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2011年6月 4日 (土)

コラム1085 平成22年度食育白書 食育への関心伸びず 朝食抜きが増加

政府は閣議で、内閣府がまとめた「平成22年度食育白書」を決定した。第1次計画で掲げられた9項目の目標のうち、達成できたのは「メタボの認知率」、「食育推進に関わるボランティア数」の2項目にとどまった。
2005年7月に食育基本法が施行され、11年3月に決定された第2次食育推進基本計画では、毎年6月を「食育月間」として定めるなど、食育を国民運動として推進することとしている。2006年度から取組みが始まった「第1次食育推進基本計画」から5年が経過し、今年度から「第2次計画」がスタートする。今年6回目となる白書では、第1次計画についての評価と、それをふまえた課題について報告している。 主な内容は次の通り。
2010年12月「食育の現状と意識に関する調査」によると、「食育」という言葉を知っていた人の割合は74.0%(「言葉も意味も知っていた」44.0%、「言葉は知っていたが、意味は知らなかった」30.1%の合計)で、09年12月調査と比較して横ばいで変化はなかった。
朝食を「ほとんど毎日食べる」人の割合は85.3%であり、2009年12月調査と比較すると横ばいで変化はなかった。年代別・性別にみると、「ほとんど毎日食べる」人の割合は、男性の60歳代、70歳以上、女性の60歳代、70歳以上で高く、「ほとんど食べない」人の割合は、男性の20歳代、30歳代、40歳代で高い。朝食を毎日食べる利点として「生活のリズムがとれる」(74.1%)、「体調が良い」(55.0%)、「朝、排便がある」(40.5%)、「家族とのコミュニケーションがとれる」(30.5%)など、体調や生活の質向上を挙げる人が多かった。朝食や夕食を家族と一緒に食べる頻度については、朝食を「ほとんど毎日」家族と一緒に食べる人の割合は50.1%、夕食を「ほとんど毎日」家族と一緒に食べる人の割合は56.5%であり2009年調査と比べ横ばいだった。
メタボ予防・改善のための食事・運動 半数が実践
メタボリックシンドロームの予防・改善のために、「(1)適切な食事」、「(2)定期的な運動」、「(3)週に複数回の体重計測」のいずれかを実施している人の割合は、「半年以上継続している」が41.5%、「実践しているが、半年未満である」が4.7%、「時々気をつけているが、継続的ではない」と回答した人が25.8%だった。一方、「現在していないし、しようとも思わない」は21.2%だった。
食事バランスガイド 目標の達成率は50%
「食事バランスガイド」等を参考に食生活を送っている人の割合は50.2%で、5年で60%以上を目指した目標の達成率は50.2%にとどまった。

食育という言葉を知っている人の割合は多いのですが、実践となるとなかなか難しいようです。別の調査では、「小学生の頃、『いただきます』『ごちそうさま』のあいさつをしていた人ほど、食育への関心度が高い。」という結果が出ています。食に対する習慣やマナーが身についていた人ほど食育への関心が高い傾向にあることもわかっています。子供の頃の食習慣が大人になってからのメタボ対策にも影響するということがわかりますね。
店長

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