コラム810 メタボ健診受診率38% 目標大幅に下回る
40~74歳を対象とした特定健康診査、いわゆる「メタボ健診」の平成20年度の受診率が、全国で38・3%にとどまったことが厚生労働省のまとめで分かった。
対象者数は約5190万人で、受診者数は約1990万人。健診の結果、生活習慣病の原因になるとされるメタボリック症候群と診断された人は約288万人、予備軍も約247万人に上った。しかし、診断後に保健指導を受けたのは、指導が必要とされた約394万人のうち7・8%にあたる約31万人だった。国は受診率の目標として、24年度までに大企業の健康保険組合で80%、中小企業の従業員らが加入する全国健康保険協会(協会けんぽ)で70%などと掲げている。運営主体ごとの受診率は公務員らが加入する共済組合(58・7%)、健保組合(58・0%)で高い一方、船員組合(22・6%)、協会けんぽ(29・5%)、市町村国保(30・8%)で低水準だった。
2010/8/31 産経新聞
特定健診は、生活習慣病のリスクが高まる「メタボリックシンドローム」(内臓脂肪症候群)に着目して、お腹周りのサイズや血圧・血糖値・中性脂肪・コレステロールから、メタボリックシンドロームの該当者、もしくは予備軍と判定された場合、治療薬を服用する人などを除き食事や運動に関する指導(特定保健指導)を受ける制度です。08年4月から企業の健康保険組合や、市町村の国民健康保険など各保険の運営主体に実施が義務付けられています。生活習慣病を減らすために国が導入した制度ですが、義務となっているので対象者が受診しないことには効果はあがりません。
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