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中国の糖尿病関連の医療費は年間推定1734億元(約2兆1600億円)に上るが、この費用は今後10年から20年で急増する恐れがある。1億人の患者が腎不全や脳卒中、失明などの合併症の治療を求めるとみられるためで、国際糖尿病連合(IDF)が発表した。
IDFが北京での同日の記者会見前に配布した発表文によると、糖尿病関連は中国の医療費の約13%を占める。この研究結果は、8月に終了した全国調査で得られた暫定データに基づいている。
また、IDFや中国糖尿病協会の調査によると、中国の糖尿病患者の入院回数や外来・緊急治療室での受診回数は、糖尿病にかかっていない人に比べて3-4倍多い。前回3月の調査では、中国の糖尿病患者数は9240万人と従来の推定から2倍以上になり、世界で最も多いことが示された。
IDFは「医療費の大幅増につながる重篤な糖尿病合併症のまん延を防止する絶好の機会が中国に訪れている」と述べた。
糖尿病関連の医療費は今後20年間で「急速に増加する」との見方をIDFは示した。まだ糖尿病の診断を受けていない約5000万人の中国人が治療を求めるほか、こうした患者に加え約5000万人のすでに糖尿病の診断を受けた患者が脳卒中や失明、腎臓病などの合併症を発症し始めるためだとしている。
ブルームバーグ 2010/11/14
中国の糖尿病患者は約1億人、インドを抜いて世界一の糖尿病大国となりました。一番の問題は、糖尿病にかかる年齢が低下しているにもかかわらず、糖尿病の予防や治療に対する認識がまだ不足している点です。今回の調査では30~45歳の羅患率が増加していることがわかりました。働き盛りの年代は仕事が忙しくて運動不足になりやすく、身体検査を受ける時間もない、自分の健康を過信している、などの傾向が挙げられていると専門家は分析しています。
店長
適度な運動が脳の老化防止に役立つことが知られているが、どれだけ運動をすると効果があるかはよく分かっていない。週に約10キロメートル(6マイル)以上を歩くと、認知症や記憶力の低下を抑えられることが、米国の長期調査で確かめられた。
米ピッツバーグ大学心理学部准教授のKirk Erickson博士らは299人を対象に、日常での身体活動と、前頭部・後頭部・内側嗅領・海馬領域での灰白質の体積や認識機能などとの関連を調べた。研究は米国で実施されている「心臓血管健康・認知力研究」の一部として実施された。対象となった299人は研究開始時に認知機能障害のみられなかった健康な成人で、平均年齢は78歳だった。
参加者に「週に何ブロック歩くか」といった形式で身体活動量について答えてもらい、9年後に高解像度のMRI検査で脳の灰白質の容積を検査し、さらに4年後(調査開始から13年後)に認識機能障害の医学的な診断を受けてもらった。
その結果、週に平均10~15キロメートル(6~9マイル)以上、あるいは72ブロック以上を歩いた人では、まったく歩かなかった人に比べ、脳の灰白質の容積が多いことが分かった。脳の特定領域の体積が大きい人では、認知症や認知機能障害を発症するリスクが低くなった。
日本生活習慣病予防協会 2010/11/17
週に10~15キロメートルは、1日に換算すると約1.4~2キロメートル程度になります。毎日の通勤や買い物の距離に少しプラスすれば達成するという人も多いのではないでしょうか。習慣的なウォーキングで認知症やアルツハイマー病の前段階の物忘れや記憶症を予防できるかもしれません。ちょっと長めの早歩きを心がけてみては!
店長
米飯を多く食べる習慣がある女性は、あまり食べない女性に比べて糖尿病になる危険性が高いことが、厚生労働省研究班による日本人対象の大規模調査で明らかになった。日本人の米飯と糖尿病発症の関連が分かったのは初めてという。米臨床栄養雑誌に発表した。
調査は、全国8県に住む45~74歳の健康な男女約計6万人を5年間追跡した。摂取カロリーや栄養バランスの個人差を調整して米飯だけの影響を分析した結果、白米だけの米飯を1日あたり4杯(560グラム)食べる女性は、同1杯強(165グラム)の女性に比べ、糖尿病を発症する危険性が1・81倍高かった。麦などの雑穀が混ざった米飯を食べている場合、危険性はやや低くなったが、傾向は変わらなかった。男性の場合、米飯の摂取量による明確な差は見られなかったが、1日あたり1時間以上の筋肉労働や運動をしていない男性は女性同様、発症の危険性が高まる傾向があった。パンやめん類では、男女とも危険性に差はなかった。
米飯は、食後に血糖値が上がりやすいため、糖尿病を起こしやすい食品とされている。研究班の南里(なんり)明子・国立国際医療研究センター研究員は「食事は米飯だけではないので、米飯を多めに食べる人も、野菜を積極的に取るなどバランスに気を配り、運動を心がければ糖尿病の危険性を下げられる」と話す。
毎日新聞 2010/11/12
これは白米の場合の調査ですね。玄米だと食後の急激な血糖値上昇を防げますよ。玄米には食物繊維が多く含まれ、食物繊維と炭水化物を同時に摂ると糖の吸収が穏やかになります。白米を摂るなら、食物繊維をたくさん含む野菜を使ったおかずを多くすればいいでしょう。多品種の食材をまんべんなく摂るように気づかい、食習慣全体をバランスよくすることが大切です。
店長
入浴時の急激な温度変化が原因で脳出血などを引き起こすことで、神戸市消防局に2009年に救急要請した人は619人に上り、3人に1人が救急車の到着時に死亡もしくは重症であったことが分かっています。619人のうち、救急車到着時にすでに死亡していたのが95人、重症だったのは114人でした。また半数以上の383人が冬場(1~3、11~12月)の要請だったそうです。症状を訴えた人の8割は高齢者で、同消防局は通報が増える冬場を前に、浴室が暖まった状態で入浴する「二番風呂」の利用などを呼び掛けています。
寒い場所で着衣を脱ぎ、浴室に入ってお湯を張った浴槽に入ると、急激な温度差により、血圧が急に下がったり上がったりします。入浴数十分後に意識がもうろうとして脳内出血を起こすケースや、入浴直後に激しい頭痛と嘔吐に襲われ、くも膜下出血になるケースなど、危険なことがたくさん起こる可能性があります。以下に冬場の入浴について注意点をまとめます。
〈1〉服を脱ぐ前に脱衣所や浴室内を暖め、湯船との温度差を小さくする
〈2〉一番風呂はさけ、二番風呂以降にする
〈3〉入浴前には足元から上半身に向かって順番にかけ湯をし、湯船の温度も39~41度にとどめて長湯をしない
〈4〉入浴前後にコップに1杯のお茶かお水を補給する
店長
リンゴの旬は品種によってもズレがありますが、
秋から冬にかけてのものは香り高く美味しいと言われています。
リンゴには、ビタミンC、カリウム、食物繊維が多く含まれ、美肌効果、
腸の正常化などに効果が期待できます。
また、抗酸化作用のあるカテキンも多く含まれています。
幼い頃、病気になると必ず母がリンゴのすり下ろしを食べさせてくれました。
栄養性、機能性から考えても、理にかなっていたのだなあ・・・と納得しました。
★ リンゴとチーズのサラダ ★
リンゴ 1/2個
モツアレラチーズ 50グラム
ラディッシュ 6個
バジルのみじん切り 大匙1
(ドレッシング)
エキストラバージンオイル 大匙3
酢 大匙1
塩 小匙1/2
砂糖 小匙1/2
① リンゴは2㎜ほどの厚さにスライスし塩水にさらす。ラディッシュも薄切りにスライス。
② チーズは棒状に切りボウルに入れ、バジルのみじん切りとドレッシング半量を加え5分ほど味を馴染ませておく。
③ ①を皿に盛りつけ、中央に②をのせ、残りのドレッシングを回しかける。
重症の心臓病患者の体内に植え込んで使える国産の補助人工心臓2機種が、年内にも製造販売を承認されることになった。
厚生労働省薬事・食品衛生審議会の部会が承認することを了承した。従来、国内の補助人工心臓は医療機関で使う体外式しかなかった。植え込み型によって、患者は在宅で心臓移植の機会を待つことが可能になる。
植え込み型は、海外の2機種が承認されていたが、製造が中止されたり、日本人には大きすぎたりして、現在は国内販売されていない。国産の2機種は手のひらサイズで、女性や体の大きい子どもにも使える。
国内では脳死移植数が少なく、心臓移植を希望しても長期間待つ必要がある。2機種は、電源などの付属装置も持ち運びでき、待機期間の生活の質が向上すると期待される。
「補助人工心臓治療関連学会協議会」代表の許俊鋭・東京大学特任教授は、「患者にとってメリットは大きく、ようやく欧米並みに一歩近づいた」と話している。
読売新聞 2010/11/20
現在使われているものは体外設置型の補助人工心臓で、体内から出た管を小型冷蔵庫大の体外装置につなぐため、患者さんは常に病院で生活せざるを得ないのです。この補助人工心臓は海外ではかなりの旧タイプだそうです。この分野はやっと世界レベルになったといえます。しかし今回承認を得たものは大人用であり、子供用補助人工心臓は、いまだに国内で使用できる承認機種がない状態です。子供用補助人工心臓がない現状では、子供の重症心臓病患者は心臓移植に期待をかけ海外渡航するしかないのが現実です。
店長
体が動かしやすくなる今の季節に、是非やっておきたいのが腰痛対策です。
冬になると腰痛を感じる人が多くなるのは、寒くて家にこもりがちで運動不足になるのが原因の一つ。
あまり動かず座りっぱなしになると、腰のまわりの筋肉は固まってしまいます。
また、やわらかいクッションやイスなどに力を抜いて座る姿勢は、筋肉は休んでいるので楽に感じますが、実は背骨に負担がかかってしまっています。
さらに運動不足でお腹が出てくると、支える腰はより負担がかかることになります。
腰痛予防にはまず、腰回りの筋肉をほぐし、背骨を支える腹筋と背筋をバランスよく鍛えることが大切となります。
無理のないストレッチや腹筋運動を毎日の習慣にして、腰痛知らずの冬を迎えましょう。
生活習慣病の一次予防を中心に普及・啓発を行う日本生活習慣病予防協会は、生活習慣病予防に対する国民の意識向上と、これによる健康寿命の伸長を目指すべく、毎年2月を「全国生活習慣病予防月間」と定め、広く啓発活動を行うこととしています。同協会は全国生活習慣病月間中にポスターなどで使用するスローガンを公募しています。同協会では、「一無二少三多」という健康標語を長年掲げてきました。「一無二少三多」とは、一無は無煙(禁煙)、二少は少食(腹八分目)・少酒(お酒はほどほど)、三多は多動(たくさん体を動かし)・多休(しっかり休養を取り)・多接(多くの人・物事に接する)を意味します。この健康標語から、今年度は『禁煙』をテーマにしたスローガンを募集されることとなりました。誰でも1人何個でも応募できますし、最優秀者には、賞金10万円が進呈されます。この際奮ってご応募してみては! (応募は同協会のインターネットホームページからできます。)
店長
ナースケア管理(NCM)システムに比し、一対一の仲間同士の相互サポート (RPS)の方が、糖尿病患者のHbA1cの改善効果が大きかったとする研究論文が、「Annals of Internal Medicine」に掲載された。
米ミシガン大学(アナーバー)のMichele Heisler氏らは、研究組み入れ前の6カ月間に、HbA1c値が7.5%を超えていた男性患者244人を対象とした無作為化研究を実施した。男性患者らは6カ月間のNCMを受けるか、または年齢をマッチングさせた患者仲間とペアを組み、糖尿病に関連した話題について毎週話し合うことを奨励された。またRPS群患者は、任意でナース支援下の患者運営のグループ会合に1カ月、3カ月、6カ月の時点で参加できるようにした。
その結果、RPS群では平均HbA1c値は8.02%から7.73%に低下したのに対し、NCM群患者では平均値は7.93%から8.22%へと上昇していた。当初のHbA1c値が8%を超えていた患者群では、平均HbA1c値はNCM群では僅かに上昇したのに対し、RPS群では有意に低下していた。
糖尿病ネットワーク 2010/11/ 4
患者さん同士のサポートが糖尿病改善に役立つという調査結果ですね。調査結果によるとHbA1c値がよくなっているようです。糖尿病の体験談や情報を話し合うだけでもいいようですね。話し合うことで治療する「やる気」が出てくるのでしょうね。糖尿病であることを秘密にする方もいますが、周りの理解をうまく得て、同じ患者さん同士でも交流を持つべきなのですね。
店長
肌寒くなるこれからの季節、皮膚の乾燥に要注意です。特に足の裏はいつの間にか角質が厚くなって、ひどくなるとかかかとがパックリひび割れて歩行に支障が出てくるなんてことも。血行の悪い糖尿病の人ほどそのリスクが高いといいます。あなたの足裏は大丈夫でしょうか?
足の裏全体に干し柿のように粉を吹いた線がある人は 血糖値が高いとよくいわれます。かかとにしこりがあったり 固くなっている人も糖尿病に注意していただきたいです。また、足の小指からかかとの外側がたるんでつまめるような人も糖尿予備軍といわれます。かかとには糖尿病のサインが出るのです。また、糖尿病の人はかかとにたくさんの合併症を伴います。
かかとのひび割れを起こしやすい人や角質が厚く硬い人は、もともと生活習慣の中にその要因があることが多いそうです。たとえば、常にかかとに体重がかかっている立ち仕事の人や、歩き回って仕事をする人、また、革靴の底が硬い、インソールのサイズが合っていない靴をはいている人などです。フット・ケアの専門家によると「タコやウオの目も同じで、皮膚は常に刺激や圧迫を受けていると角質が厚く硬くなる。」と説明されています。靴底にイボイボの付いた健康サンダルなども日常的に履いていると“角化”しやすいです。
かかとのひび割れが起こると、むずがゆさが出たり、歩行時の痛み、グジュグジュして細菌感染すれば膿んで腫れてしまうこともあります。特に末梢の血行が悪い糖尿病の人は足の知覚が鈍く傷つきやすく、壊疽(えそ)の原因になるので要注意です。
対策は、足裏の乾燥に気づいた時点から、入浴後に保湿効果のあるケア・クリームでこまめに潤いを与え、ひび割れ予防に備えることです。まずはこまめに自分の足裏の状態を確認してみましょう。
店長
「現在の傾向が続けば2050年までに糖尿病に罹患する米国人成人は2~3倍になる」との警告を発する米国疾病管理予防センター(CDC)の研究が、オンライン医学誌「Population Health Metrics」に掲載された。
米国で1年間に新たに糖尿病と診断されるのは2008年では1,000人当たり8人だが、2050年には1,000人当たり15人になるとCDCは予測。2050年までに全成人の5分の1から3分の1が糖尿病になり、その増加分の全ては事実上、予防可能な2型糖尿病によるという。高齢化する人口、糖尿病リスクの高いマイノリティでの増加、そして糖尿病患者が以前より長生きするという事実が、この急上昇の理由という。
CDCのAnn Albright 氏は「2型糖尿病の進展を変えることがどれほど重要かを示す警告である。健康的食生活と運動を選択する成功につながる生活習慣向上プログラムが広く利用できるようになるべき」と述べている。別の専門家もこれに同意し、「このデータは正確で現実を反映したもの。マイノリティと寿命の延長を考慮すると、糖尿病の実際の負荷は多くの人が考えるよりもはるかに大きい」と述べている。
CDCによると、糖尿病は75歳未満での新たな失明、腎不全、足や下肢切断の第1の原因となっている。糖尿病と診断された人の医療コストは非糖尿病者の2倍以上であり、米国での糖尿病のための医療費は、年間推定1,740億ドル(約140兆円)に上る。米国での糖尿病患者の増加予測は、糖尿病の世界的増加を反映したもので、国際糖尿病連合(IDF)によると、2010年の糖尿病患者は世界で2億8,500万人であり、2030年までに4億3,800万人に膨張するという。
糖尿病ネットワーク 2010/11/5
アメリカでは約2,400万人が糖尿病に罹患しており、その4分の1は罹患に気付いていないそうです。高齢、肥満、座りがちな生活習慣、家族歴、妊娠中の糖尿病発症、人種・民族が2型糖尿病の危険因子といえます。アメリカの中でもアフリカ系、ヒスパニック系、米国先住民系、アラスカ先住民系、アジア系、太平洋諸島系といった人種・民族グループはリスクが高いといわれています。つまり白人系以外の人種に糖尿病が増えているのです。世界の糖尿病患者数が2030年で約4.4億人の予想です。予防対策や新治療法の研究など、世界中が力を合わせた対策が必要ですね。
店長
女性に起こりやすい病気のひとつ「外反母趾」。
女性患者が多い最大の要因はハイヒールですが、男性に比べ筋力が弱く、関節が柔らかいことも要因のひとつと言えそうです。
外反母趾の一般的な症状としては、足のしびれ、腫れや痛みなどがあげられます。
さらに進行すると親指が隣の指の下に入り込み、その付け根の関節を脱臼させてしまうこともあり、最終的には骨や関節を矯正するための手術が必要になることがあります。
予防としてはまず、ハイヒールをできるだけ履かないこと。そして足に合った靴を選ぶことです。
足に合った靴を選ぶポイントは、サイズはもちろんのことですが、靴底の盛り上がりが土踏まずにフィットしていること、足の甲のアーチがぴったりと合い、歩いた時に甲が圧迫されないことが重要になります。
歩いた時にかかとが上下せず、足先が靴の中で動かせるくらいの余裕ができるよう、「かかとはぴったり、足先はゆったり」のポイントで靴を選んでみると良いかもしれませんね。

ニューデリー市内にあるファストフード店。貧困から抜け出したインドの市民は食生活も一変し、糖尿病が高成長の新たな脅威となっている。好景気に沸き返るインド経済に思わぬ障害が持ち上がっている。貧困を脱して快適な生活を手に入れた代償として、数百万人が糖尿病を患っているのだ。糖尿病の関連コストはインドの国内総生産(GDP)の2%にも達するとみられており、高い成長目標を掲げるインドにとって大きな脅威となりそうだ。
10代の息子2人の母である小柄なカルパナ・ソナさん(40)はムンバイ郊外の高層アパートの自宅で、手足が痛み、眠れなくなった夜のことを険しい表情で振り返る。ソーダやコンピューターゲームが大好きな息子たちも将来、糖尿病にかかるのだろうかなど、さまざまな疑問が頭の中を駆け巡ったという。
昔住んでいた村の泥壁の小屋からスラム街を経て、6年前に現在のアパートに晴れて入居した。子供時代の飢えと貧困から脱し、急拡大する中産階級の一員になったが、長期にわたる運動不足や過食がたたり糖尿病にかかったのだ。
インドの糖尿病患者は5000万人を超えており、国際糖尿病連合(IDF)は2009年10月に、インドを世界で糖尿病患者が最も多い国と認定。今年のインドの糖尿病による死亡者数が世界で最悪の約100万人に達すると推定している。成人の糖尿病罹患(りかん)率は7.1%と、米国の12.3%に迫っている。
研究者らによると、インドで糖尿病や心臓病などの合併症にかかりやすくなっているのは生活水準が向上したためだ。
10年間で平均7%の経済成長が4億人の国民を中産階級に押し上げた半面、何世代にもわたり貧困や栄養不良、肉体労働に耐えてきた体は高カロリー食への抵抗力がない。インドでは栄養不足の母親から生まれた子供の体は小さく代謝作用も低栄養に適応しているため、栄養過多に対応できないという。これに加え、インドで豊かさを象徴する車やテレビ、パソコンなどに運動の時間を奪われたことも状況を悪化させている。
全インド医科大学のニキル・タンドン教授(内分泌学)によると、インスリンが血液中のブドウ糖を調整できなくなる2型糖尿病罹患率は1980年代半ばに都市部成人の3~4%にとどまっていたが、現在11~12%に上昇。南部には、18~19%に達する地域もあるという。同教授は「こうなるとは誰も思わなかった」と振り返る。
SankeiBiz 2010/11/11
インドの糖尿病患者の平均発症年齢は42.5歳と、欧州に比べて約10年早いそうです。親としても稼ぎ手としても最も重要な時期に発症するのです。国際糖尿病連合はインド同様、急速に国民の生活環境が変化している中国について昨年時点で4320万人と推定していた今年の糖尿病患者を、今年3月の調査で9240万人へと大幅に引き上げています。インドも10年ぶりの全国調査が報告される来年、患者数が急増する可能性があります。新興大国2国では予想より多くの人が糖尿病にかかっており、その影響が当初の見通しよりもずっと深刻化しているようです。
店長
秋から冬本番へと向かうこれからの時期、警戒が必要な季節性や新型のインフルエンザ。
WHOは今年8月、新型インフルエンザの世界的大流行の終息を宣言しました。
しかし同時に大流行の終息は、ウイルスがなくなったことを意味しないと示唆しており、今後数年間は引き続き警戒が必要との指摘をしています。
また、人から人へと感染する新型インフルエンザに変異する可能性も否定していません。
これらを受けた厚生労働省は、「世界的大流行を過ぎたとしても、感染拡大に警戒しなければならない状況は変わらない」と秋以降の再流行に対し、注意を呼びかけています。
まずはこまめな手洗いとうがい!この基本が、すぐに始められる予防法です。
そして咳が出始めてしまったら、マスクを着用するというのも感染を拡大させないエチケットです。
朝晩は特に冷え込むようになってきましたので、皆様どうぞご自愛ください。
認知症のお年寄りが安心して暮らせるまちづくりを目指し、板橋区は商店主らを「認知症サポーター」に登録する制度を始めた。
患者への接し方などを養成講座で学んでもらい、「高齢者あんしん協力店」としてステッカーをはってもらう。理容店、弁当店、銭湯、居酒屋、接骨院……。第1回講座には様々な業種の23人が参加し、さっそく登録された。
「優しい対応が基本。驚かせない、急がせない、自尊心を傷つけないの3点が大切です」。区立文化会館(大山東町)で開かれた養成講座で、区医師会「もの忘れ相談医」の山口善弘さん(48)が商店主らに語りかけた。意見交換会では、いくら支払うのか分からないためいつも1万円札を出す人や同じ目的で1日に何度も来店する人など、商店主らが日頃接している認知症患者の様子も報告された。
参加者の1人、弁当店を営む宇田川ひとみさん(56)は、朝昼晩とひじきの煮付けを買ったり、何人分もの弁当を一度に持ち帰ったりするお年寄りに、これまで「気に入ったんですか」などと声をかけるようにしてきた。講座を受け、「時間をかけた対応が大切だと改めて感じた。急いでいるお客さんにも理解してもらえるよう努力したい」と話した。
ヒゲそりをしていないお年寄りから「カミソリでケガをした」とクレームを受けた経験があるという細山敏夫さん(60)も「優しく接することと自尊心を傷つける対応は紙一重だとわかった。赤ちゃん言葉などは使わず、慎重に対応したい」と語った。
厚生労働省が提唱した認知症サポーターは、認知症を脳の病気として正しく理解し、患者への接し方などを学んで、本人や家族を助けるボランティアだ。全国の自治体で約171万人(3月末現在)が登録されている。
板橋区でも2008年以降、民生委員や町内会員を中心に約2000人が登録されているが、高齢者の利用が多いコンビニや薬局、金融機関などから「どんな対応をすればいいのかわからない」といった問い合わせが多いため、養成講座の対象者を商店主らに広げることにした。ステッカーをはってもらうことで、地域の人々や患者の家族らに認知症のお年寄りが安心して利用できる店だと知らせる。
区おとしより保健福祉センターは「区全域の事業者を対象にした制度は23区で初めて。サポーターの輪を広げていきたい」と話している。
読売新聞 2010/11/10
認知症サポーターは厚労省が2005年度に始めた「認知症を知り地域をつくる10カ年キャンペーン」の一環で養成がはじまりました。地域で認知症の人が困っているときに手助けしたり、気になる高齢者を見かけたときに民生児童委員らに情報を伝えたりするなどの役割を務めています。「認知症サポーター100万人キャラバン」という活動が、「認知症サポーター」を全国で100万人養成することを目標に推進されてきました。昨年、全国で100万人養成が達成したそうです。ますますこの活動が高まることを期待します。
店長
石川県金沢大学医薬保健研究域の金子周一教授らのグループは、肝臓が血糖値を上げるホルモンを作っていることを発見したと発表した。
ホルモンを抑制することで高血糖を改善できることから、新たな糖尿病の治療、診断法の開発につながると期待される。研究成果は米国科学雑誌「セル・メタボリズム」に掲載された。金子教授らは、糖尿病患者の肝臓でホルモン「セレノプロテインP」が増えていることを発見。マウスにセレノプロテインPを打ち込むと血糖値が上昇しやすく、インスリンも効きにくくなることがわかった。さらに、肝臓でのセレノプロテインPの発生を抑えると、血糖値が改善されることも確認した。従来、お腹にたまった脂肪細胞が糖尿病などの生活習慣病を引き起こすと考えられていたが、今回の発見で肝臓からのホルモンも病気に関与している可能性が高まった。金子教授らは、セレノプロテインPなど肝臓由来のホルモンの総称として「ヘパトカイン」と命名した。
読売新聞 2010/11/8
糖尿病発症のメカニズムの一つが明らかになりそうです。血糖値が上昇する原因は大きく2つです。(1)インスリン分泌能の低下 (2)インスリンの効き目の低下 です。脂肪細胞に、血糖値を下げるホルモン「インスリン」の効き目を低下させるなど生活習慣病を引き起こす物質があることはわかっていました。肝臓の悪化も血糖値上昇に影響を及ぼしているとしたら、アルコールや脂肪の摂りすぎに注意すべきでしょう。
店長
インフルエンザの流行開始の兆しが、北海道と沖縄県で見られることが国立感染症研究所の調査でわかった。ウイルスの型は、新型の豚インフルエンザがほとんどだった昨季と異なり、今季は今のところA香港型が多いという。
感染研が5日まとめたデータでは、最新の1週間にインフルエンザ症状で医療機関を受診した人は、定点1医療機関あたり0.15と少ないが、都道府県別でみると、北海道1.06、沖縄県1.02で、流行開始の目安となる1を超えた。北海道は、浦河保健所管内が注意報レベルに達し、苫小牧保健所管内なども流行に入っている。感染研の感染症情報センターの安井良則・主任研究官によると、寒さが厳しくなる北海道や東北地方は他の地域より流行入りが早く、11月、12月は要注意という。ウイルスの型は、A香港型の検出数が138と全体の3分の2を占め、新型の検出数は65、その他は9。田代真人・感染研インフルエンザウイルス研究センター長によると、A香港型は、昨年からウイルス抗原が変異し、免疫を持たない人が多いとみられ、注意が必要という。
朝日新聞 2010/11/8
昨年、社会問題になった新型インフルエンザですが、今年も流行の兆しが見えているようですね。特に高齢者の方は肺炎などを引き起こすことが多いので、感染対策が必要です。最近、新型インフルエンザがペットの犬からも見つかったそうです。トイプードルやミニチュアダックスフント、チワワなど小型犬が多く、室内で飼っている方は要注意ですね。専門家は「神経質になる必要はないが、インフルに感染している人は飼い犬と濃厚な接触は避けた方がいい」と呼びかけています。
店長
10月、東京医大病院で 10月からたばこの価格が上がったのに伴い、「禁煙外来」を受診する人が増えている。禁煙外来は、どんな治療をしているの?
東京医大病院(東京都新宿区)の禁煙外来を10月中旬、60歳代の男性が訪れた。1日20本の喫煙を30年。これまでにも禁煙を試みたことはあったが「最長で2日」。今回は値上げや妻の勧めもあって、初めて禁煙外来の門をたたいた。初診時は、担当医の平山陽示・総合診療科准教授から、たばこの健康への害について一通りの説明を受けた後、禁煙の意志を改めて確認され、持っているたばこはすべて捨てるよう指示された。禁煙によるイライラなどの症状を緩和するために、禁煙補助薬の飲み薬「チャンピックス」を使って禁煙をスタートした。
数週間後、この日の受診で「たばこを吸いたいと思うことはまだありますか」との平山医師の問いに、「夕食後に一瞬だけです」と男性。「もう吸わないと思います」と、きっぱり返した。禁煙治療は2006年、「ニコチン依存症」の治療として保険がきくようになった。12週間の間に5回受診し、患者負担(3割の場合)は1万3000円~2万円程度だ。禁煙治療に取り組む医療機関も増え、国にニコチン依存症治療の届け出をした施設は約8700か所(09年)ある。
平山医師によると、今回の値上げを前にした8月頃から、禁煙外来の受診者が増加。それに伴い、全国的に禁煙補助薬が不足する異常事態も起きた。チャンピックスを製造販売するファイザー社によると、8月までは毎月約7万人分、9月は約17万人分、10月は6日までで約8万人分を供給。ニコチン製剤の張り薬「ニコチネルTTS」(ノバルティスファーマ)も品薄だ。両社とも供給体制が整う予定の来年1月まで、治療中の患者への処方を優先するよう医療機関に要請した。
読売新聞 2010/11/5
禁煙外来の受診者が増えています。現在、新規患者の受け付けを見合わせている禁煙外来もあるそうです。しかしながら、禁煙外来に頼らないで禁煙する方法はないでしょうか?「吸いたくなったら、氷をかじったり深呼吸したり・・・」といくつか方法がありますが、禁煙に役に立つ様々なアドバイスが得られなかったり、相談を受けられなかったりというのが現状ではないでしょうか?「禁煙サポートダイヤル」みたいな電話相談窓口があって、アドバイザーが相談にのってくれるシステムがあるといいですね。
店長
「職場は完全禁煙にするべきだ」「一律規制は無理だ」――。職場での受動喫煙対策の法的義務付けをめぐり、厚生労働省が東京都内で公聴会を開いた。並んだのは、禁煙派4人、慎重派4人の計8人。ヤジが飛び交う中、それぞれ持論を展開した。会場には300人を超える参加者が詰めかけた。
厚労省は来年の通常国会への労働安全衛生法改正案の提出を目指している。今後公労使代表による労働政策審議会で議論を詰める。慎重派4人のうち、3人はホテルや旅館、飲食店といった接客を伴うサービス業の関係者だ。従業員の健康を理由に禁煙規制が強化された場合、客離れが起きて売り上げが減少するという懸念が業界には強い。「快適な空間とくつろげる時間を提供するのがサービス。禁煙にするかは管理者の判断が望ましい」。外食産業の業界団体日本フードサービス協会の関川和孝常務は業界の特性に理解を求めた。
労政審の委員が「一斉に禁煙すれば売り上げは落ちないのでは」と指摘すると、会員の多くが中小・零細の飲食店という全飲連の小城哲郎専務理事は「中小の店は対応しきれない。完全禁煙には反対」と反論した。本来、従業員の健康を守るべき労働組合は苦しい立場だ。ホテル・旅館業などの労組でつくるサービス連合の大園真弘政策局次長は、「ホテルのバーでは『たばこを楽しめる唯一のぜいたく空間を奪わないで』と言う顧客もいる」と訴えた。
朝日新聞 2010/11/11
禁煙派と愛煙家の攻防といった感じですね。愛知県で実施した飲食店約1万店対象の調査では、禁煙をした店のうち売り上げが減少したのは1割以下だったそうです。このデータを元に禁煙派は訴えていますが、押され気味の愛煙家も負けていません。「大切なのは喫煙者と非喫煙者の共存。それには喫煙者が吸える場所をきちんと確保すること」と呼びかけています。相互理解が必要ですが、平行線のような気もします。とにかく「人に迷惑をかけない」という基本的な考えを持つことが大事でしょう。
店長
「下水汚泥を原料とする「バイオガス」の一般家庭への供給が10月12日に神戸で始まったという新聞記事を目にしました。
神戸市と環境装置メーカーが協力し、国内で初めて都市ガスの導管にバイオガスを注入。2020年までの10年間、普及に向けて採算性の向上などを検証するそうです。
下水汚泥が原料になるなんて、すばらしい技術!
捨ててしまえばゴミになる下水汚泥ですが、使えば立派な資源になるのですね。
また、CO2の削減にも期待が寄せられています。
神戸市によると、1年間に約2千世帯分に相当する約80万立方メートルを送り、CO2の排出量を年1200トン減らす効果があるとか。
地球温暖化が叫ばれる中、全世界のCO2削減はまだまだ思うように進んでいないというのが現状です。
バイオガスのようなすばらしい技術だけでなく、地球を守ろうとする私たちひとりひとりの意識改革がますます大切になってきそうです。
たばこをやめたい人を支援する神奈川県の「かながわ卒煙塾」の卒煙式が横浜市内であり、塾長の俳優舘ひろしさんが禁煙に成功した人たちに卒煙証を授与した。舘さんは、失敗した人にも「何度でもチャレンジして」と呼び掛けた。
塾は県などが企画して5月に開講。塾生はたばこの健康被害や禁煙外来の利用方法について無料講座で医師らの指導を受け、7月までに159人が卒煙宣言。このうち、これまで禁煙をやり通した72人が、晴れて卒煙を認められた。
式には卒煙の42人が出席。“たばこの似合う俳優”を卒業した舘さんはあいさつで「時代劇で立ち回りを演じても息切れしにくくなった」とにっこり。「吸いたくなったら深呼吸するといい」と禁煙のコツを披露した。
横浜市の小笠原昭さん(80)は「60年吸ってきたが、やめてからは体も軽く、家族も優しくなった」と笑顔を見せた。
産経新聞 2010/10/30
たばこ値上げから1ヶ月以上が経ちました。これを機に禁煙に成功した方、月のたばこ代が高くなったとお嘆きの方、悲喜こもごもでしょう。記事のように「卒煙式」というセレモニー的に行ってみるのも一つの手段ですね。周りの方々に宣言して、有言実行する!その後は「健康になったこと」「周りが励ましてくれること」の充実感を味わう!前向きに考えられるのがいいですね!
店
「めまい」を頻繁に起こす方は、いろいろと悩みをお持ちです。ふわふわした浮遊感のあるめまいと、ぐるぐる回るような回転性のめまい。一般には、浮遊感のあるめまいは脳の血液循環不全が主な原因です。
長時間立っているとき、低血圧あるいは高血圧の治療により血圧が低下したとき、貧血、著しい不整脈など心臓の障害、生理中の女性などでは、一時的に脳の血液循環が悪くなり、ふわふわする浮遊感を伴う、めまいを感じることもあります。これらは安静にして休んでいるとすぐに回復し、繰り返さなければあまり問題になりません。高齢者にめまいが起こりやすいのは、脳に動脈硬化が起きていて、血行が悪いためです。他に低血糖、自律神経失調症、心因性などさまざまな原因があります。
ぐるぐる回るようなめまいは内耳の障害が疑われます。人間の平衡感覚を司っている内耳に問題が生じると、平衡感覚が侵されるため、回転するようなめまいや、体や頭の位置を動かしたときにめまいを感じます。
「めまいのときは何科を受診すればいいですか?」という疑問がわいてきますね。回転性のめまいなら耳鼻科が適していますし、浮遊性のめまいで、ふらつき感が不快なら内科の受診が適しています。めまいが起きたときは重篤な病気の可能性もあるので、本人も周囲の人もあわてず落ち着いて対処しましょう。適切な受診が治療の近道です。
店長
鍋物がおいしい季節になってきました。食卓に上る機会の多い鍋物は、手軽に作れるだけでなく、不足しがちな野菜もとりやすいです。いつもの「我が家の鍋」にちょっとした工夫を加えれば、飽きることなく食べられます。
鍋物は、寄せ鍋、きりたんぽ鍋、てっちり、水炊きなど、種類が多いです。最近はスーパーなどで鍋物専用の出汁も売っていますから、あまり手間がかからず簡単に作ることができます。いろいろな具材の味が重なり変化を楽しめるのが「寄せ鍋」ですね。彩りの美しさも大切で、にんじん、白菜・大根、ほうれん草・水菜など、それぞれの色味を生かして具材をそろえることができます。もともとはほうれん草と豚肉で作る「常夜鍋」という鍋物もあったそうです。春菊や焼き豆腐、椎茸を入れてもおいしいし、薬味には、大根おろし、紅葉おろしなども合いますね。
具材に気を使うことなく楽しめるのが鍋物の醍醐味ですが、ふだんの料理より準備が簡単な分、余った時間でちょっとした手間を注ぐと、さらにおいしくなります。鍋物の定番野菜である大根や白菜、ほうれん草、水菜は、下準備をしておくと、さらにおいしく食べられますよ。大根は、煮崩れを防ぐため面取りをし、大きめに切る場合には隠し包丁を入れておくと、火のとおりが良いです。白菜の軸の部分はあらかじめ2~3分ゆでておくと煮る時間が短縮され味もしみやすいし、ほうれん草も下ゆでするほうがアクが抜けておいしくなります。水菜は、歯ごたえをよくするには長めにざくざくと切るのがポイントです。
とにかく野菜がたくさんとれることが、栄養学的には最大の魅力です。野菜は低エネルギーでありながら、「かさ」が多いので、満腹感を得やすく、食べすぎを防いでくれます。野菜には、ビタミンやミネラル、食物繊維が多く含まれます。野菜をよく食べる人で脳卒中や心臓病、ある種のがんにかかる確率が低下するという結果が多くの研究で出ています。
「食事摂取基準」では、健康を維持・増進するために、食事で栄養素をどれだけとれば良いのかという基準が示されています。野菜を1日350g食べるのが目標とされていますが、野菜が「健康に良い」と理解していても、十分な量をとれないという人が多いのが現状のようです。これからの季節、鍋物を夕食メニューに取り入れて健康アップを図ってみては!
店長
生活習慣病などで医師から減量を勧められても、なかなかうまくいかない人が多いですね。関西医科大枚方病院は、患者さんを心理的にサポートし、確実にできる目標を立てて減量する「認知行動療法」を肥満治療に取り入れて成果をあげているそうです。カウンセラーが加わることで、治療チームの成果が上がっています。
肥満外来は、同病院健康科学センター長の木村穣教授を中心に2000年に開設され、体格指数(BMI)が30以上の人を対象に、半年で体重の5%を減らす減量指導を実施。最初に一泊入院で体調を調べ、運動や食事の専門指導をしてきました。
しかし、いくら指導してもやせない人はいたそうです。ご本人は『やっぱり自分は駄目だ』と落ち込み、スタッフは『なぜできないか』とがっかりしてしまうこともあったそうです。心理的なサポートが必要と、翌年から臨床心理士やカウンセラーらによるカウンセリングを導入しました。
月に一度、40分の面談で、減量をめぐる患者さんの悩み、ストレスなどを聞き取る。「自分は食べてなくても太る」といった思い込みを取り除いてもらうとともに、無理なくできることを話し合う。「毎日体重を量る」「通勤時に一駅分歩く」といった目標を立て、翌月の面談で進み具合を確かめていく。このようなことを繰り返した結果、カウンセリングを受けていない患者さんでは、5%以上減量の達成者は4割程度でしたが、受けた患者さんでは7割以上が達成し、無理にダイエットした場合より、元にも戻りにくかったそうです。
ダイエットをしようとする人は、多くの悩みを抱える事を考えるとカウンセリングはとても大事なことだといえますね。
店長
「暑くなく寒すぎることもない、秋は絶好の行楽シーズンです。
気持ちの良い秋晴れの日には、自然や歴史を同時に楽しむことができる日本庭園で、穏やかな時間を過ごしてみるというのはいかがでしょう。
日本人は古くから自然を愛し、それを生活や文化の中に取り入れてきました。
特に京都は、盆地という地形や林や池、湿地が多くあったこと、かつて政治文化の中心であったことから日本の庭園文化を生み出してきたと言われています。
平安時代後期を代表する庭園といえば、10円玉の模様としても有名な宇治の平等院鳳凰堂。
平等院をつくった藤原頼通の子、橘俊綱が著したとされる「作庭記」は、日本最古の作庭書といわれています。
自然の望むままに作庭するという日本庭園の基本的な考えが記されていて、この考えは今日でも日本人の中に生きています。
2型糖尿病に対する“最終手段”と考えられているインスリン療法ですが、最近、より早期の10日間程度の強化インスリン療法が、その後の良好な血糖管理につながるという考え方が注目されています。一例ですが、徳島県小松島市の江藤病院では、血糖コントロールが不良でHbA1c 8%以上の糖尿病患者さんに対し、約2週間の教育入院を勧めているそうです。通常の糖尿病教育入院と異なるのは、糖尿病教育や検査だけでなく、入院期間中に限って強化インスリン療法を行う点です。
同病院の院長によると、「コントロール不良の2型糖尿病患者には、できるだけ早くこの短期強化インスリン療法を行い、その後もすい臓を保護するような治療を続けるべき。」だとおっしゃっています。同病院で2000年から06年にかけて短期強化インスリン療法を施行した患者さん115人中、82人(71%)がインスリンを中止でき経口糖尿病薬の服用で退院されたそうです。
短期間のインスリン療法が決定的な糖尿病療法かどうかは未だわからないのですが、数日間の入院中に強化インスリン療法によって血糖を良好に維持すると、その後の外来診療において、わずかな経口糖尿病薬で血糖コントロールが大幅に改善する例があることは事実のようです。ただし同病院の院長はこうおっしゃっています。「短期強化インスリン療法の長期予後には入院時の患者教育も寄与しています。入院中、食事・運動療法を徹底する上で意義は大きい。」と。単に強化インスリン療法がいい選択なのではなく、入院中の教育こそ大事なのです。
海外では最近、短期間の強化インスリン療法の効果を検証する試験が行われ、長期の血糖管理やすい臓機能改善における有用性が報告されはじめたところです。これからの研究に期待したいところです。
店長
「食欲の秋」の言葉どおり、秋には美味しい食べ物がたくさん出回ります。
秋は、体に残っている夏の疲れを癒し、寒い冬を迎える準備をする季節。
体が積極的に栄養を欲するのは、私たちの生得的な能力なのかもしれませんね。
サツマイモ、サトイモなどのイモ類、ゴボウやレンコンなどの根菜、香り豊かなキノコ類など・・・。
秋の味覚に共通する健康効果に、整調作用があります。
腸内環境を整えることは便通をよくするだけでなく、免疫力アップにつながるので性別や年齢問わず注目したいポイントですね。
自然のリズムで育った旬の食べ物には、私たちの体がその季節に必要としている栄養がたっぷり含まれています。
毎日の食卓に「旬」を取り入れ、健康づくりに役立てましょう。
新米、サンマ、カボチャ、ナシ……この季節ならではの味覚が続々と出ていますが、おいしさのあまり、つい食べ過ぎてしまい、後で悔やむこともあるのでは?食べ過ぎはいけませんが、旬のものを数多く食べて、健康アップを図りたいものです。
食べないでやせようと考えがちですが、逆に体に負荷がかかり、代謝も悪くなります。他種類の食品をバランスよくしっかり食べることが大切です。秋の味覚の効用を少しご紹介しましょう。
(サンマ)
サンマは胃腸を温め、疲労を取り元気を出してくれます。まさに疲れた体を回復するにはうってつけです。サンマの栄養で特筆すべきは油です。EPAやDHAといった、体脂肪を抑え、血流を良くする成分を多く含みます。DHAには脳に働き学習能力を高める効果があるとも言われています。腹わたにはビタミンA、B群など、有用成分が豊富に含まれているので、サンマは丸ごと全部食べるのがイチバンです。
(さつまいも)
さつまいもにはビタミンC、ビタミンB群、ビタミンE、食物繊維など、そのほかにもさまざまな栄養素が含まれています。その中でも、非常に多く含まれているビタミンCは通常は熱に弱い栄養素ですが、でんぷん質にコーティングされているさつまいものビタミンCは熱に強く壊れにくいのが特徴です。美肌・美容効果に定評がある食材で、ビタミンCの働きで肌のメラニン色素が減り、肌のハリも良くなります。また、整腸作用や糖の吸収を穏やかにする作用のある食物繊維もたくさん含有しています。
店長