コラム1263 糖尿病、意識低い県民/ 香川県の配偶者、結果「6割知らない」
40~50代の香川県民の6割近くが、配偶者の糖尿病の検査結果を知らない―。製薬会社のノバルティスファーマ(東京)がこのほど、こんな調査結果を発表した。2008年に糖尿病の受療率が全国ワースト1位になった香川だが、その背景に、家族の病気に対する意識の低さがあることを裏付ける結果にもなった。調査は、太っている▽おやつを必ず食べる▽運動不足―など、2型糖尿病のリスク因子を複数持つ妻・夫の配偶者を対象に、糖尿病リスクが増してくる40~50代の全国各都道府県100人(男女各50人)ずつ、計4700人に実施した。それによると、糖尿病リスクを有する妻・夫が受けた検査結果(HbA1C)について、「知らない」と回答した人が57%(全国平均54%)を占めた。同様に妻・夫の血糖値の検査結果を知らない割合は44%(同41・8%)に上り、配偶者の発症を見逃す危険性が高いことが分かった。配偶者が糖尿病になる可能性に関しては、「なると思う」としたのは13%で、「分からない」を合わせて残りの約9割が不安視していない状況も浮かび上がった。性別で見ると、女性の22%が「(夫が)なると思う」としたのに対し、男性で「(妻が)なると思う」としたのは4%にとどまった。
このほか、糖尿病は血液検査によって早期発見できることを理解している割合は44%(同40・2%)で、尿検査などで確定できると誤解している人が多いことも明らかに。40歳以上で糖尿病リスクが高まることを知っている割合は21%(同19・4%)だった。
調査結果について、坂出市立病院の大工原裕之・糖尿病内科部長は「糖尿病の治療は大きく進歩し、早期治療で大きな効果を得られる。定期検査の受診はもちろん、夫婦間で結果を確認し合うなど、病気の見逃しを防ぐコミュニケーションを取って早期発見につなげてほしい」としている。
四国新聞 2011/11/25
香川県は糖尿病対策に特に力を入れています。厚生労働省による調査で、糖尿病治療を受けている推定患者数を人口10万人あたりで示した「受療率」が、入院、外来を合わせ、初めて全国ワースト1となったためです。糖尿病は早期発見大事なのと、家族の支援が必要な病気です。定期検査の受診はもちろん、夫婦間で結果を確認し合うなど、健康についてコミュニケーションをとることが大切ですね。
店長





