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2012年1月

2012年1月31日 (火)

コラム1322 禁煙しない病院は診療報酬減 厚労省、徹底へ方針

子どもの患者や、呼吸器疾患や生活習慣病などの大人が通う病院・診療所について、厚生労働省は、屋内を全面禁煙にしていない場合は診療報酬を減額する方針を固めた。禁煙化を徹底するための誘導策だ。時期は検討中だが、2012年度中にも実施する見通し。 

厚労省によると、屋内が全面禁煙の病院は、08年時点で全体の63.8%。残る35%は喫煙室などを設ける分煙で対応している。成人の約23%(09年)を占める喫煙者にも、一定の配慮をしているとみられる。厚労省は10年2月、「受動喫煙の健康への悪影響は明らか。公共の場は原則、全面禁煙であるべきだ」との通知を自治体に出した。昨年には同省の補助を受けた研究報告でも、「人の出入り時に喫煙室から煙が漏れる」「喫煙者の肺に残った煙が徐々に吐き出される」といった理由から、「分煙では受動喫煙を防げない」との指摘があり、特に患者が集まる医療機関には、診療報酬を使って全面禁煙を促すことにした。肺がんなどのリスクを減らし、医療費抑制をはかる。

朝日新聞 2012/1/29 

 

禁煙外来の設置や受動喫煙防止など、時代の流れとして病院内イコール「禁煙」が常識になりつつありますが、屋内に喫煙場所がある病院は、ある調査では20%程度あるそうです。中には、全面禁煙をうたっているものの、非公式の喫煙場所が存在するケースもあるそうです。医療スタッフからの要望が強いというのが大きな理由のようです。厚生労働省が規制にのり出せば、全面禁煙がすすむかもしれません。

店長

2012年1月30日 (月)

コラム1321 季節のお花『シンビジウム』

みなみさん 1月の誕生花でもある「シンビジウム」。
ラン科の花は育てるのが難しいと言われますが、シンビジウムは寒さに強く、
冬に保温しなくてもよいので、洋ランを育てるのが初めてという方にも育て
やすい種類と言えます。
花色は、赤、ピンク、黄色、白、緑などで、下垂して咲く「カスケードタイプ」と
呼ばれるものもあり、多彩です。
花言葉は、「飾らない心」・「素朴」などです。
0131

2012年1月29日 (日)

コラム1320 足の動脈硬化 重症なら切断 冷えやしびれなどの異変に気付いて

前のコラムにもあるように、2月10日はフットケアの日です。糖尿病による足の神経症のみならず、足の動脈硬化でも重症化すると大変なことになりかねません。足の動脈硬化や糖尿病が原因で、足を切断せざるを得なくなる人は年間約1万人に上るといわれています。早期発見・治療で切断しなくて済むケースも多いですが、患者・医師ともに足の動脈硬化への認識が低いこともあり、足の異変に気付づきにくいのが現状です。足の動脈硬化の初期症状は、足の冷えやしびれ、色の変化などです。症状に気付いても病気と思わず放置することで、心筋梗塞や脳梗塞を起こすケースは少なくありません。心筋梗塞や脳梗塞になる前に、足の動脈硬化の前兆を発見することが大切です。動脈硬化かどうかは、超音波(エコー)検査や、足の甲やくるぶしのすぐ後ろにある脈の触診で調べられるそうです。以下の前兆を感じたら、専門医に相談した方がいいでしょう。

【足の健康状態セルフチェック】

1.足にしびれや冷えの症状がある

2.以前は歩けた道が、足が痛くなって歩けないが、立ち止まると10分以内に痛みが消える

3.朝晩に手足の冷えを強く感じる

4.足の皮膚の色が変わってきた

5.風呂上がりのときも足首から下が青白い

6.小さな傷でもなかなか治らない

店長

 

2012年1月28日 (土)

コラム1319 2月10日を「フットケアの日」に制定 足病変の早期発見・治療を呼びかけ

日本フットケア学会(熊田佳孝理事長)、日本下肢救済・足病学会(大浦武彦理事長)、日本メドトロニックは、糖尿病や末梢動脈疾患(PAD)・閉塞性動脈硬化症(ASO)による足病変の予防・早期発見・早期治療の啓発を目的とし、210日を「フットケアの日」として制定したと発表した。 

末梢動脈疾患、閉塞性動脈硬化症とは、足の動脈が狭くなったり、つまったりした結果、血液の流れが悪くなった状態を指す。足の冷感、しびれや色調の変化(蒼白)、間欠性跛行、安静時疼痛などの症状があり、重症化すると潰瘍や組織欠損が生じる。糖尿病神経障害、感染症、動脈硬化などが原因で起こる足病変や、動脈硬化に起因する末梢動脈疾患、閉塞性動脈硬化症による足病変は、足の潰瘍・壊死から重症化すると足切断に至る危険性がある。日頃のフットケアや足病変の早期発見・治療が重要であり、患者自らが足の状態をチェックし足の異変に気づき受診することも大切となる。 

足病変から足の切断に至った患者は、QOLADLが著しく低下するだけではなく、足切断後の5年生存率は、透析患者で14%、透析を受けていない人で42%と、生命予後にも重大な悪影響を及ぼすとの報告がある。 

実際には診断・治療が遅れ、足の切断に至る人が後を絶たない。日本では、糖尿病患者の急増や齢化社会にともない糖尿病や末梢動脈疾患、閉塞性動脈硬化症による足病変が増加しており、推計で60歳以上の約700万人が足病変を発症しており、年間1万人が重症化し足切断に至ると推定されている。

糖尿病ネットワーク 2012/1/16

 

年間1万人の方が、糖尿病などが原因で足を切断しているそうです。糖尿病患者さんの足の病変はみつかりにくく、多くの糖尿病患者さんで自覚症状が出にくいのです。糖尿病の合併症を早期に発見する上で、足をよく観察し、足の形態や足の症状をときどきチェックすることが重要です。こむら返り、足裏の違和感、足指先のしびれなどがポイントです。その他、糖尿病患者さんの場合、爪の変形、変色、たこ、発赤、乾燥が生じた場合も医師に相談した方がいいでしょう。「フットケア外来」という専門医療も増えつつあります。フットケアの日を機会に、専門医に相談してみてはいかがでしょう。

店長

2012年1月27日 (金)

コラム1318 がんを予防するための生活習慣改善 米がん学会が新ガイドライン

米国がん学会は、生活習慣を改善することでがんを予防できることを提示した「がん予防のための食事と身体活動ガイドライン2012年版」を発表した。がん予防のために個々の生活者がとるべき行動を明確に示し、健康的な生活スタイルを選ぶことのできる社会環境の整備についても言及している。 

米国では1980年代以降、肥満は急増しており、成人の肥満の割合は2倍に、小児では3倍に増加した。肥満とがんには密接な関連があり、がんによる死亡者のうち、男性14%、女性20%が過体重と関連があるとみられている。がんの多くは肥満や過体重を避け、適正体重を維持することで予防・改善が可能とみられている。部位別にみると、特に乳がんと大腸がんは肥満と関連が深いという。一方で、米国人の運動不足は深刻で、成人の半数は推奨される身体活動量の下限を満たしていない。運動不足は成人だけでなく、若者でも深刻だ。若者の44%は毎週の学校の体育クラスに参加しておらず、33%はテレビ視聴に毎日3時間以上を費やしている。また、25%はコンピュータやインターネットに毎日3時間以上を費やしているという。 

健康的な食事に関する知識の普及も課題となっている。現代生活は食品が豊富で、終日営業のコンビニやレストラン、自販機などで食品をいくらでも購入できる。それらの多くは高カロリーで栄養バランスの悪いファストフードや清涼飲料で、1回の摂取カロリーも推奨量を大きく上回る。カロリーを必要量に抑えながら栄養バランスの良い健康的な食事をとるため、適正な知識を普及する必要がある。そうした健康的な食品を販売する食料品店を身近に置くなど社会整備も求められている。「がん予防のための食事と身体活動ガイドライン2012年版」では、主な事項として次の4項目を挙げている。

1.健康的な体重を維持しましょう 

2.運動や身体活動を増やし活動的な生活スタイルを 

3.健康的な食事 野菜や果物を十分にとりましょう 

4.アルコール飲料の飲みすぎに注意 

生活習慣病予防協会 2012/1/16

 

一言で言うと、「肥満予防と運動習慣が、がん予防につながる」ということです。特に野菜と魚中心の食事メニューを多めにすることが良いとされています。それと食物繊維を多く摂ることです。日本の主食はお米ですが、玄米を取り入れると食物繊維の摂取量は多くなります。なかなか難しいのですが、早起きして朝食を食物繊維の多いメニューで習慣化するのがよいと思います。

店長

2012年1月26日 (木)

コラム1217 認知能力の低下は45歳からはじまる 英仏研究

“物忘れが多い”や“単語が出てこない”といった認知能力の低下は60歳あたりから増えると一般的には思われているが、実は45歳頃から始まっている可能性があるという研究を、英仏の研究チームが発表した。医学誌「British Medical Journal」に発表された。 

ロンドン大学ユニバーシティー・カレッジ(UCL)とフランスの疫学公衆衛生研究センター(CESP)の研究チームは、1985年に英国で開始された「ホワイトホールIIコホート研究」の一環として、5198人の男性、2192人の女性を対象に1997年からの10年間、観察研究を行った。対象者の年齢は4570歳だった。期間中に認知能力を調べるテストを3回行い評価した。参加者に“Sから始まる単語をどれだけ思い出せるか”、“動物の名前をいくつ覚えているか”といったテストを行い、記憶力、論理的思考力、単語数や理解度、聴覚、視覚能力を調べた。年齢が進むと全てのテストの成績が下がっていくことが分かったが、特に思考力(mental reasoning)の低下が著しいという結果になった。10年間で思考力低下は、4549歳の男性では3.6%と、6570歳の男性では9.6%、女性ではそれぞれ3.6%と7.4%だった。研究者らは「心疾患などの生活習慣病を発症する割合が増えるのは、統計的に60歳前からなので、認知能力の低下も同じ時期に起こると思いがちだ。しかし実際には、45歳頃から認知能力の低下は始まっている可能性がある」と指摘する。そのうえで「心疾患の危険因子となる“肥満”、“高血圧”、“高コレステロール”などに対策することは、認知症の危険性を低下するためにも必要であることに変わりはない」と指摘している。

日本生活習慣病予防協会 2012/1/19

 

40代になると、昔と比べ物忘れが増えてきます。人の名前を忘れてしまったり、どこに何をしまったのかを忘れてしまったりと色々ですね。このような単純な物忘れが頻発する方で、そのままアルツハイマー型認知症になってしまう方の割合が非常に高いと言われています。つまり、軽い物忘れだからと言って放っておくと、高確率でアルツハイマー型認知症になってしまう恐れがあるのです。特にアレやソレなどといった言葉が会話に増えだしたら要注意です。物忘れだけで、専門医に相談するのはなかなか難しいですね。健診時に検査が受けられるようになるといいのですが。

店長

 

2012年1月25日 (水)

コラム1316 マイカー、テレビ所有は心臓発作の要因 研究

マイカーとテレビの双方を所有している人は、そうでない人よりも心臓発作を起こす確率が27%高いという研究結果が、医学誌「ヨーロピアン・ハート・ジャーナル」に発表された。意外なことに、仕事や余暇での運動が心臓発作の発生率に及ぼす影響に焦点を当てた研究は少なく、データを全所得水準にわたって国際比較したものは特に少ない。

世界52か国29000人を対象に1999年~2003年に行われた身体運動と心臓疾患の関連について研究した今回の国際調査では、最も効果的な心不全予防対策は、軽い汗をかくことだとの結果が示された。論文の主執筆者でスウェーデン・ウプサラ大学(Uppsala University)のクラース・ヘルド(Claes Held)教授は、「仕事中では軽度~中程度の運動、余暇ではあらゆる運動が、心臓発作リスク軽減に役立っていた。特に、過去の研究で示されていた余暇の運動の予防効果が、低・中所得国にも当てはまっていることが分かった」と述べている。

研究チームは、自動車、バイク、ステレオセット、テレビ、パソコン、土地、家畜といった資産が、健康に影響しているかどうかについても調査。その結果、自家用車とテレビを所有している回答者(低・中所得国では全体の4分の1、高所得国では3分の2)は、そうでない回答者よりも、心筋梗塞のリスクが高かった。途上国では、これらの人たちは糖尿病と高血圧の率も比較的高かった。

AFPBB News 2012/1/12

 

車やテレビの両方を持っているご家庭は多いでしょう。テレビがあると長時間座ってしまう、車があれば歩かなくなってしまうので、2つとも所有すると座りがちの生活になります。休日に、テレビも車も使わない日を作ってみてはいかがでしょうか。自然と運動量が増え、生活習慣病予防につながる可能性がありますね。

店長

2012年1月24日 (火)

コラム1315 旬の食材『鱈』

みなみさん

 

冬の鍋料理の主役「鱈」。
名前のとおり、冬を代表する魚です。
美味しい鱈を見分けるには、背中の模様がはっきりしているもの、
腹の色が白いものを選ぶとよいそうです。
鱈は、高タンパクで低カロリー。
年末年始の食生活で、胃が疲れやすい時期です。
たっぷり野菜と旬の鱈を入れたヘルシー鍋で、温まりましょう。
0124

2012年1月23日 (月)

コラム1314 クリスマス:デート前の女性研修医、電車内で急病人救う

京阪本線の電車内で先月25日、デートに向かう途中だった研修医の女性(24)が急性心筋梗塞(こうそく)で心肺停止状態に陥った男性に蘇生措置を施し、命を救った。電車を自動体外式除細動器(AED)のある駅に向かわせた機転が奏功。男性は快方に向かっており、12日午前に女性の見舞いを受けて「感謝感激です」と涙を流した。全身汗だくになり、デートに遅刻したクリスマス。だが、女性は喜びをかみしめている。「医師になって本当によかった」

関西医科大付属枚方病院(大阪府枚方市)の研修医、山室裕香さん。当直明けの午後1時45分ごろ、同市内の光善寺駅に停車中の大阪市内方面行き準急車内で急病人のアナウンスを聞いた。駆け付けると、木通(きずし)辰丸さん(71)=同府寝屋川市=があおむけに倒れていたため、すぐ心肺蘇生を始めた。11月までの3カ月間、救命救急の研修を受けたばかり。ワンピースにロングブーツ姿だったが、自然と体が動いた。京阪電鉄では光善寺駅への救急車出動を要請していたが、山室さんは「一刻も早くAEDを」と判断。事情を乗務員に伝え、AEDを備えている一つ先の香里園駅に電車を向かわせた。通常1分程度で交代する心臓マッサージを車内で5分以上続け、同駅に到着するやAEDを操作。呼吸が戻った木通さんを救急車に引き継いだ。山室さんが医師を志したのは、中学時代に恩師が心臓発作で急死したのがきっかけ。悲しむことしかできずもどかしかった思い出から、緊急事態に備えようと心掛けたことが今回の救命につながった。同病院心臓外科で緊急冠動脈バイパス手術を受けた木通さんは順調に回復。「恩人」の見舞いに感動した様子で「当時のことは全然覚えていない。ありがたかった」と語った。山室さんは「元気そうでよかった。焦らずゆっくり治してください」と声を掛けた。医師である交際相手からも「よかったな」と褒められた山室さん。同病院の北沢康秀・救命救急センター長も「行動にちゅうちょがなく、判断も的確だった」と評価している。枚方寝屋川消防組合は山室さんらに感謝状を贈る予定だ。

毎日新聞 2012/1/12

 

AEDは強い電流を流してショックを与え、心臓の状態を正常に戻す器具です。AEDで電気ショックを与えながら、並行して心臓マッサージを続けることも重要だそうです。消防庁のまとめでは、09年の1年間に、心臓が原因で心肺機能が停止した瞬間を一般の人が目撃した症例は2万1112件に上り、このうち一般市民がAEDを使ったケースは583件で1カ月後の生存率は44.3%。これに対し、AEDによる処置ができなかったケースでの生存率は10.5%で、使用した場合の生存率4倍です。記事の研修医の方の対応には頭が下がります。

店長

 

2012年1月22日 (日)

コラム1313 メタボはお腹まわりのサイズだけじゃ分からない!CT検査が必要

年始や新年会などで食べ過ぎてちょっと太ったという人もおられると思います。メタボ健診では、男性の場合、お腹まわりのサイズ85センチ以上でメタボと診断され、生活習慣病や心筋梗塞などのリスク高くなります。しかしながら、お腹まわりのサイズだけでは、内臓脂肪がたまっているかどうかははっきりとわかりません。内臓脂肪を正確に検査するには、画像診断のCT検査しかありません。時間とお金がかかり、検査はごく一部の方しか受けていないのが実情です。最近、開発された新しい「内臓脂肪測定装置」は、電流を活用し、1分間の測定で内臓脂肪の量が判明するそうです。この検査装置が普及すれば、多くの方がご自身の内臓脂肪を知ることができるようになるでしょう。

内臓脂肪がたまっていると、高血圧や糖尿病といった生活習慣病死亡リスクが一気に高まります。内臓脂肪を減らすには、食事制限と運動の併用が効果的です。短期間で減量しようと考えないで、自分でできる食事制限と運動を考えてみましょう。まずは、間食をなるべく減らし、魚や野菜中心の食事メニューを多めにすることです。運動は、早めに歩くことを心がける程度のウォーキングが始めやすいでしょう。1日30分できればOKです。

店長

2012年1月21日 (土)

コラム1312 酸化ストレス:群馬大、可視化に成功

群馬大の岩脇隆夫講師(分子細胞生物学)らの研究チームが、体内の活性酸素が細胞などに損傷を与えて起きる障害「酸化ストレス」を光で確認できるマウス実験に成功した。老化やがん、生活習慣病の一因とされる障害で、岩脇講師は「長期的な実験が可能になり、予防・治療薬開発に役立てられる」と話している。生きたマウスでの可視化は世界初で、英科学誌「サイエンティフィック・リポーツ」(電子版)で発表された。

群馬大によると、ホタルの発光遺伝子を使い、酸化ストレスの患部が光る人工遺伝子を作り、マウスに組み込んだ。そのマウスと通常のマウスの両方に酸化ストレスを引き起こす薬を投与、前者のみ体内が発光することを確認できたという。

毎日新聞 2012/1/20

 

酸化ストレスとは体内で活性酸素が過剰に発生して体がサビついた状態になることをいいます。老化やさまざまな生活習慣病には、活性酸素が深く関わっています。健康寿命をのばすためには酸化ストレスを抑えることが必要です。今回の研究結果では、目には見えない酸化ストレスが見えるようになるというものです。酸化ストレスを発見しやすくなるため、糖尿病などの治療や肌の老化防止などに役立つと期待されています。

店長

2012年1月20日 (金)

コラム1311 独居高齢者の支援策検討…石川県 買い物、ゴミ出しなど

石川県は一人暮らしの高齢者を支える「安心生活サポート事業」実施に向けた検討を始める。企業や非営利組織(NPO)と連携して地域のつながりを高めることで、買い物や雪かきなど日常生活の困りごとに対応するネットワーク作りを進め、2013年度からの実現を目指す。

10年の県内の一人暮らし高齢者は3万6000人で、20年前の2・7倍に増加。高齢者のみの世帯も4万4000世帯で、同じく2・3倍に増えた。

過疎化や都市化に伴って地域社会のつながりが弱まり、高齢者の孤立化とともに、日常生活を支える仕組みの必要性が指摘されていた。県は今年度から、新聞や牛乳などの配達時に安否を確認する組織作りを始めたほか、医療や介護サービスの利用がない人を戸別訪問して安否確認する事業も実施している。今後、日常生活支援に向けて、自治体、企業、社会福祉事業者や有識者らで構成する検討会を設置し、実態調査から、ニーズや課題を探り、サービス実施のための枠組みを考える。

同時にモデル事業の展開も検討。宅配業者と連携した買い物支援や、話し相手のボランティア派遣、商店街やNPOと協力した電球取り換えやゴミ出しなどを試行し、13年度からの本格的実施に備える。

読売新聞 2012/1/17

 

一人暮らしのお年寄りの生活をサポートする活動は、NPO等の団体のボランティアで成り立っているのが実情です。岡山県備前市のNPO法人「ふれあいサポートちゃてぃず」は、中学生ボランティアが一人暮らしの高齢者の注文を聞いて買い物を代行したり、高齢者の話し相手になったり、健康状態などの見守りも行う・・・といった活動をすすめています。中学生にとっても、貴重な社会学習の機会になり、地域の支え合いが生まれる活動といえますね。

店長

2012年1月19日 (木)

コラム1310 がん患者 厳しい環境…島根

島根県がん対策推進協議会が昨年、がん患者や家族の実情を把握するため、各地の病院や保健センターに設けられている交流の場「がんサロン」に実例や意見の報告を求めたところ、患者らを取り巻く厳しい環境が浮き彫りになった。

協議会のがん患者・家族支援情報提供部会が昨年9月、県内のがんサロン27か所を対象に、〈1〉困っていること〈2〉相談窓口を利用しやすい環境か〈3〉県がん対策推進室からの情報提供についての意見〈4〉患者・家族へ適切な支援が届くための提案・意見、の4項目について、具体的な事例を含めて報告を募った。回答は17か所から計50件寄せられた。困っていることでは、医療機関が遠いなど地域格差の問題が目立ち、▽中山間地などで公共交通機関がない▽体が不自由なので通院時の車の運転に不安があるが、家族への遠慮もある、などが挙げられた。

事例としては「離島の患者なので、短時間受診するだけでも2泊3日かかる。医療費に加えて旅費の負担がかかり、がん治療を続けるべきかどうか迷っている」と追いつめられたケースも報告された。困っていることの中には経済的負担もあった。医療費の負担が大きくて仕事を辞められない人がいたほか、逆に勤務先から「しっかり治してから勤務して」と退職を求められた事例も。相談窓口の問題では、「軽い気持ちで検査結果を聞きに行ったら、いきなりがんを告知されて大ショックだった」「(病院内の)相談室が目につきにくいところにある」「告知を受けてパニック状態になった。頭を整理する手伝いをする人がほしい」などの事例や意見が寄せられた。

読売新聞 2012/1/20

 

がんの告知を受けると、「どうしたいいいか?」と不安になる・・・がん患者さんの多くの方がそうおっしゃるのは当然のこと。その上に、治療を受けるのが困難であると、問題は深刻です。「医療機関が遠く、治療のために2泊3日かかる」、「抗がん剤が高価で、働かないと治療できない」など、がん治療を受けたくても厳しい環境があって悩んでいる方がおられるのです。がん患者さんが安心して治療に立ち向かえる医療体制の充実が必要です。

店長

 

2012年1月18日 (水)

コラム1309 血液のかわりに涙で血糖自己測定 実用化へ向け前進

血液の代わりに涙から血糖値を測定する新しいタイプの血糖測定器を開発する研究が米国で行われており、このほど実験が成功したと発表された。糖尿病の治療では、多くの血糖測定器が使用されており、いずれも正しく使用すれば正確な測定値が得られる。器機やデバイスも改善されており、必要な血液な検体量はより少なくなり、測定時間はより短縮されている。血糖測定器も小型化が進み、より扱いやすくなった。 

しかし、血糖自己測定では患者が自分で指先などで採血しなければならず、必要な血液量はわずかであっても、自分で穿刺するのは苦手という患者は少なくない。ミシガン州立大学化学検査学部のMark Meyerhoff氏は、「世界の糖尿病患者数は35000万に上り、世界の人口の約5%が糖尿病をもっている。米国だけで糖尿病有病数は約2600万人に上る。糖尿病は増加を続けており、血糖自己測定に対するニーズは多い」と説明する。「血糖自己測定は小型の血糖測定器を使い行い、指先などで微細な穿刺針を内蔵した穿刺器で採血して行う。穿刺器具やランセットは改良が加えられ、より痛みが少なく安全に採血できるようになっている。しかし1日に数回の血糖測定が苦痛だという患者は少なくない」とMeyerhoff氏は話す。そこでMeyerhoff氏らの研究チームは、血液の代わりに涙から血糖値を正確に測定する、新しい非侵襲の測定器の開発に取り組んでいる。ヒトの代わりに12匹のウサギを使った動物実験では、涙による血糖測定は血液との相関が高いことが示された。「涙による血糖測定は実現可能であることが示された。1日に数回の侵襲性の血糖測定を強いられている患者は、涙から測定できるようなれば苦痛から解放されるだろう」と述べている。

糖尿病ネットワーク 2012/1/5

 

血糖を適正にコントロールするには、血糖自己測定でチェックする必要があります。特に、インスリン療法を行っている患者さんは、血糖の状態によってインスリンや食事などの調整が必要なため、きめ細かい血糖のチェックが必要です。血糖自己測定の際には、針で指先を刺し採血をするので、痛みを伴います。涙から血糖測定する技術は1930年代にすでに考えられていたそうです。しかし技術開発が困難で実用化に至っていませんでした。今回の研究で実用化に拍車がかかるかもしれません。

店長

2012年1月17日 (火)

コラム1308 おむすびの日

みなみさん

 

今日、1月17日は国民運動推進協議会で定められた「おむすびの日」です。
1995年、阪神淡路大震災で被災された方々は、ボランティアの炊き出しによる
「おむすび」に大変励まされました。
この大震災での体験をきっかけにして、お米の重要性やボランティアの善意を
忘れないため「おむすびの日」そうです。
お米はどんなおかずとも相性が良いので、ごはん食なら栄養バランスのとれた
食生活をおくることができます。
数少ない自給可能な穀物であるお米の大切さを、いつまでも忘れないようにしたいですね。

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2012年1月16日 (月)

コラム1307 日本は世界第6位の糖尿病大国 急増する糖尿病人口

2011年の日本の糖尿病人口は10674320人に上り、糖尿病人口の世界ランキング第6位だった。国際糖尿病連合が昨年発行した「Diabetes Atlas」第5版によると、世界中で糖尿病人口が急増しており、日本を含む先進国だけでなく途上国でも深刻な事態となっている。 

成人(2079歳)における世界の糖尿病人口は2011年現在で約36600万人に上り、成人人口の約8.3%が糖尿病とみられている。今後も増え続け、2030年には約55200万人、約9.9%に達する。2011年時点での成人の糖尿病人口ランキングで、日本は第6位の1070万人だった。上位3ヵ国は(1)中国、(2)インド、(3)米国で、2030年になっても上位3ヵ国の順位は変わらないと予測されている。特に中国とインドで糖尿病が爆発的に増加し、有病数は2030年にそれぞれ12970万人と1120万人で1億人を超える。

糖尿病が原因で死亡した数は、2011年に世界で460万人に上った。糖尿病の有病者のおよそ半分に相当する18300人が糖尿病の診断を受けておらず、糖尿病に関する適正な知識をもっていない。 

日本の成人人口は約9534万人で、うち約1067万人が糖尿病人口だという。糖尿病有病率は11.20%WHO標準値では7.93%)。年齢層別に見ると、4059歳では約355万人、6079歳では約648万人と、加齢に伴う増加傾向が著しい。日本を含む西太平洋地域全体でみると、糖尿病のある人の数は40歳~59歳で急速に増えている。

糖尿病ネットワーク 2012/1/6

 

糖尿病の恐さは、重症化するまでほとんど自覚症状がなく、気づいたときには合併症が進行している点です。高血糖の状態が続くと血管が傷つけられ、網膜症、腎症、神経障害といったさまざまな合併症があらわれます。今後も増え続けると予想されている糖尿病の予防法は、野菜多めのメニュー中心の食事を規則正しく摂ること、運動を習慣化することです。特に40歳を過ぎた頃から要注意です。

店長

2012年1月15日 (日)

コラム1306 喫煙で医療費1733億円増加…脳・心臓疾患で

脳梗塞や心筋梗塞などの医療費が、喫煙によって1733億円増加しているという推計を、厚生労働省研究班(主任研究者=辻一郎東北大教授)がまとめた。

メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)による増加分の1・5倍に上り、研究班は禁煙指導の強化を訴えている。研究班は、国立循環器病研究センター(大阪府吹田市)が1989~2007年に行った吹田市民4285人(40~74歳)の健康調査の結果を分析。様々な病気の発症率と、喫煙の有無との関連を調べた。その結果、脳梗塞や脳出血などの「脳血管障害」は、喫煙によって男性は25%、女性は5%増加。また、心筋梗塞や狭心症などの「虚血性心疾患」は、同じく男性は12%、女性は19%増えていた。この増加率から、全国の同じ年齢層の脳血管障害と虚血性心疾患の医療費総額1兆781億円(08年度)のうち、1733億円は喫煙によって余計にかかった分と算出された。

読売新聞 2012/1/5

 

タバコは国や自治体にとって税収になると言いますが、一方で、健康を害し、病気の原因となって医療費などのコストがかかっています。喫煙は、がん、心筋梗塞、脳卒中、など生活習慣病の主な原因であることがわかっています。そのため、タバコを吸っている人は、吸ったことがない人に比べて、医療サービスを利用することが多くなり、医療費も高くなります。禁煙がすすむと健康になり、経済的にもいい方向に向かうという試算もたくさんあるそうです。

店長

 

2012年1月14日 (土)

コラム1305 脳卒中や心臓病、10年後の確率は? ウェブで簡単予測

10年後、脳卒中や心臓病などになる確率はどれぐらい? そんな予測式を大阪府立健康科学センターが開発し、ウェブサイトに公開した。自分の健康状態を入力すると簡単に計算でき、生活習慣をどう改めれば、どれぐらい効果があるのかも教えてくれる。 

対象は40~75歳。性別、年齢、身長、体重、血圧、中性脂肪やコレステロール値、喫煙や飲酒習慣の有無など計12項目を入力すると、1年後、5年後、10年後の発症確率と、平均と比べたリスクが表示される。さらに、発症確率を下げるために、ダイエットや禁煙、禁酒、高血圧の改善など具体的にどんなことをすれば、どれだけ改善効果があるかも示される。同センターが、1995~2000年に大阪府、秋田県、茨城県、高知県の8886人に実施した健康診断のデータをもとにつくった。北村明彦副所長は「メタボ検診のデータを入れれば簡単に計算できるので、予防に生かしてほしい」と話している。

朝日新聞 2012/1/7

 

自治体が健診データをもとにした発症予測サービスを行うのは国内初だそうです。健診のデータを入力してボタンを押すと、大阪府の特定健診データから算出した平均値と比べ、脳卒中や虚血性心疾患などの循環器疾患を何倍発症しやすいかが表示されるそうです。府民以外でも利用できるそうです。予測をきっかけに、どうすれば脳卒中や心疾患を予防できるのかに、関心を持っていただければいいですね。

店長

 

2012年1月13日 (金)

コラム1304 隠れメタボ 全国で360万人

血圧や血糖値が高いのに胴回りが細いため、心臓病などの危険性が高いとされるメタボリックシンドロームと診断されない、いわゆる「隠れメタボ」の人が全国で360万人以上いるとみられることが厚生労働省の研究班の調査で分かりました。

調査を行ったのは、愛知県にある国立長寿医療研究センターの下方浩史部長を中心とする厚生労働省の研究班です。日本では、胴回りが男性で85センチ、女性で90センチを超えていることに加え、高血圧や高血糖などの症状が2項目以上あることがメタボリックシンドロームの条件となっています。研究班で40歳以上の男女2400人を無作為に選び調査したところ、胴回りが基準より細く、肥満ではないのに血圧や血糖値など2つ以上の項目で基準を超えている人がおよそ5%いたということです。研究班ではこうした「隠れメタボ」の人が、単純計算すると日本全体で360万人以上になるとみられるとしています。また、70代の女性が同じ年代の男性のおよそ2倍と特に多いことも分かりました。下方部長は「肥満でなければメタボリックシンドロームではないというイメージがあるが、血圧や血糖値が高い人は肥満でなくても予防や治療を心がけるべきだ」と話しています。

NHK News Web 2012/1/2

 

特定健診で、お腹周りのサイズや体型が基準値内であるにもかかわらず、血液検査などで異常値が出る状態を「隠れメタボ」といいます。メタボリックシンドロームの基本要件は、お腹周りのサイズが男性85センチ以上、女性90センチ以上で、かつ高血圧や高血糖などがみられることとされています。ただし、お腹周りのサイズが基準値内であっても、血圧や血糖値に異常があれば、メタボリックシンドローム同様に心筋梗塞などのリスクは高まります。血圧値や血糖値、コレステロール値にも目を向けて、生活習慣病を早期に派遣することが大切です。

店長

2012年1月12日 (木)

コラム1303 冬の外出は要注意!心筋梗塞などの危険性あり

心臓や血管にダメージを与えるのは、急速な血管の収縮や血圧の上昇です。日頃から高血圧という人だけでなく、そうでない人も、冬場の寒い外気の影響で急上昇が起こりやすいです。身体の中心には、心臓や肺、肝臓、消化器などの大事な臓器があります。その中心部を寒さから守るために、血管を収縮して熱を逃さないような仕組みになっています。収縮した血管に血液を通すには、圧力がいつも以上に必要になるので、血圧は上がり、心臓にも負担がかかりやすいのです。高血圧は自覚症状はなく、少しずつ症状が進行するため、血管や心臓にダメージを受けていることに気づかない人も多いようです。

冬場、長い時間外出すると、寒さのため血圧は上昇します。さらに急に寒い場所に移動すると、血圧が急激に上昇し、脳卒中、心筋梗塞に結びつくリスクは高くなります。寒さの影響を少しでも受けないよう以下のことに注意しましょう。

■寒さによる血圧急上昇の解消法

1.外出するときは、コートだけでなく手袋やマフラー、厚手の下着を着用し、寒さを感じにくくする

2.風が吹いている日には、ウールのコートではなく、風の通しにくいダウンコートがおすすめ

3.客先から帰るときも、失礼だからと遠慮せずに、建物内でコートを着るように心掛ける

4.帰宅後に熱い湯船に一気に入らないこと。先に足元を温め、身体を慣らしてから湯船へ入る

5.突然の冬場の屋外での運動は避ける

6.牛乳やお茶など、温かい飲み物を飲んで、体を温めてから外出を

店長

2012年1月11日 (水)

コラム1302 糖尿病:患者の割合高い中小企業、検査・指導も少なく

従業員300人未満の中小企業に勤める人ほど、糖尿病患者の割合が高く、企業側から従業員に対する検査や指導などの働きかけも少ないことが、独立行政法人労働者健康福祉機構の研究班の調査で分かった。企業の規模や取り組みによって、有病率に差があることが判明したのは初めて。研究班は「勤務と治療の両立を後押しする仕組みが必要」と話す。

調査は、昨年から今年にかけて愛知県内の企業323社に実施した。従業員が50人未満の小企業、50~299人の中企業、300人以上の大企業に分けて解析した結果、1000人あたりの糖尿病の従業員の割合は、大企業39.4人、中企業47.0人、小企業63.0人と企業規模が小さいほど高かった。また、大企業の約6割は、定期健診で経過観察が必要になった従業員に定期的な検査や指導をすると答えたものの、中小企業の約7割は「何もしない」との回答だった。労働安全衛生法に基づき、大企業の多くは産業医が常勤する一方、中小企業の大半は、非常勤か不在だ。中小企業では、平日は受診しにくいなど治療継続が難しく、勤務と治療の両立に苦労する人が多いとみられる。

毎日新聞 2011/12/31

 

職場で糖尿病について相談できる人がなかなかいないのが実態のようです。大企業で産業医を常勤させたり、会社が健康指導をしているところはいいのですが、中小企業は難しいところがあります。特にインスリンを投与されている方は、周りの理解を得るのに苦労をされています。職場を中心に糖尿病の正しい理解を広がり、糖尿病患者さんが仕事に従事しながら、良い血糖コントロールを継続できるような環境作りが必要です。

店長

 

2012年1月10日 (火)

コラム1301 旬の食材『ゆず』

みなみさん

 

今が旬の柚子。
ことわざに「桃栗三年柿八年、枇杷は九年で生りかかり、柚子の大馬鹿十六年」
という言葉があるくらい、植えてから実を収穫できるまで長い年月を要します。
柚子には、ビタミンCやフラボノイド、クエン酸、リンゴ酸などが含まれています。
また、柚子には独特の香りがありますが、この香りのもとであるシトラール・リモネンという
精油成分に、健康効果があると言われています。
柚子はその香りの高さから、薬味だけでなく、ポン酢、ドレッシング、柚子茶などの多くの
加工品に利用されています。
煮物などにほんの少し添えられているだけで、うっとりした気分になれますよね。

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2012年1月 9日 (月)

コラム1300 新たに要介護、100人中3・6人…65歳以上

新たに要介護認定される65歳以上の高齢者は、毎年100人中3~4人いることが、厚生労働省研究班(主任研究者=吉村典子・東京大准教授)の調査で初めて分かった。

握力が弱く、歩みが遅い人ほど認定を受けるリスクが高い傾向も浮き彫りになった。厚生労働省は毎年、認定を受けた人の総数を集計している。だが、死亡などで認定が終わった人数は分からず、新規の認定者数は正確には把握していなかった。調査は2005~10年、和歌山、秋田、群馬の3県で実施。要支援認定も要介護認定も受けていない65歳以上の計2764人に、調査期間中に要介護認定を受けたかどうか聞いた。その結果、新規認定者は年平均3・6%だった。65~69歳は0・4%、75~79歳では3・8%、85歳以上では13・5%と、高齢になるほど増えた。大半の年齢層で女性の方が男性より高く、85歳以上の女性では14・9%に達した。

読売新聞 2011/12/30

 

現在、日本の4.5人に1人は65歳以上の高齢者となっています。平均寿命が延び、長生きできることは大変喜ばしいことですが、それに伴って様々な不安や心配も出てきます。例えば、介護もそのひとつです。平均寿命が延びるほど介護が必要となる確率も高まります。それに対して、国の社会保障制度は追いついていないような気がします。社会保障制度で不十分な場合は、自助努力で補完していくしかありません。社会保障制度の充実が望まれます。

店長

2012年1月 8日 (日)

コラム1299 脳内ホルモン体内投与でメタボ治療も…自治医大

脳内で分泌されるホルモンを体内に投与すると、食欲低下と脂肪燃焼を促して体重を減少させる効果があることが、自治医大(栃木県下野市薬師寺)のグループの研究で明らかになった。

米学術誌「エイジング」に掲載された。内臓脂肪の減少と高血糖、脂肪肝の改善がみられたことから、メタボリック・シンドローム(代謝症候群)の治療にも効果があると期待されている。ホルモン「オキシトシン」は、性別や年齢に関係なく脳内で分泌されるが、特に女性は分娩(ぶんべん)や授乳の際に多く分泌されることがわかっている。また、近年の研究で、人間の信頼関係の形成に影響することも明らかになっている。研究を行ったのは、同大生理学講座の矢田俊彦教授と前島裕子助教らのグループ。矢田教授らは2年前、オキシトシンが摂食中枢にはたらくことを解明。以来、身体に投与したオキシトシンの脂肪燃焼などへの効果を研究してきた。

研究では、高カロリーのエサを8週間与えて体重と内臓脂肪を増やして血糖値を上昇させた雄のマウスに対し、体内に自然分泌されるものより高い濃度のオキシトシンを〈1〉皮下か腹部に1日1回注射〈2〉継続的に分泌するポンプを背中に埋め込む――の二つの方法で2週間投与した。その結果、投与の約1時間後からマウスの食事量が減り、3日後から体重も減少。一方で、運動量に変化はなく、脂肪が燃焼されて内臓脂肪が小さくなっているのが確認できた。実験後のマウスの体重は、実験前の13%にあたる4・5グラムも減少していた。血圧への影響など副作用もなかったという。

読売新聞 2011/12/26

 

脳内ホルモンが食欲をコントロールして、さらに脂肪燃焼にも一役買うといった研究結果です。脳はどうやって空腹を感じ、どうやって満腹感をコントロールしているのか?その謎を解くのがこのような脳内ホルモンです。脳内ホルモンが脳全体を働かせ、食欲の働きを調整するばかりか、病気の発生を抑える働きも持っているようです。医学的にも脳は未知の部分が多いので、たくさんの研究が必要でしょうが、メタボ解消の有効な手段になるかもしれません。

店長

2012年1月 7日 (土)

コラム1298 がん対策、働き盛り世代にも重点 次期推進計画の骨子

お年寄りが中心だった国や都道府県のがん対策の重点が、比較的若い働き盛り世代にも広がることになった。治療後の生存率が高くなり、就労問題の解決などが求められているため。厚生労働省のがん対策推進協議会で、来年度から5年間の対策の基本となる計画の骨子がまとまった。

20~64歳の働く世代でがんになる人は年に約7万人いるが、職場での差別などから仕事を続けられないことが少なくない。そこで「がんになっても安心して暮らせる社会の構築」を掲げる来年度からの第2期「がん対策推進基本計画」では、仕事の継続を支援する仕組みを検討し、事業者などへの対策を盛り込む。また第2期計画では、喫煙率と受動喫煙について数値目標の設定を目指す。喫煙率の低下を狙い、職場の喫煙対策も強化する。喫煙と肺がん発生の因果関係は科学的に立証されているが、第1期の計画づくりでは政府内の調整がつかず、実現していなかった。 

朝日新聞 2011/12/27

 

今、働き盛りの人でがん発症が増え続けています。2050歳代の働き盛り世代では、年間約16万人が新たにがんになり、年々増えています。がん患者の3割以上が、病気をきっかっけに仕事を辞めざるを得ない状況だそうです。治療の影響で一時的に仕事の実績が下がっても、復帰する方もおられます。働きながらがんと向き合うことは大変なことです。経済的不安があると適切な治療法が選べない可能性もあり、いくつかの壁があるのが実情でしょう。会社や職場の同僚、家族の支援があってこそ、がん治療は成り立つものだと思います。

店長

 

2012年1月 6日 (金)

コラム1298 ニキビの原因・アクネ菌で皮膚がん撃退に成功 三重大アクネ菌を使ったがん細胞抑制の仕組み

ニキビの原因となるアクネ菌を皮膚がんの一種・悪性黒色腫に投与し、白血球を集めてがん細胞の増殖を抑える動物実験に、三重大大学院医学系研究科の山中恵一講師(42)のグループが成功した。

実験では、アクネ菌と戦う性質を持つ白血球が、がん細胞とも戦う効果がある点に着目。アクネ菌をがん細胞に投与すれば、白血球がアクネ菌を攻撃するために集まり、その白血球ががん細胞を攻めて、消失させると考えた。マウスの腹にがん細胞の悪性黒色腫を入れ、ヒトのアクネ菌を投与。投与の回数や時期に応じて複数のパターンを試したところ、悪性黒色腫を入れた直後と14日目の2度投与すると、28日目にはほぼすべてのがん細胞が消滅した。アクネ菌も消えた。 

朝日新聞 2011/12/31

 

人の免疫力についてすごいと考えさせられる記事です。わざわざアクネ菌という「おとり」になるような菌を注射して、白血球を集中させ、がん細胞の方を食べさせて破壊するとのこと。ということは、白血球を増やし体内で密度を上げることが出来ればがん細胞が減る可能性があるということですね。それにしても、人の体って本当に不思議です。

店長

 

2012年1月 5日 (木)

コラム1297 魚をよく食べる女性は心臓も健康に デンマーク研究

女性がオメガ3脂肪酸が豊富に含まれる魚を食べていると心臓病の危険が低下することが、デンマークの新しい研究で示された。魚油には、心血管疾患に対する保護因子とされる長鎖オメガ3多価不飽和脂肪酸が含まれている。

魚油には、中性脂肪の低下や、血小板が固まるのを防ぎ、血液をサラサラにし、心臓と血管疾患に対し保護的な働きをする長鎖オメガ3多価不飽和脂肪酸が豊富に含まれる。研究では、1549歳で中央値が30歳未満で妊娠可能年齢にある女性約49000人を対象に、魚を食べる頻度、量、種類などを主な項目とする食事に関するアンケート調査を行った。生活スタイルや生活習慣病の家族歴についても調査した。その結果、魚をあまり食べない女性は、魚を毎週食べている女性と比べて、心疾患の罹患率が90%も高かった。平均8年の追跡期間中に、高血圧症や脳卒中、心疾患などの心血管イベントが577件報告された。328件が高血圧性疾患、146件が脳血管障害、103件が虚血性心疾患だった。うち診断歴のない女性における死亡5件が発生した。また、30週間の期間中に心臓疾患による受診事例を3つの評価項目について調べたところ、やはり魚を食べない女性のほうが入院・外来受診が3倍も多かった。 研究では、女性がもっとも多く食べている魚はタラ、サケ、ニシン、サバなどだった。 

日本生活習慣病予防協会 2011/12/22

 

魚油を多く摂ることが心臓血管に対し有益であることは多くの研究で証明されていました。しかしその多くが男性を対象としていたものでした。魚が生活習慣病予防にいいことはわかっているのですが、魚離れはどんどん進んでいます。ここ数年11日当りの魚介類の摂取量はすべての年齢で減少しています。原因は、①子供が骨のある魚を嫌がる ②女性が調理を面倒くさがる ③孤食化が進み、調理が簡単な肉の方が好まれる などがあるそうです。週に3度以上は、魚がメインの夕食にしたいものです。

店長

 

2012年1月 4日 (水)

コラム1296 糖尿病患者に“美食” 府立医大病院がヘルシーランチ考案 京都

糖尿病患者など食事療法が必要な人たちにもおいしく食事を楽しんでもらおうと、府立医科大付属病院(京都市上京区)がオリジナルのヘルシーランチ2種類を考案した。同院内のレストラン「オリゾンテ」と「フレール」で提供する。

ヘルシーランチを考案したのは、同院の糖尿病専門医や看護師、管理栄養士らで結成された糖尿病医療チーム「Team FUTABA」のメンバー。辛い糖尿病治療に明るく取り組んでほしいとの思いから、カロリーは控えつつ豊かな彩りと満足感を得られるよう素材や調理法を工夫したという。オリゾンテで提供されるのは「ヘルシープレート」(541キロカロリー、1470円)は、ブロッコリーやトマトなどの緑黄色野菜をふんだんに使用。食物繊維が豊富な十六穀米を添えて栄養バランスにも配慮した。また、フレールでは「四季菜弁当」(530キロカロリー、850円)を提供。蒸す・焼くなどの多彩な調理法を駆使し、旬の緑黄色野菜を中心とした15種類以上の食材を使用しながら、カロリーを抑えて仕上げたという。患者以外も食べることができるといい、同院は「健康を気づかっている方にぜひ試してほしい」としている。

産経新聞 2011/12/21

 

糖尿病食と聞くと「ほとんど食べられないのでは?」「味もなく、何を食べてもおいしくないのでは?」と思いがちです。でも記事のように、ほんのひと手間かけるだけで、おいしい食事にできるのです。糖尿病食の献立の基本は次の3つです。①栄養バランスのとれた食事 ②適正なエネルギーの食事 ③規則正しい食習慣  油分は不飽和脂肪酸の多い大豆製品や魚から採るように味にアクセントをつけるといいでしょう。彩りの鮮やかな野菜で、見た目の満足感も得られるよう工夫しましょう。

店長

2012年1月 3日 (火)

コラム1295 謹賀新年

みなみさん

 

新年、明けましておめでとうございます。
旧年中は一方ならぬご愛顧を賜り厚く御礼申し上げます。
本年も、どうぞよろしくお願い致します。
今年もお客様の声を大切に、より一層のサービス向上に努めて参ります。
私たちオペレーターの何よりの喜びは、より多くのお客様に私どもの商品の
素晴らしさを実感していただくことでございます。
お客様からいただいたお喜びの声は、私どもが責任をもって、
この商品を待っておられるお客様の心へと繋いで参ります。
この新しい年が、皆さまにとってよりよき1年になりますよう、心からお祈り申し上げます。

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2012年1月 2日 (月)

コラム1294 健康管理に取り組む中高年が増加  国民健康・栄養調査から

厚生労働省は10月に「2009年国民健康・栄養調査報告」を発表した。調査は200911月に全国の約5700世帯の約15000人を対象に実施された。調査内容は身体状況、栄養摂取状況、食生活、身体活動・運動、休養(睡眠)、飲酒、喫煙、歯の健康など多岐にわたる。中高年では食事や運動などの生活習慣の改善への意欲が高く、体重の自己管理などに取り組む人が増えているが、若い世代では関心が薄い傾向が示された。 調査の主な内容は次の通り。

体重管理を心がけている人が増加―― 「体重管理を実践しようと心がけている」と回答した人の割合は、男性67.8%、女性75.6%2004年に比べ男性で7.0%、女性で5.8%増加した。男女とも年齢が高くなるにつれ、自己の体重管理に関心をもつ人の割合は高くなる。 

適切な食事内容・量の認知-- 「自分にとって適切な食事内容・量を知っている」と回答した人の割合は、男性75.0%、女性78.2% で、2004年に比べ男性で5.9%、女性で3.2%増加した。男女とも年齢が上がるにつれ、適切な食事内容・量を知っている人の割合は上昇し、60歳以上では8割以上が認知している。

メタボ予防・改善の食事や運動 取組みへの意欲は高い-- BMI(体格指数)が25以上の肥満者のうち、メタボリックシンドロームの予防や改善のために適切な食事や定期的な運動について、男性では「するつもりがあり、頑張ればできる」(42.6%)、女性では「するつもりはあるが、自信がない」(44.1%)という回答がもっとも多かった。食事や運動などの生活習慣改善に取り組む意欲は中高年で高まっている。 

糖尿病ネットワーク 2011/12/20

 

中高年の方では健康管理に対する意識が高まっているという調査結果が出ています。意識は高くなっていますが、継続的に実践するとなるとなかなか大変です。40代から、男性・女性ともに身体に変化が現れ始め、多くの人は自分の健康に漠然とした不安を感じ始めます。中高年世代は身体的には少しずつ老化現象が始まっています。この時期に無理をしてしまうと、高血圧や糖尿病を始め、色々な病気を引き起こしてしまいます。生活習慣を変えるのは大変ですが、「油の多い食事を控える」「1日の歩く距離を長くする」など、始められることからやってみましょう。

店長

2012年1月 1日 (日)

謹んで新年のご挨拶を申し上げます

皆様、謹んで新春のお慶びを申し上げます。

日本サプリメント 店長の健康コラム をご愛読いただき、ありがとうございます。

昨年は、東日本大震災が発生し、多くの方が被害に遭われました。

被災された方々に、心よりお見舞い申し上げます。また、一日も早い復旧復興をお祈りします。

二次災害として、心の健康への影響、高血圧や糖尿病といった生活習慣病の進行など、

健康面の被害も拡大いたしました。

また、被災地の医療対応も、現場の方々のご尽力はあったものの、不足が生じました。

昨年は、多くの方が被災地への支援をしたり、切電をしたりと、自分のことだけではなく、

相手のことを願う、日本全体のことを考える一年であったと思います。

今年も「相手を思いやる心くばり」を大切にする一年にしたいものです。

私どもも微力ながら、少しでも多くの健康情報をお届けして、お役に立てればと思います。

今年も、「店長の健康コラム」をよろしくお願いいたします。

 

店長