コラム1076 20歳の時から10kg以上太ったことのある人は未診断糖尿病リスクが大幅に上昇
20歳の時から10kg以上も体重が増えたことのある人は、未診断糖尿病のリスクが大幅に上昇することが分かった。人間ドックを受診した男性1万7000人余を対象に検討した結果、明らかになったもので、筑波大学の斎藤あき氏らが札幌で開催されている日本糖尿病学会で発表した。
斎藤氏らは、20歳時の体重や生涯最大体重などの体重歴が、未診断糖尿病または糖尿病前症患者を発見する指標となる可能性を大規模横断調査により検討した。
問診票により20歳時体重と生涯体重を調査し、現在と20歳時点、さらに最大BMIなどの肥満度、20歳時点から現在までの体重増加量や20歳時点から最高体重までの体重増加量などの体重変化について調査を行った。その結果、20歳時点の体重と最大体重との差が5kg増加するごとに、未診断糖尿病は39%、糖尿病前症は25%有意に上昇することが分かった。また、現時点のBMIでやせ型の人と肥満者に層別化して解析したところ、20歳の時から最大体重までの体重増加歴が10kgを超えた場合は、未診断糖尿病をやせ型の人で72%、肥満者では97%も上昇させることも明らかになった。これらの結果から演者らは、「最大体重や20歳の時の体重などの体重歴は、現在の未診断糖尿病や糖尿病前症を反映する有用な指標である」と結論した。
日経メディカルオンライン 2011年5月20日
20歳代前半の時の体重とほぼ変わらない高齢の方は意識的なカロリー制限の達人と言えそうです。このような方は常に体重のコントロールに気を配り、食事にも注意されている方が多いです。20歳代前半のときの体重プラス5kgまでが目安と言われています。難しいと感じる方は、間食を控えるだけでも摂取カロリー量は大きく違ってきます。20歳代前半の体重を維持するために、まず「1日3食」を厳守することから始めてみてはいかがでしょうか。
店長
