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2010年8月25日 (水)

コラム803 緑色野菜を食べることが2型糖尿病の改善に有用

ほうれん草、キャベツ、ブロッコリ、カリフラワーなどの緑色野菜を多くとることで、2型糖尿病の危険性を減らせるとする論文が発表された。
野菜や果物を適切にとることが、がんや心臓病などの予防につながることが知られている。2型糖尿病の予防や治療においても、食事や運動などの生活習慣の改善は重要だ。しかし、2型糖尿病と野菜の摂取の関連について、メカニズムを詳しく解明した質の高い研究は多くない。そこで英レスター大学のPatrice Carter氏らの研究チームは、果物や野菜の摂取と2型糖尿病との関連に着目した、米国やフィンランド、中国で実施された大規模な前向き研究6件をメタ解析した。その結果、緑色野菜を1日当たり「1.5皿(サービング)」増やすと、2型糖尿病の危険性が14%減少することがあきらかになった。ただし、これに果物を加えた場合は、発症予防などの明白な結果は示されなかった。
2002年の調査では、英国の成人の86%が野菜や果物の1日の推奨量をとっていないことが示された。世界の260万人が、野菜が不足しているために早い時期に亡くなっているという。「今後はさらに研究を重ねて、緑色野菜を食べるよう食事のアドバイスを個別に行った場合に、どのようなやり方が効果があるかを調べる必要がある」と研究者は述べている。
日本生活習慣病予防協会 2010/8/24

過食や栄養バランスの乱れ、運動不足などが原因で、糖尿病は世界中で爆発的に増えています。国際糖尿病連合(IDF)は、2010年の世界の糖尿病人口は2億8500万人で、2030年までに4億3800万人に増加すると予測しています。緑色野菜や果物に含まれる機能成分としてはβ-カロテンやリコピンがよく知られています。これらの成分は、抗酸化作用という老化防止につながる作用が非常に強く、生活習慣病全般の進行を遅らせるといわれています。野菜や果物を適量摂り、食生活を改善することが、どんな薬物療法にも勝る治療法になる可能性がありますね。
店長


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