コラム1297 魚をよく食べる女性は心臓も健康に デンマーク研究
女性がオメガ3脂肪酸が豊富に含まれる魚を食べていると心臓病の危険が低下することが、デンマークの新しい研究で示された。魚油には、心血管疾患に対する保護因子とされる長鎖オメガ3多価不飽和脂肪酸が含まれている。
魚油には、中性脂肪の低下や、血小板が固まるのを防ぎ、血液をサラサラにし、心臓と血管疾患に対し保護的な働きをする長鎖オメガ3多価不飽和脂肪酸が豊富に含まれる。研究では、15~49歳で中央値が30歳未満で妊娠可能年齢にある女性約4万9000人を対象に、魚を食べる頻度、量、種類などを主な項目とする食事に関するアンケート調査を行った。生活スタイルや生活習慣病の家族歴についても調査した。その結果、魚をあまり食べない女性は、魚を毎週食べている女性と比べて、心疾患の罹患率が90%も高かった。平均8年の追跡期間中に、高血圧症や脳卒中、心疾患などの心血管イベントが577件報告された。328件が高血圧性疾患、146件が脳血管障害、103件が虚血性心疾患だった。うち診断歴のない女性における死亡5件が発生した。また、30週間の期間中に心臓疾患による受診事例を3つの評価項目について調べたところ、やはり魚を食べない女性のほうが入院・外来受診が3倍も多かった。 研究では、女性がもっとも多く食べている魚はタラ、サケ、ニシン、サバなどだった。
日本生活習慣病予防協会 2011/12/22
魚油を多く摂ることが心臓血管に対し有益であることは多くの研究で証明されていました。しかしその多くが男性を対象としていたものでした。魚が生活習慣病予防にいいことはわかっているのですが、魚離れはどんどん進んでいます。ここ数年1人1日当りの魚介類の摂取量はすべての年齢で減少しています。原因は、①子供が骨のある魚を嫌がる ②女性が調理を面倒くさがる ③孤食化が進み、調理が簡単な肉の方が好まれる などがあるそうです。週に3度以上は、魚がメインの夕食にしたいものです。
店長