コラム1322 禁煙しない病院は診療報酬減 厚労省、徹底へ方針
子どもの患者や、呼吸器疾患や生活習慣病などの大人が通う病院・診療所について、厚生労働省は、屋内を全面禁煙にしていない場合は診療報酬を減額する方針を固めた。禁煙化を徹底するための誘導策だ。時期は検討中だが、2012年度中にも実施する見通し。
厚労省によると、屋内が全面禁煙の病院は、08年時点で全体の63.8%。残る35%は喫煙室などを設ける分煙で対応している。成人の約23%(09年)を占める喫煙者にも、一定の配慮をしているとみられる。厚労省は10年2月、「受動喫煙の健康への悪影響は明らか。公共の場は原則、全面禁煙であるべきだ」との通知を自治体に出した。昨年には同省の補助を受けた研究報告でも、「人の出入り時に喫煙室から煙が漏れる」「喫煙者の肺に残った煙が徐々に吐き出される」といった理由から、「分煙では受動喫煙を防げない」との指摘があり、特に患者が集まる医療機関には、診療報酬を使って全面禁煙を促すことにした。肺がんなどのリスクを減らし、医療費抑制をはかる。
朝日新聞 2012/1/29
禁煙外来の設置や受動喫煙防止など、時代の流れとして病院内イコール「禁煙」が常識になりつつありますが、屋内に喫煙場所がある病院は、ある調査では20%程度あるそうです。中には、全面禁煙をうたっているものの、非公式の喫煙場所が存在するケースもあるそうです。医療スタッフからの要望が強いというのが大きな理由のようです。厚生労働省が規制にのり出せば、全面禁煙がすすむかもしれません。
店長





