コラム1307 日本は世界第6位の糖尿病大国 急増する糖尿病人口
2011年の日本の糖尿病人口は1067万4320人に上り、糖尿病人口の世界ランキング第6位だった。国際糖尿病連合が昨年発行した「Diabetes Atlas」第5版によると、世界中で糖尿病人口が急増しており、日本を含む先進国だけでなく途上国でも深刻な事態となっている。
成人(20~79歳)における世界の糖尿病人口は2011年現在で約3億6600万人に上り、成人人口の約8.3%が糖尿病とみられている。今後も増え続け、2030年には約5億5200万人、約9.9%に達する。2011年時点での成人の糖尿病人口ランキングで、日本は第6位の1070万人だった。上位3ヵ国は(1)中国、(2)インド、(3)米国で、2030年になっても上位3ヵ国の順位は変わらないと予測されている。特に中国とインドで糖尿病が爆発的に増加し、有病数は2030年にそれぞれ1億2970万人と1億120万人で1億人を超える。
糖尿病が原因で死亡した数は、2011年に世界で460万人に上った。糖尿病の有病者のおよそ半分に相当する1億8300人が糖尿病の診断を受けておらず、糖尿病に関する適正な知識をもっていない。
日本の成人人口は約9534万人で、うち約1067万人が糖尿病人口だという。糖尿病有病率は11.20%(WHO標準値では7.93%)。年齢層別に見ると、40~59歳では約355万人、60~79歳では約648万人と、加齢に伴う増加傾向が著しい。日本を含む西太平洋地域全体でみると、糖尿病のある人の数は40歳~59歳で急速に増えている。
糖尿病ネットワーク 2012/1/6
糖尿病の恐さは、重症化するまでほとんど自覚症状がなく、気づいたときには合併症が進行している点です。高血糖の状態が続くと血管が傷つけられ、網膜症、腎症、神経障害といったさまざまな合併症があらわれます。今後も増え続けると予想されている糖尿病の予防法は、野菜多めのメニュー中心の食事を規則正しく摂ること、運動を習慣化することです。特に40歳を過ぎた頃から要注意です。
店長