コラム740 糖尿病と高血圧はお互いに悪影響を及ぼしあって進行する
日本には高血圧患者が予備軍も含めて5490万人いるといわれています。
糖尿病と高血圧は相互に密接なかかわり合いをもっていることがわかっていて、糖尿病の人の40%~60%は高血圧を合併しています。糖尿病で高血圧が発症すると、更に体内でインスリンの効きが悪くなり、糖尿病はますます悪くなることが考えられます。糖尿病と高血圧がお互いに悪影響を及ぼしあって、動脈硬化が進行します。そうなると心臓病や脳血管疾患の危険性は急上昇します。心臓病や脳血管疾患の発症リスクを健康な人が1とすると、糖尿病+高血圧を併せ持つ方は、で6~7倍になります。また、糖尿病の合併症の進行が加速されます。特に高血圧は腎症を進行させ、腎症は血圧を上昇させます。ですから、糖尿病の人は、正常範囲上限付近の血圧でも治療の対象となり、上の血圧130・下の血圧85mmHg未満に管理することが望まれます。糖尿病の方は、高血圧の診断基準が厳しくなっているのです。
糖尿病も高血圧もコントロールする病気なので、治療は、日常の生活習慣の改善が重要になってきます。美味しい食事をお腹いっぱい食べたいのはやまやまですが、糖尿病の予防や治療のために食事制限を考えてみたり、高血圧や動脈硬化に良くないといわれる塩からい食事や高脂肪の食事をなるべく減らして、いつまでも健康を維持して長生きしていただきたいです。
店長