コラム1057 男性ホルモンの低下 一人でストレスを抱え込まず仲間と共有することが大事
中高年期に訪れる更年期障害は、女性だけのものと思われがちですが、テストステロンと呼ばれる男性ホルモンの低下により、男性でも更年期障害が起こることが分かってきました。男性ホルモンは、男性としての体作りに欠かせない働きをしていて、お腹に内臓脂肪がつくのを抑え、動脈硬化を防ぎます。一方で、集中力や記憶力など脳の働きにも関係するため、テストステロンの低下が肉体的にも精神的にもダメージを与えてしまうそうです。テストステロンは加齢により減少し、ストレスに弱いことでも知られています。
40代や50代で仕事の環境が変わり、一人で過度なストレスにさらされると、テストステロンは急激に減少します。特に個人プレーで孤独な戦いを強いられている人ほど、男性更年期障害になりやすいようです。仕事で個人プレーをしていると、よい業績や成果を上げているうちは、士気が高揚していて男性ホルモン値は高いのですが、昨今のように不景気の影響で、職場環境も急変しやすい時期には、なかなか思うようにいかず、ストレスも溜まりやすくなります。テストステロンが急に低下する40、50代には管理職に昇格する人も多く、一人で過度なストレスにさらされます。男性ホルモン値が低下すると肉体的にも精神的にもダメージを受けます。疲れが取れないからと内科を受診しても、『異常なし』とされ、筋肉が痛いと整形外科を受診しても『異常なし』と言われ、その結果、ようやくメンズヘルス外来を訪れる方が増えています。解決策として最も重要なのは個人プレーに走らず、一人でストレスを抱え込まないことです。酒を飲んで男同士がコミュニケーションし、悩みを語り合うことは、やはり男性ホルモンの観点からも大切なのかもしれません。
店長
