コラム907 外食・間食の「日本一」はこの町! 全国の49都市を家計調査 (その1)
景気悪化の影響を受けて、家庭の財布のひもは依然として固いですが、食にかけるお金はあまり減らしたくないものです。外食やお菓子などの間食などの消費は、地域で特徴があることが総務省の調査で明らかになりました。その結果について2回にわたりお届けします。
肥満は、糖尿病や脂質異常症、高血圧、心筋疾患などの生活習慣病の原因となります。食育白書によると、肥満者の割合の全国平均は、20~69歳の男性で29.3%、40~69歳の女性で26.6%です。男性の肥満率が最も高い都道府県は(1)沖縄(46.7%)で、次いで(2)岩手(41.2%)、(3)宮崎(37.8%)、(4)北海道(37.5%)、(5)茨城(36.9%)と続きます。
とりわけ食事は、肥満や生活習慣病を予防・対策するうえで重要です。家計調査では、肥満率の高い地域ではファーストフードなどの外食、スナック菓子などの間食の利用が多い傾向にあります。
お菓子全体の購入金額の全国平均、7万8500円。最も多いのは「金沢市」(9万5500円)で、次いで「水戸市」(9万2500円)、「福島市」(9万1200円)、「さいたま市」(9万500円)、「富山市」(8万8600円)、最も少ないのは「那覇市」(5万8800)でした。ケーキの購入金額でみると、多いのは「金沢市」(9400円)、「神戸市」(9200円)。スナック菓子の購入金額が多いのは「大分市」(5800円)、「熊本市」(5500円)でした。
スナック菓子の年間購入額が日本一になった大分市は、プリンやチョコレート菓子でも1位、ハンバーガーでは3位になっています。大分は肥満の調査では5位までに入っていませんが、実は肥満者の割合も、男性が34.1%と全国平均よりかなり高いのです。
生活習慣病の食事指導では「お菓子はなるべく控えめに」というアドバイスされることが多いです。お菓子の多くが高カロリー・高脂肪というのが問題です。例えば、1日に食事で1600kcal程度をとっている人の場合、1日に約500kcalくらいの洋菓子を食べると、1日の食事の約3分の1のエネルギーをお菓子からとったことになります。ようかんやおまんじゅうのように、お菓子は1日に150kcal程度のものにした方がいいです。食事だけではなく間食もコントロールすることが大切です。
店長
