コラム1141 糖尿病 早期発見に「血液検査」有効 製薬会社が県内100人調査
糖尿病を早期に発見するきっかけが「血液検査」であることを知らなかった人が65%に上ることが、製薬会社「ノバルティスファーマ」(東京)が県内の100人を対象に実施した糖尿病に関する意識調査でわかった。初期の糖尿病は尿では分からないが、33%が「尿検査」と回答していた。
調査は1月、配偶者が「太っている」「食事時間が不規則」「甘いものを好む」といった糖尿病のリスク因子を持つ40、50歳代の男女各50人を対象に実施。糖尿病を早期に発見するきっかけを「血液検査」と正しく答えることができたのは35%(男性36%、女性34%)だった。夫または妻が1年以内に受けた検査における糖尿病の検査基準「HbA1c」(ヘモグロビン・エーワンシー)の結果を知らない人は58%、血糖値の結果を知らない人は42%。83%が夫または妻が糖尿病になるとは感じておらず、40歳以上で糖尿病のリスクが増すことも知らなかった。
聖マリア病院(久留米市)の布井清秀副院長(糖尿病内科)は「糖尿病は自覚症状がないまま進行し、深刻な合併症を引き起こすため、早期の発見、治療が不可欠。リスクや適切な検査について呼びかけていく必要があり、身近な人同士で検査結果を確認し合うことも大事」と指摘している。
読売新聞 2011/7/23
血液検査にいくと、検査結果の中に、「HbA1c」(ヘモグロビン・エーワンシー)という項目があります。糖尿に関してある程度知識がある方なら、十分理解できるかもしれませんが、それほど詳しくない方にとって、アルファベットと数字だけ並べられても何だかよくわかりませんよね。実はこれは、過去2~3ヶ月間の、血糖状態を表す検査値で、血糖値よりも正確な血糖状態を教えてくる数値なのです。この数値が、8%を超えた状態が続くと、色々な合併症を起こすと言われていますので、多くの医療機関では、この数値を下げることに治療の主眼がおかれています。血糖値だけを見て一喜一憂するのではなく、このHbA1cにも注意を払ってくださいね。もし、血糖値はあまり変化がなくても、このHbA1cの数値が少しでも下がっていたとしたら、それはとても良い兆候かもしれませんよ。
店長








