米国で肥満がさらに増加し、「米国成人の26.7%が肥満」とする調査結果を米疾病対策センター(CDC)が発表した。米政府は成人の肥満率を15%に抑えることを目標にしているが、逆に2007年調査に比べ1.1ポイント増加した。CDCは「肥満は公衆衛生上の重大な脅威であり、徹底して対策に取り組む必要がある」としている。
米疾病対策センター(CDC)は、米国成人の26.7%に当たる7200万人以上が肥満であり、2年前から1.1%ポイント増加したとの調査報告書を発表した。成人の3割が肥満という州は2000年にはひとつもなかったが、09年までにアラバマ州やルイジアナ州など南部を中心に9州に増えたという。
米保健福祉省などが推進している「ヘルシー・ピープル(Healthy People)2010」では、国民の健康に関するさまざまな政策を行っている。ここで重視している肥満率を15%に低下させる目標を達成できないことがあきらかになった。
体格指数(BMI)は、体重(キロ)を身長(メートル)の2乗で割った数値。米国ではBMI30以上を肥満と判定する。調査は2007~2009年に18歳以上の成人40万人を対象に、電話で体重と身長を聞く形式で実施された。自己申告にもとづく調査なので、肥満率は実際にはさらに高い可能性もあるという。自己申告では男女ともに自分の身長を多めに、女性では体重を少なめに言う傾向がある。ウィリアム・ディーツ氏(栄養学)らによると、2007~08年調査では肥満率は33.9%(約7300万人)と推計され、今回の調査より7.2ポイントも高かった。
報告書では、肥満が増加するとそれに関連した医療費も上昇すると指摘。2008年に肥満に関連した医療費は約1470億ドル(約13兆円)に上り、肥満の人の年間医療は、標準体重の人に比べ平均で約1429ドル(約12万円)高くなるという。
日本生活習慣病予防協会 2010年08月05日
欧米諸国では肥満の人々の割合が高く、記事にように25%を越えています。日本では、肥満(BMI30以上)の頻度は3%ですが、
日本人は欧米人に比較して、軽度な肥満でも糖尿病になりやすく、欧米ではBMIが30以上で高脂血症や高血圧などの生活習慣病になる確率が2倍になるのが、日本人は25を越えると生活習慣病になる確率が2倍以上となっています。そのため、日本肥満学会では、BMI25以上を肥満と呼ぶ厳しい基準を設けています。また、子どもの肥満が深刻で、最近増加しています。高学年の小学生では、男子の10%、女子の8~9%が肥満だそうです。ファミリーレストランやファーストフードを子どもたちが利用することが多くなって、高カロリー食が蔓延しているせいだと思います。子供への食育が重要です。
店長
