コラム1287 ストレス対策と心豊かな食事が体重増加を防ぐ
年末・年始に宴席や酒席が集中し、食べすぎや高カロリーの食事をとる機会が増える。この時期に体重を増やしてしまうのが心配という人は多い。ストレスを上手にコントロールする方法を覚えると、過食を抑えられるという研究が発表された。その方法とは「なるべく心豊かな食事をとり、ストレスに対処できるよう対策すること」だという。
糖尿病や肥満とは一見関係のなさそうなストレスや精神疲労が、実は内臓脂肪をためる一因になっていることがある。やけ酒とかやけ食いといわれるように、ストレスが強まったときに、むやみに飲んだり食べたりする人は少なくない。ストレスがたまると、食欲中枢を刺激するホルモンが分泌され、食欲が高まり、肥満をまねき、糖尿病、高血圧、脂質異常を悪化させる要因になる。慢性的なストレスに対処し、規則正しい生活、十分な休養と睡眠、適度な運動を心がけることが大切だ。簡単な対策で体重増加を防げる可能性があると、米カリフォルニア大学の研究者らが発表した。「怒りやストレスを感じているときに、キャンディーバーやお菓子を食べたくなるという経験は誰にでもある。ストレスにつながりやすい習慣を改善し、自分の心の状態に注意する訓練をすると、過食を抑えられるようになる」とカリフォルニア大学サンフランシスコ校統合医療センターのJennifer Daubenmier氏は話す。Daubenmier氏によると、ストレスとストレスホルモンであるコルチゾールが、食事の習慣や肥満、健康に密接に関連している可能性がある。
糖尿病ネットワーク 2011/12/14
ストレスと肥満には大きな関係があることは以前からたくさんの研究結果でわかっています。カリフォルニア大学の研究では、ストレスがたまっている人は、砂糖や脂肪を多く含む高カロリーの食品を好む傾向があることも示されています。過食を防ぐために、なるべく噛む回数を増やし味わって食べることが、食欲を高めるホルモンの作用を抑えることもわかっています。心に余裕を持って、生活習慣改善に取り組むことが必要ですね。
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