コラム1072 「一過性脳虚血発作」は脳梗塞の前兆 認知度は6%
一過性脳虚血発作は、「脳梗塞の前兆」として知られる疾患。「片腕の力がだらんと抜ける」、「舌がもつれる」などの症状がある。
一過性脳虚血発作を起こした人の多くで、脳梗塞を起こすおそれがあることが知られており、医療機関での早期発見・治療が重要となる。
製薬企業のサノフィ・アベンティスのアンケート調査によると、脳梗塞については、ほとんどの人(99.7%)が認知している一方で、一過性脳虚血発作を知っている人は5.8%と少なかった。
一方で、加齢にともない増える「舌がもつれる」、「歩きづらく片側に倒れそうになる」といった一過性脳虚血発作の症状を経験したことのある人は13.3%と高い割合を示した。一過性脳虚血発作が脳梗塞の前兆であるという認識も低かった。調査は今年3月に、福岡県在住の40代以上の男女618名を対象にインターネットで行われた。国立病院機構九州医療センターの岡田 靖・日本脳卒中協会福岡支部長は、「脳梗塞やその前兆についての知識は広まっているが、一過性脳虚血発作のように一過性で症状が無くなった場合も、治ったと安心して受診しないのではなく、疑わしい症状があれば、まずかかりつけ医を受診してほしい」と述べている。
日本生活習慣病予防協会 2011/5/12
高血圧や糖尿病から引き起こされる脳梗塞や心筋梗塞、その前兆はほとんどなく、急に死にも至る合併症に襲われるので、高血圧や糖尿病は、「サイレントキラー」(静かなる殺し屋)ともいわれます。一過性脳虚血発作のようにその前兆があって、近いうちに脳梗塞になるかもしれないという警告があれば、注意を払えると思います。「片腕の力がだらんと抜ける」、「舌がもつれる」などの症状を感じたら、要注意ですね。
店長
