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2010年12月19日 (日)

コラム923 運動する子としない子、二極化 小5・中2の体力調査

小5女子の4人に1人は体育の授業以外、運動をほとんどしない――。文部科学省が公表した小中学生対象の「全国体力調査」で、こんな結果が出た。運動を頻繁にする子と、ほとんどしない子の分化が小学校段階から起きている。
調査は2008年度に始まり今回が3回目。小5と中2が対象で、50メートル走やボール投げなど8種目を調べる。8種目を得点化して合計した「体力合計点」(80点満点)は、両学年の男女とも過去2回と比べて横ばいだった。
同時に実施した児童生徒へのアンケートでは、体育の授業を除く1週間の総運動時間を聞いた。「60分未満」の割合は男子が小5で10.5%、中2で9.3%。女子は小5で24.2%、中2で31.1%に達した。一方、「10~15時間台」は男子が小5で19.1%、中2で33.3%。女子は小5で12.4%、中2で26.3%だった。
特に部活動が本格化する中学では、ほとんど運動をしない子と毎日体を動かす子に二極化する傾向が男女とも強い。過去2回の調査も同様だった。「週60分未満」の子は頻繁に運動している子より睡眠時間が短く、テレビを見る時間が長い傾向も出た。
文科省は「体を動かす習慣付けを小学校入学前から始めるべきだ」と判断。幼稚園や保育所段階でどんな運動をどれくらいの頻度で行うべきかを示すガイドラインを作り、来夏にも示す。各種目の数値向上を直接の目的とせず、遊びも含めて自然に体を動かす習慣を付けることを狙う。
朝日新聞 2010/12/17

この調査で、都道府県別では小中、男女とも福井県が1位を独占しました。小学生については男女とも同県が3年連続で1位でした。文科省は、福井県の子どもが1位になった背景として、毎年小学校、中学校、高校で体力調査を全員参加方式で実施し、各学校が体力向上推進計画をつくって実行していることを挙げています。実際、福井県の小中学校では伝統的に、始業前や休み時間にランニングや縄とびなどをとり入れているそうです。
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