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2011年4月 3日 (日)

コラム1024 外国人看護師16人合格 挑戦3年、猛勉強実り大粒の涙

経済連携協定(EPA)に基づきインドネシアとフィリピンから受け入れた看護師候補者のうち、16人が国家試験に合格した。日本人を含む全体では92%が合格したが、EPA関係の合格率は4%にすぎない。
その1人、永生病院(東京都八王子市)のデウィ・セップティヤスリニさん(27)は、図書室のパソコンで合格を確認。拍手がわき起こり、職員に抱きしめられると、大粒の涙がこぼれた。「プレッシャーはあったけれど、今は本当にうれしい。みなさんが応援してくれたおかげ」と喜ぶ。中学生のころに入院した病院の看護師に憧れ、母国で2年間、看護師として働いた。来日後、2回の試験を受けたが不合格。EPAに基づく滞在期間は3年間で、今回が最後のチャンスだった。昨春から病院の支援も受けて予備校に通い、秋からは1日12時間の猛勉強。「今度だめなら、帰国する」と背水の陣で臨み、夢をつかんだ。外国人には試験問題の日本語が難しいという指摘もある。今回から病名に英語を併記するなど工夫し、厚労省の担当者は「一定の効果があったと思う」と評価。ただ、候補者を指導してきた病院側からは「いまの制度では病院の負担があまりにも大きい。受験機会を増やすなど、環境を改善してほしい」という声も上がる。期限を迎える不合格者について、菅内閣は滞在期間の1年延長を認めるが、試験結果や本人の意欲など一定の条件をつける考えだ。
朝日新聞 2011/3/25

インドネシアとフィリピンから受け入れた看護師候補の方が日本の看護師資格に合格するには、とても困難な道のりがあります。3年前に第一陣として来日し、この夏に滞在期限を迎えるインドネシア人は91人おられます。その内、今回の合格者は13人でした。78人の方は母国に帰らなければならなかったのですが、管内閣はこの方たちの滞在期間延長の方針を決めています。EPAで受け入れているインドネシア人とフィリピン人の昨年の合格率はわずか1%。一番の課題は「問題に使われる日本語が難しい」ということ。今年の試験から病名に英語を併記したり、常用漢字以外の漢字にふりがなをつけたりする変更がなされていますが、まだまだ難問は多いようです。
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