシーンで格好良く被っていたのがとても印象深く思い出されます。
昔も今もオシャレアイテムとして大活躍のカンカン帽・・・・・。
写真は、同じオペレーター仲間の可愛いカンカン帽です!!



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2010年7月12日 (月)

コラム759 美味!糖尿病患者でも楽しめるコース料理 関西のホテルが提供

シーサイドホテル舞子ビラ神戸の800キロカロリーの中国料理のコースを。関西のホテル各社が糖尿病患者でも楽しめる低カロリー料理の提供を充実させている。シーサイドホテル舞子ビラ神戸は、油を多用しがちな中国料理のコースで、通常の約3分の1となる800キロカロリーを実現。リーガロイヤルホテル(大阪市北区)も360キロカロリーのフランス料理を提供しており、いずれも糖尿病患者でも本格的なコース料理が食べられると人気を集めている。舞子ビラの中国レストラン「海螢」で4月から提供を始めた中国料理のコースは、フカヒレ入りサラダや大エビのロンジン茶葉いため、阿波尾鶏とサトイモの紅麹煮などの7品で構成。食材は通常の中国料理と同じものを使用するが、調理法の工夫で低カロリーを実現している。「味と低カロリーの両立は難しかったですが、油で揚げた後に湯通しするなど試行錯誤を重ね、何とかコース料理にすることができました」と海螢の亀島新次料理長は強調する。
料理の監修は、医師や栄養士による糖尿病教室を開催しているNPO法人「あなたと健康を支える会こうべ」が担当。理事長で、内科医の西影裕文さんも「細かく指導させてもらったが、すべて受け入れていただいた。事前の予想を上回るできばえです」と評価する。
7月からは同じく800キロカロリーのフランス料理のフルコースを提供予定。舞子ビラは「糖尿病患者だけでなく、ダイエット中の方にも幅広くアピールしていきたい」としている。料金は中国料理が4500円、フランス料理が5500円。
一方、リーガロイヤルホテルは平成13年から、かけそば1杯分と同等の360キロカロリーにおさえたフランス料理「スリムライン・フレンチ」を提供している。
料理は元同ホテル総料理長で現料理特別顧問の宮川栄治さんが考案。肉料理は油で焼かずにブイヨンで煮たりするなど工夫を重ねている。現在のメニューは冷たいビーフコンソメや、いさきの片面焼きとお野菜のナージュ風など4品で、料金は5775円。
糖尿病患者にとって苦痛なのが食事におけるカロリー制限といわれる中、同ホテルの担当者は「満腹感を味わえるようにしている。食事制限があってもホテルで充実した食事ができることを知ってほしいですね」と話している。
産経新聞 2010/6/30

糖尿病を持つ方が外食される場合は人一倍気を使います。たまにはコース料理や懐石料理を食べたいと思っても、カロリーがわからず、かと言って残すこともできず、ついついカロリーオーバーになりがちです。旅行に行ったときなどは、外食が続くので、特に心配ですね。記事のような特別メニューがあるといいのですが、なかなかそういうわけにも行きません。外食の摂り方のコツは次のとおりです。
【糖尿病の方が外食を摂る時のコツ】
① 食べ過ぎと思ったら、勇気を持って残すこと!  
② 先に野菜を食べること!糖の吸収が穏やかになります  
③ 外食するときでも食事を抜かず3食を食べること
店長


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2010年7月11日 (日)

コラム758 リハビリ支援ロボット開発…北九州市立大など

脳卒中で手首がマヒした患者のリハビリを支援するロボットを、北九州市立大国際環境工学部の山本郁夫教授(ロボット工学)らが開発した。小倉北区の西日本総合展示場で始まった「ロボット産業マッチングフェア北九州」で公開された。
ロボットは幅50センチ、奥行き30センチ、高さ34センチ。金属製の円盤(直径20センチ)に取り付けたグリップを握り、左右に動かすことで、手首の機能を取り戻す。現在は、機械の動作に合わせて強制的に手首を動かす方法が主流。これに対し、山本教授らのロボットは、ひじ付近に五つのセンサーを付けて筋肉から発する電気をとらえ、動かそうと思った方向に円盤が回転して手首の動きを手助けする。回復の度合いによって円盤を回転させる力を調整できるため、患者が回復具合を実感しやすく、リハビリの意欲を持ちやすいという。今後は、実用化に向けて、共同開発した産業医科大の蜂須賀研二教授(リハビリテーション医学)の元で患者に使ってもらい、データを蓄積する。山本教授は「家庭でも使えるコンパクトなサイズに仕上げた。リハビリは苦痛だが、少しでも前向きに取り組んでもらいたい」と話している。
読売新聞 2010/6/25

脳卒中は日本人の死因の第三位を占める病気です。脳梗塞は脳卒中全体の7~8割を占めるとされ、その発症数も年間20~30万人に達すると言われています。もっともよく見られる脳梗塞の後遺症は、体の片半分に現れる麻痺やしびれです。後遺症からの回復と自立した日常生活を目指して行われるのがリハビリです。このリハビリにロボットを導入して効果を上げようという試みです。現在様々な研究機関や病院で、リハビリ・ロボットが試験導入されていて、大きな成果が上がっているようです。「一人でもリハビリができるようになって、リハビリが続くようになった。」「ヒジの関節の動く範囲が広くなった」など喜びの声も上がっています。
店長


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2010年7月10日 (土)

コラム757 家族が脳梗塞で亡くなった人は要注意!40代に気をつけたい高血圧の“予兆”

ご両親のどちらかが50代、60代に脳出血や脳梗塞で亡くなられた場合、高血圧の予兆に注意していただきたいです。
例えば、お父様を60代に「くも膜下出血」で亡くされた男性の方が、40代に会社の健康診断を受けたとき、「血圧要注意」以外は全く問題がなかったが、お父様のこともあるし、最近は疲れが目立つので心配になっているといったケース。このようケースでは、脳外科でMRIを撮ったほうがいいでしょう。MRIで調べると脳血管に動脈瘤が見つかるケースがあります。こうなると経過観察に入り、6ヶ月に1度検査を受けることになります。場合によっては手術で早期に動脈瘤を取り除くことも。
MRI画像診断で梗塞がみつかった場合は早期治療ができるので、「良かった」と思うべきでしょう。動脈瘤は破裂してしまうと後遺症が出て、完治するのが非常に難しい病気に発展します。しかし、血管が破裂する前にケアすれば、かなりの確率でよくなります。動脈瘤のサイズが、通常5ミリ以下では、経過観察と言われていますが、逆に3ミリ以下でも手術を勧められることがあります。最近、プロ野球球団のコーチがくも膜下出血で亡くなったことがきっかけになり、若い方の脳ドックの問い合わせが増えているそうです。家族に脳血管系の病気で亡くなった方がいる方や高血圧の持病のある方は、1年に1回MRIを受けてほしいですね。
店長

Tp_bnr

2010年7月 9日 (金)

コラム756 コレステロールは「善玉」増やし動脈硬化防止 「悪玉」との比率改善を!

気になるコレステロール値に悪玉(LDL)と善玉(HDL)があるのはよく知られていますが、意外に見落としやすいのが善玉の数値です。最近の健康診断では、コレステロール基準は「LDL値が140以上、HDL値が40未満が要注意」となっています。しかし、この基準で問題なしでも、動脈硬化が進行して合併症を起こすリスクがあるのです。
例えば、「LDL値が125、HDL値45」で問題なしと診断された方が、たまたま超音波検査(エコー検査)で心臓周辺の血管を調べてもらったところ、鎖骨下の動脈の血管に脂がたまり、血管が狭くなっていることが分かるケースがあります。悪玉(LDL)が正常目安の120未満であっても、善玉(HDL)が低い場合は心筋梗塞を起こすリスクが高いので、LDLとHDLの比率であるLH比(LDL÷HDL)を見ることが重要だといわれています。上記の例ではこの比率は「2.77」ですが、たとえLDLが正常範囲でも、この比率が2.5以上なら要注意と考え、念のためにエコー検査で動脈硬化の様子を調べた方がよいでしょう。エコー検査をすれば、血管の中に脂がどれくらいたまっているかが分かります。
問題はHDL値が45~50の方です。HDL値を上げるには喫煙をやめて、運動するのが一番効果的です。1日30分程度歩く運動を続けるだけでも、約2~4カ月でHDL値が上がるといわれています。
店長


Tp_bnr

2010年7月 8日 (木)

コラム755 熱中症

みなみさん

毎年夏になると、熱中症による事故が多発します。
気温や室温が30度を超えると、熱中症のリスクが高くなりますが、運動をしている時や
や作業時は30度以下でも注意が必要です。
また、気温だけでなく湿度も熱中症の原因となります。
汗が蒸発すれば体温は下がりますが、多湿の状態だと汗が出ても蒸発せず、熱がこもり体温が下がらなくなってしまうのです。
熱中症にならないためにも、通気性の良い衣服を着る、水分や塩分を補給する、涼しい場所で休憩をするなどの予防が必要です。
熱中症による事故のほとんどは未然に防げるものなので、正しい知識を身につけ予防しましょう。

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2010年7月 7日 (水)

コラム754 急な下げ過ぎにご用心!2型糖尿病の低血糖

2007年の厚生労働省調査によると日本の糖尿病人口は予備軍を含め2210万人。その9割は肥満や生活習慣を背景にした2型糖尿病だ。いまや 40歳以上の3人に1人が血糖に悩む時代。どの職場にも糖尿病とその予備軍がいるはずだ。
40~60代の糖尿病ビジネスマンを対象にした調査によると、職場の関係者にカミングアウトしている男性社員は約8割、女性は約5割。役職があがるほど公表する必要に迫られるようだ。また全体の4割以上が、治療中に気になる副作用として低血糖をあげている。
糖尿病治療中の低血糖は空腹状態が長時間続いた場合や、食前に身体を酷使するとおこしやすい。つまり血糖を下げる薬が、身体の必要以上に作用すると生じるのだ。自前のインスリンならこまめに分泌量が変化するが、薬はそこまでの融通がきかない。
低血糖の症状は冷や汗、手指のふるえ、動悸などの軽~中等度から、重症では集中力の低下や意識の錯乱が生じる。しかも低血糖の影響は一過性ではない。くり返せば血糖が乱高下し、コントロールの悪化にもつながる。また心筋梗塞や脳卒中を引き起こす可能性があることもわかってきた。糖尿病の治療は良好な血糖値を維持するという大原則のもと、いかに低血糖を避けるかのせめぎ合いなのだ。
このジレンマを解決するには、血糖の変動幅をできるだけ小さくすることが肝心。2型糖尿病では早期治療がカギをにぎる。つまり正常血糖値に近い段階できちんとコントロールできれば、いきなり強い薬を使うことはない。長い目でみて低血糖の危険性は減るのだ。
ダイヤモンド・オンライン 2010/7/5

中年男性でよくあるパターンですが、40代後半で2型糖尿病と診断され、飲み薬で血糖をコントロールしてきたが、仕事中に低血糖をおこし不安を感じている・・・というような方が多いそうです。深夜残業や接待続きの毎日では血糖値管理の乱れをまねきかねません。記事にもあるとおり、早期発見・早期管理が大事です。糖尿病治療薬も進化しています。昨年末に承認されたばかりの治療薬の中には、高血糖のときだけ効果を発揮するというものもあり、1回の投与では低血糖をなりにくいそうです。長期的な効果の確認はこれからですが、早期からの糖尿病治療薬として期待されています。
店長

Tp_bnr

2010年7月 6日 (火)

コラム753 旬の食材『オクラ』

みなみさん

オクラは7月~9月の夏季が旬です。
オクラのネバネバには、整腸作用を促し、コレステロールの吸収を抑えてくれる働きも期待できます。
ガク部分が黒くなっていないもの、色の鮮やかなものを選ぶのがポイントです。
また、オクラは冷気にあたると変色していたみやすくなるので、密閉容器などに入れてから冷蔵庫に入れるようにしましょう。



★★★オクラのネバネバスープ(4人分)★★★
<材料>
オクラ     8本
ズッキーニ   1本
玉ネギ     1/2個
トマト     1個
ベーコン    2枚
<スープ>
水       2カップ
白ワイン    大匙2
コンソメ固形  2個


<作り方>
① オクラは塩適量でもんでうぶ毛をとり、ヘタをおとして1cm幅に切る。
② オクラ以外の具材は1cm角に切りできるだけ形を揃えておく。
③ ②の具材を少量のサラダ油で炒め、しんなりしたら<スープ>の材料と①のオクラを加え3~4分煮込む。

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2010年7月 5日 (月)

コラム752 唾液を調べ、がん発見 慶大研究所などが新技術開発

唾液(だえき)に含まれる成分を調べ、がんを発見する技術を、慶応義塾大先端生命科学研究所(山形県鶴岡市)と米カリフォルニア大ロサンゼルス校(UCLA)が共同で開発した。唾液の検査は、X線や血液の検査より患者の負担が小さく、実用化されれば症状が出にくいがんの早期発見につながる可能性がある。
UCLAが、すい臓がん、乳がん、口腔がん患者や健常者ら215人の唾液を集め、慶応大がそれぞれのがんに特徴的な物質を探した。検出された約500種類の糖やアミノ酸などのうち、すい臓がん患者はグルタミン酸の濃度が高いなど、健常者に比べ濃度が高かったり低かったりした54物質を特定した。
これらの物質の特徴を組みあわせた解析で、がん患者を対象に、がんが判別できる精度を調べた。この結果、すい臓がんの99%、乳がんの95%、口腔がんの80%を見分けられた。この技術の実用化には、がんと診断されていない人を対象にした試験や、唾液の状態による影響、早期がんの患者にも有効なのかの確認など、さらにデータの蓄積と検証が必要になるという。
朝日新聞 2010/6/29

すい臓がんは、早期段階では無症状で、他の臓器に囲まれているため見つけにくく、進行して見つかる場合が多いといわれています。発見時にはすでに進行していて、「余命数ヶ月です。」と宣告されることも多いのです。早期診断が難しいがんを、患者さんの負担が少ない検査で見つけられると、がんの死亡率は一気に下がるでしょう。すい臓がんの発見率は99%ですからすごいです。早く実用化されることを望みます。
店長

2010年7月 4日 (日)

コラム751 糖尿病とがんの関連が徐々に明らかに

糖尿病患者はがんリスクも高いとの調査結果が、米国癌協会(ACS)と米国糖尿病協会(ADA)が共同で設置した専門家グループにより発表された。特に2型糖尿病と特定の癌との関連が認められているが、糖尿病そのものがリスクを増大させるのか、肥満などの共通する危険因子(リスクファクター)が原因なのかはわかっていないという。
別の研究では、インスリンなどを用いた糖尿病治療と一部の癌との関連も示されている。しかし、決定的なエビデンス(科学的根拠)はなく、インスリンが原因なのか、その他の糖尿病の危険因子が関与しているのかを明らかにするのは難しかった。肥満者やインスリン値の高い人は特定の癌への罹患率が高いことがいくつかの疫学的研究から示されているが、あらゆる癌に当てはまるわけではないため複雑な問題であると、著者の1人である米マサチューセッツ大学メモリアル・メディカルセンターのDavid Harlan博士は述べている。
Harlan氏によると、インスリンと癌については今後も研究を重ねる必要があるのは明らかであるが、懸念されるのは、癌に対する恐れから糖尿病患者がインスリン治療を避けようとすることだという。「実際は糖尿病による合併症リスクの方がはるかに大きい」と同氏は指摘している。この報告は、医学誌「CA: A Cancer Journal for Clinicians(臨床医のための癌ジャーナル)」オンライン版に掲載された。
HealthDay News 2010/6/24

糖尿病と肝臓がん、すい臓がん、子宮内膜がん、結腸直腸がん、乳がん、膀胱がんの関連が大きいという研究結果は過去にもありました。
「高インスリン血症ががんを促進する可能性がある」という学説があります。2型糖尿病の場合は、インスリンはたくさん出ているのに、インスリンの働きが悪くて血糖値が高い方が多くいます。これを「高インスリン血症」といいます。このようなことが長年続くと「がんになりやすいのでは?」といわれています。逆に言うと、体重を減らしたり、運動、食生活の改善、節酒、禁煙などの生活習慣の改善をマメに行うことで、糖尿病とがんを同時に予防することができるということが言えますね。
店長

2010年7月 3日 (土)

コラム750 健診で正常でも油断は禁物 仮面高血圧が隠れています

中高年の男性で、健康診断でメタボを指摘される方は特に血圧に注意が必要です。血圧は「ちょっと高めの正常」の範囲だったので安心していたが、ある朝突然、脳卒中を起こし入院する羽目に・・・・という方が多いのです。
健診や病院では正常血圧なのに、職場や家庭で血圧を測ると135/85mmHg以上になる状態を「仮面高血圧」といいます。医者の前では仮面を被って健康を装いつつ、その裏側で重大な病気を引き起こす高血圧ですから始末が悪いです。仮面高血圧は、正常血圧の方の10~15%が相当するといわれています。しかも脳卒中や心筋梗塞を併発する危険性は、正常血圧の約3倍で、心臓肥大や動脈硬化の進行も非常に早いです。
血圧を上げる因子の一つが自律神経系の働きです。ストレスに直面すると緊張状態になり、緊張をつかさどる交感神経が血圧を上げ、逆に副交感神経が主役のリラックスモードでは血圧が下がります。ハードワークが続く現代のビジネスマンは、常に交感神経が活動し、慢性的に血圧が高い状態が多くなって、職場にいるときは常に高血圧になる「職場高血圧」というものもあります。こういう方が健診を受けると、逆に病院の待合室でリラックスしてしまい、血圧値も正常範囲に落ち着いてきます。こうして医者の前では「健康」、日常生活では「高血圧」の仮面高血圧となってしまうのです。
仮面高血圧が厄介なのは、自分で意識しない限り発見できないことです。健診で上の血圧が130~139mmHg、下の血圧が85~89mmHgの「正常高値」、いわゆる高血圧予備軍だった方はぜひ家庭血圧計を購入して、血圧を測ってみてください。
店長

2010年7月 2日 (金)

コラム749 安いと感じる魚はサンマ とりたい成分は「DHA」が8割

魚は日本人にとってなじみ深い食材だが、おもしろい調査結果が出た。この調査は今年4月から5月にかけて、インターネットを使い1000人を対象に実施された。小学生以下の子供がおり、自分が主に食事を用意しているという16歳~34歳の女性のうち、魚が食卓に上がる回数が「週1~2回程度」という人の割合は42%だった。「週3~4回程度」という人は35%、「2週間に1日程度」は9%。「週3日以上」という人が46%と半数近くを占めた。魚を購入するときの金額に対する意識を聞いたところ、「安い」と感じる魚は「サンマ」(73%)、「サケ」(66%)、「アジ」(52%)、「サバ」(51%)、「イワシ」(46%)という結果になった。一方、もっとも「安い」の割合が低かったのは「マグロ」(10%)だった。
魚を食べる時、どんな効果を期待しているのだろうか。「魚から摂取したい成分」は、「DHA(ドコサヘキサエン酸)」が82%ともっとも多かった。以下は「カルシウム」(60%)、「コラーゲン」(36%)、「鉄」(36%)、「EPA(エイコサペンタエン酸)」(25%)が続いた。魚に期待する効果は「脳や神経組織の機能維持など」、「骨粗鬆症の予防」、「血栓の予防」が多かった。自分の子供の給食に出る魚料理についての要望を聞いたところ、「旬の魚を出してほしい」(52%)、「魚料理の種類を増やして」(35%)、「骨付きの魚の食べ方を教えて」(31%)、「栄養についての説明」(31%)といった意見が多かった。
日本生活習慣病予防協会 2010/6/24

魚には、たんぱく質、カルシウムやビタミン類などの重要な栄養素が含まれるだけでなく、青魚には血中のLDL(悪玉)コレステロールを低下させるDHAやEPAといった油成分が含まれます。別の調査によると、日本人の魚の消費量は最近低下している傾向がみられるそうですが、この調査では、魚を好む人は多く、魚の栄養に対する期待や「子供に旬の魚を食べてほしい」といった要望も多いことが分かります。魚をたくさん食べると頭がよくなるという話もあります。昔、奄美大島の漁村では、暮らしが貧しいのでマグロの頭だけを食べていたそうですが、なぜかこの村から東大に行く生徒が多いので、ある機関が調べたら、マグロの頭にDHAやEPAが多い事が判明したそうです。
店長

2010年7月 1日 (木)

コラム748 ワールドカップ

みなみさん

初のアフリカ開催となった第19回南アフリカW杯。
盛り上がってきましたね~。
サッカーのことはよくわからないのですが、世界一を目指して懸命に戦う選手の姿は、サッカーファンならずとも熱狂してしまいます。
ビデオリサーチの調査によると、先月6月14日に行われた日本VSカメルーン戦の関西の瞬間最高視聴率は45%を超える結果となっています。
また、大阪市水道局は試合時間帯の大阪市の水道使用量が、ハーフタイム中と試合直後に急激に増えていることがわかり、ハーフタイム中にお手洗いを済ませ、試合後にゆっくりとお風呂に入っているのでは?という分析をしています。
前半に入れた1点を守りきれるかどうか、日本中が固唾を呑んで見守っていたのですね。



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2010年6月30日 (水)

コラム747 小麦フスマや全粒粉の摂取が糖尿病患者の死亡リスクを低下

小麦の外皮(フスマ)を豊富に含む、いわゆる全粒粉食品をよくとっている2型糖尿病の女性では、心血管疾患による死亡と全死亡の危険性が低下することが、米国で行われた長期研究であきらかになった。
この研究は、米国で1976年に開始された大規模な長期研究「看護師健康調査」の参加者を対象に行われた。30歳以降に2型糖尿病と診断された女性患者7,822人を対象に、2年ごとに病歴、生活習慣、疾病などについて問診し、4年ごとに食品の摂取状況についてアンケートに答えてもらった。26年に及ぶ調査により、フスマや食物繊維を含む全粒粉の摂取量がもっとも多い2型糖尿病の女性では、もっとも少ない女性に比べ、心疾患疾患(CVD)による死亡リスクが35%低く、全死亡リスクが28%低いことがあきらかになった。米国心臓協会(AHA)や米国糖尿病協会(ADA)などは、米国人の食事について、全粒粉を含むパンなどの食品をとることを勧めている。今回の研究はこれらを裏付ける結果になった。
日本生活習慣病予防協会 2010/6/23

小麦の外皮の部分(フスマ)に含まれる食物繊維は、他の食品に比べ群を抜いて多く、ビタミンやミネラルも豊富に含まれています。今回の研究で小麦フスマを摂ると、2型糖尿病の方の危険性を減らすことができるということがわかりました。糖尿病の方はそうでない方に比べて、心疾患の危険性が3倍に高まるといわれています。以前から、食物繊維を多く含む食品を摂ることは、糖尿病治療に役立つこと言われてきました。日本人に愛着のある食材で言えば、まずキノコや海草、豆類です。少しの量でたくさんの食物繊維が摂れます。スーパーなどで売られている「もずく酢」を毎日1パック食べるだけでも、約20gの食物繊維がとれます。また、干し物は効率的に多くの食物繊維がとれますね。ひじき、かんぴょう、干しシイタケをサイドメニューに加えるのもいいでしょう。
店長

2010年6月29日 (火)

コラム746 鮎

みなみさん

鮎は日本の代表的な淡水魚で、『川魚の王』とも言われています。
天然ものの漁獲量はごく僅かですが、最近では天然ものに勝るとも劣らない美味しい鮎がたくさん養殖されています。
栄養価においても優れていて、良質なたんぱく質、ビタミンを豊富に含んでいます。
塩焼きにして食すのが一般的ですが、鮎を使った郷土料理も多く、釣りたての新鮮な鮎を輪切りにして
酢味噌でたべる『背ごし』や、丸焼きした鮎と米を炊き込む『鮎めし』などが有名です。
写真は家族で鮎のつかみどりに行った時のものです。
水が苦手な息子は始め躊躇していましたが、慣れてくると夢中になって鮎を探していました。


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2010年6月28日 (月)

コラム745 「理想の介護を」 若者起業 利用者と信頼関係 充実感

「理想の介護」を追求しようと、介護職経験のある20歳代、30歳代の若者が起業するケースが増えてきた。多くは小規模なデイサービスで、お年寄りや家族と深くかかわることを重視する。その目指す介護とは。
「デイサービスこたつ」は東京都立川市の住宅地にある。そば屋を改装してオープンしたのは2年前。掘りごたつのある小上がり、メニューの陳列ケースを転用した掲示板など、元の雰囲気を残している。有料老人ホームの相談員だった大江尚之さん(37)が、独立して起こした。定員15人。毎日10人ほどが通う。多くは認知症だ。日課は決めず、思い思いにゲームや手芸、おしゃべりなどを楽しむ。当たり前の日常を一緒に過ごすことを身上にしており、「利用者は皆、寂しさや不安を抱えている。自分が認められ、大切にされていると実感できることが重要なんです」と大江さん。
暴言や徘徊(はいかい)のため、他の施設で利用を断られた人も多いが、次第に穏やかになる。70歳代の女性は「大江さんだから来ているの。優しいし、若いのに頑張っているから」と笑う。大江さんは、福祉機器の営業マンから有料老人ホームに転職した。良心的なホームだったが、大規模施設では自分の目が行き届く範囲も限られる。お年寄りの要望に自分の一存では応じられないこともある。「自分がすべて目配りでき、判断できる範囲で、お年寄りも自分も満足できる介護を」と考え、再び転身した。時間外や入浴だけの利用など個別の要望にも応じる。その姿勢が口コミで広まり、最初の3週間はゼロだった利用者が、3か月後には1日平均6、7人になった。
採算ラインは1日平均5人。運転手など自らできることは自分でやる。大もうけには縁がなくても、自分とスタッフの生活は維持できるという。「ご家族、地域の方とも深くかかわり、こんなに感謝してもらえる。幸せですね」。7月には2軒目を開設する予定だ。
2010/6/15 読売新聞

20~30歳代のデイサービス起業が目立ち始めたのは、ここ3年ほどことだそうです。介護保険が根付いたことに加え、小規模デイサービスには、他では得られない人とのつながりもあり、「仕事を通して社会貢献できる」という点で今の若者を引きつけるのでしょう。デイサービスは、ニーズが高く、しかも初期投資は少なくて済みます。就職難のこのご時世に若者が自ら働く場所を作り出す動きとしても注目されています。
店長

2010年6月27日 (日)

コラム744 がん死亡が減少、検診受診率は低迷 厚労省が中間報告

75歳未満でがんによる死亡者が3年間で6%近く減少したことが15日、厚生労働省が公表した「がん対策推進基本計画中間報告書」で分かった。一方で、がん検診の受診率の向上や、がんの予防の分野では目標を達成できていない項目も目立つ。
国は2007年4月施行のがん対策基本法にもとづきがん対策推進基本計画を設定、計画では「がん死亡率の低下」を課題のひとつにしている。75歳未満の年齢調整死亡率を「10年で20%減少」させることが目標。報告書によると、2005年に92.4だった年齢調整死亡率は08年には87.2となり、3年で5.6%減少した。
厚労省では「がん拠点病院の整備などが死亡率低下に影響した」とみている。ただし、協議会では「医療が進歩しがん死亡率は年2%程度減少している。『10年で20%減』の目標は低すぎる」などの意見も出された。
「がんの早期発見・治療」も重要な課題。日本のがん検診の受診率は、欧米に比べて低い。乳がん検診や大腸がん検診など、「がん検診の受診率を50%以上に引き上げる」ことを目標にしているが、現段階では20~30%台にとどまっており、達成はかなり難しいという結果になった。 検診受診率は、胃がん、肺がん、大腸がんでは増加傾向がみられたが、女性の子宮がん、乳がんではあまり改善されていない。2007年の国民生活基礎調査によると、がん検診の受診率は、男性では胃がん32.5%、肺がん25.7%、大腸がん27.5%、女性では胃がん25.3%、肺がん21.1%、子宮がん21.3%、乳がん20.3%、大腸がん2.7%となっている。
市町村などからは「がん検診が労働安全衛生法で義務付けられていない」、「メタボ健診(特定健診)の影響もあるのでは」という声も出ている。今後、受診率の向上をめざした啓発事業や、自治体や検診期間でのハンドブックなどを用いた普及啓発、個人への通知など受診勧奨に力を入れるという。
日本生活習慣病予防協会 2010/6/17

がんは、日本では昭和56年より死因の第1位となり、現在では、年間30万人以上の国民ががんでお亡くなりになっています。これは、3人に1人が"がん"で亡くなっていることになります。また、生涯のうちにがんにかかる可能性は、男性の2人に1人、女性の3人に1人と推測され、日本人にとって「国民病」といっても過言ではありません。がんによる死亡を防ぐためには、がんの予防を進めること、がん検診で早期発見早期治療をすすめることです。がんは遺伝するといわれていますが、実は、遺伝によるがんは5%程度と少なく、むしろ生活習慣が原因である方が多く、これらに気をつけて発がんリスクを下げる必要があります。タバコはなるべく控える、食物繊維の多い食事を心がけるなど、出来ることから一つ一つ実践していくことが大事です。
記事にもあるとおり、もう一つはがん検診を積極的に受けることです。医学の進歩等により、がんは、現在、約50%の方が“治る”ようになりました。特に進行していない初期の段階で発見し、適切な治療を行うことで、非常に高い確率で治癒します。従って、そうしたがんを“初期”の段階で見つける「がん検診」は、がんの死亡率を下げるのに非常に有効です。
店長

2010年6月26日 (土)

コラム743 お酒との上手な付き合い方  

飲酒の機会が増えると、二日酔いや生活習慣病の悪化などが起こりがちです。アルコールの販売や広告の規制を求める指針案が5月にジュネーブで開かれた世界保健機関(WHO)の総会でも、「アルコールの行き過ぎた摂取は体に有害なので、飲む量を減らそう!」という世界戦略が採択されました。そこで、身体への影響を最小限にする飲み方を以下に書きます。
空腹で飲むと胃から素早く吸収され、血中アルコール濃度は一気に上がり、悪酔いしやすいので、「食べながら飲む」は厳守しましょう。
おすすめは魚介類、脂の少ない鶏肉、豆腐等の大豆製品など低脂肪のタンパク質を食べつつ飲み始めること。タンパク質を食べると、胃ではその消化活動が盛んに行われて、アルコールをあまり吸収しません。悪酔いしにくく翌朝は気持ちよく目覚めます。
またチャンポンで飲むと酔いやすいので注意を。特に、大きな宴会などでは、まずビールで「乾杯!」して、ある程度飲んでから好みの日本酒や焼酎・ワインなどに変えるのが一般的です。ビールの泡は胃腸の粘膜を刺激して、次に飲むアルコールの吸収をよくします。ここで、よりアルコール度数の高い酒類を飲めば、吸収されやすく血中のアルコール濃度は急上昇。これが悪酔いの原因に。ビールで乾杯のあとは、すぐに好みのアルコールに変えるのがいいいでしょう。
アルコールの飲み過ぎが、高血圧、糖尿病、痛風(高尿酸血症)、脂質異常症(高コレステロール、高中性脂肪)などの原因になることはよく知られています。特に、飲酒しながら、脂ものや甘いものを摂り過ぎることは避けてください。高カロリーになり、病気の発症や悪化、肥満につながります。メタボ対策として、飲み過ぎは控えるように注意が必要です。
店長

2010年6月25日 (金)

コラム742 ダイエットの大敵!イライラは食欲を刺激する 規則正しい食習慣を!

食べるという行為自体に、心身をリラックスさせる効果があるといわれています。食事というのは基本的に「楽しみ」という部分があて、栄養素を摂るという意味と同じくらい大切なことなのです。
ダイエットは、かつては女性の美容の一環というイメージがありましたが、最近では男女問わず、健康維持という側面が強まりました。体重増加や肥満が「メタボリックシンドローム」の引き金となり、心筋梗塞や脳梗塞のリスクとなることが実証されたからです。
忙しい毎日の生活で理想の食習慣を実行するのは簡単ではありません。特にストレスの多いビジネスマンや育児家事と仕事を両立させている女性にとって、ダイエットとは単純に「意志の強さ」だけで達成できるものではありません。
というのも、ストレスはダイエットの大敵だからです。ストレス状態になると、身体を守るためのホルモンが分泌されますが、このホルモンには食欲を刺激する作用があるのです。また食べるという行為には、心身をリラックスさせる効果があるので、ストレスを感じると、つい暴飲暴食をしがちです。これらは、ストレスに対する身体の自然な反応といえます。この作用を逆に考えると、ダイエットのためにむやみに食事を制限することは、「食べることを我慢する」→「心身が落ち着かない」→「ストレスが高まる」→「衝動的な食欲にさらされる」「不規則な食事を取る」という悪循環に陥ることになりかねません。
ストレスにならないようにダイエットをするには、「行き過ぎたダイエット法」はやめて、食事の規則を決めて、小さな気遣いを少しずつしていくことが大事だと思います。「行き過ぎたダイエット法」とは、「●●●しか食べない」とか、「極端にカロリーを減らす」ようなものです。次のようなことに気をつけるだけでも、体質が変わり体重が長期間で減っていくと言われています。6ヶ月かけて6kgくらい減るのが理想です。
①1日3食を規則的に食べる
②深夜の食事は控える
③大食い・早食いはせず、ゆっくり噛んで食べましょう
④体重を毎日は測る
店長

2010年6月24日 (木)

コラム741 旬の食材『さくらんぼ』

みなみさん

今が旬のさくらんぼ。
桜桃(オウトウ)とも呼ばれています。
春に晩霜がなく、収穫期の6月に雨の少ない地域が栽培に適しているため、山形、青森、長野などの
寒冷地が全国シェアの9割近くを生産し、こまめな霜対策、余計な芽の摘みとり、剪定などさまざまな
作業を経て店頭に並びます。
さくらんぼは高価ですが、気象条件の難しさや栽培の手間を考えるとその価格も納得です。
選び方のポイントは、色鮮やかで軸の色がくすんでいないもの。
日持ちしないので早めに食べることも大切ですが、ブランデー、リキュールなどの洋酒漬けにすると、長期保存も可能です。

写真は『佐藤錦』。
とっても甘く、美味しかったです!!




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2010年6月23日 (水)

コラム740 糖尿病と高血圧はお互いに悪影響を及ぼしあって進行する

日本には高血圧患者が予備軍も含めて5490万人いるといわれています。
糖尿病と高血圧は相互に密接なかかわり合いをもっていることがわかっていて、糖尿病の人の40%~60%は高血圧を合併しています。糖尿病で高血圧が発症すると、更に体内でインスリンの効きが悪くなり、糖尿病はますます悪くなることが考えられます。糖尿病と高血圧がお互いに悪影響を及ぼしあって、動脈硬化が進行します。そうなると心臓病や脳血管疾患の危険性は急上昇します。心臓病や脳血管疾患の発症リスクを健康な人が1とすると、糖尿病+高血圧を併せ持つ方は、で6~7倍になります。また、糖尿病の合併症の進行が加速されます。特に高血圧は腎症を進行させ、腎症は血圧を上昇させます。ですから、糖尿病の人は、正常範囲上限付近の血圧でも治療の対象となり、上の血圧130・下の血圧85mmHg未満に管理することが望まれます。糖尿病の方は、高血圧の診断基準が厳しくなっているのです。
糖尿病も高血圧もコントロールする病気なので、治療は、日常の生活習慣の改善が重要になってきます。美味しい食事をお腹いっぱい食べたいのはやまやまですが、糖尿病の予防や治療のために食事制限を考えてみたり、高血圧や動脈硬化に良くないといわれる塩からい食事や高脂肪の食事をなるべく減らして、いつまでも健康を維持して長生きしていただきたいです。
店長

2010年6月22日 (火)

コラム739 紫外線

みなみさん

最近の天気予報では『洗濯指数』とならんで『紫外線指数』も予想されています。
太陽は私たちに必要なさまざま恵みを与えてくれますが、逆に悪影響を及ぼしてしまうこともあります。
皮膚の老化に大きな影響を与える紫外線。
5月、6月は曇りの日でも紫外線指数が高く、シミやしわの発生が懸念されます。
波長の短いUVBは、地上に到達する量は少ないもののエネルギーが強いので細胞を傷つけ炎症を起こします。
一方、波長の長いUVAは、ガラス越しでもすり抜けて肌の奥まで到達しジワジワと影響を及ぼします。
紫外線を予防するために、日頃から日焼け止めや日傘などでの対策が必要です。
(UVBを防ぐ指標はSPF、UVAを防ぐ指標はPAで表示)
また紫外線をうけた後は、充分な水分補給と、食事やサプリメントでビタミンCを摂取することも大切です。




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2010年6月21日 (月)

コラム738 糖尿病の新しい診断基準 HbA1cをより積極的に活用

7月1日に施行される新しい糖尿病の診断基準では、 HbA1c検査がより積極的に取り入れられる。日本糖尿病学会は、HbA1c運用に関する声明を公表した。HbA1cは過去1、2ヵ月の平均血糖値を反映する指標。糖尿病の診断には血糖値の測定が必須だが、HbA1c検査がすでに普及しており、血糖コントロール指標に用いられている。
日本糖尿病学会はHbA1cを、1999年の診断基準の改訂から補助的手段としても取り入れている。また、HbA1cは特定健康診査(特定健診)や、糖尿病実態調査、国民健康・栄養調査などの調査にも広く活用されている。そこで糖尿病学会では、HbA1cをより積極的に取り入れた新しい診断基準を策定した。新診断基準は今年7月1日に施行される。
糖尿病学会は2009年4月に「糖尿病診断基準に関する調査検討委員会」を組織、HbA1cの活用について検討してきた。HbA1cをより重視する背景として、「糖尿病とHbA1cに関するエビデンス(科学的な根拠)が飛躍的に集積されてきたこと」、「すでに普及しており、測定精度も向上していること」を挙げている。診断基準の改訂の要点として「HbA1cをより積極的に糖尿病の診断に取り入れ、糖尿病型の判定に新たにHbA1c値の基準を設ける」、「血糖とHbA1cの同日測定を推奨し、血糖値とHbA1c値の双方が糖尿病型であれば1回の検査で糖尿病と診断可能にして、より早期からの糖尿病の診断・治療を促す」と示している。
日本生活習慣病予防協会 2010/6/14

HbA1cはとても的確に糖尿病の行状を示す数値です。正常な人であれば、HbA1c値は 5.8%以下とされています。一方、それ以上の数値ですと、高血糖状態が続いていたということになります。この数値が、8.0%を超えた状態が長く続くと、色々な合併症を起こすと言われていますので、多くの病院ではこの数値を下げることに主眼がおかれています。HbA1c値は、過去2ヶ月~3ヶ月の、血糖状態の平均を表します。「1ヶ月前の検査時より、血糖値は下がっている。でも、HbA1cは上がっている。」こんな時、「血糖値が下がっているから、よかったよかった!」ではなくて、たまたま検査をした時には血糖値が下がっていただけで、本当はこの1~3ヶ月あまり血糖状態が良くなかったということを教えてくれているのです。血糖値だけを見て一喜一憂するのではなく、このHbA1c値にも注意を払っていただきたいです。もし、血糖値はあまり変化がなくても、このHbA1cの数値が0.1でも0.2でも下がっていたとしたら、それは糖尿病が改善に向かっている兆候です。
店長

2010年6月20日 (日)

コラム737 玄米食で糖尿病リスクが低下=米ハーバード大研究

米ハーバード大などの研究チームが、玄米などの全粒穀物を食べる人たちは、白米その他の精白した穀物を食べる人よりも2型糖尿病を発症するリスクが低い、とする研究結果を発表した。
研究は、ハーバード大公衆衛生大学院とブリガム女性病院の合同チームが、成人約20万人を22年間にわたって追跡調査。結果を医学誌「内科学紀要」で発表した。同チームでは、日常的に摂取する白米の3分の1を玄米に置き換えることにより、2型糖尿病の発症リスクが16%下げられると推定。また、日常的に摂取する白米すべてを玄米などの全粒穀物に置き換えれば、同リスクは最大36%下がると見積もっている。米農務省によると、米国人の米の消費量は1930年代と比べて3倍以上に増加。しかし、そのほとんどは玄米でなく、精白過程で食物繊維やビタミン、ミネラルの大半が取り除かれた白米だという。
毎日新聞 2010/6/15

米を主食とするアジアの人々にとっても大きな意味を持つ研究結果です。白米を玄米に変えることで、糖尿病のリスクが36%も下がるというのはとても大きな改善といえます。玄米から取り除かれた糠部分に、大切な栄養素がふんだんに含まれているのです。よく考えるととてももったいない話です。玄米が糖尿病リスクを低くする理由は諸説ありますが、一つに玄米は白米より糖の吸収が穏やかになるということがわかっています。糠部分の食物繊維やビタミン、ミネラルが糖の吸収阻害に関わっているといわれています。ですから、白米を摂る場合でも一緒に野菜・海藻類をたくさん食べれば同じような効果があると思います。
店長

2010年6月19日 (土)

コラム736 メタボ男性、うつ病リスク2倍以上 女性は関連見られず

肥満や血糖値、血圧などの異常が重なるメタボリック症候群の男性は、そうでない男性に比べ、うつ病になる恐れが2倍以上であることが、九州大学の調査でわかった。メタボの男性はうつ病かどうかを早めに調べ、治療につなげることが重要だと、研究チームは指摘している。
九大が40年以上にわたり、住民の生活習慣と病気との関係を調べている福岡県久山町でのデータを分析した。2007年の健診で腹囲や血圧などを測定した40歳以上の男女3025人に、うつ病の診断に使われる質問票に答えてもらい、抗うつ薬を飲んでいるかなどを尋ねた。男性でメタボだった364人のうち、7.3%にうつ状態が見られた。メタボでない910人では2.8%。統計的な補正をするとメタボの男性はリスクが2.3倍だった。おなかのサイズが大きい人、善玉コレステロールの値が低い人に、その傾向が特に強かった。女性は、うつ状態とメタボの関連性は見られなかった。
メタボとうつ病との関連性は欧米の研究でも指摘されているが、原因はよくわかっていない。九大チームは「メタボで症状が出ない程度の小さな脳梗塞(こうそく)ができ、うつ病につながっているかもしれない」と推測する。金沢市で開かれている日本うつ病学会総会で11日、発表した。
朝日新聞 2010/6/13

1961年から始まった、福岡市に隣接した糟屋郡久山町(人口約8,000人)の住民の方を対象にしたとても有名な研究です。この研究で、脳卒中、心血管疾患などが、どのような生活習慣や予備的な病気で起こっていくか?メタボとうつ病の関係などがわかっています。肥満や高血圧、糖尿病の方はうつ病にかかりやすいということですが、日本では約15人に1人がこのうつ病を経験しており、その内、きちんと医療機関で治療している人は、四分の一にしかすぎなかったとの調査結果もでています。気分がひどく落ち込んだり、興味・睡眠・食欲などの欲求が鈍ったり、身体の様々な不調がいつまでも続いたりしたら、早めに専門家に相談することがいいですね。
店長

2010年6月18日 (金)

コラム735 6番目の味覚は「脂肪の味」 薄味に慣れれば食欲も抑えられる

「甘味、塩味、苦味、酸味、うま味」の5つの味覚に、6番目として「脂肪」も加えるべきだとする研究が、オーストラリアのディーキン大学の研究者らによって発表された。脂肪の味にどう付き合うかが、体重管理にも大きく関わるという。
牛霜降り肉やマグロのトロ、フォアグラ、脂ののった魚、バター、マヨネーズ、脂肪分の多い乳製品など、脂肪が多く含まれる食品は多い。こうした食品を「おいしい」と思う人もいるが、「それほど食べたいと思わない」という人もいる。ディーキン大学のRussell Keast博士らは、ヒトの味覚は「甘味、塩味、苦味、酸味、うま味」の5つに分けられるが、6番目の味覚として「脂肪」も加えるべきだと主張する。研究者らによると、脂肪の味をどれほど敏感に感じるかは、人によって異なるという。また、脂肪の味に対して敏感になっている人は、脂肪の少ない食品でも満足でき、体重増や肥満が少ない傾向があるという。多くの食品に脂肪酸が含まれている。研究チームは、脂肪酸を味わう知覚能力をテストするためのスクリーニング法を開発した。研究の結果、脂肪に対する閾値(刺激に対する反応が起こる境目)があり、脂肪の味に対して敏感な人もいれば、そうでない人もいて、人によってさまざまであることが分かった。
糖尿病ネットワーク2010/6/15

「脂肪を敏感に味わえると脂肪のとりすぎが減る」という画期的な仮説です。そうした人では、脂肪の味に対して鈍くなっている人に比べ、肥満の程度をあらわす体格指数BMIも低かったそうです。現代社会では、ファーストフードやファミレスなどで食事が高脂肪になりがちです。このような食事を摂り続けることで、脂肪に対して味覚が鈍くなっている可能性があり、さらに悪いことに、高脂肪の食品を食べすぎてしまうおそれがあります。脂肪の味覚のメカニズムが解明できれば、脂肪摂取を抑える方法を見つかって、肥満や糖尿病などの食事指導にも役立てられる可能性がありますね。
店長

2010年6月17日 (木)

コラム734 季節のお花『花菖蒲』

みなみさん

6月に開花時期を迎える『花菖蒲』。
独特の花形が魅力的です。
花菖蒲の原産地は日本で、別名は『ジャパニーズアイリス』です。
江戸時代中期から改良され発達してきた日本の伝統園芸植物で、現在では種間交配種も含めると2000種以上にも及びます。
憂鬱な気分になりがちな梅雨ですが、花菖蒲の優美な花びらに雨粒を見ると心癒されます。
花言葉は『優しい心』・『優雅な心情』などです。


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2010年6月16日 (水)

コラム733 高齢者が肉類を適度にとると転倒骨折が減少 東北大調査

肉類を適度にとっている高齢者では、転倒で骨折する危険性が、肉類をとらない人の3分の1に減ることが、東北大学が行った調査研究で分かった。逆に、食事が極端に野菜中心であると、骨折リスクは高まるという。
東北大学の岩崎鋼准教授(先進漢方治療医学寄付講座)らは、仙台市鶴ヶ谷地区に住む70歳以上の男女1178名を対象に、2002年に食事を含む生活状況に関する対面調査を行い、2006年までの医療保険記録をもとに、転倒骨折の頻度を調べた。食事内容を主成分分析という統計学の手法で解析し、それぞれの食事内容や習慣を推定し、転倒骨折との関連を調べた。食事のパターンを「野菜食」、「肉食」、「日本食」の3種類に分類し、対象者を「よくあてはまる」、「ややあてはまる」、「あてはまらない」に分けて解析した。その結果、転倒骨折の危険性は、肉食をあまりとらなかった人では、ほどよくとった人に比べ2.8倍高かった。さらに、野菜を多くとった人では、そうでない人に比べ2.7倍高くなった。野菜ばかりを食べている人は肉類をとらない傾向もみられた。さらに詳しくみたところ、野菜の中でも「淡黄色野菜」をよくとる人では骨折が減るのに対し、海草や根菜類に偏る人では増える傾向があるという。さらに、菓子類を食べすぎると骨折リスクを高めるという結果になった。
日本生活習慣病予防協会2010/6/9

骨折は、高齢の方が寝たきり状態に陥る原因疾患の約 20%を占めるといわれています。これは、特に女性に多く、骨粗鬆症などで骨がもろい状態で起こりやすくなります。また、この骨折の95%は転倒により起こり、日本では年間約10万人の高齢者患者がおり、高齢化が進むにつれて今後も増えていくといわれています。転倒による骨折が多いといっても、若い人では起こりえないような軽い力(つまずく、ベッドから落ちるなど)でおこることがほとんどのようで、特に原因が思い当たらず、いつの間にか骨折していたということも3%から5%みられるそうです。高齢になって極端に肉を食べないでいると足腰の筋肉が落ち、転倒しやすくなるのではないかと推測されます。肉類を適度に摂ることがいいのです。このような話、中国の明朝に編纂された漢方の食養生事典『本草綱目』にも記載されているそうです。昔の人も肉の栄養をちゃんと理解していたのですね。
店長

2010年6月15日 (火)

コラム732 旬の食材『グレープフルーツ』

みなみさん

1年中安定して供給されるグレープフルーツですが、フロリダで熟したものが
輸入される4月~6月はみずみずしく美味しいものが店頭に並びます。
ビタミンC、カリウム、食物繊維が豊富に含まれるので、風邪予防、むくみ予防、便秘の解消などに
効果が期待できます。
また抗酸化作用のあるナリンギンも含んでいます。
デザートとして食されることが多いグレープフルーツですが、サラダにもよく合います。
サラダにかけるドレッシングは塩や油の量が気になりますが、サラダにグレープフルーツを
添えて食べるとドレッシングなしでも美味しく感じます。

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2010年6月14日 (月)

コラム731 血管年齢とは?

血管年齢とは医学的なものではなく、加速度脈波という数値を測定する機器で血液の流れや血管の情報を読み取ることで、血管の中を血液が正常に流れているかを判定して、年齢を決めます。血管内に詰まりがあったり、血管自体がボロボロだと、血液が流れにくくなっているので、年齢相応の数値を示しません。
血管が若ければ120歳まで生きられると言われており、血管年齢と寿命は密接した関係にあります。血管の老化により、発生する病気としては、動脈硬化による脳血管疾患・心筋梗塞、脳血管疾患などです。動脈硬化は加齢に伴い誰にでも起こりうるものですが、発生しやすさには個人差が大きく、食生活や運動不足が大きく影響します。血管の老化を防止するには血管の中を流れる血液がドロドロにならないようにすることです。ドロドロ血液は血栓や動脈硬化を生み出し血流を妨げて、血管年齢を加速させます。ドロドロ血液の原因は、食べ過ぎ、飲み過ぎ、喫煙、運動不足、ストレスなどなどです。血管年齢を若く保つには、ビタミン、ミネラルが豊富な緑黄色野菜を多くとること、動物性脂肪を控えること、ストレスをため込まないこと、ちょうどいい睡眠時間をとることです。血管の中は調べてみないと誰もわかりません。いろいろな検査でわかりますから、まずは医療機関に相談してみましょう。
店長

2010年6月13日 (日)

コラム730 1日2回の歯磨きで心臓病のリスク低減か 英研究

口の中の衛生状態が悪い人は、1日2回歯を磨く人に比べ、心臓病のリスクが7割高くなるとの研究結果を、英ユニバーシティ・カレッジ・ロンドンのグループがこのほど発表した。
英医学誌「ブリティッシュ・メディカル・ジャーナル」の最新号に掲載された研究によると、グループはスコットランドで実施された健康調査の結果を分析。成人1万1000人について、喫煙や運動、歯磨きなどの生活習慣と、家族や本人の病歴、血圧、血液検査の結果を調べた。対象者のうち71%が1日2回歯を磨き、62%が1年に2回歯科医の診察を受けていると回答していた。これらに該当せず、口の中の衛生状態が悪いと判定されたグループは、心臓病リスクのほか、体内で炎症などが起きていることを示す「C反応性たんぱく」や「フィブリノーゲン」の数値が陽性となる確率も高かったという。
Cable News Network 2010/06/02

毎日、朝晩の歯磨きをしっかりすることは、歯と歯茎の健康に役立つだけではなく、心臓病の予防にも役立つようです。1日1回の人で心臓病の発症リスクが増加し、歯磨きを毎日しない人はさらにリスクが高くなります。歯周病が心臓病のリスクの増加につながると示す研究報告はたくさんあります。それだけではありません。ガン発症、糖尿病になるリスク、動脈硬化の進行など、歯磨きを2回しないことは様々な病気を引き起こします。何より、歯が悪くなると食事をおいしくいただけません。口の中を衛生的に保つことには、歯と歯茎の健康維持を超えた、大きな利益があります。
店長

2010年6月12日 (土)

コラム729 龍馬ゆかりの地めぐる 産経大江戸ウオーク 530人が汗

東京の風情と歴史を楽しみながら歩く「大江戸ウォーク 幕末・龍馬が駆けた江戸」が先日、千代田、中央、港区内の史跡などを巡る約12キロのコースで行われ、ウォーキング愛好家ら約530人が心地よい汗を流した。
今年は幕末の風雲児、坂本龍馬がテーマ。午前9時すぎ、日比谷公園を班ごとにスタート。銀座を経て、龍馬が剣術修行のおりに寄宿した築地の土佐藩邸跡(中央区役所)や千葉定吉道場跡などを巡り、彦根藩主、井伊直弼屋敷跡の憲政記念館では龍馬の息遣いが感じられる薩摩、長州両藩の軍事同盟の裏書きなどについて説明を受けた。
午後からは龍馬の人生を大きく変えた勝海舟邸跡、桜田門外の変で水戸藩浪士らが集結した愛宕神社など回り、浜離宮恩賜庭園にゴールした。長男に誘われて参加した江戸川区の主婦、平川祐子さん(51)は「歩きながら息子とゆっくり話ができて楽しい一日でした」と話していた。
産経新聞 2010年5月30日

20~30分のウォーキングで気持ちよい汗がかける季節となりました。メタボリックシンドローム撲滅には、汗ばむくらいのウォーキングが一番効果的です。街や自然の風景、史跡などを見ながら歩くのはとても気分がいいものです。大人数ならなおさらですね。各自治体では独自でウォーキングマップを作っているところが多いです。いくつか紹介しましょう。①神奈川県横須賀市の鎌倉を含めた三浦半島地域で選定した「三浦半島八景」を中心にした「ウォーキングマップ」。潮風が心地よさそうです。 ②北海道札幌市豊平区のウォーキングマップ「豊平公園とリング並木コース・豊平川河畔コース」など9コース。自然の景観がいっぱいで心が癒されそうです。
店長

2010年6月11日 (金)

コラム728 たばこ、8割「やめない」 10月値上げで本社アンケート 「減らす」「いずれは」…でも

「値上げしてもたばこはやめられない」。北國新聞社が5月31日の世界禁煙デーに石川県内の愛煙家100人を対象にしたアンケートで、増税に伴う10月のたばこ値上がり後も84人が「やめない」と回答。このうち55・9%の47人が「本数を減らす」「いずれは禁煙する」としたものの、きっぱり「やめる」とは明言せず、懐具合は禁煙の動機とはならないようだ。
日本たばこ産業(JT)は4月下旬、たばこの大幅増税に伴い、約100銘柄の値上げを財務省に申請した。増税による値上げは2006年7月以来で、10月1日に実施する予定。大半の銘柄(20本入り)は110~140円値上げされ、1箱300円程度のたばこは400円を超すことになる。アンケートは5月下旬、対面方式で実施した。「たばこをやめますか? 続けますか?」との質問に、「やめない」と回答した白山市の公務員女性(43)は「やめるやめないに値段は関係ない」と話す。野々市町の無職男性(66)は「100円だろうが、千円だろうがやめない」と強調。小松市の会社員女性(51)は「値上げをきっかけに本数を減らしたいが、ストレス解消の一服はおいしく、禁煙はできないと思う」とし、今回の値上げが禁煙につながらないことが浮き彫りとなった。
一方、「やめる」と回答したのは16人にとどまった。
2010/06/01 北國新聞

愛煙家の方なら、月に50箱くらいはお吸いなるでしょう。計算上月2万円のたばこ代となります。値上げをきっかけにやめようと思う人が多いと思いきや、必ずしもそうではないようですね。1箱1000円くらいになったら、やめる人も多くなるのでしょうか?海外では1箱800~1000円が主流です。100円程度の値上げでは効果は薄いのでしょう。禁煙には思い切った値上げが必要です。もしくは「禁煙成功率8割の内服薬」というものあるそうです。たばこ代を通院・薬代などに充てることでたばこをやめることも選択肢の一つです。
店長

2010年6月10日 (木)

コラム727 旬の食材『ニンジン』

みなみさん

抗酸化作用のあるβカロチンが、豊富に含まれるニンジン。
美味しい選び方のポイントは、表皮がなめらかで、茎の切り口が小さなもの。
また、茶色く変色しているものは古いもの、緑色に変色しているものは日に当たり堅くなっているので
避けたほうが良いでしょう。
保存が利くニンジンですが湿気に弱いため、購入後は水気を拭き取り新聞紙に包み冷蔵庫の野菜室へ
入れておくと、より長く保存することができます。
炒め物、煮物、サラダなどいろいろな用途に使えますが、すりおろしのニンジンをたっぷり入れた
キャロットケーキは見た目も鮮やかで朝食にもよく合います。






★★キャロットケーキ(18cmのケーキ型1台分)★★
<材料>
ニンジン(すりおろしたもの)    150g
サラダ油              150CC
卵                 2個
砂糖                120g
小麦粉               180g
ベーキングパウダー         小さじ1
シナモン              小さじ1
塩                 小さじ1/4 

<作り方> 
① 小麦粉、ベーキングパウダー、シナモン、塩を合わせてふるっておく。
  ケーキ型にバターを薄く塗り型紙をセットしておく。
② ボウルに卵を割りほぐし、砂糖を加え混ぜ合わせる。
③ ②にニンジンのすりおろしとサラダ油を入れてさらに混ぜる。
④ ③に①の粉類を加え、サックリと混ぜ合わせる。
⑤ ケーキ型に④を流し入れ、170℃に予熱したオーブンで35分焼く。


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2010年6月 9日 (水)

コラム726 桂歌丸さん 肺疾患予防検討会の委員に

厚生労働省は、喫煙習慣が深くかかわることから、肺の生活習慣病とも呼ばれる「慢性閉塞(へいそく)性肺疾患(COPD)」の予防や早期発見に関する有識者検討会を設置すると発表した。落語家の桂歌丸さん(73)が患者代表の委員として参加し、会合を開催される。年度内に報告書をまとめる。COPDは、肺気腫や慢性気管支炎などの総称。全国の患者数は約500万人、年間死者数は約1万5000人と推計されている。禁煙などで予防が可能で、早期発見と治療でリスクを大幅に軽減できることから、厚労省は健康診断の検査項目に追加するなどの対策を検討する。桂さんは、肺気腫で入院したことを機に禁煙し、現在も人気番組「笑点」の司会を務めている。
毎日新聞 2010年6月7日

桂歌丸さんといえば、2月初旬に肺気腫に伴う感染悪化で入院していました。復帰後の会見では、「あんなに苦しい思いをするんだったら吸わない方がいい」と52年間続けてきたタバコから脱・愛煙家宣言され、「(司会の)あの席はまだゆずれない!」と現役噺家としての意地をみせられました。一番吸ってた時が、缶ピースを1日に60~70本だったそうです。52年間吸い続けたタバコについて、「あの苦しさをもう2度と味わいたくないからやめる。」と思わせるほど、肺の病気は呼吸が苦しくなるのです。タバコより芸の道を極めていく道を選ばれたのです。
店長

2010年6月 8日 (火)

コラム725 遊覧船

みなみさん

神戸の遊覧船に乗りました。
帆船型や、ランチやディナーを楽しめるものなどいろいろな遊覧船が出ていましたが、
私たちは海賊船型の遊覧船を選びました。
潜水艦や建造中の大型船などを間近で見られる造船所、明石海峡大橋や六甲山などみどころたっぷりでした。
梅雨の合間の晴天に恵まれ、清々しく気持ちの良い一日となりました。
古事記に登場する『常世の国』・・・。
『海の彼方の異世界』と伝承されているように、私たちの先祖も海に癒されたいという思いがあったのかもしれません。
何も考えず静かに波音を聞いていると、ストレスが緩和されリラックスできます。


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2010年6月 7日 (月)

コラム724 日本は23%が65歳以上の高齢者、社会保障給付費も過去最高

内閣府の2009年度「高齢化の状況および高齢社会対策の実施状況」(高齢社会白書)を公表した。65歳以上の高齢者は、前年比79万人増の2901万人(2009年10月1日)で、総人口に占める割合(高齢化率)は過去最高の22.7%となった。
社会保障給付費も過去最高の水準に達し、2007年度の社会保障給付費も過去最高の91兆4305億円に達したことが分かった。国民所得に占める割合は、1970年度の5.8%から24.4%に上昇。社会保障給付費のうち、高齢者関係給付費については、07年度は63兆5654億円で、社会保障給付費の69.5%を占めた。
社会の高齢化が進行する一方で、総人口は減少している。2055年には2.5人に1人が65歳以上、4人に1人が75歳以上になると推測。それにともない、現役世代の社会保障の負担も重くなる。2009年時点では現役世代(15~64歳)2.8人で1人の高齢者を支えているが、55年には高齢者1人を現役世代1.3人で支える社会が到来するとしている。
日本の高齢化の傾向は海外と比べても顕著だ。日本は21世紀初頭には世界で高齢化率の高い国となり、世界のどの国もこれまで経験したことのない高齢社会を迎える。2005年の高齢化率は日本が20.1%だったのに対し、先進国ではイタリア(19.6%)、スウェーデン(17.2%)、スペイン(16.8%)、ドイツ(18.8%)、フランス(16.5%)といずれも日本に比べ低い水準だった。
65歳以上の高齢者のいる世帯は増え続けており、2008年には世帯数は1978万世帯で、全世帯の41.2%を占める。単独世帯や夫婦のみの世帯、親と未婚の子のみの世帯が増加し、一人暮らし高齢者は増加傾向にある。一人暮らし高齢者が高齢者人口に占める割合は、2005年には男性の9.7%、女性の19.0%となっている。
日本生活習慣病予防協会 2010/5/26

一人暮らし高齢の方や要介護の方も急速に増加しています。要介護者の方の数についても調査されており、65歳以上の要介護者等認定者数は、438万人になるそうです。介護する方は、6割が同居している方。配偶者が25%、子が18%、子の配偶者が14%で、性別では女性が72%と多かったそうです。家族の介護・看護を理由に仕事を辞める方も増えています。中でも女性の離職・転職が多いのが現状です。介護が大変な中、経済的にもきつくなっていって、どうしようもなくなる。このような悪循環が浮き彫りになった調査ですね。
店長

2010年6月 6日 (日)

コラム723 「悪玉」対「善玉」コレステロール LH比 動脈硬化予防で注目

コレステロールの値が気になる人は多いだろう。コレステロールには「悪玉」と「善玉」があり、両者のバランスを診る「LH比」が、動脈硬化の新しい指標として注目されている。悪玉コレステロールの値が正常の範囲内でも、善玉コレステロール値が低過ぎるというようにバランスが悪いと、心筋梗塞(こうそく)などのリスクを高めることが分かってきた。
動脈硬化は血管の壁が硬く厚くなったり、血管の内側に汚れが付いて狭くなったりして、血流が悪くなる血管の老化現象だ。「老化といっても、最近では働き盛りの世代も注意が必要」と警鐘を鳴らすのは、東山武田病院(京都市)の桝田出(いづる)・武田病院グループ予防医学・EBMセンター長。動脈硬化が引き起こす病気には、心筋梗塞や脳梗塞、閉塞性動脈硬化症、大動脈瘤などがある。中でも心筋梗塞や狭心症など心疾患による死亡率はがんに次いで二番目に多く、増加の一途。
「動脈硬化が恐ろしいのは十代から始まり、自覚症状がないまま進行すること。高血圧や糖尿病などのリスクがあれば、進行はさらに加速。中でも最大のリスクは、コレステロールや中性脂肪の値が異常に多かったり少なかったりする脂質異常症だ。具体的な目標値として注目されているのがLH比。悪玉値を善玉値で割った値を指す。国内のデータでは、2・5を超えると、動脈硬化が顕著に現れることが分かっている。桝田氏は「まずは悪玉の数値を管理目標値まで下げた上で、高血圧や糖尿病のリスクがある人は1・5以下を、リスクがなければ2・0以下を目標にしてほしい」と話す。
東京新聞 2010/5/28

記事にある東山武田病院には「生活習慣病予防外来」が設けられています。医療機関でなかなか生活習慣改善指導まで対応できないですが、予防外来では65歳以下を対象に食事や運動習慣の改善を目的として、半年間、薬を使わない治療を行っているそうです。医師だけでなく、日本糖尿病療養指導士の資格を持つ看護師や管理栄養士、健康運動指導士、保健師、検査技師によるチーム医療で取り組む体制があり、生活習慣病予防に大きく寄与する病院といえるでしょう。
店長

2010年6月 5日 (土)

コラム722 メタボリックシンドローム 肥満から高血圧を誘発

メタボリックシンドロームの病態が明らかになるとともに、さまざまな病気との関連が分かってきた。特に、高血圧と肥満が合併すると、心筋梗塞など心疾患のリスクが高くなり、さらに高脂血症に加え、最近では、脂肪肝などとの合併症の危険性が指摘されている。こういう生活習慣病の予防には、運動・食事療法が肝心なことだが、管理不能な場合には、薬物療法など積極的な介入が必要なこともある。こうした患者の治療戦略など、大阪大学大学院医学系研究科の森下竜一教授に聞いた。
「国民健康・栄養調査(平成18年、40~74歳)では、メタボリックシンドロームが強く疑われる人が約960万人、予備群と考えられる人は約980万人、合わせて、ほぼ2000万人と推定されています。男性は2人に1人、女性は4人に1人が該当するといわれています。メタボリックシンドローム患者の合併率が最も高いのは血圧高値で8~9割との報告があります。生活習慣の欧米化が原因ですが、例えば、日米の高校生世代を比較した調査では、今や日本人男性のコレステロール摂取量は米国人の1・5倍、女性では2倍となっています。コレステロール摂取量が増えれば肥満になり、肥満から高血圧を筆頭に脂質異常症、糖尿病も続発してきます。今後、若者世代の生活習慣病対策が必要になってくるでしょう」。
産経新聞 2010/5/26

ある調査でおもしろい結果がでています。『ファストフード店が多い地域では、脳卒中が発症するリスクが高まる』という研究結果です。ハンバーガーなどのファストフードでは塩分の摂取量も問題であり、フライドポテト付きだと約4グラム、日本人の1日の塩分摂取量の理想は9グラムといわれていますので、それだけで1日のおよそ半分摂取してしまうことになります。それと脂肪が多いこと。ファストフードの食べ過ぎなどから食後に、コレステロールや中性脂肪が滞留して血中の脂肪濃度が上がったまま下がらない状態になり、心筋梗塞などの発症リスクを一段と高めるといわれています。
店長

2010年6月 4日 (金)

コラム721 糖尿病学会が新診断基準決める 確実に早期発見しやすく

日本糖尿病学会は岡山市内で総会を開き、糖尿病の新診断基準を決めた。従来の血糖値による診断に加え、過去1~2カ月の平均的な血糖状態を示すヘモグロビンA1c(HbA1c)を取り入れる。確実に早期発見しやすくなり、糖尿病や合併症の減少が期待できるという。7月1日から適用する。
新基準を検討した委員会の清野裕・委員長は「早期介入で合併症を防ぎたい」と語った。学会によると、診断基準の改定は99年以来11年ぶり。糖尿病患者は07年の調査で国内に約890万人いるとされ、早期の診断や治療を目指して診断基準を見直した。新基準では、慢性的な血糖状態を反映するHbA1cを補助的役割から格上げした。血糖値の基準値は変わらないがHbA1cの基準値は厳しくなった。検査は併用し、いずれも基準値を超えた場合に糖尿病と診断される。また、HbA1cの数値を国際基準に合わせる方針も確認された。7月1日から国際学会の発表などで新しい基準を使用する。
毎日新聞 2010/5/27

今まで、HbA1cは治療目標の検査に使われたり、診断時の補助的検査として扱われてきました。しかしながら、とても的確に糖尿病の行状を示す数値であることから今回の新規準となったわけです。メタボ健診の検査項目にも入っていますし、献血時に測定してもらえる検査です。基準値は、「6.5以上を糖尿病」となっていますが、「5.8以上を境界型」とみて、早期発見・早期管理に心がけることが大事です。
店長

2010年6月 3日 (木)

コラム720 野菜ソムリエ

みなみさん

『ジュニア野菜ソムリエ』の資格を取得しました。
今はスーパーへ行けばどんな野菜や果物も簡単に手に入りますが、本当に安全で美味しいものを見極めたいと思い、
受講を決意しました。
毎日の生活で欠かすことのない野菜と果物ですが、受講してみると意外に知らないことが多く驚きました。
そのひとつ、私たちが食している『たまねぎ』ですが、根、茎、葉のどの部分だと思いますか?
正解は葉です。
普段から当たり前のように食卓に並ぶ野菜と果物ですが、品種、旬、保存方法、栄養価など
さまざまな特性を知ることで、食べ方のバリエーションが広がり食生活がより豊かになります。
試験内容は基礎知識のほか、栄養素と主な働き、生活習慣病予防のための野菜果物が果たす役割、
品種特性を生かした調理法などです。



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2010年6月 2日 (水)

コラム719 若い世代の食生活改善が課題 平成22年版食育白書

内閣府が「平成22年版食育白書」を公表した。食育の認知度は高まりをみせているものの、特に若い世代で食生活に関して改善すべき点が少なくないという。
食育白書」は、食育基本法で規定された政府が毎年国会に提出しなければならない「食育の推進に関して講じた施策に関する報告書」。 特に「若い世代の食生活の改善」をテーマとして、20歳代、30歳代の若い世代に焦点を当て、食生活の現状と企業や地方公共団体での食生活改善への取組みを紹介している。また、第2部では、2009度に講じた、家庭、学校、保育所、地域での食育推進施策の状況について紹介している。 白書では、食育への関心が高い人ほど、「バランスの良い食事」をとり、「食事の量とバランス」を理解している傾向があり、朝食を毎日食べる人の割合が高いことが示された。
主な内容は次の通り。「食育」という言葉を知っていた人の割合は75.8%。2005年調査の52.6%に比べ23%上昇した。食育への関心は全体に高まっている。ただし20歳代~30歳代の若い世代は他の年代に比べ関心度が低く、20歳代男性は5割未満。特に若い世代の食生活では栄養の偏りや朝食の欠食など改善すべき点が少なくない。 食育への関心が高い人ほど、主食・主菜・副菜の3つをそろえたバランスの良い食事をとり、「1食の適量とバランス」を理解し、食事に対する満足度も高い傾向がある。朝食を「ほとんど毎日食べる」人の割合は85.6%。
日本生活習慣病予防協会 2010/6/1

朝食を摂らない人が約15%もいるんですね。年代別にみると若い世代では、食べない人はもっと多いです。朝食を摂らない割合は、20歳代男性で約50%、30歳代男性約35%、20歳代女性約31%。ビックリする結果です。メタボリックシンドロームのことを知っているから余計に朝食を食べない方向に進むのでしょうか?その考えは逆効果です。朝食をきっちり摂った方がメタボリックシンドローム予防になります。朝食を摂らないと昼食時に糖の急激な糖の吸収が起こり、これを続けると血糖値が高めになりやすい体質になっていくのです。これがメタボリックシンドロームの始まりといわれています。
店長

2010年6月 1日 (火)

コラム718 ホタル

みなみさん

日本の初夏の風物詩、『ホタル』
ホタルが登場する最も古い文献は720年の『日本書紀』で、現代でも多くの文学作品に登場し親しまれています。
ホタルの中でも代表的な『ゲンジボタル』『ヘイケボタル』は、一生の大半を水中で過ごすため『水ボタル』とも呼ばれ、
カブトムシと同じ甲虫類に属します。
ホタルは環境に左右されやすくきれいな川でしか生息できないため、最近では鑑賞できるスポットが減ってしまいました。
川の汚れの原因は、排水とゴミのポイ捨てだと言われています。
生き物が生息できない川は人間にとっても安全とは言えないので、毎日の心がけでできることを
実践していきたいと思います。



<川をキレイにするためにできること>
・ 油を排水口に流さない。(少量でも汚濁が大きい)
・ 三角コーナーのゴミは、できるだけ目の細かい袋を使う。
・ 米のとぎ汁は流さずに、植木の肥料に使う。
・ 余分な量の食事を作らず、食べ残しをしない。



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2010年5月31日 (月)

コラム717 アルコール規制求める指針案採択へ WHO総会

アルコールの販売や広告の規制を求める指針案が19日、ジュネーブで開かれている世界保健機関(WHO)の総会で採択される見通しだ。条約のような法的拘束力は持たず、その実行は加盟国の自主性に委ねられているが、いき過ぎた飲酒がまねく「酒害」への国際的関心が高まりそうだ。
指針案は「アルコールの有害な使用を減らす世界戦略」。酒を飲んだ人の健康被害にとどまらず、交通事故や暴力など社会的影響に着目しているのが特徴だ。実行に移すための具体策づくりは加盟国が行うが、健康被害の予防と治療など必要な対策を10項目に分けて例示している。WHO事務局によると、酒害による死者は世界で年250万人。うち32万人は30歳未満の若年層とされる。そのため指針案では、若年層に有効な対策として、スポーツや芸術と飲酒を結びつけた広告の規制や、酒類に対する課税強化や販売価格の引き上げを検討するよう求めている。
朝日新聞 2010/5/19

WHOは、タバコに続いてアルコールの害についても世界各国へ対策の強化を訴えていく方針ですね。この指針は条約のような強制力はないのですが、各国の酒類メーカーは自主規制しなければならない方向に動かざるをえないでしょう。日本では、、今年10月から曜日を問わず午前5時から午後6時までの酒類のテレビ広告が自粛されるそうです。タバコがどんどん規制される中、酒類も同じような道をたどるかもしれません。
店長

2010年5月30日 (日)

コラム716 糖尿病治療題材に寸劇 医師と患者の本音、黒子が代弁

糖尿病の治療には、食事や運動などの生活習慣を長期に見直す必要がある。しかし、患者がインスリン注射や食事療法などに同意しなかったり、守らなかったりする事例も多い。こうした中、診療や療養指導を寸劇で再現して患者と医療側双方の本音を探り、治療の改善を目指す関係者向けのワークショップが反響を呼んでいる。
日本糖尿病学会では寸劇「糖尿病劇場」がおこなわれている。
会話の裏には… 医師「前からお勧めしたように、インスリン注射を始めましょう」 医師の黒子(今日こそ“うん”と言ってくれ)
患者「私の努力不足。歩くので待ってください」 患者の黒子(絶対嫌。今まで歩いていなかったから、歩いたら良くなる)
医師「待って待ってで、もう2年。合併症が出る前に始めましょう」 医師の黒子(今日こそ説得するぞ。今さら歩くなんて、よく言うよ)
会場の医療関係者からは「医師は血糖値を下げる意思だけでやっている」「患者も手ごわい。看護師の力を借りては」「患者はどうなりたいと思っているのだろう」といった意見が飛び交った。
糖尿病劇場は、患者と医師ら医療従事者に加え、双方の黒子が出演して会話に出ない本音を語ることで、コミュニケーションギャップを浮き彫りにする試み。関係者の勉強会などで上演されるようになっている。
産経新聞 2010/5/18

患者さんが治療をなぜ拒否するのかを理解するために医師がどう働き、患者がどう思ったか?? といった関係が見えて、本当におもしろそうな劇ですね。この劇のようになる原因は、患者さんにインスリンなどに対する情報が医師から伝わっていないからではないでしょうか?それとも、医師が患者にもっと強く治療をすすめればいいのでしょうか?その答えはわかりませんが、医師も患者さんも考える機会になればいいと思います。
店長

2010年5月29日 (土)

コラム715 女性は脳卒中の徴候を見逃しやすい-オンライン調査

米国女性2,000人を対象としたオンライン調査で、25~75歳の女性のうち脳卒中の主な症状を2つ以上挙げることができるのは4人に1人にとどまることが明らかになった。研究グループによると、女性は男性に比べて脳卒中発症後に病院で治療を受けるまでに要する時間が長く、症状に関する認識が不足しているとさらに受診が遅れる可能性が高くなり、この調査結果は重要であるという。
今回の調査では、脳卒中よりも乳癌(がん)の方が5倍多いと考えている(実際は脳卒中による死亡は乳癌の2倍)ことや、40%が脳卒中を起こすことにあまり不安を感じていないことも判明。また全般的に、男性よりも女性の方が脳卒中を多く起こしていることを知らない傾向が認められ、4人に1人は脳卒中がどの年代でも起こりうるとは考えていないと回答した。さらに黒人およびヒスパニック系の女性は白人女性に比べ、脳卒中についての知識が少ないことも明らかになった。
HealthDay News 2010/5/20

脳卒中の徴候があるときは、たとえ症状が治まったとしても救急に連絡して早急な治療を受ける必要があります。脳に酸素が供給されないと、毎分最大190万個の脳細胞が失われるそうです。脳卒中の徴候が1つでもみられるときには、救急科を受診して診察と治療を受けなければなりません。その兆候には以下のようなものがあります。
1.突然、話すことや話の理解が困難になる。または混乱がみられる。
2.突然の手足の感覚麻痺(まひ)または脱力感。特に片側に生じるもの。
3.顔の片側に突然の下垂や脱力がみられる。
4.突然の平衡障害、めまい、歩行困難を来す。
5.片眼または両眼が突然見えにくくなる。
6.突然の激しい頭痛。
店長

2010年5月28日 (金)

コラム714 受動喫煙だけでも血圧高めに 東北大チームが女性で調査

自分は吸わないのに、家や職場で他人のたばこの煙にさらされている女性の最高血圧は高め――。東北大薬学研究科の今井潤教授らが岩手県花巻市・大迫(おおはさま)地区の住民を対象に実施した大規模調査で、こんな「受動喫煙」の害がはっきりした。国際高血圧学会誌にこのほど発表した。
今井教授らは同地区の家庭に血圧計を配り、循環器の病気と生活との関係を解明する研究を20年以上続けている。このデータの中から、35歳以上で一度もたばこを吸ったことがなく、血圧の薬も飲んでいない計474人の女性を抜き出し、受動喫煙の有無と血圧の関係を分析した。この結果、高い頻度で受動喫煙の状態にある女性の最高血圧は、受動喫煙がない女性に比べ「4」(単位はミリ水銀柱)ほど高かった。最低血圧や心拍数に差はなかった。今井教授は「日本人全体の最高血圧が平均で『2』下がれば、脳卒中による死亡が9千人減るとされる。全面禁煙を急ぐべきだ」。
朝日新聞 2010/5/22

岩手県花巻市大迫町をご存じでしょうか?今は花巻市に統合された町です。医学の研究は町全体で長年にわたり行われることがあります。血圧に関する研究が大迫町で行われてきたのです。「大迫研究」は,1986年に開始された高血圧・循環器疾患に関する大規模研究です。始まりのきっかけは,東北大学今井潤教授と,医学部の同級生だった大迫病院院長の永井先生のふとした会話からでした。永井先生が地域医療のなかで,住民の健康意識が高くならないかと思案していたところに、今井教授が家庭血圧を測るようにすすめたらどうかと持ちかけたのが最初だそうです。それから20年以上、「大迫研究」は血圧治療の分野で大きな成果を上げました。受動喫煙と血圧の話しもその一つですね。喫煙しない人が周囲のタバコの煙を吸わされる受動喫煙でも、がんや高血圧、脳卒中などの循環器疾患を引き起こすので、注意が必要です。
店長

2010年5月27日 (木)

コラム713 歯固め

みなみさん

来る6月1日は「歯固めの日」です。
我が家の次男(9カ月)は、まさに今歯固めの最中です。
保育園でも「歯固めの時間」があり、アスパラやセロリ、キュウリや干し芋などをスティック状にしたものを噛んでいます。
現代の多様化した食生活はやわらかい形態の食品が増え、昔に比べ咀嚼をしなくなったと言われています。
固形のかたいものをよく噛んで食べることは、健康への第一歩!!
よく噛んで味わい、食事の時間をゆっくりと楽しみたいものです。
【よく噛むことのメリット】
① ゆっくり食べることで少量でも満腹感が得られ肥満防止に繋がる。
② 脳細胞の代謝や活動が活発になり、脳への血液循環もよくなる。 
③ 食べ物が小さく噛み砕かれ、消化を助ける。
④ 歯を支えている歯周組織や顎が発達する。
上記の他にもさまざまなメリットがあると言われています。



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2010年5月26日 (水)

コラム712 MRIによる国内初のメタボ健診 浜松市の医療機関で開始

聖隷浜松病院(浜松市)などを運営する聖隷福祉事業団は、磁気共鳴断層撮影装置(MRI)を活用した特定健診(メタボ健診)を4月から始めた。MRIを使用したメタボ健診は国内初だという。
メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)に着目したメタボ健診は2008年に始まった。3ヵ月ごとの特定保健指導では、前回の内臓脂肪面積と比べるために、へそ周りの断面像を撮影する。メタボ健診ではこれまで、コンピューター断層撮影装置(CT)の撮像をもとに内臓脂肪面積を測定していた。CTとMRIはへそ周りの断層画像を撮影する点では同じだが、CTによる内臓脂肪測定では微量のX線被ばくのおそれがあるので、断層画像1枚から腹腔内の脂肪量を推定している。これに対してMRIによる内臓脂肪の測定では、X線を使わないため腹部全体を撮影しそこから計測できる。より正確に把握でき、入室から退室まで15分程度で終了するので簡便性も高いという。 MRIを使用したメタボ健診は、聖隷健康診断センター(浜松市)で当面は1日当たり4人受けつける。これまでCTで測定していた内臓脂肪面積をMRIで実施するようになる以外は、健診の検査項目は変わらない。
国内初のMRIによるメタボ健診が可能になった背景として、聖隷浜松病院とGEヘルスケア・ジャパンが共同で、MRIによる内臓脂肪面積の定量化に成功したことがある。共同研究を2006年に開始、同社が開発したラバフレックス(LAVA-Flex)という技術を用い、体内の水と脂肪の分離画像を自動作成する手法をもとに、約3年かけて開発したという。今後は内臓脂肪測定に加え、肝臓脂肪含有量も含めたメタボ健診に移行することを目指している。
日本生活習慣病予防協会 2010/5/20

メタボ健診で一般的な検査法は、おへその周りをメジャーで測る「腹囲」です。基準は男85cm、女90cmです。CTという「コンピュータ断層撮影」による方法は平面をみて、内臓脂肪部分が100平方センチメートル以上であれば、メタボと診断されます。MRIも同じく、内臓脂肪の面積を測定する方法ですが、記事にあるとおりMRIは放射線の被曝がなく、正確で鮮明な画像で診断できるそうです。でもお値段が少々張るようです。
店長

2010年5月25日 (火)

コラム711 タイルクラフト

みなみさん

以前からやってみたいなぁと思っていた「タイルクラフト」。
キットを購入し挑戦してみました。
キットは初級・中級・上級に分かれていて、中級からはニッパーを使ってタイルをカットする工程が含まれます。
私は初心者なので、初級からチャレンジ!!

① タイルを貼る。
② 目地材を流し入れる。
③ 目地が固まったら余った部分をヘラで取り除く。

たったこれだけの手順なのに、とっても時間がかかってしまいました。
でも、タイルの色の配列を考えたり目地材を練ったりするのがとても楽しかったので、また挑戦してみたいと思います。
今回の作品!!小物入れです。


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2010年5月24日 (月)

コラム710 「体重減らせば高血圧はバッチリ治る」小力が予防イベント

5月17日の「高血圧の日」を前に、血圧に関心を持ってもらうイベントが16日、ベルサール秋葉原(東京都千代田区)で開かれた。国内では3人に1人、約4000万人が高血圧と推定され、生活習慣病やメタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)につながるリスクが指摘されている。
この日は、会場内で血圧などの無料測定が行われたほか、自治医科大の苅尾七臣(かずおみ)教授がタレント、長州小力(こりき)さんの公開健康診断を行った。「体重を減らせば高血圧はバッチリ治ります」とアドバイスし、笑いを誘っていた。
産経新聞 2010/5/17

肥満は、高血圧と深い関わりある事がわかっています。特に、皮下よりも内臓の周りに脂肪がつく内臓脂肪肥満が、血圧の上昇と関連が深いといわれています。内臓脂肪肥満はおへその少し上部がポッコリ膨らむため、上半身型肥満とかリンゴ型肥満と呼ばれます。実際、このような肥満の方が体重を減らすと、 血圧が下がるという研究報告が多数あります。血圧だけではありません。血糖値・中性脂肪・コレステロールも下がります。肥満というほどではなくても、毎年少しずつ肥満に近づいている人は、今のうちに標準体重を守る生活習慣を身につけて頂きたいですね。
店長

2010年5月23日 (日)

コラム709 運動に意欲的に取り組む中高年が増加

健康・体力づくり事業財団は、運動や身体活動に対する中高年のニーズや目的意識を調査した「アクティブエイジング全国調査2009」を発表した。運動・スポーツへの取り組みが個人の能力を高めることを実感している人が多いことが示された。同財団は2008年に50~80歳の男女1434人に質問紙を送り回答をまとめ、「アクティブエイジング」をテーマにした初の全国調査を行った。今回は、前回調査の回答者のうち継続調査可能と回答した満50歳以上を対象に、昨年10月に実施された。有効回答数は1073人だった。主な内容は以下の通り。
運動・スポーツを定期的に行わない人や、行う頻度が「週1日程度」や「週2日程度」と少ない人の割合が減った一方で、「週3日程度」と「週4日程度」と高頻度に行う人は増加した。特に「週4日以上」と回答した人は24.5%で、前回の2008年調査から2.3%増加した。女性では「週4日以上」が3.4%で、男性の1.8%を大きく上回った。
2008年調査では、約半数が特定の運動・スポーツを「今後行いたい」と回答した。そのうち1年間に実際に開始した割合(開始実現率)はおよそ5割で、そのうち8割が「現在もその種目を継続している」と答えた。「これまで行ったことのない運動・スポーツを実施したい」という意欲をもっている中高齢者が多いことが示された。
糖尿病ネットワーク 2010/5/13

お元気な高齢者の方が増えておられますね。この調査による種目別ランキングは第一位「散歩」、第二位「ウォーキング」、第三位「体操」でした。第五位には「筋力トレーニング」というのも入っています。本当に驚かされます。運動の二次的な効果として、「包容力」、「忍耐力」といった精神力が高くなることと言われています。気力も高まって、ますます元気になる効果があるようです。運動を続けることってすごいですね。
店長

2010年5月22日 (土)

コラム708 筋肉トレーニングが生活習慣病改善に役立つ

最近、ウォーキングなどの有酸素運動に加えて、筋肉をつける運動を合わせて行うと、生活習慣病の改善度が上がる事がわかってきました。特に50歳を超えた女性は、筋肉の減少による病気や痛みが増えるため、多くの医師も筋肉トレーニングを推奨しています。
ウォーキングでエネルギーを消費することはもちろん有効なのですが、エネルギー消費の場である筋肉の量も重要です。筋肉は使わないと量が低下していきます。特に40歳代以降は急速に低下するため、年齢相応の適切な筋肉のトレーニングを行うことをお勧めします。
ある研究では、軽い負担の筋肉トレーニングをくり返し行なうとインスリンの働きが若者のレベルまで改善した、と報告されています。軽い負荷で長時間運動すると筋肉が増えて、「パワーアップ」と「高血糖の改善」の両方に有効といわれています。
でも、50、60代の女性の中には、自分に筋トレは無理と思いこんでいる方もおられるでしょう。筋肉トレーニングといっても、簡単な運動でOKなのです。ペットボトルを使ったダンベル体操や、ゴムチューブを伸ばしたり縮めたりするチューブエクササイズ、階段昇降などが注目されています。ここでは、簡単なペットボトルを使ったダンベル体操を紹介しましょう。
両手に水の入ったペットボトルを持ち、片腕ずつを天井に向って挙げる。これを3秒保持してゆっくりおろす。この動作を3分間繰り返します。500mlのペットボトでもOKです。筋肉が付いてきたら、1000mlに挑戦してもいいでしょう。
店長

2010年5月21日 (金)

コラム707 学食から海外食料援助…徳島文理大 定食で20円寄付、ウガンダなどの給食1食分

徳島文理大徳島キャンパス(徳島市山城町)の食堂で毎週火曜日、定食を1食食べるごとに代金の一部20円が開発途上国への食料援助活動に寄付されるヘルシーメニュー(750キロ・カロリー以下、450円)を提供する。20円はウガンダ、ルワンダ、マラウイなどの学校給食1食分に相当するといい、同大は「『20円』から世界の貧困問題に目を向けて」と期待している。
NPO法人「TFTインターナショル」(東京都)が2007年から国内各地で行っている活動の一環。「TFT」は「TABLE FOR TWO」の略で、途上国の飢餓と、先進国の肥満や生活習慣病といった問題を同時に改善するのを目指している。
11日の初回メニューは、豚肉と厚揚げのみそ炒めと切り干し大根とキュウリの昆布サラダ、または、サケのホイル焼きと豆腐のおかか炒めの2品あり、ご飯、みそ汁付きでそれぞれ519キロ・カロリー、561キロ・カロリー。学生向けにみそやバター、塩でしっかり味を付けたという。
メニューは毎週替わり、野菜を10種類以上使うよう工夫。昨年12月から提供している同大香川キャンパスでは毎週20食を完売しており、徳島キャンパスでも当初20食限定で50食まで増やす。食堂は午前10時半~午後3時に営業し、一般にも開放している。同大の桐野豊学長は「活動を通して貧困問題に関心を持ち、ボランティア精神を養うきっかけにして」と期待。学生向けのポータルサイトや掲示板などでメニューをPRしている。試食した同大人間生活学部1年、岩田絵里さん(18)は「食べるだけで貧困問題に携われる。カロリーは低いけどおいしいメニューで、メタボ解消を目指す人にもいいかも」と話した。
読売新聞 2010/5/11

メタボ解消と途上国援助が一緒にできる、一挙両得のメニューです。550キロカロリー程度の摂取で食べ盛りの大学生の食欲を満たせるかが課題でしょうが、味付け法や素材を上手く選ぶことで量的にも満足する食事になるよう工夫されているのだと思います。ヘルシーな食事を食べながら、途上国の子供たちに給食が行き渡ることを想像してみたり、仲間とそのことを話し合ったりするのもいいかもしれません。
店長

2010年5月20日 (木)

コラム706 小満

みなみさん

明日5月21日から6月5日までは二十四節気のひとつ「小満」です。
「万物に生気充満し果実実り草木繁る」という意味があるそうで、この時期は木々の草の緑が濃くなり、多くの植物が花を咲かせ、動物たちも活発に動くようになります。
また、秋にまいた麦などの穂がつく頃で、「今のところは順調だ。良かったぁ」とホッと一安心(少し満足)という意味もあります。
田畑を耕すことだけを生活の糧にしていた時代には、農作物の収穫の有無はまさに死活問題・・・。
無事に穂がついた時の、自然への感謝の気持ちがあらわれた名前ですね。

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2010年5月19日 (水)

コラム705 日本人平均寿命83歳、世界一…WHO統計 女性86歳で1位 男性79歳で4位

世界保健機関(WHO)は10日、2010年版「世界保健統計」を発表した。それによると、日本人の平均寿命は83歳で、欧州のサンマリノと並んでWHO加盟193か国中1位だった。
日本は、女性が86歳で、フランス、アンドラ、モナコの85歳を抑え、単独1位。一方、男性は79歳で、81歳のサンマリノ、80歳のアイスランド、スイスに次ぐ4位だった。
平均寿命が最も短かったのは、アフガニスタンとジンバブエの42歳。09年に41歳で世界一短命だったシエラレオネは、10年は49歳で平均寿命を延ばした。10年版統計は、08年時点の調査に基づいている。
読売新聞 2010/5/11

世界的に見ると日本は長寿国で、日本の生活習慣、特に食事は欧米でも高く評価されています。和食は健康食なのです。日本人が和食離れしているのは、欧米の人にとっては滑稽に映るかもしれません。
世界一短命だったシエラレオネは1991年から11年間、紛争が続いた世界最貧国です。紛争が終結した今でも、貧困・医療不足・栄養不足が深刻で、特に乳幼児死亡率、5歳未満児死亡率が高いことで平均寿命を短くしていると言われています。世界全体で支援できないかと思います。今の政権もこういうところで世界のリーダーシップを発揮してほしいです。
店長

2010年5月18日 (火)

コラム704 季節のお花「芍薬」

みなみさん

いろいろな花が咲く5月。
「立てば芍薬座れば牡丹。歩く姿は百合の花。」と昔から美人の形容詞として親しまれている芍薬も5月からが花期です。
牡丹と芍薬はとてもよく似ていますが、牡丹は木、芍薬は草に分類されます。
また、牡丹は枝分かれしやすく横に広がった形になり、芍薬はスッとまっすぐに伸びた花姿です。
幾重にもなる花びらが、とても美しく豪華な印象の芍薬の花言葉は「つつましやか」・「恥じらい」です。


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2010年5月17日 (月)

コラム703 楽天・野村名誉監督が緊急入院 病名は「解離性大動脈瘤」 

プロ野球・東北楽天ゴールデンイーグルスの名誉監督、野村克也さん(74)が都内の病院に緊急入院したとテレビ報道された。報道によると野村さんは解離性大動脈瘤(りゅう)のため5月10日から入院している。
野村さんは2006年から09年まで楽天の監督を務め、昨季は2位。チームを球団史上初のクライマックスシリーズへと導いた。同シリーズ敗退後、監督を退任し、今年3月には楽天の名誉監督に就任。球場にしばしば足を運び元気な姿を見せていたが、10日から複数の講演会をキャンセルしていたという。解離性大動脈瘤は、3層構造を形成している大動脈のうち真ん中の中膜が裂け、血管壁がはがれてしまう疾患。最悪、大動脈が破裂する可能性があるため、手術する例も多い。2006年にはタレントの加藤茶さんが、手術を受けている。
産経新聞 2010/5/13

解離性大動脈瘤は石原裕次郎さんがかかったことで有名になった病気です。48時間以内に、約半分の人が破裂を起こし、命を落とすといわれています。心臓血管病の中でも恐ろしい病気のひとつです。胸部大動脈は頭や上半身に行く大切な血管が出ているために、手術は複雑で困難です。放置すると24時間以内に25%、1週間以内に50%、1ヶ月以内に75%、1年以内に90%が死亡するといわれています。原因のほとんどが動脈硬化です。発症は突然内膜が裂けることによるものですが、急激に血圧が上がったりした場合に発生しやすくなるそうです。
野村名誉監督の本当の病名はわかりませんが、高血圧であることはご自身も公言されています。昨季の試合後に「疲れたわ。久々に興奮した。血圧200突破した。は~、胃が痛い。」と冗談交じりにおっしゃったこともありました。
店長

2010年5月16日 (日)

コラム702 日本人の「幸福度」は65点 国民生活選好度調査

内閣府は4月27日、「国民生活選好度調査」の結果を発表した。政府は昨年末にまとめた新成長戦略の基本方針に「国民の幸福度や満足度をあらわす新たな指標」を取り込むと表記し、経済指標だけではかれない「幸福度」を示す指標づくりを進めている。
「あなたはどの程度幸せですか」と尋ねたところ、平均は十段階評価で平均6.47点だった。7点以上をつけた人が全体の54%だった。「幸せ」と感じている割合は男性より女性の方が高く、高齢者で低くなる傾向があった。また、30歳代の幸福感がもっとも高く、特に10点中7点以上の幸福感があると答えた者の割合は61%。この傾向は年齢階層があがるにつれ低下し、70歳代は44%だった。
同様の調査を行っている欧州28ヵ国の平均は6.9点。最高はデンマーク(8.4点)で、北欧の国々や、英国(7.4点)、フランス(7.1点)などが高い。日本は東欧諸国やロシア(6.0点)を上回ったが、主要各国を軒並み下回った。幸福感を判断する際に重視した事項は、(1)健康状態(69.7%)、(2)家族関係(66.4%)、(3)家計状況(65.4%)の順に多かった。 政府が取り組むべき課題では「安心できる年金制度」が最高で69.2%。「安心して子どもを育てられる社会」(64.9%)、「雇用や居住の安定」(48.1%)。「質の高い医療サービス」は4位で41.9%だった。調査は無作為抽出した全国の15歳以上80歳未満の4000人を対象に今年3月に実施、73%の2900人が回答した。
日本生活習慣病予防協会 2010年04月28日

7割の方が「健康が幸福に影響している」と考えているようですね。健康不安はそれだけでストレスになるようです。ストレスがたまるとこれだけで、血圧や血糖値にも影響を及ぼし悪循環に陥ります。その上、食事管理でおいしいものも我慢、禁酒禁煙・・とストレス解消にも制限が生まれてきます。人はどのようなときに幸福を感じるのか、家族や友人とのふれあいであったり、仕事や趣味での達成感であたり、ポジティブなストレス解消法を身につけるのが賢明でしょう。
店長

2010年5月15日 (土)

コラム701 アルコールは糖尿病の人にとって妙薬か毒か 糖質ゼロなら大丈夫?

「糖質ゼロ」、「糖質オフ」といった表示をしたアルコール飲料は本当に低カロリーなのだろうか。
「糖質ゼロ」、「糖質オフ」、「カロリーオフ」といった表示をしたビールや発泡酒などの酒類が店頭をにぎわしている。メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)の早期発見を狙った特定健診・特定保健指導が昨年4月から始められ、肥満を気にする中高年が増えたことや、健康志向の高まりを受け、こうした酒類の売り上げは伸びている。しかし、「糖質ゼロ」と表示してあっても、カロリーは「ゼロ」ではないので注意が必要だ。健康増進法に基づく栄養表示基準では、100g当りで糖質0.5g未満であれば「糖質ゼロ」と表示でき、20kcal以下であれば「カロリーオフ」と表示できる。実際には量を少なくしていても糖質が含まれていたり、カロリーがある場合が多い。そもそも酒類のカロリーは、糖質の量よりもアルコール度数の方が影響は大きい。アルコールは栄養表示基準で1g当たり7kcalで計算される。100mLは約100gなので、アルコール分5%であれば100mL当たり35kcal、350mL(レギュラーサイズ)では123kcalが目安になる。
お酒はほどほどに飲んでいれば、むしろ体に良い面があるという研究報告は少なくない。しかし、たいていの場合は、「適量を過ぎて飲みすぎると体に悪い」という結果が出ている。文部科学省の研究助成を受け実施されている大規模コホート研究「JACC Study」で、日本人でのお酒と循環器病の発症との関連が調べられた。研究では、40歳から79歳までの男性約3万4800人と女性約4万8900人を対象に、14年追跡調査した。その結果、お酒を飲む男性では、1日2合の飲酒で脳卒中の死亡リスクが1.4倍、3合以上で1.7倍に増え、女性でも1日1合の飲酒で心疾患の死亡リスクが1.5倍に、2合以上になると4.1倍に増えることが分かった。一方で、男性は1日2合未満、女性は1合未満に抑えている場合は死亡リスクが低下していた。
糖尿病ネットワーク 2010年04月26日

この研究では、アルコールの「適量」はせいぜい1日2合が分かれ目のようです。国の指針「健康日本21」では「節度ある適度な飲酒」として、日本酒1合、ビールなら中瓶1本、ワインは2杯程度が目安にとしています。この量で我慢できるならokということも言えますね。でももう一つ落とし穴が。お酒を飲むときに、つまみなどを食べると簡単にカロリーをとりすぎてしまうのです。ですから、高血圧や糖尿病患者の方は、やはり「原則禁酒」としたほうが体には良いとされています。

店長

2010年5月14日 (金)

コラム700 あなたももしかして… 「正常血圧」でも危ない人 心筋梗塞、脳卒中のリスク4倍

「血圧は異常なし」という健診や人間ドック、外来での結果を安易に信じてはいけない。病院や医療機関での検査では分からない“高血圧”があるのだ。自治医科大学循環器内科・松井芳夫医師が言う。
「一般的に仮面高血圧や隠れ高血圧といわれているものです。その中には夜間高血圧、早朝高血圧、職場高血圧などがありますが、特に注意しなくてはならないのが早朝高血圧です。早朝高血圧は通常の高血圧(持続性高血圧)より、心筋梗塞や脳卒中のリスクが2~4倍高いのです」。 治療中の高血圧患者を調べた研究では「仮面高血圧は、正常血圧の約3倍、持続性高血圧の1.2倍、心血管疾患の発症率が高い」という結果だった。未治療高血圧患者を対象に頚(けい)動脈硬化(頚部の動脈硬化)の状態を見た研究では、仮面高血圧は持続性高血圧より頚動脈硬化が進んでいた。自分が早朝高血圧かどうか。最も確実に調べられるのは24時間血圧計を使うことだが、医者にかからなくてはならず面倒。とりあえず自分でできる方法などを松井医師に聞いた。「家庭用血圧計で起床直後と就寝直前の血圧を測るのです。どちらも測ってほしいですが、もし難しければ起床直後の血圧を測ってください。起床直後の血圧が上135(mmHg)以上、あるいは下85以上なら、早朝に血圧が上昇する早朝高血圧が疑われます。それも、就寝直前と起床直後の差(ME差)が著しく大きいときは、より危険度の高い早朝高血圧が疑われます」。 起床直後と就寝直前の血圧を特にチェックすべき人がいる。早朝高血圧になりやすいタイプの人で、まずアルコールを多く飲む人だ。「ほぼ毎日飲酒をするような人は、早朝高血圧であることが考えられます」。 喫煙者やメタボ、肥満、糖尿病を抱えている、ストレスが多い、睡眠時無呼吸症候群(就寝中に激しいいびきをかき、昼間に眠気が強い)という人もチェックしたほうがいい。
日刊ゲンダイ 2010年04月26日

早朝高血圧や仮面高血圧など、普段見つけにくい血圧上昇も心筋梗塞、脳卒中のリスクが高くなります。特に要注意なのが、高血圧と診断された人が、一旦、正常血圧になった場合です。このような方は、油断から血圧管理を怠ることがあります。実は早朝高血圧だったという人も多いのです。別の調査では、高血圧患者を含む969人を対象に調べたところ、“高血圧だが治療によって現在は異常なし”という人の23%が実は早朝高血圧、つまり“異常あり”という結果が出たのです。一番いいのは、家庭でマメに血圧を測ることです。
店長

2010年5月13日 (木)

コラム699 旬の食材『クレソン』

みなみさん

1年中出回る「クレソン」ですが、自生のものが収穫されるのは初夏で、今が食べごろです。
傷みやすいクレソンはコップなどに水を入れて茎を挿し、葉の部分は乾燥しないようポリ袋で覆い冷蔵庫で保存すると良いそうです。
カルシウム、リン、鉄分などのミネラル、ビタミンA効力、ビタミンCが豊富に含まれるので、消化促進や利尿作用、美肌などに効果が期待できます。
独特の辛みがあり後味が爽やか! 肉料理の付け合わせなど脇役的な存在で用いられることが多いクレソンですが、栄養面を考えると脇役にしておくにはもったいない存在です。

★☆クレソンのスープ★☆(2人分)
<材料>
クレソン        40g
豚ひき肉        50g
にんにく        1かけ
オリーブオイル     大さじ1
白ワイン        大さじ2
乾燥バジル       小さじ1
塩・こしょう      少々
水           3カップ

<作り方>

  1. クレソンは3㎝ほどの長さに切り、にんにくはみじん切りにしておく。
  2. 鍋にオリーブオイルをひき、①のにんにくを弱火で炒める。
    香りが出たら豚ひき肉を加えて塩こしょうを振り、ほぐしながら強火で炒める。
  3. 白ワインを加えアルコールをとばしたら、水と乾燥バジルを加える。
    沸いてきたら火を弱めアクを取りながら5分程煮る。
  4. 味をみながら、塩こしょうで味を調える。最後にクレソンを加えひと煮する。



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2010年5月12日 (水)

コラム698 玄米で体重・腹囲・血圧を減らし脱メタボ 琉球大ら共同研究

玄米を食べるとメタボの改善と減量効果を得られるとする研究結果が、琉球大学医学部らの研究者らによって発表された。沖縄県はかつて“長寿県”として有名だったが、食生活の欧米化が日本でもいち早く進み、現在では肥満やメタボリックシンドロームの増加が深刻な問題になっている。研究者らは「玄米を食べることが有効な手段になる」と期待している。
研究は、琉球大学医学部第二内科の島袋充生氏と、豊見城中央病院糖尿病・生活習慣病センターの比嘉盛丈センター長らの共同研究班がまとめたもので、3月に京都で開催された国際内分泌学会で報告したほか、4月に浦添市で開催されたシンポジウムで発表された。玄米は通常の精白米に比べ、食物繊維やビタミン・ミネラルが多く含まれる。食物繊維は、精製米であると茶碗に軽く1杯(100g)に0.3g含まれるが、玄米食であると1.4gと4倍以上とれる。
食物繊維の生理的機能は生活習慣病との関連で注目されている。食事で食物繊維を十分にとると、血圧やコレステロール、食後中性脂肪、食後血糖値が高くなるのを抑える効果を期待できる。心筋梗塞や2型糖尿病の発症を減らすという報告もある。
食物繊維を1日に18g以上とることが推奨されているが、日本人では特に20歳代から50歳代の全年齢層で足りていない。また、玄米にはアミノ酸の一種であり血圧を下げる効果のあるギャバ(GABA)が豊富に含まれることも分かってきた。
試験は「玄米食の内臓肥満および糖脂質代謝に及ぼす影響」試験と名付けられ、県内のメタボリックシンドロームをもつ30~50代の男性30人を対象に行われた。主食として玄米を食べ続けるグループと、通常のごはんを食べ続けるグループに分け、体重、ウエスト周囲径、血圧、食後血糖値などの変化を測定した。開始から2ヵ月後、玄米を食べたグループでは、体重が平均2.7kg減少したほか、ウエスト周囲径が1.5cm減少、血圧が6mmHg低下していた。また、悪玉とされるLDLコレステロールの減少もみられた。
一方で、玄米食をとり続けたグループを、通常の精白米に戻したところ、2ヵ月後には体重、ウエスト周囲径、血圧、コレステロールのいずれも玄米食を始める前の水準に戻っていた。
日本生活習慣病予防協会 2010/5/3

沖縄では食生活の欧米化がいち早く進みました。そのせいで伝統的な食習慣が失われ、代わりにファストフードの利用などが増えたそうです。過食や脂肪の過剰摂取が増え、生活習慣病が増えています。沖縄ではいろいろな取り組みがなされているようです。「玄米食」の導入もその一つでしょう。玄米の他にも、食パンよりは「ライ麦パン」、うどんより「そば」・・と炭水化物でも精製度の低い素材を使った食品の方が脂肪がつきにくいそうです。
店長

2010年5月11日 (火)

コラム697 旬の食材『スナップエンドウ』

みなみさん

今が旬の「スナップエンドウ」。
甘味が強く、シャキッとした歯ごたえとみずみずしさが特徴のエンドウです。
サヤも実も食べることができて保存性も比較的高いので、扱いやすいです。
栄養面では、ビタミンC、カリウム、カルシウムが豊富に含まれており、風邪予防や利尿作用、便秘の解消などに効果が期待できます。
また、抗酸化作用のあるカロチンも多く含んでいます。

★☆スナップエンドウの卵炒め★☆(2人分)
<材料>
スナップエンドウ  100g
卵          2個
プチトマト      4個
白ネギ        10㎝
砂糖         大さじ1
塩          小さじ1
水溶き片栗粉     小さじ2
サラダ油       適量

<作り方>

  1. スナップエンドウは筋を取り、プチトマトは半分に切る。白ネギはみじん切りにしておく。
  2. フライパンにサラダ油を熱し、割りほぐした卵を炒め、いったん取り出す。
  3. ②のフライパンにサラダ油を足し、①の白ネギ、トマト、スナップエンドウを加えさらに炒めて砂糖、塩で味を付ける。
  4. ③に②の卵を戻し、水溶き片栗粉を加えサッと炒め合わせる。



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2010年5月10日 (月)

コラム696 夜おしっこに起きる高齢者、回数多いほど高い死亡率

夜、おしっこに起きる回数が多い高齢者ほど死亡率が高い。そんな調査結果を東北大の研究チームがまとめた。2回以上の人の死亡率は1回以下の人の約2倍で、回数が増えると死亡率も高くなる。チームは死因を詳しく調べていないが、持病が悪化したケースのほか、トイレに起きて転んで骨折し、寝たきりになって死につながった場合が含まれているとみている。
東北大の中川晴夫講師(泌尿器科)らが2003年から5年間、仙台市内のある地域に住む70歳以上の高齢者784人を追跡調査した。
まず、1カ月間の平均的な夜間の排尿回数を聞いたところ、1回以下の人は425人だった。そのうち18人が調査期間中に死亡、2回以上の359人のうち35人が亡くなった。年齢や持病などの影響を考慮して分析したところ、2回以上の人の死亡率は1回以下の人の1.93倍だった。回数別では2回の人は1.59倍、3回2.34倍、4回以上3.60倍だった。
中川さんによると、夜間の排尿回数が増える原因としては心不全や糖尿病、高血圧などが考えられ、そうした病気が死亡につながった可能性がある。夜間の排尿が2回以上の人の中には、死亡の直前に骨折で入院した人が数人いたことから、骨折が原因で寝たきりになり、全身状態が悪化して死亡に至ったケースもあったとみている。
夜間の排尿回数が多いと骨折の危険が高まることは一部の専門家の間で知られている。夜間の排尿回数が多いと死亡率が上がることはスウェーデンの研究でも示されているという。 中川さんは「夜間の排尿回数が多い人はかかりつけ医に相談してほしい」と話す。
朝日新聞 2010/5/2

糖尿病による神経障害の1つとして、排尿障害が知られています。残尿感や頻尿などの症状以外は自覚症状がないため、糖尿病とは知らず、放置されるケースも多いようです。排尿障害で病院に行ったが、腎臓や前立腺に異常はなく、血糖値を測定したら、糖尿病であることがわかり、インスリン治療したところ、排尿障害も完治したという例もあるそうです。その他、腎臓病、前立腺肥大・ガン、高血圧など、排尿障害はいろいろな病気を疑わなければなりません。
店長

2010年5月 9日 (日)

コラム695 小型カメラが網膜代わり 眼球裏に電極、脳に情報送る

目が見えない人の脳に、小型カメラで撮影した画像を送り、視力を回復させることに大阪大学の不二門尚(ふじかど・たかし)教授(感覚機能形成学)の研究グループが国内で初めて成功した。動く物の位置がわかるようになったという。効果と安全性を確かめ、3年以内にはつえなしで歩ける装置を作りたいという。
研究に参加したのは、網膜色素変性症の女性(72)。15年ほど前から網膜が損傷し始め、最近は明るさがぼんやりとしかわからないほどまで視力が低下した。 研究グループは、女性の左眼球の裏側に、7ミリ四方の電極チップを手術で埋め込んだ。外の世界の様子を額につけた小型カメラで撮影。画像処理装置を通してから、耳の後ろに埋め込んだ電力・画像データ受信装置に電波で画像を送り、電極が視神経を電気刺激して脳に伝える仕組みだ。試験では、黒い幕の前に置かれた白いはし箱を研究者が動かすと、女性はその位置を手で追うことができた。女性は「はし箱が豆粒のような白い光として見えた。はし箱を動かすとその光がどこに動いたかわかった。いつか、家族の顔を再び見たい」と話している。
現在の電極で、パソコンの画面いっぱいに映し出されたアルファベットが区別できるまでの視力が期待できるという。
安全性と効果を見るため、年内に網膜色素変性症の患者5人に臨床研究をする予定。今後、さらに電極の数を増やして、より画像を鮮明にできるかどうか確かめる。不二門教授は「カメラや電源を小型化して持ち運べるようにし、つえなしで歩けるまでにしたい。長期的な安全性も確かめる」と話している。
朝日新聞 2010/5/1

網膜の異常で失明した患者さんの根本治療はありません。網膜の異常に関わる病気は、網膜色素変性症や加齢黄斑変性症などです。全国で18万8千人いる失明の方のうち、約2割にあたるそうです。今回の装置で、このような病気で失明した患者さんの視力が戻る可能性があるそうです。失明された多くの方に、光がさす日が近いうちにくるかもしれません。早く実現すればいいですね。
店長

2010年5月 8日 (土)

コラム694 ある日突然「沈黙の殺人者」が… 合併症リスク高める高血圧症

世界で約10億人もの患者がいるといわれる高血圧症。それ自体には自覚症状がなくても命にかかわる病気の原因となり、「サイレントキラー(沈黙の殺人者)」とも呼ばれる。食塩の摂り過ぎ、糖尿病、ストレス、運動不足などが要因とされている。高血圧が原因の脳出血で倒れた、漫才師の宮川大助さん(59)も「ご主人が倒れると家族を大変な目に引き込んでしまう」と、特に働き盛りの男性にアピールする。
「右の後頭部でバチッと音がした。その瞬間、火災報知機が鳴ったというか、セミが5千匹ぐらい体に入ったような感覚で体が鳴り出した。終わった、と思いました」
平成19年2月5日、宮川さんがダンスの稽古(けいこ)の合間に座って水を飲んでいると、突然こんな症状に襲われ、即入院となった。
「塩分の取り過ぎでした。漁村育ちのせいか、子供のころの食生活の辛(から)さが味の標準になり、みかんにまで醤油(しょうゆ)をかけた。高校では血圧が一番高く、『初めて人に勝てた』って喜んだけど…」
結婚すると妻、花子さんの母から「なんぼなんでも醤油のかけ過ぎ。そのうちひっくり返る」と驚かれたが、好物の明太子スパゲティに塩を振りかけるなど“激塩”生活を続けた。結局、1カ月の入院とその後の通院を余儀なくされた。
高血圧は、腎臓病やホルモン関連など別の病気が原因のものを除くと、食塩の摂り過ぎ、遺伝的要因、加齢による血管老化、糖尿病、ストレスや過労、運動不足、肥満、喫煙などが要因といわれる。
高血圧が続くと、それに耐えるため血管が厚く硬くなる動脈硬化を起こし、血液が流れにくくなって血圧はさらに上昇。全身の臓器に負担がかかり、脳出血や脳梗塞(こうそく)、心肥大、心筋梗塞、狭心症、腎機能の低下といった合併症のリスクが高まる。
日本高血圧協会の荒川規矩男理事長(福岡大学名誉教授)は「全国で約4千万人が高血圧症といわれるのに、半分は治療を受けていない。そしてある日、突然倒れてしまう。高血圧は食生活を中心に、心がけで防げる。皆さんも気をつけて」と呼びかけている。

高血圧は年齢とともに割合が高くなります。男性が多く、特に30代で女性の約3倍、40代で約2倍の方が高血圧と言われています。高血圧にもいろいろあって、一時的に高いとか、あるシチュエーションで高くなるものがあります。病院で測ると高血圧なのに、家で測るといつも正常血圧・・・。こんな状態を「白衣高血圧」と呼びます。逆に、病院での血圧は正常なのに家などでは高血圧の場合を、診察時には分からないという意味で「仮面高血圧」といいます。職場では高血圧だが、病院に行くことで職場のストレスから解放されて正常血圧になる「職場高血圧」も、この一種と言われています。このような一時的な高血圧も、血管に負担をかけ、心筋梗塞や脳梗塞のリスクが高まります。
店長

2010年5月 7日 (金)

コラム693 長寿の島 徳之島 元気で長生きの秘訣は・・

気候が温暖で、亜熱帯の海洋性気候の徳之島は、手つかずの自然がいっぱいの島。徳之島はイギリスの権威あるギネスブックに長寿世界一と記録された、泉重千代さんが生まれ育った島です。最近、米軍移設などで話題となったところですね。
長生きの秘訣は、まず魚介類中心の食習慣です。島で採れる海の幸を毎日食べておられます。徳之島の代表的味覚に「長寿鍋」というのがあります。天然の伊勢エビを使った鍋でもともとは「漁(ギュウ)なぐさみ」と呼ばれていました。この鍋料理、浜辺にたくさんのお友達同士で出て一緒に楽しむ「町づくり行事」になっています。このような、共同体のコミュニティも長生きの秘訣ですね。120歳まで長生きされた泉重千代さんが残された【長寿十訓】を以下に書いておきます。
【長寿十訓】
1. 万事くよくよしないがよい  2. 腹八分めか七分がよい  3. 酒は適量ゆっくりと
4. 目覚めたとき深呼吸  5. やること決めて規則正しく  6. 自分の足で散歩に出よう
7. 自然が一番さからわない  8. 誰とでも話す笑いあう  9. 歳は忘れて考えない
10.健康はお天とう様のおかげ
店長

2010年5月 6日 (木)

コラム692 母の日

みなみさん

今週の日曜日5月9日は「母の日」です。
今年も心を込めて「ありがとう」と伝えたいと思います。
いつも困ったことがあるとすぐに母に電話をして、育児のことや家事のことなどを相談します。私のことをいちばん理解してくれているので、的確な助言をしてくれます。
そしてもう1人の母である義母。近所なので普段から子供たちの面倒を本当に良くみてくれます。
2人の母なしでは、私の生活は成り立ちません。
今年も2人の母が健康で「母の日」を迎えられることが、とても嬉しいです。
毎年何をプレゼントするか悩みますが、今年は近所で美味しいと評判のケーキにする予定です。
皆様にとっても、素敵な「母の日」になりますように・・・。

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2010年5月 5日 (水)

コラム691 男性最高齢 木村さん113歳…京丹後で誕生会 秘訣「クヨクヨしちゃだめ」

日本人男性で現在、最高齢の木村次郎右衛門さん(京丹後市丹後町)が4月19日、113歳の誕生日を迎えた。
最近は横になることも増えたというが、言葉は明瞭(めいりょう)で、「理想は120歳。難しいかもしれませんが、難しいところに価値があります」と力強く語った。木村さんは1897年(明治30年)生まれ。郵便局員を40年近く務めた。昨年6月に国内での最高齢男性となった。日本人では現在、5番目の長寿者だ。さすがに足が弱って、自宅で過ごす日が大半というが、毎日、午前6時頃に起きて新聞を読む日課は欠かさない。大相撲も大好きで横綱・白鵬関のファンだ。長男の妻、泰子さん(81)、孫の妻、栄子さん(57)との3人暮らしだが、この日は、子どもや孫、ひ孫、玄孫(やしゃご)ら9人がお祝いに駆けつけた。昼食の食卓には赤飯やタイの塩焼きが並び、木村さんはおいしそうに食べたという。午後から記者会見に臨んだ木村さんは、誕生日を迎えた感想を尋ねられると、「いろいろな思いがあるが、日々これ好日と祈念しています。長生きして、全部がいいことでした。いいことばかりです」と述べた。また長生きの秘訣(ひけつ)を「クヨクヨしちゃだめです。苦にするな、嵐のあとに日和あり、です」と明かし、鳩山首相の政治運営について意見を求められると、「もう一息、という感じですね」と辛口だった。
読売新聞 2010/4/20

記事から木村さんのお元気なご様子がうかがえます。100歳を超える方に、長寿の秘訣を伺うと共通しているお答えは、「いつも明るく」とか「くよくよしない」など、前向きな生き方であることがわかります。100歳以上の祝い年というのもあって、100歳「百寿」、108歳「茶寿」、111歳「皇寿」、120歳「大還暦」となります。長寿国 日本ならではのお祝い事かもしれません。大還暦 120歳まで生存された方は、日本では泉重千代さん(享年120)、おひとりです。


店長

2010年5月 4日 (火)

コラム690 ゴールデンウィーク

みなみさん

久しぶりの大型連休。
皆様、いかがお過ごしですか?
今年のゴールデンウィークは、4月30日を休めば7連休という長期休暇がとりやすい日程だったので、前年に比べ海外旅行者が増えており、中でも欧州、ハワイ、グアム、中国の人気が高いそうです。
また、高速道路のETC休日特別割引の影響により、遠距離志向、マイカー利用の増加も見込まれています。
国内では高知、松山、長崎に人気が集中しているそうです。
今年に入り大型連休の時期が地域ごとにずれる「祝日法改正案」の話題が多くのメディアで取り上げられていますが、こちらはまだ賛否両論・・・。どうなるのでしょうか?
いずれにしても、ゴールデンウィークに家族旅行・・・。羨ましい限りです。
残り僅かとなりましたが、皆様楽しいゴールデンウィークをお過ごしください。

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2010年5月 3日 (月)

コラム689 適度な飲酒による心血管系への有益性は喫煙によって消失

適度な飲酒は脳卒中や心臓障害のリスクを低減するといわれるが、英国の研究でこの説が裏付けられる一方、喫煙者には当てはまらないことが示された。「適度なアルコール摂取により脳卒中に有益な効果があったとしても、喫煙によって打ち消されてしまう」と、研究を率いた英ケンブリッジ大学のYangmei Li氏は述べている。この知見は、カナダのトロントで開催された米国神経学会(AAN)年次集会の記者会見で発表された。
著者らは、これまでの脳卒中リスクと少量から中程度の飲酒の関係について検討した研究では、結果が一致していないと指摘。多くの人が飲酒と喫煙を同時に行っているという事実が1つの要因となっている可能性がある。Li氏によると、喫煙は脳卒中の有意な危険因子(リスクファクター)であり、現在喫煙している人は、喫煙経験のない人に比べて脳卒中リスクが64%高いという。
この関係を明らかにするため、著者らは2万2,500人強(男性約1万人および女性約1万2,000人)の英国居住者を、1993年の研究開始から2008年まで平均12年間追跡した。被験者は39~79歳で、いずれも研究開始前に心臓発作、癌(がん)、脳卒中の既往はなかった。研究終了時までに864例の脳卒中が発生。全く飲酒しない人と比較して、大量に飲酒する人には脳卒中の予防効果はみられず、むしろ過剰なアルコール摂取により脳卒中リスクが増大する可能性が認められた。一方、少量から中程度の飲酒をすると、飲酒しない人に比べて脳卒中リスクが軽減されるようであった。
しかし、この結果は喫煙者には当てはまらなかった。脳卒中リスクが最も低かったのは1週間あたり3~14単位(1単位はワイングラス約1杯に相当)のアルコールを摂取する非喫煙者であった。このレベルのアルコール摂取により、被験者の脳卒中リスクが37%低減したが、同量のアルコールを摂取していた喫煙者には脳卒中リスクの低減は認められなかったという。
HealthDay News 2010/4/22

やはり喫煙は心疾患や脳血管疾患のリスクを高めてしまうのですね。非常にたくさんの被験者で長い期間行われた試験ですから、この結果の信憑性は高いです。適度なアルコール摂取は、心疾患や脳血管疾患を予防する効果があるといわれています。その恩恵もタバコを吸ってしまうことで、全体の脳卒中リスクを増大させてしまうので、その恩恵が消えてしまうのでしょう。
店長

2010年5月 2日 (日)

コラム688 定年退職後の幸せをもたらすのは孫よりも友人

老後の楽しみの1つは孫をもつことだといわれるが、高齢者の生活の楽しさに大きな差をもたらすのは子や孫たちではなく、活動的な社会生活やパートナーの存在であることが英国の研究で示された。
研究を率いた英グリニッジ大学のOliver Robinson氏によると、退職後の生活において、子や孫たちの存在は目的意識や意義をもたらしてくれるという利点がある一方、育児のために前向きな退職生活の中心となる自由や自立性が侵害されるという欠点もあり、互いに相殺されているという。今回の研究では、ウェブサイトおよびオンラインニュースレターで募集した定年退職者279人を対象とした被験者に、家族、友人および退職後の生活に関するアンケートに回答してもらうとともに、生活の満足度を測定する検査を実施した。その結果、子や孫たちのいる人といない人との間に生活の満足度の差はみられなかったが、強い社会的ネットワークの存在が生活の楽しさに大きなプラスの影響を及ぼす傾向があり、「一緒に楽しむ活発な社会集団がある」という項目に強く同意した人では生活の満足度が高く、反対に生活を楽しんでいない人は、「仕事をしていたときの人付き合いがなくて寂しい」という項目に強く同意していた。「特に趣味を共有できる社会集団の存在は、結束感、目的意識、熟達(技能を必要とするケース)など、数々の基本的な心理的要求を満たすものである」とRobinson氏は述べている。
研究者によると、米国の定年退職者も生活の楽しさについて同様の意見を示しているという。「高齢者は自分の孫に極めて強い関心があり、孫の成功を願っているが、幸せや心理的満足感をもたらしてくれるのは実は友人であると私は考えている。老後に限らず、人生のさまざまな段階で人は同年代の友人が自分の経験を理解し、社会的に支えてくれると感じている」と同氏は述べている。また、配偶者やパートナーの存在も退職生活に重要な意味をもつことが明らかになった。
HealthDay News 2010/4/22

高齢者の方の不安や寂しさはストレスとなり、生活習慣病の発症にもつながりまねません。パートナーが先に死別した高齢の方は、パートナーがいる方に比べて、ストレスが多く健康を害してしまうことも多いと言われています。もう一つ、高齢者の方の心のよりどころは隣・近所など、地域のコミュニティでしょう。一人暮らしの高齢者が増えています。「近所の井戸端会議がある」「困ったときは助け合う」といったつながりが必要ですね。高齢者の方が社会的に孤立しないよう、若い方も働きかけるべきですね。
店長

2010年5月 1日 (土)

コラム687 インスリンポンプ治療が小児の血糖コントロールを改善

1型糖尿病の小児でのインスリンポンプ治療の早期開始は、血糖コントロールを改善する可能性があるという研究が医学誌「Journal of Pediatrics」オンライン版で発表された。
対象となったのは、6歳未満で1型糖尿病と診断され5年以上にわたりコントロールを続けている小児患者66人。うち34人はインスリン頻回注射法(MDI)で、32人はインスリンポンプを用いた持続皮下インスリン注入(CSII)療法を始めた。7年間の追跡期間中に、ポンプ療法を続けたグループは、有意にHbA1c値をより低く保っていた。1年目は6.9%±0.9% 対 7.6%±1%(P=0.011)、4年目は7.4%±0.8% 対 8.1%±0.9%(P=0.006)、7年目は7.6%±0.5% 対 8.3%±0.8%(P=0.001)という結果になった。
また、ポンプ療法を続けた子供では深刻な低血糖の発生頻度が低い傾向がみられ、9.8例/100患者・年 対 22.3例/100患者・年という結果になった。MDIを続けたグループでHbA1c値が高かった3人の子供はCSIIに切り替えることになったと研究者は報告している。
糖尿病ネットワーク 2010/4/21

インスリンポンプ治療とは、携帯型注入ポンプを用いて、インスリンを皮下に持続的に注入する治療法です。従来のインスリン療法では血糖コントロールが難しいのですが、これなら簡単で患者さんの自由度も高まります。平成20年度の診療報酬改定で関連する点数が改定され、ポンプの貸与システムも普及しつつあり、現在、改めてその存在が注目されるところです。米国をはじめ、諸外国では、糖尿病のインスリン療法の選択肢の1つとして広く認知されていますが、日本においては、まだ認知度は低く、普及率も低いのが現状です。
もっと広く普及すればいいのですが・・・。インスリンポンプ治療の利点は次のとおりといわれています。
1.インスリン注射の必要がなくなり、より精密にインスリンを注入できる。
2.血糖値の変動が少なくなり、HbA1cの改善も期待できる。
3.高血糖や食欲を感じている場合、インスリンの必要量を計算し対応できる。
4.食事時間や内容により柔軟に対応でき、QOL(生活の質)の改善を期待できる。 また、深刻な低血糖が減る。
5.インスリン注射の中間型や持効型インスリンで十分に改善できない場合も高い治療効果を期待できる。
店長

2010年4月30日 (金)

コラム686 世界禁煙デーに合わせ、5月末にシンポジウム―厚労省

がんや循環器病などの生活習慣病を予防する上で重要とされる「禁煙」。厚生労働省は5月31日の「世界禁煙デー」に合わせ、記念のシンポジウムを開催するなどさまざまな取り組みを実施する予定だ。
「世界禁煙デー」は世界保健機関(WHO)が定めたもので、厚労省(旧厚生省)では1992年から、世界禁煙デーから1週間を「禁煙週間」として定め、さまざまな施策を講じてきた。
今年は、喫煙と受動喫煙による健康被害などについての普及啓発を積極的に行う考えで、5月31日-6月6日には、厚労省のある合同庁舎5号館内でのたばこの自動販売機の停止や、省内放送で職員に禁煙を呼び掛けるなどの取り組みを実施する。
また5月30日の日曜日には、禁煙週間のテーマでもある「女性と子どもをたばこの害から守ろう」をテーマに、記念シンポジウムを開催する。特に性差に着目し、喫煙と受動喫煙による健康被害を中心とした喫煙問題について専門家を招いて議論を進める予定で、厚労省では詳細を5月中旬にもホームページ上で公表するとしている。
医療介護CBニュース 2010/4/23

世界禁煙デーと禁煙週間の今年のテーマは、「女性と子どもをたばこの害から守ろう」です。今や、喫煙対策は国を挙げての健康増進策となりました。期間中、全国で様々なイベントや啓発活動が行われます。千葉県柏市では市役所や図書館、公園など市の全施設589カ所の敷地内を5月31日から全面禁煙にすることになりました。職員の方も一切喫煙できなくなります。先行する大阪府吹田市は昨年4月に市の施設を禁煙としましたが、高齢の喫煙者の利用が多い公民館などで反発が強いそうで、建物の外で喫煙を認めて規制を緩めたそうです。現実はなかなか厳しいところもあるようです。
店長

2010年4月29日 (木)

コラム685 昭和の日

みなみさん

今日4月29日は「昭和の日」。
昭和の時代に天皇誕生日であったこの日。
2007年に「みどりの日」から「昭和の日」になりました。
激動の日々を経て復興を遂げた昭和の時代を改めてみつめ直しましょう・・という日です。
母に「心に残る昭和の偉人は?」と問うと、自動車メーカー本田技研工業の創設者、本田宗一郎氏ではないか・・・とのこと。
母がまだ学生時代、ホンダ「シビック」が発売され、若者の憧れだったそうです。
本田氏は性能もデザインも業界の最先端で、革新的な製品を次々と開発。
今の日本の製造業を確立した偉人のひとりです。

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2010年4月28日 (水)

コラム684 糖尿病“やせ”の人こそ要注意 早食い止めて ゆっくり

肥満でない人の3人に1人が「自分は太っていないから糖尿病にならない」と、油断していることが大手製薬会社の調査で分かった。実際に日本人の2型糖尿病の半数以上は標準体重以下かやせ形。糖尿病は太っている人ほど発症しやすいのではなかった。
「確かに肥満体になり、内臓脂肪が増加すると糖尿病を発症しやすい。しかし、特に日本人の場合は肥満どころか“やせ形糖尿病”の人が多いのが特徴です」と話すのは、加藤内科クリニック(東京・高砂)の加藤光敏院長(日本糖尿病学会専門医・指導医)。糖尿病には肥満から発症するタイプと、太っていなくても発症するタイプがあるという。しかも、欧米人の糖尿病のほとんどが肥満体形なのに対して、やせ形糖尿病はアジア人に多いという、人種差がハッキリあるという。
ご存じのとおり、インスリンは食物から最終的に“ブドウ糖”になったエネルギーを肝臓や筋肉、脂肪に取り込む働きをする。つまり、インスリンが間に合っているうちは過食・運動不足で太る。加藤院長は「太れる人はまだいいが、食べても太れない人はもともとインスリンの分泌が悪い。日本人は“やせ”の人こそ要注意」と警告する。
ZAKZAK 2010/4/13

欧米人と日本人では体質的に発病の仕方が違うといわれています。その原因の答えは古代にまで遡ります。欧州では8000年前に牧畜が、アジアでは1万年前に農耕が始まりました。肉中心の食事では多量のインスリンを必要とするため、欧米人はインスリンを多く作れる体質になった。一方、穀物中心のアジア人の体はインスリンの分泌が少量でよかったのです。ところが、日本人の食生活がほんの50年余りの間に激変。インスリンの分泌が少ない体に必要以上の欧米化した高脂肪・高カロリー食が流し込まれるようになった。これに長年つくられた体質がついていっていないようです。記事にもあるとおり、まずは早食いをやめるべきでしょう。イカなどの固い食材をおかずに取り入れたり、食物繊維の多い野菜を食事の前半に食べるのがポイントですね。一度試してみては??
店長

2010年4月27日 (火)

コラム683 新茶

みなみさん

「♪夏も近づく八十八夜・・・♪」と歌われているように、
新茶の季節が近づいてきました。
八十八夜は立春から数えて八十八日目にあたる日で、だいたい5月2日頃でしょうか。
昔から、八十八夜に摘み採られたお茶を飲むと無病息災で元気に過ごせると言い伝えられています。
新茶の特徴は、若葉の清々しい香り。
また新茶は、二番茶、三番茶に比べ甘味の成分であるアミノ酸(テアニン)が多い傾向にあるそうです。
香り豊かな新茶が、今から待ち遠しいです。
写真は、京都のお茶どころ宇治でいただいた「茶そば」です。
お茶の香りがしっかりしていてとても美味でした。

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2010年4月26日 (月)

コラム682 糖尿病検査は早期開始がお得

糖尿病のスクリーニング検査は、30~45歳の間に始め、3年から5年ごとに定期的に検査を続けた場合に費用対効果が高いということが、米国と欧州の研究者によるコンピューターのモデルを用いた研究により明らかになった。
医学誌「ランセット」に掲載されたこの報告によると、この頻度で検査を受けるだけでも生活習慣の質を向上させ、失明などの合併症の予防に役立つという。半年ごとに検査を行う場合は、毎年約4万1000ドル(約382万円)の費用に加え多くの時間を割かなければならないのに対し、上記の頻度で検査を行えば費用は毎年1万500ドル以下。ただし、このコンピューターモデルの正当性を立証する臨床研究は行われていないという。
シカゴ大学の研究者が昨年発表した研究によると、米国の糖尿病の患者数は2034年までに現在の約2倍の約4400万人となる見通しで、糖尿病関連の医療費はほぼ3倍の3360億ドルになると予想されている。
通常、糖尿病の初期段階では自覚症状はあまりなく、体調が悪くなって受診するころには、失明や腎障害、心臓病などの合併症を起こしていることもある。
研究では、糖尿病ではない30歳の男女32万5000人についてコンピューターシミュレーションを用いて8つの異なったスクリーニングを行い、生活習慣、心臓発作、脳卒中、およびその他の糖尿病の合併症への影響を調べた。
その結果、30歳から半年に1回スクリーニング検査を受けた場合、健康な生活を7.84年間送ることができた。30歳から3年ごとに検査を受けた場合は6.3年間、45歳から3年ごとに検査を受けた場合は5.33年間だった。
現在、糖尿病協会は、糖尿病の症状はなくても体重過多や肥満、その他のリスク要因がある人は2型糖尿病のスクリーニング検査を受けることを推奨している。
SankeiBiz 2010/4/9

30歳から半年に1回、糖尿病検査を受けると健康な生活を7・84年長く送れるという調査結果ですね。別の調査では、約1800万人の米国民が糖尿病と診断されており、さらに570万人の未診断患者がいて、5700万人が糖尿病の兆候がある糖尿病予備軍であると推定されています。合計約8000万人です。肥満大国アメリカの結果だと油断していけません。日本人はやせていても糖尿病になりやすくて、人口比率でいうと日本人の方が糖尿病は多いといえます。
店長

2010年4月25日 (日)

コラム681  海苔・寒天 日本人は栄養に

寒天の原料のテングサやノリなどの海藻(紅藻類)は人間の消化酵素で分解できないため、ダイエット食品としても使われているが、日本人の一部は腸内細菌の力を借り、紅藻類を分解して栄養分にしていることが仏パリ大学の研究で分かった。北米では、こうした腸内細菌を持っている人は見つからず、食習慣の違いが影響しているらしい。英科学誌ネイチャーに発表する。研究チームは、紅藻類を分解する酵素を海洋の微生物から発見。公開されている遺伝子のデータベースを調べたところ、この酵素の遺伝子を持つ陸上の微生物はいなかったが、日本人の腸内細菌から見つかった。
2010年4月8日 読売新聞

日本人では13人中5人が海草類を消化できる腸内細菌を持っていて、アメリカ人ではほとんど0人だそうです。海草類は、免疫力を高めたり、胃潰瘍や腸炎を防いだり、ガンを予防する力があるといわれています。腸内細菌が活発になると、人間の免疫系や内分泌系が活発になり、体が活性化されることもわかってきています。海草類が腸内細菌を活発にしてくれるのでしょう。和食中心という長年の食習慣のおかげで、日本時独自の体質を持つようになったのかもしれません。
店長

2010年4月24日 (土)

コラム680 8割が「栄養バランスを意識」 内閣府調査

年齢が高くなるほど栄養バランスへの意識が高くなり、食事マナーに気を使う人が増えることが、内閣府食育推進室がまとめた「食事に関する習慣と規範意識に関する調査」であきらかになった。
調査は全国の18歳以上の男女1820人を対象に行った。昨年11月から12月にインターネットを用いて実施した。主な内容は以下の通り。
家族全員で夕食を食べる頻度が「ほぼ毎日」と回答した人の割合がおよそ半数(49.5%)。一方で「週に2~3日程度」、「1日程程度」という人も約3割いる。 朝食を「ほとんど毎日食べる」と回答した人の割合は全体の約8割。 朝食を「毎日食べる」という人の割合は年齢層が高くなるにつれ増えるが、20歳代は64%と少ない。 食事の栄養バランスを意識していると回答した人が全体の約8割。性別にみると女性(88%)の方が、男性(75%)よりも栄養バランスを意識している。 年齢層が高いほど栄養バランスを意識している人の割合は増える。特に60歳代では72%が「概ね意識している」と回答した。 食育について「言葉も意味も知っていた」と回答した人の割合は6割以上。一方で「どちらも知らなかった」という人は7%と少ない。 8割以上の人は食育に対し「関心がある」と回答。年齢層が高くなるにつれ関心度は高くなる。
日本生活習慣病予防協会 2010/4/15

調査では「食事の前後の挨拶」、「箸の持ち方」、「ごはん茶碗を持って食べない」、「同じものばかり食べない」、「食事中に携帯電話を操作しない」など、一般的な食事マナーについても調査されています。「正しい箸の持ち方」を知っている人は全体の54%だったそうです。ちょっと意外ですね。また、食事マナー得点の多い人ほど栄養バランスへの意識が高くなる傾向がみられたそうです。
数年前に話題になった「食事バランスガイド」も見直しされるようです。6~9歳の子どもで必要エネルギー1,600kcalを下回るケースもあるとか。子どもの食育に国全体が取り組まなければなりません。
店長

2010年4月23日 (金)

コラム679 農水省が「医農連携」を研究・計画

農林水産省は、農林水産研究開発の10年後の重点目標を示した新たな「農林水産研究基本計画」をまとめ公表した。予防医学の推進や医農連携を重点の1つとして取り上げている。
計画では、経済と環境の両立を世界と日本の成長の原動力とする必要があるとの考え方を示し、食料問題の解決や低炭素社会への適応などを柱とした「グリーン・イノベーション」、予防医学に向けた食品開発や医療分野への展開などを柱とした「ライフ・イノベーション」、環境資源の活用などを柱とする「基盤的研究」を掲げた。なかでも「医農連携による健康社会の実現」で計画しているのは、これまで利用されていなかった生物機能を医療分野で活用する技術の開発だ。すでにカイコに新たな遺伝子を導入し、蛋白質や高機能を与えた絹糸を生産させるなどの成果を得ている。今後は、こうした絹糸などを用いた人工血管、軟骨・角膜再生用素材および創傷被覆材の実用化など、医療分野などでの生物産業の創出に向けた技術を開発する。達成目標は10年間。
農林水産物・食品の開発では、農産物の機能性成分の開発や実証を通じて、高血圧、脂質代謝異常などの生活習慣病を予防する作用メカニズムの解明と技術を開発する。これも10年間の達成目標を掲げた。
日本生活習慣病予防協会 2010/4/16

食品で予防医学に貢献していこうという取り組みは、今までもたくさん政府主導でなされてきました。プロジェクトは、予防医学だけでなく、食品資源の活用、労働の創出など様々な二次効果があるようです。抗アレルギー作用のある「べにふうき」という緑茶も開発され、商品化されています。特定保健用食品も、食品分野の予防医学プロジェクトですね。いろいろな食品で、健康維持がすすめば、健康増進につながり医療費も削減されると思います。
店長

2010年4月22日 (木)

コラム678 食卓の知恵「干ししいたけ」

みなみさん

栄養価が高く旨味たっぷりの「干ししいたけ」。
完全にもどすには結構時間がかかりますし、かといって水温を高くしてもどすと
早くはもどりますが味も一緒に抜けてしまいます。
そこで急いでもどしたい時の知恵!!
ぬるま湯に砂糖をひとつまみ入れてもどすと、吸水は早いままで味の溶けだしを遅らせることができます。
砂糖の入った水は真水より浸透圧が高くなるため、成分の抽出が遅くなるのです。
ちなみに時間があるときは、冷蔵庫で24時間以上水戻しするとベストだそうです。
密閉容器に入れておけば、数日の保存も可能なので便利ですよね。

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2010年4月21日 (水)

コラム677 立川談志さん、糖尿病による体調不良から復帰

糖尿病などによる体調不良で昨夏から休業していた落語家の立川談志さん(74)が、東京・新宿の紀伊国屋ホールで開かれる「立川流落語会」で復帰した。談志さんは今年1~2月、糖尿病治療のため入院したが、医師の生活指導などで回復。当面は通院しながら、徐々に仕事を再開する。
4月13日は、東京・新宿の紀伊国屋ホールで「談志 最後の根多帳」の刊行を記念した落語会を開催。その後、記者会見を開いて復帰発表を行った。
毎日新聞 2010/4/9 

熱烈なファンが多い不屈の噺家 立川談志さん高座に復帰されました。昔は「はちゃめちゃ」かつ「突飛な行動」で話題になった方で、食生活も暴飲暴食が多かったそうですが、ご本人のお話では、2,3年前からインスリンを投与されています。糖尿病治療を始めてからは、食生活もかなり改善されたそうで、人一倍気を使っておられるそうです。周りの方のお話では、「体調は万全というわけではなく、通院は続けるが、元気なところは今までどおり。」だそうです。この高座でも毒舌の利いた小噺を交えながら、約25分を演じ、観客の大喝采を浴びたそうです。
店長

2010年4月20日 (火)

コラム676 穀雨

みなみさん

今日4月20日は「穀雨」です。
穀雨とは、稲や麦など穀物の生長を助ける雨のことで、その雨の降る頃が穀雨の時期です。
「雨が降って百穀を潤す」という意味からきている言葉で、この時期はシトシトと雨が降る日が多くなります。
穀物の生長に必要な雨と知れば、憂鬱な雨も嬉しく感じますね。
穀雨は、私たち人間が生きるために食す穀物を育て、さらには5月の新緑をより一層美しくしてくれるのかもしれません。

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2010年4月19日 (月)

コラム675 「野菜を1日に350g食べよう」日本栄養士会がキャンペーン

現代の日本には野菜不足をまねきやすい食生活スタイルが蔓延している。日本栄養士会は、広く野菜の1日の必要量を知ってもらい、生活習慣病予防と、野菜の摂取拡大・消費拡大につなげるキャンペーン「野菜を食べよう―メタボ撲滅―」を実施している。日本栄養士会では、脂質異常症や2型糖尿病などの生活習慣病の予防・対策として、野菜を食べることを勧めている。野菜で低エネルギーなので、食べすぎを気にして量を計算しなくても済む。体に必要なビタミン、ミネラル、食物繊維などもたっぷり含まれる。
日本栄養士会は1日350g以上の野菜をとることを推奨しているが、厚生労働省の「国民健康・栄養調査」では、60歳代を除く全ての世代で1日350g未満という結果になった。 特に20歳代から40歳代で、男女ともに300gを大きく下回っている。また、政府が主導する「健康日本21」では野菜の摂取目標量を1日350gとしているが、2007年の中間評価では267gで、策定時のベースライン値の292gより減少した。 そこで食に関する専門職である「管理栄養士・栄養士」によって組織される日本栄養士会は、「野菜の摂取量を増加させることが、生活習慣病全体の予防・対策に大きく関わる」として、野菜の摂取量の増加に焦点を絞り、2008年度から「野菜を食べよう」キャンペーン活動を開始した。昨年4月に開始し、2011年の3月まで実施する。
糖尿病ネットワーク 2010/4/5

野菜の摂取量を増やすことで、次のようなことが期待できます。
1.エネルギーの少ない野菜の摂取量を増やすことが、肥満や2型糖尿病の予防・対策になる
2.野菜にはカリウム、食物繊維、抗酸化ビタミン類、各種抗がん成分なども含まれ、脳卒中、高血圧、がんの予防にも有用である
3.カルシウムの摂取量を増加させることで、骨粗鬆症を予防する
まず、野菜の摂取の重要性と、お食事の中で1日摂取量を意識することが大事ですね。
店長

2010年4月18日 (日)

コラム674 途上国の学校給食に寄付できる、社員食堂の「ヘルシーメニュー」

企業、従業員、貧困国が「三方一両得」のCSR活動とは
国連食糧農業機関(FAO)によれば、世界の飢餓人口は2008年から1年間でさらに増えて10億人を超えたとのこと。その一方で、先進国では食べ過ぎによる肥満や生活習慣病が社会問題になっています。その同時解決を目指しているのがNPO法人「TABLE FOR TWO(以下TFT)」。
TABLE FOR TWOとは「ふたりの食卓」という意味。先進国に暮らす人が、より健康的な食事を選び、それにお金を払うことによって、その一部が途上国の子どもの学校給食になるという仕組み。社員食堂で低カロリーのヘルシーメニューを販売。この販売価格に「給食一食分20円」が上乗せされ、これがTFTに寄付されます。TFTは、国連「ミレニアムビレッジ」プロジェクト窓口の米国NPO法人ミレニアムプロミス他提携団体に送金。ウガンダ、ルワンダ、マラウィの3か国で学校給食用に活用してもらっています。
日経トレンディネット 2010/4/2 

「箱の一部が傷ついた」程度の理由で、賞味期限内の、まったく問題ない食品が廃棄されている。このように無駄に廃棄されている食品を、食べものを必要としている人に届けたい・・・・。そんな思いで始まった活動ですね。「捨てるくらいなら、誰かに食べてもらおう!」という単純な発想です。食料不足が解消されれば、途上国の親が子どもを学校に通わせる大きな動機になり、集中力も高まり、学習意欲がわけば、子どもたちの貧困脱出の機会にもつながります。途上国の中には給食が始まったことで、最終学年50名のうち42名が高等教育への進学試験に合格した学校もあるそうです。
店長

2010年4月17日 (土)

コラム673 ウォーキングが女性の脳卒中リスクを低下 米国で4万人を調査

週に2時間以上歩いている女性では、歩かない女性に比べ、脳卒中を発症するリスクが著しく低下することが、米ハーバード公衆衛生大学院の研究者らによる12年に及ぶ追跡調査で分かった。特に時速4.8キロメートル以上の速度で活発に歩く女性では、脳卒中のリスクが37%低下するという。
調査の対象となったのは、米国で実施されている大規模研究「Women's Health Study」に参加した医療・保健に従事する健康な女性3万9315人(平均年齢54歳)で、約12年間にわたって調査した。その結果、脳卒中を発症するリスクは、活発に歩く女性では37%低下し、週に2時間以上歩く女性では30%低下。出血性脳卒中に限ってみると、活発に歩く女性ではリスクは68%低下し、週に2時間以上歩く女性では57%低下する。
「ウォーキングを習慣化している女性では、そうでない女性に比べ、脳卒中全体、出血性脳卒中、虚血性脳卒中のいずれにおいても、発症率が低下していた」とハーバード公衆衛生大学院のJacob R. Sattelmair氏は述べている。「脳卒中を予防する観点でみると、週に2時間以上、活発に歩くことが分かれ目になる」という。
1日30分のウォーキングが恩恵をもたらす
これまでの研究でも、一般的に活発に体を動かしている人では、そうでない人に比べ、脳卒中の危険性は25~30%低くなることが示されている。ウォーキングを含めた適度な運動は高血圧の予防にも効果がある。
「運動を習慣として行うことは、脳卒中を予防するために大変に有効だ。身体活動は心臓血管を健やかにし、心疾患の危険性を減らす。ウォーキングは身近な取り組みやすい身体活動となる」とSattelmair氏は述べている。
「どのような運動を行うと、どのタイプの脳卒中の予防に有効かはあきらかになっていない」としながらも、「運動をすることが予防につながることは確かだろう」としている。
心拍数モニターを使用すればより客観的に評価することができるが、日常の感覚で速度を見分けることもできるという。「“会話をできるが、歌うことはできないくらいの速度”であると活発な歩行(4.8~6.3キロメートル)に相当する。会話もできないくらいであるとペースが速すぎるので少し落とした方が良い。逆に歌えるくらいであれば、もう少しペースを上げた方が良い」とSattelmair氏は話す。
米国心臓学会(AHA)では、成人は適度な強度の運動を週に150分以上、あるいは活発な有酸素運動を週に75分、さらには両方を組み合せて行うことを勧めている。4月7日には全米で「ウォーキング・ディ」を開催し、「1日30分のウォーキングが循環器に恩恵をもたらし、コレステロールと血圧を改善し、減量にもつながる」と啓発した。
糖尿病ネットワーク 2010/4/9

「運動習慣のある女性では脳卒中リスクが最大で37%低下する」という結果でわかるとおり、運動することで、生活習慣病予防への貢献度が大きくなります。適度な運動は心臓や脳の血管を健やかにし、心疾患や脳梗塞の危険性を減らします。特にウォーキングは身近で取り組みやすいですね。1日30分程度が目安です。ポカポカ陽気が感じられるようになった今こそ、一念発起して始めてみてはいかがでしょうか?
店長

2010年4月16日 (金)

コラム672 くも膜下出血、動脈瘤膨らみ破裂…高い死亡率

プロ野球巨人軍木村コーチを襲ったくも膜下出血では、年間約1万4000人が命を落としている。脳の表面を走る動脈に出来たこぶ(動脈瘤(りゅう))が、血管の内側からの圧力で少しずつ膨らんだ末に破裂し、脳と、くも膜の間に出血する。
脳血管に小さな血の固まりが詰まる脳梗塞(こうそく)や、脳内で血管が破れる脳出血に比べ、発症者は少ないが、死亡する割合は3~5割と非常に高い。高血圧の持病のある人や喫煙者などで発症の割合が高くなる。スポーツも一時的に血圧が高まるため、動脈瘤破裂の引き金を引く心配がある。血管の壁が生まれつき弱く、こぶが膨らみやすい体質を持つ人がいると見られている。50歳代が、脳動脈瘤破裂の割合が最も高いが、埼玉医大国際医療センター脳神経外科の石原正一郎教授は「脳動脈瘤があれば、30代で破裂してもおかしくない」と話す。
読売新聞 2010/4/7

37歳という若さで他界した読売巨人軍の木村拓也コーチのことは、とてもショッキングなできごとでした。試合直前、シートノック中にくも膜下出血で倒れ、球場で心臓マッサージなどの応急処置を受けた後病院に運ばれました。その後も危篤状態で意識が戻ることはなかったそうです。記事にもあるとおり、年間くも膜下出血で約1万4000人が命を落としています。高血圧が最も大きなリスクです。高血圧患者が予備軍を含めて、5490万人といわれていますから、多くの方がその可能性を体の中に持っています。喫煙やストレス、食事などいろいろなことに注意が必要です。木村拓也コーチのご冥福をお祈りします。
店長

2010年4月15日 (木)

コラム671 太陽光発電

みなみさん

一念発起し、我が家に太陽光発電を導入しました!!
太陽光発電は、太陽電池と呼ばれる装置を用いて太陽の光エネルギーを直接電気に変換する発電方式です。
一般に元が取れるまで20年ほどかかると言われているので、節約を実感するには先の長い話になってしまいそうですが・・・。
けれど、何と言っても太陽光発電の魅力はエコなところです。
石油や石炭などのエネルギー資源は、使い続ければいずれはなくなってしまうもの。
太陽の光という無尽蔵のエネルギーを使う太陽光発電は、深刻化する資源問題の解決策のひとつです。
また、石油を燃焼させて電気を起こす火力発電のように発電時にCO2などの大気汚染物質を発生することがないので、
地球温暖化防止にも繋がります。
我が家では4kwのものを設置しましたが、今後どのくらい発電してくれるのかとても楽しみです。



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2010年4月14日 (水)

コラム670 食塩の過剰摂取防げ 1日の目標量引き下げ 男性9グラム 女性7.5グラム未満

今月改定された「日本人の食事摂取基準」で食塩摂取量の1日目標量が男性9グラム未満、女性7・5グラム未満と、より厳しく引き下げられた。食塩の過剰摂取で高血圧となり脳卒中や心筋梗塞(こうそく)を引き起こすことは多くの人が認識している。しかし、しょうゆやみそなど食塩を含む調味料は日本の食文化と密接にかかわっていることもあり、今以上の減塩をどう実現するのか悩ましい問題となっている。
食事摂取基準(平成11年までは栄養所要量)で食塩摂取量が「1日10グラム未満」とされたのは昭和54年。女性については男女別の表記を始めた平成17年に男性との摂取量の違いを考慮して「8グラム未満」としたが、男性の数値は30年以上変わらなかった。基準策定にかかわった新潟大学医歯学総合研究科の中村和利准教授(地域予防医学)は「健康の維持・増進のために食塩摂取量はできるだけ少ない方がよい。現在までにこれまでの目標量はほぼ達成しており、新たな目標量を設定した」と説明する。
食塩の過剰摂取は血圧の上昇や胃がんのリスクを上昇させるほか、高血圧の有無と関係なく脳卒中の罹患(りかん)率・死亡率を上げることが分かっている。WHO(世界保健機関)や日本高血圧学会では高血圧の予防と治療のために6グラム未満にするよう勧めている。
SankeiBiz 2010/4/7

食事摂取基準は、生活習慣病予防のために保健所などで実施される保健指導の基礎となる数値です。健康診断のあと、保健指導を受ける場合は、今まで以上に「減塩」を指導されることになるでしょう。高血圧の方の減塩基準は「1日6グラム」です。毎日の食事の中で工夫が必要です。減塩の工夫としては次のことがお薦めですね。
① シイタケ、昆布、かつおなど、だしのうま味を効かせる
② レモンや酢、またはポン酢などを活用する
③ コショウ、ハーブ、スパイスなどで味にアクセントをつける
④ 麺類のスープは必ず残す
店長

2010年4月13日 (火)

コラム669 食卓の知恵「海苔」

みなみさん

最近では「焼き海苔」が多く流通していますが、食べる前に軽くあぶるとパリっとした歯ごたえと香りが一段と良くなります。
よく祖母が海苔を二枚重ねにしてあぶっていました。
海苔を焼くとタンパク質が熱によって変性し組織全体が縮んでいきます。
しかも表と裏では収縮率が異なるので崩れやすくなるのです。
そこで、「2枚重ねあぶり」が効果を発揮します。
海苔を中表に重ね裏側だけをあぶると、熱によって揮発する水分や香りを逃がさず美味しく仕上がります。
1枚の海苔を焼く時も、半分に折って重ねると同じようにできます。
ホカホカごはんに、パリっとした海苔・・・。
ちょっとしたひと手間で、幸せ度アップです。

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2010年4月12日 (月)

コラム668 中国が世界一の「糖尿病大国」に 10人に1人が糖尿病

中国でも2型糖尿病の有病数が爆発的に増えており、「流行病」の様相を呈しているという研究調査が発表された。中国の糖尿病有病数は9240万人で、世界で糖尿病有病数がもっとも多いとされるインドの4090万人を抜き、世界一の「糖尿病大国」となった。
発表によると、中国の成人の糖尿病有病率は9.7%で、10人に1人が糖尿病。さらに15.5%が糖尿病予備群の状態だという。有病率は日本の7.3%を大きく上回り、米国の12.3%に匹敵している。*調査は、北京市の日中友好病院の楊文英(ヤン・ウェンイン)医師らが参加し、2007年6月から2008人5月にかけて実施された「国民糖尿病・代謝疾患研究会」によるもので、医学誌「New England Journal of Medicine」に発表された。対象となったのは中国の14地域の自治体に在住する4万6239人の成人。経口ブドウ糖負荷試験(OGTT)を行い、空腹時血糖値(IFG)と2時間値を用いて、診断未確定の糖尿病と、空腹時血糖異常(IFG)あるいは耐糖能異常(IGT)などを含む境界型糖尿病(prediabetes)を判定した。すでに糖尿病と診断されていた患者については、原則として自己報告にもとづき判定した。
糖尿病有病者は都市部で特に増えている。都市部の在住者が11.4%だったのに対し、農村部では8.2%だった。耐糖能異常(IGT)が、空腹時血糖異常(IFG)よりも有病率が高い。男性でIGT 11.0%、IFG 3.2%、女性でIGT 10.9%、IFG 2.2%だった。現在、中国には9240万人の糖尿病患者がおり、インドを超え、世界最多の糖尿病患者を抱える国になっている。日本の糖尿病有病数は約890万人とされており、これに比べると中国の糖尿病人口がいかに巨大であるかをうかがい知ることができる。
糖尿病ネットワーク 2010/3/30

中国の人口は約13億人、日本の人口の約10倍です。糖尿病が増加した背景として、中国の急速な経済発展と、農村部から都市部への人口流入によりライフスタイルが変わり、高エネルギー、高脂肪、高塩分の食生活が好まれるようになったことや、運動不足が指摘されています。警鐘を鳴らさなければならないのは、糖尿病が疑われる人の約6割が診断も治療も受けていないということです。
店長

2010年4月11日 (日)

コラム467 病院に対する患者の満足度が高まる 厚労省調査

外来で病院にかかったときの患者の満足度が高まっていることが、厚労省がこのほどまとめた「2008年受療行動調査」で分かった。
調査は、全国の約500病院の患者約15万人を対象に、患者の受療状況や医療に対する満足度などを調べたもの。主な内容は次の通り。外来で病院にかかったときや、入院したときの患者の満足度は、ここ数年で高まっている。2008年調査では外来患者で「満足」と答えた割合は58.3%で、3年前の前回調査に比べ4.5ポイント高くなった。「ふつう」は29%、「不満」は5.4%で、ともに前回調査よりも減った。医師や医療スタッフが治療内容について、患者に資料を見せながら理解しやすいように説明したり、カルテなど診療記録を見せながら詳しく説明する機会が増えている。治療についての十分な説明と同意を意味する「インフォームド・コンセント」という言葉も一般的に使われるようになった。 病院を選ぶときに外来患者が必要とした情報は、「医師などの専門性や経歴」(48.7%)がもっとも多く、次いで「受けることができる検査や治療方法の詳細」(47.9%)、「安全のための取り組み」(34.9%)と続く。また、外来患者のうち、必要とした情報を「入手できた」と回答したのは、「医師などの専門性や経歴」(14.7%)、「受けることができる検査や治療方法の詳細」(13.7%)、「安全のための取り組み」(5.5%)となっている。 病院を選ぶときに外来患者が必要とした情報は、「医師による紹介」(43.1%)がもっとも多く、次いで「家族・友人・知人」(40.1%)となっている。病院の種類別にみると、特定機能病院や大病院は「医師による紹介」が多く、小病院や療養病床を有する病院は「家族・友人・知人」が多い傾向がある。 外来患者が医師などから受けた説明の理解度をみると、「わかった」と回答した割合は、「病名・病状」(95.7%)がもっと多く、次いで「治療の方法・期間」(90.7%)、「病気についての今後の見通し」(84.1%)、「薬の効能・副作用」(86.2%)、「栄養・運動等の生活習慣上の指導」(87.3%)と続く。
糖尿病ネットワーク 2010/3/30

「医療崩壊」という言葉が叫ばれ、病院への満足度が問題とされていました。本当にそうだったんでしょうか?実際は、患者の満足度という数字は2005年から向上しているそうです。「医療崩壊」とは医師不足、勤務医の過労などによって過疎地の医療や産科・小児科など特定科目が厳しくなっていくことを指していると思われます。決して患者の満足度が国全体として低下しているわけではないのです。病院や医療従事者の危機は、必ずしも患者の危機とは関係ないのかもしれませんね。
店長

2010年4月10日 (土)

コラム466 目の病気、自覚なくても…40代から眼底検査を

自覚のないまま進行し、失明する病気もある。定期的な検査で病気の予防や早期発見に努めるとともに、目が疲れにくい室内環境を整えたい。目の中でカメラのレンズの役割をする水晶体は、年齢とともに硬くなり、近くのものにピントを合わせにくくなる。いわゆる老眼で、40代から始まる。日本眼科医会常任理事の杉浦寅男さんは「老眼は適切な眼鏡をかけることで対応できる。しかし、緑内障などの病気は失明につながることもあり、注意してほしい」という。日本眼科医会によると、緑内障など視覚に何らかの障害がある人は国内に推計164万人おり、60歳以上が72%を占める。視覚障害の原因として最も多いのは緑内障だ。眼圧が高くなるなどで視神経が圧迫され、少しずつ視野が欠けていく。患者は40歳以上の20人に1人の割合といわれる。
また、患者が増えているのは「加齢黄斑(おうはん)変性」という病気だ。網膜の中の黄斑と呼ばれる部分の老化現象によって、視野の中心がゆがんだり、黒く欠けたりして見えづらくなる。アメリカでは中途失明の原因として最も多く、日本でも食生活の欧米化などで、目立ってきた。格子や方眼紙を片目で見た時に、線が波打って見えるような場合は、できるだけ早く受診することが必要だ。
加齢黄斑変性の予防には、禁煙や、紫外線をカットするサングラスをかけることなどが役立つ=イラスト=。
「目の病気は、自覚症状のないまま進行することもあるので、40歳を過ぎたら、年1回は眼科専門医で視神経や網膜の状態をみる眼底検査を受けて」と杉浦さん。
読売新聞 2010/3/26

目の疲労は、頭痛や肩こり、食欲不振など、体の別の部分の不調につながることもあります。目にやさしい照明も大切ですね。日本工業規格の照度基準によると、室内で読書をするのに必要な明るさは500ルクス、手芸や裁縫などの細かい作業は1000ルクスだそうです。大手電機メーカーの調査では、60歳以上は、加齢によって、目の水晶体がにごり、光が散乱しやすくなるので、若者の約1・5~2倍の明るさが必要だそうです。高齢の方は、明るさや暗さに順応する力も弱くなり、夜に部屋からトイレに行く時に廊下にほんのり明るい足元灯をつけるなど、転倒予防の面からも、照明への気配りが大切ですね。
店長

2010年4月 9日 (金)

コラム465 メタボ健診を30歳まで拡大

NECは4月から、グループ社員と配偶者らに実施している特定健診・保健指導制度(メタボ健診)の開始年齢を、現在の40歳から30歳に引き下げる。企業の健康保険組合などに義務づけられているメタボ健診の対象は40歳~74歳だが、30歳代まで独自に範囲を広げるのは珍しい。生活習慣病の予防を徹底して医療費負担を減らす狙いがある。NECが、健康診断でメタボと判定された男性社員の比率を調べたところ、30歳は19%、40歳は33%で、それ以降はほぼ横ばいだった。30歳代で“メタボ比率”が急上昇していることが分かり、早期の対策が必要と判断した。NECでは現在、約3万人の社員がメタボ健診の対象となっているが、30歳代を加えることで8000人程度増える。NECは、社員食堂のメニュー改善などの健康増進策をとっており、2009年度にメタボと判定された人は約7200人と08年度に比べて約1000人減った。同社は、こうした対策の効果で、13年度の健保の費用は08年度比で1億4000万円程度減らせるとみている。
読売新聞 2010/3/29

大手企業ほど、会社をあげて健康増進対策が立てられ、たくさんの従業員がそれを守ることで、メタボ健診の効果が上がりやすいといえますね。きっちりと1日の多く時間を過ごす職場にて生活習慣病対策を実践することで、健康維持できれば医療費が軽減され、会社の医療費負担額も社会保険庁からの請求額も減り、企業としてコスト削減になるのです。これが本来のメタボ健診のねらいです。中小企業も将来を見据えた、従業員の健康増進策を立てるべきですね。
店長

2010年4月 8日 (木)

コラム464 季節のお花「ロベリア」

みなみさん

ロベリアの花が咲きました。
ロベリアは夫が大好きな花です。
秋まきの一年草で草丈は15㎝くらいと低く、たくさんの花を付けてくれます。
丈夫で育てやすいのでプランターや鉢、ハンギングでも楽しむことができます。
花の形がチョウチョのように見えることから、「ルリチョウチョウ」という別名もあります。
花言葉は、謙遜・譲る心などです。

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2010年4月 7日 (水)

コラム463 新しい吸入インスリン製剤が糖尿病治療に有望

新しい吸入インスリン製剤Afrezzaが有望視されている。現在、米国食品医薬品局(FDA)の承認を待つ同薬は、現行のインスリン注射製剤に比べ速効性があり、低血糖リスクを抑えながら正常に近い血糖値を得ることができる。また、以前販売されていた吸入インスリン製剤Exubera(すでに市場から撤退)に比べて肺障害をもたらすリスクが低いという。
Afrezzaを製造する米MannKindマンカインド社(カリフォルニア州)のAndrea Leone-Bay氏によると、Afrezzaにはテクノフェア(Technosphere)と呼ばれる新技術を使用しているという。粉末状の薬剤を吸入すると肺で溶解し、血液に取り込まれて即座に作用する。Exuberaの作用が吸入から45~60分で最大となるのに対して、Afrezzaは12~15分で最大になる。この速効性により、糖尿病患者が目指す食事後の血糖値を下げるという目的を達成することができる。
HealthDay News 2010/4/1

吸入インスリンが初めて欧米で認められたのは、2006年です。夢の新薬として大きな期待を集めていましたが、翌2007年には発売中止になりました。販売量が予想より極端に下回ったせいですが、その理由は高価格、簡便性が悪い、定期的な肺ガン発生のリスクがあり肺機能検査が必要・・と患者・医師双方とも敬遠したためのようです。研究者によると今回の新薬はラットを用いたガンの研究が実施されていて、肺ガンのリスクはかなり低いそうでうす。今回こそ夢の新薬になるのでしょうか?
店長

2010年4月 6日 (火)

コラム462 備長炭

みなみさん

先日お友達に誘われ、備長炭を購入しました。
備長炭は以前から売られていましたし、何となく身体にいいものかな?とは思っていましたが半信半疑でした。
しかし実際に使ってみるとさまざまな使いみちがあり、効能も感じることができたので、いくつかご紹介したいと思います。
まずは飲料水。説明書きには備長炭の気孔の吸着力により塩素や悪臭の有機物を吸着し、
カルシウム等のミネラル分が水に溶けだすことでミネラルウォーターができるとありました。
もちろんミネラル分を味で感じられたという訳ではありませんが、カルキ臭さは一切なくとても美味しい飲料水になりました。
私が個人的に最も感動したのは、冷蔵庫での使い方です。
冷蔵庫に入れておくだけでエチレンガスを吸着し鮮度が保たれます。
痛みやすい葉物野菜がいつもよりイキイキしていてビックリしました。
また、靴箱やお手洗いの脱臭、押し入れの除湿にも使えるので、これから迎える梅雨に役立てることができそうです。





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2010年4月 5日 (月)

コラム461 乳がん撲滅を訴え、検診カード 母の日に…大阪のNPO

乳がん撲滅を訴え、「ピンクリボン運動」を展開するNPO法人「J.POSH」(大阪市)が、母の日(5月の第2日曜日)に、高校生から母親へ、乳がん検診を勧めるグリーティングカードを贈ってもらおうと、受診費を一部補助するキャンペーンを実施している。同NPOの松田寿美子事務局長は「お子さんに背中を押してもらって、ぜひ受診を」と願っている。補助対象は、応募時に高校生の生徒1000人。乳がん患者が多い40~50歳代が、高校生の子どもを持つ年代であるため、選んだ。2009年に始めた企画で、この年は学校単位での申し込みのほか、男子生徒からも多数の応募があり、抽選で1000人を選んだ。キャンペーンを利用した母親から、同法人に「仕事もあり、なかなか受診できなかったが、子どもからもらうと行く気になった」とつづった礼状が届いたという。
読売新聞 2010/4/2

お母さんへの思いやりを感じるキャンペーンで感動を覚えます。男子生徒からの応募が多いというのも感慨です。若い頃から女性特有のガンに対して認識を持つことはとても大事なことです。同NPOのサイトからダウンロードできる応募用紙でこのキャンペーンに応募すると、当選者にはグリーティングカードが送られ、受診した際の領収書とキャンペーン参加証を返信すると、受診費によって上限3000円分のクオカードがもらえるそうです。
店長

2010年4月 4日 (日)

コラム460 食事摂取基準2010年度版 4月1日より適用 何が変わった?

「日本人の食事摂取基準」の2010年度版が、2010年4月1日から適用されています。
食事摂取基準では、私たちが健康を維持していくうえで目安となる栄養の摂取量を示してくれています。カロリーやたんぱく質・脂質のバランスはもちろん、ビタミンやミネラルについても一つ一つ基準値が設定されています。基準は5年に1度見直して更新することになっており、今回新しくなったのです。日常生活の中で、数値の一つ一つを意識することはあまりありませんが、学校給食や病院食の献立は、この基準値を参考に栄養バランスを整えたり、生活習慣病予防や病院での食事指導もこの値が基になっているのです。
2010年度版では、前の2005年度版と比べて見直された大きなポイントは次の3つです。
●ライフステージ毎に推定エネルギー必要量が変更された
小児及び若年女性では減少。70歳以上の高齢者については、これまで想定していた身体活動レベルより実測値の方が高いことが分かってきたため、引き上げられた。例えば若年女性(18~29才)の場合、身体活動レベルII(1日の運動量:普通)の時、2050kcal→1950kcal(100kcalダウン)となった。
●ナトリウム(食塩相当量)の目標量 引下げられた
男性10.0g→9.0g 女性8.0g→7.5gに引下げられた。調査では成人で10g前後の摂取量であったのに対し、生活習慣病予防の観点から、厳しくなった。
●カルシウムの基準設定 変更
目安量・目標量から、推奨量を目指すことに変更された。例えば成人女性で、目標量600mg・目安量600~700mgであったものが、推奨量650mgに統一された。ちなみに、調査では20~40代女性のカルシウム平均摂取量は445~474mgだった。
ただ、「食事摂取基準の数値できっちりと管理しよう」とは考えないでください。厳しい食事管理では、食べることを楽しめなくなってしまいます。食事摂取基準の解説でも、「1日単位で厳密に管理する必要はなく、1カ月単位で見て管理できれば良い」と言っています。平日は外食が多いなら、週末にリセットするくらいのつもりで、参考にしてみましょう。
店長

2010年4月 3日 (土)

コラム459 糖尿病とアルツハイマー病の合併で症状悪化 “負の連鎖”を阪大研究チーム突き止める

糖尿病とアルツハイマー病が合併して発症すると、いずれも症状が悪化することを、大阪大大学院医学系研究科の里直行准教授らの研究チームが突き止め、米科学アカデミー紀要電子版に発表した。併発患者の治療法開発につながる成果で、注目される。
糖尿病患者はアルツハイマー病にかかりやすいことが知られているが、里准教授らは糖尿病マウスとアルツハイマー病マウス、さらに双方を掛け合わせた合併マウスを比較した。その結果、合併マウスはアルツハイマー病の原因物質とされるタンパク質「ベータアミロイド」の脳血管内での蓄積が早いことを確認。蓄積が進む原因としては、糖尿病の影響で脳血管の硬化が起きていることなどが考えられるという。認知症の進行も、アルツハイマー病単独マウスよりも早いことが分かった。
一方で、合併マウスは糖尿病マウスよりも血糖値が高くなる傾向があり、糖尿病がより重くなることが確認された。里准教授は「二つの病気にかかることで負の連鎖に陥り、いずれの症状も悪化することが分かった。悪循環を断ち切るため、食事や運動など生活習慣を改善することが大事だ」と話している。
産経新聞 2010/3/16

糖尿病とアルツハイマー病の関連が大きいことはよく知られていました。ある調査では糖尿病やその予備群の人は、アルツハイマー病を発症するリスクが4.6倍高いことがわかっています。これはまだ学説段階ですが、「糖の代謝が悪くなると、脳細胞機能に影響を与え、アルツハイマー病発症のきっかけとなる」という仮説が立てられ、記事のようなマウスを使った実験で検証されつつあります。糖の代謝悪化は、食事や運動の習慣を改善することで予防できます。アルツハイマー病のことも意識して生活習慣改善に取り組みましょう。
店長

2010年4月 2日 (金)

コラム458 糖尿病治療+観光ツアー、徳島県が世界にPR

徳島県が、糖尿病治療と観光を兼ねたツアー「メディカルツーリズム」を誘致するため、第1陣として中国からモニター27人を招いたツアーが始まった。参加者は、徳島大学病院で検診を体験するなどした。県は「『糖尿病治療と言えば徳島』と世界にPRしていきたい」と張り切っている。中国、インドなど食生活が変化しつつあるアジア諸国では糖尿病患者が急増。県は、糖尿病による死亡率が都道府県でワースト1位が続き、徳島大を中心に治療、研究が進められていることから、糖尿病の検査・治療と観光をセットで提供すれば、それらの外国からたくさんの客を招く観光活性化策になると考えた。今回のモニターツアーには、中国の一般参加者のほか、旅行会社やメディア関係者が参加。一行は初日鳴門市の渦潮や大塚国際美術館などを見学し、次の日はうち10人が検診を受け、3日目は三好市のかずら橋などを観光し、4日目に帰国する。
検診で、参加者らは血圧や体重を測り、血管内皮機能検査(FMD)、内臓脂肪CT(コンピューター断層撮影法)などの糖尿病検査を受け、通訳の説明を熱心に聞いた。昼食は「メタボリックヘルスランチ」として、サケの香草焼き、県名産のそば米汁など、計661キロカロリーに抑えた食事を味わった。昼食後、医師が検査結果を説明した。参加した教師の朱欽樵さん(65)は「中国でも健康への関心が高まっている。旅行しながら治療できるのは人気が出るのでは」と好印象。朱月香さん(62)は「設備が素晴らしく、医師、看護師ら病院のスタッフはとても親切だった」と満足そうだった。
読売新聞 2010/3/22

糖尿病による死亡率が都道府県でワースト1位の徳島県が、逆転の発想で糖尿病治療PRを世界に発信する都市になろうとしています。最先端の検査機器や治療技術・医師が集結し、世界トップレベルの糖尿病治療と県産食材を使った食事療法が世界中の注目を集めることになるかもしれません。
店長

2010年4月 1日 (木)

コラム457 春の色

みなみさん

「エルニーニョ現象」などの影響で、日本の南で高気圧の勢力が強まるとみられ、今年の春は暖かくなりそうだという気象庁の発表。
そのとおり、例年よりも暖かい日が多いように感じます。
そんな暖かな日に山へ散歩に出かけると、たくさんの「春の色」に出会うことができます。
レンゲや山ツツジ、タンポポ・・・。
また、春の山の色は白っぽい緑や濃い緑、新緑の黄緑など、無数の緑で彩られています。
そんな春の美しさを満喫していると、息子が「かっっかあちゃん・・。タヌキ~!!」と絶叫。
見ると、まんまる目をした可愛いタヌキが・・・。
思わず写真を撮りました。
タヌキも春のお散歩を楽しんでいるようでした。


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2010年3月31日 (水)

コラム456 HbA1cは心血管疾患リスク予測にも有用

糖尿病リスク予測には空腹時血糖値とHbA1cのいずれも有用
糖尿病または心血管疾患歴のない成人について、将来の糖尿病や冠疾患、虚血性脳卒中罹患のリスクを予測するには、空腹時血糖値とHbA1c値のどちらが適しているのだろうか。両指標の能力を比較した米Johns Hopkins 大学のElizabeth Selvin氏らは、糖尿病の予測においては両指標とも有用だが、糖尿病以外の予測については、HbA1cが空腹時血糖に優ることを明らかにした。詳細は、NEJM誌に報告された。
日経メディカルオンライン 2010/3/24

HbA1cは少量の血液検体を使って過去2-3カ月間の平均血糖値を測定する検査法で、糖尿病の診断基準や治療目標として使われます。これが心血管疾患や脳疾患の発生を事前に予測できる有望な危険因子になり得るということを示しており、リスク予測に使えるという画期的な研究結果です。HbA1cは献血の際にも、検査してくれます。ご自身の数値を知っておくことが大切ですね。
店長

2010年3月30日 (火)

コラム455 春到来

みなみさん

もうすぐ4月ですね。
本格的な春の到来です。
すっかり暖かくなり日も長くなってきたので、夕方の散歩が楽しくなってきました。
春の草花が芽を出し、山も春らしい色に変化してきました。
公園のベンチに座りゆっくり景色を眺め、ボーっとする時間はとても贅沢に感じます。
同行する息子は、いろいろなアンテナを張り巡らせて公園を探検しています。
「子供は遊びの天才!」とはよくいったもので、面白い形の石、木の枝など、何でも遊び道具にしてしまいます。
朝の散歩は清々しくリフレッシュできますが、夕方に子供と過ごす散歩もまた、違った趣があり幸せな時間です。


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2010年3月29日 (月)

コラム454 糖尿病、標準体形でも注意 愛院大が調査

糖尿病は50代以上では、太った人だけではなく標準体形の人にも多く発症していることが、愛知学院大歯学部の横田充弘教授(67)らの疫学調査で分かった。メタボリック症候群対策として行われている特定健診・保健指導(メタボ健診)の腹囲の診断基準について、厚生労働省研究班などで検証が進んでおり、今回の結果も一石を投じそうだ。
調査は2004年から4年間、愛知県北名古屋市に住む50歳以上の約4000人を対象に実施。住民健診やミニドックの受診者から血液を採取し、体重測定や問診をした。
その結果、対象者の10人に1人が糖尿病を発症。その分布を調べると、男女とも肥満度を示す体格指数(BMI)24・2を頂点とした三角形となった。日本肥満学会の判定基準ではBMI25以上が肥満だが、糖尿病患者は25未満の標準体形の方が多かった。
対象者全体の分布と比べると、糖尿病患者の男性はほぼ重なり、女性は若干肥満気味だったものの、いずれも標準体形付近がピークだった。
中日新聞 2010/3/25

肥満でなくても高血圧や糖尿病になるリスクは高いという研究結果が、最近増えてきました。しかしながら、これはアジア人特有の傾向のようです。アメリカでの同様の調査では、糖尿病の発症の頂点はBMI32と、肥満体の人に糖尿病が多いことが知られています。アジア人は、糖を分解するインスリンの分泌量が少ない体質の人が多く、肥満ではなくても糖尿病患者が多くなるといわれています。
店長

2010年3月28日 (日)

コラム453 2010年4月7日は世界保健デーです

都会で暮らす人々が都市特有の健康問題に直面していることを知っていますか?
いま世界中では都会化が進んでいます。2007年には、人類史上初めて都市人口が世界総人口の半分を超え、これからも増え続けると予測されています。しかし都会化が進行することで、様々な健康問題も発生してきます。代表的なものとして、不健康な食生活と運動不足によって起こる生活習慣病、うつ病などの精神的な病、新型インフルエンザなどの伝染病蔓延、光化学スモッグなどの環境問題によって起こる健康の被害などがあります。都会に住む人々の健康を改善するためには、国や政府に頼るばかりではなく、個人や地域団体、そして、企業それぞれの貢献が不可欠です。今、健康であるために、そして、次世代の健康のために、今こそ行動を起こしましょう。  
世界保健機関(WHO)ホームページより

1946年のニューヨークで開かれた国際保健会議の採択に基づき、1948年4月7日に世界保健機関(WHO)が誕生しました。WHOはこの日を記念日として制定しました。「すべての人々が可能な最高の健康水準に到達すること」が目的です。2010年「世界保健デー」のテーマは「進行する都会化と健康を考える」です。目標は、都会に住む人々をより健康にすることにあります。この日の前後に世界各国の都市で健康に関わるイベントが行われます。兵庫県姫路市では、桜の季節に姫路城を眺めながら楽しく歩くウオーキングイベントを開かれるそうです。
店長

2010年3月27日 (土)

コラム452 青魚でPTSD緩和 DHA摂取 予防効果?

国立病院機構災害医療センターの松岡豊医師のチームは、青魚に含まれるDHA(ドコサヘキサエン酸)にPTSD(心的外傷後ストレス障害)の予防効果の可能性があるとする研究結果をまとめ、米国の医学誌「ジャーナル・オブ・クリニカル・サイコファーマコロジー」に掲載した。
松岡医師らは平成20年5月~21年1月、交通事故などの重傷で同医療センターの救命救急センターに入院し、PTSD発症の可能性がある患者15人を調査。大きめの脂がのったサンマ1~1・5匹分に相当する量のDHAを含むサプリメントを3カ月間飲んでもらい、症状を検証した。PTSDは(1)フラッシュバックやつらい記憶がよみがえる「再体験」(2)事故にまつわる場所を避けるなどする「回避」(3)不眠などに悩む「過覚醒(かくせい)」-の症状について、頻度や強さを点数化して診断した。松岡医師らの調査結果によると、事故から3カ月後の症状の強さ(点数)は、DHAを飲んだ患者が飲まなかった重傷者に比べて4割程度に抑えられた。DHAはマグロのトロ、サバやアジ、イワシなどの青魚に豊富。松岡医師は「大きな事故に遭うと4人に1人がPTSD症状に苦しみ、日常生活に支障を来すといわれている。普段の食生活から予防に取り組んでほしい」と話している。
産経新聞 2010/3/16

PTSDとは、つまり、「トラウマ」ですね。心に受けた衝撃的な傷が元で後に生じるストレス障害といえます。治療方法が確立されている訳ではないですが、カウンセリングのような形で専門家が患者と対面して行う治療法や薬物療法もあるようです。いろいろな療法を組み合わせて、徐々に治療効果を観察していくしかないのです。PTSD治療に魚の油が有効だとしたら治療の幅が広がりますね。もともと魚の油成分DHAは「頭がよくなる成分」といわれていますから、可能性は大いにあると思います。
店長

2010年3月26日 (金)

コラム451 がんが世界の死亡原因トップに がん撲滅に向け肥満対策

がんの予防や検査、治療法はこの40年間に飛躍的に進歩しているが、世界中で死亡原因のトップになりつつある。米国医師会では「がんを予防するために、肥満や不健康な生活習慣を改善する必要があることが十分に知られていないことや、社会の高齢化が進んでいること」を理由に挙げている。
米国医師会は、米医学誌「米国医師会雑誌(JAMA)」のがん特集号に合わせて記者会見を開催した。がんの早期発見や治療は進歩しており、診断予後も改善されている。1971年に米国がん法(National Cancer Act)が制定させて40年近くが経過し、がん撲滅のための研究に政府や研究機関、非政府組織、製薬企業などが1000億ドル(約9兆円)以上を投入した成果が現れているという。「医療は進歩しており、がんの予防を啓発したキャンペーンの効果もあり、米国ではがんの死亡率はこの20年で約16%減少し、年間のがんの新規診断は10年間に1%減少した」と、米国がん学会(ACS)副理事長のSusan Gapstur氏は述べた。
こうした進歩があったにもかかわらず、米国では年間に56万人が死亡しており、死因の第2位になっている。米国がん学会によると、2009年には150万人ががんを発症した。近い将来に米国男性の2人に1人、女性の3人に1人ががんと診断されるようになり、がんは心疾患を抜いて世界でもっとも死者数の多い病気になる可能性があるという。
肺がんや肝臓、子宮、膵臓、脳腫瘍などの死亡率の高いがんについては、有効なスクリーニングや療法の方法はまだ十分に開発されていない。「がんの医療でより多くのことが分かってきたと同時に、がんに対する戦いはより複雑になっている」とGapstur氏は話す。
がんの危険因子は加齢で、一般的に55歳を超えると発症が増えていく。平均寿命が伸び社会の高齢化が進むにつれて、がんの発症リスクが高くなる。「がんの予防と早期発見は、がん治療を改善するためにますます必要となっている」と強調している。がんの一次予防に向けた取組みの成果として、喫煙率の低下は重要だ。1990年から2006年にかけて米国男性のがん死亡率が大幅に減少したのは、喫煙率が低下し肺がんによる死亡が減った影響が大きい。米国人は喫煙以外に太りすぎや肥満に注意しなければならない。米国がん協会によると米国人の喫煙率はこの15年で20%まで低下したが、代わりに肥満が増えており、成人の3分の2が過体重か肥満だという。最近の研究によると、米国では毎年、脂肪過多による肥満が10万人以上のがん発症につながっているという。

日本生活習慣病予防協会 2010/3/18

米国では禁煙対策がすすんでいるようです。ある調査では、2008年の米国喫煙率は20.6%で、日本の成人男性の喫煙率は39.5%です。しかしながら、米国でガン撲滅が進まないのは、肥満が影響しているせいですね。成人の2/3が肥満というのは驚きです。肥満はさまざまな種類のがんの発症と関連があるといわれています。がんによる死亡の3分の1は、不健康な食事、肥満、運動不足が起因であるという報告もあります。
店長

2010年3月25日 (木)

コラム450 季節のお花「白木蓮」

みなみさん

私の大好きな花のひとつ、「白木蓮」が咲き始めました。
木蓮科の落葉高木で、花弁が肉厚で花が大きいのが特徴的です。
真っ白で初々しい姿は、白無垢姿の花嫁さんを思わせる美しさです。
枯れ際は少し寂しい感じもするのですが、それもまた白木蓮の魅力のひとつだと思います。
木蓮の花言葉は「自然への愛」。
優しく甘い香りにも癒されます。

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2010年3月24日 (水)

コラム449 野菜よく食べる人=非メタボ

野菜をよく食べる人ほど腹囲が小さいという調査結果を、内科医などでつくる日本臨床内科医会(後藤由夫会長)がまとめた。調査は昨年、同会員が勤務する医療機関の40歳以上の患者を対象に行った。回収された男女約3万5000人分の回答のうち、腹囲の記載があった約1万5000人分を分析した。腹囲が、メタボリックシンドロームの診断基準(男性85センチ以上、女性90センチ以上)を下回った人(腹囲正常者)は、男性41%、女性75%だった。野菜を食べる量を、「ほとんど食べない」「普通に食べる」「毎食食べる」の3段階に分け、腹囲正常者の割合との相関を調べた。すると、男性の腹囲正常者は、「ほとんど」「普通」「毎食」の順で、31、40、45%と増加。女性の腹囲正常者も、71、74、76%となり、男女とも野菜の摂取量が多いほど、腹囲正常者が増えていた。
読売新聞 2010/3/18

野菜は食物繊維が多く、よく噛んで食べる必要があります。このよく噛むという行為で、早めに満腹中枢が刺激され、食べる量が減るのではないかといわれています。野菜は消化にも時間がかかり、おなかがすきにくくなる食材といえるでしょう。今は春野菜がスーパーなどで簡単に手に入ります。春キャベツ、ふき、セロリ、たけのこ、菜の花、スナップえんどう、そら豆、新玉ねぎ、さやえんどう、うど、ふきのとう・・・いろいろ季節感のある食材を食卓に並べてみてはどうでしょうか。
店長

2010年3月23日 (火)

コラム448 皿鉢料理

みなみさん

坂本龍馬で有名な高知県へ行ってきました。
大河ドラマの影響もあり、どこへ行ってもたくさんの観光客で賑わっていました。
龍馬の銅像が立つ「桂浜」はとても感動しました。
白い砂に打ち寄せる波、美しい松の数々・・・。
万葉集に歌われるのも納得の絶景でした。
美味しいものもたくさんあり、なかでもビックリしたのが「皿鉢料理」です。
大きな立派なお皿に、ご馳走がたっぷり。
皿鉢を大勢で囲み、好きなものを取って食べる・・・堅苦しいルールに縛られず、何よりも自由を尊重する土佐ならではの料理だそうです。
本来は羊羹などのデザートも同じ皿に盛りこまれるそうですが、旅館の方曰く、嫌がる観光客もいるので生物だけにしていますとのことでした。
高知県への旅は初めてでしたが、美しい山と海、美味しい食べ物に心癒されました。
高知県・・・素晴らしいところでした。


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2010年3月22日 (月)

コラム447 極端な血圧変動は脳卒中のリスクを高める

単なる高血圧ではなく、極端な血圧の変動がみられる場合には脳卒中リスクが大幅に増大することが、新しい研究で示された。
英オックスフォード大学教授Peter Rothwell博士の研究は、軽度の脳卒中を来した被験者2,000人の4集団を対象に、高血圧および血圧の変動性について検討した。その結果、7回の受診時の収縮期血圧(最大血圧値)の変動が最も大きかった患者は、重度の脳卒中を起こすリスクが6倍であり、血圧値が最も高かった患者群は脳卒中リスクが15倍であった。
高血圧の診断と治療の不十分さが大きな問題となっているが、「その問題の一部は血圧の変動性が診断に及ぼす影響に関する認識の不足であったことが今回の研究から示唆される」とRothwell氏は述べている。「現行の臨床ガイドラインはいずれも、血圧値の変動や一過性の高血圧は無視し、複数の受診や24時間モニターリングの平均血圧値だけをみるよう推奨している。今回の研究は、血圧の変動の大きさ、最大血圧値の高さおよび一過性の高血圧が脳卒中および他の血管イベントリスクを増大させることを示すとともに、血圧が正常なときがあるからといって安心してはならないことを強調するものである」と同氏はいう。

一過性の高血圧は今まであまり問題視されていませんでした。ストレスによる高血圧、職場高血圧、冬季の風呂場やトイレでの高血圧、いろんな場面で一時的に血圧は急上昇します。このような血圧上昇は脳には大きな負担になるようです。病院での測定値だけで安心していられないということを心得ておかなければなりません。理想的なのは、24時間血圧を測定するタイプの血圧計でどのタイミングで血圧が急上昇するのか知っておくことでしょう。
店長

2010年3月21日 (日)

コラム446 隠れメタボ、やせた人も高リスク 厚労省研究班が提言へ

おなかのサイズが大きくてもそうでなくても、血圧や血糖値などで異常が重なればメタボリック症候群と同じように心筋梗塞や脳卒中を起こすリスクが高まることがわかった。メタボ健診の基準を検証している厚生労働省の研究班(研究代表者=門脇孝・東京大教授)が解析結果をまとめた。腹が出ていない人たちの対策も進めるよう提言を報告書に盛り込む。将来の基準に反映される見通しだ。
日本のいまの基準は、腹囲が男性85センチ以上、女性90センチ以上であるのが第一条件。そのうえで血圧や血糖、脂質の検査値の異常が二つ以上あると「メタボ」と認定する。 研究班は全国の40~74歳の男女約3万人を対象に腹囲が基準を満たした場合と満たさない場合とで調べた。すると、腹囲が基準に達しない人でも、検査値の異常が増えるにつれて心筋梗塞などの発症リスクが増えていた。また女性で発症した506人のうち、半数以上は腹囲が基準より小さく、何らかの検査値の異常をかかえていた。
特定健診では、メタボに該当するか、予備群とされた人に対して特定保健指導をする。ただ、やせていて血圧や血糖値が高い人はとりわけ日本に多く、死亡リスクも高いことが指摘されてきた。
海外では昨年10月、国際糖尿病連合などが「腹囲を必須条件としない」とする世界的な統一基準をつくった。門脇教授は「やせることで効果的に病気を予防できるような人を見つける点で、いまのメタボ基準にも意味がある」と話す。
朝日新聞 2010/3/12

メタボ対策として実施されている特定健診・保健指導で使う腹囲基準について、いろいろ議論されていますね。まず、腹囲基準をこえていることが必須項目となっているのが問題ではないかと思います。腹囲に問題ない人が、血圧や血糖値が高めでも指導対象にならないケースも生じています。2008年度から始まった健診の現場では、「やせていても生活習慣病を起こす恐れのある人が見落とされる」と、戸惑いの声が上がっていたのも事実です。特定健診の見直しが迫られていますね。
店長

2010年3月20日 (土)

コラム445 男性サラリーマンの4割が「メタボが仕事に悪影響」

メタボリックシンドロームと判定される30~40代の男性サラリーマンの約4割はメタボが仕事に悪影響を及ぼしていると感じている。95%は「メタボを改善したい」と考え、うち60%は「すぐにでも改善したい」と積極的だが、実際に日常的にセルフケアしている割合は半数以下――こんな実態が、「糖転移ヘスペリジン・ビタミンP研究会」のインターネット調査で明らかになった。
調査は2010年1月に実施。メタボリックシンドロームと判定された30~40代男性サラリーマン400人から回答を得た。
それによると、「仕事が原因でメタボになった」と感じている人は37%、「メタボが原因で体調不良や欠勤など悪影響を及ぼしている」と感じている人が38%で、3人に1人以上が仕事とメタボの関連を強く意識している。
また、「メタボ改善のため、日頃からセルフケアをしていますか?」と聞いたところ、58%が「いいえ」と回答。また、メタボと判定されても76%は医療関係者に相談していないことが分かった。その理由は「セルフケアによって改善したい」(34%)、「通院する時間がない」(28%)、「治療費が高額」(14%)が多かった。
職場での慢性的なストレスが強い人ほど、メタボリックシンドロームの発症リスクが高まるといわれるが、忙しいサラリーマンの多くは、生活習慣の改善に積極的に取り組めていない現状が窺える結果になった。
この結果について、大阪大学医学部附属病院の山下静也教授(循環器内科)は「メタボシックシンドロームでは、抱える危険因子が多いほど重篤な疾患を発症するリスクが高くなる。治療が必要な状態になる前に、まずは生活習慣を改善し正しいセルフケアを行うことが重要だが、多忙なサラリーマンの中には、運動や食事コントロールなどの基本的なセルフケアにさえ手が回らないという人もいる」と述べている。
日本生活習慣病予防協会 2010/3/4

働き盛りの30~40代男性サラリーマンの方々にとっては、身につまされるような話しではないでしょうか?「メタボは単なる肥満ではない。病気の一歩手前である。」という正しい認識を持っていただきたいものです。忙しいとは「心が亡くなる」と書きます。どんなに忙しくても、心を一度リセットして、自分の健康のことを考えることが必要ですね。
店長

2010年3月19日 (金)

コラム444 「お薬の時間です」、お知らせロボット発売

「お薬忘れないで」というロボットを群馬県立県民健康科学大の岡部勝也講師(65)が企業と共同開発した。箱が28並び、曜日ごとに4種類まで薬が入る。
薬の時間になると窓のランプが点灯、音楽とともに「お薬の時間です」と音声が流れ、窓が開く。窓を閉めないと音楽は鳴り続ける。薬を飲んでも飲み忘れていても、離れて暮らす家族にその連絡がメールで毎日届く。元気かどうかの把握にもつながる。本体価格は約25万円。安心料としては安い?
朝日新聞 2010/3/8

すごいロボットが作られました。ロボットに薬の管理をしてもらうということです。「薬を飲むのを忘れないように」という主旨でしょうが、薬を取り出すまで、音楽が鳴り続けるというのは、ちょっとやり過ぎのような気もします。それと、薬を飲まなくていい病状にまで改善されたにもかかわらず、薬が強制的に出される危険性もあります。ロボットのいいなりになってしまうような印象を受けますね。
店長

2010年3月18日 (木)

コラム443 国際人種差別撤廃デー

みなみさん

3月21日は「国際人種差別撤廃デー」です。
また、3月21日からの1週間を「人種差別主義と闘う人々との連帯週間」として、世界中で人種差別の撤廃を求める運動が展開されています。
黒人差別をなくそうとしたキング牧師の活躍などにより定められた、人種や肌の色、宗教などによるすべての差別を禁止する法律「公民権法」。
この法律が定められて45年・・・・・。
黒人初のオバマ大統領が誕生しました。
アメリカで黒人が大統領になることには特別な意味があり、大変注目されました。
オバマ大統領がこれからどんな歴史を作っていくのか、期待が高まる一方です。

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2010年3月17日 (水)

コラム442 妊娠糖尿病:診断基準を厳格化

日本糖尿病・妊娠学会、日本糖尿病学会などは、妊娠をきっかけに発症する妊娠糖尿病の診断基準を厳格化する方針を決めた。世界糖尿病妊娠学会が取りまとめた診断基準を採用、より軽い高血糖の人にも治療を促す。
妊娠糖尿病は従来、妊娠前に発症した糖尿病も含んでいたが、同学会などは「妊娠中に初めて発見または発症した軽い高血糖とし、明らかな糖尿病は含めない」と変更し、一般的な糖尿病と区別した。
そのうえで、空腹時血糖値(1デシリットルあたり92ミリグラム以上)、75グラムブドウ糖負荷試験の1時間後の血糖値(同180ミリグラム以上)、2時間後の血糖値(同153ミリグラム以上)の三つの検査値のうち、1項目でも該当した場合、「妊娠糖尿病」と診断することにした。従来は2項目に該当することが必要だった。空腹時血糖値については、従来の「同100ミリグラム以上」よりも引き下げ、症状が軽い段階から治療を促す。
産経新聞 2010/3/11

妊娠糖尿病にかかってしまうと胎児にも悪い影響が出てくること、産後に妊婦の方がそのまま糖尿病に移行するリスクがあることが、この病気の怖いところです。妊娠中にのみ発症する一時的な病気ではありますが、妊娠中毒症・尿路感染症・産後糖尿病など合併症も増えているようです。このような背景があって、今回、診断基準が厳しくなったといえます。妊娠糖尿病の主な原因は、1)糖尿病の家族歴、2)肥満、3)35歳以上の高年齢、4)妊娠中のカロリーの摂り過ぎ の4点です。妊婦の方は食事管理が大変なのですが、十分注意していただきたいですね。
店長

2010年3月16日 (火)

コラム441 ハンドメイド

みなみさん

もうすぐ新学期。
我が家は長男の進級と次男の入園を控えており、準備に追われています。
長男にはエプロンと巾着袋、次男には通園バックを作りました。
あまり得意ではないのですが、誰かのことを思い浮かべながら手作りするというのも、たまにはいいものです。
指先を動かすことが脳に良いことはよく知られていますが、大脳運動野で多くの部分が指を動かすために占められているそうです。
ただ指先を動かすだけでなく、ハンドメイドには考えて創造することも重要なので、より一層脳の活性化に繋がりそうですね。
久しぶりにミシンを出したので、椅子のカバーやランチョンマットを作ってみました。
いろいろな生地がありますが、私はリネンが大好きです。
あの洗いざらしのクタクタ感が、何とも言えない風合いです。

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2010年3月15日 (月)

コラム440 糖尿病の診断基準11年ぶり改定へ

日本糖尿病学会は、過去1~2か月の平均的な血糖値を反映する血液検査値「Hb(ヘモグロビン)A1c」を判定項目に取り入れた糖尿病の新しい診断基準案を公表した。
従来は特定の日の血糖値で診断しており、食事などの影響を受けやすい欠点があった。HbA1cを組み合わせることで、より正確な診断が可能になると期待される。診断基準の改定は11年ぶりで、5月の同学会学術集会で正式に決定する。
これまでは、空腹時などの血糖値に基準を設定、検査値がこれを上回ると、別の日に再検査を行い、糖尿病と診断していた。診断基準案では、血糖値とHbA1cの同時検査を推奨、両方の値が基準を上回ると、糖尿病と診断される。
読売新聞 2010/3/11

HbA1c値はもともと、糖尿病の治療目標に使われていた項目なので、医療現場では頻繁に検査されており、すでに診断基準として使われているケースも多くなっているそうです。血糖値とHbA1c値を組み合わせて診断する方が、より正確に糖尿病かどうかを見極められるという医師の話もあります。学会で正式に診断基準とされることで、糖尿病の早期発見・早期治療がすすむでしょう。
店長

2010年3月14日 (日)

コラム439 メタボさん、かかる医療費5割増し 425万人健診調査

メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群=メタボ)だと、かかる医療費は1.6倍――。中小企業のサラリーマンらが加入する協会けんぽを運営する全国健康保険協会がこんな分析結果をまとめた。血圧や腹囲の数値が高いメタボ予備群でも、いずれも正常値の人より医療費が高かった。
2008年度に生活習慣病の健康診断を受けた35歳以上の被保険者約425万人のデータを分析。健診の結果、メタボに該当する人と、そのリスクがない人について、1年間の医療費を比較した。
メタボの男性1人当たりの外来の医療費(薬代を含む)は平均11万2705円で、該当しない人(7万9619円)の1.4倍かかった。女性のメタボ該当者は、該当しない人の1.6倍の13万9390円に上った。入院医療費でも、メタボ男性が1.3倍、メタボ女性が1.5倍かかるという結果になった。
一方、メタボの人は「食事を食べる速度が他人と比較して速い」と回答した割合も高い。男性ではメタボでない人が34.1%であるのに対し、メタボは45.8%。女性でもメタボの44%がメタボではない人の30.4%を大きく上回った。
同協会が健診データと医療費を比較分析したのは初めてで、「今後、医療費などのデータがどう変わっていくかを継続して分析していく」としている。
朝日新聞 2010/3/10

メタボの人は何かと医療費がかかるようです。この記事にはありませんが、血圧や血糖値などの数値が高いと薬をすすめられて、投薬が始まるケースが多いそうです。薬が処方されるようになると、長期間、定期的に通院して薬がでるので、メタボ関連の医療費は膨らんでしまいます。最近は、検査で要注意になり、初めて病院に行くと、予備軍でも投薬が始まるケースも多くなっているそうです。かかりつけの医師を決めておき、信頼関係を気づいておくことも大切ですね。
店長

2010年3月13日 (土)

コラム438 ビタミンDとカルシウムの摂取により2型糖尿病のリスクが低減

厚生労働省の研究班は、ビタミンDを多く摂取している人では、カルシウム摂取量が多いと、2型糖尿病の発症のリスクが低減する可能性があるという研究結果を発表した。発症リスクは最大で、男性で38%、女性で41%減少するという。
研究班では「日本人の食事にはカルシウムが不足しており、摂取量を増加することで、糖尿病を予防できるかもしれない。ビタミンDもカルシウム吸収に関与している」としている。 この研究は、厚生労働省研究班「多目的コホート研究(JPHC研究)」(主任研究者・津金昌一郎国立がんセンター予防研究部長)によるもので、欧州糖尿病学会(EASD)の学会誌「Diabetologia」に発表された。
研究の対象となったのは、1990年と93年に岩手、秋田、茨城、新潟、長野、高知、長崎、沖縄の9保健所管内に住んでいた40歳から59歳の男女約6万人。5年間追跡した調査結果にもとづき、ビタミンD、カルシウム、乳製品の摂取量と2型糖尿病の発症との関連を調べた。
女性では乳製品の摂取量がもっとも多いグループで、もっとも少ないグループに比べて糖尿病発症リスクが約30%低くなることが分かった。男性ではこの関連はみられなかった。 また、ビタミンDの摂取量と糖尿病の発症リスクについて検討した結果、男女ともに統計学的に有意な関連はみられなかった。ただし、ビタミンDの摂取量が平均よりも多い群と少ない群に分けて調べたところ、男女ともにビタミンD摂取量が多い群では、カルシウム摂取量が多いと糖尿病のリスクが低くなることがあきらかになった。
ビタミンDの摂取量が多く、カルシウム摂取量がもっとも多いグループでは、糖尿病の発症リスクは男性で38%減少し、女性で41%減少していた。
糖尿病ネットワーク 2010/2/23

ビタミンDとカルシウムを摂っている人では糖尿病の発症が少ないという研究結果です。この組み合わせは、骨粗鬆症など骨の病気予防にとても役立つものです。カルシウムを効率よく吸収するためにはビタミンDを一緒にとることが有効だからです。いずれにしても40・50代になったら気をつけて摂りたい成分ですね。カルシウムが豊富な食材にビタミンDを含む食材をプラスして作ったメニューがいいですね。ビタミンDを多く含む食品の代表格が鮭です。カルシウム豊富なチーズと一緒に摂るといいのでは。「鮭のチーズのせ焼き」といったメニューはいかがでしょうか。
店長

2010年3月12日 (金)

コラム437 秋田の日本最高齢105歳、40年無事故無違反で運転

ヤギの世話をするため、約1キロの道のりを3輪バイクで毎日往復している秋田県上小阿仁村の無職石川政治さん(105)が、国内最高齢の運転免許保有者であることが県運転免許センターの調査で判明した。車体整備から身の回りのことまで一人で行い、一日も
石川さんは1970年、北秋田市や五城目町のゲートボール場へ通うために原付きバイクと小型特殊の免許を取得。以来、無事故無違反を継続中で、現在は3輪バイクと小型トレーラーを時速20キロ前後の安全運転で乗りこなしている。バイクを止める時は地面に足を付けて踏ん張り、冬場はチェーンの着脱を自ら行うなど、動きも軽快だ。
石川さんは昨年10月、道交法改正で75歳以上のドライバーに義務化された講習予備検査(認知機能検査)を北秋田市の自動車学校で受講。評価は3段階の真ん中で、検査担当者も「70、80歳代に劣らぬ記憶・判断力」と舌を巻いた。検査結果を知った県運転免許センターが「100歳を超えて免許を更新する人は珍しいのでは」と警察庁にデータを照会。全国に20人以上いる100歳以上の免許保有者の中で石川さんが最高齢であることが判明した。
石川さんは息子夫婦と孫、ひ孫の計7人暮らし。一日に1~2回、小屋で飼育する2匹の子ヤギの元へ向かう。昨春、親ヤギが出産直後、死んだため、石川さんが牛乳を与えながら大事に育ててきた。朝から晩まで小屋の中でヤギと共に過ごすこともしばしばで、石川さんは「ヤギの飼育は生きがい」と笑顔を見せる。昨夏、ヤギを田んぼに放す際には鍛冶(かじ)屋として鳴らした腕前を発揮。ノコギリで木材を切り刻み、鉄くずを溶接して放牧地を取り囲む柵を補修し、2匹の住み家を作り上げた。餌用大豆の栽培や牧草の刈り込みも一人で行う石川さんは、健康と長寿の秘訣(ひけつ)を「絞りたてのヤギの乳を飲むこと」と「ご飯を腹いっぱい食べること」と話す。
ヤギの乳は牛乳よりも味が甘めで濃く、体調維持に効果を発揮するといい、食事は今でも3食すべて家族と同じ。小学生のひ孫と一緒にステーキやシチューをペロリと平らげてしまうことも度々だ。
石川さんは、近隣住民が「どこさ行ってもバイクのじいさんの話ば聞くびょん」というほどの村の有名人。毎日、自宅前を通る3輪バイクを眺めているという無職加賀谷ミヤさん(88)は「あの年であんな元気な人、見たことない。見掛ける度に一人暮らしの寂しさを忘れられるし、『負けられない』とパワーをもらえる」と笑顔を見せる。
読売新聞 2010/3/2

年齢を重ねても、ご自身の力でしっかりと生きておられる姿は、高齢者の方の目標になりますね。毎日地道にしっかりと同じ生活を続けることが健康維持の秘訣かもしれません。同じ生活習慣を規則正しくきっちりと続けることは簡単なようで、とても難しいとことでは?と実感します。105歳で、40年間無事故無違反は脱帽ですね。
店長

2010年3月11日 (木)

コラム436 つくし

みなみさん

近所の土手にたくさんのつくしが生えてきました。
散歩をしながら「つくし摘み」を楽しみました。
つくしは主要な栄養素は少ないものの、ビタミン、ミネラルを含むスギナの胞子茎です。
穂先にある胞子を散布すると枯れてしまうので、穂先が開く前のつくしを選ぶと良いそうです。
また、節と節の間が短いものの方が育ちすぎておらず、調理するには向いています。
時間が経つとアクが強くなるので、すぐに食べない場合は下茹でしてから冷蔵庫で保存し早めに食べることが美味しくいただく秘訣です。
食卓に並べると、一足早い春の到来・・・。
ほろ苦さと春の香りが、口いっぱいにひろがります。

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2010年3月10日 (水)

コラム435 ばんそうこうで健康管理システム 血圧から気温まで

ばんそうこう型の器具を体に装着するだけで、血圧や体温などを計測し、家族や病院にデータを無線で送信する健康管理システムの開発に、県立大大学院工学研究科の前中一介教授(電気系工学)を中心としたグループが取り組んでいる。一人暮らしの高齢者や生活習慣病の患者が増える中、人体に負担なく、体調を常時把握できる技術で、完成すれば世界初。今年度で基礎技術の開発を終えており、12年度の完成を目指す。
尼崎市中小企業センターでこのほど開かれた県立大のフォーラムで公開された。開発しているのは、横6センチ、縦2センチのばんそうこう型の器具で、胸や腕などに張り付ける。超小型センサーなどの技術を持つ前中教授が「付けていることを忘れるようなものにしたい」という思いから、ばんそうこう型を思いついた。
血圧や体温、脈拍、発汗などの人体データだけでなく、日照や気圧、温度、湿度、騒音などの環境データも測ることで、寝たきりになっていないか、階段から転んでいないかなど、置かれた状況も把握する。約10のセンサーを厚さ1ミリ以内に収める予定だ。
素材は、皮膚の伸びにも対応し、蒸れないようなシリコン樹脂を使い、着けたまま風呂に入ったり、運動できるものを目指している。センサーが計測したデータは、無線で基地局を経由して福祉施設や病院、家族宅などのパソコンに送られる。異常があれば、警報が鳴り、救助に駆けつけることができる。また病気の兆候を発見し、早期治療に結びつけることもできる。前中教授は「人体を常時観測したデータが蓄積されれば、流行疾患の把握など、新しい研究にも役立つ」と話していた。
毎日新聞 2010年3月3日

一人暮らしの高齢者の方が増えています。このような健康管理システムも必要になってきたのかもしれません。価格を安くして、たくさんの人が積極的に健康管理に取り入れた方がいいと思います。救急が必要なときも察知して警報で知らせて駆けつけてくれる、救助システムもいいと思います。早く実現するといいですね。
店長

2010年3月 9日 (火)

コラム434 いちご狩り

みなみさん

イチゴ狩りに行ってきました。
イチゴ狩りの醍醐味は、完熟した甘味たっぷりの実を摘みたてで食べられることです。
私が行った農園のイチゴは「女峰」という品種でした。
「女峰」は、イチゴの代表的な品種で、糖度が高く適度な酸味があります。
また、鮮やかな赤色で光沢もよく、見た目も美しいです。
イチゴはビタミンCが豊富で、5~6粒で1日の所要量を補うことができます。
息子は自分で摘んだイチゴを口いっぱいに頬張り、嬉しそうに農園を駆けまわっていました。
ハウス栽培のイチゴ狩りは1月~5月下旬と長期間にわたり楽しめるそうです。
皆様も是非一度、お出かけになってみてはいかがでしょうか?
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2010年3月 7日 (日)

コラム433 花粉症発症者、最多は静岡県、最少は鹿児島県

花粉症発症者が最も多いのは静岡県、最も少ないのは鹿児島県―。気象情報会社「ウェザーニューズ」(東京)が実施した花粉症に関するアンケートで、こんな結果がまとまった。
調査は2月20~22日、同社の携帯サイト利用者に実施。5万3946人の有効回答があった。 北海道はシラカバ花粉で傾向が異なり、沖縄県は花粉の飛散が目立たないため除外した。 「周りの人の何割が花粉症か」との質問で、1割未満~10割の各割合の選択肢から選ぶ方式。都府県別に平均すると、静岡県は38.16%、2位の群馬県が38.04%。山梨(37.32%)、栃木(36.91%)、三重(36.85%)の各県が続いた。鹿児島県は21.33%。全国平均は32.20%だった。
関東甲信と東海のすべての都県が全国平均を上回り、九州は全県で平均を下回った。過去5年の花粉総飛散量(同社調べ)が多い都府県ほど、発症者が多い傾向だった。 過去5年と比べた今年の症状について、花粉症とする人(3万7486人)のうち44%が「軽い」と回答。「同じ」は41%で、「重い」は15%にとどまった。 同社は、今年の花粉飛散量は過去5年で最も少なく、昨年の半分以下になるエリアが多いと予想している。
共同通信 2010年3月5日

花粉症が増えたのは、日本の植林政策として人工スギを植えてきたからだと言われてきましたが、今回の上位に上がった県は比較的スギ人工林比率は低いのです。最近は花粉量が測定されるので、こちらのデータがより正確に花粉症発生と関係していると言われています。スギ人工林との関係をみると、人工スギが多い県よりも周辺の地区の方が花粉量が多いそうです。専門家によると、風向きによって人工スギの多い県に隣接した地域に花粉が飛散するので、隣接県の方が花粉の影響が大きいそうです。
店長

2010年3月 6日 (土)

コラム432 オバマ氏、禁煙に失敗 健康診断で判明、医師「努力を」

オバマ米大統領は、就任後初めて健康診断を受けた。職務には問題のない健康体と診断されたが、医師から禁煙の努力を続けるよう諭され、たばこを断ち切れていないことがわかった。
オバマ氏は大統領選のキャンペーンの最中に禁煙を表明した。ところが、昨年6月の記者会見で禁煙への取り組みを聞かれ、「必死の努力を続けている。ただ、時々手を出すかと聞かれれば、イエスだ」と述べ、「失敗」を認めていた。この日の診断でも、医師からニコチンガムなどを使って、禁煙の努力を続けるよう求められたという。
朝日新聞 2010/3/1

国のリーダーが率先して禁煙に取り組み、「必死の努力を続けている」と表明することはすばらしいと思います。その反面、なかなか成功していない面も見受けられますね。とにかく国民の健康増進対策について、米国のリーダーは自ら身を正そうとし、正直に現状を告白しているわけです。日本は政治家が国民の健康を気遣うことはあまりありません。オバマ大統領を見習ってほしいですね。
店長

2010年3月 4日 (木)

コラム430 季節のお花「蔓日日草」

みなみさん

3月~5月ごろまで楽しめる「ツルニチニチソウ」。
名前のとおりツルが長く伸び、優しい薄紫色の花が咲きます。
繁殖力旺盛なので、野原や土手で野生化している逞しい姿を見ることもできます。
花言葉は「幼なじみ」・「楽しい思い出」。
暑さ、寒さに強いので、花のない時期でも葉や蔓で1年中庭を明るくしてくれます。
花言葉のとおり、ずっと近くで見守っていてくれる「幼なじみ」のようです。


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2010年3月 3日 (水)

コラム429 糖尿病性腎症による透析患者が9万2900人に増加

日本透析医学会が毎年実施している統計調査「わが国の慢性透析療法の現況」によると、2008年12月31日現在、国内で透析療法を受けている患者数は28万2,622人で、前年度より7,503人増加した。新たに透析療法を開始した患者(導入患者)の数は3万7,671人で、前年度より2.1%増加した。
 日本人の人口は3年連続で減少しており、国内人口が1億2,029万人であることを考えると、全人口に占める透析患者数の割合は、およそ440人に1人に相当する。
導入患者の透析を始める原因となった疾患(原疾患)の第1位は糖尿病腎症で、全体の43.2%にあたる1万6,126人。糖尿病腎症による導入の割合は前年より0.2%減った。第2位は慢性糸球体腎炎の23.0%。腎硬化症は10.5%だった。
 糖尿病性腎症は1998年に原疾患の第1位になってから割合が一貫して増えていたが、2008年は久し振りに減少した。第2位の慢性糸球体腎炎による導入は2008年は23.0%で、年々減少しており調査開始から最低の割合となった。
現在、透析療法を受けている患者のうち、原疾患が糖尿病性腎症である患者数は9万2,914で第2位。糖尿病性腎症の割合は着実に増えており、前年より0.8%増加した。第1位は慢性糸球体腎炎の39.0%、10万5,807人。年を経るごとに両者の差は縮まる傾向にある。
糖尿病ネットワーク 2010/2/17

2008年の透析を始める原因の1位は、ダントツで糖尿病です。糖尿病で透析を始める人の数は年々増えていて、もともと多かった腎炎の割合より多くなりそうです。逆に言うと糖尿病の進行を抑えることができれば、透析患者は減少していくことになりますね。透析は通院回数が多く、費用も時間もかかります。しかしこれをしないと生きてはいけない人がいるのも現実です。かなりの負担がかかり、生活の質を落としてしまう透析治療導入にならないように、血糖値管理をしていくことが大事です。
店長

2010年3月 2日 (火)

コラム428 春の全国火災予防運動

みなみさん

3月1日~3月7日までの1週間は春の全国火災予防運動です。
この運動は火災が発生しやすい季節を迎えるにあたり、火災予防の意識を再認識し、火災の発生防止を目的に実施されています。 これから春先にかけては空気が乾燥し、強風が吹く日も多くなります。
いったん火災が発生すると大きな火災に繋がることがあるので日頃から火災予防を心掛けることが重要です。
火災の原因はさまざまですが、たばこ、ストーブ、コンロなどが毎年上位を占めるそうです。
たばこの火はしっかり消す、ストーブ付近に燃えやすいものを置かない、料理中はその場を離れない・・・など改めて気をつけなければいけませんね。
また、いざという時のために消化器の使い方も確認しておきましょう。

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2010年3月 1日 (月)

コラム427 「回想法」認知症防ぐ試み 思い出話で感情豊かに

高齢者が昔の思い出や自分の人生について語ることで、認知症予防に効果があると期待される「回想法」。福祉施設だけでなく、地域や家庭でも活用すれば、高齢者が周囲との交流を深めるきっかけになるという。茨城県龍ヶ崎市の市歴史民俗資料館の一角には、昭和初期から戦後にかけて使われた生活用具が展示されている。お櫃(ひつ)や羽釜(はがま)、電気行火(あんか)、火鉢……。今月5日、展示品の前に60代から90代の男女6人が集まり、懐かしそうに見入っていた。
同館では、NPO法人龍ヶ崎市回想法センターが月5回、高齢者に人生を振り返ってもらう取り組みを行っている。ガイド役のスタッフが「こんな湯たんぽを使っていましたか」と尋ねると、近くに住む鹿志村正さん(80)が話し始めた。「やかんでお湯を入れて使った。下が平らで細長い、かまぼこ形のものもあったね」・・・この活動は4年前に始まり、鹿志村さんは、ほぼ毎回同館に通っている。「同世代の友人が少なくなり、家族以外と話す機会がほとんどなかった。集まった人たちと話すと、昔の生活の記憶がよみがえって楽しい」と笑顔を見せる。
国立長寿医療センター(愛知県大府市)包括診療部長の遠藤英俊さんは「人生を振り返ることが、自信を持ったり、自分の存在意義を見いだしたりするきっかけになる。会話をすることで感情が豊かになり、社会的なつながりができる効果もある」と指摘する。家族同士で昔の話を聞いてみる取り組みも、お勧めだという。回想法の普及活動を行うNPO法人シルバー総合研究所理事長の来島修志さんは「自宅にある古い写真などを用意すれば昔の事が思い出しやすくなり、家族同士でも気軽に『回想』できます」と話す。洗濯板などの古い生活用具や、お手玉などのおもちゃも、手に取った時に記憶を呼び起こしやすい。
読売新聞 2010/2/12

回想法は米国で盛んになった心理療法で、日本では1990年代から本格的に研究が行われたそうです。この10年ほどは、認知症予防の効果を期待され、福祉施設などで取り入れられてきました。回想法を実施する際ののコツや注意点は次のとおりです。
・昔の家事や遊び、小学校の思い出など楽しかったこと、得意だったことを聞く。
・生活用具の名前や、使い方などを具体的に聞く。
・当時の風景や色、音、におい、味、手触りなど、五感を使って感じたことを聞く。
・過去の体験を踏まえ、伝えたいこと、今後やってみたいことを聞く。
・細かい事実関係が間違っていても、誤りを指摘せずに、話の内容を肯定し共感する。
・思い出したくない様子だったら無理に聞かない。
・プライベートな思い出を聞いても、本人の許可を得ずに第三者に話さない。
店長

2010年2月28日 (日)

コラム426 糖尿病:働き盛りの実態、調査 5000社対象、治療・就労両立探る

働き盛りのサラリーマンの糖尿病対策の実態を調べるため、独立行政法人「労働者健康福祉機構」が国内企業を対象とした初の調査を実施する。糖尿病患者の多くは、30~40代で血糖値が上昇し、発症するとされる。しかし、働いている人は仕事が忙しいなどで、治療の継続が難しく悪化させがちだ。同機構は、働く糖尿病患者・予備群の治療や勤務の実態を明らかにし、就労と治療の両立を実現する職場ガイドライン作成を目指す。
調査では、糖尿病の治療や予防対策が必要な社員数、治療実績や検査値の推移の把握状況、勤務形態などを尋ねる。3月下旬ごろから東証、大証、名証の1、2部上場企業約5000社に調査票を配布、続いて中小企業約1万社にも広げる。
軽い糖尿病や予備群は自覚症状がなく、治療の継続が難しい。一方、多くの企業は、健康診断で異常値が見つかっても受診を促すだけで、通院状況や血糖値の推移までは把握していないという。
調査の計画に携わった堀田饒(にぎし)・中部労災病院長は「調査で実態を把握し、治療と仕事が両立できる職場環境づくりを提言したい」と話す。
毎日新聞 2010/2/17

糖尿病は長くつきあっていかなければならない病気です。合併症に発展しなければ、病状を実感することはないので、お仕事に支障をきすことはありません。でも働き盛りの方は、ついつい無理をしがちです。「残業で夕食が遅くなり夜10時を過ぎてから食事をする」 「仕事上で飲酒をしなければならない」 「ストレスが大きくなる」 これらは血糖値上昇に大きく影響します。治療と仕事が両立できる職場環境づくりが大切ですね。
店長

2010年2月27日 (土)

コラム425 あなたの脂肪が地球を救う?カロリー消費で途上国支援

「あなたの脂肪が、地球を救う」を合言葉に、健康づくりが途上国への食糧支援につながる取り組みを、NPO法人「メタボランティア」(世田谷区)が始めた。スポーツイベントへの参加者が1キロカロリーを消費すると1円が寄付される仕組み。楽しみながら社会貢献できる点が人気を集めている。
1人が1ゲームを楽しむと、50円が寄付される「メタボウリング」が1月中旬、渋谷区笹塚1丁目の笹塚ボウルで開かれた。
27人が集まり、3ゲームを楽しんだ。支援を受けるスリランカで135食分の食料になる総額4050円が寄付金になった。これまでに3回参加した横浜市青葉区のIT会社役員、轡田(くつわだ)高志さん(35)は「これが生活の中で唯一のスポーツ。運動することが人のためにもなるなんて面白い試み」と話した。
昨年6月から毎月実施している「メタボウリング」のほか、「メタボラ・ヨガ」は1時間で250円の換算になる。「メタフットサル」などを合わせて、これまでに集めた約10万円で、食料約9千食や水約5千リットルなどをスリランカやバングラデシュに届けたという。
いずれの催しとも会場側が主催する形をとり、寄付金は会場の売り上げから賄う。
同NPO理事長の河野誠二さん(33)は、大阪大医学部を卒業後、広告会社や医療機器メーカーを経て、昨年6月、同法人を立ち上げた。「肉付きのよい人ほど社会貢献できる大きな可能性がある。どんどん参加してほしい」という。日本ボウリング場協会も全国の加盟ボウリング場に「メタボウリング」への参加を呼びかけた。
朝日新聞 2010/2/15

ボーリングをするだけで発展途上国への食糧支援になるとはおもしろい試みですね。記事よると、その他にも「ヨガ」や「フットサル」などもあって、1キロカロリーを消費すると1円が寄付ですから、いろんなスポーツで参加できれば、生活習慣病予防につながり、飢餓から人も救われるということです。世界的にみるとダブルで寿命が延びることになりますね。
店長

2010年2月26日 (金)

コラム424 運動の病気予防効果、遺伝子により差 信州大が確認

運動しても生活習慣病の予防効果が上がるかどうかは、その人の持つ遺伝子によって違う可能性があることが、信州大のスポーツ医学グループによって初めて確認された。米医学誌「ハイパーテンション」に掲載された。
発表したのは信州大大学院医学系研究科の増木静江助教と能勢博教授らのグループ。能勢教授らが中高年の生活習慣病の予防と体力強化のために「インターバル速歩」を考案した。参加者(754人)が5カ月間、週4回ずつ、最大速度の7割の速さで3分間歩き、次の3分間はゆっくり歩く運動を5回繰り返した。
参加者のデータと血液を分析した結果、運動に反応する遺伝子が見つかった。体の血圧調節や糖代謝などを促すホルモンに反応する受容体の遺伝子が一部違うと、感受性が変わっていたという。
また、5カ月後の変化を分析すると、特定の遺伝子タイプを持つグループは、血圧や悪玉コレステロールなどの生活習慣病の指標が大幅に改善した。たとえば、脳卒中の危険因子になる血圧では、拡張期血圧(下の血圧)は、平均5ミリ下がり、違うタイプのグループでは変わらなかった。太っている人ほど改善が目立ち、太っている集団では平均9ミリ減っていた。
遺伝子の差の影響があったのは男性だけで、女性では見られなかった。受容体が男性より少ないためではないかという。効果が大きな遺伝子タイプの人は全体の3割いた。
朝日新聞 2010/2/10

遺伝子を調べれば、生活習慣病に対する運動の効果がどのように現れるかがわかる。本当かなぁ・・・と思う研究結果です。遺伝子の影響というのはあるとは思いますが、それ以上に継続して運動することの効果の方が大きいと思います。個人差がある程度で、やはり皆さん運動することが大事です。記事で紹介されている「インターバル速歩」というのは効果的だそうです。強度の高い速歩は太股の筋肉もつくので、生活習慣病改善には最適なのですが、速歩を何十分も続けることは中高年には無理なので、数分の速歩の合間に軽いウォーキングをはさんで繰り返す「インターバル速歩」というのが考案されたそうです。無理なく適度な強さで運動することができると好評で、いろいろな自治体で推進されているそうです。
店長

2010年2月25日 (木)

コラム423 編み物

みなみさん

寒い日が続きますね。
先日電車の中で編み物をされているご婦人をみかけました。
見ているだけで、なんだかほっこりした気分になりました。
最近は編み物をしながらお茶をする「編み物カフェ」で女性だけでなく男性も編み物を楽しんでいるそうです。
私も久しぶりに編み物に挑戦してみました。
子供を寝かせつけてから簡単にできるものを・・・と思い、かぎ針編みでコースターを作ってみました。
出来上がった時の達成感は何とも言えない気分です。
少々出来上がりにムラがありますが、そこはご愛敬ということで・・・。
次回はもう少し難しいものにもチャレンジしてみたいと思います。

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2010年2月23日 (火)

コラム421 季節のお花「ストック」

みなみさん

明日2月24日の誕生花でもある「ストック」が咲きました。
「ストック」は花姿が美しいだけでなくとても良い香りを放ち、お手洗いなどに飾ると芳香剤も要らないくらいです。
花は一重咲きと八重咲きがあり、カラーのバリエーションも豊富です。
花言葉はカラーによって多数あります。
赤・・・私を信じて
黄・・・さびしい愛
紫・・・おおらかな愛情
白・・・思いやり
ピンク・・・ふくよかな愛

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2010年2月22日 (月)

コラム420 子どもの肥満は成人後の早期死亡の原因に

子ども時代に肥満児だった場合、55歳になる前に死亡するリスクが高まるとの調査結果が医学誌「ニューイングランド医学ジャーナル」に掲載された。調査は、糖尿病を発症していない5~20歳のアメリカ先住民の子ども4,857人を対象に長期間にわたり実施されたもので、うち166人は55歳になる前に死亡した。死因は、病気やアルコール依存症、薬物使用が原因の突然死、いわゆる「内因性死亡」だった。また調査の結果、肥満児だった人の内因性死亡率は、子ども時代にやせていた人の約2倍にのぼることも分かった。研究の執筆者は子どもの肥満率が増えている現状を受けて「世界規模で肥満率が上昇した場合、近年伸びている平均寿命が短くなる可能性がある」と警告している。
AFPBB News 2010/2/13 

「肥満は個人の問題である」というように考えがちですが、実は、肥満は国民の健康問題や国内の医療費にも影響を与えてしまう大きな健康問題です。国を挙げて肥満問題の解決に取り組むべきですね。現代の子供は、ファーストフードやジャンクフードを食事で食べるのがごく普通のこととなってしまっています。魚や野菜中心の伝統的日本食を子供に食べさせるような食育に取り組むべきですね。
店長

2010年2月21日 (日)

コラム419 オバマ大統領夫人ミシェルがアメリカ肥満児対策に乗り出す!

ミシェル・オバマ米大統領夫人は、アスリートや農業従事者、医師、メディアと協力して、子どもの肥満対策キャンペーンを立ち上げた。米国では、子どもの3人に1人が肥満児。家庭や地域社会、学校、都市計画立案者、政治家、メディアなどと力を合わせ、「これからの子どもたちが、健康的な体重で大人になれるよう」取り組む。
AFPBB News 2010/2/10

記事にもあるとおり、子供の3分の1が肥満とされている米国。この危機的な状況を打開すべく、ファーストレディのミシェル・オバマ夫人が推進役となって、始まった一大ダイエットプロジェクトです。もともと子供の食育にはとても力を入れていたミシェル夫人。ホワイトハウス内のガーデンで野菜をつくって、子供たちと採り立て野菜を食べるパーティーを開いたり、「食べられる校庭」という中学生の校内農業体験活動を推進したりと頑張っておられますね。
店長

「レッツ・ムーブ」プロジェクトがスタートしました。
今後10年間にわたり、毎年10億ドル(約900億円)の予算を拠出して、肥満問題の解決にあたるという大掛かりなものです。
先進国の忙しい毎日の中で、なぜ肥満が進行するのか?
それは、ライフスタイルの問題であると同時に、家計の問題でもあり、知識や意識の問題でもあります。
日本でも常に注目されているのが、「ダイエット」。
しかし、「ダイエット」について注目されているのは、日本だけでなく世界中で話題になっています。
「肥満とは個人の問題である」というように考えがちですが、実は、肥満は、国民の健康問題や国内の医療費にも影響を与えてしまうため、国を挙げて肥満問題の解決に取り組んでいます。
店長

2010年2月20日 (土)

コラム418 メタボ基準、女性「腹囲80センチに」 厚労省研究班

内臓脂肪の蓄積で生活習慣病の危険性が高まる「メタボリック症候群」の診断基準の妥当性について検討していた厚生労働省研究班(主任研究者・門脇孝東京大教授)は、現在は「90センチ以上」としている女性の腹囲(ウエストサイズ)を「80センチ以上」に厳しくすれば、より多くの脳卒中や心疾患を予防できるとする研究結果をまとめた。
メタボリック症候群は、日本肥満学会などが2005年に「腹囲が男性85センチ以上、女性90センチ以上」などの診断基準をまとめ、特定健診(いわゆるメタボ健診)にも採用されたが、女性の腹囲が男性より緩い点などに専門家から異論も出ていた。
日本経済新聞 2010/2/10

この調査は40~74歳の男女約3万1000人対象というかなり大規模な調査です。現在の腹囲基準の科学的根拠は、学会などが集めた小規模の研究データにすぎません。診断基準を見直す可能性が出ています。お腹の内臓脂肪が、生活習慣病発症に関係していることは間違いないのですが、腹囲の具体的数値基準が議論になりそうですね。日本では、腹囲が基準値以内だと保健指導の対象にならず、血圧や血糖、脂質など他の項目が軽視されているという現実もあります。単なる数値の議論だけではなく、どうしたら生活習慣病を早期発見できるかを考えて頂きたいです。
店長

2010年2月19日 (金)

コラム417 職場の禁煙義務付けへ 厚労省、飲食店・交通機関も規制

他人のたばこの煙を吸わされる「受動喫煙」から労働者を守るため、厚生労働省が職場の原則禁煙化に乗り出す。事業者に受動喫煙を防ぐよう義務づける労働安全衛生法の改正案を、早ければ来年の通常国会にも出す方針だ。
法改正が実現すれば、通常の事務所や工場では、仕事をする空間での喫煙はできなくなる。ただ、男性の喫煙率が3割を超える中で、建物をすべて禁煙にするのは非現実的だという意見も多く、当面は喫煙室の設置を認めることになりそうだ。
焦点になりそうなのは、飲食店や交通機関、宿泊施設など、接客する従業員が煙を吸わされる職場の扱い。従業員の受動喫煙を防ぐには客席などを全面禁煙にする必要があるが、厚労省がもうけた有識者検討会では「たばこを吸いたいという顧客がある程度はいる。全面禁煙は行き過ぎ」という指摘があった。
このため、顧客との関係で禁煙が難しい場合に限り、煙が含む有害物質の空気中の濃度に基準を設け、換気などの対策を徹底させる規制を検討する。この場合でも、排煙設備に多額の投資が必要になる店が多いとみられ、事実上は禁煙を迫られるケースが出そうだ。厚労省はガイドラインで、完全禁煙か、喫煙室の設置を勧めているが、強制力はない。

欧米では、公共の場での喫煙は厳しく規制される例が多いですね。日本の喫煙に関する法律のほとんどが努力義務のみにとどまっています。路上喫煙に罰則を与える自治体条例などができていますが・・・。そんな中、職場の禁煙義務の法制化はかなりの前進です。飲食店も職場扱いになるのですね。お客様にとっては「憩いの場」であっても、従業員の方にとっては職場です。「喫茶店でちょっと一服」ということも難しくなるのでしょうか?
店長

2010年2月18日 (木)

コラム416 早寝早起き

みなみさん

早寝早起きが大切なことだとわかっていても、毎日忙しい生活の中ではなかなか難しいものですよね。
しかし早寝早起きを心がけることは良質な睡眠をとることに繋がり、私たち人間にとってとても重要だそうです。
特に子供は睡眠時に脳の成長や回復に必要な成長ホルモンが分泌されるので、脳が未完成な子供にとって規則正しい眠りはとても大切になります。
子供だけでなく大人も、睡眠の質が向上すると朝のだるさや心身の疲れを予防することができるそうです。
夜は早めに布団に入り、テレビや照明を消して脳を興奮させないようにするのが早寝早起きの第一歩となります。
スッキリと目覚め、爽やかな朝を迎えられれば仕事も捗りそうですね。
また血圧が高めの方は、目覚めたあとはゆっくりと起き上がる、寒い朝に布団から出るときは温度差を作らないよう部屋を暖めるなどの工夫も必要です。

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2010年2月17日 (水)

コラム415 ハイチ地震発生から3週間 緊急支援を求める糖尿病患者さん

1月12日にハイチを襲ったマグニチュード7.0の地震は、首都ポルトープランスの60%以上を壊した。2週間が経過した時点で、死亡者の数は20万人に、負傷者の数は25万人に上った。また、150万人以上が住宅を失った。犠牲者の多くはいまだに倒壊した家屋の下に取り残されている。国際糖尿病連合(IDF)の発表によると、インスリンを含む最初の支援物資は、IDFとインスリン・フォー・ライフ(IFL)の協力により、米国のワシントンを出港し、1月17日にポルトープランスに到着した。翌日には、ハイチ糖尿病・心疾患財団(FHADIMAC)で糖尿病患者の治療を始めることができた。さらに支援物資の第2便は1月21日に、多くの困難を乗り越えて、ハイチに到着した。
世界中の多くの糖尿病協会が支援を表明し、緊急に必要とされる支援を提供している。IDFとIFLが中心的な役割を果たし、医療資材と支援金の収集を行っている。また、IDFのパートナーとなる製薬企業が要請に応え、人命救助に協力している。協会に緊急の助けを求めてきた糖尿病患者であるMarline Gさんは、ボロボロの衣服をまとい靴を履いていなかった。たったいま倒壊した家屋から助け出されたばかりで、医薬品を手にしていなかった。彼女の血糖値は230mg/dL、血圧は170/100mmHgで、正常値を大きく超えていた。ハイチの医療チームは適切な薬物治療を行い、傷の手当てをした。医師が医療センターに現れたとき、彼の血糖値は533mg/dLと危険な数値になっていた。同様にBetty Tさんも、インスリンで治療できなくなり1週間が経過し、血糖値は516mg/dlになっていた。IFLが支援したインスリンを使用し、血糖値を下げることができた。ハイチには彼らのような、十分な治療を受けられていない多数の糖尿病患者が、緊急の支援を求めている。IDFとIFLは、支援への協力と寄付を広く呼びかけている。
糖尿病ネットワーク 2010/2/4

天災で交通網が寸断され最初に大きな問題になるのは、糖尿病などの疾病の重傷患者さんに医療物資が行き届かず、ちゃんとした治療が受けられなくなってしまうことです。重症患者さんの場合は命を落とすことにつながりかねません。インスリン治療を受けている糖尿病患者さんにとって、インスリンが1週間以上も途絶えることは、死の不安と向き合うような不安感につながります。私たちにできることはないかと考えてしまいます。
店長

2010年2月16日 (火)

コラム414 旬の食材「金目鯛」

みなみさん

今が旬の金目鯛。
水深200~400mに棲む深海魚です。
金目鯛の特徴的な大きな目は、深海での視力を確保するためだそうです。
10年以上と長生きで大きいものは50cmに達します。
ビタミン類が豊富で、煮物や鍋物などに向いています。
また、尾頭付きの祝魚として祭事やおめでたい席で使われる魚です。
一尾まるごと姿煮にしてみました。
ご飯との相性も良く、美味しかったです。

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2010年2月15日 (月)

コラム413 3月11日は世界腎臓デー:腎臓を守り、糖尿病をコントロール

毎年3月第2木曜日に行われる「世界腎臓デー」では、腎臓病の早期発見、早期治療が重要であることが世界的に呼びかけられる。2010年の世界腎臓デーは3月11日に行われ、今年のテーマは「あなたの腎臓を守り、糖尿病をコントロールしよう」。
慢性腎臓病(CKD)は、腎障害を示す所見や腎機能低下が慢性的に続く状態のこと。腎臓病が進行し、適切な治療を行わないでいると、やがて腎臓が機能しなくなる腎不全となり、人工透析や腎移植を受けなければ生きられなくなる。
CKDは初期にはほとんど自覚症状がないまま、じわじわと進行する。尿蛋白検査で陽性反応が出たり、貧血、疲労感、むくみなどの症状が現れたときには、腎症がかなり進行している可能性がある。腎臓の働き(糸球体濾過値)が60%未満に低下すると、心筋梗塞などの心臓病の危険性も増す。そのため、定期的に尿検査や血液検査を受けることがとりわけ重要となる。世界腎臓デーでは、腎臓病を予防するために、次のことに注意するよう呼びかけられている。
腎臓病が進行し腎不全となり透析療法が必要となる原因の第1位は糖尿病。透析療法を受ける患者数は全国で27万人で、その3割が糖尿病性腎症による。高血圧、肥満、脂質異常症なども腎臓病を引き起こす重要な原因となり、これらが重なり腎臓病になるとその危険性は飛躍的に高まる。腎臓病を予防するために、生活習慣の改善が重要となる。減塩や健康的な食事、たばこを吸っている人は禁煙に努めること、糖尿病や高血圧のある人は医療機関を受診して、きちんと検査と治療をすることが大切。腎機能が低下している場合には低蛋白食が必要となる。検査で陽性と出る前後から透析まで、腎症はいくつか段階があり、それぞれ症状と治療のポイントが違う。治療の目的は、透析が必要となる腎不全への進行を遅らせることと、心血管疾患になるのを防ぐこと。腎臓病を予防し早期発見し治療するために、糖尿病と高血圧症の患者はすべて検査を受けることが勧められている。
「世界腎臓デー(WKD)」は、腎臓病の早期発見と予防を促し、腎臓病による負担を世界的に縮小することを目的に、国際腎臓学会(ISN)と米国腎臓財団(IFKF)が2006年に設立した。世界で慢性腎臓病が原因となり心疾患で亡くなる人は、2015年までに3600万人に増えると予想されている。
糖尿病ネットワーク 2010/2/5

腎臓という臓器は「沈黙の臓器」とも呼ばれ、少々損傷を受けてもきっちり働いて、自覚症状を感じません。検査で病気の兆候を発見することも難しく、尿蛋白検査で陽性が出たときは、腎臓病が進行している可能性があります。原因の第1は高血糖ですから、まずは血糖値管理をきっちりすべきですね。腎臓病が進行すると透析治療を受けなければなりません。人は腎臓がないと生きていけませんから、世界腎臓デーを腎臓の大切さを思う日として、生活改善に一念発起してみてはいかがでしょう。
店長

2010年2月14日 (日)

コラム412 塩分取りすぎ:がんなど万病のもと 厚労省が8万人調査

塩漬け食品の取りすぎや、食事全体で塩分の多い生活習慣を続けると、各種のがんや循環器疾患(心筋梗塞(こうそく)、脳卒中など)を発症しやすいことが、厚生労働省研究班の大規模調査で分かった。がんと循環器疾患は国民の死因の1~3位、全体の6割近くを占める。胃がんなど一部の疾患では知られていたが、塩分の取りすぎが多くの生活習慣病に影響するとのデータが示されたのは初めて。
調査は、8県に住む45~74歳の男女約8万人を対象に実施。対象者を、食事全体の塩分(ナトリウム)摂取量、塩辛や漬物、イクラなど塩漬け食品の摂取量によって、それぞれ5グループに分け、6~9年間の調査期間中のがん、循環器疾患の発症状況を調べた。その結果、塩分全体の摂取量が多い群(1日当たり平均17.8グラム)は、少ない群(同7.5グラム)に比べて循環器疾患の危険性が約2割高かった。また、塩漬け食品の摂取量が多い群は、何らかのがんを発症する危険性が11~15%高かった。塩漬け食品の摂取量が多い群の循環器疾患の危険性は高くはなかったが、魚や野菜に循環器疾患を予防する栄養素が含まれるためとみられる。
研究班の津金昌一郎・国立がんセンター予防研究部長は「日本人の塩分摂取量は国際的にも多い。調味料の塩分を減らし、塩漬け食品を食べる回数を減らすことで、多くの生活習慣病を予防できるだろう」と話す。
毎日新聞 2010/2/4

日本人の塩分摂取量が海外と比べて多いのは、そもそも、素材の味を楽しむために、基本的な塩味の味付けだけで食事を楽しもうという日本の食文化にあるようです。日本以外の国の料理は、ハーブやスパイス・香辛料といったアクセントのある味付けが加えて、塩味は控えめにされる傾向があります。メインのおかず以外に、お漬け物やたらこ・佃煮・・・・など、こういうおかずについお箸がいってしまうというのも要注意ですね。
店長

2010年2月13日 (土)

コラム411 平日夜は4500人 激増「皇居ラン」向けサービス続々

東京・皇居の外周を走る「皇居ラン」の人気が止まらない。気軽に楽しんでもらおうと、周辺に着替えができる設備やサービスも続々登場する一方で、歩行者からの苦情も寄せられ、地元の千代田区と都は、ランナーに注意を呼びかける看板の設置を始めた。
水曜夜7時。皇居外周の歩道は、陸上のトラックのようだった。思い思いの格好をしたランナーで渋滞している横から、高速ランナーが追い越しをかける。ランナー急増は、2007年に始まった東京マラソン前後から。皇居外周は信号がなく、約5キロの周遊コースは初心者から上級者まで対応できる。皇居とあって警察官の警備が多く夜でも安心して走れるのが魅力でファンが増え、ランナーなら一度は走ってみたい「聖地」になった。
この現象に合わせて、仕事帰りの人向けに、2007年に市民ランナー向けの専門誌「月刊ランナーズ」が中心になって、有料でシャワーやロッカーが使える施設を神田神保町のビルの中に開設。昨年2月には麹町に2店舗目を出店した。最近は地方の人や外国人旅行者にも楽しんでもらおうと、周辺ホテルも「参戦」。帝国ホテルは昨秋、「インペリアル ジョギングステイ」という宿泊プランを販売。今年からは第2弾(ランナーに人気のポラール社製心拍計付きのプランは1泊朝食つき4万6500円から)を展開。地方のビジネスマンや、母娘での利用も多いという。 ホテルニューオータニは「ランナーズ ステイ」と名付け、エフエム東京が運営するランナー向け交流施設の利用券つきプランを出した(1泊朝食つき。2万円から)。
一方で、地元の千代田区には歩行者から接触トラブルやランナーのマナーへの苦情が寄せられるようになった。区が現状を把握するため、昨年10月、ランナーの数を計測したところ、1日のピークと推測される平日夜(午後6~9時)に、約4500人が走っていた。「月刊ランナーズ」によると、特に多いのは、水曜と木曜の夜、という。「周りに気を配るゆとりをもって楽しんで」と話している。
朝日新聞 2010/1/30

私が先日、皇居付近を訪れた際にもたくさんのランナーの方を見ました。夕刻でしたが、皇居の外周はとてもきれいで景色を見ているだけでも心が洗われます。こんなきれいな景色を見ながらジョギングをするのはさぞかし気持ちがいいものだろうと思いました。健康管理もできて、ストレス発散にもなる「皇居ラン」の人気が高まるのもうなずけます。各都道府県でも、景色のいいランニングコースがあるはずです。もっとPRされるといいですね。
店長

2010年2月12日 (金)

コラム410 見舞いついで“プチ健診”姫路中央病院付属クリニック…兵庫

自動券売機で「検査券」を購入して、乳がん検診などが受けられる「プチ健康検診」が今月、姫路中央病院付属クリニック(姫路市飾磨区上野田)で始まった。
約2時間かかっていた乳がん検診は、40~50分で済むといい、同クリニックは「忙しい女性に利用してほしい」と話している。
乳がん検診は、クリニック2階にある券売機で券(2000円)を購入し、受付の申込票に住所や氏名などを書けば、そのまま処置室で女性技師によるマンモグラフィー(乳房エックス線撮影)を受けられる。
これまでは医師の視触診の後にマンモグラフィーを受け、医師の診断を聞いていたが、検査をマンモグラフィーに絞り、結果は郵送で10日~2週間後に受け取ることで時間を短縮した。
券売機にはほかにも採血で調べる6種類(500円~2000円)の検査券があり、「貧血」「血糖値」のほか、酒の飲み過ぎや肥満などが気になる人向けのメニューを準備。1~2時間かかっていた各検診は10~15分で終了するという。
日曜日を除く午前9時から午後4時まで(乳がん検診のみ午後1時から)で、検査結果は医師のコメント付きで郵送される。
同クリニック検診センターの立花光夫センター長は「付き添いやお見舞いで病院を訪れた際に気軽に受診してほしい」と話している。
読売新聞 2010/2/5

がんや高血圧、糖尿病などの生活習慣病予防で大事なのは、生活改善と早期発見・治療です。まずは検査を受けて、生活習慣病の兆候がないかどうかを医療機関でちゃんと調べておくことが大事ですね。しかしながら、検査を受けるのは面倒でわざわざそのために病院に行くのは億劫という方が多いようです。親しい方のお見舞いのためには病院に行くのに、自分の健康管理のために行くのはなかなか行く気になれないというのはよく考えるとおかしな話しです。「見舞いついで“プチ健診”」は一挙両得のような気がします。
店長

2010年2月11日 (木)

コラム409 バレンタインデー

みなみさん

もうすぐバレンタインデー。
みなさんは誰にチョコレートを渡しますか??
今どき女子中高生のバレンタイン事情は、好きな男性よりも女友達にあげるという傾向にあり、愛の告白よりも女の子同士の友チョコイベントとなっているようです。
また昨年に引き続き、自分へのご褒美チョコとして高級チョコレートを購入される方も多いとか・・・。
私は主人と2人の息子にそば茶を使ったチョコをプレゼントする予定です。
そば茶を溶かしたチョコに混ぜるだけで、香ばしいクランチチョコの出来上がり!
そば茶には毛細血管を強くして透過性の増大を抑えるはたらきのあるルチンが多く含まれます。
チョコだけでなくクッキー生地に練り込んでも、とっても美味しいですよ。

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2010年2月10日 (水)

コラム408 女性は仕事後に5歳老化!?

男性から見た女性の夜の顔は、朝に比べて5歳老けて見える。女性にとって実に悩ましいこんな実態が、大手医療用具メーカーの調査で分かった。瞳のケアをテーマに昨年12月、20~34歳の男女計612人にネットで調査。「女性の顔は、夜は朝に比べ何歳老けて見えるか」の質問で、男性の回答は5歳が最多で36.3%。次いで、3歳27.5%、差を感じないか若く見える13%、4歳10.8%-などとなった。
女性の回答では、1~2歳が30.2%でトップ。3歳25.1%、差を感じないか若く見える20.2%-が続き、男女間で認識の差が目立った。「女性の顔で疲労を感じるのはどこか」の問い(複数回答)に男性は、目の下のクマが55.9%と過半数。荒れた肌や乾燥した肌44.1%、はれぼったいまぶた26.5%。女性に「仕事が終わった後の気になること」を聞くと、顔が疲れて見える66.5%、肌荒れ48.6%、目の下のクマ46.5%、肌に張りがない41.6%などだった。
2010.1.25 07:37産経新聞

老化の原因の3要素は、「ストレス」「タバコ」「高カロリー食」とも言われます。特に「高カロリー食」は食べた脂肪が体内で過酸化脂質に変わることで、直接老化のスピードを速めるそうです。改善法としては、抗酸化作用のある食品成分を継続的に摂ることです。緑黄色野菜や果物は抗酸化成分の宝庫です。トマトの「リコピン」、ブルーベリーなどの「アントシアニン」。それからビタミンCやEもいいですね。
店長

2010年2月 9日 (火)

コラム407 牡丹鍋

みなみさん

先日、丹波篠山の「イノシシ祭り」に行ってきました。
特産のイノシシに因んだ様々なイベントが開催されていました。
まずは「イノシシレース」。
野生のイノシシが物凄い勢いで駆け抜けます。
その姿に子供たちは大興奮でした。
そして、味噌で味付けした猪肉を挟んだご当地バーガーの「丹波―ガー」。
残念ながら時間に間に合わず食べることはできませんでしたが、とても美味しそうでした。
イノシシ祭りを楽しんだ後、丹波篠山の冬の味覚「牡丹鍋」を堪能しました。
猪肉は固くてクセがある・・・というイメージでしたが、まったく違っていました。
味噌ベースの上品な味付けに野菜の甘味と猪肉の旨味がよくでていました。
しつこくないので出し汁もゴクゴク飲めてしまいます。
猪肉は煮込めば煮込むほど柔らかくなるそうで、本当の牡丹鍋の美味しさを今回初めて知ることができました。

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2010年2月 8日 (月)

コラム406 携帯で健康チェック

マイクを使った高感度圧力センサーを装着した携帯電話で生体情報を測り、健康維持に役立てるモニタリングシステムの研究開発が進んでいる。具体的には、呼吸や心拍を測定し、睡眠時無呼吸症候群の早期予防につながることが想定されている。メーカーとも協力し、2、3年後の商品化を目指している。
「携帯電話なら誰でも持っているし、測定したデータを医療機関などに簡単に送ることができる」。研究開発を行っている法政大学工学部の渡辺嘉二郎教授(計測制御工学)はこう語る。渡辺教授はドアの開閉や燃え上がる炎など、音よりも低い空気圧の変動を計測できる高感度圧力センサーを開発。平成11年からセンサーを使って睡眠時の呼吸や心拍、いびきを測定する研究を進めてきた。それを応用したのが、携帯電話によるモニタリングシステム。携帯に内蔵できるよう、センサーを直径4ミリ、厚さ1・5ミリというサイズにまで小型化させた。渡辺教授が考える携帯電話を使ったモニタリングシステムは次のようなイメージだ。(1)携帯電話に高感度圧力センサーを装着(2)センサーを作動状態にし、ポリ袋などにわずかな空気と一緒に携帯電話を入れる(3)そのポリ袋を枕の下に置く(4)寝て、起きたら携帯で測定したデータを医療機関にメールする。
このシステムでどのようなことが可能になるのか。システムでは呼吸や心拍を測定するため、睡眠時無呼吸症候群や不整脈の早期発見につながることが想定される。渡辺教授は「このようなツールを使うことで、病院に行かずに毎日自宅で健康状態をモニタリングできる。携帯電話さえあればよいので、高品質の医療を低コストで提供できる」と話す。今はどの医療機関と提携して測定結果を判定してもらうかなどは未定だが、研究に興味を持ったメーカーがセンサーを内蔵した携帯電話の開発に着手。2、3年後の商品化を目指しているという。
産経新聞 2010/1/26

睡眠時無呼吸症候群という病気は診断がとても難しいそうです。その疑いがあっても病院で医師の診断を受け、検査機械を借りて帰り自宅で就寝中に調べるのは大変です。病院での検査もほぼ一日仕事になるため、忙しい人はなかなか行くことができません。病院に行かずに、携帯をチェックするだけで、自分で健康管理ができるならいいですね。みんなが簡単にできることで、健康管理のハードルを下がっていくことに意味がありますね。
店長

2010年2月 7日 (日)

コラム405 食で若さ保つ お勧め、やっぱり日本食

老化原因の一つは酸化ストレス。体内でつくられる活性酸素が増えすぎると、遺伝子や細胞を傷つけ、体をさび付かせる。研究会代表世話人の森下竜一・大阪大教授(臨床遺伝子治療学)は「酸化ストレス予防は抗加齢の第一歩」と説明する。動脈硬化の危険因子である高血圧、たばこ、糖尿病、コレステロールは酸化ストレスを増加させるため、これらの予防は抗加齢からも重要。特に食ではコレステロールの摂取量をいかに少なくするかが課題になるという。
沖縄は、かつて長寿県だった。一九八五年に男女とも平均寿命が全国一位。ところが二〇〇五年には女性は一位を維持したが男性は二十五位。全国平均も下回る「短命県」になった。森下教授は「糖尿病の増加による心筋こうそくの急増が背景にある」と指摘する。
沖縄で糖尿病が増えた理由は肥満。「沖縄は成人男性の二人に一人が肥満。これが原因で糖尿病になり、心筋こうそくが増える」
コレステロールが多いファストフードは沖縄で五〇年代に登場。肉食中心の欧米スタイルが広がっていったという。沖縄と本州でファストフード上陸に約二十年の時間差があり、森下教授は「本州の沖縄化がいま急速に進んでいる」と話す。
昨年末に開かれた第一回の研究会で講演した京大名誉教授で武庫川女子大国際健康開発研究所長の家森幸男さんは「ご飯、大豆、魚、野菜の日本の伝統食プラス乳製品。そして減塩」を勧める。世界保健機関(WHO)循環器疾患専門委員として八〇年代から世界六十一地域で調査した結果、「野菜、大豆、魚介類、乳製品を積極的に取ることが、生活習慣病のリスク軽減と健康寿命を延ばすために重要だと分かった」と説明する。
2010年1月26日中日新聞

世界保健機関が「日本食が健康維持にいい」ということを認めており、アメリカやヨーロッパでは日本食は大人気です。しかし日本では、家族でファミリーレストランやファストフードを食べる光景が珍しくなくなりました。お子さんも喜ぶし、おいしくてリーズナブルなのがその理由でしょう。変な話ですが、日本でも日本食がブームになるときがくるかもしれません。
店長

2010年2月 6日 (土)

コラム404 糖尿病:やせた人「ならない」 40~60代の3人に1人が誤解--製薬会社調査

肥満ではない40~60歳代の3人に1人が「将来、糖尿病にならない」と誤解していることが、大手製薬会社の調査で分かった。日本人は肥満でなくても糖尿病になる人が多く、糖尿病予防には、体形だけで判断する「誤解」の解消が求められそうだ。
調査は昨年12月、40~60歳代の健康な男女1200人にインターネットで実施した。糖尿病になりやすい体形を聞いたところ、49.7%が「太っている人」と答え、「体形は関係ない」(43.8%)を上回った。1200人のうち肥満度を示す体格指数(BMI)が25未満の太っていない男女600人に「将来、糖尿病になる可能性」を聞くと、36.3%は「ない」と受け止めていた。
日本人は血糖値を抑えるホルモン「インスリン」の分泌能力が低い人が多く、標準体重以下の患者も多い。だが、標準体形ややせ形でも糖尿病になりやすいことを知っている人は38.8%だった。
08年度に始まったメタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)に注目した健診制度では腹囲が注目され、やせていれば血糖値だけ高めでも指導対象にならない。ところが調査では、健診で糖尿病の疑いを見逃す可能性があることを知らない人も66.6%に達した。
毎日新聞 2010/1/27

昔、糖尿病は「ぜいたく病」と言われていました。日本人みんなが質素な食生活をしていた時代に、一部のお金持ちが洋風の高カロリーな食事を食べることで糖尿病になると言われ、「ぜいたくな人たちの病気」だったわけです。でも今は違いますね。むしろやせ型の人は糖尿病になりやすい遺伝子を持っていることもあります。自分は大丈夫と思っても、過食や運動不足で糖尿病になる可能性は大です。年に一度は医療機関で検査を受けてほしいですね。
店長

2010年2月 5日 (金)

コラム403 高血圧者、約半数が「受診せず」 治療意識の低さ明らかに

高血圧と診断経験のある人の約半数が、治療のために医療機関を受診していない。そんな結果が、血圧の上昇抑制などに効果のある成分「糖転移ヘスペリジン」を研究する医師や研究者で構成される「糖転移ヘスペリジン・ビタミンP研究会」のインターネット調査で明らかになった。
調査結果によると、高血圧と診断されたのを受けても、病院を受診しなかったのは「48.0%」。そこで、受診しなかった人にその理由を問うと、「生活習慣を変えることで改善しようと思ったから」(35.4%)、「自覚症状がなかったから」(27.1%)などが挙がった。また「日ごろ血圧値を気にしているか」との問いにも「あまり気にしていない」(41.0%)、「全く気にしていない」(6.7%)と半数近くが意識していない様子だ。
この結果について、大阪大学医学部附属病院の山下静也病院教授は、
「高血圧は放置すれば、脳梗塞(こうそく)、狭心症、心筋梗塞、心不全といった命に関わる重大な疾患につながってしまう。正しいセルフケアを身につけて日常生活の中で習慣化することが、高血圧を改善する重要なポイント」と話している。
J-CASTニュース 2010/1/29

高血圧が致命傷になりうる脳や心臓の病気の原因であることはよく知られていると思うのですが、日ごろ血圧値を気にしていない人が約半数もいるのが驚きです。食事を薄味にしたり、ウォーキングを始めたりと、生活習慣を改善することで血圧が安定させようと考える方は多いですが、なかなか長続きしない方も多いです。一番いいのは、家庭で毎日決めた時間に血圧を測ることでしょう。生活習慣改善の成果が数字でわかるので励みになります。
店長

2010年2月 4日 (木)

コラム402 福寿草

みなみさん

福寿草の花が咲き始めました。
お正月にハウス栽培された福寿草が、縁起物の南天の実と一緒に販売されていますが、実際に屋外で咲きだすのは今から3月中旬頃までです。
鮮やかな黄色がとても美しいです。
福寿草は旧暦の正月(2月)頃に咲き始めるので、「元日草」「朔日草」などおめでたい別名をたくさんもっていますが、根と茎は有毒なので食さないよう注意が必要です。
花言葉は「祝福」「思い出」「幸運を招く」「永久の幸福」などです。


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2010年2月 3日 (水)

コラム401 大きなお尻は健康によい=糖尿、心臓病も予防-英大学の研究

英国の研究者たちが、まるまるとした肉付きのいいお尻は健康にいいとの説を明らかにした。腹や腰の周りの脂肪と違って、お尻や大腿部の脂肪は健康への一連の恩恵をもたらし、糖尿病や心臓病の予防にも役立つという。オックスフォード大学の研究チームによると、腹や腰周りの脂肪は害のある脂肪酸や糖尿病、心臓病の危険性を高めるサイトカインと呼ばれるタンパク質を体内に放出する。
これに対して、お尻や股の脂肪は有害脂肪酸を取り込み、それらが肝臓や筋肉に、インスリンが効かない状態を含めた一連の健康上の害を及ぼすのを防ぐという。大腿部やお尻の脂肪は燃焼する速度は遅いが、血管を保護し、血中の糖質濃度のコントロールを助けるホルモンを放出する。
研究者の1人のマノロプロス博士は、「リンゴ型」のよりも「洋ナシ型」の体形の方が健康にとっては望ましいとし、お尻や大腿部に脂肪がつき、おなかはスリムというのが理想的だが、この2つを同時に得るのはなかなか難しいと話している。
時事通信 2010/1/13

お尻と太股が太くて大きい「洋ナシ型肥満」は中高年女性に多い体型ですが、これは糖尿病などの生活習慣病予防の観点からは理想といえます。男性に多い、お腹が出っ張った「リンゴ型肥満」は要注意です。女性にとって、ダイエットは永遠のテーマのようもののように受け止められていますが、お尻や太股の脂肪を落とすのはもったいないと思える時代がくるのでしょうか?
店長

2010年2月 2日 (火)

コラム400 節分

みなみさん

明日は節分ですね。
節分は立春の前日をさし、古くは立春を1年の始まりとしたため、大晦日と同じように考えられていたそうです。
節分に恵方を向いて無言で巻き寿司を丸かじりすると、その年は幸運が巡ってくると言い伝えられています。
今年2010年は西南西の方角です。
また、巻き寿司、豆まきと同様に節分に欠かせないものが、鰯と柊。
鰯の頭を焼いたものを柊の枝に刺し玄関先にとりつけます。
鰯の生臭さと、柊の痛いトゲが鬼を追い払ってくれるそうです。
息子は通っている保育園で、節分の由来や豆まきの方法を教えてもらったようで「悪いことが起きないように豆まきするよ~」と張り切っています。
カンピョウや卵をいれた定番の恵方巻き以外にも、子供用にパンダの飾り巻き寿司を作ってみました。


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2010年2月 1日 (月)

コラム399 寒い浴室 危険…湯と温度差 血圧急変動

入浴中に具合が悪くなり救急搬送される高齢者は少なくない。冬は、寒い浴室から熱い湯に入ることで、急激に血圧が変動し、脳への血流が悪くなって失神するためとみられる。「浴室を暖かくして、室温と湯温との差を小さくして」と専門家は注意を促している。
東京消防庁の統計によると、2008年に水による事故で搬送された高齢者297人のうち、家庭内の浴室での事故が約7割にあたる211人だった。このうち81人が死亡、108人が重篤で、入浴による事故は命にかかわる問題だ。浴室での事故による搬送は01年の121人から増加傾向にあり、06年が160人、07年は182人で、08年が最も多かった。
東京都老人総合研究所の副所長、高橋龍太郎さんは「はっきり原因の究明はされていないが、寒い浴室から熱い湯に入るという急激な温度変化が主な要因と考えられている」と説明する。
高齢者は若い人に比べ、急激な温度変化に適応しにくい。古い戸建て住宅では冬場の浴室が寒いことが多い。「寒いところから熱い湯に入ると、血圧が急激に上昇したあと急激に低下する。その結果、脳への血流が悪くなり、失神するのではないか」という。
読売新聞 2010/1/15

入浴中の事故は持病の有無にかかわらず、起こっているそうです。高齢で元気な人でも油断は禁物ですね。高齢の方の入浴アドバイスは次のとおりです。
(1)浴室は20度以上にして、湯温は40~41度までとする。
(2)長湯はしない。
(3)湯船から出るとき、一気に立ち上がらない。ゆっくりと湯船から出る。
(4)食事の後やアルコール摂取後は、入浴を控える。
(5)夜遅い時間帯の入浴を避ける。
浴室を暖めておくのは、暖房設備があると一番いいですが、取り付けられない場合は家族が入浴した後に入ることで、少しは浴室の温度が上げられます。
店長

2010年1月31日 (日)

コラム398 一歩あるけば医療費0.0014円節約 厚労省試算

ふだんたくさん歩けば生活習慣病にかかりにくくなり、医療にかかる費用も減らせそうだ。じゃあ、その効果は1歩あたりいくら? 厚生労働省の研究班がそんな試算をしたら、「0.0014円」という結果が出た。ほんのちょっとにみえるが、日本全体でみれば年間2千億円前後の効果も期待できるらしい。
歩行習慣によって糖尿病や脳卒中、心筋梗塞(こうそく)などが起きにくくなることが知られている。研究班はこうした病気に関して「歩数がどれだけ増えれば、発症リスクがどれだけ下がるか」を検討した研究論文を集め、医療費がどれくらい減らせそうかを調べた。
加藤昌之・国際協力医学研究振興財団主任研究員らが中年期の千人の集団をモデルに計算したら、現状より歩数が3千歩(2キロメートル前後、約30分)増えることで今後10年間にかかる医療費が1569万円、5千歩なら2512万円減らせそうなことがわかった。死亡者が出ることも考えて1人の1歩あたりを算出すると、0.0014円、1万歩でほぼ14円となった。
試算では、糖尿病や脳卒中、心筋梗塞などにかかる年間医療費を平均5.5%減らせることもわかった。高齢者も含めたこうした医療費は年4.9兆円ほどかかっているとされるので、2700億円近く節約できる計算だ。
生活習慣病を防ぐには、ある程度まとまった歩数が必要になる。ぜんぜん歩かない人が1歩増やしても、それだけで経済効果は望めない。
朝日新聞 2010/1/23

「たったそれだけ?」と思った人も多いのでは?しかし計算してみると、20歳以上の日本人みんなが毎日、いまより3千歩多く歩いたとすれば、年間で約1600億分円になります。得られる恩恵は経済効果だけではないでしょう。健康寿命が延び、その間を生き生きと楽しく過ごせるとしたらそれが一番でしょう。「今より少しでいいから、歩く時間を増やそう!」、そんな気軽な気持ちで始めてみてはいかがでしょうか。
店長

2010年1月30日 (土)

コラム397 慢性的な睡眠不足は一晩では取り戻せない

慢性的な睡眠不足による影響は、一晩長く眠っても解消されないことが示され、医学誌「Science Translational Medicine(サイエンス・トランスレーショナル医療)で報告された。
研究者の米ブリガム・アンド・ウィメンズ病院(ボストン)のDaniel A. Cohen博士は「1日6時間の睡眠を2週間続けた場合の睡眠喪失による影響は、24時間起きていた場合とほぼ同レベルである」と述べている。慢性的な睡眠不足の人は、急な眠気に襲われやすく、ミスや事故を起こしやすいが、このような影響は一晩ぐっすり眠っても解消することはできないという。
米国では、16%の人が日常的に1日6時間未満しか睡眠を取っていないという。特に運送業、軍隊、医療機関、緊急対応機関など、交代勤務や残業のある職業では睡眠不足が蔓(まん)延していると考えられる。多くの人は眠れるときに長時間眠ることによって不足を取り戻そうとするが、この方法は有用なのだろうか。
この疑問に答えるべく、今回の研究では21~34歳の健康な男女9人を対象に、33時間起きた後10時間眠るという睡眠スケジュール(研修医などの典型的な例を模したもの。24時間あたりの睡眠時間は5.6時間)に3週間従ってもらい、1日8時間睡眠を取った群のデータと比較した。
その結果、10時間睡眠を取った直後では、認知機能や反応時間の試験結果は正常範囲内であったが、研究が進むにつれて10時間睡眠直後の機能回復能力が衰えていき、運動能力をはじめ集中力、注意力、機敏さの持続にも低下がみられた。反応時間が比較的正常であっても、昼夜が逆転してくると有意に消失。これは、慢性的な睡眠不足と身体の概日(サーカディアン)リズムとの相互作用によるものだと研究グループは述べている。
HealthDay News 2010/1/21

休日に10時間睡眠をとっても、普段の睡眠不足を「返済」できると思っていた人にとっては期待はずれですね。研究者によると慢性的な睡眠不足を取り戻すために、正常睡眠を何日繰り返せばよいのかはわかっていないそうです。このように「寝だめ」は逆効果という見解を述べる専門家が増えています。「寝だめ」をするとせっかくの日々のリズムが崩れてしまうそうです。思い切って、休日こそ早起きするというのが一番の解決策かもしれません。早起きすると一日が有効に使えますし、夜になると眠くなり、質の高い睡眠を得ることができます。その翌日からよいスタートをきることができそうです。
店長

2010年1月29日 (金)

コラム396 中高年 増える摂食障害 育児中でも 50代でも ダイエット

拒食症や過食症などの「摂食障害」は、若い女性の病気というイメージがあるが、中高年でもこの病気に苦しむ人が少なくないことが分かってきた。自助グループなどでは「『この年で摂食障害なんて恥ずかしい』と思わず、助けを求めてほしい」と呼びかけている。
神奈川県藤沢市の女性(50)は、3年前に拒食症になった。それ以前の体重は、身長160センチに対し、体重55キロ。決して太りすぎとはいえないが、「自分の中での理想体重は45キロ。どんなに頑張ってダイエットしても50キロまでしかやせられない自分を太りすぎで醜いと感じ、自分に自信が持てませんでした」。
ところが、3年前に夫が入院、心労から食欲がなくなり、体重が3か月で10キロ減った。これがきっかけで、「体重を減らすことが面白くなり、拒食にはまりました」。1日3食をすべてサプリメントで済ませ、食べ物はほとんど受け付けなくなってしまった。
摂食障害は、思春期に過剰なダイエットなどがきっかけとなって発症することが多いといわれている。しかし最近は、この女性のような中高年の患者も増えているという。
横浜市にある摂食障害の女性のための通所施設「ファルク」には現在、10人の女性が通っているが、このうち8人が30歳代以上で、最高齢は66歳。48歳の女性は、18歳から拒食と過食を繰り返し、11年前に長男が生まれてからは、育児やママ友との人間関係のストレスから、症状が悪化することもあったという。ファルクに通う66歳の女性は「一人で悩んでいる中高年の方に、同年代の仲間がたくさんいることを伝えたい」という。
読売新聞 2010/1/20

摂食障害の専門家の方によると、昔は中高年や子育て中の女性に摂食障害はほとんどなかったそうです。中高年や子育て中の女性に摂食障害が増えた一つの原因は、若い頃に既往歴があってそれが再発するためだといわれています。症状が治まっても、その根っこが未解決ならば、新たな困難にぶつかった時に、再び発症してしまうそうです。それが10年以上前の既往歴であっても、忘れた頃に再発する可能性をもっています。ひとりで悩ます、何かあったら記事になるような施設に相談することが予防策といえます。
店長

2010年1月28日 (木)

コラム395 季節のお花「金のなる木」

みなみさん

「金のなる木」に花が咲きました。
なんともユニークな名前ですが、木が幼いうちに幹の部分に5円玉など穴のある硬化をさすと
若枝が成長するにつれ固定され、これを何年か繰り返すと「金がなっている」ように見えることから名付けられたそうです。
この他にも、葉の形が硬化に似ていることから名付けられたという説もあります。
乾燥に強く、日当たりの良い場所に置いておけば非常に育てやすい品種です。
花言葉は「幸運が招かれる」です。

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2010年1月27日 (水)

コラム394 高血圧症予防を目指し「塩を減らそうプロジェクト」が発足

塩分の過剰摂取が健康にもたらすリスクについて知識を普及し、高血圧症を予防することで脳卒中や心疾患リスクの低減につなげようと、医師などが参画した「塩を減らそうプロジェクト」が発足した。
厚生労働省の調査によると高血圧の日本人は約4000万人。同プロジェクト代表顧問に就任した荒川規矩男氏(福岡大名誉教授)は、「高血圧は自覚症状がないため放置されることが多く、脳卒中・心筋梗塞などを引き起こし、寝たきりの原因にもなっている。高血圧を引き起こす主な要因は食塩の過剰摂取。日本人は世界的にも食塩摂取量が多くリスクが高いと考えられる」と強調している。
高血圧はかつては、年齢とともに上がると思われていたが、最近では若い頃から減塩や運動など、生活習慣に気をつけることにより高血圧が予防できることが分かってきた。プロジェクトでは「1に減塩、2に運動、3に薬物治療」をもとに、塩の摂取を減らし、体内減塩化を図ることの重要性を啓発していく。活動を通じて「高血圧の予防と高血圧患者のクオリティ・オブ・ライフの向上を目指す」としている。
2月には日比谷公園周辺でウォーキングイベント「鼻歌♪ウォーク」を開催し、俳優の石田純一氏も参加する予定。またインターネットで減塩食のクッキングコンテストも行う。
生活習慣病予防協会 2010/1/19

最新の厚生労働省の国民健康・栄養調査では、成人の1日の食塩摂取量は平均で約11gです。血圧正常値の人の食塩摂取量の目標が10gですから、もう1gですね。感覚的に自分の摂っいてる食塩を1/10くらい減らせばいいというイメージでしょうか。これならできそうですね。お醤油を使うところをポン酢に変えたり、サラダをスパイシーにして、ドレッシング量を減らしたりと、ちょっとした工夫で食塩を減らすことができますよ。すでに高血圧の方の目標は1日7~8gですから、栄養士など専門家の指導を受けた方がいいでしょう。
店長

2010年1月26日 (火)

コラム393 旬の食材「春菊」

みなみさん

鍋物が美味しい季節になりました。
「春菊」も鍋には欠かせない野菜のひとつですね。
「春菊」はβカロチンを豊富に含む緑黄色野菜で、その含有量はホウレンソウや小松菜を上回るほどです。
βカロチンは活性酸素を抑制し、美容効果も期待できます。
また、春菊の香りの成分は自律神経に作用し、胃腸の働きを整える作用があると言われています。
私は春菊の独特の香りがとても好きなので、鍋物やお浸しだけでなく、サラダにして食べています。
生で食べるのもとても美味しいですよ!

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2010年1月25日 (月)

コラム392 塩分取りすぎ、要介助の危険…厚労省研究班が調査

食塩を多く摂取する人ほど、年齢を重ねてから身の回りの動作に介助が必要になる危険性が高いことが、厚生労働省研究班の調査でわかった。食塩の摂取量と介助の必要性の関係を明らかにした研究は、これが初めてだ。
研究班は、1980年の国民栄養調査のデータをもとに、心血管疾病や高血圧の既往症のない当時52~64歳の男女1510人の食塩摂取量を推定。それから14年後の94年の時点で「介助必要」である人数を分析した。
食塩の摂取量は、男性が1日平均16.6グラム、女性が同13.9グラムで、介助が必要だったのは53人だった。食塩の摂取量が、男性で1日5.7グラム、女性で同4.5グラム増えるごとに、介助が必要となる危険性は25%ずつ増していた。逆に、野菜などに含まれるカリウムを多く摂取するほど、日常動作の悪化を防ぐ効果があった。
食塩と高血圧の関係は知られているが、実際に介助が必要になる人がどれだけいるかは、はっきりしていなかった。三浦克之・滋賀医大教授は、「家庭の調味料から摂取する食塩は3割ほどで、外食や加工食品から知らず知らずに食塩を摂取している。意識して食塩の摂取を減らすことが、将来の生活の質を維持するためにも大切だ」と話している。
読売新聞 2010/1/7

厚生労働省の調査では、65歳以上の要介護の原因の第一は脳血管疾患です。脳の血管の病気は高血圧が大きく関係しています。高血圧の大きな要因のひとつが塩分の摂りすぎですから、今回の結果はうなずけるものですが、ここまで塩分の摂りすぎが要介護に影響しているのは意外でした。また、在宅の軽度の要介護者には骨関節系疾患が多いのに対し、重度の要介護者には脳血管疾患が多く見られるそうです。
店長

2010年1月24日 (日)

コラム391 慢性疲労を数値で診断

原因不明の激しい疲労が半年以上も続く「慢性疲労症候群(CFS)」を診断できる血液中のたんぱく質を、大阪市立大の木山博資教授(解剖学)らが発見した。
CFSには自覚症状を中心に判定する診断基準はあるが、血液の検査値など客観的な指標(マーカー)はなく、今回の発見は健康診断などに活用できそうだ。木山教授らは、5日連続の運動で極度に疲労させたラットの脳下垂体の中葉と呼ばれる部分を分析。「α―MSH」というたんぱく質が異常に分泌され、血液中のα―MSHの量も上昇していくことを突き止めた。α―MSHの分泌は神経伝達物質ドーパミンが抑制しているが、ラットでは疲労がたまるにつれドーパミン産生能力が低下していた。
一方、CFSと診断された患者57人と、健康な30人の血液を使い、α―MSHの量も測定した。その結果、発症後5年未満の37人の平均値は健康な人に比べ、約50%も高かった。一晩徹夜した人の血液を調べてもα―MSHの量に変化はないことから、短期間の疲労とは関係がないこともわかった。CFS患者は潜在する人も含め、国内に200万人以上いるとされる。
読売新聞 2010/1/7

慢性疲労症候群とは「原因不明の強い全身倦怠感、微熱や頭痛、脱力感、うつ等の精神神経症状などが長く起こり社会生活が送れなくなる状態」といわれています。検査では悪いところは見つからないので、病院でも治療法がわかりません。現在では、慢性疲労症候群とわかれば専門病院もあり、長期的な治療法も確立されつつあります。数値的な診断ができれば、慢性疲労で悩む人には解決方法がみつかるかもしれません。
店長

2010年1月23日 (土)

コラム390 アルツハイマー病と癌(がん)は互いに避け合う

癌(がん)になったことのある人はアルツハイマー病になりにくく、逆にアルツハイマー病の人は癌になるリスクが低いことが示された。今回の研究は、米ワシントン大学医学部(セントルイス)のCatherine M. Roe氏らによるもの。65歳以上の被験者3,020人を対象に、認知症については平均5年間、癌については8年間追跡した。その結果、白人の被験者では研究開始時にアルツハイマー病であった人は癌により入院するリスクが69%低く、癌の人はアルツハイマー病になるリスクが43%低かった。
米アルバート・アインシュタイン医科大学(ニューヨーク)のRichard Lipton博士は「アルツハイマー病によって、癌リスクが劇的に減少することが示された。この関連は極めて顕著なもので、予想外である」と述べている。
HealthDay News 2010/1/7

アルツハイマー病は認知症の一つですが、脳の細胞が原因不明で死滅していく病気です。一方、がんはガン化した細胞が激しい分裂を始めて増殖していく病気です。特定の細胞が、死滅していく病気と増殖していく病気であるという点からいうと、2つの病気が相反するというのは理にかなっているかもしれませんね。
店長

2010年1月22日 (金)

コラム389 2型糖尿病患者の脳卒中、生活習慣改善で4割減

2型糖尿病の患者に食事や運動など生活習慣の改善指導を強化すると、合併症である脳卒中の発症が、強化しなかった場合の62%にとどまったとする研究結果を厚生労働省研究班(主任研究者、山田信博筑波大学長)がまとめ、欧州糖尿病学会誌に発表した。糖尿病発症後でも生活習慣改善によって合併症を減らせることを示す結果で、研究班の曽根博仁筑波大教授(内科学)は「患者にとっても励みになるのではないか」と話している。
日本経済新聞 2010/1/9

生活習慣の乱れが原因となる2型糖尿病の患者さんが積極的に生活習慣改善に取り組むと、合併症の減少につながることが証明された研究結果です。この試験で生活習慣の改善指導を強化した群の方々には、主治医の指導や看護師・栄養士の電話指導の回数を増やしたそうです。指導の回数を増やすだけで合併症が減るなら、国がすすめている保健指導をもっと充実させれば、糖尿病や合併症が減って医療費も削減できるのでは・・・と思います。
店長

2010年1月21日 (木)

コラム388 季節のお花「プリムラ・ポリアンサ」

みなみさん

プリムラ・ポリアンサが咲きました。
サクラソウ科の花で寒さに強く、冬でも育てやすい花です。
同じ品種からの交配で花と葉が大きめなのが「ポリアンサ」、小さめのものが「ジュリアン」です。
またプリムラという名は、早春に他の花に先駆けて咲くことから「primos(最初)」
が語源となっています。
明日1月22日の誕生花でもあるプリムラ・ポリアンサの花言葉は、「青春の喜び」・「無言の愛」です。

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2010年1月20日 (水)

コラム387 「やせ形で糖尿」のリスク遺伝子発見

太っていない人が糖尿病を発症しやすくなる遺伝子変異を、徳永勝士・東京大教授らのグループが発見した。
患者と健康な人あわせて計3268人の遺伝子を分析した結果、この変異を持つ人は変異のない人に比べ、糖尿病になる危険性が1・75倍に上昇。特に肥満でない人に限ると、危険性が2・51倍に跳ね上がっていた。糖尿病につながる遺伝子は数多く見つかっているが、非肥満型のリスク遺伝子は初めて。米人類遺伝学会誌に8発表する。
この遺伝子はKCNJ15と呼ばれ、膵臓(すいぞう)の細胞でインスリンの分泌を抑えるたんぱく質を作り出す。インスリンの分泌が減ると、筋肉や脂肪の細胞が血液中の糖分を取り込まなくなるので、太りにくい反面、糖尿病になりやすくなる。新たに見つかった変異は、この遺伝子の働きを過剰に高めるため、インスリンが不足し、やせ形で発症する危険を高めるとみられている。
欧州の糖尿病患者には肥満が多いのに対して、日本を含むアジア各国では、肥満でない人の発症が多い。
読売新聞 2010/1/8

アメリカやヨーロッパの人は肥満になると糖尿病になる人が多いのですが、日本人は肥満の人だけでなく、やせていても糖尿病になりやすいのです。以前から、体質的に東洋人はやせていても糖尿病になりやすい体質を持っていると言われていました。この原因のひとつとして特定の遺伝子が関係しているということが発見されたわけです。しかしながら、糖尿病は遺伝子だけで発症する病気ではありません。砂糖や脂肪の多い食事・運動不足が重なって引き起こされるわけです。もし遺伝子検査で、この遺伝子を持っているということが事前にわかったら人一倍、食事や運動に注意しなければならないということになります。将来、遺伝子検査で個人の体質を事前に調べて、その人にあった健康管理をしていく時代が来るかもしれません。
店長

2010年1月19日 (火)

コラム386 防災とボランティア週間

みなみさん

1月15日~21日は「防災とボランティア週間」です。
平成7年1月17日、神戸を中心にたいへんな被害をだした「阪神、淡路大震災」をきっかけに、
災害が起きた時のボランティア活動や防災活動への参加を広めようと定められました。
「阪神、淡路大震災」でボランティア活動をした人は約140万人で、その内7割は初めての
ボランティア活動だったそうです。
救助や救命などの専門知識がなくとも、炊き出しや救援物資の配布、掃除や交通整理など困っている
人のために出来ることはたくさんあるそうです。
「阪神、淡路大震災」の悲しい被害を風化させることなく、防災の正しい知識と、
互いに助け合うという気持ちを忘れずにもっていたいと思います。

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2010年1月18日 (月)

コラム385 救命タクシー快走中 資格を持つ運転手が増加

救命技能などの資格を持ったタクシー運転手が増加中-。東京都内のタクシー59社が加盟する「東京無線タクシーグループ」には、2千人以上の「普通救命技能」取得ドライバーが勤務する。「タクシーは交通事故に遭遇したり、車椅子(いす)のお客さんを乗せたりするケースが多く、対応が必要」と東京無線協同組合の荻野嘉彦広報委員長。「資格」が新サービスとして注目されている。
国産タクシー(東京都練馬区)の井口光重運転手(60)は1年ほど前、都内を走行中にバイクとタクシーの事故現場に遭遇した。バイクに乗っていた高齢の女性は足の骨を折って倒れ、タクシーの運転手は携帯電話で通話中。井口さんはタクシーを降り、車内に載せていた三角きんで女性に応急手当てを施した。
実は井口さんは東京消防庁認定の「応急手当普及員」。地元消防団で活動するとともに、タクシーに三角きんや絆創膏(ばんそうこう)、冷却剤などの“応急手当てグッズ”を携帯し、「もしも」に備えている。
井口さんほど本格的ではないが、他にも心肺蘇生(そせい)を行える「普通救命技能」を持つ運転手は多い。荻野さんによると、組合加盟59社のうち、普通救命技能の認定を受けた運転手がいるのは49社、計2070人。国産タクシーは5年ほど前から運転手の資格取得を奨励し、運転手720人中200人弱が同技能を持っている。
組合では日常生活が困難な人の支援を行う「ホームヘルパー」や、ベッドから車いすを使ってタクシーに乗せるなどの「ケア輸送従事者」の資格取得も奨励。「公共交通機関として少しでも世間の役に立ちたい」と、今後も運転手の資格取得を奨励する予定だ。
産経新聞 2009/12/27

もし急な事故や病気で道ばたに倒れている人がいたら、その人を助けることができるでしょうか?タクシーの運転手さんの中には、救命措置や応急手当ができる方がおられるのですね。車で外にでると交通事故に遭遇するケースはありえるでしょう。私たちにもできることはないのかなと思います。
店長

2010年1月17日 (日)

コラム384 市民の心肺蘇生、AED使用は2% 08年、消防庁調査

突然、心停止した人を市民が目撃した際に、心臓に電気ショックを与えて救命するAED(自動体外式除細動器)を実際に市民が使ったケースは、2008年の1年間で2%にとどまっていた。総務省消防庁の全国調査でわかった。関係団体は、設置数が急増する一方で、周知が進まず、使用に不安を抱く人も多いことなどが原因とみている。 AEDは04年から一般市民の使用が可能となった。消防庁が全国の消防本部や消防局からデータを集めてまとめたところ、08年に心筋梗塞(こうそく)などで患者が心肺停止した6万3283件のうち、病院以外の一般市民の前で起きたケースは2万769件。このうちほぼ半数の9970件で市民により心肺蘇生がなされていたが、AEDが使われたのは429件(2.1%)にとどまっていた。05年の46件に比べると10倍近く増えていたが、まだ使用率は低い。
消防庁によると、AEDを使わなかった場合、患者の1カ月後の生存率は9.8%だが、使用した場合は43.8%で、4.5倍にアップする。1カ月後の社会復帰率も未使用では5.6%だが、使った場合は38.2%で、6.8倍の高率だ。調査結果について消防庁は「救急隊員が到着するまでに、少しでも早く処置をしてもらうことが救命につながる。もっと多くの人に使ってもらえるよう啓発したい」としている。
厚生労働省研究班によると、AEDの設置台数は約20万台(08年12月現在)。医療機関や消防署以外では、市民が使える場所として公的施設や商業施設、マンションなどに約15万台ある。1台数十万円するが、自治体や、中小企業庁が「商店街活性化事業の一環」などの補助事業で普及に取り組んでいる。
朝日新聞 2010/1/3

AEDの使用がニュースになったことで記憶に新しいのは、昨年の東京マラソンでタレントの松村邦洋さんがコース上で倒れ心肺停止状態になったときに、AEDの使用で意識が回復したことです。このAED、設置数が多い割に使用頻度は少ないそうです。「AEDを使うのに資格はいらないが、不安で使えないという人が大半。体験できる機会を少しでも増やすことが急務」とNPO法人「AED普及協会」は提言しています。もし目の前で、心肺停止状態で倒れている人を見たら、私たちはAEDを使えるでしょうか?何とか必死に使ってみるかもしれませんね。人を救うのはAEDではなく、「命を助けたい」という気持ちかもしれません。
店長

2010年1月16日 (土)

コラム383 学校で学ぶ「高齢者介護」 命の尊厳 考える機会に

全国の小中学校や高校で、総合学習や学校行事の一環として、「高齢者介護」について学ぶ取り組みが広がっている。普段、介護とはほとんどかかわりのない子どもたちが、認知症などへの理解を深められる機会として、期待が高まっている。
東京都港区立三光小学校で開かれた「介護体験教室」。4年生約30人が、介護事業大手「ニチイ学館」(東京)のスタッフの指導で、介護の必要な高齢者の不便さを疑似体験した。
脚の回りに段ボールを巻き付けた小学生が、体育館の中を歩く。口々に「歩きにくい」「転びそう」と声を上げ、段ボールをはずすと、ほっとした表情を見せた子どももいた。段ボールの筒は、関節炎などで脚が不自由な高齢者の感覚を知ってもらうため、スタッフが手作りした。手先が動きにくい感覚を体験するコーナーでは、子どもたちが手にストッキングと手袋を重ねてはめ、食べ物に見立てた碁石をスプーンですくったり、財布から小銭を出したり。悪戦苦闘しながら取り組んでいた横井彩乃さんは、「介護が必要な人の大変さが分かった。これからは、困っているお年寄りを見かけたら助けたい」と話した。
同社は、今年11月から来年1月にかけて、全国30か所の小中学校と高校で、体験教室を開く。内容は様々で、介護食の調理実習や、介護予防の体操に挑戦した学校もあった。
読売新聞 2009/12/22

介護事業者や福祉系の大学、専門学校などの協力で、総合学習などの時間に高齢者介護について学ぶ取り組みが広がっています。この他にも、認知症の介護教育もすすめられているそうです。石川県かほく市立大海小学校では、2年前から、認知症について学ぶ総合学習が行われています。子どもたちは、地元のボランティア団体のメンバーが認知症の人を演じる劇を見たり、県立看護大学の学生のアドバイスを受けたりしながら、認知症の人の気持ちになって考える活動に取り組んでいます。感性の豊かな時期に介護の大切さを学ぶことに大きな意味がありますね。
店長

2010年1月15日 (金)

コラム382 味の好みによる体重増加の違い 「甘い味」が好きな人は要注意?

「こってり味」や「甘い味」を好む人は、そうでない人に比べ体重増加が多い傾向がある。気になる人は20歳を過ぎた頃からの自分の体重の変化に注意し、若いときから食生活を振り返った方が良い。――体重の増加に味の好みが関連しているという研究が発表された。
この研究は、厚生労働省研究班「多目的コホート研究(JPHC研究)」の一環として行われたもの。岩手・秋田・長野・沖縄に住む日本人男女約3万人の参加を得て実施した。調査を開始した1990年の時点での参加者の年齢は40歳から59歳。
加齢にともなう肥満は、2型糖尿病、高血圧、脂質異常症、心血管病などのリスク要因となる。生活習慣病を予防・改善するために、肥満の減少が目標の1つに掲げられている。肥満は食事(エネルギー摂取量)と身体活動(エネルギー消費量)のアンバランスにより起こり、食事でエネルギー量をとりすぎると肥満になりやすい。そのため、食事ではエネルギー量と栄養バランスを良くするために、「食べるときは腹八分目まで」、「食品の種類をなるべく増やす」、「野菜や海藻、きのこ類を十分にとる」、「脂肪を控えめに」といったことが勧められている。 研究チームは、20歳から調査開始時までの体重増加、調査開始後の10年間の体重変化を調べ、どのような味の好みをもっている人が肥満になりやすいかを比較検討した。その結果、こってり味が「好き」と答えた人は「嫌い」と答えた人に比べ、肥満の比率が男性で1.45倍、女性で1.28倍、高くなることが分かった。また、「どちらでもない」と答えた人でも、男性では1.13倍、女性では1.11倍、比率が高くなっていた。甘い味の好みで比較したところ、女性では「嫌い」と答えた人に比べて、「好き」と答えた人は1.22倍高くなっていた。
さらに、調査開始時からその後10年間の体重変化を調べた。こってり味、甘い味の回答別に、調査開始時からその後の10年間の体重変化量を調べ、「嫌い」と答えた人を基準に、「どちらでもない」、「好き」と答えた人と比較した。その結果、こってり味では有意差がみられなかったが、甘い味では、男女とも「好き」、「どちらでもない」と答えた人では、体重がより増加する傾向がみられた。
今回の研究では、こってり味や甘い味といった嗜好は、男女ともに20歳からの体重増加と関連があることがあきらかになり、特に甘い味を好む女性では、10年後の体重増加に影響を及ぼす傾向があることが示された。研究チームでは「肥満対策は、味の好みも考慮し、20歳以前の早期から行うことの大切さが示唆された」と述べている。研究結果は医学誌「International Journal of Obesity」に発表された。
糖尿病ネットワーク2009/12/28

味の好みは、幼少期に食べた物の味が大きく影響すると言われています。離乳食からいろいろな食材や味を食べ続けると子どもたちには全く好き嫌いがなくなるそうです。大きくなるにつれて、子どもたちにはそれぞれ味の好みは生まれますが、大人と食事を一緒に摂るようになり、こってり味や甘い味の食事が多くなると、その味が好きなっていきます。子供頃に身についた食習慣で肥満になり、生活習慣病にかかりやすくなるのです。子供の食育は大事ですね。
店長

2010年1月14日 (木)

コラム381 甘酒

みなみさん

近所のお寺で、甘酒を振舞ってもらいました。
身体が芯から温まり、とても美味しくいただきました。
「甘酒」という名から少しはアルコールが入っているのかな?と思っていましたが、
お寺の方から「アルコールは入ってないし、栄養満点だから子供にこそ飲ませてあげて!」
と教えていただきました。
調べてみると、甘酒のパワーにびっくり!
甘酒は米麹の酵素の作用を利用してデンプン質を糖化した飲み物で、甘酒に含まれる麹菌や乳酸菌を生菌で取ることで腸が元気になるそうです。
納豆・味噌などと並ぶ、日本の優れた発酵食品の中のひとつなのですね。
もち米やお米を使って簡単に作れるそうなので、自宅でもチャレンジしてみたいと思います。


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2010年1月13日 (水)

コラム380 脂質異常症で最も多いのは高コレステロール血症

脂質異常症で日本人に多いといわれるのは、高コレステロール血症、高トリグリセリド血症、混合型高脂血症の3タイプ。日経メディカル オンラインが実施した「脂質異常症に関する調査2009」で、3タイプのうち最も多いものを挙げてもらったところ、調査協力医師(n=761)の64.5%が高コレステロール血症を挙げた。
調査は、脂質異常症の治療方針、脂質異常症治療薬の処方経験、脂質異常症治療に関する情報ニーズなどを尋ね、脂質異常症治療の現状を明らかにすることを目的に実施した。日経メディカル オンラインの会員医師に調査への協力を求めたところ、10月26日から11月9日までに761人が調査に応じた。
その中で、日本人に多いとされる「高コレステロール血症(IIa型)」「混合型脂質異常症(IIb型)」「高トリグリセリド血症(IV型)」の3タイプを提示し、現在治療している患者で最も多いタイプを挙げてもらった。その結果、64.5%が高コレステロール血症を挙げ、混合型脂質異常症は25.5%、高トリグリセリド血症は9.7%だった。
Nikkei Net 2010年1月4日

コレステロールには善玉(HDL)と悪玉(LDL)があり、悪玉の数値が高くなると、血管内部に動脈硬化が発症し、脳梗塞や心筋梗塞のリスクが高くなります。高コレステロール血症は生活習慣病であると同時に、とても遺伝因子の強い病気でもあります。「家族性高コレステロール血症」という病名があります。ある調査では、正常の女性と高コレステロール血症の男性が結婚して家族を作った場合、3人の子供うち2人が高コレステロール血症となり、ひ孫の代まで追跡すると、約半数が高コレステロール血症になったそうです。家族性高コレステロール血症患者の死因を見てみますと、約60%は心筋梗塞で亡くなっており、これは一般人の約10倍の頻度とあたるそうです。
店長

2010年1月12日 (火)

コラム379 成人式

みなみさん

昨日1月11日は成人式。
成人式は、男子が成人になった証として行われた日本古来の儀式「元服」が由来とされています。
今年も次代を担う多くの若者が輝かしい門出を迎えました。
スーツや振袖を身にまとった初々しい姿は、とても微笑ましく感じます。
振袖には「長い袖で厄を振り払う」・「自分の愛おしい人を呼び寄せる」という願いが込められているそうです。
新成人のみなさん、おめでとうございます!!

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2010年1月11日 (月)

コラム378 軽い10分の運動でも頭スッキリ 認知機能向上、筑波大が実証

わずか10分間の運動でも、脳の認知機能を高める効果があることが、筑波大学の征矢英昭教授らの研究で分かった。
軽いジョギングなどの運動を長期間続けると、認知機能の向上がみられることは以前から知られていたが、短時間の運動による変化を明らかにしたのは世界初。脳の左前頭前野の血流増加が関連していることも実験で証明した。米科学誌「ニューロイメージ」電子版に掲載された。実験では、成人20人が軽いジョギング程度の負荷の自転車こぎを10分間続けた。運動前と運動後に色のついた文字を見せ、文字の意味に惑わされずに色を答えるテストを実施。近赤外光を使った「光トポグラフィ」という装置で、テスト中の脳の状態を調べた。運動をせずにテストを行った時に比べ、運動をした方がテストへの反応時間が短くなった。運動後のテストでは、注意集中したり、行動を意識的にコントロールする実行機能にかかわる左前頭前野の「外側(がいそく)部」と呼ばれる部位の血流が増加していた。
この部位は、うつ病の人で機能が低下することも明らかになりつつある。征矢教授は「今後は年齢や肥満度、運動の強さなど条件を変えて実験し、長期間の運動の効果との関係も調べたい」と話している。
読売新聞 2009/12/24

計算や漢字などの「脳トレ」や指先のトレーニングだけでなく、10分程度の有酸素運動でも、脳の機能はよくなります。昼休みに軽いジョギングをすると、午後眠くならずに仕事がはかどるとも言われています。できれば、屋外で運動する方がいいですね。新鮮な空気を吸って、外の景色を見ながらジョギングすると、もっと脳機能がよくなりそうです。
店長

2010年1月10日 (日)

コラム377 口周りのしわは男性よりも女性の方ができやすい

女性は、加齢とともに口の周辺に男性よりも深いしわが多数できることが明らかにされた。これは以前から疑われていたことだが、新しい研究で「反論しようのない科学的根拠」が得られたと、医学誌「Aesthetic Surgery Journal(美容外科)」編集長のFoad Nahai博士は述べている。
報告者であるオランダ、ユトレヒト大学メディカルセンターのMoshe Kon博士は、「以前から男性の皮膚は女性よりも老化が遅いという印象があったが、今回の研究で、その理由の1つが女性には汗腺や皮脂腺が少なく、皮脂の産生が少ないためであることがわかった」と説明する。女性ではしわ取り治療を受ける人が男性よりも多い傾向があるが、これは女性の方が外見を気にするためなのか、実際にしわが多いためなのかは不明だという。今回の研究では、男女の死体の唇上部のしわを調べるとともに、その部位の再建を実施した。その結果、いくつか鍵となる性差が明らかになったという。女性は男性よりも口周辺の血管が少なく、血流も少ないことに加え、男性に比べて口周辺の筋肉が皮膚の近くにあるため、皮膚が引っ張られやすく、しわができやすいこともわかった。また、毛嚢(のう)の数には性差はみられなかったが、男性は毛嚢に対する汗腺の数が多いことも明らかになった。
このほか、女性の皮膚の老化にはホルモンも関与しているという。米マイアミ大学ミラー医学部のSeth Thaller博士は「健康や疾患に関する性差の多くはエストロゲンが関連している」と述べている。例えば、エストロゲンには治癒を促す作用があるため女性は傷の治りが速い。また、閉経後の女性は血流が減少し、これがしわの一因となっている。汗腺から分泌される皮脂も少なくなる。一方、ホルモン補充療法(HRT)を受けている女性はしわが少ないことが報告されている。
HealthDay News 2009/12/24

男性よりも女性の方が気になる顔のしわですが、女性の方がしわができる原因をたくさん抱えているのですね。よく言われることですが、顔のしわを予防するには「喫煙を避け、日光を避けるとともに皮膚の湿度を保つのが最善の方法」です。サプリメントとしては、ビタミンB群、C、Eといった老化を防止する成分やセラミドやコラーゲンといった保湿成分を摂ることがおすすめです。
店長

2010年1月 9日 (土)

コラム376 体内時計狂うと高血圧に、不規則生活が原因 京大

不規則な生活はやはり高血圧を招く――。日常の生活リズムの乱れが高血圧を引き起こす仕組みを、京都大の岡村均教授らのグループがマウスを使った研究で明らかにした。体内時計が狂うと、副腎で血圧を上げるホルモンを作る酵素が過剰に働いた。昼夜交代制の職場で働く人は高血圧症が多いが、原因はわかっていなかった。
新たな治療薬開発につながる成果で、米科学誌「ネイチャー・メディシン」電子版に発表した。岡村教授らは遺伝子組み換え技術で体内時計を働かなくしたマウスを作り、塩分の多い食事を与えた。すると体内に食塩と水をため込むホルモンを作る「Hsd3b6」という酵素の活動が活発になり、血圧上昇ホルモンが過剰に働くようになった。その結果、食塩を排出できずに高血圧が引き起こされていることがわかった。
Nikkei Net 2009/12/22

夜更かしや夜勤などが続いて、昼夜逆転生活になると、体内時計が乱れて血圧が上昇するメカニズムがこの研究で解明されました。医療現場で働く方、長距離トラックの運転手の方など、夜に仕事をしないといけない方には朗報です。まだ動物実験のレベルですが、実際の高血圧患者さんで研究が進んで、新しい薬の開発に結びつくといいですね。
店長

2010年1月 8日 (金)

コラム375 喫煙と大腸がんの関連性が明らかに

喫煙が原因となる悪性腫瘍のリストに新たに大腸(結腸直腸)がんが加わったことが、医学誌「Cancer Epidemiology, Biomarkers & Prevention」で報告された。これで喫煙に関連する癌の種類は17となる。また、同誌に掲載された別の研究では、受動喫煙によって女性の乳癌リスクおよび小児の生涯の肺癌リスクが増大することが示された。いずれの知見も明るい話ではないが、たばこの規制に取り組む上では有用なものだと専門家は述べている。
今回の大規模前向き試験では、約20万人を13年間にわたり追跡。その結果、喫煙経験のない人に比べて、現喫煙者は大腸癌リスクが27%高く、元喫煙者は23%高いことが判明した。中でも喫煙期間が50年以上に及ぶ人は、喫煙経験のない人よりもリスクが38%高かった。一方、40歳前にたばこを止めた人、31年以上喫煙していない人にはリスクの増大は認められなかった。
別の2件の研究は、受動喫煙のリスクに焦点を当てたもの。その1つは米国立癌研究所(NCI)をはじめとする複数施設の研究グループによるもので、受動喫煙にさらされた小児は成人後の肺癌発症リスクが2倍であり、MBL2遺伝子に特異的な変異をもつ場合、リスクは2.5倍にもなることがわかった。
HealthDay News 2009/12/10 

日本の研究では、がんの死亡のうち、男性で40%、女性で5%は喫煙が原因だと考えられているそうです。「タバコと一緒にお酒も飲む・・・」ということになると、がんのリスクはもっと高くなります。逆にタバコを吸っていた人が禁煙して、がんになるリスクが減ったという研究結果も多くあります。例えば、口腔がん、食道がん、胃がん、肺がん、膀胱がん、子宮頸がんなどです。タバコの量が多いな・・と気になっている方、一念発起して、禁煙に取り組んでみてはいかがでしょうか。
店長

2010年1月 7日 (木)

コラム374 七草粥

みなみさん

今日は無病息災を祈って食べる「七草粥」の日。 お正月に疲れた胃を休めるという効果もあるそうです。
幼い頃から七草を母に教わっていましたが、未だに七草すべてが覚えられず毎年この時期になると再確認しています。

★セリ     食欲増進効果
★ナズナ    別名「ペンペン草」
★ゴギョウ   風邪予防
★ハコベラ   ビタミンAが豊富
★ホトケノザ  食物繊維が豊富
★スズナ    カブのことでビタミンが豊富
★スズシロ   大根のことで消化を助ける

寒い夜にピッタリの七草粥・・・。
胃腸も心も癒されます!

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2010年1月 6日 (水)

コラム373 ビール大瓶毎日1本以上、乳がんリスク1.75倍に

飲酒が乳がんのリスクを高めることが、厚生労働省研究班の研究で分かった。全国5万人の追跡調査で、週に150グラム以上のアルコールを摂取する女性が乳がんを発症する割合は、全く飲んだことがない女性の1.75倍だった。
1週間で150グラムとは、日本酒なら約7合分に相当。ワインなら約14杯分、ビールでは大瓶約7本分、ウイスキーは約7杯分になるという。研究班は1990年代から、5万人の女性の生活習慣と健康状態を追跡。追跡できた期間は平均13年間で、うち572人が乳がんを発症していた。 発症率は、週の飲酒量が150グラム以下の人は飲まない人の1.06倍であまり変わらなかったが、150グラムを超す人では1.75倍になった。 飲酒が口腔(こうくう)、食道、大腸、肝臓などの各がんのリスクを高めることも、報告されている。がん予防に詳しい田島和雄・愛知県がんセンター研究所長は「がんには様々な要因があるが、その一つが確認できたことは意義がある。女性の飲酒は増えており、注意喚起が必要だ」と指摘する。
朝日新聞 2009/12/25

乳がんははっきりとした原因が不明ですが、以前から食習慣も少なからず影響していると言われてきました。多量の飲酒習慣や食生活の欧米化による高脂肪食の摂りすぎなどです。この研究では、アルコールの量を制限すれば乳がんのリスクは高くならないことがわかっています。記事にもあるとおり、飲酒が原因といわれているがんは他にもあります。口腔がん、食道がん、大腸がん、肝臓がんなどです。お酒の好きな方は、飲み過ぎないようにすること、年に一度はガン検診を受けることが必要ですね。
店長

2010年1月 5日 (火)

コラム372 2010年

みなみさん

新年明けましておめでとうございます。
皆様はどんなお正月を迎えられたでしょうか?
私は家族でおせち食べて、コタツに入り「寝正月」を満喫しました。
我が家ではお正月に、今年の目標を家族に宣言するという決まりごとがあります。
私の目標はズバリ「一生懸命生きる!」です。
漠然とした目標ですが、仕事に家事に子育てに、完璧でなくとも懸命に働く母の姿を子供たちに見せられればと思っています。 今の決意を忘れないように今年も1年頑張りたいと思います。
本年も「店長の健康コラム」をよろしくお願い致します。


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2010年1月 4日 (月)

コラム371 鼻炎の子ども増加、文科省調査 アレルギー・花粉症広がる?

鼻炎など鼻に疾患がある児童生徒の割合が小学校で12.6%、高校で9.6%などと過去最高にのぼったことが、文部科学省が公表した2009年度学校保健統計調査速報でわかった。同省は「子供にアレルギーや花粉症が広がっていることが一因にあるのでは」としている。 鼻・副鼻腔(びくう)疾患の割合は1995年から上昇が続いている。ぜんそくの割合も増えており、今年度は小学校4.0%、高校1.9%で過去最高を更新した。視力が0.3に満たない小学生は7.3%と過去最多だった。
日本経済新聞 2009/12/18

今回の学校保健統計調査ではいろんな事がわかっています。発育状態はいくつかの学年で平均身長が過去最高となり、よくなっていることがわかります。虫歯も中学1年の平均本数が1.4本となり、1984年の4.75本からかなり減ったそうです。悪化傾向にあるのは視力とアレルギーです。視力が0・3に満たない小学生の割合が過去最高になり、花粉症や喘息といったアレルギーの子供も過去最高だったそうです。アレルギーが増えた原因は色々学説はありますがはっきりとわかっていません。
清潔志向が過剰になったからだという説もありますし、環境ホルモンなど化学物質が増えたことが原因だという説もあります。もう一ついわれているのが、食生活の欧米化ですね。動物性脂肪の多い食事を多く摂るとアレルギーが進行するという研究結果もあります。子供の食育の重要性が叫ばれている中、伝統的な和食を食べる食習慣をしつけるのも大切です。
店長

2010年1月 3日 (日)

コラム370 あなたは「下戸」?「のんべ」? 遺伝子型を携帯で確認

お酒を飲める体質かどうか、自分の遺伝子の型をケータイに表示できます――こんな遺伝子検査キットが売り出された。販売会社は、下戸の人が飲まされるのを避けられ、忘年会や新年会の話題づくりのきっかけにもなると売り出している。
酒に強いか弱いかの体質は、主に遺伝子のわずかな差で決まる。検査で調べるのは、悪酔いの原因物質「アセトアルデヒド」を分解するのに重要な酵素をつくる遺伝子「ALDH2」の違いだ。 専用ウェブサイトから申し込むと、キットが送られてくる。綿棒で口の中をぬぐって封筒に入れ、検査会社に郵送すると7~10日ほどで「のんべ型」「ほろ酔い型」「下戸型」のいずれかの結果を示したカードが届く。 カード裏面の2次元コードをカメラ付き携帯電話で読み込むと、結果が表示される仕組み。飲酒体質を調べるには、同様の郵送検査やパッチテストもあるが、携帯電話を使って気軽に検査結果を見られるようにした点が特徴だ。
販売会社の担当者は「意外に飲める人からの申し込みが多い。酒豪だと自慢したいのかもしれませんが、依存症のリスクにも注意が必要です」と話している。
朝日新聞 2009/12/16

携帯電話を使って結果がわかるというのがポイントですね。こっそりひとりで見るのではなく、飲み会の席でみんなで見せ合って周りの人にもわかってもらうことが必要ですね。お酒の強い弱いはほぼ生まれつきの体質で、日本人の4割は弱いタイプです。こういう方は、少量のお酒でも、糖尿病や高血圧の危険度が高くなります。また、弱い人ががんばって飲めば、飲めるようになるというふうにいわれますが、これは一時的なことのようです。強くなったと思いこんで、飲み続けると早期に生活習慣病のリスクが高まるといわれています。無理をして飲まないようにご注意を。
店長

2010年1月 2日 (土)

コラム369 在宅介護者の半数が高血圧 名大が女性分析調査

重度の要介護者を在宅介護する女性は、その他の女性に比べて高血圧の割合が高く、降圧剤を服用しても改善しない人が7割に上るなど、深刻な健康状態に陥りやすいことが、名古屋大医学部保健学科の堀容子准教授(看護学)らの調査で分かった。塩分摂取量が多いなど栄養バランスが偏り、睡眠の時間帯も不規則なことが判明。介護殺人・心中が多発する中で「介護者の健康対策や支援」の必要性を裏付ける内容となった。
堀准教授らは、2006年12月から07年5月までの半年間、愛知、岐阜、滋賀3県で在宅介護の家庭を訪問。要介護度3以上か、認知症の要介護者を抱える男女213人の介護者から血液や尿を採取し、血圧や心電図も調べた。分析したのは女性介護者161人で、このうち高血圧(最低血圧90以上、または最高血圧140以上)の割合は74人(46%)。同じ年代で介護をしていない一般女性の34%に比べ、12ポイント高かった。
また、高血圧で降圧剤を服用している女性32人のうち23人(72%)は改善がみられず、一般の女性(44%)に比べ深刻な症状になりやすい傾向がある。
中日新聞 2009/12/20

要介護の女性高齢者の方に高血圧が多いのは、インスタント食品に頼った食生活が一つの原因と言われています。今回の調査でも尿検査で、要介護者の塩分濃度は一般に比べて3割高かったそうです。それともう一つの原因は、うつ傾向にあることだそうです。老老介護に取り組む男性の方のご苦労も大変です。妻の介護に取り組む夫の死亡率はそうでない男性の2倍に上り、要介護であるにもかかわらず早くにパートナーを失ってしまう現状もあります。このような状況が、夫婦のうつ傾向を作ってしまうといわれています。要介護者の家族への心のケアも必要なのですね。とても複雑な問題ということを痛感します。
店長

2009年12月30日 (水)

コラム367 介護業界で働こう…厚労省で就職面接会

介護業界への就職や転職を促そうと、東京・霞が関の厚生労働省講堂で就職面接会が開かれ、都内の介護事業者50社と求職者ら531人が参加した。厳しい雇用情勢を受け、「介護業界を雇用の受け皿に」と狙う同省が主催した。省内で大規模な就職イベントを開くのは初めての試み。講堂のほか、省内の会議室やロビーに、車いすや介護ベッドなどの体験コーナーも設けられた。
読売新聞 2009/12/20

高齢者の介護問題の解決に向けて一歩前進したと思います。就職難の時代であるにもかかわらず、介護の現場は人手不足が続いています。介護の仕事に就く方々の知識や技術を磨けるような資格制度やいい労働条件を国がうまく整備して、働きやすくてやりがいのある仕事環境になればもっといい高齢化社会になると思います。
店長

2009年12月28日 (月)

コラム366 7世帯に1世帯 高齢者独り暮らし…2030年

国立社会保障・人口問題研究所は都道府県別の世帯数将来推計を発表した。2030年の世帯総数に占める65歳以上の高齢者独り暮らし世帯の割合は、最も高い鹿児島県で19.5%となる。全国平均は、05年の7.9%が14.7%に上昇し、ほぼ7世帯に1世帯が高齢者単独世帯となる。
高齢者単独世帯の割合が30年に高いのは、鹿児島のほか、高知(19.0%)、和歌山(同)、宮崎(18.1%)、山口(18.0%)などの各県。05年に5%台の滋賀、埼玉、茨城の各県でも、30年に滋賀が11.6%、埼玉が13.4%、茨城が13.1%などとなり、1割を超える。65歳以上の高齢者夫婦世帯と高齢者単独世帯の合計は、鹿児島、和歌山、宮崎など10道県で、30年に全世帯の3割を超える。全国平均も05年の17.4%が30年に26.3%に上昇し、高齢者同士の「老老介護」の問題などが深刻化しそうだ。晩婚化などの影響で、若い世代でも、独り暮らし世帯は増加する傾向が続く。全世帯に占める単独世帯の割合は、全国平均で29.5%(05年)が37.4%(30年)となり、平均世帯人数は2.56人が2.27人に減少する。
読売新聞 2009/12/19

20年後の予想値ですが、高齢者の一人暮らしが7世帯に1つになるというのは、驚くべき数字です。高齢者の方が健康で安心して生活できる社会が求められていますね。日本の将来に関わる問題ですが、国からは具体的な対策がだされていないのが現状です。今は「困っている人助けよう」とするNPOやボランティアの方々の活動が広まりつつありますが、将来は国レベルの福祉対策が望まれます。
店長

2009年12月27日 (日)

コラム365 冬の温泉事故を防ごう 60代以上は要注意 大半は心筋梗塞や脳梗塞

雪の便りが届き、冷たい風がほおを突き刺すようになると、恋しくなるのが温泉だ。体の芯(しん)から温めたくなるし、忘年会や新年会などで温泉に行く機会も増える。この季節、気をつけなければいけないのが、入浴時の病気や事故。忙しい中での強行日程で思いもよらぬリスクから命を落とすケースも少なくないという。長年、温泉医学を研究している日本温泉気候物理医学会理事の倉林均・埼玉医科大准教授に安全な入浴術について聞いた。
さまざまな効能がうたわれる温泉だが、実際に重症の心不全や皮膚病、気管支ぜんそくなどの治療に効果を発揮する。ただ、研究成果は発展途上。倉林准教授は「温泉は治療、医療としてよりも旅館でくつろいで、1泊、2泊でも非常にリフレッシュして帰れば健康増進の面からすばらしいものです」と話す。
一方で、人体に及ぼす作用から入浴事故につながる可能性がある。「各地の消防署などに聞いた推計ですが、家庭での事故を中心に入浴の際、全国で1年間に1万人以上が亡くなっています。交通事故による死者数よりはるかに多い」と警鐘を鳴らす。
特に気をつけなければならないのは、60代以上の年齢層という。動脈硬化に起因する心筋梗塞(こうそく)や脳梗塞が入浴に関係する事故の大半を占め、この世代がこうした病気を発症しやすい年齢に該当するからだ。お年寄りになるほど熱いお湯を好む人が多い点についても、「42度以上のお湯に入る高温浴は絶対やめてください。」と注意を促す。湯の温度が高いと血小板が活性化されて血管内に血栓ができやすく、脳梗塞などにつながる。「入浴中の飲酒も厳禁です。酒と入浴は血管拡張と利尿の2つの作用が重なり、血管が拡張して血圧が下がり利尿で血液が濃縮すると、脳の血流が下がり血液が固まりやすくなって非常に危険です。また朝風呂にも危険です。午前4時から8時の間は、人間にとって一番弱い時間帯で救急車の出動も多い。この時間帯に高い温度のお湯だとか、水圧だとかの負荷をかけるのは良くない。睡眠から覚醒(かくせい)にスイッチするまで、1時間くらいボーッとしてから入浴を」とアドバイスする。
産経新聞 2009/12/8


暖かい部屋から冷えたお風呂場に行って、服を脱ぐ。こんな急激な温度変化のため血圧が上昇し心筋梗塞や脳梗塞を起こすことがあります。特に衣服を脱ぐ脱衣所やトイレは突然倒れる人が多いようです。お風呂の脱衣所は衣服をすべて脱ぐ場所ですから、脱衣前に暖房するか、お風呂の湯気で温度を上げてみてはどうでしょうか。以下に高齢者の方の安全な入浴法を書いておきます。
■高齢者のための安全入浴法
1)温度が42度以上の湯には入らない
2)飲酒後は入浴しない
3)朝の入浴は避ける
4)入浴前後には水分を補給する
5)入浴の水位は胸までにする
6)更衣室と浴室の温度差をなくす
7)入浴の際は家族に知らせる。1人では入浴しない
店長

2009年12月26日 (土)

コラム364 日本の肥満率は米国の10分の1、 しかし糖尿病有病率は上昇

先進国30ヵ国が加盟する経済協力開発機構(OECD)がこのほど発表した「保健医療総覧2009(OECD Health at a Glance 2009)」によると、日本人の平均寿命や医療・保健サービスは世界トップだが、健診や初期診療には課題があるという。
「総覧」はOECDがまとめた保険・医療関連の調査報告などを基に、先進国を中心とする加盟国の保健医療状況を分析したもの。それによると、「OECD加盟国全体で保険・医療サービスは急速に改善している。しかし、2型糖尿病などの慢性疾患の有病率が上昇しているにもかかわらず、現状では適切な対策が行き届いていない」という。さらに、「将来的に医療関連の支出を増加させる可能性が高い要因は、子供と成人の肥満率の上昇」として、医療・保健上の対策を施す必要があると指摘している。
日本人の平均寿命は加盟国中でもっとも長い82.6歳(2007年)で、成人の肥満人口の割合は30ヵ国中でもっとも低い。
体格指数(BMI)が30以上の肥満者の割合のOECD加盟国の平均は15.4%。日本は3.4%と最少で、次いで少ないのは韓国の3.5%だった。米国は日本の10倍に当たる34.3%。ほかに英国(24.0%)などが高かった。
※ただし、日本人は欧米に比べBMIが比較的低くても2型糖尿病などを発症しやすいことが分かっており、肥満の判定基準も日本ではBMI25以上(BMI30以上は「高度肥満」)と厳しくしてある。「2008年度国民健康・栄養調査」によると、BMI25以上の肥満者の割合は成人男性の28.6%、女性の20.6%。

日本は世界の長寿国で、医療や保健サービスも世界トップクラス、肥満も少ないのに、なぜ糖尿病患者が減らないのでしょう??記事にもあるとおり、日本人は肥満でなくても糖尿病にかかりやすい人種です。これは長い歴史で、長年伝統的な日本食を摂ってきたのに、ここ約60年で急に食事が欧米化してしまったせいだといわれています。ステーキやフライドチキン、ハンバーガー、トンカツ・・・。私も「食べたいなぁ~」と思うのですが、煮物や焼き魚など、日本食のおいしさも探求していきたいですね。
店長

2009年12月25日 (金)

コラム363 炭水化物を抜くと憂うつに ダイエットで精神面に影響 豪研究チーム

ご飯やパンなど炭水化物を減らす「低炭水化物ダイエット」を続けると、気分が憂うつになったり、怒りっぽくなったりする。
オーストラリアの研究チームがこのほど、米医学誌「アーカイブズ・オブ・インターナル・メディシン」にこんな研究結果を発表した。
研究は、24~64歳の肥満の人106人を対象に、(1)肉、乳製品などタンパク質や脂質を中心にし、パンなど炭水化物を抑える「低炭水化物」組(2)炭水化物を多く取る「高炭水化物」組-の二つの減量グループに分け、体重や精神状態を1年間調べた。カロリー摂取量は同じにした。両グループとも1年後の体重減少は平均13・7キロで変わりなかったが、精神状態では「高」組にダイエット前と比べ改善がみられたのに対し、「低」組は気分の落ち込みや不安を示すようになった。
産経新聞 2009/11/13

「低炭水化物ダイエット」とは、アメリカの栄養学博士が考案したダイエット法で、パンやご飯、麺類などの炭水化物を少なくするダイエット法です。体を糖分の代わりに脂肪がエネルギーとして使われる状態に誘導して、体脂肪を減らそうとするものです。短期的にはやせるのですが、長期的には日本人には合わないとダイエット法と言われています。研究結果のように、憂鬱になったり、怒りっぽくなったりなどの精神面にマイナスになるだけでなく、糖尿病になりやすくなる  肝機能が低下する  疲れがたまりやすくなる・・・といったデメリットがあると言われています。
店長

2009年12月23日 (水)

コラム362 「食事をよく味わいながら規則正しく」が血糖上昇を防ぐ 生理学研究所が解明

食事を味わいながら規則正しくとることで、脳の中で食欲などに関わるホルモンの放出が促され、血糖の上昇を防げるという研究が発表された。研究グループは「食習慣と健康との関係を生理学的に解明する成果だ」としている。
自然科学研究機構・生理学研究所の箕越靖彦教授の研究グループは、味わいながら食事をおいしく規則正しくとることで、脳の中のホルモン「オレキシン」を放出するオレキシン神経が活性化、筋肉の代謝を促進して、血糖の上がりすぎを防ぐことをマウスの実験であきらかにした。
「食事をよく味わいながら、おいしく、規則正しくとる」ことで、オレキシンを放出するオレキシン神経が活性化し、視床下部内へのオレキシンの放出が促される。その結果、食事で同量のカロリーを摂取したときでも筋肉での糖の利用が活発になり、血糖の上昇を抑えられるという。 「決まった時間に食事をし、よく噛んで食べることが健康に良い」とされているが、研究ではこうした食習慣がオレキシン神経とそれに伴う筋肉での糖代謝の活性化を促し、結果として中性脂肪が脂肪細胞に過剰に貯められるのを防ぎ、肥満防止につながる説明している。 また「夜寝る前に食事をすると、同じカロリーをとっても太りやすくなる」ともいわれている。オレキシン神経は、睡眠と覚醒のリズムを作りだす脳の働きに関わっており、主に睡眠時に抑制され、覚醒時に活性化される。夜中に食事をしてすぐ寝てしまうと、オレキシン神経が活性化されず、オレキシンによって促される筋肉での糖の利用が抑制される考えられている。
糖尿病ネットワーク 2009/12/8

食事は、「決まった時間に、ゆっくりと食べ、必ず3食とる。」ことが、健康的な食事法であると言われていますが、これを証明した実験結果ですね。食事はカロリーや栄養バランスだけの問題ではなく、食べ方も大事です。次のようなことに気をつけましょう。
1) 家族や友人と話しながら食事をする。
2) 朝食は必ず食べる。
3) 夜10時以降は食べない。
家族団らんの食事が、一番いい摂り方といえますね。
店長

2009年12月22日 (火)

コラム361 冬至

みなみさん

今日は冬至です。
1年で昼がいちばん短く、夜がいちばん長い日です。
冬至にはユズ湯に入り、カボチャを食べるという風習があります。
幼い頃、お風呂に浮かぶユズを潰すのが面白くて、種だらけのお風呂にしてしまい祖母によく叱られたものです。
ユズ湯は風邪を防いで皮膚を強くするとされ、カロチンやビタミンを多く含むカボチャを食べると病気にならないと言われています。
日本の古き良き風習を、子供たちにも伝えていきたいと思います。

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2009年12月21日 (月)

コラム360 来春の花粉、少なめと予測 ウェザーニューズ社

気象情報会社「ウェザーニューズ」は8日、来春のスギ花粉の飛散予想を発表した。今年の夏が全国的に日照不足だった影響で、2005年以降では最も少ない飛散量になるとみている。
同社によると、花粉の量は前年の夏の日照時間や最高気温、降水量と関係が深く、同社は過去のデータから独自に予想している。各地から届く花芽の成長を撮影した写真も参考にしている。
予想によると、飛散が始まるのは西日本は2月上旬、関東周辺は2月中旬、東北が3月上旬。飛散量は関東や東北南部は前年の1割程度、北陸や甲信北部で2割程度、東北北部は5割程度と少ない。北海道は前年より1.4倍程度多い見込み。
朝日新聞 2009/12/8

今年の夏の気温は平年並みだったのですが、スギやヒノキなどの花芽の成長時期の7月下旬から8月上旬の気温が低かったことが影響しているんだとか。しかし油断は禁物です。一度花粉症になったことのある人は体内の抗体が多くなっていて、来春、少ない量でも発症するケースが考えられるそうです。花粉が少ない時期に生活習慣を改善して予防法を実践することで、花粉症対策しましょう!次のような生活習慣改善で免疫力を高めておきましょう。
1) 30~60分のウォーキングなど、適度な運動を実践。
2) 睡眠不足にならない。7時間は寝る。  
3) 野菜・魚・キノコ類・海草類など幅広い食品をバランスよく摂る。
店長

2009年12月20日 (日)

コラム359 介護ロボ 自由な発想で

100歳以上の人が4万人を超え、超高齢時代を迎える日本。介護の負担を軽くし、高齢者らの自立を支える、自由な発想のロボットが次々と開発されている。車いすがベッドに変身――。そんな高齢者や介護者の要望に応えるのが、パナソニックが今年9月に開発した「ロボティックベッド」。ベッドと車いすが一体化した優れものだ。同社で開発を担当した河上日出生さんは、「ベッドから車いすに移る際の安全性に加え、室内でスペースをとらないよう工夫した。既存技術を集めてシステム化したところが新しい。ベッドの音声認識機能と、テレビモニターと組み合わせて、台所、玄関を結ぶなど室内をIT化することも可能。」と特徴を説明する。
身に着けるスーツ型ロボット「HAL(ハル)」も開発が進んでいる。衰えた脚力や歩行機能を補う。筑波大学の山海嘉之教授が開発した製品だ。腰の部分にある「生体電位センサー」が、筋肉を動かす時に皮膚の表面に流れる微弱な電気信号を検知し、その信号をもとに内蔵のコンピューター(コントロールユニット)が筋肉の動きを先読みして関節部のモーターを動かす仕組み。ひざの関節角度センサー、重心を測定する床反力センサーの情報もコンピューターに伝えられ、制御に生かされる。一連の処理が、筋肉が動き出すより速いため、利用者に違和感は少ない。
読売新聞 2009/12/3

入院ベッド数の減少、医師不足が問題になっている中、在宅医療を充実させることが課題になっています。このような介護ロボットが現実になれば、介護の現場でがんばっている方々の助けになるかもしれません。介護のケアワーカーの方々のお仕事は、患者様の身体の介助はもちろん、健康に関する相談や心のケアまでたくさんあってかなりの重労働です。身体介助の部分だけでもロボットが手伝ってくれたら、負担が減って、在宅医療が進歩するかもしれません。はやく実現することを望みます。
店長

2009年12月19日 (土)

コラム358 65歳以上の入院患者、15年ぶり減少 08年、厚労省調査

2008年の65歳以上の1日当たりの推計入院患者数が93万1400人で、前回調査時の05年から0.65%減り、15年ぶりに減少に転じたことが3日、厚生労働省の調査で分かった。入院患者総数も前回に比べ減少。高齢者が増加する一方、病床全体が減少しており、厚労省は「新薬開発や医療技術の向上に加え、在宅医療などへのシフトが進んでいることが背景」とみている。
調査は3年ごとに実施。今回は08年10月の指定した1日に、無作為抽出した全国1万3634カ所の医療機関に入通院した約235万4000人を調べ、全国の推計値を算出した。
日本経済新聞 2009/12/4

入院患者数が減少したのは、医療体制の問題もあるようです。入院ベッド数が減って、在宅治療へシフトしているということですが、病院で重症なのか軽症なのかの区別と、在宅治療となった場合のケアがとても大事だと思います。それと患者の方も正しい情報を知って、自己管理をすることも大事ですね。在宅医療に携わる仕事を担う方々が増え、知識や技術が向上して、質の高い在宅医療に進歩することを望みます。
店長

2009年12月18日 (金)

コラム357 うつ病100万人超す…10年で2.4倍に 軽症者の受診増加も一因

抑うつなどの症状が続くうつ病の患者数(躁(そう)うつ病を含む)が、初めて100万人を超えたことが厚生労働省が3年ごとに実施している患者調査でわかった。
長引く不況などが背景とみられる一方、新しい抗うつ薬の登場が患者増につながっていると指摘する声もある。患者調査によると、うつ病が大半を占める「気分障害」の患者数は、1996年に43万3000人、99年は44万1000人とほぼ横ばいだったが、2002年調査から71万1000人と急増し、今回の08年調査では、104万1000人に達した。10年足らずで2.4倍に急増していることについて、杏林大保健学部の田島治教授(精神科医)は、「うつ病の啓発が進み、軽症者の受診増も一因」と指摘する。うつ病患者の増加は、新しいタイプの抗うつ薬が国内でも相次いで発売された時期と重なる。
読売新聞 2009/12/4

軽症のうつは自然に治るものも多いと言われています。しかし日本ではうつを早く発見し、薬を飲めば治るという流れがここ数年続いているような感じがします。軽症や予備軍の方々がたくさん薬物治療を受けている可能性がありますね。心の病気なので、軽症の内はカウンセリングなどでケアできる体制ができればと思います。
店長

2009年12月16日 (水)

コラム356 朝の目覚め、20代は上司が左右 北里大などストレス調査

朝の目覚めの良さは、仕事のストレスなどを反映し、20代は上司との関係、30代は仕事の満足度、40代はリラックスできる時間の有無が最も影響していることが、北里大などの調査でわかった。
北里大は、企業のメンタルヘルスを助言する日本ヴィクシーと共同で、東京都内の情報通信企業に勤務する20~40代の社員1500人を対象に、生活習慣やストレス度、意欲などをアンケート。〈1〉朝の目覚め〈2〉仕事中の眠気〈3〉休日の寝だめの3項目から睡眠の充足度を「高い」「普通」「低い」の3段階に分け、ストレスとの関係を調べた。
その結果、充足度の低い群は、高い群に比べてストレスを訴える割合が高く、「会社に行くのがつらい」「ぼーっとする」「集中力が低下する」と答えた人が、それぞれ11.7、11.4、6.6倍も多かった。
さらに、朝の目覚めの良さには、何が一番影響しているか詳しく分析したところ、20代では「上司との関係」など、年代によってストレスの原因が違っていた。
読売新聞 2009/12/5

皆さん、仕事のことがストレスになっていませんか?やはりストレスを感じている人は多いでしょう。ストレスが蓄積すると睡眠にも悪い影響が出ているようですね。睡眠は食事や運動と並んで、とても大事な生活習慣です。まずはストレスをうまく解消することが大事ですが、併せて次のような、快眠法を取り入れてみてはどうでしょうか。
【質の良い睡眠を得るために】 1)寝酒をしない  2)入浴は寝る1時間前までに済ませる  3)食事は寝る2時間前までに済ませる  4)就寝前にゲームやメール、インターネットをしない  5)休日に寝だめしすぎない
店長

2009年12月14日 (月)

コラム355 入院患者の27%が高血圧、16%が糖尿病 患者調査

厚生労働省が公表した患者調査で、入院患者の27%が高血圧症、16%が糖尿病をもっていることが、初めて分かった。入院のきっかけになった病気(主傷病)としては、両疾病とも入院患者全体の2%未満に過ぎない。脳卒中や心臓病などで入院する患者が、主傷病以外の疾患として高血圧症や糖尿病をもっているとみられる。
入院患者を傷病分類別にみると、1位「精神および行動の障害」、2位「循環器系の疾患」、3位「悪性新生物(がん)」の順に多かった。一方、外来患者は1位「消化器系の疾患」、2位「筋骨格系および結合組織の疾患」、3位「循環器系の疾患」の順に多かった。今回調査では、初めて主傷病の他にもっている疾患(副傷病)も合わせて調べられた。調査では、糖尿病、肥満、高脂血症、高血圧、虚血性心疾患、脳卒中、閉塞性末梢動脈疾患、大動脈疾患、慢性腎不全、精神疾患を対象とした。その結果、主傷病と副傷病を合わせた推計患者数(総数)は、1位「高血圧症」、2位「高脂血症(脂質異常症)」、3位「糖尿病」、4位「脳卒中」、5位「虚血性心疾患」、6位「慢性腎不全(慢性腎臓病)」となっている。
入院患者に限ってみると、高血圧症は26.8%、糖尿病は16.4%がもっている。脳卒中や心臓病、慢性腎臓病などの患者が、主傷病以外に高血圧症や糖尿病を副傷病としてもっているとみられる。
糖尿病ネットワーク 2009/12/4

入院する際のきっかっけとなる病気が心臓病やがんであっても、高血圧や糖尿病を併せ持っている方が多いようです。中には、血圧や血糖値が高いことに無関心で、別の病気で入院してから初めて、事の重大さに気づく方も多いとか。今回の調査で浮き彫りになったのは、入院する方の多くが生活習慣病である高血圧、糖尿病、脂質異常をもっているということです。日頃から生活習慣をよりよくするように、できることから始めるべきですね。
店長

2009年12月10日 (木)

コラム354 旬の食材「カニ」

みなみさん

冬の味覚の王様、カニ。
カニは美味しいだけでなく、高たんぱく低カロリーでダイエットにはもちろん、身体や細胞を正常な状態に戻そうとする作用があるタウリンを多く含んでいます。
カニで有名な兵庫県香住では、カニの生態、漁法、食べ方などカニに関する問題が多数出題される「カニ検定」が実施され、多くのカニ博士が誕生しているそうです。
「カニ検定」まであるなんて、日本人はカニが大好きなのですね!
私ももちろん大好きで、先日家族で食べに行きました。
甘くてとても美味しかったです。

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2009年12月 4日 (金)

コラム353 インドネシアから看護師ら、10年度に最大500人受け入れ


日本政府は2010年度にインドネシアから看護師・介護福祉士を最大で計500人受け入れることを決めた。両国が08年に結んだ経済連携協定(EPA)に基づく措置。これを受け、厚生労働省と傘下の国際厚生事業団は受け入れを希望する国内の医療・介護施設の募集を始める。500人の内訳は看護師が200人、介護福祉士が300人。08、09年度の2年間で計1000人としていた従来の人数と同じ規模にした。
日本経済新聞 2009/11/25

最近は外国人の医療従事者の方々の記事をよく見かけるようになりました。先日も、スマトラ島出身でインドネシアの看護師資格を持つ八戸市シルバー病院勤務のアルニさんの新聞記事を読みました。アルニさんを指導する看護部の師長さんの話しでは「手際もよく、とても頑張っている」とのこと。入院中の女性は「ニコニコしていてこっちまで笑顔になる。いつも優しく接してくれます」と話しています。アルニさんは「日本の生活には慣れてきたけれど、漢字が難しい。国家試験合格を目指して勉強を頑張りたい。」と意気込んでおられます。日本の医療は外国人の方々に支えられる時代になったと感じます。
店長

2009年12月 3日 (木)

コラム352 旬の食材「むかご」

みなみさん

ご近所の方から塩ゆでにした「むかご」をいただきました。 恥ずかしながら「むかご」の存在を知らなかった私・・・・・。 「むかご」とは、自然薯が子孫を増やす目的でツル部分にたくさん作る小さなイモのことだそうです。 言わば自然薯の赤ちゃんですね。 口に含んで外側の皮を破ると、中からトロッとした中身が出てきます。 コクがあり、とても美味しかったです。 素朴に見える「むかご」ですが、こんなに綺麗にラッピングしていただきました!


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2009年12月 2日 (水)

コラム351 産科診療所、3年で半減 小児科も減少 厚労省調査

全国7714施設の一般病院のうち、小児科があるのは38%、産婦人科・産科が19%で、過去10年にわたり減り続けていることが、26日に厚生労働省が公表した調査でわかった。3年ごとに調べる診療所数でも、両診療科ともに減少。特に産科診療所は、3年前よりほぼ半減した。
08年の医療施設調査・病院報告概況によると、認知症患者の増加などで、需要が増えている精神科の救急医療体制がある病院は、全国の8794施設のうち10%だった。
小児科がある病院は、前年より110少ない2905施設。小児科の診療所は2万2503施設で、3年前より2815施設減っていた。
産婦人科・産科のある病院は1496施設で、前年より43施設減。産婦人科の診療所は3年前より67施設減の3555施設、産科診療所は359施設減の400施設。病院での帝王切開手術の件数が増えている傾向があった。
救急医療体制がある病院は4230施設。急患を受け入れられる地域の診療所は、全国の診療所約9万9千施設のうち20%にとどまる。
朝日新聞 2009/11/26

産婦人科医師の減少が社会問題化しています。その理由のひとつに産婦人科の過酷な勤務が敬遠されている背景があるようです。高リスクの妊産婦が救急で搬送されることも少なくありません。生まれてくる命を「何とか救いたい」という熱い想いで医療関係者は従事されているのです。しかし医療関係者に頑張りを求めるだけでは、もう成り立たなくなっていると思います。国による医師の待遇改善が急務かもしれません。
店長

2009年12月 1日 (火)

コラム350 季節のお花「ポインセチア」

みなみさん

あっという間に、もう12月・・・。 クリスマスの季節となりました。 クリスマスに似合うお花と言えば、ポインセチアではないでしょうか? ポインセチアは中央部分の黄色い小さな粒が花で、赤く色づいた部分は苞と呼ばれる葉が変化したものだそうです。 毎日少しずつ赤くなっていく様子を見ていると、クリスマス気分が高まってきます。 ポインセチアの花言葉は、「私の心は燃えている」・「聖なる願い」などです。

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2009年11月30日 (月)

コラム349 通報→病院収容、平均35分と過去最悪 09年消防白書

09年版の消防白書が閣議で了承された。08年の救急出動件数は前年より減ったものの、通報から病院収容までの時間が過去最悪となっていることから「消防機関と受け入れ医療機関の連携を強化する必要がある」としている。
白書によると、全国の救急出動件数は約510万件で、過去最多だった07年に比べ約19万件(3.6%)減った。一方、通報から病院に収容されるまでの時間は平均35.0分で、98年に比べて8.3分遅くなっている。
白書は中・長期的な課題として「医師不足や病床不足の改善など医療機関の充実強化」を挙げている。消防法の改正で都道府県に義務づけられた、患者の状況に応じた病院のリストづくりの強化も求めている。
朝日新聞 2009/11/27

約10年前と比べると、病院に収容されるまでの時間が8.3分も長くなっていますね。例えば、脳梗塞で救急の通報が入ったときは時間との戦いになります。時間が遅れると死に至ったり、思い後遺症が残るからです。脳の血管が破れたり詰まったりして起きる脳梗塞を素早く見抜けるよう、救急隊員や医師を訓練するプログラムが、今秋から動き出したそうです。
店長

2009年11月29日 (日)

コラム348 「ロコモティブシンドローム」に注目 要介護にならないように

「メタボ」ならぬ「ロコモ」という言葉が近年、注目を集めている。ロコモティブシンドロームの略語で、日本整形外科学会が提唱。骨や関節などの運動器の障害のため、要介護状態になる危険性が高いことを示す概念だ。
メタボ(メタボリックシンドローム:内臓脂肪症候群)が体内部の病気であるのに対し、ロコモ(ロコモティブシンドローム:運動器症候群)は、骨・関節・筋肉・神経などの首から下の内臓を除いた部分の障害を指す。ロコモの要因となる病気は3種類。①関節の軟骨がすり減り、痛みが出たりする変形性関節症 ②骨の強度が低下する骨粗鬆(こつそしょう)症 ③神経の通り道である脊柱管(せきちゅうかん)が狭くなり、神経の通りが悪くなる脊柱管狭窄(きょうさく)症。この3つの病気などが複合して起きたり、積み重なって運動器の機能が低下し、移動能力が落ちてしまうという。骨折が原因で寝たきりになってしまうことはよくあることだが、それだけではない。ロコモがきっかけで徐々に衰えてきて、自由が利かない分精神的にも内向きになります。それがきっかけで認知症になることもある。
◆ロコモチェック 5個の点検 1項目でも当てはまればロコモの可能性がある
(1)片脚立ちで靴下がはけない
(2)家の中でつまずいたり、滑ったりする
(3)階段を上るのに手すりが必要
(4)横断歩道を青信号の間に渡りきれない
(5)15分くらい続けて歩けない
◆ロコモ予防法
ロコモにならないための運動「ロコトレ」も提唱されている。骨の強度が弱まることを防ぐとともに、バランス能力を鍛えて転倒しにくくする開眼片脚立ちと、お尻や太ももの筋肉の訓練であるスクワットの2種類だ。
産経新聞 2009/11/11

最近、テレビや新聞でよく見かける言葉ですね。ロコモを簡単に言うと、関節症などで、体が動きにくくなり、「寝たきり」や「認知症」「要介護状態」になる予備軍の状態です。平成19年の国民生活基礎調査によると、介護が必要になった原因として、1位脳卒中(23・3%)、2位 認知症(14%)が上位を占めますが、関節疾患(12・2%)が4位、骨折・転倒(9・3%)が5位となっており、関節疾患と骨折・転倒を合わせると、5人に1人が運動器の障害が原因で要介護状態と、1位にせまる数です。変形性関節症と、骨粗鬆症に限った推計患者数は4700万人(男性2100万人、女性2600万人)です。まさしくロコモは国民病といえるでしょう。
店長

2009年11月28日 (土)

コラム347 採血だけで消化器がん発見 金沢大教授らが判定法開発


金沢大学は、胃がんや大腸がん、膵臓(すいぞう)がんなど消化器のがんを採血だけで発見できる手法を開発したと発表した。消化器がんに特徴的な遺伝子群の異常があることを見つけ、がんの有無を判定できるようにした。従来の検査法より、がんを高率で見つけることが期待できるという。人間ドックなどで活用することを目指す。
同大医学類の金子周一教授(消化器内科)らは、消化器がん患者に特有の遺伝子群の異常を見つけた。この遺伝子群の特徴に着目して、がん患者40人と健康な人13人の計53人の血液で調べたところ、約9割の48人でがんの有無を正しく判定できたという。一方、「陽性」と判定した人の約1割で実際には、がんは見つからなかった。がんを種類別に調べたところ、胃がん・大腸がん(患者40人)の7割、発見されにくい膵臓がん(28人)でも7割で判定できたという。ただ、早期がんをどの程度、発見できるのか検証はこれからだ。 一方で、がん患者150人を対象に、がん特有のたんぱく質などから判定する一般的な腫瘍(しゅよう)マーカーの精度を検証すると、「陽性」と正しく判断できたのは2割にとどまったという。
金沢大の判定法では採血だけで3~4日で結果が出るのが利点。特別な薬の投与も不要なうえ、X線による被曝(ひばく)も心配なく、費用もがん判定に使われる陽電子放射断層撮影(PET)検査の半額程度の10万円以下ですむという。
金沢大の研究成果を事業化する目的で設立された「キュービクス」(金沢市)が、遺伝子の異常を判定できる専用の「DNAチップ」を委託製造し、来年末にも自費診療で検査をスタートさせたいとしている。
金子教授は「今回は消化器がんで検査したが、肺がんや子宮がんにも応用可能だと思う。健康診断や人間ドックで検査することで早期発見、治療につなげたい」と話している。
朝日新聞 2009/11/20

ガンの簡易検査法が開発されているようです。採血だけ判定可能で、費用もPET検査の半額程度であれば、利便性が増します。まだ検証段階のようですが、検査方法が確立して、国が支援しながら、費用ももっと安くなって、定期検診として定着していけば、ガンの早期発見がすすみ、死亡原因トップの病気から治せる病気に変わっていくかもしれません。
店長

2009年11月27日 (金)

コラム346 がんの初期治療、部位で大きな差…国際基準で調査


画像の拡大 早期にがんが治療される割合は、臓器ごとの差が大きく、胃が6割に上る一方、大腸と肝臓、肺は4割以下であることが、国立がんセンターの分析で明らかになった。
がん患者の症状の進行度(ステージ)を、国際的な基準に沿って初めて全国調査した。今後、海外のデータとも比較し、早期診断・治療へ向けた課題を探る。調査は、全国のがん診療連携拠点病院のうち、患者の登録制度が整っている305施設から、2007年にがんと診断された患者33万人分の情報を集めた。がんの進行度は、国際基準で0~4期の5段階に分けられる。このうち比較的初期にあたる0~1期での治療開始が、胃では61%だったが、大腸と肝臓が36%、肺が37%、乳腺は49%だった。同じ胃がんでも、初期の割合は都道府県によって47%から79%まで開きがあった。胃がんの初期患者は、37%が負担の少ない内視鏡治療を受けていた。一方、患者数は、大腸、胃、肺、乳腺、前立腺の順に多かった。
読売新聞 2009/11/19

胃ガンの早期発見が進んでいるのは、胃カメラやX検査の受診がすすんでいるからでしょうね。他のガンも簡易検査できる方法があるといいのですが・・・。PET検査という体内のガン細胞を画像で探す検査法があります。初期ガンは難しいらしいですが、早期発見につながる検査といえます。また、肺ガンは胸部ヘリカルCT検査で初期のものも発見できるそうです。男性の前立腺ガンの発見にはPSA検査が有効です。女性の乳ガンにはマンモグラフィ検査が有効です。1年に1度はこのような検査を受けるのがいいでしょう。
店長

2009年11月25日 (水)

コラム344 動脈硬化:古代エジプト人も生活習慣病? ミイラCTスキャン、22体中9体に症状


現代の生活習慣が主な原因とされる動脈硬化が古代エジプトの時代にも存在したことが、米研究チームのミイラへのコンピューター断層撮影装置(CT)による調査で分かり、フロリダ州で開かれた米心臓学会で発表された。AP通信が報じた。
中部アメリカ心臓研究所(ミズーリ州カンザスシティー)のランドール・トンプソン医師は「ファーストフードや喫煙、運動不足などの現代的なリスク要素が動脈硬化の原因と考えられているが、今回の結果は必ずしもそれだけではないことを示している」と語った。
APによると、研究チームは紀元前1981~紀元334年のミイラ22体にCTスキャンを実施。うち9体に動脈硬化の症状が見られ、1体には心臓発作が起きた形跡があった。カリフォルニア大サンディエゴ校のマイケル・ミヤモト医師は「ミイラと現代の患者の動脈硬化が似ているのにびっくりした」と述べた。
毎日新聞 2009/11/19

現代に残っているエジプトのミイラということは、当時の高い地位の方だったのでしょう。実際、検体の一つは、今からおよそ3000年前の紀元前1300年頃の古代エジプト第19王朝時代のファラオであったラムセス1世の時代に、そのファラオの妻である女王の侍女として使えていた女性のミイラだったそうです。この時代にはファーストフードもないし、今みたいに車も無ければ自転車もない時代に、現代人と同じような動脈硬化をわずらっていたことということです。この女性のミイラ以外にも、心臓病の所見が確認できた紀元前1530~1570年の間に亡くなった人物のミイラがあるそうです。
店長

コラム344 動脈硬化:古代エジプト人も生活習慣病? ミイラCTスキャン、22体中9体に症状


現代の生活習慣が主な原因とされる動脈硬化が古代エジプトの時代にも存在したことが、米研究チームのミイラへのコンピューター断層撮影装置(CT)による調査で分かり、フロリダ州で開かれた米心臓学会で発表された。AP通信が報じた。
中部アメリカ心臓研究所(ミズーリ州カンザスシティー)のランドール・トンプソン医師は「ファーストフードや喫煙、運動不足などの現代的なリスク要素が動脈硬化の原因と考えられているが、今回の結果は必ずしもそれだけではないことを示している」と語った。
APによると、研究チームは紀元前1981~紀元334年のミイラ22体にCTスキャンを実施。うち9体に動脈硬化の症状が見られ、1体には心臓発作が起きた形跡があった。カリフォルニア大サンディエゴ校のマイケル・ミヤモト医師は「ミイラと現代の患者の動脈硬化が似ているのにびっくりした」と述べた。
毎日新聞 2009/11/19

現代に残っているエジプトのミイラということは、当時の高い地位の方だったのでしょう。実際、検体の一つは、今からおよそ3000年前の紀元前1300年頃の古代エジプト第19王朝時代のファラオであったラムセス1世の時代に、そのファラオの妻である女王の侍女として使えていた女性のミイラだったそうです。この時代にはファーストフードもないし、今みたいに車も無ければ自転車もない時代に、現代人と同じような動脈硬化をわずらっていたことということです。この女性のミイラ以外にも、心臓病の所見が確認できた紀元前1530~1570年の間に亡くなった人物のミイラがあるそうです。
店長

2009年11月23日 (月)

コラム342 動脈硬化症の新治療法=血管炎症抑える抗体で-岡山大など


脳梗塞(こうそく)の原因となるアテローム性動脈硬化症についての新治療法を発見したと、岡山大、就実大、オーストラリアのベイカー研究所の研究グループが19日明らかにした。
アテローム性動脈硬化症は、高脂血症や高血圧症などが原因で、太い動脈血管の内膜層に細胞やコレステロールが集積し炎症を起こす。研究グループはこの炎症の原因とみられる物質の作用を中和する抗体を作成した。
症状を持つモデルマウスに8週間にわたり、週2回抗体を投与したところ、炎症の形成が約6割抑制されたという。
研究グループの岡山大大学院の西堀正洋教授によると、高脂血症などアテローム性動脈硬化症の促進病態には、一般的に血中コレステロール値を下げる治療が行われている。しかし、今回発見した炎症の形成自体を阻む方法により、より根本的な治療につながる可能性があるとしている。
時事ドットコム 2009/11/20

動脈硬化症は心筋梗塞や脳梗塞の原因となります。早期に発見してちゃんと治療すれば、これらの病気の死亡や寝たきりを減らすことができます。この治療方法が確立されれば、有効な生活習慣病治療法になるでしょう。最近はいろいろな検査法があって、頸動脈エコーといって、一般の病院でも受診できるエコー検査で視覚的に動脈硬化の状態を診ることもできます。改善方法は運動と食事改善です。ストレス解消をかねて適正な運動を習慣にしましょう。それから野菜や海藻類のほか、いわしやさばなどDHA・EPAを多く含む青魚を多く摂取するように心がけましょう。
店長

2009年11月22日 (日)

コラム341 体が硬いほど動脈硬化は進みやすい 国立栄養研など調査


中高年の体力をみるとき、体の柔らかさをあらわす柔軟性は体力の重要な要素となる。座位体前屈で体が硬くなっている中高年では、動脈硬化の傾向が強くなるという研究が発表された。動脈硬化があると、心臓病や脳卒中などの動脈硬化性疾患をまねきやすくなる。
この研究は、国立健康栄養研究所などの研究グループによって行われ、米国生理学会が発行する医学誌「Heart and Circulatory Physiology」に掲載された。 研究は成人526人(男性178人、女性348人)を対象に行われた。対象者を年齢別に20~39歳(若年)、40~59歳(中年)、60~83歳(高齢)の3群に分け、さらに体の柔軟性によって2群に分けた。 両膝を曲げずに座位姿勢をとった状態から前屈(長座位体前屈)をしてもらい、指先の位置から柔軟性を調べた。長座位体前屈は一般的には、17歳から18歳ぐらいまで数値が高くなり、それ以降は加齢にともない低下していく。
動脈硬化は、腕と足首で「脈波伝播速度(PWV)」を測定し評価した。心臓から押し出された血液により生じる拍動が届く速度は、血管が硬いほど速くなる。PWVは動脈の硬さを示す指標となり、正常値は1400m/秒以下とされる。 研究では、どの年齢層でも柔軟性が低く体が硬くなっている群の方がPWVは速く、動脈硬化が起こっていることが確かめられた。特に40~59歳と60~83歳では、柔軟性とPWVの値に負の相関があり、体が硬い人ほど動脈硬化の進行が早いことが示された。 若年層で柔軟性が高い群の平均PWVは1080m/秒、低い群は1085/秒、中年層では高い群は1200/秒、低い群は1260/秒、高齢層では高い群は1384/秒、低い群は1485/秒と、年齢が上がるほど脈の伝わり方は速くなった。
一般的に体力を知るための手段として、心肺機能の適応性、筋力や持久力などを調べ、酸素を呼吸や血液の循環で運ぶ能力をみる方法がある。研究ではそれに加え、柔軟性も体の動きを調節するために重要であることが示された。研究者らは、動脈硬化との関連についてさらに解明しなければならないとしながらも、「体力を良好に保つために柔軟性を保つことが重要な要素であることが確かめられた」と述べている。
糖尿病ネットワーク 2009/11/19

体の柔軟性が生活習慣病と関係があるという興味深い研究結果です。硬い体を柔軟にするのは、生まれ持った資質でなかなか難しいといわれますが、地道にストレッチを行うと少しずつ改善するそうです。肩や首、股関節などまわりやすい関節を無理せず、リラックスしながらよく回すのがいいそうです。リラックスするためにテレビを見ながら、体が暖まっているお風呂上がりにやるのがいいみたいです。
店長

2009年11月21日 (土)

コラム340 「ライト」たばこに切り替えると禁煙率が低下

「低タール」「ライト」などと謳うたばこには何ら健康面の利益がないことは以前から知られているが、ライトたばこに切り替えると禁煙成功率が低下することが新しい研究で示された。
米国で販売されるたばこのうち推定84%が低タール、低ニコチンなどを謳い、多くは「ライト」と呼ばれているという。このようなたばこが他のたばこよりも健康的であると考える喫煙者もいるが、専門家らによれば吸い込む発癌(がん)物質量は変わらず、疾患や死亡の比率が軽減されないこともわかっている。Tindle氏によると、吸うたばこの銘柄に関わらず、平均的喫煙者は喫煙しなかった場合と比べ、13、14年早く死亡するという。
英医学誌「Tabacco Control(たばこコントロール)」オンライン版に掲載された今回の研究では、過去1年以内に喫煙者であった3万800人を対象に米国で2003年に実施された調査の結果を検討。対象者の38%が「ライト」たばこに切り替えており、最も多かった理由は味がよいため(26%)であった。43%の人は1~3つの理由を挙げ、その1つに禁煙が含まれていたが、ライトたばこに切り替えた人は、禁煙の成功率が46%低かったという。
この理由として、Tindle氏は「過去の研究から、切り替えによって喫煙者の認知的不協和(cognitive dissonance)が解消されることが示されている」と述べている。「健康によい(とされる)たばこを吸っているから、リスクを心配する必要はない」との論理から、健康意識の高い人が喫煙を継続する可能性があるという。
一方、英ロンドン大学(UCL)のRobert West氏は別の理由も考えられると述べ、例えばライトたばこに切り替える人は既にたばこへの依存度が高く、禁煙しにくい人である可能性もあるとしている。対策としては、ヨーロッパではたばこに「低タール」など、安全性をほのめかす名称をつけることが禁じられているが、どう販売されているかに関わらず、長生きするには今すぐたばこをやめるのが最善であるとTindle氏は述べている。
医学誌「Journal of Epidemiology and Community Health(疫学・コミュニティーヘルス)」オンライン版に掲載された別の研究では、英ヨーク大学の研究チームが母子1万4,000組を追跡した結果、妊娠中に母親が喫煙すると、生まれた子どもの注意欠陥多動性障害(ADHD)などの行動障害リスクが有意に高いことが示されている。
HealthDay News 2009/11/12

最近、喫煙に関係の話題が多いですね。「禁煙する前に、まずはライトたばこに変えてみよう!」というのは、あまり禁煙にもつながらないし、健康被害も防げないようです。たばこを止めるなら、一念発起するしかないですね。電子たばこというのもあるそうですね。電気の力で霧状の気体を発生させる吸引機で、香料入りの煙を吸うものです。寂しさを紛らわす心理的効果しかないので、またたばこに戻ってしまうケースも多いようです。強い意志が必要ですが、禁煙治療など、医療の力を借りるのもいいかもしれません。
店長

2009年11月20日 (金)

コラム339 体内時計制御する遺伝子、太った人は働き異常 減量で正常化


肥満の人は、体内時計を制御している時計遺伝子の働きに異常があるとの研究結果を、日本大医学部などの研究グループがまとめた。大幅に減量すると正常化することも確認。メタボリック症候群や糖尿病、肥満症などの治療に結び付く成果だとしている。
同大の上野高浩准教授らは、代表的な時計遺伝子「ピリオド1」に注目。体重(キロ)を身長(メートル)の2乗で割った体格指数(BMI)が25以上の肥満男性12人(平均体重約91キロ)と、25未満の肥満でない男性15人(同約64キロ)とを比較した。 午前9時~午後9時までの遺伝子の働きを調べると、肥満でない男性は朝が活発だったが、肥満の人はあまり変動がなかった。BMI30(体重約82キロ)から24(約63キロ)に減量した30代男性は、遺伝子の働きが肥満パターンから肥満でないパターンに変わったという。グループは「肥満が原因で遺伝子の働き方がおかしくなった」と判断。「この遺伝子異常によって内臓脂肪の蓄積が促進され、脂質や糖質の調節もうまくできなくなるのではないか」とみて、遺伝子の働きを正常にする物質を研究している。
Nikkei Net2009年11月14日

肥満の人は朝が弱いってことなんでしょうか?肥満を治すと朝に活発になるみたいです。この結果と原因が逆の説もあります。時間的に不規則な生活をしていると、肥満が増える。いずれにしても規則正しい生活が健康にはいいのです。
体内時計とは、もともと体内に組み込まれた時間割のようなもので、睡眠・食事・運動などの生活リズムをコントロールしています。一説によると、人間が本来持っている1日の単位は25時間だとか。朝起きて太陽の光を感じることで体内時計をリセットして1時間早めて1日24時間の周期に合わせているそうです。
店長

2009年11月18日 (水)

コラム337 持続血糖測定システムの承認取得 

持続血糖測定(CGM:Continuous Glucose Monitoring)システムが、日本で初めて承認取得された。
CGMは、一定の間隔で継続的な血糖測定を可能とする血糖測定システム。CGMを用いることで測定が難しい血糖値の変動を把握できるようになり、糖尿病治療の最適化が可能になると考えられている。
今回承認された「メドトロニック ミニメド CGM-Gold」は、皮下に一時的に留置したセンサー(電極)により組織間質液中のグルコース濃度を連続測定(1日に最大288回)する血糖測定システム。測定をひとつのセンサーで最大3日間行い、得られた測定値をセンサーに接続された携帯型のモニタシステムに5分ごとに記録する。医師はパソコンを介して複数日にわたるグルコース値の日内変動などを解析し、目標値からの逸脱パターンを認識できるようになる。
自己血糖測定だけでは1日の測定回数が限られるため、測定値からグルコースレベルの総合的な変動傾向を示すのは難しく、さらに夜間就寝時などの測定が困難な場合では、無自覚の低血糖状態や、早朝に血糖値が上昇する「暁現象」などの変動を見過ごす可能性がある。また、血糖コントロールの指標として過去1~2カ月間の平均値を示すHbA1c値が重視されているが、血糖コントロールを改善しようとすると低血糖状態を招きやすくなるおそれがあると示唆されている。
「メドトロニック ミニメドCGMS-Gold」を用いることで、自己血糖測定やHbA1cだけでは測定できないグルコース変動をより正確に評価することが可能となり、個々の患者の状態に即したより良い治療方針の立案を支援することができるとしている。さらに、従来のインスリン注射療法に比べ、患者のライフスタイルに合わせたインスリン調節が容易な持続皮下インスリン注入法(CSII)「パラダイム インスリンポンプ」と組み合わせることで、より厳密な血糖コントロールを可能にする。
糖尿病ネットワーク 2009/11/ 6


欧米では2~3年前から承認されていた血糖値測定システムです。記事にもあるようにこれに小型インスリンポンプをつければ、非常に細かい血糖値管理ができるようになります。お風呂にはいるときに、外したり付けたりするのが面倒ですが、画期的な進歩です。あと、価格が安くなれば、特に1型糖尿病でお悩みの方々にたくさん使ってもらえるようになると思います。
店長
2

2009年11月16日 (月)

コラム335 体力は45歳から急激に衰える


加齢に伴う体力の低下は、45歳を超えると加速することが新しい研究で示され、医学誌「Archives of Internal Medicine」に掲載された。ただし、スリムな体型を保ち、運動して喫煙を控えることによって、低下を緩やかにすることが可能だという。
研究著者で米ヒューストン大学(テキサス州)名誉教授のAndrew Jackson氏によると、米国社会保障庁では有酸素容量の閾値(いきち)を設定しており、この値を下回る場合は障害者とみなされるという。つまり、多くの人が若い年齢で政府からの傷病手当金の受給資格をもつことになり、すでに緊迫している経済状況をさらに悪化させる可能性がある。
今回の研究では、20~96歳の女性3,429人、男性1万6,889人を対象に、1974年から2006年にかけて33項目の健康診断のほか、生活習慣に関するカウンセリングを実施した。その結果、心肺適応性は一定の速度で低下するのではなく、45歳を過ぎると傾きが急になり、ボディマス・インデックス(BMI)の増加や喫煙、運動不足がある場合はさらに加速されることが判明した。「運動生理学の文献では、加齢と有酸素容量の低下が直線関係にあることが示されているが、実際はそうではないことが判明した」とJackson氏は述べている。この結果は男女ともに当てはまるという(ただし、女性よりも男性の方が急激な低下がみられた)。
データによれば、30~40代で過体重、運動不足、喫煙を避け、健康的な生活習慣を維持すれば、高齢になっても高い有酸素容量を保てることが示されている。過体重で運動しない喫煙者では50代、60代で現れるであろう健康問題を、70代、80代、ひいては90代まで遅らせることができるとJackson氏はいう。米レノックス・ヒル病院(ニューヨーク)のSuzanne Steinbaum博士も同様に運動を推奨しており、「運動をしなければいずれその影響が現れ、早く病気になることになる。運動は最も手近な薬であり、社会保障庁の見解もこれに一致している」と述べている。
HealthDay News 2009/11/5

1万人以上の被験者を30年以上も調査した研究結果なので、信憑性は高いと思います。45歳時点で、太っているかどうか?・タバコを吸っているかどうか?・運動習慣を持っているかどうか?がポイントですね。実は私、もうすぐ45歳の誕生日をむかえます。同年齢の仲間の中にも、太っている人はたくさんいますね。もうすぐ同窓会もあるんです。健康の話が多くなるんでしょうね。
店長

2009年11月15日 (日)

コラム334 食欲を抑制の仕組み解明 自治医大など、肥満治療に道


自治医大の矢田俊彦教授と前島裕子助教らの研究グループ(統合生理学部門)が、食欲を抑える強い作用を持つタンパク質の一種が脳で働く仕組みを解明し、米専門誌の電子版に発表した。「肥満や過食への新しい治療法の開発が期待される」としている。
食欲抑制タンパク質「ネスファチン」は、2006年に群馬大の森昌朋教授らのグループが発見。効果の強さからメタボリック症候群など肥満を伴う病気の治療に役立つとされたが、詳しい作用は不明だった。 矢田教授らは、ラットにネスファチンを投与し、その脳内の神経伝達回路の変化を調べた。その結果、ネスファチンが脳の視床下部にある摂食中枢に作用すると、ホルモンの一種「オキシトシン」が放出され、食欲を支配する神経を刺激して食欲が低下する仕組みであることが分かった。
ネスファチンによるこの仕組みが機能すると、食欲抑制ホルモンとして知られる「レプチン」が働かない肥満のラットでも、食欲を抑える効果があることも判明。同様にレプチン抵抗性を持つ患者でも有用である可能性が示されたとしている。
Nikkei Net 2009/11/6

この「ネスファチン」という成分が食欲を抑えるのでは・・・という研究成果が出たのは2年前です。今回は動物実験の結果、その仕組みまでがわかったという報告です。実際、肥満治療薬になるには、副作用研究やヒト試験などまだまだ、クリアしていく課題があります。早く実現化するといいのですが・・。食欲の秋ですが食べる行為が行われているとき、様々なホルモンによって食欲が起こっていることを時々思い出してみてくださいね。(そんなこと考えると食欲もなくなるかも・・。)
店長

2009年11月13日 (金)

コラム332 痛風:原因遺伝子を発見 予防や早期治療に有効な指標に


激しい関節痛が起きる痛風の主な原因遺伝子を防衛医大、東京大、東京薬科大など11機関の研究チームが初めて見つけた。尿酸の排出機能をつかさどる「ABCG2」という遺伝子に変異があると機能が低下し、痛風やその前駆症状である高尿酸血症につながりやすいという。
痛風は血中の尿酸値が高まって起きる生活習慣病。07年の国民生活基礎調査によると、通院患者は約85万人で、大半が男性。
防衛医大の松尾洋孝助教(分子生体制御学)らは、腎臓や腸で尿酸を体外に排出する役割を担っている輸送たんぱく質「ABCG2トランスポーター」に着目。痛風患者161人を含む228人の高尿酸血症患者(すべて男性)を対象に、このたんぱく質をつくる遺伝子を調べた。
その結果、病気にかかわる6種類の変異が見つかった。8割の患者は、機能が4分の3からゼロになる主要な2種類の変異の組み合わせを持ち、これが原因で排出機能が低下したと推定された。痛風の発症リスクが26倍に高まる変異も1割に見られた。変異は日本人の祖先が獲得し受け継いできたもので、日本人の半分以上が、いずれかの変異を持っていると推定される。松尾助教は「変異があれば必ず発症するわけではないが、予防や早期治療に有効な指標になる」と話す。
毎日新聞 2009/11/10

国内の痛風患者数は約30~50万、痛風ではないものの尿酸値が高い痛風予備群の人は、約 500万と推計されています。昔は贅沢病と言われていましたが、中高年者でも若年者でも増えています。「足の親指の付け根が、何かにぶつけたかと思うほど痛い」とある日突然感じるというのが、よくある痛風の始まりだとか。風が吹いても痛いから「痛風」と言うそうです。予防法は、プリン体を多く含む食品をなるべく控えることです。
店長

2009年11月11日 (水)

コラム330 【2008年国民健康・栄養調査】 運動習慣がありは3人に1人


「2008年度国民健康・栄養調査」の結果、運動については、運動習慣がある人は5年前と比べ男女とも増加しているが、3人に1人(男性33.3%、女性27.5%)にとどまる。また、意識的に身体を動かすなどの運動を「している」と回答した人の割合は、男性58.7%、女性60.5%で、男女ともに増加している。
1日の歩数の平均値は、男性では7011歩、女性では5945歩で、2003年と比べそれぞれ492歩、817歩減少した。「健康日本21」では歩数の目標値を、男性9200歩以上、女性8300歩以上としており、現状ではそれぞれ2000歩以上足りていない。
最近1ヵ月間にストレスを感じたことがあると回答した人の割合は男性で57.9%、女性で64.1%に上り、2003年と06年の調査時とほぼ同様の水準になった。1日の平均睡眠時間は、男女とも「6時間以上7時間未満」がもっとも多く、男性35.0%、女性36.5%。5時間以上6時間未満が男性22.1%、女性25.6%、5時間未満が男性5.1%、女性6.2%いた。「睡眠で休養がとれていない」と回答した人は、男性18.4%、女性19.6%だった。
日本生活習慣病予防協会2009.11.10

昼夜共に寒さを感じる季節となりましたが、やはり健康のための運動は歩くことが基本ですね。おすすめは「一駅ウォーキング」です。通勤の時にわざと一駅前の駅で降りて歩く。買い物の時にわざと遠いスーパーまで歩いて行く。これなら、時間を作ってわざわざ運動習慣をつけることをしなくてもいいし、外の景色を見ながら歩くと季節の変化を発見できて、楽しい気分になることもありますよ。
店長

2009年11月 9日 (月)

コラム328 【2008年国民健康・栄養調査】 中年男性の3人に1人が肥満


厚生労働省は、「2008年度国民健康・栄養調査」の結果概要を発表した。BMI(体格指数)が25以上の肥満者の割合は、男性28.6%、女性20.6%。男性では40歳代が35.9%、50歳代が32.4%と高く、3人に1人が肥満となっている。年次推移をみると、男性の20~60歳代の肥満者の割合は伸びているが、2000年以前の5年間に比べると伸び率は鈍化している。
また、女性の40~60歳代の肥満者の割合は21.7%で、年々減少しているが依然として20%を超えている。一方で、BMIが18.5未満のやせの割合は、20歳代が22.5%、30歳代が16.8%と高く、年次推移でも20歳代の女性で横ばいの状況にある。
メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)の該当者は、男性が25.3%、女性が10.6%で、予備群は男性21.9%、女性8.3%だった。昨年の調査に比べともに男性で微減し、女性で微増した。
体重を減らすために食生活で行っていることは、男性では「食事の量を調整」(49.3%)がもっとも多く、次いで「菓子や甘い飲み物を調整」(33.9%)、「バランスのとれた食生活」(30.3%)と続く。
一方、女性では、「夜遅い時間の食事を控えている」(49.6%)がもっとも多く、「菓子や甘い飲み物の調整」(47.5%)、「食事の量を調整」(46.2%)と続く。
日本生活習慣病予防協会2009.11.10

中年男性で少し肥満が増えているものの、その増加率は減って、全体的には肥満が減少傾向にあるようです。男性で「食事の量を調整している」方が多いのは、時代の傾向でしょうか?男性はガッツリたくさん食べる印象は過去のものなのでしょうか?女性は「夜の遅い時間の食事を控えている」方が多いのは、仕事に出る女性が多くなった時代背景でしょうか?
店長

2009年11月 8日 (日)

コラム327 喫煙率、過去最低 男性36.8%、20歳代が大幅減


厚生労働省が公表した08年の国民健康・栄養調査で、男性の喫煙率が36.8%と調査開始の86年以降で、過去最低になったことが明らかになった。女性は9.1%で01年以来7年ぶりに10%を下回った。厚労省生活習慣病対策室は「受動喫煙など、たばこの害に関する理解が広がった影響では」とみている。
調査は全国約8149人の男女が対象。86年当時の喫煙率は男性は59.7%、女性は8.6%だった。
5年前の03年と比較すると、男性は46.8%から10ポイントの大幅な減少。女性は11.3%から2.2ポイント減った。世代別で最も減少幅が大きかったのは男性の20歳代で、55.8%が41.2%に下がっていた。その他、男性の30歳代、50歳代、70歳以上での減少が目立った。
法律で禁じられている20歳未満で喫煙を始めた人の割合も調べており、男性は5年前の43.8%から29.1%に。女性は26.9%から16.5%となり、どちらも減っていた。
朝日新聞 2009/11/10

喫煙が健康被害の大きなリスクであるとWHOも公表しています。そんな中の調査結果ですから意味がありますね。「喫煙場所はどんどんなくなった」「たばこ購入時にTaspoカードが必要」「今後たばこ税アップ」といろいろたばこを止める方向に世の中が動いていますね。なかなかやめられないという方も多いかと思いますが、一念発起するときではないでしょうか?
店長

2009年11月 7日 (土)

コラム326 肌のトラブル 安全治療にLED


ニキビなど皮膚科の治療法に、LED(発光ダイオード)を導入する医療機関が増えている。レーザー治療に比べ即効性はないが、熱を使わないため安全性が高く、光の色を変え様々な症状に対応できるのが特徴だ。
例えば青色LEDは、皮脂腺にたまりやすいポルフィリンという物質に働きかけ、活性酸素を発生させる。活性酸素は、皮脂腺の活動を抑えニキビができにくくなる。赤色はアンチエイジングなどに効果が見られるという。
大阪市中央区のトキコクリニックでは、従来の治療で効果が見られない患者らを中心に、LEDを使っている。ニキビなどが大幅に改善される例もあり、好評という。
光と肌の関係に詳しい同志社大スキンエイジング・アンド・フォトエイジングリサーチセンターの市橋正光教授(70)は「光には細胞の活性を引き出す可能性が秘められており、新しい治療法が確立される分野だ」と話している。
朝日新聞 2009/10/15

光にはいろいろな作用があるかもしれませんね。光の色を様々に変えて多岐にわたる効果を生み出せるかもしれません。記事にあるクリニックのホームページをのぞいてみました。7色のLEDを搭載した密閉されたカプセルの中で、全身に降り注ぐミストサウナを前進に受ける療法で、ストレスや疲労の解消、冷えや身体のこりの改善、脂肪燃焼、美肌などに効果的だそうです。
店長

2009年11月 6日 (金)

コラム325 生活習慣病・がん、皮膚のガスから診断 国立循環器病センターなど開発着手


国立循環器病センター研究所等の共同チームは、皮膚から出る微量ガスを調べて病気を診断する新型装置の開発に着手した。皮膚表面に当ててガスを検出・分析するもので、血液検査のように痛みを伴わない。3年後をメドに試作装置を完成させ、糖尿病をはじめとする生活習慣病やがんの早期発見などに役立つ医療機器を目指す。
病気によっては特有の微量成分が皮膚などから放出されている。糖尿病だと、皮膚からのガスにアセトンという物質が1PPM(PPMは100万分の1)ほど含まれるほか、乳がんや頭けい部がんの患部からは、ジメチルトリスルフィドという物質が出ることが分かってきた。このため、嗅覚(きゅうかく)が優れる犬を使い、がんを発見しようという試みもあるという。
Nikkei Net 2009/10/16

非常に興味深い研究です。皮膚からのガスで病気が発見できれば、医療は急速に改善することになるでしょう。犬ががんを発見するという試みもすごいです。別の研究ですが、犬がヒトの尿の臭いをかいで膀胱がんを発見できるという研究もあります。その結果、平均の正解率は約41%ですが、犬種によってその成績はちがい、最下位は雑種犬の11%であったが、他のブランド犬は最高56%の正解率を示したそうです。犬種を選び訓練を重ねれば、優良な検査方法になるかもしれません。
店長

2009年11月 4日 (水)

コラム323 やせてても「メタボ」 国際組織が新たな基準


メタボリック症候群の基準をどうするか検討していた国際組織が、内臓脂肪の量をみる腹囲について「大きくなくてもメタボの恐れあり」との見解をまとめ、新たに統一の基準を作った。日本のメタボ基準では腹囲が必須条件。だが、専門家からは「やせていて病気のリスクが高い人を見落とす恐れがある」という声も出ていた。
メタボリックは「代謝」を意味しており、肥満や高血糖といった問題が重なると、心筋梗塞(こうそく)や脳卒中を起こすリスクが高まるという考えが基本にある。国際糖尿病連合(IDF)はこれまで日本と同様に腹囲を必須条件にしていたが、米国はそうではなく、基準がバラバラだった。今回統一見解に加わったのはIDF、世界心臓連合、国際動脈硬化学会など六つの組織。議論の結果、腹囲のほか中性脂肪、HDLコレステロール、血圧、血糖値を加えた5項目のうち、3項目以上の検査値に異常があれば、メタボとすることに決めた。腹囲が普通でも、血圧や血糖値などに異常があればメタボということになる。腹囲の値は、国や民族ごとにそれぞれ定めるとしている。
日本では男性85センチ以上、女性90センチ以上という腹囲であることが第一条件。ただ「女性の方が大きいのは変だ」との声が国内外から出て、厚生労働省の研究班が測定値を見直す作業を進めている。
また、太っていなくても血圧や血糖値といった異常が重なる人は日本人に多く、心筋梗塞や脳卒中のリスクも高いことが調査でわかっている。腹囲が大きくないと特定健診にもとづく保健指導の対象にならないのが現状だが、「やせていてリスクの高い人への対策が不十分」との指摘があった。新しい世界基準だと、こうした人たちもメタボに含むことになる。
日本の立場を代表して議論に参加した日本糖尿病学会理事長の門脇孝・東京大教授は「血圧や血糖値などの異常が重なる原因の多くは内臓脂肪の蓄積だとわかってきており、有効な対策を考えるためにも腹囲を必須にした方がいい。日本としては今の基準を堅持する」と話している。
朝日新聞 2009/10/29

世界には複数のメタボ診断基準があり、少々混乱が生じているようです。今回の基準発表によって診断基準が国際的に統一され、腹囲が診断の必須条件から外れる方向にあります。今回の統一は、国際的に日本の特異さを際立たせることになりそうです。内臓脂肪が多いことは高血圧や糖尿病につながることはほぼ間違いありませんので、それを重要なリスク要因にするのは問題ないと思います。ただ、「やせていてリスクの高い人を見逃すような基準」ならば、日本の基準も見直した方がいいかもしれません。
店長

2009年11月 2日 (月)

コラム321 インターネット利用で脳の老化を防止

インターネットを利用することより、高齢者の脳機能がわずか数日で向上することが新しい研究で明らかにされた。
研究著者の1人で米カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)教授のGary Small博士によると、それまでほとんどインターネットの経験のなかった人が約1週間インターネット利用するだけで、特に決定を司る脳部位の活性が大幅に向上したという。ネットを利用するときは多くの意思決定をする必要があることから、このことは理にかなっていると同氏は述べている。この研究は、シカゴで開催されたニューロサイエンス学会年次集会で発表された。
現在、多くの専門家が精神機能について「使わないとだめになる」という考え方を支持している。米アルバート・アインシュタイン医科大学(ニューヨーク)のRichard Lipton博士によると、認知活動をしている人では機能や物事の全体像を見通す能力が優れていることは何年も前から知られており、パズル、楽しみで文章を書くこと、チェスなどの認知活動を楽しむことが、加齢による認知機能の低下を抑え、認知症の予防にもなるという。
今回の新しい研究は、この考え方を21世紀に持ち込んだもの。神経学的に正常な55~78歳の成人24人を対象に、インターネット利用をしてもらうと同時に、MRIによる脳スキャンを実施した。被験者の半数は以前から日常的にネットを利用しており、半数はほとんど経験がなかった。最初のMRI検査の後、被験者には2週間にわたり1日1時間、毎日インターネット利用をするよう指示し、その後もう一度脳スキャン行った。
その結果、試験開始時には以前からネットを利用していた人の脳活性が大幅に高かったが、自宅でインターネット利用を実施した後は、始めたばかりの人でも経験者との間に差がみられなかったという。「この結果から、認知活動をしているときの脳の活性パターンは比較的短期間で変化することがわかる」とLipton氏は述べている。
HealthDay News 09/10/29

パズルや漢字クイズなど、「脳トレ」といわれる認知症予防のためのトレーニングが盛んに行われていますね。脳の若返りのためには非常にいいことだと思います。インターネットもこのようなトレーニングと同様の効果があるのですね。ただし、ネットの使い方には注意が必要です。ギャンブルやショッピングに夢中になってしまうのはよくないでしょう。
店長

2009年10月31日 (土)

コラム319 がん検診「重要」97%、だけど未受診50%超


内閣府は、「がん対策に関する世論調査」を発表した。がん検診の受診については、97.4%が「重要と思う」と回答したが、がん検診を実際に2年以内に受診した人は、胃がん38.1%、肺がん42.4%、大腸がん34.6%、子宮がん(女性のみ)37.2%、乳がん(同)32.3%にとどまった。2年前の前回調査に比べ、いずれもほぼ横ばいだった。
内閣府が8月27日~9月6日、全国の20歳以上の3千人を対象に調査し、64.5%の1935人から面接形式で回答を得た。
未受診者と2年以上受診していない人に対し、検診を受けていない理由を複数回答で聞いたところ、「たまたま」が28.1%で最も多く、「心配なときはいつでも受診できる」が18.6%で続いた。
朝日新聞 2009/11/1

検診を受けていない理由が「たまたま」、「いつでも受診できる」というのは、ちょっと早期発見の考えが薄れているような気がします。また、がん検診を受けやすくする仕組み作りやPRを国が行うことも必要でしょう。もちろん、検診よりも優先することは、食事・運動・ストレス解消といった生活習慣を見直すことです。
店長

2009年10月30日 (金)

コラム318 アジアの骨粗鬆症は30年間で2~3倍に増加 国際調査

「国際骨粗鬆症財団(IOF)」は、この30年間にアジア地域で股関節部の骨折発生率が2~3倍に増加したことが、アジアの14の国や地域を対象とした調査であきらかになったと発表した。調査結果は報告書「アジアの骨粗鬆症の疫学・医療費・負担 2009」にまとめられた。
アジア人では欧米人に比べ骨粗鬆症が少ないと考えられていたが、調査では脊椎骨折がアジア人でも一般化していることがあきらかになった。股関節部骨折の数は香港で3倍、シンガポールで5倍に増加し、日本でも75歳以上の高齢者で12年間に劇的に増えている。中国では50歳以上の約7000万人が骨粗鬆症で、股関節部骨折は年間約68万7000件に上る。 増加の要因として、ビタミンDの不足と、カルシウム摂取不足を挙げている。調査対象となったアジア地区では、FAO/WHOが定めたカルシウム推奨摂取量(成人)が1日1000~1300mgであるのに対し、平均摂取量は450mgだった。 アジア地域の多くの国や地域で人口が増加し、寿命が延び高齢化も進んでいる。同財団は、対策を施さないと、2050年までに全世界の骨折による負傷のおよそ半数がアジア地域に集中するようになると予測している。
日本生活習慣病予防協会 09/10/23

骨粗鬆症の推定患者数は女性800万人、男性200万人の合計1,000万人に達するといわれています。とりわけ女性は、男性に比べてそもそも骨量も少ないうえに、閉経後にホルモンのバランスが崩れて骨粗鬆症になる割合が高く、患者全体の8割を占める状況です。骨粗鬆症の恐ろしいところは、自立した生活がおくれなくなる可能性を秘めている点です。骨が弱り、骨折や疼痛(とうつう)になって、歩行障害に進行します。そうなると、買い物や娯楽を求めての外出をだんだんと控えるようになっていき、家に引きこもったり、寝たきりの状態になってしまい、そのまま介護を必要とする生活に移行してしまう可能性が高まっていきます。予防法はビタミン、カルシウムを多く含む食品を摂ること、飲酒・喫煙・運動不足などのマイナスの生活習慣を直すことです。
店長

2009年10月26日 (月)

コラム314 鼻から吸って、肌にはって…痛くないワクチン開発進む


新型の豚インフルエンザの感染が広がるなか、ワクチン接種が始まったが、痛みを我慢して注射針を腕に刺すといった接種のイメージが将来、変わるかもしれない。鼻スプレーや、肌にはるタイプのワクチン開発が進んでいる。子どもの負担を減らそうと、努力も続く。
東京都世田谷区にある「ふたばクリニック」の広瀬久人院長は言う。鼻の粘膜にスプレーするタイプの季節性インフルエンザワクチンを米国から輸入して使っている。 米国では今月5日、新型の豚インフルワクチンの接種も始まった。使われたのが、このスプレー式ワクチン。 日本ではまだ承認されていないため、医師が個人輸入した。接種は自己責任、費用は自己負担だ。 ただ、季節性用は量が限られ、新型用は輸入されていない。
日本で使われているワクチンは体に注射する方式で、最初にウイルスが感染する場所である鼻やのどの粘膜には増えにくい。聖マリアンナ医科大学(川崎市)の清野研一郎准教授は「スプレー式だと、鼻や気道の粘膜にも抗体が分泌されるようになり、ウイルスの体内への侵入を防げると考えられている」と話す。
朝日新聞 09/10/24

国内の研究機関でスプレー式ワクチンと肌に貼るタイプのワクチンの実用化研究が進められています。肌に貼るタイプはシートに長さ0.5ミリのワクチン液が付いた突起が100~250本並んでいて、貼ると溶け出し体内に吸収されるのだそうです。貼ったときの痛みはないという結果が出ています。子どもが何度も痛い思いをせずに済み、連れてくる親の負担も減らせることになるかもしれませんね。
店長

2009年10月24日 (土)

コラム312 10年ぶりに糖尿病の診断基準改定へ HbA1cの扱い、表記が焦点に


日本の糖尿病診断基準の改定作業が山場を迎えた。HbA1c を現行基準にどう組み込むかが議論の焦点となっている。一方、HbA1c の表記法についても、米国を中心とした国際的な表記法の併記で、国際比較ができるようにする見込みだ。
今年7月、米国糖尿病学会(ADA)・欧州糖尿病学会(EASD)・国際糖尿病連合(IDF)の3団体から任命されたメンバーによる国際専門家委員会(International ExpertCommitte)は、HbA1c 値 6.5%以上を糖尿病と診断すべきとする勧告をまとめ、Diabetes Care 誌7月号に発表した。
これまでの血糖値による診断から、原則HbA1cのみでの診断へという大胆な方向転換は、日本の専門医の間でも話題を呼んだ。東大大学院糖尿病・代謝内科教授で日本糖尿病学会理事長の門脇孝氏はこの勧告について、「あくまで任命された専門家の見解にすぎず、各学会の診断基準がそのように改定されたわけではない」と話すが、米国を中心とした国際専門家委員会の勧告が、日本の診断基準改定にどう影響を与えるかが注目される。
産経新聞 09/10/29

糖尿病の診断基準がHbA1c値重視の方向に変わろうとしています。現在は、空腹時血糖値重視と言われています。しかし実際の医療現場では、すでにHbA1c値を診断の基準にしていることが多いですね。世界的にもHbA1c値が採用されています。測るタイミングで数値が上下することがなく、治療効果も診ることができるところが特徴です。糖尿病患者さんの間ではHbA1c値のことをご存じの方も多いです。この値が0.5でも下がったら、改善に向かっているといえます。
店長

2009年10月19日 (月)

コラム307 「手洗い」はダンスのリズムに乗って 日本ユニセフ協会がダンス制作


新型インフルエンザなどの感染症を予防する手洗いを広めようと、日本ユニセフ協会(東京)は、子どもも楽しく覚えられる「世界手洗いダンス」を作った。プロのダンサーが振り付けし、映像やポスターなどにして無料で提供している。10月15日の「世界手洗いの日」に、各地でイベントも行う。
ダンスは、せっけんを使う正しい手洗いを習慣にしてもらうことが狙い。リズムに乗って30秒ほどのダンスを踊れば、指の先や間、手の甲、手首など忘れがちな部分も順序よく洗える。世界保健機関(WHO)が推奨する手洗い法を踏まえ、テレビなどで活躍するダンサーの森山開次さんが振り付けを担当した。
世界で毎年880万人の子どもが下痢性疾患などで死んでおり、せっけんで手を洗えば年100万人の命が守れるとみられている。そのため、正しい手洗いを広めようと、ユニセフなど国際機関や大学、企業が連携して「世界手洗いの日」を2008年に始めた。
「世界手洗いの日」の公式サイトでは、手洗いダンスの動画を公開しており、ダウンロードもできる。今月末までにこのサイトから参加登録をすると、ダンスのDVDや、手洗いのポイントを紹介したポスターやパンフレットが無料でもらえる。
今月15日には、横浜市の横浜アンパンマンこどもミュージアムや都内の幼稚園などで、手洗いダンスを披露するイベントも開く。「病気から自分を守る最も簡単な方法が手洗い。ゆっくり丁寧に洗う習慣を身につけてほしい」と同協会。
読売新聞 09/10/11

何事でも習慣化するには楽しみが必要ですね。「世界手洗いダンス」、おもしろいですよ。私も公式サイトを観てみました。女の子が手洗いしながらダンスをしています。洗面所が水浸しになってしまうのでは・・・・と心配してしまうのは私だけでしょうか?記事にもあるように感染病を予防する一番簡単な方法ですね。今の状況下では、外から帰ったら必ず手洗いは必須です。「手を洗うということを通して、みんなが手をつなぐ。ひとつになる。そんな日がやってきます。」と公式サイトでは呼びかけています。
店長

2009年10月17日 (土)

コラム305 子供の体力、上昇傾向 低迷期の20歳は依然不振 体力・運動能力調査

小中学生と高校生の体力が10年前と比べ上昇傾向にあることが、文部科学省の平成20年度体力・運動能力調査で分かった。子供の体力は昭和60年ごろをピークに下降が指摘されてきたが、今回の調査で改善が明確になった。一方、体力低下が顕著だった10年前に小学校高学年だった世代は、20歳になっても前の世代に追いついていない傾向も明らかになった。
調査は昨年5~10月、6~79歳の男女約7万人を対象に行い、6万9745人分の結果を回収した。テストは上体起こし、反復横跳び、ボール投げなど8項目。11歳、13歳、16歳の結果に注目すると、全項目の合計点はいずれも平成11年度より向上。低下したのは11、13歳男子の握力と、11、16歳男子の立ち幅とびだけで、上体起こし、反復横とび、20メートルシャトルランの3項目については各年齢の男女ともすべて向上した。
しかし、持久走やボール投げでは横ばいが目立った。調査に当たった内藤久士順天堂大教授は「体力向上策の成果が出始めているが、トレーニング効果がすぐに出ない項目は伸び悩んでいる」と指摘、「幼少期からの地道な取り組みがもっと必要だ」としている。
また、20歳の結果を35歳、50歳と比較したところ、データがそろう握力と持久走・急歩でいずれも両世代の20歳当時より劣る傾向がみられた。日常のスポーツ参加率も低い傾向にあり、内藤教授は「今の20代は加齢でさらに体力が低下する」と懸念を示している。
産経新聞 09/10/11

まず子供には「体を動かしたい。」「動かすのっていい感じ」という気持ちになることから教えてあげたいですね。ここ10年の子供の体力向上は、教師やスポーツ指導者の努力の賜物でしょう。一番いいのは親が一緒になって、体を動かしたり、スポーツできればいいのですが・・・。今の親は忙しいというのが現状ではないでしょうか。小中学生と高校生時代の体力が、大人になってからの病気の発病率に関係しているというデータもあります。お父さん、お母さん!休日くらいは子供と一緒に外に出て、汗を流してみましょう。
店長

2009年10月16日 (金)

コラム304 小学校時代の人気、大人になった時の健康状態に影響 英医学誌


学校で最も人気があり権力を振るっていた子どもは、人気のなかった子どもに比べ、大人になったときの健康状態が良いとする研究結果が英医学専門誌「Journal of Epidemiology and Community Health」に発表された。
スウェーデン・ストックホルム大学(Stockholm University)の研究チームは、1953年生まれの子ども1万4000人を対象に長期の調査を行った。まず、子どもたちが12~13歳になった1966年に、「学校で誰と一緒に共同作業をしたいか」を聞いて子どもたちの社会的な序列を決定し、その後2003年まで、病院の入院記録などから健康状態を追跡調査した。
その結果、子どものときに評価が低かった人は、心臓病になる確率が9倍高く、糖尿病の治療を必要とする確率も4倍高くなった。精神疾患や行動障害(自傷行為や自殺の試みなど)のリスクも、人気者だったクラスメートに比べて2倍高かった。
なお、被験者が経験した健康障害はさまざまだったが、上記のようなパターンには男女差がなかった。重要なことは、家族の職業や収入、学歴などでは、こうした結果を説明できないということだ。 
研究チームは、児童のときの社会的地位はその後の健康に大きく、そして悪い影響を及ぼす可能性があると指摘している。
AFPBB News 09/9/29

子供たちの社会的な序列が高い人ほど健康だったということですね。確かにクラスの中に番長的存在な子供はいましたね。一緒に外で遊んだり、時にはケンカしたり・・・と昔は自由に育てて社会の秩序を覚えていった気がします。昔はすり傷作って帰っても、親から何も言われませんでした。今の子供たちはどうなのでしょうか?今、子供の育て方が見直されていますが、大人になってからの生活習慣病にも関係している可能性があるようです。
店長

2009年10月10日 (土)

コラム298 広がる子どもの健康格差 病院に行けず、保健室で治療も

親の経済格差は教育格差にとどまらず、「健康格差」となって児童生徒に広がっている。治療費がなく学校の保健室で治そうとする子、健康診断で異常が見つかってもなかなか再検査を受けない子……。格差社会の広がりとともに状況は悪くなる一方だといい、現場の養護教諭らは改善を訴えるために全国の事例を集め始めた。
北海道立高校の養護教諭(41)によると、6月、体育の授業で足首をひねった2年生の男子生徒が保健室にやってきた。腫れ上がった患部を湿布で手当てし、「靱帯(じんたい)が切れているかもしれないから病院に行った方がいい」と言い聞かせた。
ところが次の日も、その次の日も「湿布はって」とやってくる。話を聞くと、生徒は母子家庭。「家には湿布なんかないし、買ってもらえない」「病院に行かなくてもそのうち治る」と言った。
保健室は本来、初期の手当てをして医療機関につなぐまでが役目だ。しかし、そんなことを言っていられない現実がある。
別の2年生の男子生徒は「頭痛がする」と言って、1年前から毎日、市販の鎮痛薬を飲んでいた。「薬ちょうだい」。そう言って、保健室にもよく顔を出す。心配で、母親に「一度検査を受けた方がいい」と手紙を出した。でも、返事はない。校医に治療勧告書を書いてもらい、母親はようやく生徒を病院に行かせた。幸い大事には至らなかったが、放っておけば脳梗塞(こうそく)を起こすおそれがある状態だったという。
子どもたちが経済的に苦しんでいる様子は統計にもはっきり表れている。文部科学省の調査では、学用品や修学旅行費などを公的に負担する「就学援助」の対象となる小中学生は、この10年で約78万4千人から約142万1千人と1.8倍に増えた。都道府県立高校で授業料の減免措置の対象になっている生徒も、約11万1千人から約22万4千人へと倍増している。
7月に愛知県で開かれた全日本教職員組合の養護教員の会合でも、子どもたちの窮状が相次いで報告された。これまで埋もれていた親の経済状態と子どもの健康の関係について掘り起こそうと、各地の教員に報告を呼びかけている。
朝日新聞 09/10/1

厳しい現実です。子供の健康が、経済格差によって害されるのはあってはならないことではないでしょうか?憲法でも「健康で文化的な生活を営む権利」が唱えられています。国レベルの対策が必要だと思います。上記の高校では、全校生徒の4割が生活保護を受けているとのこと。今の政府で、生活保護の母子加算が検討されていますが、実現になることを望みます。小さいことからでも積み重ねて、大きな改善にしていくべきではないでしょうか。
店長

2009年10月 9日 (金)

コラム297 大酒飲みの女性、乳がんリスク高い? 閉経後、週7合で1.74倍

酒を多く飲む女性ほど乳がんになりやすい傾向にあることを、愛知県がんセンター研究所疫学・予防部の川瀬孝和主任研究員らが確かめた。閉経後の女性では、1週間に日本酒換算で7合以上飲んでいると、発症率は全く飲まない人の1.74倍だった。
乳がんは女性で最も多いがんで、最近急増している。研究グループの田中英夫疫学・予防部長は「酒と乳がんの関連は欧米で指摘されていたが、今回の研究で、閉経後の日本女性でも明白になった。乳がんを予防するには、大酒を控えた方がよい」と話している。
研究グループは、愛知県がんセンター病院で乳がんと診断された1754人と、乳がんと診断されなかった女性3508人を分析。全般に酒量が増えるにつれて、乳がんの発症率が高くなっていた。この傾向は50歳前後の閉経の後で著しく、閉経前の女性では、はっきりしなかった。
Nikkei Net 09/10/8

乳がんの発症率は年々増加しており、特に30,40代の女性で高くなっています。原因は不明ですが、食事の欧米化やストレスが大きな原因ではないかといわれています。このニュースは飲酒が乳がんに関与しているのでは?という研究結果ですが、厚生労働省の調査では、20代で男性より女性の方が飲酒率が高く、量としても女性は多量に飲酒する傾向にあるそうです。早期発見できれば、完治する可能性が高いと言われています。規定された年齢になると無料で乳がん検査を受けられますので、ぜひ検診を受けましょう。
店長

2009年10月 7日 (水)

コラム295 ピンクリボン仕様、金魚ちょうちん


乳がんの早期発見や早期治療の大切さを呼びかけるピンクリボン運動にちなみ、ピンク色の金魚ちょうちん作りが山口県柳井(やない)市で進められている。10月の「乳がん月間」に合わせて市内の周東総合病院が企画した。金魚ちょうちんは江戸時代から伝わる民芸品。本来は真っ赤だが、ピンク色の和紙を使った。職員や患者、住民らが協力し、市の名前にちなんで871個を製作中。完成したちょうちんは同病院1階の正面フロアに飾り付けられ、お披露目される。
朝日新聞 09/10/5

ピンクリボン運動とは、「乳がん撲滅・検診の早期受診を啓蒙、推進するために行われている世界規模の運動」です。胸元にピンク色のリボンをつけることでセルフチェックや定期検診を促し、乳がんに対する意識を高めるのが目的です。1980年代にアメリカで始まり、日本では2000年代に入ってから広まったそうです。街を歩いて乳がんを啓蒙するウォーキングを見かけたり、東京タワーなどの名所がピンク色にライトアップされて注目を集めていますね。乳がん患者調査のデータは次のとおりです。
1.20人に1人。日本人女性が乳がんにかかる割合は驚くほど高い。
2.90%の人が10年生存。早期に発見できるほど完治も望める。
3.女性の30~40代は乳がんにかかる人が多い。
店長

2009年10月 5日 (月)

コラム293 緑茶好きの女性、少ない肺炎死 東北大調査

ふだん緑茶をよく飲む女性は、肺炎によって亡くなるリスクが半分ほどにまで下がるという調査結果を東北大公衆衛生学のグループがまとめ、米の臨床栄養学の専門誌で報告した。男性では差がなかった。緑茶に含まれるカテキンという成分が肺炎を起こすウイルスや細菌の働きを抑えている可能性があり、グループは今秋から、静岡県掛川市民の協力を得て、緑茶がインフルエンザを抑える効果があるかどうかを調べる。
94年に緑茶を飲む習慣や健康状態などについて聞いた宮城県在住の男女約4万人(40~79歳)について、06年まで追跡した。この間に男性275人、女性131人が肺炎で亡くなっていた。
女性では、緑茶を飲むのが「1日あたり1杯未満」だった4877人のうち、肺炎で死亡したのは43人。一方、「1~2杯」の4458人では死亡は24人、「5杯以上」の7208人で38人。
年齢や体力、結核感染の有無など、肺炎死亡と関係しそうな要因を考慮して比べると、1~2杯飲む人たちは1杯未満に比べて41%、5杯以上では47%、肺炎で死亡するリスクが低かった。 男性では飲む量とリスクは関係がなかった。解析を担当した大学院生の渡辺生恵さんは「男性の8割以上は、肺炎と関連が指摘される喫煙歴があり、緑茶の効果が及ばなかったのかもしれない」という。
今回調べたのは季節性インフルエンザを含むウイルスやブドウ球菌などの細菌で起きた肺炎が主体。飲食物が気道に入って起こる誤嚥性(ごえんせい)肺炎などは除いた。
朝日新聞 09/9/28 

お茶に含まれる成分が注目され、世界中のさまざまなお茶の効能が見直されていますね。紅茶はカフェインが多く、ストレス解消やリラックス効果が期待できます。シナモンやジンジャー、レモングラスといったハーブティーには胃腸を整えたり、血行促進の効果があります。また中国のプーアール茶にはダイエット効果があるといわれています。いろいろ試してみたくなりますね。
店長

2009年10月 4日 (日)

コラム292 楽天家の男性は脳卒中リスク低め 厚労省9万人調査


楽天的な男性ほど脳卒中や狭心症、心筋梗塞(こうそく)などを起こすリスクや死亡率が低い――。厚生労働省研究班が実施した約9万人規模の追跡調査でこんな結果が明らかになった。ストレスやいらいらが健康に影響を与えるといった報告はあるが、こうした前向きな意識との関係についての研究は少ないという。
琉球大の白井こころ准教授と大阪大の磯博康教授が岩手、秋田、長野、沖縄など8県に住む40~69歳の男女8万8175人を調べた。「自身の生活を楽しんでいるか」というアンケートを実施し、意識の高さを「高・中・低」の3グループに分け、約12年間にわたり循環器病との関係について調べた。期間中に循環器病を発症したのは3523人で、うち脳卒中が2786人、狭心症と心筋梗塞が686人だった。
男性で楽しんでいる意識が「低い」グループは、「高い」グループに比べ、脳卒中の発症リスクが1.28倍、狭心症や心筋梗塞の発症は1.22倍と高くなった。死亡者1860人でも、脳卒中で1.75倍、狭心症や心筋梗塞が1.91倍だった。女性は関連がみられなかった。 楽しんでいる意識が高いグループでは、週1回以上の運動習慣がある人が多く、喫煙者も少なく、健康的な生活をしている傾向が強かった。
朝日新聞 09/9/30 

ストレスと生活習慣病には深い関係があるというのはよく聞きますが、楽天的な性格が生活習慣病のリスクを低くするというのは初めての知見です。「自分の生活を楽しむ」というのは簡単なようで難しい感じがします。欧米人に比べて日本人は楽しむのが下手だと言われています。ところで、女性はなぜ関連がみられなかったのでしょうか??不思議ですね。
店長

2009年10月 3日 (土)

コラム291 君はバリバリ食べていないか!?ナゾの病気「氷食症」に迫る


重度の氷食症だと、ファミレスのドリンクバーで氷だけを大盛りに持ってきてバリバリ食べることもあるとか。さらに進行したケースでは、氷を毎日8kgも食べ続けた人もいたらしい。
みなさん、“氷食症”という病気をご存知ですか?なんでも、毎日氷を大量に食べてしまう病気なんだとか。…でも、ジュースの氷をポリポリ食べることくらい、普通にある気が…。氷食症に詳しい『あいあいキッズクリニック』の北島晴夫先生に聞いてみた。
「その程度なら誰でも食べますし、気にしなくても大丈夫ですよ。ただ、本当の氷食症というのは、無性に氷が食べたくなり、毎日製氷皿1皿くらい食べてしまうんです。詳しい原因は解明されていないのですが、鉄分が不足し、鉄欠乏症になるとこのような症状が出ます。ほかにも、精神的な症状として起こることもありますが、ほとんどが鉄欠乏症によるものでしょう」
鉄欠乏症と氷に何の関係にも話は及ぶ。「鉄分は、体中に酸素を運ぶ役目がありますが、脳の働きを助けるという役目も持っています。なので、鉄分が不足すると、集中できなかったり、記憶力が落ちたりする症状が起こるんです。その症状の一つとして、脳の何らかの働きに異常が起こり、普段絶対に食べないものや、食べ物ではないものを食べたくなってしまうのでは?という説があります。また単純に、鉄欠乏症の人は健康な人に比べて口内の温度が高くなってしまうので、それを冷やすために氷を食べたがるのでは、ともいわれています。」
ところで、氷を食べ過ぎると何か悪いことがあるのだろうか?
「まあ、体が冷えたり、お腹を壊したりする程度ですね(笑)。氷食症自体は生死に関わる病気ではないんですよ。ただ、氷食症の人は高い確率で鉄欠乏症を起こしているので、放っておくと重症の貧血になる恐れがあります。ですから、氷を毎日食べたくなるなどの症状が出たら、早めに病院へ行って血液検査をするか、鉄分の錠剤をもらいましょう。1カ月くらい飲めば体内の鉄分が増え、氷食症も治まります。また、女性は生理が原因で鉄分不足になることがほとんどですが、男性で氷食症になっている人は、胃腸から出血して鉄欠乏症を起こしているケースも多いです。その場合、深刻な病気の可能性もあるんですよ。」
R25.JP 09/9/18 

「むやみに氷が食べたい・・・」こんな病気があることを初めて知りました。気候も穏やかになり、秋めいてきたのに若い女性を中心に冷蔵庫を開けて氷を食べる人がいるそうです。鉄欠乏が原因でこんな現象を引き起こすとは驚きですね。氷をたくさん食べたからといって即貧血というわけではないですが、少し気にかけてみるとよいかもしれませんね。
店長

2009年10月 2日 (金)

コラム290 高木ブーさん、「食べ残しダイエット」で10キロ減量

タレントの高木ブーさん(76)が半年間で体重が10キロ減ったことを自身のブログで明らかにした。
「病気ではなく(笑)足の手術をして、身体が重いと余計に膝に負担がかかるので」と、今年4月の右ひざの手術をきっかけにダイエットに挑戦していたことを告白。「食べ物を残すのは、かーなーり抵抗があるのですが」としながらも、おかずを3分の2ほどで残す“食べ残しダイエット”を実践。78キロまで落とすことに成功し「少しはシャープになったかな?」と健康をアピールした。
産経新聞 09/9/27

高木ブーさんのブログをのぞいてみました。「食べ残しダイエット」を「腹八ダイエット」にネーミングを変更されていました。「食べ残し」という言葉が一人歩きして、食べ物を粗末にしているというふうに誤解されたそうです。実際は、「ご飯茶碗は子供用のものを使う」「余ったおかずは他の人に食べてもらう」「お酒は飲んでも乾杯の一杯のみ」・・などなどいろいろルールを決めて、見事成功したダイエット法のようです!高木ブーさんは、「胃も小さくなったようで、すぐにお腹がいっぱいになります。『 8時だョ!全員集合 』の頃の体重にまで戻りました。」と語っておられます。
店長

2009年9月30日 (水)

コラム288 肥満 大腸がん発症に関係 沖縄 那覇市立病院


「健康に暮らしていきたい」。多くの方が最も望んでおられることかと思います。厚生労働省の統計によると、死因順位別にみて第1位は悪性新生物(多くはがん)、第2位は心疾患、第3位が脳血管疾患となっています(平成2006年)。心疾患と脳血管疾患には、高血圧、糖尿病など生活習慣病が深く関係していますが、生活習慣病の原因として肥満が重要であり、メタボリック症候群の早期発見を目指し、昨年4月には特定健診が始まりました。
がんを死因部位別にみると、男性では、肺がん、胃がん、肝臓がん、ほぼ同数で大腸がんの順となっており、女性では、大腸がん、胃がん、肺がん、乳がんの順となっています。大きな問題は、この中で大腸がんが右肩上がりで年々増加傾向にあることです。近年、肥満があると大腸がんになる危険がやや高くなることがわかってきました。また、沖縄県のある地域で私たちが行った調査では、糖尿病の患者さんが発症するがんで最も多かったのは、大腸がんという結果でした。
残念ながら現在、沖縄は男女ともに日本一の肥満県です。これまで述べてきたように、肥満は心疾患、脳血管疾患だけでなく、がんにもかかわってきます。今後肥満人口増加による大腸がんの増加を心配しています。
大腸がん死亡を減らすためには、検診やドックなどを受診して、症状のない段階で早期発見を心がけることが大切です。沖縄県のがん検診受診率は20%台しかなく、さらに異常があって精密検査が必要な場合も多忙や不安などで先送りされて、手遅れの状況で診断されることもある現状が問題となっています。
大腸がんは、がんの中でも早期発見しやすく、早期のがんであれば、1泊程度の入院による内視鏡治療で完治することもしばしばです。日本は内視鏡先進国として知られ、質の高い内視鏡検査を受けることができます。恵まれた環境を大いに利用していただきたいと思います。多忙な生活の中、つい後回しになっているご自身の健康をみつめなおしてほしいと願っています。
毎日新聞 09/9/29

肥満と生活習慣病の関係はいろいろ研究されていますね。がんや寿命についても、やはり肥満は悪影響を与えているそうです。肥満といえば相撲の力士を思い浮かべますが、やはり力士の平均寿命は日本人男性の平均寿命より15歳くらい短いそうです。有名な話では、体重過多による内臓疾患に悩んだ貴乃花(元横綱)のBMI(肥満度)は45でした。朝青龍のような筋肉質の体型は力士の理想体型ではないでしょうか?行き過ぎた大型力士が多い中、朝青龍の体型は健康面でもいい体型だと言えます。
店長

2009年9月27日 (日)

コラム285 糖尿病患者向け新型インフル対策マニュアル 厚労省研究班


厚生労働省研究班は、糖尿病患者や家族、介護者、血糖値が高い人向けに新型インフルエンザの対策マニュアルを制作した。このマニュアル(冊子)は平成21年度厚生労働科学研究費補助金の成果物。新型インフルエンザの感染がじわじわと広がるなか、患者発生のピーク時に備えて、糖尿病患者が知っておくべき感染や重症化の予防・対策法について、イラストを用いて分かりやすく解説している。
新型インフルエンザに感染すると一般ではほとんどの人が軽症で回復しているが、糖尿病患者では危険が比較的高いとされるのはなぜなのか、感染や感染したときの重症化を防ぐために何が必要か、感染が疑われるときや感染してしまったときにどのように行動をすればよいのかといった疑問に答える内容で、糖尿病患者の家族や介護者が注意するべき点なども解説・紹介している。
糖尿病ネットワーク 09/9/18

新型インフルエンザに限らず、糖尿病の方は免疫力が低下しているため感染症にかかりやすいといわれています。また、糖尿病の方がインフルエンザになると血糖値がいつもより上昇することがあります。このように、糖尿病とインフルエンザは悪循環の関係にあります。特にインスリン治療を受けている方は注意が必要です。今回の新型インフルエンザでは、糖尿病の方はハイリスク群とされています。発熱や倦怠感など、日頃のちょっとした体調変化が気になったら主治医に相談された方がいいでしょう。
店長

2009年9月26日 (土)

コラム284 病院の外来「3分診療」減る 厚労省患者調査


病院に通う患者の診察時間が伸びて、いわゆる“3分診療”が減っていることが、厚生労働省が2008年に実施した「受療行動調査」で分かった。「医師との対話」や「医師に診てもらっている時間」の満足度が上昇傾向にあった。一方で医師の専門性や治療法など病院を選ぶ際に必要な情報の入手については十分でない状況も浮かび上がった。
調査は3年に1度。今回は全国約500病院に通院したり入院したりしている計約20万人に調査票を配布、約15万人が有効回答した。
日本経済新聞 09/9/8

「待ち時間は30分以上なのに診療は3~5分」というのはよく聞く話です。これが少し改善傾向にあるようですね。この調査では、外来患者の約6割が受診した病院に満足していることもわかっています。看護の対応や医師が積極的に患者と対話する姿勢が評価されているのだと思います。医師不足や医療の地域格差の問題が叫ばれている中、このようなニュースを見ると、医療が良くなってきているところもあるのだなと感じました。
店長

2009年9月25日 (金)

コラム283 ACE阻害薬がインスリン感受性の改善で好結果

肥満以外の心血管リスクを有する高血圧患者に対し、降圧治療がインスリン感受性と線溶能を改善するかどうかをみたFISIC(Fibrinolysis and Insulin Sensitivity in Imidapril and Candesartan recipient)研究の成果が明らかになった。イタリア・パヴィーア大学内科学教授のRoberto Fogari氏らが、スペインで開催された欧州心臓学会で報告した。冠動脈イベント抑制に関してはACE阻害薬にのみ「降圧を超えた効果」が示された。また、ACE阻害薬にはインスリン抵抗性の改善効果と線溶能改善効果が認められたことが報告された。
Nikkei BP Net 09/9/10

高血圧の薬の一種、ACE阻害薬が糖尿病治療や予防にも有効的であるという研究結果です。糖尿病を併せ持つ方、血糖値が気になる方、メタボが気になる方には一番いい薬だと言えるかもしれません。それを証明した研究結果の一つといえると思います。高血圧と糖尿病はお互いが悪影響を及ぼし合って、進行していきます。どちらも気になるという方には朗報ですね。将来、ACE阻害薬は高血圧、糖尿病、メタボリックシンドローム予防と広範囲に使われる可能性がありますね。
店長

2009年9月23日 (水)

コラム281 地中海料理が糖尿病に効く? イタリア研究者ら論文


地中海式の料理を提供するレストランの店内。魚、果物、野菜をふんだんに使う“健康食”として、改めて脚光を浴びている。糖尿病と診断された肥満体型の人は、脂肪分を抑えた食事をとるよりも、魚や果物、野菜をふんだんに使った地中海式の食事に切り替えるべきだという研究論文が、イタリアの研究者らによって発表された。
国際的な医療雑誌「アナルス・オブ・インターナル・メディシン」(AIM)に掲載された論文によると、4年間の食事療法後、糖尿病の投薬治療を必要とした患者の割合は、脂肪を抑えた食事をしていた患者で70%だったが、炭水化物の少ない地中海式の食事をしていた患者では44%にとどまった。また、体重の減り具合や、心臓病のリスク要因の軽減度合いにも差がみられたという。
国際糖尿病連合(IDF)の予測では、2007年に2億4600万人いた世界の糖尿病患者の数は、25年には3億8000万人にまで増える見込み。糖尿病と診断された患者は投薬治療を受けるほか、運動量を増やしたり脂肪の摂取量を減らすなど、生活習慣の改善を指示されることが多い。
産経新聞 09/9/16

糖尿病の食事療法の基本は、「食品の種類をできるだけ多く」、「野菜や海藻、きのこなどで食物繊維もとる」、「腹八分目に」といったことがメインです。地中海料理は以前より、糖尿病の方にはいい食事であるといわれていました。「野菜や魚、全粒粉、ナッツ類、果物を多く摂り、食物繊維が豊富。」「オレイン酸を含むオリーブオイルをふんだんに使う。」「主菜は魚が多く、肉は少なめ。」という点がその所以でしょう。しかし、日本の昔ながらの伝統的な和食も引けをとらないくらいの健康食です。私たち日本人は、先人の食習慣から学ぶべきですね。
店長

2009年9月21日 (月)

コラム279 喫煙、高血圧、高コレステロールで寿命は10年程度短くなる、英研究報告

喫煙、高血圧、高コレステロール――心臓病リスクを高めるこれらの要因を持つ中高年の男性は、そうでない人と比べて寿命が10年程度短くなる傾向があるという研究結果が、英医学誌「ブリティッシュ・メディカル・ジャーナル(British Medical Journal、BMJ)」に掲載された。
過去に行われた多くの研究で、喫煙、不健康な食生活、運動不足をなくすと心臓病リスクが軽減されることは分かっていたが、どれぐらい寿命に差が出るのかを調べた研究は少なかった。
英オックスフォード大学(Oxford University)の研究チームは約1万9000人の男性公務員を対象に調査を実施した。被験者から各自の病歴、生活様式、喫煙習慣について詳細な情報を提供してもらい、医師が被験者の体重、血圧、肺機能、コレステロール値、血糖値を測定した。
その結果、最初の調査時に喫煙、高血圧、高コレステロールの3つの要因を持っていた被験者は、そうでない被験者と比べて、心疾患の病気で死亡する確率が2~3倍高く、寿命が10年程度短い傾向があることが分かった。
過去10年間で多くの先進国では致死性の脳卒中や心臓発作を起こす人の割合は約25%減少しているが、健康上のリスク要因はそれほど減っていない。アメリカ心臓協会(American Heart Association)の統計によれば、米国では1999年以来、管理不良高血圧の患者数は16%、高血中コレステロールの患者数は19%、喫煙者は約15%しか減っていない。
AFPBB News  09/9/19

生活習慣と寿命年数の関係を調査した結果は始めてみました。10年という寿命の違いは大きいですね。日本では、高血圧患者、高血中コレステロールの患者数とも増加していますし、喫煙者も成人男性で約4割と世界で高水準にあり、女性喫煙者はここ3年増加しています。10年も寿命が短くなるというのなら、タバコだけでも減らしたりやめるように心がけたいものです。
店長

2009年9月20日 (日)

コラム278 勤務医9%、心身の疲れ「深刻」 


日本医師会調査病院勤務医の9%が、心身に疲れの兆候がみられ、医学的にメンタルヘルスの支援が必要な状態にある、という調査結果を2日本医師会が公表した。背景に、休日返上の長時間勤務など、勤務医の厳しい労働環境がある。
調査は、同会の勤務医の会員約8万人のうち、1万人(男性8千人、女性2千人)を対象に郵送で実施。3879人から回答を得た。
寝つきの悪さや、食欲の有無、集中力の低下など、精神的な疲れをみる16項目の回答を点数化した。その結果、9%が中程度以上の深刻な状態にあり、メンタルヘルスの支援が必要だと判定された。1カ月の休日は4日以下が46%。8日以上は男性が18%、女性で32%。病院の規模が大きいほど、睡眠時間が短く、休日も少ない傾向だった。53%は、自分の体調不良を「他人に相談しない」と答えた。理由として、「自分で対応できる」という自信や、「同僚に知られたくない」「自分が弱いと思われそう」と、孤立しがちな状況もうかがわせた。
朝日新聞 09/09/04

この調査では、6%の医師が死や自殺について考える・・・・こんなショッキングな結果も浮き彫りになっています。また、約45%の医師が「患者や家族からの不当なクレームやトラブルがあった」と答えています。心の支えが必要なのは、患者の方だけではなく、治療する医師にも必要なのです。患者の方も、「お医者様も大変なんだ」という気持ちを心のどこかに持っておくべきではないでしょうか。医師と患者が支え合う医療、そういう関係が昔は存在していたような気がします。
店長

2009年9月19日 (土)

コラム277 なくそう・減らそう糖尿病:回復の軌跡、絵本に


病気とうまく付き合えずに摂食障害を併発した1型糖尿病の女性が、立ち直るまでの心の軌跡をまとめた「糖尿病 こころの絵物語」が出版された。女性が治療中に揺れ動く気持ちを描いたイラストに、主治医の瀧井正人・九州大病院講師が解説などを付けた。
イラストを描いたのは茨城県守谷市の増田さゆりさん(27)。血糖値を下げるホルモン「インスリン」の分泌ができなくなる1型糖尿病を15歳で発症。厳しい食事制限や運動療法に懸命に取り組んだが、周囲の病気への無理解などに傷ついた。過食を繰り返すうちに体調を崩し、20歳で九州大病院心療内科に入院した。
増田さんは入院中、治療の一環として自分に向き合うために絵で自分の気持ちを表現した。本には過食の発端や、糖尿病のすべてが嫌になり血糖記録用紙を自宅の窓からばらまく様子、糖尿病という怪物に押しつぶされ震えている自分の姿などが描かれている。なぜ過食するのか、自分と向き合ううち、生きる希望を取り戻す心情が表現されている。増田さんは「独りで悩む人に手にとってほしい」と話している。
毎日新聞09/09/04

このようなニュースを見ると糖尿病が恐ろしい病気であることを改めて感じます。患者の方々のご苦労は計り知れないものです。治療と同じくらい心のケアが大切だと思います。一人で悩む方も多いと思いますが、周りの方の心の支えが糖尿病の改善に大きな役割を果たすと思います。このような絵本が広まり、周りの方の理解が深まって、みんなで糖尿病患者を支える気運が高まることを祈ります。
店長

2009年9月18日 (金)

コラム276 糖尿病に脂肪老化が関与=新薬開発に期待-千葉大

脂肪組織の老化が進むと、血糖値を下げるインスリンの効き目が悪くなり、糖尿病を発症しやすくなることを、千葉大医学部付属病院の南野徹助教らがマウスの実験で解明した。米医学誌ネイチャー・メディシン電子版で発表した。
日本人に多い2型糖尿病の患者でも、内臓脂肪が老化していることが判明。細胞の老化には、がん抑制遺伝子として知られる「p53」が関与しているため、p53の働きを制御する新たな糖尿病治療薬を開発できるかもしれないという。
細胞は分裂を繰り返すうちに、DNAの集合体である染色体を完全には複製できず、末端部分が徐々に短くなって老化する。
研究チームは、この染色体の末端部分を維持しようとする酵素が欠損したマウスを実験に使用。脂肪分が多い餌を与えると、インスリンの効き目が悪くなったが、これには脂肪組織の老化とp53の活性化が関与していた。
さらに、膵臓(すいぞう)から分泌されるインスリンが少ない2型糖尿病モデルのマウスを使い、脂肪組織でp53を働かないようにしたところ、インスリンの効き目が改善した。
時事ドットコム 09/09/02

内臓脂肪が蓄積すると糖尿病が進行しやすくなること、これは「メタボリックシンドローム」と呼ばれ、肥満が糖尿病の元であるという認識が広まりつつありますが、そのメカニズムに一部が明らかにされようとしていますね。関係する遺伝子が解明されていて、マウスの実験で効き目が確認されているので、将来は新しい薬ができる可能性がありますね。
店長

2009年9月16日 (水)

コラム274 国民医療費は過去最高の34兆円超


厚生労働省は、2007年度に病気やケガの治療のため医療機関に支払われた医療費(国民医療費)が34兆1360億円だったと発表した。前年度より1兆84億円増えて(3.0%増)、過去最高を記録した。
医療費が国民所得に占める割合は9.11%で、国民1人当たりの医療費も過去最高の26万7200円(3.0%増)となった。
また、65歳以上の高齢者の医療費の割合は全体の52.0%を占め、1人当たりの医療費は65歳以上が64万6100円、65歳未満が16万3400円で、約4倍の格差があった。75歳以上の医療費は10兆893億円となり、初めて10兆円を上回った。
国民医療費が増加した要因として厚労省統計情報部は、人口の高齢化や医療技術の高度化などを挙げている。
一般診療医療費の傷病分類別で、もっとも多かったのは高血圧、虚血性心疾患、脳血管疾患などの「循環器系の疾患」5兆4353億円だった。次いで「新生物(がん)」3兆716億円、「腎尿路生殖器系疾患」2兆1389億円、「呼吸器系疾患」2兆1191億円と続く。
65歳未満は「循環器系の疾患」「新生物」「呼吸器系の疾患」の上位3傷病で34.5%であるのに対し、65歳以上では「循環器系の疾患」だけで28.7%を占め、これに「糖尿病」を加えると33.7%を占める計算になる。
日本生活習慣病予防協会2009.09.03

記事にもあるとおり、医療費が増加した原因の一つは高齢化が大きいと言えるでしょう。2007年度の都道府県別1人当たり老人医療費がもっとも低かったのは長野県で、もっとも高かったのは福岡だったそうです。長野県は、最近男性の平均寿命が1位になるなど、健康長寿の県というイメージがありますね。
長野県の長寿の秘訣は以下の3点だと言われています。
1.地元の食材「きのこ」「そば」「葉野菜」を豊富に取り入れた和食をよく食べる。 (特に高齢者)
2.健康診断・人間ドックの受診率が高い。
3.農業などに就労して社会参加する元気な高齢者が多い。
店長

2009年9月14日 (月)

コラム272 人生に絶望、動脈に伝わる? 「脳卒中などの危険」説

人生に絶望する気持ちがあると、頸動脈(けいどうみゃく)に病変が起き、脳卒中や心臓病を起こす危険が高いことが米ミネソタ大の研究でわかった。米心臓協会の医学誌「ストローク」の最新号に論文が掲載された。
研究チームは、循環器病にかかったことがない中高年女性559人を対象とした研究で、人生に対して前向きかどうかを質問。この回答と、超音波検査で測った頸動脈の壁の厚みのデータを分析した。
頸動脈は脳に血液を送る血管。動脈硬化で壁が厚くなると、脳卒中などの原因となる血栓ができやすくなる。
分析の結果、人生に最も前向きな集団と、最も絶望感が強い集団とでは、壁の厚みに0.06ミリの差があった。研究チームは「この差は、臨床的に重要である可能性があり、絶望感が強い集団は将来、心臓病や脳卒中になる危険が高い」と分析している。
絶望感と頸動脈の壁の厚みとの間の生理学的な関係ははっきりしていないが、研究チームは、絶望感が強い人にはカウンセリングなどを勧めている。
朝日新聞 09/9/3

人間の心理と病気の関係に関する研究はたくさんあります。有名なのは、「タイプA」というグループは脳梗塞や心疾患を起こしやすいというもの。「タイプA」とは、性格面では競争的、野心的、精力的、何事に対しても挑戦的で出世欲が強い人です。昔からこのような人は、高血圧や糖尿病、脂質異常になりやすいと言われていました。「タイプA」の人はもともと病気になりやすいのに、人生に失敗して絶望感を抱いてしまうと、さらに拍車がかかってしまうのでしょう。日本人には「タイプA」の人は多いと言われています。責任を持って前向きに生きることは大事ですが、リラックスすることも必要ですね。
店長

2009年9月12日 (土)

コラム270 高齢糖尿病患者では抗精神病薬を避けるべき

抗精神病薬を服用している高齢糖尿病患者では、血糖値の上昇、もしくは高血糖による入院リスクが増大するとの知見が、米医学誌「Archives of Internal Medicine」に報告された。
認知症やその他の症状に対して、抗精神病薬を処方される高齢者は増加傾向にある。カナダ、トロント大学臨床評価科学研究所の「3月の間に抗精神病薬の服用を開始した66歳以上の糖尿病患者1万3,817例を対象にした研究結果」によると、抗精神病薬による治療開始時期と、高齢患者が代謝不全(代謝バランスを特に崩しやすくなる)を来す危険時期がほぼ同時期であった。「抗精神病薬の新規使用は高血糖による入院の有意な増加と関連が認められた。これは糖尿病治療とは独立した関連であり、特に抗精神病薬療法の導入初期に入院率が高かった」と研究者は述べている。
神経伝達物質のドパミンが血糖値のコントロール維持に役割を果すことが他の研究で示唆されていることから、抗精神病薬を初めて使用する患者では、このシステムに破綻が生じ、高血糖がもたらされると考えられる。
糖尿病ネットワーク 09/08/27

一般的に精神病の薬は、作用の強い「抗精神病薬」と、作用が穏やかな「精神安定薬」に分かれます。作用の強い「抗精神病薬」の多くには、血糖値上昇の副作用があると言われています。食欲が増し、食べる量をコントロールしにくくなって、体重や血糖値の管理が難しくなるそうです。糖尿病や糖尿病予備軍の方が精神病の薬を医師から処方してもらうときは、よく相談した方がいいでしょう。
店長

2009年9月11日 (金)

コラム269 いっぱい食べても脂肪抑える化合物発見 京大教授ら


京都大の上杉志成(もとなり)教授(ケミカルバイオロジー)らは、細胞内で脂肪の合成を抑える化合物を発見した。過食で肥満になるマウスにこの化合物を与えたところ、体重の増加や血糖値の上昇を抑え、脂肪肝になるのを防いだ。糖尿病や脂肪肝などの治療薬の開発につながる可能性がある。
上杉教授らは、米ベイラー医科大、東京大と共同で、がんを抑える作用があるとされていた化合物の働きを詳しく調べた。この化合物を細胞にかけると、働きが落ちる遺伝子が多数あり、その多くが脂肪合成にかかわることに注目。食欲が減退せず肥満になるような遺伝子異常のあるマウスに4週間、この化合物を注射した。
その結果、えさを同じだけ食べても、注射をしなかったマウスに比べて体重は12%少なく、血糖値は70%低かった。注射をしないマウスは脂肪肝になるが、このマウスの肝臓は正常だった。
この化合物をファトスタチンと命名。細胞には糖から脂肪を合成する際に必要な多数の遺伝子のスイッチを入れる「親玉遺伝子」があり、ファトスタチンはこの親玉遺伝子の働きを阻害することがわかった。
「肥満になる過程でファトスタチンの効果をみたが、肥満になった後にも効果があるかどうか調べたい」と上杉教授は話している。
朝日新聞 09/8/28

研究では、「過食で肥満になるマウスに、この化合物を与えたところ、体重の増加や血糖値関連数値を抑え、脂肪肝になるのを防いだ」というのです。これがマウスだけでなく、人間でも効果があると認められれば、糖尿病や脂肪肝などの治療薬の開発に、つながる可能性がありますね。薬として承認されるためには、解明しなくてはいけない事がまだまだたくさんあると思います。時間はかかると思いますが、体重をうまくコントロールして、メタボリックシンドロームや生活習慣病を予防できる「新しい薬」が開発されることを期待しましょう。
店長

2009年9月 7日 (月)

コラム265 婦人科疾患:「不安」9割、「症状あり」5割なのに…働く女性 正しい知識1~2割


首都圏で働く女性の9割以上が、子宮筋腫など良性の婦人科疾患に不安を感じていながら、具体的な症状や治療法について正確な知識を持っている女性は1~2割にとどまることがアンケートで分かった。
調査は今年6月、首都圏の20~40歳代の働く女性500人にインターネットで実施した。
女性特有の疾患には、子宮筋腫、子宮内膜症、卵巣嚢腫(のうしゅ)などがあり、妊娠・出産にも影響を及ぼす恐れがある。一方、最近は出産の高齢化や不規則な生活によって患者が増える傾向にあり、子宮にできる良性腫瘍(しゅよう)である子宮筋腫は、成人女性の3~4人に1人が発症するといわれる。
調査では、婦人科疾患に不安を感じたことがあると答えた女性が93・2%に達した。さらに、生理痛の悪化や生理期間の長期化、出血量の増加など、婦人科疾患が疑われる自覚症状を持つ人も50・6%と半数を超えた。特に、30歳代は58・1%と多かった。
ところが、婦人科疾患の病名と症状、治療法を知っている女性は、子宮筋腫が20・6%、子宮内膜症が13・4%、卵巣嚢腫が11・2%にとどまった。
2009/07/24 毎日新聞

国の少子化対策の一環で、婦人科検診を若い女性にすすめることも必要ではないかと思います。結婚や妊娠を機に仕事を辞める女性は減り、産休をとって仕事を継続する方が増えています。女性が働きながら、出産と仕事を両立させるためには、婦人科疾患に対する不安を取り除くことが大切ではないでしょうか?なかなか正しい知識が得られず、そのまま放置される可能性もあります。国レベルで医療対策が打たれることを望みます。
店長

2009年9月 6日 (日)

コラム264 早寝早起き朝ごはん♪ ガチャピンもPR


子供の生活習慣づくりのため文部科学省が推進する「早寝早起き朝ごはん」国民運動の普及大使に、フジテレビの子供番組のキャラクター、ガチャピンとムックが選ばれ、塩谷立(しおのや・りゅう)文科相から正式に任命された。
文科省が国立オリンピック記念青少年総合センターで開いた研究フォーラムでは、川島隆太東北大加齢医学研教授が「朝食がパンやご飯だけでおかずがなければ、朝食抜きの場合と脳の働きは変わらない」とするデータを示し、「おかずがない朝食は朝食とは呼べない」などと説明。陰山英男立命館大教授ら専門家が活発な意見を交わした。ガチャピンらは今後、全国キャラバン隊などで幼稚園や小学校などを回り、「早寝早起き朝ごはん」の普及に努める。
goo.ニュース 09/8/1

厚生労働省の国民健康・栄養調査によると、朝食の欠食率は20代一人暮らしの方では約50%でした。また、朝食の欠食が始まったのは、男女とも「小学生ごろから」という回答が増加しています。朝食を摂らないと、糖尿病やメタボリックシンドロームが早期に進行しやすくなることがわかっています。まず親が子供と一緒になって取り組むことが大事ですね。ガチャピンとムックの活躍にも期待しましょう。
店長

2009年9月 5日 (土)

コラム263 壮年期の高コレステロール、認知症を発症しやすいと 米研究


壮年期の血中総コレステロールが高い人ほど、血管性認知症やアルツハイマー型認知症の発症率が高くなるとの研究結果を、米カリフォルニア州オークランドのカイザー・パーマネンテ医療研究所が明らかにした。
これまで、血中コレステロール量と、心疾患や脳疾患との関係は調査されていたが、コレステロール量が「境界域」と呼ばれるやや高めの値でも、認知症の発症リスクが関係していることを確認したのは初めて。
同研究所は約1万人の患者を40年にわたって継続的に調査。調査開始時の患者年齢は40─45歳だった。
その結果、血中総コレステロール量が血清1デシリットルあたり240ミリグラム以上の「高コレステロール」の場合、アルツハイマー型認知症の発症リスクは66%、200─239ミリグラムの「境界域」では25%、それぞれ上昇していた。
米心臓協会(AHA)によると、米国人の1億600万人以上が、血中コレスレロール量が境界域と見られている。
同研究所は、コレステロール量を減少させるためにはまず、日常の生活習慣を見直すことが必要だと指摘。適度な運動を毎日行い、ストレスを抱えず、栄養バランスを考えた食事が必要だとしている。
CNN japan 09/8/5

コレステロールは本来、体になくてはならない成分です。細胞再生やホルモンの材料に使われる必須成分です。脳に関しても、脳の細胞膜をつくる成分のひとつで、コレステロールが不足すると、細胞膜が正常に機能しません。ところが、血中コレステロールが多すぎると、脳に悪影響があることも明らかになっています。脳の働きとコレステロールには、かなり深い関係がありそうですね。
店長

2009年9月 4日 (金)

コラム262 奄美の3兄妹、合計295歳!長寿の秘訣は「争わない」

奄美で育った3兄妹が合わせて約300歳になった祝いが4日、鹿児島県奄美市で催された。黒木トミさん(88)、里農吉さん(107)、里南海蔵(なみぞう)さん(100)の3人。
今年、南海蔵さんが100歳になったのを記念し、3人の子、孫、ひ孫計55人が企画。友人や仕事仲間ら200人が祝福した。長寿の秘訣(ひけつ)は「争わないこと」という。
奄美群島はかつて世界最高齢の男性と女性を出したこともある。農吉さんの長男の泰慶さん(67)は「このまま長生きして3人とも世界最高齢になってくれたら」。
朝日新聞 09/8/5

元気で長生きという奄美の3兄妹の方々には脱帽ですね。昔から奄美諸島は長寿で子宝の地域として有名です。鹿児島県のホームページをのぞいてみたら、その秘訣が掲載されていました。その一つは、奄美でとれる食材をたくさん食生活に取り入れていることです。ホームページでは、長寿に関わる特産食材として、いらぶち,かつお,赤うるめ,ぶり,昆布といった海の恵み、それから、にら,大根葉,大根,いもづる,とうがん,葉にんにく,はんだまといった大地の恵みが紹介されています。また動物性たんぱく質として島特産の豚肉もよく食べられています。ホームページでは「かつおのタルタルステーキ」や「マダ汁」などおいしそうな、長寿レシピも紹介されています。
店長

2009年9月 2日 (水)

コラム260 小児期に乳製品やカルシウムを多く摂取した人は寿命が長い

65年間にわたる長期研究で、小児期にカルシウムおよび乳製品を多く摂取している人は、脳卒中が少なく寿命が長いことが明らかにされ、医学誌「Heart(心臓)」オンライン版に掲載された。心疾患の危険因子(リスクファクター)は小児期から始まるが、乳製品の影響に関するエビデンス(科学的根拠)は少ない。成人期に飽和脂肪やコレステロールを多く含む全乳、バター、チーズなどを摂取すると心疾患の一因となることも数々の研究から示されている。
今回の研究では、オーストラリア、クイーンズランド医学研究所のJolieke van der Pols氏らが、英国の1,343家庭の小児に関するデータを収集した。いずれの家庭も1937~1939年に実施された食事と健康に関する調査に参加しており、このうち4,374人について成人後の健康状態を1948年から2005年まで追跡。2005年までに1,468人が死亡した。
研究グループは主に脳卒中および心血管疾患による死亡に着目し、乳製品の摂取と死亡率との関係および個々の乳製品と死亡率との関係について調べた。その結果、乳製品と冠動脈性心疾患(CHD)ないし脳卒中による死亡とを結びつける明らかなエビデンスは得られなかったが、1930年代にカルシウムを多く摂取した子どもは脳卒中による死亡リスクが低く、乳製品またはカルシウムの豊富な食事を摂っていた子どもは、成人後のあらゆる原因による死亡率が低いことが判明した。
Health Day News 09/8/6


国民健康・栄養調査の結果によると、ほとんどの年代で日本人のカルシウム摂取量の平均値は、摂取基準の目安量を下回っています。カルシウムは、骨や歯の形成に必要な栄養素であることはよく知られていますが、脳卒中や心筋梗塞の発症にも関係しているという結果には驚きました。子供の頃にカルシウムを摂ることが大切なんですね。幼児の頃から牛乳を飲む習慣を子供につけることが大切です。私の実家は和食中心だったので、牛乳はほとんど飲みませんでした。小学校の給食の牛乳が嫌いだったことをよく覚えています。だから我が子には飲んでもらいたいと思います。あとは子供の好きなヨーグルトやチーズでカルシウムを補給することもいいと思います。
店長

2009年8月30日 (日)

コラム257 喫煙者、4人に1人下回る


健康志向による「たばこ離れ」が加速している。日本たばこ産業(JT)が発表した2009年の「全国たばこ喫煙者率調査」によると、成人男女でたばこを吸う人の割合を示す喫煙者率は前年より0.8ポイント低い24.9%となり、14年連続で最低となった。初めて4人に1人を下回った計算だ。10年前の1999年調査では33.6%だった。
読売新聞 09/08/15

10年間で、「3人に1人の喫煙者」が「4人に1人」に減ったということですね。日本たばこ産業の調査によると、前年との比較では、女性禁煙者が「-1.0%減」で、男性が「-0.6%減」と、女性の方がたくさん減少したようです。何回挑戦しても失敗してしまう・・・・という方も多いのでは?禁煙を成功させるコツは「禁煙の動機をしっかり持つこと」だと言われています。女性の方が、動機をしっかり持ち、強い意志を持って禁煙に挑むのではないかと思います。
店長

2009年8月28日 (金)

コラム255 性ホルモンたんぱく質が2型糖尿病の予測因子に


体内で性ホルモンを搬送し活性化するたんぱく質、性ホルモン結合グロブリン(SHBG)が2型糖尿病の発症リスクの予測因子となることが新しい研究で判明し、米医学誌「New England Journal of Medicine」オンライン版に掲載された。
SHBGは血液中のテストステロン(男性ホルモン)およびエストロゲン(女性ホルモン)の濃度を制御するたんぱく質である。SHBG値が低いと2型糖尿病発症リスクが高く、研究グループは、このたんぱく質が2型糖尿病の発症にも関与していると考えている。
米カリフォルニア大学ロサンゼルス校の研究では、1993年に米国で開始された大規模心血管研究である「女性健康調査」に参加した閉経後の女性718人(このうち糖尿病患者359人)のSHBG値を調べたほか、同様の大規模研究「医師健康調査II」に参加した男性340人についても検討した。
SHBG値は、従来の危険因子や、最近用いられるHbA1C値やC反応性たんぱく(CRP)値などよりも、2型糖尿病リスクの予測に優れているという。
NIKKEI NET アメリカ09/8/13

米国では、性ホルモンと糖尿病の関係について研究が多くされているようです。米国のジョーンズホプキン大学では、男性ホルモンの量が正常より低めの男性は、糖尿病を発症しやすいことがわかっています。また、女性の場合も閉経後に女性ホルモンが減少すると糖尿病が進行しやすくなるそうです。カリフォルニア大学サンフランシスコ校の研究では、女性がホルモン療法を行うと糖尿病を発症しにくくなることがわかっています。男性も女性も性ホルモンと2型糖尿病進行には関連があるようです。これを利用して、糖尿病を早期発見できる検査指標ができればいいですね。
店長

2009年8月26日 (水)

コラム253 社員の健康増進 ダイエット成功報酬3万円


社員の健康づくりを後押しするユニークな新制度「ダイエット成功報酬」を導入した企業がある。中古のゲームソフトなどのリサイクル店を展開するサンセットコーポレイションだ。全社員(7月時点で183人)に受診を義務付けている毎年10月の社内健康診断で、体格を示す国際的な指数のBMIが「肥満」と判定された人を対象に、ダイエットに挑んで次回の受診時に「標準」に到達すれば3万円を支給する仕組み。BMIとは体重(キログラム)を身長(メートル)の2乗で割った数値。日本肥満学会の診断基準によると、その値が25以上で「肥満」に該当する。新制度では該当者が標準体重(BMI25未満)に達すれば「ダイエット成功」と認定し、報酬を支払う。
前回の健康診断(昨年10月)の結果、全社員に占める「肥満」者の比率は27.6%に達した。若手社員が中心の同社にとって男女構成(男性89.6%)を考慮した場合、厚生労働者の「平成19年国民健康・栄養調査」の21.3%(20~29歳男性)との比較でも大幅に高く、生活習慣病の元凶となる肥満の解消に積極支援が必要と判断した。
同社によると「店舗の多くは深夜2時までの営業。おかげで社員の生活習慣や食生活も乱れがちで肥満傾向にある人も多いのでは」とみている。約2カ月後に迫った次回健康診断に向け、肥満と判定された社員からは「絶好のきっかけになった」と“ダイエット宣言”が相次いだ。「ひとつ前の駅で降りて徒歩通勤」「間食を完全に断った」といった努力も盛り上がりをみせているという。
フジサンケイ・ビジネスアイ 09/08/19

誰でもそうだと思いますが、何らかのご褒美があれば、やる気になりますよね。それが健康や美容につながることなら、なおさらです。米国 ペンシルベニア大学の研究チームによると、報酬があると減量を楽に感じる人が多くなり、成功率も上がるそうです。企業がこのような制度を実施することは、すごいなぁと思います。こういう会社はなかなかないですね。簡単にやってみるには、家族や知人同士で報酬の話をしてみてはいかがでしょうか?奥様の肥満が気になるなら、「○kgやせたら、家族旅行に行こう!」などとご夫婦で話し合ってみては?
店長

2009年8月25日 (火)

コラム252  冷汁

みなみさん

毎日暑い日が続きますね。

暑い日が続くと、ついつい食欲が落ちて夏バテ気味に・・・・・。

今日は夏バテを解消すべく、昼食に「冷汁」を作ってみました。

冷汁と言えば宮崎の夏の郷土料理。

アジなどの魚を入れたり、焼いた味噌を入れたり、各家庭によって作り方もさまざまなようです。

我が家の冷汁は、簡単でシンプル!!

余った具のない味噌汁に、長芋のすりおろしと塩もみしたキュウリを入れて麦ご飯にかけます。

そして青シソ、ミョウガ、ゴマをたっぷりトッピングして出来上がり。

暑い日にはピッタリのさっぱりした味です!!

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2009年8月23日 (日)

コラム250 「子供の知能指数、大気汚染が影響」…米コロンビア大調査

妊婦が自動車の排ガスなどの大気汚染にさらされると、生まれてくる子供の知能指数(IQ)が低下するとの調査結果を米コロンビア大がまとめ、発表した。
研究チームは、ニューヨーク市に住む妊婦に機器を身に着けてもらい、日々さらされている大気汚染の程度を測定した。5年後、249人の子供のIQを知能テストで計測した。いずれも喫煙しない家庭だったが、大気汚染の程度が高かったグループと低かったグループの間で、IQに4ポイント以上の差が出た。
研究チームは「学校での成績などに影響しうるほどの違いだ。大気汚染に対する警鐘となる」としている。
読売新聞 09/8/10

20世紀後半、世界の自動車台数はうなぎのぼりに増え続け、21世紀の現在、7億台を超えているそうです。低公害車(エコ・カー)の登場で、自動車の排気ガスが健康や地球環境に大きな影響を与えていることが一般の方にも広まりました。自動車を利用する私たちに責任があるのだということを感じずにはいられません。
店長

2009年8月22日 (土)

コラム249 「ご近所力」で孤独死を防ぐ

夏休みの帰省シーズンを迎え、古里で待つ高齢の親を思う人も少なくないだろう。お年寄りの孤独死が、増えているという。高齢者が多く住む団地では、孤立させないための先駆的な取り組みが広がりをみせている。
約270棟が立ち並ぶ埼玉県草加市の草加松原団地にある喫茶室。7月28日の昼時、三遊亭春馬さん(42)がお年寄りを前に落語を披露していた。美術館の小話。鑑賞していた女性が係員に「これが美人画だなんて!」と怒って詰め寄る。係員が言いにくそうに答える。「いえ、それは鏡です……」。ドッと笑い声が上がる。団地で育った春馬さんは2か月に1回、けいこを兼ね落語会を開く。この日集まった18人の大半が一人暮らしだ。
47年前に入居が始まり、今は約3200世帯約5800人のうち3分の1が65歳以上。この3年で十数人のお年寄りが孤独死した。住民らのボランティア「野ばら会」が、団地に喫茶室を開いたのは2年前。1杯100円でお代わり自由のコーヒーを飲みながら世間話をして、お年寄りが閉じこもるのを防ぐ狙いだ。
野ばら会の小堀弓里子さん(72)は、「喫茶通いで体力がついたのか、自転車に乗れるようになったお年寄りもいるんです」と話す。落語会は、活動を知った春馬さんが「古里のためになるのなら」と快く引き受けてくれた。
最前列で腹を抱えて大笑いしていた江口良策さん(79)は妻に先立たれ、1年前に大動脈瘤(りゅう)の手術を受けた。喫茶室と落語会の常連となり、「住民同士おしゃべりするだけで元気になる。プール通いも始めた。笑い過ぎて死なないようにしなきゃ」と冗談を飛ばした。
千葉県松戸市の常盤平団地は、緊急通報網「孤独死110番」を始めたことで知られる。きっかけは8年前の孤独死。自治会長の中沢卓実さん(75)は「行政に頼らず何とかしようという住民の情熱が力になった」と話す。
「人間関係を地図にする」取り組みが始まっていた。近所の人の変化に気づくように、顔見知りの世帯を線で結んで住宅の図に落とし、一人暮らしかなども書き込む。全世帯をクモの巣のように結ぶのが目標だ。
読売新聞 09/8/8

東京都の調査によると、孤独死の数は2007年には東京23区で5489人で、04年と比べて26・5%増えたそうです。記憶に新しいのは、女優の大原麗子さんがご自宅で死後約2週間経って、遺体で発見されたケースです。とても悲しいニュースでした。上記の記事にある草加市や松戸市のような地域の取り組みが広がることを願ってやみません。
店長

2009年8月21日 (金)

コラム248 食事+有酸素運動+筋肉トレーニング 「三位一体」でメタボ対策を


筑波大大学院の久野譜也准教授は、東京都立川市で開かれた「第1回東京臨床糖尿病運動療法研究会」で、「メタボリックシンドローム予防における運動指導の最前線-有酸素性運動+筋力トレーニングの重要性-」と題して特別講演を行い、食事コントロール、有酸素運動、筋力トレーニングの3つを組み合わせた指導の重要性を訴えた。
また、生活習慣病予防のための運動プログラムは、個別プログラムが基本と強調。医師のメディカルチェックを経るなどした安全性、効果を伴う個別の運動プログラムの必要性を強調した。久野氏はさらに、▽食事コントロール▽有酸素運動▽筋トレによる筋肉づくり-を組み合わせた「三位一体」を原則とするよう呼び掛けた。
また、有酸素運動についても、体重抑制、内臓脂肪の効率的な燃焼などの効果があるものの、「筋肉の維持に関して(ウオーキングは)効果がゼロ」と断言。「運動の基本は、有酸素(運動)と筋トレの両方を組み合わせた運動処方をしなければならない」と指摘した。
医療介護CBニュース 09/8/10

最近は、運動療法に筋肉トレーニングを取り入れて指導する医療機関が増えてきました。筋肉をつけた方が、血糖値や血圧が安定しやすいと言われています。また一説によると、寝たきりにつながる可能性のある転倒の原因の一つに、足腰の筋肉の衰えが指摘されています。 イスに座って足を上げ下げしたり、水の入った500mlのペットボトルを手に持って上げ下げしたりと,、高齢の方でも簡単にできる筋肉トレーニング方法が研究されていますね。保健所主催の「高齢者向けの筋肉トレーニング教室」といった講習会が各地で開かれているようです。高齢者の方が筋肉トレーニングを始める場合は、必ず病院や保健所などで相談してください。
店長

2009年8月19日 (水)

コラム246 自動券売機で気軽に健診 北海道・小樽の病院、10分で検査

北海道小樽市 北海道小樽市の市立小樽病院は、気軽に健康診断を受けてもらおうと、自動券売機で検査券を購入し、気になるところをチェックする「プチ健診」を始めた。
保険証や初診料は不要で、受診者は病院のロビーに設置された券売機で「コレステロール」「お酒の飲み過ぎ」「貧血」など、気になる部分に応じて500~1500円の検査券を購入。申込書に名前や住所を記入し、採血を受ける。
これまで1時間以上かかった検査が約10分で受けられ、結果は医師のコメントとともに約1週間後にメール便で届けられる仕組み。
今後、血液以外の検査の導入も検討中で、担当者は「待ち時間がなく、価格も手軽。日常の健康管理に役立ててほしい」と話している
産経新聞 09/8/12
「町のクリニックで500円のメタボ健診が受けられる」 「献血すると無料で生活習慣病の検査値がわかる」・・・と簡単に健康状態をチェックできる場所が増えてきました。忙しいビジネスマンや家事・子育てに追われる主婦の方にはうってつけではないでしょうか?特にメタボ健診が義務になっていない、20代30代の方々に利用していただきたいですね。早め早めに、健康状態をチェックするのが生活習慣病予防のポイントです。
店長

2009年8月16日 (日)

コラム243 牛乳を飲む人で心臓病などの死亡リスクが低下


牛乳をよく飲む人では冠動脈性心疾患などの死亡危険が最大で15-20%低下するという知見が欧州で発表された。
英国の研究グループは、食品の連鎖と健康との関わりを調査するために、牛乳の摂取に関する324の研究を調査し、心疾患、脳卒中、糖尿病、がんなどの慢性疾患との関連を検証した。
「牛乳の摂取と心疾患や脳卒中、結腸直腸がんによる死亡は関連があることが示された。冠動脈性心疾患、心臓発作、結腸直腸がんの死者数を考慮したところ、こうした病気による死亡リスクは牛乳の摂取により有意に低下した。」と研究者は述べている。
牛乳やヨーグルトといった乳製品には蛋白質やカルシウム、ビタミンD、カリウムなどの栄養成分が多く含まれる。
牛乳はカルシウムの供給源として優れた食品であり、カルシウムとビタミンDを摂取することで骨折の危険性が下がる。牛乳など乳製品の摂取が骨量(骨密度)を増やし、骨折率の低下に良い影響を与えることを示した研究は多い。研究者は「骨の成長と健康は体にとって重要だ」と指摘している。牛乳の摂取は生活習慣病の減少につながり、医療費の縮小に役立つ可能性があるという。
日本生活習慣病予防協会 09/07/23

「牛乳は健康的な飲み物だ」という意見と、「牛乳を飲み過ぎると体に良くない」という意見・・・世間には賛否両論があるようです。上記の調査結果では、少なくとも「欧米人において、牛乳の摂取が心疾患、心臓発作、結腸直腸を減らすであろう」ということはわかっています。私は「これは体にいい」とか「これは悪い」とか決めつけるのではなく、多くの食品を偏らずバランスよく摂ることが大事だと思っています。牛乳は長年親しまれてきた飲み物であることは確かです。長年食されてきた食品は、安全であり、貴重な栄養源なのです。食生活に中に多くの食品の一つとして、牛乳をうまく取り入れることが大切だと思います。
店長

2009年8月15日 (土)

コラム242 高カロリーのアイスコーヒー飲料に注意 英国で調査


コーヒーショップで売られているアイスコーヒーの多くは一般に知られている以上に高カロリーであり、食事1回分に相当するカロリーが含まれる場合があるので注意が必要と、英国の世界がん研究基金(WCRF)が警告している。
WCRFは英国内の大手コーヒーチェーンであるスターバックスやカフェ・ネロ、コスタ・コーヒーなどが販売しているアイスコーヒー飲料を対象に調査を実施した。英国人が健康的な体重を維持するために必要な1日当たりのエネルギー摂取量は男性が2500kcal、女性が約2000kcal程度。一方で、調査したアイスコーヒーのうち、もっとも高カロリーだったものは561kcalあり、450kcal以上のものも多く、ほとんどが200kcal以上あったという。
温度が低いと甘味を感じにくくなるので、アイスコーヒーには多くの砂糖を入れ甘味を強くして飲むことが多い。コーヒー飲料そのもののカロリーは多くないが、砂糖や脂肪分を含むミルクを入れると高カロリーになる。販売されているアイスコーヒー飲料には、ホイップクリームやフレーバーシロップを入れ、さらに高カロリーになっているものがある。ホイップクリームを取り除くことで561kcalから288kcalに抑えられた例なども紹介している。
日本生活習慣病予防協会 09.07.27
昔と比べると、コーヒーの飲み方も変わりましたね。ミルクを多めに入れたり、ホイップクリームをトッピングしたり・・・・オフィス街ではコーヒーショップのカップを手にしたOLの方が歩いている風景はごく当たり前になりました。私のように「男は黙ってブラック!」という発想はオジさん的なんでしょうか??記事から推測すると、こうした飲み物に含まれるカロリーが、女性の1日のエネルギー摂取量の4分の1以上に相当することになりますね。これは確かに高カロリーです。コーヒーを飲むときは、クリームやシロップを少なくし、ミルクを使うときは脂肪の少ないスキムミルクを利用するといった注意が必要ではないでしょうか??
店長

2009年8月14日 (金)

コラム241 ドクターヘリの24時間運用開始 埼玉県、夜間は防災ヘリ利用


埼玉県は28日、医師と看護師が搭乗して急患を搬送する「ドクターヘリ」の24時間運用を始めた。日中の専用機の運航に加え、夜間から早朝は防災ヘリを利用する全国初の試み。
夜間に通報があると、県防災航空センター(川島町)から離陸した防災ヘリが、埼玉医大国際医療センター(日高市)で医師らを乗せて現場に急行。ヘリポートで患者を収容した後、医療センターに戻る。
医師と看護師を提供する医療センターで24時間化に伴う増員がないため、現場の医師からは「受け入れ態勢が不十分」との指摘もある。上田清司知事は記者会見で「人員不足の申し出があれば検討するが、今のところ(そのような要望は)ない」と話した。
共同通信 09/07/28

救命救急のために、医師や看護師を乗せて患者を運ぶドクターヘリ。救命救急を特集したテレビ番組で見かけますが、2008年度の出動回数は全国で計5635回だったそうです。ドクターヘリに登場によって、緊急を要する患者さんの救命率が格段に上がっています。現在、ドクターヘリの維持費等が問題になり、導入に関して慎重になっているのが現状のようです。しかし、ドクターヘリを導入することで、医療費がかえって減るという調査結果も出ています。ある調査では「交通事故で重症となった患者をドクターヘリで搬送すると、救急車で運んだ場合に比べて入院日数が4~18日短縮し、医療費も5~116万円安くなる。」という結果がでています。今は16都道府県での導入ですが、今後、全国にドクターヘリが配備されて、より多くの患者さんの命が救われること願ってやみません。

店長

2009年8月12日 (水)

コラム239 新型インフル、夏も衰えず 秋口の流行加速警戒


新型インフルエンザウイルスの発生が米保健当局などにより確認されてから数カ月。これまで確認されているだけで感染者は世界で15万人、死者は800人を超えた。米国とメキシコに始まった感染は冬を迎えたオーストラリア、チリ、アルゼンチンなど南半球にも拡大する一方、北半球でも衰えをみせておらず、実際の感染者や死者は確認数の何倍にも達している可能性が高い。
米疾病対策センター(CDC)など各国保健当局は、行楽シーズンが終わった夏休み明けに再開する学校や職場を介した一段の流行加速があり得るとみて、警戒を強めている。
新型インフルエンザの拡大を象徴するのは、日米を含む主要な感染国が感染者の全数把握を停止、世界保健機関(WHO)による定時集計もストップした事実だ。
WHOなどは「数字の把握よりも、患者の症状の悪化具合や拡大防止策の検討が重要」としているが、感染者数が急増したため、詳細(PCR)検査による感染確認をすべての感染疑い者に実施するのが先進国ですら物理的に不可能になり、確認数に注目する意味がほとんどなくなったのが最大の理由だ。
米疾病対策センターは、実際の世界の感染者数は調査の数より多く、既に全米の感染者は100万人を超えると推計、英保健当局もイングランド地方だけで過去1週間で10万人増えたとの見方を示している。
共同通信 09/07/24

新型インフルエンザが秋以降に大流行する可能性があると言われています。実際アメリカでは、大流行の非常事態を想定して、軍の機動部隊を組織して側面から支援する体制をとっています。過剰反応のようにも思えますが、過去の例から学ぶとそうとも言えません。
1918年のスペイン風邪大流行は最初、春に感染が始まりました。その後、夏にいったん収まった後、8月に第2派の流行が始まりました。結果、世界でなんと、約4000万人が死亡する事態となりました。それにスペイン風邪が流行した当初も、症状が軽いものだったのです。新型インフルエンザで一番怖いのは、ウィルスの突然変異といわれています。毒性や感染力は、いつでも突然変異で変わる可能性があるのです。夏から秋以降の世界的大流行に対して、当然警戒する必要があります。アメリカの対応はうなずけるものだと思います。
店長

2009年8月10日 (月)

コラム237 食欲増進ホルモン、お酒も進む 独などのグループ発表


食欲を増進させる効果などが知られるホルモン「グレリン」は、アルコールも飲みたくさせる――ドイツなどの研究グループが、グレリンにこんな機能があることを、マウスの実験で確かめた。将来のアルコール依存症の新薬開発につながる成果だ。米科学アカデミー紀要で発表した。
グレリンは空腹になると胃などから分泌されるホルモン。99年に発見され、食欲の増進のほか、成長ホルモンの分泌を促すことが知られていた。研究グループは、このホルモンを感知する受容体が、脳内の満足感を生じる「報酬系」と呼ばれる領域にもあることに注目。マウスの脳に直接グレリンを注射したときに、水とアルコールのどちらをよく飲むか調べた。
すると、グレリンを注射したマウスは、生理食塩水を注射したマウスに比べ、アルコールの摂取量が約1.45倍になった。受容体が働かないようにする薬物を与えたマウスや、受容体をなくしたマウスでは、グレリンを注射しても効果がなかった。グループはグレリンが食欲だけでなく、アルコールのような嗜好(しこう)性物質を求めるなどの役割があるのではないかとみている。
朝日新聞 09/7/29

空腹感や食欲を促している物質があることは、以前からわかっていました。でも、この物質が「お酒を飲みたい」という欲求も支配しているというのは驚きです。「将来、この研究成果がアルコール依存症治療薬開発のきっかけになるのでは。」と研究者は述べています。アルコール依存症は内臓疾患や生活習慣病を引き起こし、死に至る病気に発展する可能性が高いです。アルコール依存症は「不治の病」とも言われていますので、治療法が確立できれば健康維持にとって大きな進歩と言えるでしょう。また、この物質は冒頭に書いたとおり、空腹感や食欲を支配していますので、過食を防ぐ治療法開発の可能性ももっています。「食べ過ぎ」「飲み過ぎ」はダメだとわかっていてもなかなか止められないのが実情です。防止できる薬が早くできるといいですね。
店長

2009年8月 8日 (土)

コラム235 アジアの糖尿病人口 近い将来に2億人を突破

世界の糖尿病の人口は2007年の時点で2億4600万人、2025年には3億8000万人に増加すると予測されている。糖尿病対策は世界的な課題となっている。 国際糖尿病連合(IDF)によると、2007年時点で成人の糖尿病の有病率が高い地域は「東地中海・中東」が9.2%、米国など「北米」が8.4%、ドイツやロシアなど「欧州」が6.6%、インドなど「南東アジア」が6.5%だった。
日本が含まれる「西太平洋」は世界でもっとも人口の多い地域。13億の人口を抱える中国から5000人未満の太平洋の小さな島国まで39の国や地域がある。全体の糖尿病有病率は4.6%で、中東や北米、日本の6.4%に比べ低い。しかし、世界でもっとも糖尿病人口が増加しているのがこの地域だ。
IDFの発表によると、この地域の成人の総人口は14億7000万人で、世界の36%を占める。2025年には17億3000万人に増加すると予測されている。糖尿病有病率は現在も上昇しており、2007年の4.6%から2025年には5.7%に上昇するとみられている。糖尿病有病数も6700万人から9940万人に増加する。


糖尿病ネットワーク09/05/28

糖尿病は世界的に課題の大きい病気のようです。記事では紹介されていませんが、上記の患者数は有病者数であり、いわゆる糖尿病予備軍の数を含みません。予備軍まで含めると、とんでもない数字になることでしょう。糖尿病対策は、医療技術の進歩より個人の生活習慣改善に重点が置かれます。国の対策として、国民へのPRが大事であると思います。
世界一の人口大国である中国は、これから糖尿病が爆発的に増える可能性があると言われています。生活レベルの向上のため国内の都市部では糖尿病の発病者数が急激に増えているそうです。日本の約10倍の人口の国ですから、中国政府の対策は急務です。
店長

2009年8月 5日 (水)

コラム232 「メタボ」認知度9割 30代男性、朝食抜き増加 08年度食育白書

政府は、2009年版の食育白書を閣議決定した。メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)に関して「言葉も意味も知っていた」とする人は3月時点で89・3%と2年前(77・3%)より増え、政府が2010年度の目標値としていた「80%以上」を達成した。ただ、予防や改善のために適切な食事や運動を半年以上、継続している人は29・4%にとどまり、対策は不十分であることが浮き彫りとなった。
また、07年11月の調査では、生活習慣病につながるとされる「朝食抜き」の割合が高いのは30歳代男性(30・2%)や20歳代男性(28・6%)で、10年度の目標である「15%以下」とは大きく隔たっていた。女性も、20歳代(24・9%)、30歳代(16・3%)で朝食欠食率が高かった。
読売新聞 09/05/27
「わかっているけど、なかなか生活習慣を変えられない。」と実感している方は多いのではないでしょうか?中には、「何から始めたらいいのかわからない!」という方もいると思います。国をあげての健康対策ですから、具体的な実践方法をPRしてほしいですね。健診時の保健指導で、「食事や運動の改善が大事であること」が説明されているようですが、「指導」という形だけではなかなか生活習慣まで変えられないのが実情だと思います。なんらかの「動機付け」が必要だと思います。
店長

2009年8月 3日 (月)

コラム230 高齢者の栄養摂取基準を引き上げ 厚労省が5年ぶり改定

厚生労働省は、健康を保つために必要なエネルギーや栄養素の摂取量の基準を示す「日本人の食事摂取基準」を5年ぶりに改定、公表した。70歳以上の高齢者は身体活動レベルが「普通」の場合、現在の1日1850キロカロリーから同2200キロカロリーに引き上げる。同省は「70―75歳を対象とした調査報告で、健康で自立した高齢者の活動が活発だったため」としている。
また食塩は引き続き「減塩」を求めた。
改定した基準は2010~14年度、保健所や民間の運動施設などでの栄養指導と、学校給食や社員食堂の栄養管理の基礎として使われる。
日本経済新聞09/06/01

70歳以上でも健康で活動的な方はたくさんおられます。そのような方の1日のエネルギー必要量が男性で1850kcalというのは少なすぎたのでは?という印象です。50~69歳男性のエネルギー必要量が2400 kcalですから、70代になったら550 kcalも減るというのは不足気味ですね。病院で入院中に出される食事における栄養管理にも参考にされる基準だけに、高齢者の食事摂取基準は、ケースバイケースで使われるべきだと、記事を読んで思いました。
店長

2009年8月 2日 (日)

コラム229 子宮頸がん・乳がん検診に無料クーポン券を配布

厚生労働省は、子宮頸がんと乳がん検診の無料クーポン券を、検診対象年齢の女性約760万人に配布すると、公表した。両検診とも現在の受診率は20%前後だが、今年度補正予算で約216億円を投じ、受診率50%をめざす。配布対象は、子宮頸がんの場合、昨年4月2日から今年4月1日までに20、25、30、35、40歳になった400万人。乳がんは同時期に40、45、50、55、60歳になった約450万人。40歳の91万人は両方の検診対象となる。
クーポン券は全国の検診機関で使え、有効期間は半年間。本人の名前が記入されており、譲渡や売買はできない。各市区町村は6月末ごろまでに、対象者をリストアップし、早い自治体では夏ごろまでに送付される見通しだ。二つの検診は通常、市区町村が地方交付税を使って実施している。検診費用の自己負担額が無料の自治体もあるが、9割近くの自治体が各2000円以内にしている。政府は2年に1度の定期的な検診を勧めているが、70~80%が受診している米国や英国に比べ、20%前後と低い。慶応大の青木大輔教授(産婦人科)は「受診のきっかけを作る意味で良いと思う。ただ、単年度だけでは、不公平感が出てくる恐れがあり、考慮が必要だ」と話している。
読売新聞09/05/30

子宮頚ガン、乳ガンは 女性ならではのガン。中でも子宮頚ガンは若い女性に増えているそうです。検診で、早期発見できれば、治療が可能な病気です。子宮頚ガン検診対象に20代が含まれているのは、大きな進歩といえます。
それにしても、米国や英国の受診率が70~80%であるのに対し、日本は20%前後というのは低すぎますね。かつて受診率が低かった英国では1988年にセンターをつくり、コンピューター管理をして対象女性全員に受診勧奨通知をした結果、飛躍的に受診率が伸びて80%台となり、死亡率も毎年7%ずつ低下していったそうです。
ガン検診の受診率を上げるには、「個人に受診勧奨が通知されること」、「いつでもどこでも受けられること」、「無料であること」がポイントだと思います。
店長

2009年8月 1日 (土)

コラム228 2055年には4人に1人が75歳以上 高齢社会白書

政府は、「09年版高齢社会白書」を閣議決定した。総人口の減少とともに、2055年には2.5人に1人が65歳以上、4人に1人が75歳以上となり、「世界のどの国も経験したことのない高齢社会が到来する」と指摘。とくに加速度的に増えるとみられる都市部の一人暮らしのお年寄り対策の必要性を強調している。
高齢者がスポーツにかける時間は、60歳代後半ではこの30年間で1日あたり6分から22分、60歳代前半で4分から18分へと大幅増。趣味や娯楽にかける時間も60歳代後半で32分から54分へ増え、活動的な高齢者が増えていた。
一方、白書は、後に生まれた世代ほど一人暮らしをする人の割合が増えていることから、「今後、地縁、血縁の支えがないまま孤立した高齢者の増加が懸念される」と分析。地域のコミュニティー作りや見守りシステムなどの取り組みを進め、地域とのつながりを持てる環境整備の必要性を訴えている。
asahi.com 09/05/30
高齢者の方が健康で安心して生活できる社会が求められていますね。記事でも指摘しているとおり、一人暮らしをする高齢者の数が加速的に増えることが予想されます。高齢者の一人暮らしは生活が不規則になり、糖尿病や高血圧が進行しやすいことがわかっています。経済的に苦しい場合は、病院に行くことも節約し、なおさら危険度は高まります。一人暮らしの高齢者に身近で、面倒をみたり注意してあげられる人がいないのが問題です。国レベルの福祉対策が望まれます。
店長

2009年7月31日 (金)

コラム227 生活習慣の改善によりがんの発症リスクを減らせる

生活習慣の改善によりがんの発症リスクを大幅に軽減することができるという研究成果が米国で発表された。
米国がん研究協会(AICR)は、7000件を超えるがん研究を評価し、がん予防に向けた政策などについてまとめた報告書「食品、栄養、運動とがん予防:グローバルな視点」を今年2月に発表した。
報告書によると、結腸がんの場合のおよそ45%、および米国の乳がんの場合の38%が食事、運動、体重管理により予防できるという。がんを予防策として、以下をアドバイスしている。
1. 標準体重を維持することは、がんだけでなく、2型糖尿病や心疾患の予防・進行抑制にも有効。
2. 習慣的な運動は、体の免疫力を高め、消化器系を健やかにする。また体重増加を防ぐのも有効。
3. 吸収されやすい糖質を多く含む食品や、食物繊維の少ない食品、脂肪の多い食品を避ける。
4. 全粒穀類、野菜、果物、豆類などの植物性の食品を増やす。
5. 赤身肉の摂取量は週約510g(18オンス)以内に抑える。
6. アルコールは女性で1日1杯、男性で2杯に抑える。
同協会は、大手スーパーマーケット・チェーンと提携し、健康的な食事を啓発するキャンペーンを開始した。このキャンペーンには、健康的な食事を促し生活者と家族のがん発症の危険を減らそうという狙いがある。 全粒粉の小麦でつくったスパゲッティやパスタ、有機栽培した野菜や果物、ナッツ類など、キャンペーンの印を付けた食品を並べ、スーパーマーケットの買い物客に食事や栄養について解説した教材やレシピ集、食品などを無料で提供する。得られた収入から15万ドルが、がん研究と教育の助成費としてAICRに寄付される。
日本生活習慣病予防協会 09/06/22

「がんのほとんどは生活習慣で予防できる」。このようなことを証明する研究が世界中で報告されています。上記の研究報告にはありませんが、喫煙もがん発症に大きく関わっています。2001年英国の研究では、「タバコをやめれば60%のがんは予防できる。」という結果が報告されています。また、別の米国の研究結果では、食事や喫煙、運動不足、アルコールなど生活習慣ががん原因の約70%を占め、遺伝は原因の5%であることがわかっています。進行していることがわからず、ある日突然がんと告知される・・・。こんなことがないように、日頃の注意が必要です。
店長

2009年7月26日 (日)

コラム222 「腹7分目」健康の元 加齢性の病気減、サルで実証

摂取カロリーを約3割減らすと、糖尿病やがんといった加齢に関連した病気で死ぬ確率が3分の1に減ることが、米ウィスコンシン大チームがアカゲザルを使った約20年間の実験でわかった。米科学誌サイエンスに発表した。 人間に近い霊長類では初めての結果。
チームは1989年以降、計76匹のアカゲザルについて、好きなだけエサを食べさせるグループと、摂取カロリーをそれより3割減らすグループに分けて飼育した。このうち、いまも生存しているサル(平均27歳)は、カロリー制限したサルの方が多かった。飼育中に死んだサルを解剖して調べると、糖尿病やがん、心血管疾患、脳の萎縮(いしゅく)など加齢性の病気で死んだ割合は「カロリー制限なし」では、「制限あり」の約3倍に達していた。実験開始時の年齢は7~14歳の大人。このことからチームは、大人になってからカロリー制限をすることで、加齢性の病気の発病を減らし、老化を遅らすことができた、としている。
朝日新聞 09/7/13

食べたいものを食べたいだけ食べるような食習慣を続けると、糖尿病やガンで早死にする可能性があることを示した実験ですね。食べ過ぎないで適正なカロリーにすること、栄養バランスに気をつけることが大切ですね。「わかっているけどなかなかできない。」とおっしゃる方も多いと思いますが、最初はつらくても、続けるうちに食に対する欲求や考え方が変わってきて、つらくなくなる方が多いようです。むしろ、粗食を続けることがHAPPYに感じる方もおられます。まずは一念発起して始めること、継続は力なりでがんばることが大事です。そうすれば、健康的な食習慣が普通のことに思えるようになるのでないでしょうか。
店長

2009年7月25日 (土)

コラム221 音楽によって心拍数が変化

大音量の音楽を聴くと心拍数が速くなり血圧が上昇する一方、静かな音楽を聴くと心拍数と血圧がともに低下することが、イタリア、パビアPavia大学のチームによる新しい研究で示され、米医学誌「Circulation(循環器)」オンライン版に掲載された。同大学内科教授のLuciano Bernardi博士はこの知見について、「リハビリ療法に音楽を利用する方法について理解を高めるものだ」と述べている。
イタリアの研究では、クラシック音楽が使われた。20代半ばのボランティア24人を対象に、ベートーベンの「第九交響曲」、バッハの「カンタータ」、プッチーニの「誰も寝てはならぬ」などをヘッドホンで聴いてもらい、心血管系への作用を評価した。心電図および皮膚モニターの数値から、音楽が盛り上がり音量が上がる場面では刺激作用があり、音楽が弱くなる場面ではリラックス作用があることが示された。この作用は、穏やかだが顕著なものであった。
NIKKEI NET アメリカ発 09/7/2

高血圧に対する音楽療法はいくつかの医療機関でも行われています。だいたいはリラックスできるやさしいリズムと音調の音楽が選ばれます。ベートーベンの第九のような盛り上がる曲はちょっと高血圧治療には合わないような気がしますね。実験の結果でも、曲の盛り上がりによって、血圧や心拍数の上昇や血管の収縮などが誘発されたそうです。特にプッチーニの「誰も寝てはならぬ」は、心血管に与える影響が大きく、バッハのカンタータは、心血管の緊張を緩める効果があったそうです。このような特徴を音楽療法にうまくとりいれれば、心臓病の治療や予防に役立つかもしれませんね。
店長

2009年7月17日 (金)

コラム213 日本人平均寿命、また延びた 女性は世界一をキープ

08年の日本人の平均寿命は男性が79.29歳、女性は86.05歳で、前年をそれぞれ0.10歳、0.06歳上回り、3年連続で過去最高を更新した。厚生労働省によると、女性は24年続けて世界で最も長寿で、男性は4位だった。がん、心疾患、脳血管疾患の3大疾患による死亡率が下がった影響が、最も大きかった。
厚労省が発表した「簡易生命表」で分かった。男女の平均寿命は、インフルエンザが流行した05年を除き、00年以降延び続けている。08年がうるう年でなければ死亡率は下がり、男女とも平均寿命は推計でさらに0.03歳長くなっていたという。 厚労省が把握している海外の最新データと比較すると、男性の平均寿命が最も長いのはアイスランドで79.6歳、スイスと香港が79.4歳で続いた。女性は日本に次ぐ香港が85.5歳、フランスが84.3歳だった。
日本人が3大疾患により死亡する割合は、男性が約55%、女性が約52%。3大疾患による死亡がなくなったとすると、平均寿命は男性が87.39歳、女性は93.05歳まで延びるという。 都道府県別の平均寿命については今回の簡易生命表では示していないが、厚労省は5年ごとに調査しており、次回は2010年の推計を発表する予定。
朝日新聞 09/7/16

長年、日本が長寿国であることはすばらしことです。その反面、生活習慣病になる確率は年をとるほど高くなり、そして寝たきりや認知症になるお年寄りの増加が深刻な社会問題となっています。
「平均寿命」とは別に「健康寿命」という寿命があります。WHOが提唱した新しい指標で、病気や痴呆、衰弱などで要介護状態となった期間を、平均寿命から差し引いた寿命のことです。日本は「平均寿命」と「健康寿命」の開きが長く、晩年に寝たきりなどになる期間が国民平均7~8年以上に及んでいるのが現状です。高齢になっても健康ではつらつと生きることが課題ですね。
店長

2009年7月15日 (水)

コラム212 網膜のメカニズム解析へ 徳島大

「もう一度、網膜を再生することはできないか」。徳島大学ソシオテクノサイエンス研究部の大内淑代准教授は、糖尿病網膜症の人に光を与えられるよう、網膜発生のメカニズム解析研究に取り組む。
同症は、糖尿病が原因で血中の糖分を体内で処理できなくなり、血管を傷つける。糖分を運ぶには多くの酸素が必要なため、血管内は低酸素状態になる。圧力のかかった血管は破れやすくなって出血、結果、網膜を傷つけ失明することも。現在の医学では網膜再生は難しく、有効な治療法の確立につなげることが目標だ。万能細胞と呼ばれるIPS細胞も、網膜の遺伝子機能が分かって初めて効果的になるという。
岡山大大学院に在学中、眼科医に。「研究に専念したい」と97年、文部省(現・文部科学省)在外研究員になった。00年、徳島大の同研究部で、生物の目の発生の研究を始めた。「生物は進化により体の形が大きく変化してきたが、目の発生の基本はあまり変わっていない。そのメカニズムを解析できれば」と話している。
毎日新聞 09/7/1  

糖尿病網膜症は、日本の成人における中途失明原因の第1位で、年間3000人以上もの人がこの病気で失明しているそうです。糖尿病は自覚症状がないまま進行して、数年後に「視力が低下する」「飛蚊症(黒いものが飛んで見える)」「変視症(ものがゆがんで見える)」というような症状が現れるので、症状が出る前から眼科での定期的チェックは不可欠です。
それにしても目という組織の再生は難しいのですね。将来はi-PS細胞などで、組織の再生ができれば、失明した目も治せるかもしれませんね。早く研究成果が出て、実用化されることを望みます。
店長

2009年7月13日 (月)

コラム210 動物性脂肪の摂取が膵癌(がん)の原因に


赤身肉や乳製品の脂肪が膵癌(がん)リスクを増大させることが、米国立癌研究所(NCI)のグループにより報告された。膵癌は米国で癌による死亡原因の第4位となっており、喫煙、糖尿病および肥満をはじめ、さまざまな危険因子が特定されている。一部の研究では脂肪の摂取とリスク増大に関連があるとされていたが、これまで決定的なデータはなかった。
NCIのRachael Z. Stolzenberg-Solomon氏によると、今回の研究では、脂肪分、特に動物性脂肪の多量摂取と膵癌リスクとの間に関連が認められたという。「この知見は脂肪の摂取量を減らすべきであるとする米国人の食事ガイドライン(指針)に一致する」と同氏は述べている。
研究グループは、「NIH-AARP(全米退職者協会)による食事と健康研究」に参加した50万人強(男性30万8,736人、女性21万6,737人)のデータを収集。被験者は1995年と1996年に124品目の食品に関する質問表に回答した。平均6年の追跡期間中、1,337人が膵癌と診断された。動物性脂肪の摂取が最も少なかったグループに比べて、最も多く摂取していたグループは、膵癌発症リスクが男性で53%、女性で23%高いことがわかったほか、飽和脂肪の摂取量の多いグループは、少ないグループに比べて膵癌の発症率が36%高いことも判明した。
NIKKEI NET アメリカ発 09/7/2

飽和脂肪とは、牛や豚など脂肪のように常温で固形になる脂のことです。人間と動物とでは体温に差があります。牛や豚などの体温は39~40度近くあります。人間の体温は36~37度ですから、3度ほど動物より低いのです。つまり、動物の血液中ではサラサラしている脂肪が、人間の低い体温の中に入ってくると、脂肪は固まりやすくなるのです。そのため、肉をたくさん食べると、血液に粘りが出て流れにくくなります。こうなると、ガン細胞が進行しやすくなり、動脈硬化もすすみ、生活習慣病にかかりやすい体質になるといわれています。
厚生労働省は望ましい脂質の摂取量を、一日のエネルギーの20~25%としていますが、食生活の欧米化とともにこの基準を超えていることが指摘されています。また、動物性脂肪より、常温で液状である魚油や植物油の割合が多いと、血液がサラサラになるそうです。
店長

2009年7月12日 (日)

コラム209 「顎関節症」 子供の患者が増加中

岡山大大学院の松香芳三准教授(顎口腔(こうくう)制御学)が大学院生時代の平成4年、岡山市内の成人男女4000人(回答数700人)を対象に行ったアンケートで、全体の46%が顎関節症の症状を感じたことがあると回答した。NPO法人「日本顎咬合(こうごう)学会」が14年に実施した受診者調査などからは、患者は10代半ばから増え始め、20、30代が最も多く、男女比では1対3と女性が多いことが分かった。
近年、子供が症状を訴えるケースが目立つ。学校で歯の検診に、あごの項目が加わり、症状が顕在化したためとみられる。柔らかい食べ物を好む食生活の変化で、かむ力や回数が減ったことが一因との指摘もある。
産経新聞 09/6/24

「あごが痛む」「口が開かない」「カクンと音がする」-の3つの代表的な症状が現れる顎関節症。症状が進むと頭痛や腰痛、めまいなど体のさまざまなところに変調をきたし、手足がしびれたり、呼吸困難になったりすることもあるそうです。子供の患者が増えているのはなんとなくうなずけます。悪い姿勢や受験などのストレス、食の欧米化などが原因といえそうですね。顎関節症の予防には、幼児期から噛みごたえのある食品を食べることを心掛け、あごの筋肉を鍛えておくことがいいそうです。
私の子供の頃は、学校給食はパン食のみでしたが、「20回噛むように!」と先生に指導されました。厳しい先生だったので、言われるがままに、たくさん噛んで食べていた記憶があります。今の学校給食の現場はどうなのでしょうか?
簡単にできることは、「食事の時に常に飲み物を置かない」ことです。自分の唾液でしっかり咀嚼して、飲み物は食後にしたほうがいいでしょう。
店長

2009年7月11日 (土)

コラム208 結核患者2万4760人、減少傾向にブレーキ

昨年中に国内で新たに結核と診断された患者は2万4760人で、症状がある患者の2割は発症から2か月以上経過してから病院を受診していたことが、厚生労働省の集計で分かった。
患者数は、過去8年連続で1000~4000人の減少を続けてきたが、今回は前年と比べて551人の減少にとどまり、関心の薄さなどから減少傾向にブレーキがかかっている現状が浮き彫りになった。
新規の患者を年齢別に見ると、免疫力が低下した70歳以上の高齢者が49%を占める。人口10万人当たりの患者数は、大阪市(50・6人)、名古屋市(31・5人)、堺市(28・9人)の順に多く、都市部で目立った。
読売新聞 09/6/30

結核は人から人に感染する病気です。感染しても潜在的に進行していくので、初期には無症状のことが多いのです。ある程度進行してくると症状がみられはじめ、咳や発熱、食欲不振、倦怠感などの症状がでてきます。
「結核は昔の病気だ。」と思っていませんか?確かに明治時代と比べると、現代では結核に感染する人は大変少なくなりました。しかし、最近のその減り方が少なくなっていて、全国で2万4,760人もいることを考えると、今もなお日本最大の感染症であり、放置できない病気であることにかわりありません。
記事の調査結果で驚かされるのは、2割の患者が、症状があるのに病院に2ヶ月以上行かないことです。この間に家族や職場の同僚などに感染を広げている可能性もあります。周囲への感染を防ぐためにも、風邪のような症状が出たら、早期受診、治療を心がけてほしいです。
店長

2009年7月10日 (金)

コラム207 変形性関節症ならメタボ・認知症注意 東大チーム疫学調査


関節が痛み介護が必要になることが多い変形性関節症の患者は、メタボリックシンドロームや認知症になるリスクが高いことが、東京大学医学部付属病院の吉村典子特任准教授らの研究チームの疫学調査でわかった。40歳以上の男女を対象にした研究成果で、7月23日から大阪市で開催される日本骨代謝学会などで発表する。
研究チームは、2005年から07年まで和歌山県など3地域で、平均年齢70歳の男女計3040人を対象に聞き取り調査などをし、運動器の疾患と健康状態を調べた。その結果、変形性膝関節症の人は関節症でない人に比べて、メタボリック症候群になる確率が約2.6倍高いうえ、認知症になる確率は約1.8倍高かった。 また腰が痛む変形性腰椎(ようつい)症の人は、腰椎症でない人と比べてメタボリック症候群になる確率は約3倍だった。
日本経済新聞 09/7/1

変形性関節症に限らず、足腰に痛みのある状態が続くと、運動不足になって、メタボリックシンドロームや認知症発症のリスクが高まると考えられます。まずは、痛みを早期に取り除くことが急務ですね。ところが、痛みがあるとまず気持ちが後ろ向きなる方が多いようです。変形性関節炎だからしょうがない。腰痛だからしょうがない。年だからしょうがない。・・・そんなふうにあきらめないで、あせらず、できることからコツコツやる前向きな気持ちが大切ですね。
店長

2009年7月 3日 (金)

コラム200 糖尿病患者の半数は菓子類を「食べたい」

 
糖尿病ネットワークの調査によると、糖尿病患者の半数は「毎日お菓子を食べている」ことがわかった。
調査では、糖尿病患者の64%が間食を「日常的にとっている」と回答し、
うち半数以上は「毎日とっている」と回答した。
間食をとる頻度は「毎日1回程度」がもっとも多く全体の32%に上り、
「2〜3日に1回程度」が19%、「毎日数回」が18%だった。
通院している医療機関で間食を「原則禁止」と指導されている患者でも、47%が「毎日とっている」と回答した。
                                            糖尿病ネットワーク 09/06/15

病院で間食を「原則禁止」と指導しても患者さんの多くは食べているようです。
お菓子を禁止するのはかえって逆効果かもしれません。
問題は間食の摂り方です。
カロリー量と食べる時間を上手く管理すれば、1日全体の血糖値上昇を抑えることもできます。
例えば、3回の食事は規則的に摂り、本来は食事の時に摂る果物やデザートを間食で摂ると
血糖値も急激に上がらず、うまく管理できるというデータもあります。

店長

2009年7月 1日 (水)

コラム198 マウスのアルツハイマー病、カフェインで改善

コーヒーなどに含まれるカフェインがアルツハイマー病の認知症状を改善するとともに、患者の脳に沈着する異常なたんぱく質が作られにくくすることを埼玉医大の森隆准教授ら日米のチームがマウスの実験で確認した。米医学誌「ジャーナル・オブ・アルツハイマーズ・ディジーズ」で発表した。
研究チームは、アルツハイマー病を発症した生後約18カ月の高齢モデルマウスに、人間で換算すると1日当たりコーヒー5杯に相当するカフェインを水に混ぜて1カ月飲ませ、認知や運動機能テストなど8項目について調べた。
目的地まで迷子にならないかを調べる実験では、カフェインを飲ませたマウスはミスが減って毎回場所が変わる目的地までの到達時間も早くなり、健康なマウスと同程度の成績だった。水だけを飲んだマウスでは症状は改善しなかった。
カフェインを飲ませたマウスは、記憶をつかさどる脳の海馬や大脳皮質で異常なたんぱくの沈着が減少。カフェインの投与で異常なたんぱく質を作り出す酵素の働きが抑えられることも分かった。
森准教授は「人間の疫学調査などで予想されていた症状改善の仕組みが解明できた。マウスではあるが、症状の進行を抑える方法を考えるうえで有効なデータだと思う」と話している。
朝日新聞09/06/22

まだまだ研究段階ですが、カフェインが病気の進行を遅らせる可能性があるという研究結果です。カフェイン量をコーヒーで換算していますが、マウスにコーヒーを与えた試験ではありません。コーヒーをたくさん飲めば、アルツハイマーを予防できるという訳ではありませんので、
飲み過ぎないようご注意ください。カフェインについては、健康にいいというデータと健康に影響があるというデータの2種類があります。今後の研究結果に期待したいと思います。
店長

2009年6月26日 (金)

コラム193 携帯式の熱中症危険度計測器開発 26日から販売

梅雨が明ければ熱中症が猛威を振るう夏本番。日本気象協会は、熱中症の危険度を5段階で知らせる携帯式の「熱中症計」を開発した。26日から販売する。
気温と湿度を自動計測し、熱中症発症の可能性を示す指標値を算出。「ほぼ安全」「注意」「警戒」「厳重警戒」「危険」の5ランクで、ランプを点灯させて知らせる。「危険」は外出を避けるのが望ましいレベルで、「厳重警戒」以上になるとブザーも鳴る。
大きさは子どもの手のひらにも乗るサイズ。画面には気温と湿度も表示される。1個1050円で、協会の支社や支店で販売するほか、ホームページでも注文を受け付ける。
担当者は「毎年多くの人が熱中症で病院に運ばれたり、亡くなったりしており、対策は待ったなし。予防に役立ててほしい」と話している。
産経新聞09/06/20


熱中症は自分でもわからないままに意識を失うことがある危険な病気といわれています。学生のスポーツ、外で勤務されている方、農作業をされている方・・・。中には車中に置き去りにされた乳幼児が熱中症で死亡するという悲しい事故まで起こっています。日本気象協会はこの「熱中症計」を発売するほかにも、ホームページでも、Webサイト「熱中予防情報」を開設して、注意を呼びかけています。
熱中症を予防法は次のとおり。 ①日頃の体調を整えて体調が悪いときは外出しない ②帽子と通気性のいい服装を着ける ③こまめな水分と少量の塩分補給。  熱中症の危険を感じたら、日陰や冷房のきいた部屋に移動し、水分を摂って、休養しましょう。
店長

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コラム193 携帯式の熱中症危険度計測器開発 26日から販売

梅雨が明ければ熱中症が猛威を振るう夏本番。日本気象協会は、熱中症の危険度を5段階で知らせる携帯式の「熱中症計」を開発した。26日から販売する。
気温と湿度を自動計測し、熱中症発症の可能性を示す指標値を算出。「ほぼ安全」「注意」「警戒」「厳重警戒」「危険」の5ランクで、ランプを点灯させて知らせる。「危険」は外出を避けるのが望ましいレベルで、「厳重警戒」以上になるとブザーも鳴る。
大きさは子どもの手のひらにも乗るサイズ。画面には気温と湿度も表示される。1個1050円で、協会の支社や支店で販売するほか、ホームページでも注文を受け付ける。
担当者は「毎年多くの人が熱中症で病院に運ばれたり、亡くなったりしており、対策は待ったなし。予防に役立ててほしい」と話している。
産経新聞09/06/20


熱中症は自分でもわからないままに意識を失うことがある危険な病気といわれています。学生のスポーツ、外で勤務されている方、農作業をされている方・・・。中には車中に置き去りにされた乳幼児が熱中症で死亡するという悲しい事故まで起こっています。日本気象協会はこの「熱中症計」を発売するほかにも、ホームページでも、Webサイト「熱中予防情報」を開設して、注意を呼びかけています。
熱中症を予防法は次のとおり。 ①日頃の体調を整えて体調が悪いときは外出しない ②帽子と通気性のいい服装を着ける ③こまめな水分と少量の塩分補給。  熱中症の危険を感じたら、日陰や冷房のきいた部屋に移動し、水分を摂って、休養しましょう。
店長

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2009年6月21日 (日)

コラム188 「メタボ」認知度9割 30代男性、朝食抜き増加 08年度食育白書

政府は、2009年版の食育白書を閣議決定した。
メタボリックシンドロームに関して「言葉も意味も知っていた」とする人は89・3%と高い。
ただ、予防や改善のために適切な食事や運動を半年以上、継続している人は29・4%にとどまり、
対策は不十分であることが浮き彫りとなった。
また、生活習慣病につながるとされる「朝食抜き」の割合が高いのは30歳代男性(30・2%)や
20歳代男性(28・6%)で、10年度の目標である「15%以下」とは大きく隔たっていた。
女性も、20歳代(24・9%)、30歳代(16・3%)で朝食欠食率が高かった。
                                         読売新聞 09/05/27

「わかっているけど、なかなか生活習慣を変えられない。」と実感している方は多いのではないでしょうか?
中には、「何から始めたらいいのかわからない!」という方もいると思います。
朝食を食べて3食を規則正しくとること、カロリーは抑えめにすること、減塩すること、
ウォーキングなどの簡単な運動をコツコツ行うこと・・・などをお客様にもアドバイスしましょう。
店長

2009年6月20日 (土)

コラム187 病院団体、終末期医療の指針作成

約2000の民間病院でつくる全日本病院協会(東京・千代田)は、死期が迫っている患者に対する延命治療について、患者本人の意思を尊重して開始や中止を判断することなどを定めた「終末期医療に関するガイドライン」を公表した。
終末期の患者への人工呼吸器や栄養補給、投薬などの開始、継続、中止の判断は、本人の「生前の意思表明(リビングウィル)を尊重して対処する」と規定。意思は文書に残すことが望ましいとしつつも「口頭」も認めた。
日本経済新聞 09/06/09

死期が近づいたときの治療方法を、患者が事前に選ぶためには、インフォームド・コンセントと呼ばれる医師から患者への説明がとても大切です。しかしながら、「不治の病となったとき」「脳死状態になったとき」・・・こんな状態が一体どういう状態であるのか?一般の方では理解しがたいことでしょう。「苦痛を和らげる治療をどこまでやるのか?」「植物状態になっても延命治療をするのか?」。患者さんにとっても、医師側にとっても非常に難しい問題です。いずれにせよ、病院団体からガイドラインが出されたことは、終末期医療の方向性が決まってきたと言えますね。インフォームド・コンセントの問題が放置されないことを望みます。
店長

2009年6月13日 (土)

コラム180 日の出町の高齢者医療費無料化 「順調にスタート」

4月から75歳以上の医療費のうち自己負担分の全額助成を始めた東京都日の出町は6月11日、5月末までの町負担額を発表した。対象町民の3分の1にあたる約500人が助成を受け、負担額は約330万円だった。青木国太郎町長は「制度は順調にスタートした」とコメントした。
同制度は、後期高齢者医療制度の自己負担分を無料化するもので、町内に3年以上居住していることなどが条件。対象者は約1630人で、今年度は約7500万円を予算計上した。
助成は1カ月分の領収書をまとめて翌月に申請。月末に口座振り込みされる。保険適用外や高額療養費該当分などは対象外となる。
同町は「数カ月分まとめて請求できるため、3、4カ月実績をみる必要があるが、5月末までは想定の範囲内」としている。
産経新聞 09/06/11

全国的なものではなく、あくまでも東京都日の出町に限りの制度ですが、こういった自治体による医療費無料化は初めてのケースなので、話題となっています。75歳以上の高齢者の通院・入院・薬代など医療費が全額無料で、町としては年間8500万円の負担増になる見通しですが、大型ショッピングセンターの開業による固定資産税などで町の税収は増えて、負担増の分は賄っていけるとの判断だそうです。今後はますます負担が大きくなる医療費、特に高齢者の方の医療費はいろいろな問題を抱えています。医療費が無料になる、医療費を町が負担してくれる自治体が日の出町に続いて増えていくことを期待したいものですね。
店長

2009年6月10日 (水)

コラム177 病院団体、終末期医療の指針作成

約2000の民間病院でつくる全日本病院協会(東京・千代田)は、死期が迫っている患者に対する延命治療について、患者本人の意思を尊重して開始や中止を判断することなどを定めた「終末期医療に関するガイドライン」を公表した。
終末期の患者への人工呼吸器や栄養補給、投薬などの開始、継続、中止の判断は、本人の「生前の意思表明(リビングウィル)を尊重して対処する」と規定。意思は文書に残すことが望ましいとしつつも「口頭」も認めた。
日本経済新聞 09/06/09

死期が近づいたときの治療方法を、患者が事前に選ぶためには、インフォームド・コンセントと呼ばれる医師から患者への説明がとても大切です。しかしながら、「不治の病となったとき」「脳死状態になったとき」・・・こんな状態が一体どういう状態であるのか?一般の方では理解しがたいことでしょう。「苦痛を和らげる治療をどこまでやるのか?」「植物状態になっても延命治療をするのか?」。患者さんにとっても、医師側にとっても非常に難しい問題です。いずれにせよ、病院団体からガイドラインが出されたことは、終末期医療の方向性が決まってきたと言えますね。インフォームド・コンセントの問題が放置されないことを望みます。
店長

2009年6月 8日 (月)

コラム175 脳卒中 NPOが「脳卒中の歌」 緊急要する3症状、分かりやすく


「おばあちゃんがテレビを見てたら急に顔がゆがんだ すぐ119番・・・」――。脳卒中の症状をまとめ、迷わず救急車を呼ぶよう呼びかける歌「愛する人を救うために(脳卒中になった時)」を、救急医や看護師らで作るNPO法人「救急医療の質向上協議会」(埼玉県越谷市)が作った。協議会は脳卒中の早期発見に役立ててほしいとしている。
脳卒中は寝たきりの原因として日本で1位だが、発症後3時間以内に治療を始めれば、回復率が高まる。病院での治療準備に時間がかかるため、発症から約40分後までの119番が望ましい。
このため、歌詞には、気づきやすい特徴の「顔がゆがむ」「手が上がらない」「言葉がもつれる」を盛り込んだ。どれか一つでも生じた人の約7割が脳卒中という。
だが、症状を我慢し翌日以降に病院を訪れる患者も少なくない。協議会は市民が理解しやすい手段が必要と考え、歌を作った。作詞は柴幸夫さんと物井洋介さん、作曲は物井さんが担当した。協議会代表理事の池上敬一・独協医大越谷病院救命救急センター長は「歌って覚え、ためらわず救急車を呼んでほしい」と話す。歌は症状が分かるアニメと共にホームページ(http://www.simclub.jp/)で公開されている。
毎日新聞 09/06/08

歌詞の、「顔がゆがむ」「手が上がらない」「言葉がもつれる」は脳卒中発作の典型的な症状です。このサインを発見したら、すぐに119に電話をして救急車を呼ぶよう、この歌は訴えています。脳卒中は処置までの時間が非常に大事で、時間が経てば立つほど、後遺症の程度が重くなるそうです。
すぐに異変に気付いて救急車を呼ぶことも大事ですが、まずは脳卒中の予防が大事ですね。「血圧が高い」「太っている」「飲酒や喫煙習慣がある」「多忙でストレスを感じることが多い」・・・こんな事に心当たりのある方は気をつけなくてはいけませんね。
店長

2009年6月 7日 (日)

コラム174 「野菜食べて」キャンペーンを開始 岐阜県


野菜をたくさん食べてもらおうと、岐阜県は野菜を使ったメニューを提供する県内の飲食店などと協力して「ぎふ元気! 野菜たっぷりキャンペーン」を始めた。
県は2001年度策定の健康増進計画「ヘルスプランぎふ21」で野菜摂取量の目標を「1日平均350グラム」と定めたが、07年度の中間評価では平均258・8グラムと大きく下回っている。野菜の摂取する機運を高めようと、初めてキャンペーンを企画した。
参加するのは、栄養表示や健康的なメニューの提供に熱心な店を認定する「健康づくりの店」登録店のうち、飲食店やコンビニエンスストアなど465店舗。ポスターを掲示し、サラダなど1人分80グラム以上の野菜を使ったメニューなどをPRする。岐阜圏域を管轄する岐阜保健所(各務原市)の担当者は「小鉢1、2皿を食事に加えるなど、できることから始めてほしい」と話す。
中日新聞 09/06/05

6月は「食育月間」です。これに伴い、記事のような様々な啓蒙活動が全国で行われています。「食育」という言葉が政府から出されたのは2005年のこと。「食育基本法」という法律が制定されたのがきっかけですね。歴史書をひも解けば、最初に出てくるのは明治30年頃。当時の医師、石塚左玄が「食物養生法」という著書の中で使っています。彼は「食物養生法」の中で、当時の西洋栄養学は炭水化物、脂肪、蛋白質だけを重要視し、ミネラルの作用を軽視していると指摘して、玄米食や魚、野菜中心の食事をすすめているそうです。また西洋文化が導入された明治時代に、「最近は流通も便利になり、西洋のものがなんでも手に入る。脂肪や甘い食べ物など贅沢なものが増えた。」と、今の時代と変わらない食の問題も指摘しています。
店長

2009年6月 6日 (土)

コラム173 「傾聴」が元気引き出す 聞き上手という介護ボランティア

カウンセリングの手法を身につけ、お年寄りの話を聴く「傾聴ボランティア」が根付いてきた。同じ世代の人の話に耳を傾ける高齢者のボランティアを養成する講座も盛況だ。話を聴いてもらうことで生きる意欲がわく。ボランティアを行う側も充実感が得られる。
千葉県船橋市の傾聴ボランティアグループ「みみずく」には約250人が登録、施設や個人宅を訪れ、さみしさや悩みを抱えた高齢者の話し相手となる活動を続けている。船橋市福祉サービス公社が7年前から、60歳以上を対象に養成講座を開いており、登録しているのはその修了生。
「みみずく」には、「親の介護をきっかけに福祉に興味を持った」「地域に貢献したい」「人と接するのが好き」など様々な動機の人が集まっている。養成講座では、40時間かけ、高齢者の心理、カウンセリング手法などを学ぶ。毎年、定員を上回る応募があるという。
日本では約10年前にボランティア養成などが始まった。日本での活動の草分け的存在であるNPO法人「ホールファミリーケア協会」理事長の鈴木絹英さんは「人は話を聴いてもらうことで、自分が認められたと感じることができる。生きる意欲も高まる。ただ、話を聴くことには、技術も必要」と話す。
読売新聞 09/06/05

ボランティアの方の話によると、大事なことは人生の先輩として敬う気持ちを忘れないことだそうです。そして、相手を否定せずに聴くことに徹し、今の生活に対する愚痴、他人の悪口などを口にすることがあっても、「おつらいんですね」などと気持ちを受け止めることが重要
だとおっしゃっています。先日公表された「09年版高齢社会白書」によると、75歳以上の人口が初めて10%を越え、一人暮らしの高齢者の方も増加しています。これは日本の将来の大きな問題です。なんとかしないといけないのに、国からは具体的な対策がだされていません。「困っている人助けよう」とするボランティアの方々の活動に心を打たれます。

2009年6月 5日 (金)

コラム172 心疾患と脳血管疾患による死亡が27%、がんは30%【人口動態統計】 

厚生労働省は、2008年の人口動態統計(概数)を発表した。これによると、死因別死亡率の第1位は悪性新生物(がん、30.0%)、第2位は心疾患(15.9%)、第3位は脳血管疾患(11.1%)となっている。死亡者のおよそ3人に1人はがんで死亡したことになる。
心疾患は1985年に脳血管疾患にかわり第2位となり、その後も死亡数・死亡率ともに上昇傾向を示し、2008年の全死亡者に占める割合は15.9%になった。脳血管疾患は1970年頃までは死亡率が高かったが、1981年には悪性新生物にかわり第2位に、85年には心疾患に代わり第3位になり、死亡数・死亡率ともに低下を続けている。


糖尿病ネットワーク 09/06/05

がんの死亡率は年々増加の一途をたどっています。しかし東京都健康安全研究センターなど、公的機関の動向予測では、がんの死亡は間もなくピークに達しその後停滞する見込みです。それに対して、心疾患は徐々に増えていくと予想されています。これは、がんの死亡が75歳以上の高齢者の方で急激に増えるのに対し、心疾患は50代でも60代でも死亡率が高いからだといわれています。特に、「団塊の世代」である60代前半の方々が心疾患の多発年齢にさしかかることが大きな要因です。
しかし心疾患の根本原因は、生活習慣病である高血圧や糖尿病といえます。食事や運動といった生活習慣に注意すれば、心疾患の危険度は減らせるでしょう。
店長

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2009年6月 1日 (月)

コラム168 「ひとり酒」は脳卒中リスク高い? 男性の飲酒、適量でも

厚生労働省研究班(主任研究者=津金昌一郎・国立がんセンター予防研究部長)は21日、適量でも1人で酒を飲む男性は、友人や家族との社会的交流の多い男性に比べて、飲酒による脳卒中のリスクが高くなるとみられるとの調査結果を発表した。仲間と楽しく飲んだほうがストレスを発散でき、脳卒中の予防につながる可能性があるという。
アルコールは血液が固まるのを防ぐ作用などがあり、適量の飲酒は循環器疾患になるリスクを下げる。ただし血圧を上げる作用もあるため、飲酒量がエタノール換算で週300グラム(日本酒で1日あたり2合、ビールなら大瓶2本程度)を超えると一般に脳卒中リスクは高くなってしまう。
研究班の磯博康・大阪大学教授は40―69歳の男性約1万9000人を10年間追跡。このうち、飲酒量が週300グラム未満(エタノール換算)の適量飲酒をしている人に焦点を当て、家族や友人などとの社会的な結びつきが多いかどうかが、飲酒と脳卒中リスクとの関連に影響するか調べた。
Nikkei Net 09/0521
飲酒の健康上の最大のメリットは、「ストレスの発散」ではないしょうか。ストレスは脳卒中や心筋梗塞のリスクの一つです。気の知れた仲間と楽しくお酒を飲むことで、ストレスを発散できるのは「いいお酒」といえるでしょうね。この研究では、被験者に対して「心が落ち着き安心できる人がいるかどうか」や「秘密を打ち明けることのできる人がいるかどうか」という質問もしています。このような友人が少ない人ほど、脳卒中リスクが高いという結果も出ています。「心配事をひとりで抱え込むより、誰かに打ち明けて楽になる」、こんなことも生活習慣病予防につながるでしょう。持つべきものは、「心を開けられるパートナーや友人」かもしれませんね。
店長

2009年5月31日 (日)

コラム167 笑いが糖尿病患者の心臓発作リスクを低下させる


毎日の笑いは、糖尿病患者の血中コレステロール値の改善を助け、心臓発作のリスク低減にもつながるとの知見が、米ニューオーリンズで開かれた米国生理学会(APS)年次集会で報告された。
米ロマ・リンダLoma Linda大学(カリフォルニア州)の予防医療専門家で、精神神経免疫学のLee Berk博士らは、2型糖尿病で高血圧と高コレステロール血症を有する成人患者20例(平均年齢50歳)を、笑い群と対照群に割り付けた。両群の患者とも標準的な糖尿病治療を受け、降圧薬、コレステロール低下薬を服用した。 研究期間中、笑い群には毎日最低30分、シットコム(sitcom、シチュエーションコメディー)や爆笑コメディーなど自分で選んだユーモア番組を視聴するよう指導。12カ月後のコレステロール値と心疾患との関連性が指摘される炎症マーカーであるC反応性蛋白(CRP)値を比較した。その結果、笑い群ではHDL(高比重リポ蛋白)コレステロール値が26%増加しており、対照群の3%増に比べて有意な改善が認められた。CRP値も、笑い群では66%の低下に対して、対照群では26%低下にとどまり、両群間で有意差が認められた。
この結果についてBerk氏は「人の体は、笑いとともに悪玉の化学物質を減少させ、善玉の化学物質を増やしている。そのことが、健康維持や疾患予防につながっているが、同時に受けている治療に対する付加的効果もあると考えられる」としている。
糖尿病ネットワーク09/05/22
笑いにはお金があまりかからず、多くの人と分かち会うことができます。「笑い療法」が病気にはいいという話は、昔から言われていましたが、これを裏付ける研究結果ですね。
クリニック(病院)とクラウン(道化師)を合わせた造語で、「クリニクラウン」という言葉も生まれています。アメリカでは、道化師が病院を訪れて、患者を癒すということは、一般的となっていますが、日本では、最近やっと、広がり始めているそうです。笑いやユーモアを看護の現場に取り入れる病院も少しずつ増えてきて、これを支援する「日本ホスピタル・クラウン協会」が設立されています。「クリニクラウン」の活躍の場は広まっていますが、ボランティアの方が多いようです。病気には必要なものとして、もっと支援が受けられて、全国的に広がれば、嬉しいですね。
店長

2009年5月29日 (金)

コラム165 受動喫煙は認知症のリスクも高める


喫煙習慣のある人では肺がん、心疾患、脳卒中、2型糖尿病、認知症などの病気の危険が高まることが知られているが、たばこを吸わない人が受動喫煙に継続的にさらされた場合もこれらの危険は高まる。さらに受動喫煙は認知症や認知障害の危険も高めるという研究が、英ケンブリッジ大学の研究者らによって2月に発表された。受動喫煙が深刻な場合は認知障害の危険が44%高くなると研究者らは強調している。
たばこの煙は喫煙者が吸い込む「主流煙」と、たばこの点火部分から立ち上がる「副流煙」に分けられる。副流煙は主流煙に比べ、ニコチン、ベンゾピレン、一酸化炭素などの有害物質が数倍から数十倍多く含まれている。
英ケンブリッジ大学のDavid Llewellyn教授らの研究チームは、50歳以上の約5000人に喫煙歴を聞きだし、受動喫煙が多いグループから少ないグループまで、4つのグループに分け受動喫煙の影響を評価した。 その結果、年齢や既往症などを調整して解析した結果、脳機能の低下と受動喫煙の量にはっきりとした関連があることがわかった。受動喫煙がもっとも多いグループでは、基準としたグループに比べ認知能力の欠如リスクが44%も高いことが示された。こうした傾向は、以前は喫煙していたが現在は禁煙しているグループと、一度も喫煙したことのないグループの両方でみられたという。
Nikkei Net(米国発ニュース)
受動喫煙が子供の虫歯を引き起こすニュースを以前に紹介しましたが、脳の機能にも影響を与えるという研究結果が出ました。たばこを吸う方は、周りに注意して吸う義務を負わなければなりませんね。健康増進法という法律では、この義務は努力目標になっていますが、自治体によっては、この義務違反を即罰金にする条例をつくる動きが出ています。神奈川県では、学校や病院、官公庁、公共交通機関など公共性の高い施設の室内を喫煙所以外は全面禁煙に、大規模飲食店などは禁煙か分煙にする条例がすでに可決されています。違反者には罰金(施設管理者2万円、個人2千円)を科せられるそうです。
店長

2009年5月27日 (水)

コラム163 50歳体力 死亡率の指標…心筋梗塞などリスク低下

50歳のとき、速足(時速6.4キロ程度)での歩行に相当する身体活動が無理なくできる体力があれば、心筋梗塞(こうそく)などで死亡する危険性が低くなることを、筑波大の研究チームが突き止めた。20日発行の米医師会誌(JAMA)に発表した。
50歳の男性を体力が普通の群(時速6.4~7.8キロ程度で歩行できる)、低い群(普通以下)、高い群(時速7.9キロ程度以上で歩行できる)の三つに分けて比較したところ、低い群の心筋梗塞による死亡率は普通群の1.4倍、高い群の1.47倍になった。すべての死亡率でも、低い群は普通群の1.7倍、高い群の1.56倍と高くなった。
普通群と高い群はほとんど差がなく、少なくとも普通群程度の体力があることが、心筋梗塞や死亡の危険性を減らす可能性があるとみられる。40歳、60歳で比較しても、体力のある方が死亡や心筋梗塞などの危険性が低かった。女性の場合は、男性の約8割の体力で同様の結果が出た。
毎日新聞 09/05/21

50歳の時の体力で心筋梗塞の危険度が予測できるというのは、大変わかりやすい指標ですね。時速6.4キロの歩行というのは、かなり速いスピードです。目安は1分に約100mを歩く計算になります。ちょっときつめのウォーキングといった感じでしょうか。暴飲・暴食した肥満の方にはちょっとツライかも知れませんね。自分のペースに合わせた無理のないウォーキングでも、続ければ十分、基礎体力をつけることはできますよ。30分くらいしっかり歩くのがいいでしょう。
通勤や買い物に出かける時に、最寄り駅の一つ手前の駅で降りて歩いてみてはいかがでしょう。運動することを目的にするとプレッシャーになるので、普段通ることのない道をぶらぶら歩いてみるのもいいのでは。時にはおもしろいお店を見つけたり、見慣れない風景を見て気分転換ができるかもしれません。
店長

2009年5月22日 (金)

コラム158 日本の平均寿命83歳、首位守る WHO統計、07年時点

193の全加盟国の中で単独首位を維持した。女性は86歳で前年と同じく首位。一方、男性は79歳で、アイスランドに抜かれて3位に後退した。男性首位は富裕層の多いサンマリノ(イタリア内陸国)の81歳だった。
男女平均の2位はサンマリノ、スイス、イタリア、アイスランドなどの82歳で、先進国の寿命の長さが際立つ。
逆に平均寿命が最も短いのは、長い内戦に苦しんだアフリカのシエラレオネで41歳。WHOが定義する貧困国の平均寿命は57歳で、富裕国の80歳に比べて23歳も短い。
日本経済新聞09/05/22


日本女性の平均寿命世界トップは23年連続です。逆に平均寿命が40~50代という国があるのは驚きです。貧困国では「栄養摂取・衛生状態が悪い」「十分な医療が受けられない」といった深刻な問題があるようです。
世界の長寿大国となった日本ですが、約60年前には現在の貧困国のように平均寿命が50歳前半でした。第2次大戦後、社会全体が豊かになり、食料供給・衛生状態・医療が充実し、そして人の心にも余裕ができて、寿命はどんどん伸びました。やはり、経済的な豊かさは寿命と関係があるといえますね。これからの課題は、60歳以降の寿命をどのように生きるかだと思います。まずは健康が第一です。生活習慣を見直すこと、健診を受けて病気を早期発見することが大事です。
店長Photo

2009年5月17日 (日)

コラム153 

肌のUV対策 保湿ケアでしっかり潤いを -セラミドの重要性-

外出の際、忘れてならないのが紫外線(UV)対策ですが、季節の変わり目のこの時期、日差しが強くなるのに伴い、肌の調子が不安定になりませんか。肌の表皮を形成する大切な成分がセラミド。セラミドは皮膚の角質層にあって水分を抱え込み、肌を潤すのと同時に、外からの刺激を防ぐ肌バリア機能に重要な成分です。しかし、肌が乾燥して水分やセラミドが不足しがちになると、外からの刺激に過敏に反応し、肌荒れを起こしやすくなるのです。
角質層には角質細胞が何層にも渡ってレンガのように並んでいるのですが、その角質細胞の間を埋め尽くしている細胞間脂質と呼ばれる脂質の、およそ半分を占めているのがセラミドという成分です。セラミドは角質を密着させ、水分を挟み込む働きや水や油の保持作用や細胞を結び付ける働きなどが知られています。皮膚の保湿に関して中心的な役割を果たしているといえるでしょう。
セラミドを4週間投与する臨床試験の例をご紹介しますと、「肌のツヤ」「肌の潤い」「肌のハリ」「肌のキメ」「かゆみ」いずれの項目についても半数近い改善効果があらわれ、特に「肌の潤い」に対しては、80%の対象者から改善が報告されています。
店長

2009年5月15日 (金)

コラム151 高齢の2型糖尿病患者の低血糖は認知症リスクを高める

2型糖尿病高齢者では、低血糖発作の回数が多いほど、認知症発症の可能性が増大し、3回以上の発作でリスクはほぼ2倍になるという研究の結果が、『Journal of the American Medical Association415日号に掲載された。

研究の結果、低血糖の既往がない患者と比較して、低血糖の既往がある患者では、認知症リスクの増加が認められた。これらの結果は、「目標血糖値を非常に低く設定することは、2型糖尿病高齢患者に対する最良の方法ではない可能性があるという証拠を付け加えている」と、研究者は述べた。

日経メディカル オンライン

糖尿病患者の方が認知症を併発するケースは多いと言われていますが、その原因は不明です。今回の研究結果は、その原因が低血糖を経験した回数にあるのでは・・という証拠といえるでしょう。もう一つの原因として、脳血管疾患によるものが考えられます。糖尿病患者の方は、脳血管疾患のリスクが高くなり、その結果、脳血管性認知症のリスクも高くなるというものです。

血糖値が高い方は、ちょっとした遊び感覚で脳のトレーニングを実践してみるといいと思います。以前にも脳のトレーニングのお話を書きましたが、パズルやぬり絵といった簡単なものから最近流行の「脳トレ」のゲームソフトまでたくさんありますが、余暇の時間を楽しめるものを選ぶのがコツですね。

店長

2009年5月13日 (水)

コラム149 要介護度、新基準で下がっても従来のサービス継続 厚労省検討

厚生労働省は9日、介護保険制度で4月から導入した新たな要介護認定の判定基準を巡り、利用者が受ける介護サービスの水準が急激に下がらないように配慮する激変緩和措置の検討に入った。新基準で要介護度が軽くなった場合でも、利用者本人の申請があれば、3カ月から最長2年間、従来基準の要介護度に基づくサービスを受けられるようにする方向だ。

要介護認定は介護が必要な度合いを市町村の調査員が7段階で判定し、判定した要介護度に応じて介護サービスの利用限度額が変わる仕組み。

日本経済新聞2009/4/10

予期せずいきなり介護に、という知り合いの話は良く聞きますね。いろいろな要因がありますが、急性の病気をはじめ、けがや老化が原因の場合が多いようです。

昨年9月に厚労省が発表した資料によりますと原因は下に掲載したグラフのようになります。

やはり、一番多いのは脳血管疾患(脳卒中)によるもので高血圧もその一因だと思われます。高血圧と脳卒中や心臓病を結びつけているのは動脈硬化といわれています。血管の壁は本来弾力性がありますが、高血圧の状態が続くと血管はいつも張りつめた状態におかれ、次第に厚く硬くなるのです。そして、一部で脂肪やカルシウムが付着し、血液の流れが悪くなります。

このような経緯でおこる可能性のある脳卒中のような合併症を予防するためには、まず、生活習慣を改善し、高血圧にならないように注意することが必要ですね。

店長

2009年5月11日 (月)

コラム147 20歳過ぎたら体重減にも注意 死亡リスク、中高年で高まる

成人後に体重が増えた人よりも、減った人の方が、中高年での死亡リスクが高いとの研究結果を厚生労働省研究班が発表した。栄養不足による免疫力の低下などが影響している可能性があるという。日本では肥満の健康リスクが強調されがちだが、体重減にも注意が必要であることを示す結果だ。 

研究班が岩手、秋田、長野など10都府県の4069歳の男女約9万人を13年間にわたり追跡調査。20歳のころと比べて体重が「5キロ以上減少」「5キロ以上増加」「変わらない(増減5キロ未満)」の3グループに分類し、何らかの原因で死亡するリスクとの関連を調べた。男女とも半数程度は5キロ以上増えており、5キロ以上減っていたのは約1割だった。 

追跡期間中に死亡したのは計6494人。男性では、体重が減ったグループの死亡リスクは、変わらなかったグループの1.44倍だった。逆に、増えたグループの死亡リスクは0.89倍と小さかった。死因別では、体重減の人はがんや循環器疾患のリスクが高まった。

Nikkei Net

メタボ改善のための減量対策に取り組む方、若い女性の痩せ願望、これらに注意を呼びかける内容ではないでしょうか。ただ、痩せたらいけないというのではなく、「栄養不足による免疫力の低下などが影響している可能性がある」というところが大切だと思われます。

日本肥満学会でも肥満に対する警告と同時に、若年女性の痩せに対する問題提起が行われていることも注目すべきことだと思います。

以前に統計がとられたBMIと死亡率に関する統計データでは、標準のBMI22近辺の理想的な体型の方と比べ、25以上の肥満者では当然リスクが高くなりますが、逆に痩せの方でもそのリスクが高くなるという結果も報告されています。

BMI22を目標に。またダイエットに取り組まれる方は、食事のバランスを最優先とし、各種ビタミンをまんべんなくたっぷりの野菜などから摂るなど、食べないだけの無理なダイエットは危険ですので栄養価のバランスには十分注意しましょう。

店長

コラム147 20歳過ぎたら体重減にも注意 死亡リスク、中高年で高まる

成人後に体重が増えた人よりも、減った人の方が、中高年での死亡リスクが高いとの研究結果を厚生労働省研究班が発表した。栄養不足による免疫力の低下などが影響している可能性があるという。日本では肥満の健康リスクが強調されがちだが、体重減にも注意が必要であることを示す結果だ。 

研究班が岩手、秋田、長野など10都府県の4069歳の男女約9万人を13年間にわたり追跡調査。20歳のころと比べて体重が「5キロ以上減少」「5キロ以上増加」「変わらない(増減5キロ未満)」の3グループに分類し、何らかの原因で死亡するリスクとの関連を調べた。男女とも半数程度は5キロ以上増えており、5キロ以上減っていたのは約1割だった。 

追跡期間中に死亡したのは計6494人。男性では、体重が減ったグループの死亡リスクは、変わらなかったグループの1.44倍だった。逆に、増えたグループの死亡リスクは0.89倍と小さかった。死因別では、体重減の人はがんや循環器疾患のリスクが高まった。

Nikkei Net

メタボ改善のための減量対策に取り組む方、若い女性の痩せ願望、これらに注意を呼びかける内容ではないでしょうか。ただ、痩せたらいけないというのではなく、「栄養不足による免疫力の低下などが影響している可能性がある」というところが大切だと思われます。

日本肥満学会でも肥満に対する警告と同時に、若年女性の痩せに対する問題提起が行われていることも注目すべきことだと思います。

以前に統計がとられたBMIと死亡率に関する統計データでは、標準のBMI22近辺の理想的な体型の方と比べ、25以上の肥満者では当然リスクが高くなりますが、逆に痩せの方でもそのリスクが高くなるという結果も報告されています。

BMI22を目標に。またダイエットに取り組まれる方は、食事のバランスを最優先とし、各種ビタミンをまんべんなくたっぷりの野菜などから摂るなど、食べないだけの無理なダイエットは危険ですので栄養価のバランスには十分注意しましょう。

店長

2009年5月10日 (日)

コラム146 東京のホテルで、乳がん検診付き宿泊プラン

東京新宿のホテルで乳がん検診付き宿泊プラン「ピンクリボンステイ」を始める。同ホテル内にある診療所での検診と薬膳メニューのディナーコースをセットにした内容で、乳がんの啓発運動であるピンクリボン運動への寄付も含まれる。母の日の記念などに親子での利用も促していきたい考え。

同ホテル内には東京女子医科大学特定関連診療所があり、通常は会員向けに診療を実施している。今回のプランでは、マンモグラフィーや超音波検査、腫瘍(しゅよう)マーカーなどの充実した検査に加え、乳がん治療の第一人者の神尾孝子医師らが診察にあたる体制をとる。

Nikkei Net

最近ピンクリボンを見かけるシーンが増えてきましたね。ピンクリボンとは、乳癌の撲滅、検診の早期受診を啓蒙・推進するために行われる世界規模のキャンペーンやそのシンボルのことをいいます。日本人女性のうち、乳癌を発症する割合は約20人に1人と言われており、また、乳癌で死亡する女性の数は年間約1万人弱とされ、そのキャンペーンは年を増すごとに拡大しているとのことです。

日本でのピンクリボン運動が一般的に認知されるようになったのは、2000年代に入ってからで、アピール活動が開始され、その一環として有名なのは、東京タワーがピンク色にライトアップされたことですね。その他にも東京都庁舎、レインボーブリッジ、表参道ヒルズ、神戸ポートタワー、明石海峡大橋などでもピンク色のライトアップが行われるようになり、いずれも大勢の人へ視覚という形で、ピンクリボン運動の認知度を向上させるキャンペーンが行われているようです。

乳がんは食事の欧米化や出産年齢の高齢化に伴う女性ホルモンとの関連が大きいことがわかっています。乳がんによる死亡を防ぐ決め手は、早期発見、早期治療です。最近よく耳にするマンモグラフィーは早期乳がんの発見率を大きく向上させていて、厚生労働省は平成16年度に40歳以上の女性に対して、2年に1回マンモグラフィーと視触診の併用検診を推奨しています。

女性の方は、できるだけ定期的に受診されることをおすすめします。

店長

2009年5月 8日 (金)

コラム144 東北大、米で認知症予防を指導 「脳トレ」のノウハウ活用

東北大学は今秋にも、米国最大の高齢者団体AARPと共同で、簡単な読み書きや計算を通じて高齢者の認知症を予防・改善する指導を米国で始める。脳を活性化する手法を用いるもので、任天堂のゲームソフト「脳を鍛える大人のDSトレーニング」にも応用された。米国人向けに教材も改良し、現地で普及をめざす。 

 第1弾としてワシントン近郊の老人ホームで約半年間実施する。教育事業の公文教育研究会(大阪市)が、東北大の研究成果を基に開発した教材を使う。文章の朗読や足し算などを繰り返すことで高齢者の理解力や記憶力の回復をめざす。

Nikkei Net

最近は本のみならず、ゲームソフトでもずいぶん脳トレーニングのソフトが充実してきましたね。ただ単に娯楽や暇つぶしにということではなく、脳のトレーニングに積極的にという制作者の思いもあるのでしょう。よく人間の脳細胞は20才を過ぎた頃から1日当たり約10万個ずつ死滅していくという話をききます。1日に10万個も死滅していったら脳に細胞がなくなってしまうのではないかと思いますが、脳細胞の数というものはそんな影響が出るほど少なくはないのだそうです。

とにかく脳に刺激を与え機能を動かし続けるということが大切なようです。ゲームソフトでなくとも書店で本を探せば、いろいろな本が売ってありますね。まちがいさがしや、迷路、順番に並べる問題、そしてぬり絵、かんたんな計算などなど、いろんなタイプの問題を集め、バラエティー豊かなものになっています。余暇時間のちょっとした遊びとして、気軽にチャレンジしてみるのも良いのではないでしょうか。

高齢の方でしたらお孫さんのドリルを一緒にといてみたりするのも、色々な意味で良い刺激になるかも知れませんね。

店長

2009年5月 4日 (月)

コラム140 こどもの睡眠時無呼吸症候群も問題に

夜間によく眠れないため、昼間に強い眠気が生じるなど日常生活を脅かす睡眠時無呼吸症候群(SAS)。最近、この病気が子供にもみられるようになり、学力低下などの悪影響を及ぼすことが指摘されている。子供のSASに詳しい千葉県立保健医療大学健康科学部教授は、啓発冊子を作成するなどして、適切な治療を受けるよう呼びかけている。教授が病院勤務医だったころ、睡眠中に呼吸ができず、脈まで止まってしまった子供が救急で病院に運び込まれてきた。「原因を探るとSASだった。場合によっては、命にもかかわるので決して侮らないでほしい」と警告する。

子供は成長段階によって体格や呼吸数が異なるため、一律の基準は設けられていない。ただ、教授は「睡眠中に5、6秒程度の呼吸停止があれば、『無呼吸』に該当すると専門医の間では考えられている」と説明する。

子供のSASが疑われるケースは、いびきのほか、横向きであごを上げて口を開けて寝ていたり、無意識のうちに座位になって寝ていたりと、「気道を確保しようと無理な姿勢で寝ている場合が典型的だ」と、教授は話す。

MSN産経ニュース

子供にまでこの症状が出るケースがあることは驚きです。

電車でいびきをかいている人がたまにおられ、それはそれで気になりますが、中には急に呼吸が止まるような方を見かけたことはありませんか。そんな光景にでくわすと私もはらはらしてしまいます。SASは、「成人の場合、睡眠中に呼吸が10秒以上停止する『無呼吸』が1時間に5回以上繰り返される病気」などと定義されているようです。

主な症状は、いびき、熟睡できない、昼間の強い眠気、集中力の欠如などですが、原因の一つは肥満によって空気の通り道が狭くなっていることです。気道がふさがって酸素が不十分となり、血中の酸素濃度が低下するため、脳が休息できないのです。睡眠の質が低いので、昼間も集中力が上がらず、上述のような症状が出てしまいます。

解決法として言われていることは、ダイエットをする、横向きで寝て気道がふさがらないようにする、鼻呼吸の習慣をつける、寝酒をやめてアルコールを控える、これらのことが有効だといわれています。やはり肥満が原因の一つになっていますね。

店長

2009年5月 3日 (日)

コラム139 肌のUV対策 保湿ケアでしっかり潤いを -セラミドの重要性-

外出の際、忘れてならないのが紫外線(UV)対策ですが、季節の変わり目のこの時期、日差しが強くなるのに伴い、肌の調子が不安定になりませんか。肌の表皮を形成する大切な成分がセラミド。セラミドは皮膚の角質層にあって水分を抱え込み、肌を潤すのと同時に、外からの刺激を防ぐ肌バリア機能に重要な成分です。しかし、肌が乾燥して水分やセラミドが不足しがちになると、外からの刺激に過敏に反応し、肌荒れを起こしやすくなるのです。

角質層には角質細胞が何層にも渡ってレンガのように並んでいるのですが、その角質細胞の間を埋め尽くしている細胞間脂質と呼ばれる脂質の、およそ半分を占めているのがセラミドという成分です。セラミドは角質を密着させ、水分を挟み込む働きや水や油の保持作用や細胞を結び付ける働きなどが知られています。皮膚の保湿に関して中心的な役割を果たしているといえるでしょう。

セラミドを4週間投与する臨床試験の例をご紹介しますと、「肌のツヤ」「肌の潤い」「肌のハリ」「肌のキメ」「かゆみ」いずれの項目についても半数近い改善効果があらわれ、特に「肌の潤い」に対しては、80%の対象者から改善が報告されています。

店長

2009年5月 1日 (金)

コラム137 脱メタボ、女性は体重8~13%減必要 筑波大調査

メタボリック症候群の日本人女性が症状を改善するには体重を約8~13%減らす必要がある。そんな研究結果を筑波大大学院人間総合科学研究科のグループが発表した。これまでは5~10%の減量で心筋梗塞(こうそく)など肥満関連の症状改善に効果があるとされていたが、脱メタボにはそれを上回る減量が必要という内容だ。

メタボ症候群の要素を持つ309人の女性に3カ月間、食事制限や定期的な運動をしてもらい、データ分析した。

症状改善に成功した約7割の人としない人との体重を比べると、8.1%の減量を境に差が出た。腹部肥満の解消には13.0%、高血糖だと13.2%の減量が必要だった。

Asahi.com

メタボリックシンドロームの診断基準の第一段階は、お腹周りが女性で90cm以上、男性で85cm以上が要注意というものでしたね。今回の大学の調査はメタボリックシンドロームの方を対象として、脱メタボのために体重に視点をおいて調査されたものです。結果的に体重を8~13%ですから、約1割カットですね。一般的に5kg以上の減量が必要となります。減量は、摂取カロリーを抑えて、消費カロリーをあげることが原則。日々の食事管理と、運動を習慣づけることがなにより大切ですね。決して一気にというより、ご自身でできる範囲から目標をつくって取り組みましょう。

店長

2009年4月29日 (水)

コラム135 豚インフル、警戒レベルをフェーズ4に引き上げ WHO

世界保健機関(WHO)は27日夕、豚インフルエンザに対する警戒レベルをこれまでの「フェーズ3」から「フェーズ4」に引き上げることを決めた。メキシコや米国を始めとする世界各地での急速な感染拡大を受け、人から人への感染が増加する段階になったことを初めて認めるものだ。
マーガレット・チャン事務局長は委員会終了後、声明を出し、「引き上げは世界的大流行(パンデミック)を引き起こす可能性が増したことを示している。だが、それが不可避ということではない」と強調。「ウイルスの広がりを考えると、発生を封じ込めるのは不可能だと考える。いかに抑えていくかに焦点を当てるべきだ」とし、被害拡大の防止に全力を尽くすべきだとの考えを示した。
声明はまた「国境封鎖や渡航制限を行わないよう勧告する」とし、「季節性インフルエンザ用のワクチンの製造を続ける段階だ」と強調した。
WHOのケイジ・フクダ事務局長補は委員会終了後、記者会見し、警戒レベル引き上げの理由について、疫学上のデータとウイルスの毒性など「純粋に専門的見地から決定した」と説明。1段階の引き上げにとどまったことについてフクダ氏は「地域社会レベルでの持続的な感染拡大が広がっている証拠を確認できなかったため」とした。ただ、警戒レベルの一層の引き上げについては「状況次第で引き上げる可能性もあるし、戻すかもしれない」と含みを持たせた。
WHOは被害が拡大しているメキシコなどに対して、感染拡大の防止策と監視体制の強化などを求めるとともに、まだ感染報告のない国々についても、パンデミックに対する準備やワクチンの備蓄などを呼びかける。

Asahi.com

狂牛病、鶏インフルエンザ、SARSなど、目に見えないウイルスの仕業とあって今回の豚インフルエンザも怖いですよね。メキシコに端を発して、渡航し帰国された方がその国でウイルスを伝染させてしまうため、メキシコ以外の数カ国でも発症者が報告されています。成田空港でもメキシコからの航空機が到着するやいなや、万が一を想定して水際で食い止めるべく、空港検疫所が検疫官を機内に乗り込ませて乗客の健康状態をチェックしていましたね。感染者無しという報告でしたが、これからの厳戒態勢は続くものと思われます。
今回のインフルエンザは、豚インフルエンザ(H1N1)が変異した新型インフルエンザで、4月29日現在では、日本国内で発生が認められていません。今後の公的機関などの新しくかつ正しい情報に注意しましょう。
店長

2009年4月22日 (水)

コラム128 踊る阿呆にメタボなし 阿波踊り体操DVD、教授が考案

徳島大学の教授が考案した阿波踊り体操「メタボリックシンドローム予防・解消編」のDVDが完成し、19日、体験会があった。 

しなやかな阿波踊りの手の振り付けに、前後左右のステップなどエアロビクスの動きをプラスした。

16分間で、2千歩のウオーキング以上の効果がある。 

06年まで14年間、糖尿病による死亡率ワースト1位だった徳島県。DVDは県内の市町村に配る。踊るメタボに見るメタボ、同じメタボなら踊らにゃそんそん?

3/20 asahi.com

メタボ対策では、体を動かす試みがいろいろな形で提案されていますね。一日30分の早足歩きのような基本的な内容から、最近では運動習慣のすすめをゲーム機に応用し健康管理ソフトも開発されています。

今回の記事は、徳島県あげての、糖尿病ワースト脱却を目指した取り組みのようですね。

しかし、楽しそうですが16分間で2000歩分のカロリーを消費するのですから、結構続けるのも大変かもしれません。

皆さんも、毎日続けられる健康法を試行錯誤で完成させ、自分なりの健康管理をお続け下さい。

店長

2009年4月19日 (日)

コラム125 JR西、7月から京阪神で全面禁煙 関西大手鉄道では初

JR西日本は26日、京阪神地区の全駅を含む16路線の計251駅(一部実施済み)を、7月1日から全面禁煙化すると発表した。首都圏のJRや私鉄などはすでに駅の全面禁煙を決めているが、関西の大手鉄道では初めて。ホームの端などに設置している喫煙所を撤去する。

同社は「サンダーバード」や「くろしお」など特急・急行に設置している喫煙ルームや喫煙車両も6月1日からすべて廃止する。一部の寝台列車を除き、在来線の列車はすべて禁煙とする。

駅ホームを全面禁煙とするのは、東海道・山陽線の網干(兵庫県姫路市)―米原(滋賀県米原市)間や阪和線、宝塚線の新三田―尼崎間など。

受動喫煙の防止を求める乗客らの声を受け、同社は昨年10月、大阪環状線などの駅ホームで全面禁煙を開始。喫煙者からの苦情がほとんどなかったため、今回対象を拡大したという。

3/29 asahi.com

厚労省のH19年国民健康・栄養調査結果の概要によると、「現在習慣的に喫煙している人の割合は、男性で4割、女性で1割という結果。また現在習慣的に喫煙している人のうち、「たばこをやめたい」という人は増加傾向にある」との解説があります。

喫煙者の方と雑談すると、ホームの雨ざらしの一番隅っこが喫煙場所の場合が多く、肩身が狭いという話が良く出ますが、煙草を吸わない方の受動喫煙という問題もあります。

今回はJR西日本の措置ですが、今後公共の場での喫煙についてはどんどん喫煙者の「くつろぎの場」は減っていく傾向になるでしょう。

いろいろなところで紹介されているように、煙草による健康に対する害はありますので喫煙者の方は今一度健康第一で考えてみては如何でしょうか。

店長

2009年4月18日 (土)

コラム124 10代の体力「長寿につながるかも」 戦時中の記録追跡

10代での体力が長寿に結びつく可能性が高いことが、お茶の水女子大グループの研究でわかった。戦時中の体力測定記録をもとに当時の学生を追跡、いまの生存状況を調べた結果。

記録は同大学の前身、東京女子高等師範学校の付属高等女学校で43年12月にあった「体力検定」。平均17歳、519人分の記録を、同大の准教授が3年前、大学倉庫で偶然見つけた。

大学付属高校の同窓会のメンバーが手分けして電話をかけるなどしたところ、510人の状況がわかった。07年春の時点で、平均年齢は81歳で、死亡していたのは72人だった。

研究グループは、1000メートル走と縄跳びの持続時間、木の棒投げ距離、16キロの荷物を抱えた100メートル走といった、普段の運動で身につく体力を示す4種目について点数化。総合点が高めだった人と低めだった人に分け、510人の07年春時点での生存状況を比べた。その結果、点数が高めの人たちの生存率は89.3%。低めは82.5%と、統計学的に有意差があった。

3/29 asahi.com

若い頃の運動習慣が大切だということですね。昔と比べ少年の遊びの文化が様変わりしています。現在の10代の遊び時間の使い方といえば、外で遊ぶと言うより、ゲームや携帯でのメール。特に携帯やメールに割く時間は社会問題にまで発展しているようです。

基本的に、体の成長時期はまず、動いて汗をかいて健康的な体作りに努めることが大切なのでしょう。

運動習慣の継続は寿命の延長とまでも言わないまでも、日々の健康管理の大切な部分です。

皆さんも運動習慣続けましょう。

店長

2009年4月15日 (水)

コラム122 後発医薬品の使用、5年で倍増計画 国立病院機構

国立病院機構は、値段の安い後発医薬品の使用量を5年後に現在の2倍にする方針を決めた。4月に始まる09年度からの5年計画に盛り込む。国は医療費を抑制するため、後発医薬品の利用を促しており、規模が大きい同機構の病院で利用を進め、後発医薬品への患者の抵抗感を薄くする狙いがある。

同機構145病院での後発医薬品の使用率は、数量ベースで約16%(07年度)。これを2013年度までに30%以上に引き上げる。金額ベースでも現在の8%から15%に増やす。同機構の外来患者は院外処方が大半なので、対象は主に入院患者。 

国は社会保障費抑制のため、07年の「骨太の方針」で後発医薬品の比率を3割にする目標を設定している。同機構は、全病院で使う後発医薬品のリストを公表するなど、国の方針に沿って対応。同機構は「後発薬の利用促進にどのような課題があるかについても把握したい」とする。

3/30 asahi.com

最近TVCMや雑誌でもジェネリックという言葉が定着してきています。後発医薬品とは、先発医薬品メーカーの特許が消滅したのを受けて他のメーカーがその内容を利用して製造した、同じ主成分を含んだ医薬品をいいます。「ゾロ品」ともいわれます。このジェネリック医薬品の普及は、アメリカやイギリスでは50%を越えていますが日本はまだまだ16%程度。安定供給の問題や薬効が一昔前のものであり、最新の医薬品と比べて安心して患者さんに投薬できづらい状況が日本にはあるようです。

とは言え、医薬品の前に生活習慣の改善で病気を未然に防ぐことが大切です。

生活習慣の適正化は、国の医療費削減にも直結します。

店長

2009年4月13日 (月)

コラム120 AEDの威力! 救命率2倍に心停止から処置までの時間半減

病院以外の場所で心停止して倒れた人がAED(自動体外式除細動器)で電気ショックを受けるまでの時間が8年間で半分以下になり、救命率は倍の3割になったことが京都大などの解析でわかった。より効果を上げるには一般の人の取り組みがカギという。

病院外で心停止した人の救命記録をきめ細かく集めている大阪府内の98~06年のデータを分析。倒れた際に目撃者がいた約9千人分を検討した。このうち、心筋が細かく震えて血液が送り出せなくなる心室細動を起こしたのは1733人。ほぼ全員が救急救命士によりAEDで電気ショックを受けた。

心室細動では、心停止から電気ショックまでの時間が命や後遺症に大きくかかわる。その時間は98年に平均19分だったのが徐々に短くなり、06年に9分。1カ月後に生存している救命率は15%から31%に、神経障害がほぼ残らず社会復帰する率も6%から16%に上がった。AEDを使うのが1分早ければ、社会復帰率が16%高まる計算という。

3/29 asahi.com

皆様もご存じだと思いますが、先日の東京マラソンで、タレントの松村邦洋さんが倒れ、このAEDで蘇生処置が行われ救助されましたね。心臓に電気ショックを与えて蘇生させるAEDを携帯したサポートチームを配置したことが功を奏したとありました。

手当をしたボランティアのチームは、2年前から東京マラソンの救命活動に取り組んできていたようですが、1分1秒を争う状況だったそうです。

心肺停止から電気ショックを与える時間が鍵のようです。

皆さんもAEDに関心を持ちましょう。

店長

2009年4月11日 (土)

コラム118 徳川家康に学ぶ長寿の秘訣


徳川家歴代14代将軍の平均寿命は49.6歳、当時の日本人平均寿命は37.8歳という中で、家康は75歳まで生きました。

いったい家康に長寿をもたらした食事とはどのようなものなのでしょうか。

研究によると、家康は「麦めし・実だくさんの味噌汁・丸干しの魚」を好んで常食していたそうです。

これには現在の栄養学に照らしても、ビタミンB群、食物繊維、ビタミンE、イソフラボン、レシチン、DHA、EPAなど日本食の原型で長寿体質を支える機能性成分が多く含まれているのです。

食糧が十分に確保できない当時ですからビタミン・ミネラルを始め機能性をもった食事を庶民が十分に確保できたとは思えません。家康は食生活において恵まれた環境であったことは確かでしょう。

現代は、飽食の時代といわれます。人はあらゆる食糧を手に入れることができます。逆に何を選んで食べれば良いのか、正しい選択をしなければなりません。これを誤ると、肥満、高血圧、糖尿、高脂血症など、動脈硬化を誘発する死の四重奏と呼ばれる生活習慣病に陥ってしまいかねません。

また、現代は「知的食生活」をすることが求められています。バランスの良い食事に併せて、特定保健用食品のような機能を持った食品をうまく日常の食生活に取り入れることも一つの方法ですね。

まずバランスのとれた食生活に、このような機能性をもった食品を取り入れていくこと、このような「知的食生活」が、生活習慣病の予防につながり健康的な生活の一つの基本となるでしょう。

店長

2009年4月 4日 (土)

コラム110 40代後半で認知症、10万人に27人 厚労省が対策

65歳未満でアルツハイマー病などの認知症を発症した「若年性認知症」の人が、働き盛りの40代後半で10万人に27人の割合でいるとの推計が厚生労働省研究班の調査で明らかになった。

30代前半は同5.9人、60代前半は同189.3人で、年齢が上がるにつれ急増していた。

06~08年度に茨城、群馬、富山、愛媛、熊本の5県で、認知症の人が利用するすべての病院やグループホームなどを調べた。18~64歳全体の全国推計は約3万7800人で、10万人当たり47.6人が若年性認知症という計算だ。別の手法による97年の推計では2万5600~3万7400人で、厚労省老健局は「ほぼ横ばい」とみている。

3/21 asahi.com

若年性認知症は、いろいろな原因が考えられているようです。

例えば、生活習慣病が引き起こす脳血管障害。脳梗塞により、血管が詰まる、血流の量が減るなどして、脳細胞のはたらきが低下するために起こるようです。このようなケースは男性に多く、5060歳で発病しやすいそうです。

高血圧や脳卒中の経験がある人は注意が必要なようですね。

サインも様々なようです。「物忘れが多い」、「計算ができない」、「あることは忘れても、ほかのことはしっかり覚えている」、「頑固になり、自分中心で他人への配慮がなくなった」など、もちろん認知症に関連する症状だけではありませんが、サインは周りの人が察知するもの。

自分の健康、人の健康。健康の輪をひろげましょう。

店長

2009年3月17日 (火)

コラム93 旬の食材『かぶ』

みなみさん

春の野菜の代表格・・・と言っても過言ではない かぶ。

春の七草の「すずな」としても食されており、日本人にはなじみ深い野菜です。

私も、クセがなく甘みのある味や、愛らしい丸い形が大好きです。

かぶには、炭水化物の消化を助ける酵素のジアスターゼが含まれており、

胃もたれや胸焼けを和らげてくれる効果があります。

また、葉の部分は根部分よりも豊富な栄養素が含まれます。

他の春野菜と一緒にシンプルな味付けのスープにすると、やさしいかぶの味が一層引き立ちます。

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★ かぶ ★

葉に含まれる、カルシウム・鉄・カロテン・ビタミンCなどの栄養素は野菜の中でも

トップクラスです。

2009年3月13日 (金)

コラム89 日本人は糖尿病になりやすい民族?

日本人は糖尿病になりやすい民族?

日本人はもともと糖尿病になりやすい民族であることはご存知ですか?

日本人の先祖は南方系と北方系の由来説がありますが、北方系民族はユーラシア大陸からモンゴルを下り日本に渡ってきた民族で寒さと飢餓に耐えうる民族としての体質が作られてきました。

いまのような豊かな生活で過ごしていると、膵臓B細胞のインスリン分泌が低下し、身体を動かさないためにインスリンの働きが悪くなるのが今の日本人だそうです。

私達よりも早くに西洋化になじんだ人達はアメリカへ海外移住した日本人達です。

ハワイ、シアトル、サンフランシスコには多くの日系アメリカ人が長く生活しています。

日系3、4世はほとんど日本語の会話ができない年代になってきていますね。

日本人がアメリカ式食生活をしていると、糖尿病の発病率が高くなることをシアトルのフジモト先生(日系アメリカ人2世)が、だいぶ前ですが1987年に報告しました。

糖尿病有病率は日系アメリカ人20%、アメリカ白人18%、日本人16%です。

糖尿病合併症の発病頻度も日本人に比べ日系アメリカ人は約2倍高いことが報告されています。

これらの事実は、糖尿病になり易い日本人が欧米風の食事をしていると、糖尿病有病率が高くなり、合併症もきたし易いということですね。

店長

2009年3月 2日 (月)

コラム78 宴会を無事に乗り切るお酒の飲み方

宴会を無事に乗り切るお酒の飲み方

お付き合いなどで宴会が続くようなときは、食べ物に気をつけないといけないとわかっていても、つい羽目を外してしまい、生活習慣病発症のリスクが上がってしまうといわれています。

特に「糖尿病」「高血圧」の人にとっては要注意です。そこで、酒やつまみを楽しみながら、宴会シーズンを無事乗り越えるポイントをご紹介しましょう。

大切なのは「空腹時に飲まない」ことです。 

空腹時の飲酒は食欲が増進して、食事量もアルコール摂取量も増えてしまいます。つまみで少し腹ごしらえをしてから、ゆっくりと飲むようにしましょう。つまみの選択も重要です。カロリーの過剰摂取は言うまでもありませんが、意外と落とし穴なものが、甘辛系、ナス、鳥皮です。 

甘辛系は砂糖などで味付けをしているものが多く、動物性脂肪の食品と組み合わせると、体内に脂肪として蓄積されやすくなります。

焼き鳥なら甘辛いタレより塩で食べる。

焼き肉やウナギ、アナゴも塩で。ナスは油を使った料理を避けましょう。

ナスは油を非常によく吸ってしまうので予想外の量の油を摂取しかねないのです。

鳥肉は牛や豚と比べて脂肪が少ないのですが、皮だけは例外。

鳥皮は外して食べるようにしよう。

基本的にはやはり腹八分目。

いつも控えているような食べ物には極力手を出さないようにしよう。

また、食べ過ぎ、飲み過ぎた翌日は、いつも以上の食事、運動管理をするようにしよう。

店長

2009年2月23日 (月)

コラム72 フィリピン看護婦希望者らマニラで面接

フィリピン看護師希望者らマニラで面接

日比経済連携協定(EPA)に基づき、日本で働くことを希望するフィリピン人介護福祉士・看護師候補者への面接が23日、マニラ首都圏ケソン市で行われた。日本側の国際厚生事業団が面接を実施。受け入れ施設関係者が勤務条件などを説明した。比海外雇用庁によると、面接は25日まで行われ、参加者は介護福祉士305人、看護師231人の計536人。応募者約6000人からフィリピン側で選抜。日本側の受け入れ希望者数は介護福祉士288人、看護師141人のため、面接と適性検査で絞り込まれる。

毎日新聞 

日本では、既にインドネシアとの経済連携協定(EPA)に基づいて、日本語研修を受けていたインドネシア人介護福祉士候補者101人が、1月末から全国各地の介護施設で働き始めておられます。世界的な高齢化の流れもあり、日本でも看護師が不足し、人材を確保するための試みがいろいろな形で行われています。外国人労働者の受け入れ方法やその待遇面のことなど問題も多くあるようですが、病院では人手が足りず「お年寄りと会話もできないほど忙しい」というケースも多くあるようです。

大切なのは医療環境が充実し、患者が安心して回復に取り組めること。是非頑張っていただきたいものです。

2009年2月22日 (日)

コラム71 日本人の睡眠時間は世界平均以下

日本人の睡眠時間は世界平均以下

米国調査会社のデータによると、世界の平均睡眠時間が7時間であるのに対し、日本人の平均睡眠時間は6.4時間とか。一番長く眠っているフランスとメキシコが7.2時間、北欧が6.9時間で、日本人の睡眠時間がいかに短いのかがわかる。しかも、不眠を感じる回数でも世界平均を上回っているそうだ。

総務省が2006年に行った社会生活基本調査でも、その傾向が顕著に表れている。日本人の睡眠時間は過去20年で最も短く、男女ともに減少傾向にある。なかでも、働く女性の睡眠時間が最も短い。

NIKKEI NET

以前にも睡眠時間についてはふれたことがありますが、世界的に見てもその平均より遙かに短いのが実態のようです。しかも浅い眠りで熟睡できていない傾向は増えてきているのではないでしょうか。

ストレスによる影響が多いのではないかと思いますが、睡眠不足による体調に及ぼす影響は、短期的なことだけでなくその蓄積で生活習慣病を誘発する大きなファクターになると考えられています。血圧、血糖値それぞれの対策はもとより、十分な睡眠時間をとることによるストレス発散を是非、生活習慣の一つとして取り入れましょう。

2009年2月21日 (土)

コラム70 新型インフル 豊橋で県内初の対策

新型インフル 豊橋で県内初の対策委

11万5000人罹患予想 病院収容力上回る

新型インフルエンザが豊橋市内で発生した場合、人口約38万人のうち11万5000人が罹患(りかん)し、2250人が2か月以内に死亡する可能性があることが25日、市役所で開かれた第1回市新型インフルエンザ医療対策委員会で明らかになった。また、1日の最大入院患者数は4570人に上り、同市内の病院23か所5460床では、十分対応できないことも分かった。医師会長は「今後、近隣の自治体や医療機関と早急に協議していきたい」と述べた。

読売新聞

罹患率3割というぞっとする予測ですね。厚生労働省は、家庭で食料を備蓄しておき、万一流行した時には、なるべく外出しないよう呼びかけています。しかし、流行が終わるまでじっと家で息を潜ませるというのも現実的ではありません。やはりマスクの着用が一番だと思います。今、マスクは多くの種類を見かけます。最先端のものだと、ウイルスの効力をなくしてしまうものまで技術の進歩にはめざましいものがあります。マスクだけで完全に感染を防げるわけではありませんが、ウイルスが目に見えない外敵だけに、マスク、手洗い、うがいなど、特に外出から戻るときなどはウイルスの持ち込みも十分考えられますので、できる限りの予防が大切です。

2009年2月20日 (金)

コラム69 ヒトiPS細胞で血小板 東大、世界で初めて成功

ヒトiPS細胞で血小板 東大、世界で初めて成功

東京大学の研究チームは、ヒトの細胞から作った新型万能細胞(iPS細胞)を使い、血小板を作ることに世界で初めて成功した。血小板は出血を止める働きを持つ血液の成分。実用化できれば、出血性の血液病の治療や外科手術で使う輸血用血小板の不足を解決できる可能性がある。また赤血球や白血球などほかの成分も作れる可能性があり、将来は献血に頼らずに輸血用血液を確保することもできそうだ。

血小板は血管の傷ついた場所に集まって固まり、血が流れ出るのを防ぐ。東大の中内啓光教授らのチームは、京都大学の山中伸弥教授が考案した手法を応用してヒトのiPS細胞を作った。これに別の幹細胞や特殊なたんぱく質などを加えながら培養し、血小板の元となる細胞に育てあげた。この細胞から血小板が放出された。形や大きさのほか、働きも通常の血小板と同じだった。


NIKKEI NET


韓国のソウル大学でのデータねつ造事件や倫理問題など、最先端技術にかかわる万能細胞についての話題は相変わらず多く見られますね。

これらの研究の発展によって、糖尿病や心筋梗塞など細胞移植により治療の道がひらけることが期待されているので、患者さんにとっても大きな希望がみえてくるくらいの重要なものといわれています。

また、このような重篤な病態だけではなく、老化やストレスによるダメージを受けた髪の毛や顔のしわなど、わずかな皮膚の提供で再生することができるような時代になれば....

夢のような話ですが、そのような身近な夢に向けた研究が、多くの研究者によって行われているのです。

2009年2月18日 (水)

コラム67 健康のためにすること、首位は「朝食を毎日食べる」 民間調査

健康のためにすること、首位は「朝食を毎日食べる」 民間調査

インターネット調査を手掛ける民間会社がまとめた健康意識に関する調査によると、健康に「非常に気をつけている」と「まあ気をつけている」を合わせた回答割合は67.8%にのぼり、健康に対する関心が高いことが分かった。健康維持のために現在していることを複数回答で聞いたところ、「朝食を毎日食べる」が46.9%でトップで「体に良い食品をとる」(44.5%)が続いた。

健康のために過去にしていたが、今はやめてしまったことは「スポーツ」が14.7%で1位。「ジムに通う」(14.3%)、「自宅で健康器具を使う」(12.4%)と運動に関する項目が続いた。

調査は14369人が回答した。

2009218/ NIKKEI NET

健康維持のために朝食というのはよく言われていることですね。炭水化物と蛋白質の両方が豊富な、多めの朝食を食べると、食欲や空腹感が抑えられ、長期的に見ても体重減少に有効であることが示されています。

また、この研究では考察として、朝、目が覚めると身体が食べ物を求めるが、食べる量が足りないと脳が別のエネルギー源を求めて非常システムを作動させ、そのあとで食事を摂ると、体と脳が非常モードのままになっているため、エネルギーを脂肪として蓄えてしまうのだそうです。

このような研究結果をみても必ず朝食を摂るということは大切なことのようです。

2009年2月16日 (月)

コラム65 心不全患者、4割がメタボ 男女とも日本人平均の倍以上

心不全患者、4割がメタボ 男女とも日本人平均の倍以上

心臓の機能が著しく低下している「慢性心不全」患者の4割がメタボリック症候群を併発していると、厚生労働省研究班が発表した。メタボ率は日本人平均の2倍以上で、「メタボ対策が心不全治療にも重要であることがはっきりした」としている。腹囲が男性85センチ以上、女性90センチ以上で、血圧・血糖・血中脂質のうち二つが基準値より高いとメタボと判定される。メタボ状態を放っておくと心筋梗塞(こうそく)や脳梗塞を招くおそれが高まると見られているが、その関係を数字で示した研究はこれまでなかった。全国6カ所の病院で治療を受けている慢性心不全患者計3440人のうち、38%がメタボを併発していた。男女とも別の住民調査による平均メタボ率(男性20%程度、女性7%程度)の倍以上だった。

2009/02/06/Asahi.com


慢性心不全の定義は、「心臓のポンプ機能が低下するために全身に十分な酸素が送れず、また全身の血流が滞るために起こる症候群」ということになります。加齢に伴って増える病気で、また生活習慣病でもあります。

原因の一つは高血圧といわれています。とくに高血圧の9割を占める本態性高血圧は、生活習慣の乱れや遺伝素因、加齢などが相互に関連し合って発症すると考えられています。

血圧計を使って定期的に血圧値を測定し、ご自身の現在の状態を把握するとともに、血圧はメタボの1つの因子でありますから早めの対策が必要です。

2009年2月14日 (土)

コラム63 たばこ、酒、肥満で、ガンのリスク3倍、脳卒中は4倍 厚労省

たばこを吸って、酒を飲む、さらに肥満。こんな不健康な生活で、ガンなどの危険性がどれだけ高まるかを厚生労働省が試算した。4069歳の約96000人に生活習慣に関するアンケートをし約10年追跡した。その結果、ガンで2.43倍、脳卒中や心筋梗塞で4倍以上になるとの結果が出た。喫煙や飲酒とガンなどそれぞれの関連性は知られているが、組み合わせの調査は初めて。 

130日 厚生労働省

肥満解消とともに、禁煙と節酒を行うと生存率が上がるという結果が出ています。
研究者らは「ガンと脳梗塞・心筋梗塞を減少させるには、禁煙・節酒を行い、
併せて肥満解消を行っていくことが、より効果的な予防につながる。」としています。
現在、厚生労働省のPRは、第一にメタボ対策 第二に禁煙。節酒はほとんどPRしていません。
お酒を多く飲む人は、不健康になりますし、薬やサプリメントの効果も出にくいです。
トクホを摂る方で、タバコやお酒を飲んでいる方には、禁煙・節酒をよびかけましょう。

2009年2月11日 (水)

コラム60 朝の血圧要注意!早朝高血圧 = モ-ニングサージ (朝の満ち潮)

血圧は1日をとおして緩やかに変化をします。
個人によってパターンは様々ですが、一般的には夜に血圧が下がり、明け方目覚めるころから血圧が徐々に上がり始めるのが一般的のようです。
しかし、夜でも逆に上がったり、明け方、特に上がり方が著しかったりする人々が多くおられることがわかってきました。
これが「早朝高血圧」といわれる症状です。
「早朝高血圧」が、患者の脳心事故(脳卒中・心筋梗塞)にどの程度の悪影響を及ぼすのか調べられたことがあります。
その調査研究によると、発症頻度は明らかに午前中(特に午前6-8時)に多く起こっていました。
目覚めていよいよ活動を始めるという時間帯に多発しているわけです。
寝ている間は副交感神経(神経を落ち着かせる)が優位に働くようですが、明け方のこの時間帯は交感神経系(神経を活発にする)が活性化して過敏になってきます。
同時に、血圧も上がり、その影響で血液が血栓を造りやすくなり、動脈硬化を誘発してくるようです。
「魔の時間帯」と言われるのもこのようなことがあるためです。
冬場は、特に朝方冷え込みますので、部屋を暖かくしてから起きるなど、一工夫が大切ですね。
店長

2009年2月10日 (火)

コラム59 みなさん、野菜足りてますか?

みなみさん

 

野菜の摂取は、健康にはもちろん、肌荒れや便秘など美容のためにも不可欠です。

頭ではわかっていても、外食やインスタント製品が多様化している現代で、理想的に野菜を摂取するのは難しいことですね。

厚生労働省が国民の健康づくりのために定めた指標 「健康日本21」 では、1日あたりの成人の目標野菜摂取量を350グラムと定めていますが、実際の野菜摂取量の平均値は290グラムで、目標値には達していません。

私自身も毎日の献立を考える時、「 野菜が不足していないかな? 」ということは

いちばんの気がかりです。

特に朝食作りは、時間に追われて野菜不足になりがちなので、家族の健康が心配です。

そこで、粉末の青汁を入れてパンを焼いてみました。

夜のうちに、ホームベーカリーにセットしておくのでとても簡単です。

野菜もたっぷり美味しく摂れて、見た目にもキレイなので、朝から嬉しくなってしまいました。

2009年2月 9日 (月)

コラム58 医療費かさむことを理由に「受診控えた」4割 日経が意識調査

医療費がかさむという理由で受診を控えた経験がある人が4割を超えていることが、全国の2000人を対象に日本経済新聞社が実施した調査で分かった。医療機関の閉鎖や診療科の縮小が身近であったとする回答は3割近く。誰でも必要なときに必要な医療を受けられる「フリーアクセス」の確保が難しくなり、医療に対する不安が強まりつつある実態が浮かんだ。調査は今年11月、全国の20歳以上の男女各1000人を対象に実施。1407人(70.4%)から有効回答を得た。

20081228/日本経済新聞 朝刊

理由が明確なので社会背景も影響しているのでしょうか。特定検診制度が始まっても、この理由で4割という数字は高すぎると思われるかたも多いのではないでしょうか。

また、厚生労働省の調査結果なのですが、4079歳の国民健康保険加入者5万人を対象とした長期検査によると、生活習慣病リスク要因とされる「運動不足」「喫煙」「肥満」の3つ全てに該当する人は、まったく該当しない人に比べて医療費が約40%高くなるという事実があるようです。

結局、早期発見早期対応が遅れるほど逆に医療費がかさむ結果が示されていますので、一年に一度は定期的に検診を受け、食生活、運動習慣の見直しなど、生活習慣の改善に早くから取り組んでおく必要があるようですね。

2009年2月 8日 (日)

コラム57 月曜日の血圧は高い!ブルーマンデー症候群。


皆さんは、ブルーマンデー症候群という言葉をご存じでしょうか。
いろいろなことで、休み明けの月曜日はご用心という話です。
・人身事故による交通機関の乱れが多く発生するのが月曜の朝。
・月曜の朝に組み立てられた工業製品は故障が多いというのも、業界ではよく知られた話。
ブルーマンデー症候群とは、月曜の朝、前日熟睡できずに目覚め、動悸や頭痛で会社に「行きたくても行けない」といった症状のことを言うらしいのです。
例えば、次のような例もあります。
鳥取県の医療機関で行われたのですが、「高血圧が関係する脳卒中患者約1万3000人」を分析した調査では、月曜の発症率が最も高く、しかも60歳以上と40~59歳の2つに分けたところ、後者の発症率が高くなることも判明されたようです。
現役世代のほうが影響を受けやすいという結果になったのだそうです。
その他にも、大阪医大の医師チームが、月曜の血圧が普段に比べて高くなることを突き止め、米血圧学会誌に発表するなど、さまざまなデータが「月曜の憂鬱」=「ブルーマンデー」を証明しています。
月曜を乗り切るためには、「日曜の夜を楽しく過ごすこと」が有効なようです。
友達と会う、家族で会食して会話を楽しむなど、楽しく笑いのある時間の使い方が有効なようです。
逆にはしゃぎすぎると、その疲れが月曜に影響を及ぼしそうな気もしますが、日曜部に一日中ゴロ寝で過ごさないことや軽いスポーツをするなど適度に体を動かし、早めに眠ることが大切ですね。
店長

2009年2月 4日 (水)

コラム53 月経に伴う頭痛、65%が片頭痛の可能性

英系製薬会社は、月経と片頭痛をテーマに実施したアンケート調査の結果をまとめた。月経に伴って頭痛が起きる2040

代女性の65%は、片頭痛の可能性があることが分かったという。月経時の頭痛を生理痛と誤解している女性が多かった。片頭痛とみられる患者群の78%が「生理痛の一種だと思う」と誤って認識していた。

2008828/日経産業新聞

片頭痛は数時間から、長い場合は数日間痛みが続く症状でその名のとおり、片方の頭のこめかみから目にかけてのあたりが痛むことが多いようです。

8%の日本人が悩まされているようで傾向としては男性よりも女性に多くみられるようです。理由はたくさんあるようですが、メカニズム的には、脳の血管が収縮し、その収縮が開放された時、拡がりすぎて近くの感覚神経を刺激し、血管の周囲に炎症→痛みが起こることのようです。

過労や睡眠不足、精神的ストレス、空腹時や人込み、騒音、まぶしい光のような刺激などそのきっかけは様々ですので、精神的な余裕を心がけ、刺激を避けた生活スタイルで過ごすことが大切です。

2009年2月 1日 (日)

コラム50 楽しく生活改善 恩納村で健康通信教室

沖縄の恩納村が昨年8月から村民を対象に取り組んでいる「健康づくり通信教室」が人気だ。毎日はかった体重を村役場に送付すると、保健師や管理栄養士が生活習慣を点検、改善に向けたきめ細かい助言を記した冊子を送る。1期生からは「運動が習慣化した」「返ってくるコメントを楽しみにしている」と効果を喜ぶ声が上がっている。村は受講生を増やして観光と並ぶ「健康立村」も目指している。

129日 琉球新報より

村が主導して村民の健康管理を行っている様子が記事からよくわかりますね。

具体的には、体重表に日々の体重をはかりながら、生活の中での増減理由を書き込み、これを運動指導士や管理栄養士、保健師が話し合い、個人に合わせた助言や改善方法を提案するものとのこと。

指導も強制的ではなく「楽しみながらできる目標」を設定、少しずつ着実な達成を支援しているのだそうです。

特に、楽しんでできるのは、一緒になって取り組んでいる方たちの体験談や、生活の中での工夫、調理の方法、運動の増やし方、時には趣味など、周りの人との一体感が後押ししているように思われます。

皆さんも日々の体重チェックを習慣化して、なるべく歩けると思われる距離は歩くなど、ちょっとだけ日々の生活に工夫をして健康を維持しましょう。

またお知り合いの方との健康談議で、健康生活の秘訣を知るのも大切なことだと思いました。

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2009年1月31日 (土)

コラム49 75歳未満のがん患者死亡率、20%削減へ…目標を設定

厚生労働省のがん対策推進協議会(会長=垣添忠生・国立がんセンター名誉総長)は7日、がん対策基本法の具体的な目標などを定める「がん対策推進基本計画」に、75歳未満のがん患者の死亡率を2005年から15年までの間に20%削減するという数値目標を設定することを決めた。75歳未満のがんによる死亡率は、1990年以降05年までに毎年約1%ずつ減少し、現在1年間で人口10万人当たり93人が亡くなっている。会長代理の広橋説雄・国立がんセンター総長は、これまでの減少傾向に、がん対策を推進して喫煙率の半減、がん検診受診率を50%に倍増させるなどして、さらに10%削減できるとして、20%の削減を基本計画に盛り込むことを提案。同協議会で了承された。2015年で、がん死亡率は10万人当たり74・4人にするとしている。しかしながら、喫煙率の半減といった目標設定に、JT(日本たばこ産業)が反発、柳沢厚労相に反対の意見書を提出した。柳沢厚労相は閣議後会見で、たばこの喫煙率を減らすための数値目標について「数字が個人の振る舞いと関係ないところで取りざたされるのはまずい」と述べ、設定に難色を示した。

58日 読売新聞

2009年1月30日 (金)

コラム48 太り過ぎ従業員には罰金=雇用主、保険料抑制に躍起-米病院

米医療法人グループのクラリオン・ヘルス・パートナーズはこのほど、2009年から実施する新指針で、肥満の従業員に罰金を科すと通告した。雇用主は企業が負担する従業員の健康保険料増大に頭を悩ませており、追随する動きが広がる可能性もある。 米メディアによると、同病院は従業員の肥満や喫煙、コレステロール値などを調べ、該当する項目ごとに罰金を適用する。罰金は合計で月60ドル(7200円)に達する可能性がある。

811日 時事通信

昨年始まった特定検診。今後、日本でも上記のような制度ができるのでしょうか?少し気になるニュースでしたので掲載してみました。

2009年1月29日 (木)

コラム47 生活習慣病予防週間が始まります(2月1日~7日)

厚生労働省主催で特に脳梗塞や心筋梗塞が多発するこの時期に実施されます。各市町村でいろいろなイベントが開催される予定です。お近くの保健所などに問い合わせると、無料の講演会などがあるかもしれません。

そもそも「生活習慣病」という言葉は、1997年に厚生労働省が名付けました。それまでは、「成人病」と言われていました。つまり、ガン、脳血管疾患、心臓病の3大死因となる病気は、年をとれば発病するものと考えられていたのです。

ところが、糖尿病・脂質異常症・高血圧・高尿酸血症など、生活習慣の悪化によっておこる症状に表れない体の異変と肥満が病気の危険度を高くすることがわかり、認識を新たにするために、「生活習慣病」に変更されたのです。

現在では成人していない子供でも糖尿病になることがあり、成人・子供関係なく、食事や運動といった生活習慣を正すために、厚生労働省は次のことをすすめるに呼びかけています。

* 定期的な運動習慣の獲得

* 正しい食生活の確立

* 禁煙

* 定期的な健康診査の受診

「生活習慣病」は遺伝因子も大きく影響するため、ご家族に高血圧や糖尿病の方がいる方は、より注意が必要です。ぜひ、この機会にご自身の生活習慣を見直してみましょう。

2009年1月27日 (火)

コラム45 食塩摂取量もまだ摂取基準より多め -厚労省発表から

食塩摂取量の平均値は、男性で12.0g、女性で10.3gとなっており、食塩摂取の目標量である男性10g未満、女性8g未満に達していない。

厚生労働省発表「平成19年国民健康・栄養調査の概要」より

 

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食塩摂取量の基準値は「2005年度版の日本人の食事摂取基準」がベースになっています。

男性の場合の摂取基準は 「成人男性10g未満」、女性の場合は 「成人女性8g未満」。

グラフをみてわかるように、摂取量は2割程度オーバーしていますね。傾向として若年層より、50歳以上の年代になるほど摂取量が多くなっているようです。年代による摂取エネルギー量は、例えば30代と50代で見ても大きい差はありませんので、調理の味付け等、塩分の調整が影響している可能性もあります。

減塩タイプの醤油や味噌。塩分がきいている外食はなるべく避けるなどの工夫が必要です。

回転寿司屋さんなどはファミリーでも気軽に利用できますが、食べ終わったあと、のどが乾くような経験はありませんか?

お寿司は意外と塩分が多く含まれているようです。

また、ご家庭での料理はだしを効かせて工夫しましょう。なるべくかつおぶしや椎茸、昆布など自然のものでだしをとるのがおすすめです。

2009年1月26日 (月)

コラム44 国民の野菜摂取量は目標の83% -厚労省発表から

野菜摂取量の平均値は290gであり、「健康日本21」の目標量である350gに達していない。

厚生労働省発表「平成19年国民健康・栄養調査の概要」より

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このグラフは、各年齢別での野菜摂取量が集計されたものです。全体では、目標値の8割程度の達成率。なかなか目標の数値に到達しにくいようです。特にグラフにありますように、若年層では目標より3割程度少ない傾向がはっきり出ており、ファーストフードや外食の増加による不規則な生活が影響しているように思われます。

野菜に含まれる主な栄養素は、ビタミンABB2K、カルシウム、カリウム、ミネラルの鉄や銅、そして葉酸などです。野菜の摂取量が不足すると、食物繊維をはじめとして、ビタミンやミネラルのような微量栄養素も不足することになります。

特に、ビタミンは微量でも、人間の身体の中で生理的な働きを円滑に行うために必須なもの。特に多くのものは自ら身体の中で作ることができませんので、野菜などの食品で毎日摂ることが大切です。

健康日本21の目標350gも、野菜の栄養成分を分析し、健康維持を目標に立てられた数値です。

今回の結果からも今より2~3割多めに献立に追加したいものですね。

また、野菜にはたくさんの種類があります。特に色鮮やかな野菜は、それにたくさん含まれるビタミンに由来する色であることも事実です。色とりどりの、また季節ごとの新鮮な野菜を摂るよう意識されては如何でしょうか。

(つづきは明日のブログにて)

2009年1月25日 (日)

コラム43 学校保健統計調査の結果、各県で公表  東北地方の子供肥満出現率高い 

先日、文部科学省で公表された「平成20年度学校保健統計調査速報」を受けて、
各県で対応がすすめられている。
山形では、肥満ぎみの子供の割合は、7歳と9歳の男子で全国1位。
東北地方の子供は肥満気味という結果が浮き彫りとなった。
山形県では、子供の肥満対策を急いでいる。
香川では、前年度の結果から最も改善がみられた。県教委は「原因はいろいろあるが、
メタボリック症候群が注目されて健康意識が向上したのも一因では」と話している。

9歳児肥満出現率 男 全国平均10.4   単位: %
【高い県】 山形16.9  宮城16.1  秋田15.9  徳島15.8  北海道15.6  青森15.3
【低い県】 滋賀5.1   鳥取6.5   福井7.1   長野7.2   兵庫7.2   島根7.6 

9歳児肥満出現率 女 全国平均7.9
【高い県】 宮城12.7  秋田12.5  岩手12.3  青森12.3  石川11.7  栃木11.5
【低い県】 兵庫4.8   長崎4.8  島根5.3   愛媛5.7  滋賀5.8   京都6.2
1
17日 文部科学省 公表

かつては、子供の肥満は成人には移行しないと言われていました。
しかし近年の医学では、子供の肥満が成人肥満のリスク要因になることが分かってきました。
まずは食育の考えにしたがい、主食+肉や魚、野菜などをバランスよく食べることが必要です。
そのほかには飲み物についてですが、ジュースを飲まなくても、糖分の高いスポーツ飲料
を水代わりに飲んだりすると、肥満の原因になりますので気をつける必要があります。

2009年1月23日 (金)

コラム41 地方部の人は「歩数少なく、肥満も多い」

政府は、健康的な食生活の正しい知識普及に向けた「2008年版 食育白書」を公表した。健康や食生活に対する意識は高いが、生活習慣の改善は今一歩進んでいない。

★都市部の人は、よく歩き、肥満の割合が低く、地方は歩数が少なく肥満が多かった。原因は地方は車の利用が多いからと分析。

★野菜の目標摂取量は350g以上だが、全国平均で成人男性 296g、成人女性 282gと足りていない。

★成人、子供とも肥満傾向が高いのは東北地方。食事量が多く、運動量が少ないためだと分析。

08年 食育白書 1028日 内閣府公表

「メタボリックシンドロームを認知している人は87.6%」「健全な食生活は生活習慣病の予防につながると思う人は93.9%」と食への関心は高いが、十分できていないというのが現状のようです。生活習慣の改善が第一ですが、なかなか難しいですね。知的食生活を心がけましょう。

2009年1月21日 (水)

コラム39 友人が肥満だと、肥満のリスク最大171%アップ-米調査

肥満の友人と付き合っている人はそうではない人に比べ、24年先に自分も肥満になるリスクが最大171%上昇するとの調査結果を、米ハーバード大医学部の研究チームがまとめた。 調査は32年間にわたって、全米の約12000人の成人を対象に行われた。その結果に統計処理を施したところ、配偶者が肥満である場合、24年以内に自分も肥満になる確率は37%、兄弟が肥満の場合は40%高まると算定された。友人が肥満の場合、親しさの度合いをどう思っているかによって幅が出るものの、57171%という高い確率がはじき出された。肥満の友人が遠隔地に住んでいても、自分が肥満になるリスクは高まるという。」

726日 日経新聞

「もりもり食べている人を見ることによって、見ている人の食べることをつかさどる脳の部分が刺激を受けるようだ」と研究者は推測しています。

2009年1月19日 (月)

コラム37 エコノミークラス症候群:入院中の発症、機内の100倍

新潟県中越地震の際、乗用車の中で避難生活を送っていた人たちに相次いで発症し、死者も出した「エコノミークラス症候群」。その名から飛行機の長旅で生じる病気とのイメージがあるが、実は入院中や寝たきり中に起きる方が機内の100倍と圧倒的に多い。ひとたび発症すると死亡率が20~30%と高いだけに、侮ってはいけない。

629 毎日新聞

エコノミークラス症候群は、血管のある場所で血栓ができ、これが脳や肺に運ばれて血管が詰まり、突然死などを引き起こす病気です。最近、原因として多いのは、「寝たきり」「入院」「災害時の避難生活」と言われています。高血圧や糖尿病で寝たきりになり、エコノミークラス症候群になるケースも希ではないのです。またやっかいなことに血栓ができたくらいでは、自覚症状がほとんどありません。寝たきりの原因の約4割が「脳卒中」です。まずは、寝たきりにならないように、生活習慣病を予防・治療することが大事です。

2009年1月17日 (土)

コラム35 朝食をとらない成人の割合が増加

朝食をとらない成人の割合が増加傾向にあることが、

厚生労働省の「2007年国民健康・栄養調査」で分かった。

朝食欠食は、男性30歳代で約30%、女性20歳代で約25%に上るという。

朝食欠食の割合は、成人では男女ともに20代男性を除くすべての年齢層で増加傾向にある。

特に若い世代で高く、男性30歳代では10年前に比べ9.7ポイント上昇し30.2%になった。

女性でも30歳以上のすべての年齢層で比率は2倍前後に増えている。 

朝食をとる人は夕食を午後8時台までにとり、朝食をとらない人は遅い時間にとる傾向にあることも判明。

また、朝食をとらない人は野菜摂取量が少ない傾向があることも明らかになった。

野菜を350g以上食べている人の割合は、朝食をとる人で32.5%、とらない人で16.3%だった。

113日 厚生労働省公表 

 

ダイエットのために朝食を食べない・・・。

これは逆効果。朝食欠食すると代謝バランスが崩れ、

エネルギー消費されにくい体質になります。

朝食は、正しいエネルギー代謝のきっかけになるのです。

また、朝食べずにその分、昼・夜にドカ食いをする人がいますが、

ドカ食いをすると、一気に大量の栄養を摂取するため、

使い切れないエネルギーが出てきます。この余剰エネルギーが

脂肪組織などに蓄積され、逆に太ってしまいます。

現在ダイエット中の方、なるべく朝食を摂るように心がけましょう。

2009年1月16日 (金)

コラム34 ワンコインで健康診断 フリーターらに人気

東京都中野区の商店街で「ワンコイン健診」が始まった。平日も多くの人が訪れる。

低額なうえ、数分で結果が分かる手早さが魅力で、フリーターや自営業者に加え、

職場の定期健診では物足りない会社員らの支持を得ている。

ワンコイン健診を行っているのは、川添高志さん。元東京大学医学部付属病院の看護師だ。

検査内容は、大きく分けて血糖値・総コレステロール・中性脂肪・身長・体重・血圧など。

1回の検査は数分で各500円(ワンコイン)。時間もわずか10分。

19日 産経新聞

 

この看護士さんは病院勤務の際に、重い合併症で失明したり、

足を切断したりした糖尿病患者をみてきたそうです。

それで一念発起、ワンコイン健診を行うための会社を立ち上げ、

検査結果をスピーディーに出せるシステムを開発・導入されました。

注目すべきは、20・30代の人が受診していることです。

自治体によっては無料健診を行っていますが、

日時や健診の項目、年齢が限定されているケースが多く、受診率は上がっていません。

「健康診断」というハードルを低くしたことが功を奏しています。

 

2009年1月15日 (木)

コラム33 善玉コレステロール増える運動量は1回30分、週2時間超

運動で善玉コレステロールを増やすには、少なくとも1回に30分以上、1週間で計2~3時間以上の運動量が必要であることが、お茶の水女子大の研究グループの調査でわかった。 運動で善玉コレステロールが増える学説はあったが、どの程度行うべきか明確な指標はなかった。調査結果によると善玉コレステロールを増やすためには、週当たり900キロ・カロリーの消費が必要。これは3時間の早歩きに相当する。また運動1回当たりでは、30分以下ではほとんど効果がなく、それ以上で効果があった。運動の激しさと

は無関係だった。

529日  読売新聞

最近は、総コレステロールを下げるよりも、善玉を上げて、悪玉を減らす治療に変わっています。基準は、善玉(HDL-コレステロール)40mg/dl以上、 悪玉(LDL-コレステロール)140mg/dl未満にすることが目標です。30分以上のウォーキングを週に6回行うことが改善につながりそうです。

2009年1月13日 (火)

コラム31 自分にあった睡眠時間でストレスを発散しましょう -厚労省発表から

一日の睡眠時間は、男女ともに「6時間以上7時間未満」が最も多く、約4割であった。

睡眠で十分休養がとれているものの割合において、「充分とれている」、「まあまあとれている」と回答した者の割合を合わせると、総数では男女ともに75%を越えていた。一方15~40歳代では、「あまりとれていない」、「まったくとれていない」と回答した者が多かった。

1225日 厚生労働省発表「国民健康・栄養調査」より

2009_01_13

睡眠不足の経験は、多くの方がお持ちだと思いますが、疲労感、情緒を不安定、判断力低下など、不快な症状を招きます。また、ストレスでふさぎ込むようなメンタル面への悪影響が出やすくなります。

睡眠障害は、交通事故などの事故の原因となるばかりでなく、最近では、血圧や血糖値など、生活習慣病に係わる指標の悪化要因としても注目されています。

不眠がちである方も、なるべく、アルコールやお酒に頼らず、適度な運動で心地よく、十分な睡眠を心がけましょう。

2009年1月12日 (月)

コラム30 ストレス対処方法のNo.1は「趣味」 -厚労省発表から

「ストレスの対処法」は男女ともに「趣味を楽しんだり、リラックスする」、「テレビを見たり、ラジオを聞く」者の割合が多かった。

また、男性では、女性に比べて「酒を飲む」、「煙草を吸う」者の割合が多い特徴があった。一方、女性では、男性に比べて「家族や友人に悩みを聞いてもらう」、「なんとかなると楽観的に考える」、「食べる」者の割合が多い特徴があった。

12月25日 厚生労働省発表「国民健康・栄養調査」より

ストレスは心身の健康を害する可能性が高いのはそのとおりですが、10日の毎日新聞夕刊に気になる記事がありました。

昨年12月に終了したイラク派遣活動で、派遣された隊員本人だけでなく、その家族にも強い精神的なストレスがもたらされている実態が浮き彫りになっているようです。その原因は我慢。不安で心に変調を来してもそれをため込みなかなか発散できない。本人と家族が悩みを語りあい、心の平安を保つ仕組みを整備する必要があるとありました。

その他にも、最近、都立高生ら5人がバイクの暴走行為で書類送検された事件がありました。動機はストレス発散だったそうです。

今回の調査では、上に書いたこと以外では、「身体を動かして運動する」ことを心がけておられる方が男性で20%、女性で14%おられることがわかっています。寒い時期で、思い立って運動をはじめるのも億劫ですが、同じ歩くとしても「少し早足で歩いてみる」「少し遠回りして時間をかける」「スーパーなどではエレベータやエスカレータではなくなるべく階段を歩いてみる」など、ちょっとした工夫で運動量を多くしてみられてはいかがでしょうか。

2009年1月11日 (日)

コラム29 多くの人がストレスを抱えて生活している -厚労省発表から

ストレスの状況は、「大いにある」、「多少ある」と回答した者は男女ともに20~40歳代で7割を越えていた。

12月25日 厚生労働省発表「国民健康・栄養調査」より

7割というのは、ほとんどの方がストレスを抱えているということですね。気持ちの問題から始まり身体の不調につながるケースも多々あるようですので、本当に真剣に取り組まなければならない問題だと思います。

さて、皆さんご存じのように、先日テレビや新聞で、若田宇宙飛行士が、米テキサス州のジョンソン宇宙センターで、1か月後に迫った宇宙での長期滞在に向けた記者会見の様子を伝えていました。

子供たちには、夢、探究心、思いやりの三つの言葉を大切にしてほしい...

日本人が宇宙でもがんばっているんだ、ということを、日本人の顔が見える形で世界にアピールしたい... 

.....とても印象的な言葉でした。

ここでも宇宙空間でのストレス発散方法について語っておられましたね。

-宇宙長期滞在でのストレス解消法は-

若田さんのこたえ

 ストレス解消に一番よいのは汗を流すことと思っています。宇宙ステーションでは毎日2時間半、運動の時間があります。運動によってストレス解消ができると思います。

また、家族の写真を持っていきます。毎日、手にするノートの表紙に家族の写真を貼って、大切にして毎日、仕事に励みたいと思います。

宇宙空間で毎日2時間半。想像できない場所で、想像できない長さで驚きました。地上の私たちも負けてはいられませんね。

2009年1月10日 (土)

コラム28 とにかく身体を動かして、運動を習慣化しましょう -厚労省発表から

日常生活における歩数の平均値は、男性で7321歩、女性で6267歩となっており「健康日本21」の目標値である男性9200歩、女性8300歩に達していない。

1225日 厚生労働省発表「国民健康・栄養調査」より

1日の中で良く活動するかたや、運動をよく行っているかたは、病気にかかりにくく、死亡率が低いことが知られています。また、身体活動や運動が、心の健康や生活の質の改善に効果をもたらすことも確認されています。また、高齢者においては、歩行など日常生活における身体活動が、寝たきりや死亡を減少させる効果のあると言われています。 

「健康日本21」では、生活習慣病の予防などの効果は、身体活動量(「身体活動の強さ」×「行った時間」の合計)の増加に従って上昇すること。とくに長期的には10分程度の歩行を1日に数回行なう程度でも健康上の効果が期待できるとされています。家事、庭仕事、通勤のための歩行などの日常生活活動、余暇に行なう趣味・レジャー活動や運動・スポーツなど、全ての身体活動が健康に欠かせないものと考えられるようになっているのです。

今回の調査結果は、疫学調査の結果まだまだ、「健康日本21」の目標に達していないことがわかったようですが、このような、身体活動や運動の必要性はわかっていても、運動を実際に行っている者の割合は少ないようです。

とにかく身体を動かしましょう。

2009年1月 9日 (金)

コラム27 男性の肥満と女性のやせについて -厚労省発表から

男性では、全ての年齢階級において、肥満者の割合が20年前(昭和62年)、10年前(平成9年)と比べて増加傾向であった。

女性では、30~60歳代においては低体重(やせ)が増加傾向であった。

12月25日 厚生労働省発表「国民健康・栄養調査」より

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グラフでおわかりのように、男性の肥満者は、一直線に増え続けていることがよくわかります。このグラフでは年齢構成はわかりませんが、過去発表されたデータでは、50歳代以上でその傾向が顕著であることがわかっています。肥満は、メタボ第一の基準項目。お腹周りの基準値は男性で85cm、女性で90cm以上が要注意です。お腹周りが既に越えておられる方は、他の生活習慣病と合わさると、さらにメタボの疑いが高まります。エネルギー(炭水化物や脂ものなど)の摂り過ぎと、運動不足を解消して、なんとかグラフでいう女性のレベルに近づいていく必要がありますね。

一方、肥満ではなく、やせの問題が女性にはあります。ダイエットという言葉が定着しているように、よりスリムに格好良くという女性の願望は永遠のものかもしれません。20年前と比べ女性のやせの比率は高まっていますが、その多くは20代30代の若年層に見られる傾向で社会問題になりつつあります。他の資料で、肥満度と寿命の関係を調べた調査がありましたが、肥満であるほど短くなる傾向に併せて、やせでも短くなる傾向がはっきり出ています。栄養不足をおこさないようバランスを考えた食生活を心がけたいものです。

2009年1月 8日 (木)

コラム26 うま味ってご存知ですか?


昨年になってしまいましたが、2008年はうま味が発見されてから100年。
各地でいくつかのイベントがあったようですが、京都では「うま味サミットin京都」が開かれたので参加してきました。
市民公開講座では、大学の先生や、和、仏、伊料理の有名シェフたちによるパネルディスカッションが開催され、うま味について楽しく勉強してきました。
それまで甘味、塩味、苦味、酸味の4つの味ですべての味が構成されていると考えられていた古代ギリシアからの常識に挑戦したのは、日本人の池田菊苗博士だったそうです。池田博士は、昆布からグルタミン酸を抽出し、これがそれまでの4味をどのように組み合わせても作り出すことができないうま味そのものであることを発見しました。
現在、うま味には、アミノ酸系、核酸系、有機酸系という種類があることが知られていて、これらを組み合わせることで増幅されることもわかっています。
たとえば、昆布(グルタミン酸;アミノ酸系)とかつお節(イノシン酸;核酸系)は日本料理では欠かせない組み合わせですよね。
実は、日本食だけではなく、セロリやたまねぎなどと牛肉でとった洋食のフォンドボーや白菜や長ネギとホタテ貝柱などでとった中華スープも組み合わせることでうま味が増幅されていることがわかります。
塩気が足りないと物足りなく感じてしまうものですが、だしを良く効かせた料理は減塩にも役立ちます。
うま味をうまく利用して、健康にも心がけたいものですね。

2009年1月 7日 (水)

コラム25 本日は七種粥(七草粥―ななくさがゆ)の日

七種は人日の節句に、7種の植物の入った粥を食べることで、春の七種は、「せり」「ぺんぺん草」「母子草」「はこべ」「こおにたびらこ」「かぶ」「だいこん」などをきざんで粥の中に入れて食べます。(地方によって七草の種類は多少異なります)

七種粥は、春と秋がありますが、秋は「七草粥」と書き、春は「七種」と書くそうです。

平安時代に始まったといわれており、「子(ね)の日の遊び」とも呼ばれ『枕草子』にも登場する歴史ある風習です。

この言葉のように子どもの頃、庭や近くの原っぱなどで摘んだ方もいらっしゃるのではないでしょうか?

万病を取り除く厄除け料理として知られていますが、実は薬用成分やビタミン類なども豊富で、お正月のご馳走などで疲れた胃にもやさしい料理なのです。

お正月、ちょっと胃を使いすぎたかな?と思っている方。

ぜひ、七種粥はいかがですか?

2008年12月31日 (水)

コラム18 有酸素運動で食欲を抑えるホルモンが増える-英国ラフバラ大学研究チーム

ジョギングや水泳などの有酸素運動は、短距離走や重量挙げの無酸素運動に比べ、胃から分泌される食欲刺激ホルモン「グレリン」を減らすのは同じだが、腸管から分泌される食欲抑制ホルモン「ペプチドYY」をより増やすことが分かった。(英ラフバラ大の研究チームの発表)

12月28日 時事通信社

運動を有酸素運動と無酸素運動という種類に分けられることがあります。長距離走のような持続的に運動をするもの(ウォーキング、ジョギング、水泳など)は有酸素運動、一方短距離走のように突発的に急激な運動をするもの(筋肉トレーニング、重量挙げなど)を無酸素運動といいます。

上記記事で、有酸素運動が空腹感を一時的に抑える効果が高いといわれる要因のひとつは、腸管から食欲を抑制するホルモンが分泌されているからだということがわかったとのこと。

以前から、健康管理の上で毎日続ける運動として有酸素運動が勧められていました。中でもにこにこペースの早歩きはお勧め。その人にあったリズミカルなペースの心地よい運動は、激しくないぶん安全で、続けやすい生活習慣で体重管理にも有用な方法です。「週3日以上早歩き30分程度」の有酸素運動をとりいれましょう。

2008年12月30日 (火)

コラム17 イタリアの市で太り過ぎの市民対象に減量手当支給

イタリア北西部にあるバラッロ市が、太り過ぎの市民を対象に減量手当を支給することが分かった。同市の市長が13日に発表した。 1カ月で男性が4キロ、女性は3キロの減量に成功した場合、それぞれ50ユーロ(約8000円)が支払われるという。また5カ月間にわたってリバウンドがなかった場合にはさらに200ユーロが支給されるという。 欧州連合(EU)の調査によると、イタリアでは人口の約35%が太り過ぎとされている。

814日ロイター通信

国内でも、今年始まった特定検診による健康管理。頓挫している定額給付金…。

さすがに日本は、イタリアと同じようには難しいかと思いますが、面白い記事なので掲載しみました。

2008年12月28日 (日)

コラム15 コメ食文化は糖尿病を予防する

コメ食を通じて食糧問題や健康について考える国際シンポジウム「コメと疾病予防」が、和歌山市で開かれた。和歌山県立医大学 南條学長が「アジア人における2型糖尿病の遺伝的背景について」と題して講演。食の欧米化と日本人の肥満・糖尿病増加を関連づけ、米食文化の重要性を説明した。

出典:112日 毎日新聞

伝統的な和食中心の食事は、糖尿病予防に役立ちます。欧米人と同じような食事を摂ると、糖尿病を発症する率は非常に高くなります。日本人に糖尿病が激増したのも、食生活の欧米化が一因であると考えられています。そもそも日本人をはじめとする黄色人種は、糖尿病になりやすい体質をもっているようです。日本人は古来より長年飢餓の危険に耐えて生活してきた上に、食べるときでも米、野菜が中心の低脂肪、低カロリー食が中心でした。日本人の遺伝子にはカロリーを貯め、少ない食事でも生き残れる要素が備わっているといわれています。そこに飽食の時代を迎えて、欧米の高カロリー食が主流になってきました。肥満と糖尿病が激増したことは、長い人類の歴史の中で当然の結果であったのかもしれませんね。

2008年12月27日 (土)

コラム14 糖尿病、予備軍含め2210万人 1年で340万人増、成人の約2割-厚労省発表

 先日25日。厚生労働省は、糖尿病が強く疑われる成人と糖尿病の可能性を否定できない人の人口が、わせて約2210万人と推計されると「2007年国民健康・栄養調査」で公表されました。この数は、06年調査より340万人(182%)増加しており、成人の約2割に上ります。 同省の担当者は「運動不足や食生活の乱れで肥満が増加していること が大きな原因」と分析しているようです。
参考:1225日 厚生労働省発表「国民健康・栄養調査」より

掲載しているグラフは、国民健康栄養調査の概要に掲載されているものを参考に作成したものです。1997年が約890万人だったのに対し、2007年調査時は約2210万人と1320万人も増加しています。19

2008年12月24日 (水)

コラム11 肥満の子とやせすぎの子、体形二極化 食の乱れ影響?

本日は、クリスマス・イブ☆

特にお子さまのいるご家庭では、プレゼントを用意したり、いつもより豪華な夕飯を用意されているのでは?

そういえば、以前に子どもの健康に関する気になる記事がありましたので掲載させていただきます。

厚生労働省2005年の国民健康・栄養調査で、子どもの肥満傾向は変わらない一方、やせている子どもが増えたことがわかった。「普通」の体形を維持しているのは男女とも6割を大きく割り込んだ。厚労省は、朝食を子どもだけで食べる家庭が4割を超えていることなどから、「食べ過ぎたり食べなかったり、食生活の乱れが影響しているのではないか」と話している。

「肥満」「太りぎみ」の合計は男子22.6%、女子25.4%でほぼ横ばいだったが、「やせすぎ」「やせぎみ」の合計は男子が20.3%、女子が18.1%で、それぞれ4.0ポイントと3.1ポイント増。なかでも「やせぎみ」が増え、男子は4.8ポイント、女子1.6ポイント増。男子中学生の3人に1人、女子は小学校高学年の4人に1人が「やせぎみ」「やせすぎ」だった。食生活では、「朝食を子どもだけで食べる」と回答した割合は4割を超え、小学校低学年では93年より13.5ポイントも増えた。

516日 朝日新聞

※写真は日本サプリメント(株)本社のあるアプローズビル1Fに飾れられているツリーです。Photo

2008年12月23日 (火)

コラム10 地方の人は「歩数少なく、肥満も多い

政府は、健康的な食生活の正しい知識普及に向けた「2008年版 食育白書」を公表した。健康や食生活に対する意識は高いが、生活習慣の改善は今一歩進んでいない。

★都市部の人は、よく歩き、肥満の割合が低く、地方は歩数が少なく肥満が多かった。原因は、地方は車の利用が多いからと分析。

★野菜の目標摂取量は350g以上だが、全国平均で成人男性 296g、成人女性 282gと足りていない。

★成人、子供とも肥満傾向が高いのは東北地方。食事量が多く、運動量が少ないためだと分析。

08年 食育白書 1028日 内閣府公表

「メタボリックシンドロームを認知している人は87.6%」「健全な食生活は生活習慣病の予防につながると思う人は93.9%」と食への関心は高いようなのですが、十分できていないというのが実情のようです。生活習慣の改善が第一ですが、なかなか難しいですね。特に肥満は、摂取カロリーと消費カロリーのバランスが大切。まず日常的な運動を習慣化してカロリー消費を促進し、摂取カロリーも腹八分目を心がけましょう。

2008年12月21日 (日)

コラム8 ウォーキングでリラックス

自然の中、特に森林でのウォーキングで期待できるのはリラックス効果です。森林浴ともいわれなかなか気分爽快なものです。都市を中心に生活する人が多い現代社会では、人工的な環境での生活により、さまざまなストレス受けやすい環境がそろっています。ストレスがあると糖尿病などの生活習慣病も進行しやすくなるといわれていますし、血圧にも影響を与えます。例えば、ウォーキングの場所を森林と街中とで比較した調査結果を見ると、生理的な効果は変わらないのですが、免疫機能やストレスには、効果があるという結果になったようです。森林でなくても、都会の公園・河原など緑の多い所なら、何処でもこの効果はあるでしょう。たまにはいつもと違う場所で運動することも大切なことではないでしょうか。

2008年12月18日 (木)

コラム5 WHO、生活習慣病による死亡者倍増を警告

世界保健機関(WHO)は、早急に生活習慣病対策に取り組まなければ、これによる死亡者数は2015年までに倍増すると警告する声明を発表した。韓国の済州で5日間の日程で開かれていたWHO西太平洋地域の会合でまとめられたもの。声明を発表した尾身事務局長は、各国が生活習慣病の予防対策を急がねば、それが原因で死亡する人は、2015年までに全世界で年間3600万人に達するだろうと警告。しかも、そのうちの半数が70歳未満だという。生活習慣病は現在、世界最大の死亡原因とされており、年間約1700万人が亡くなっている。

2008年914 AFP BB 発信

生活習慣病を重視するWHO2005年、生活習慣病による死亡率を2015年までの10年間で毎年2%ずつ削減するとの目標を打ち出していました。 特に対策が待たれるのが、心臓病、癌、糖尿病です。

中でも糖尿病は深刻です。世界の糖尿病の有病数は、20年前は3,000万人ぐらいでしたが、現在は24,600万人に増え、20年後に38,000万人に増えるだろうと考えられています。

2008年12月17日 (水)

コラム4 メタボリックシンドロームの基準は?

年4月から始まった特定健診。厚生労働省はこの健診で、生活習慣病を2015年までに25%削減させる目標を立てています。4074歳の人に義務付けられ、腹囲測定などが必須となり、メタボリックシンドロームの診断基準が厳しくなりました。また既に腹囲、血圧、血糖、HbA1c、中性脂肪、HDLコレステロール、喫煙歴などの結果に応じて個人に即した保健指導が実施されています。

気になる基準は下記の通りです。

メタボリックシンドロームの基準は?

《特定健診の基準》 

①腹囲       男性85cm以上  女性で90cm以上

②血圧       最高血圧130mmHg以上  最低血圧85mmHg以上

③血糖       空腹時血糖100mg/dl以上  HbA1c5.2以上

④血中脂質     中性脂肪150mg/dl以上  HDLコレステロール40mg/dl未満

⑤喫煙歴      あり

※ 血糖の新健診の基準は、メタボリックシンドロームの従来基準より厳しくなります。

いかがですか?結果基準値を超えていて、場合によっては、ある日職場に指導の電話がかかってくるなんてことも・・・。

もちろんメタボでなかった人も油断は禁物。検診は毎年行われます。しかも忘年会など外食が多くなるこの季節。いつも以上に健康管理をしっかり続けましょう。

2008年12月16日 (火)

コラム3 メタボ人口1940万人!=男2人に1人、女5人に1人(厚労省の国民健康栄養調査)

内臓脂肪型肥満で、生活習慣病を引き起こす危険が高い状態「メタボリックシンドローム」(内臓脂肪症候群)に該当する4074歳の中高年とその予備軍が、約1940万人に上ることが、厚生労働省が16日公表した。(05年と06年の国民健康.栄養調査【06年は速報値】)04年に同症候群の調査を初めて実施して以来、中高年の男性の2人に1人、女性の5人に1人が、同症候群か予備軍に該当する状況が3年間続いている。同省は「生活習慣病にならないため、運動する機会を増やし、食生活を改善する必要がある」としている。05年調査では2575人、06年調査では2792人のデータから、同症候群に該当する人の推計値を出した。

516日 時事通信