日本サプリメント公式ホームページ

2012年2月

      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29      

« コラム744 がん死亡が減少、検診受診率は低迷 厚労省が中間報告 | メイン | コラム746 鮎 »

2010年6月28日 (月)

コラム745 「理想の介護を」 若者起業 利用者と信頼関係 充実感

「理想の介護」を追求しようと、介護職経験のある20歳代、30歳代の若者が起業するケースが増えてきた。多くは小規模なデイサービスで、お年寄りや家族と深くかかわることを重視する。その目指す介護とは。
「デイサービスこたつ」は東京都立川市の住宅地にある。そば屋を改装してオープンしたのは2年前。掘りごたつのある小上がり、メニューの陳列ケースを転用した掲示板など、元の雰囲気を残している。有料老人ホームの相談員だった大江尚之さん(37)が、独立して起こした。定員15人。毎日10人ほどが通う。多くは認知症だ。日課は決めず、思い思いにゲームや手芸、おしゃべりなどを楽しむ。当たり前の日常を一緒に過ごすことを身上にしており、「利用者は皆、寂しさや不安を抱えている。自分が認められ、大切にされていると実感できることが重要なんです」と大江さん。
暴言や徘徊(はいかい)のため、他の施設で利用を断られた人も多いが、次第に穏やかになる。70歳代の女性は「大江さんだから来ているの。優しいし、若いのに頑張っているから」と笑う。大江さんは、福祉機器の営業マンから有料老人ホームに転職した。良心的なホームだったが、大規模施設では自分の目が行き届く範囲も限られる。お年寄りの要望に自分の一存では応じられないこともある。「自分がすべて目配りでき、判断できる範囲で、お年寄りも自分も満足できる介護を」と考え、再び転身した。時間外や入浴だけの利用など個別の要望にも応じる。その姿勢が口コミで広まり、最初の3週間はゼロだった利用者が、3か月後には1日平均6、7人になった。
採算ラインは1日平均5人。運転手など自らできることは自分でやる。大もうけには縁がなくても、自分とスタッフの生活は維持できるという。「ご家族、地域の方とも深くかかわり、こんなに感謝してもらえる。幸せですね」。7月には2軒目を開設する予定だ。
2010/6/15 読売新聞

20~30歳代のデイサービス起業が目立ち始めたのは、ここ3年ほどことだそうです。介護保険が根付いたことに加え、小規模デイサービスには、他では得られない人とのつながりもあり、「仕事を通して社会貢献できる」という点で今の若者を引きつけるのでしょう。デイサービスは、ニーズが高く、しかも初期投資は少なくて済みます。就職難のこのご時世に若者が自ら働く場所を作り出す動きとしても注目されています。
店長