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2010年12月26日 (日)

コラム930 死亡リスクがもっとも低いのはBMI 20以上25未満 146万人を調査

健康で喫煙しない成人では、BMI(体格指数:体重(キログラム)を身長(メートル)の2乗で割った数字)が20以上25未満であると、もっとも死亡リスクが低いとする研究が米国で発表された。BMI25以上の過体重や肥満の人では死亡リスクが高くなることも確かめられた。BMIが高値であると、心血管疾患やがんによる死亡率が上昇することが知られているが、全死因死亡との関連はこれまで解明されていなかった。
BMIは肥満の程度をあらわす指標として広く使用されている。米国疾病管理予防センター(CDC)や世界保健機構(WHO)では、BMI18.5~24.9を標準体重、25.0~29.9を過体重、30以上を肥満とそれぞれ定めている。
日本肥満学会が定めた日本人を対象とした基準では、18.5~24.9を標準体重、25.0~29.9を肥満(1度)と判定している。日本人は欧米人に比べ、インスリンの分泌能が低下しており、内臓脂肪型肥満になりやすい体質の人が多いことが分かっている。
この研究は、米国立衛生研究所(NIH)や米国立がん研究所(NCI)の研究チームが19の前向き研究を解析したもの。その結果、喫煙歴がなく過体重の女性ではBMIが22.5~24.9の女性に比べ、死亡リスクが13%高いことが示された。肥満や重度の肥満になると死亡リスクはさらに高くなり、BMI30.0~34.9の女性では44%、BMI35.0~39.9の女性では88%、BMI40.0~49.9の女性では2.5倍、それぞれ高かった。
男性でも同様の結果が示された。男女の合計で、BMIが5上昇するごとに死亡リスクは31%増加し、もっとも死亡率が低かったのはBMI20.0-24.9だった。
日本生活習慣病予防協会 2010/12/20

この調査結果はアメリカ人対象のもので、そのまま日本人にあてはまるかどうかわかりませんが、やはり肥満は生活習慣病にかかりやすく、死亡リスクも高いということはいえそうです。ただ、日本人にはやせていても生活習慣病にかかる人が多くいます。やせて見えるけど、お腹がポッコリふくらんでいる「内臓脂肪型肥満」です。この肥満はBMIではなかなかわかりません。定期健診で内臓脂肪を測定できればいいのですが、むずかしいので腹囲を測ることとしています。日本ではBMIよりも腹囲に重点をおいてチェックしています。
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