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2011年8月 8日 (月)

コラム1149 中年の高血圧・喫煙対策で健康寿命が延伸 健康日本21評価チーム

厚生労働省の健康日本21評価作業チームは、厚労省内で第3回の会合を開催した。健康日本21の目的である「生活習慣病の予防」、「壮年期死亡の減少」、「健康寿命の延伸」について、現状の達成度や今後の展望について議論した。
参考人の橋本修二・藤田保健衛生大学医学部教授(衛生学)は、“健康な状態で生存できる期間、その指標の総称”を示す「健康寿命」の指標や算定結果を報告した。日本人の健康寿命は年々延びており、世界保健機関(WHO)が193ヵ国を対象に行った調査でも、日本人の健康寿命は男女ともトップクラスだという。健康寿命の指標となるのは「自覚的健康」、「活動制限なし」、「介護の必要がない」、「慢性疾患(がん、心疾患、脳血管疾患、高血圧、糖尿病、腎臓病、喘息、関節炎など)がない」。このうち「活動制限なし」と「自覚的健康」の平均寿命は年々延伸しているが、都道府県間で差が大きい傾向があると指摘した。
生活習慣病発症予防データベースの構築と利用を目的とした大規模コホート研究「EPOCH-JAPAN」は、1000人以上を対象に約10年をかけて実施されている。それによると、男女とも各年齢階級で、血圧上昇とともに総死亡率は直線的に増加する。さらに、40~50歳代では血圧上昇がもたらす総死亡リスクは高齢者より高く、年齢が若いほど高血圧による死亡リスクへの影響は強いことが示された。
血圧を120/80mmHg未満にコントロールすることで総死亡の約20%は回避可能で、特に男性の40~79歳、女性の50~69歳では、血圧コントロールにより早世を防げる可能性がある。また、喫煙も中・壮年期の死亡に大きく影響しており、喫煙による過剰死亡割合が大きいので、特にこの世代での禁煙の促進が重要であることが確かめられた。
日本生活習慣病予防協会 2011/7/19

たばこ値上げや外食店などでの禁煙・分煙対策がすすんで以来、中高年の禁煙はすすんでいるようです。「禁煙により、味覚や嗅覚が回復してくるので、食事がおいしく感じられるようになる。」、「血液の流れが良くなる為、酸素不足が解消され、呼吸が楽になり全身が健康になる。」、「禁煙後数年で、ガンになるリスクが半減する。」など禁煙で受ける恩恵に気持ちを向けて、前向きに考え、禁煙に取り組む姿勢が中高年の間で広まっているのではないでしょうか。
店長