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2010年6月

2010年6月30日 (水)

コラム747 小麦フスマや全粒粉の摂取が糖尿病患者の死亡リスクを低下

小麦の外皮(フスマ)を豊富に含む、いわゆる全粒粉食品をよくとっている2型糖尿病の女性では、心血管疾患による死亡と全死亡の危険性が低下することが、米国で行われた長期研究であきらかになった。
この研究は、米国で1976年に開始された大規模な長期研究「看護師健康調査」の参加者を対象に行われた。30歳以降に2型糖尿病と診断された女性患者7,822人を対象に、2年ごとに病歴、生活習慣、疾病などについて問診し、4年ごとに食品の摂取状況についてアンケートに答えてもらった。26年に及ぶ調査により、フスマや食物繊維を含む全粒粉の摂取量がもっとも多い2型糖尿病の女性では、もっとも少ない女性に比べ、心疾患疾患(CVD)による死亡リスクが35%低く、全死亡リスクが28%低いことがあきらかになった。米国心臓協会(AHA)や米国糖尿病協会(ADA)などは、米国人の食事について、全粒粉を含むパンなどの食品をとることを勧めている。今回の研究はこれらを裏付ける結果になった。
日本生活習慣病予防協会 2010/6/23

小麦の外皮の部分(フスマ)に含まれる食物繊維は、他の食品に比べ群を抜いて多く、ビタミンやミネラルも豊富に含まれています。今回の研究で小麦フスマを摂ると、2型糖尿病の方の危険性を減らすことができるということがわかりました。糖尿病の方はそうでない方に比べて、心疾患の危険性が3倍に高まるといわれています。以前から、食物繊維を多く含む食品を摂ることは、糖尿病治療に役立つこと言われてきました。日本人に愛着のある食材で言えば、まずキノコや海草、豆類です。少しの量でたくさんの食物繊維が摂れます。スーパーなどで売られている「もずく酢」を毎日1パック食べるだけでも、約20gの食物繊維がとれます。また、干し物は効率的に多くの食物繊維がとれますね。ひじき、かんぴょう、干しシイタケをサイドメニューに加えるのもいいでしょう。
店長

2010年6月29日 (火)

コラム746 鮎

みなみさん

鮎は日本の代表的な淡水魚で、『川魚の王』とも言われています。
天然ものの漁獲量はごく僅かですが、最近では天然ものに勝るとも劣らない美味しい鮎がたくさん養殖されています。
栄養価においても優れていて、良質なたんぱく質、ビタミンを豊富に含んでいます。
塩焼きにして食すのが一般的ですが、鮎を使った郷土料理も多く、釣りたての新鮮な鮎を輪切りにして
酢味噌でたべる『背ごし』や、丸焼きした鮎と米を炊き込む『鮎めし』などが有名です。
写真は家族で鮎のつかみどりに行った時のものです。
水が苦手な息子は始め躊躇していましたが、慣れてくると夢中になって鮎を探していました。


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2010年6月28日 (月)

コラム745 「理想の介護を」 若者起業 利用者と信頼関係 充実感

「理想の介護」を追求しようと、介護職経験のある20歳代、30歳代の若者が起業するケースが増えてきた。多くは小規模なデイサービスで、お年寄りや家族と深くかかわることを重視する。その目指す介護とは。
「デイサービスこたつ」は東京都立川市の住宅地にある。そば屋を改装してオープンしたのは2年前。掘りごたつのある小上がり、メニューの陳列ケースを転用した掲示板など、元の雰囲気を残している。有料老人ホームの相談員だった大江尚之さん(37)が、独立して起こした。定員15人。毎日10人ほどが通う。多くは認知症だ。日課は決めず、思い思いにゲームや手芸、おしゃべりなどを楽しむ。当たり前の日常を一緒に過ごすことを身上にしており、「利用者は皆、寂しさや不安を抱えている。自分が認められ、大切にされていると実感できることが重要なんです」と大江さん。
暴言や徘徊(はいかい)のため、他の施設で利用を断られた人も多いが、次第に穏やかになる。70歳代の女性は「大江さんだから来ているの。優しいし、若いのに頑張っているから」と笑う。大江さんは、福祉機器の営業マンから有料老人ホームに転職した。良心的なホームだったが、大規模施設では自分の目が行き届く範囲も限られる。お年寄りの要望に自分の一存では応じられないこともある。「自分がすべて目配りでき、判断できる範囲で、お年寄りも自分も満足できる介護を」と考え、再び転身した。時間外や入浴だけの利用など個別の要望にも応じる。その姿勢が口コミで広まり、最初の3週間はゼロだった利用者が、3か月後には1日平均6、7人になった。
採算ラインは1日平均5人。運転手など自らできることは自分でやる。大もうけには縁がなくても、自分とスタッフの生活は維持できるという。「ご家族、地域の方とも深くかかわり、こんなに感謝してもらえる。幸せですね」。7月には2軒目を開設する予定だ。
2010/6/15 読売新聞

20~30歳代のデイサービス起業が目立ち始めたのは、ここ3年ほどことだそうです。介護保険が根付いたことに加え、小規模デイサービスには、他では得られない人とのつながりもあり、「仕事を通して社会貢献できる」という点で今の若者を引きつけるのでしょう。デイサービスは、ニーズが高く、しかも初期投資は少なくて済みます。就職難のこのご時世に若者が自ら働く場所を作り出す動きとしても注目されています。
店長

2010年6月27日 (日)

コラム744 がん死亡が減少、検診受診率は低迷 厚労省が中間報告

75歳未満でがんによる死亡者が3年間で6%近く減少したことが15日、厚生労働省が公表した「がん対策推進基本計画中間報告書」で分かった。一方で、がん検診の受診率の向上や、がんの予防の分野では目標を達成できていない項目も目立つ。
国は2007年4月施行のがん対策基本法にもとづきがん対策推進基本計画を設定、計画では「がん死亡率の低下」を課題のひとつにしている。75歳未満の年齢調整死亡率を「10年で20%減少」させることが目標。報告書によると、2005年に92.4だった年齢調整死亡率は08年には87.2となり、3年で5.6%減少した。
厚労省では「がん拠点病院の整備などが死亡率低下に影響した」とみている。ただし、協議会では「医療が進歩しがん死亡率は年2%程度減少している。『10年で20%減』の目標は低すぎる」などの意見も出された。
「がんの早期発見・治療」も重要な課題。日本のがん検診の受診率は、欧米に比べて低い。乳がん検診や大腸がん検診など、「がん検診の受診率を50%以上に引き上げる」ことを目標にしているが、現段階では20~30%台にとどまっており、達成はかなり難しいという結果になった。 検診受診率は、胃がん、肺がん、大腸がんでは増加傾向がみられたが、女性の子宮がん、乳がんではあまり改善されていない。2007年の国民生活基礎調査によると、がん検診の受診率は、男性では胃がん32.5%、肺がん25.7%、大腸がん27.5%、女性では胃がん25.3%、肺がん21.1%、子宮がん21.3%、乳がん20.3%、大腸がん2.7%となっている。
市町村などからは「がん検診が労働安全衛生法で義務付けられていない」、「メタボ健診(特定健診)の影響もあるのでは」という声も出ている。今後、受診率の向上をめざした啓発事業や、自治体や検診期間でのハンドブックなどを用いた普及啓発、個人への通知など受診勧奨に力を入れるという。
日本生活習慣病予防協会 2010/6/17

がんは、日本では昭和56年より死因の第1位となり、現在では、年間30万人以上の国民ががんでお亡くなりになっています。これは、3人に1人が"がん"で亡くなっていることになります。また、生涯のうちにがんにかかる可能性は、男性の2人に1人、女性の3人に1人と推測され、日本人にとって「国民病」といっても過言ではありません。がんによる死亡を防ぐためには、がんの予防を進めること、がん検診で早期発見早期治療をすすめることです。がんは遺伝するといわれていますが、実は、遺伝によるがんは5%程度と少なく、むしろ生活習慣が原因である方が多く、これらに気をつけて発がんリスクを下げる必要があります。タバコはなるべく控える、食物繊維の多い食事を心がけるなど、出来ることから一つ一つ実践していくことが大事です。
記事にもあるとおり、もう一つはがん検診を積極的に受けることです。医学の進歩等により、がんは、現在、約50%の方が“治る”ようになりました。特に進行していない初期の段階で発見し、適切な治療を行うことで、非常に高い確率で治癒します。従って、そうしたがんを“初期”の段階で見つける「がん検診」は、がんの死亡率を下げるのに非常に有効です。
店長

2010年6月26日 (土)

コラム743 お酒との上手な付き合い方  

飲酒の機会が増えると、二日酔いや生活習慣病の悪化などが起こりがちです。アルコールの販売や広告の規制を求める指針案が5月にジュネーブで開かれた世界保健機関(WHO)の総会でも、「アルコールの行き過ぎた摂取は体に有害なので、飲む量を減らそう!」という世界戦略が採択されました。そこで、身体への影響を最小限にする飲み方を以下に書きます。
空腹で飲むと胃から素早く吸収され、血中アルコール濃度は一気に上がり、悪酔いしやすいので、「食べながら飲む」は厳守しましょう。
おすすめは魚介類、脂の少ない鶏肉、豆腐等の大豆製品など低脂肪のタンパク質を食べつつ飲み始めること。タンパク質を食べると、胃ではその消化活動が盛んに行われて、アルコールをあまり吸収しません。悪酔いしにくく翌朝は気持ちよく目覚めます。
またチャンポンで飲むと酔いやすいので注意を。特に、大きな宴会などでは、まずビールで「乾杯!」して、ある程度飲んでから好みの日本酒や焼酎・ワインなどに変えるのが一般的です。ビールの泡は胃腸の粘膜を刺激して、次に飲むアルコールの吸収をよくします。ここで、よりアルコール度数の高い酒類を飲めば、吸収されやすく血中のアルコール濃度は急上昇。これが悪酔いの原因に。ビールで乾杯のあとは、すぐに好みのアルコールに変えるのがいいいでしょう。
アルコールの飲み過ぎが、高血圧、糖尿病、痛風(高尿酸血症)、脂質異常症(高コレステロール、高中性脂肪)などの原因になることはよく知られています。特に、飲酒しながら、脂ものや甘いものを摂り過ぎることは避けてください。高カロリーになり、病気の発症や悪化、肥満につながります。メタボ対策として、飲み過ぎは控えるように注意が必要です。
店長

2010年6月25日 (金)

コラム742 ダイエットの大敵!イライラは食欲を刺激する 規則正しい食習慣を!

食べるという行為自体に、心身をリラックスさせる効果があるといわれています。食事というのは基本的に「楽しみ」という部分があて、栄養素を摂るという意味と同じくらい大切なことなのです。
ダイエットは、かつては女性の美容の一環というイメージがありましたが、最近では男女問わず、健康維持という側面が強まりました。体重増加や肥満が「メタボリックシンドローム」の引き金となり、心筋梗塞や脳梗塞のリスクとなることが実証されたからです。
忙しい毎日の生活で理想の食習慣を実行するのは簡単ではありません。特にストレスの多いビジネスマンや育児家事と仕事を両立させている女性にとって、ダイエットとは単純に「意志の強さ」だけで達成できるものではありません。
というのも、ストレスはダイエットの大敵だからです。ストレス状態になると、身体を守るためのホルモンが分泌されますが、このホルモンには食欲を刺激する作用があるのです。また食べるという行為には、心身をリラックスさせる効果があるので、ストレスを感じると、つい暴飲暴食をしがちです。これらは、ストレスに対する身体の自然な反応といえます。この作用を逆に考えると、ダイエットのためにむやみに食事を制限することは、「食べることを我慢する」→「心身が落ち着かない」→「ストレスが高まる」→「衝動的な食欲にさらされる」「不規則な食事を取る」という悪循環に陥ることになりかねません。
ストレスにならないようにダイエットをするには、「行き過ぎたダイエット法」はやめて、食事の規則を決めて、小さな気遣いを少しずつしていくことが大事だと思います。「行き過ぎたダイエット法」とは、「●●●しか食べない」とか、「極端にカロリーを減らす」ようなものです。次のようなことに気をつけるだけでも、体質が変わり体重が長期間で減っていくと言われています。6ヶ月かけて6kgくらい減るのが理想です。
①1日3食を規則的に食べる
②深夜の食事は控える
③大食い・早食いはせず、ゆっくり噛んで食べましょう
④体重を毎日は測る
店長

2010年6月24日 (木)

コラム741 旬の食材『さくらんぼ』

みなみさん

今が旬のさくらんぼ。
桜桃(オウトウ)とも呼ばれています。
春に晩霜がなく、収穫期の6月に雨の少ない地域が栽培に適しているため、山形、青森、長野などの
寒冷地が全国シェアの9割近くを生産し、こまめな霜対策、余計な芽の摘みとり、剪定などさまざまな
作業を経て店頭に並びます。
さくらんぼは高価ですが、気象条件の難しさや栽培の手間を考えるとその価格も納得です。
選び方のポイントは、色鮮やかで軸の色がくすんでいないもの。
日持ちしないので早めに食べることも大切ですが、ブランデー、リキュールなどの洋酒漬けにすると、長期保存も可能です。

写真は『佐藤錦』。
とっても甘く、美味しかったです!!




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2010年6月23日 (水)

コラム740 糖尿病と高血圧はお互いに悪影響を及ぼしあって進行する

日本には高血圧患者が予備軍も含めて5490万人いるといわれています。
糖尿病と高血圧は相互に密接なかかわり合いをもっていることがわかっていて、糖尿病の人の40%~60%は高血圧を合併しています。糖尿病で高血圧が発症すると、更に体内でインスリンの効きが悪くなり、糖尿病はますます悪くなることが考えられます。糖尿病と高血圧がお互いに悪影響を及ぼしあって、動脈硬化が進行します。そうなると心臓病や脳血管疾患の危険性は急上昇します。心臓病や脳血管疾患の発症リスクを健康な人が1とすると、糖尿病+高血圧を併せ持つ方は、で6~7倍になります。また、糖尿病の合併症の進行が加速されます。特に高血圧は腎症を進行させ、腎症は血圧を上昇させます。ですから、糖尿病の人は、正常範囲上限付近の血圧でも治療の対象となり、上の血圧130・下の血圧85mmHg未満に管理することが望まれます。糖尿病の方は、高血圧の診断基準が厳しくなっているのです。
糖尿病も高血圧もコントロールする病気なので、治療は、日常の生活習慣の改善が重要になってきます。美味しい食事をお腹いっぱい食べたいのはやまやまですが、糖尿病の予防や治療のために食事制限を考えてみたり、高血圧や動脈硬化に良くないといわれる塩からい食事や高脂肪の食事をなるべく減らして、いつまでも健康を維持して長生きしていただきたいです。
店長

2010年6月22日 (火)

コラム739 紫外線

みなみさん

最近の天気予報では『洗濯指数』とならんで『紫外線指数』も予想されています。
太陽は私たちに必要なさまざま恵みを与えてくれますが、逆に悪影響を及ぼしてしまうこともあります。
皮膚の老化に大きな影響を与える紫外線。
5月、6月は曇りの日でも紫外線指数が高く、シミやしわの発生が懸念されます。
波長の短いUVBは、地上に到達する量は少ないもののエネルギーが強いので細胞を傷つけ炎症を起こします。
一方、波長の長いUVAは、ガラス越しでもすり抜けて肌の奥まで到達しジワジワと影響を及ぼします。
紫外線を予防するために、日頃から日焼け止めや日傘などでの対策が必要です。
(UVBを防ぐ指標はSPF、UVAを防ぐ指標はPAで表示)
また紫外線をうけた後は、充分な水分補給と、食事やサプリメントでビタミンCを摂取することも大切です。




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2010年6月21日 (月)

コラム738 糖尿病の新しい診断基準 HbA1cをより積極的に活用

7月1日に施行される新しい糖尿病の診断基準では、 HbA1c検査がより積極的に取り入れられる。日本糖尿病学会は、HbA1c運用に関する声明を公表した。HbA1cは過去1、2ヵ月の平均血糖値を反映する指標。糖尿病の診断には血糖値の測定が必須だが、HbA1c検査がすでに普及しており、血糖コントロール指標に用いられている。
日本糖尿病学会はHbA1cを、1999年の診断基準の改訂から補助的手段としても取り入れている。また、HbA1cは特定健康診査(特定健診)や、糖尿病実態調査、国民健康・栄養調査などの調査にも広く活用されている。そこで糖尿病学会では、HbA1cをより積極的に取り入れた新しい診断基準を策定した。新診断基準は今年7月1日に施行される。
糖尿病学会は2009年4月に「糖尿病診断基準に関する調査検討委員会」を組織、HbA1cの活用について検討してきた。HbA1cをより重視する背景として、「糖尿病とHbA1cに関するエビデンス(科学的な根拠)が飛躍的に集積されてきたこと」、「すでに普及しており、測定精度も向上していること」を挙げている。診断基準の改訂の要点として「HbA1cをより積極的に糖尿病の診断に取り入れ、糖尿病型の判定に新たにHbA1c値の基準を設ける」、「血糖とHbA1cの同日測定を推奨し、血糖値とHbA1c値の双方が糖尿病型であれば1回の検査で糖尿病と診断可能にして、より早期からの糖尿病の診断・治療を促す」と示している。
日本生活習慣病予防協会 2010/6/14

HbA1cはとても的確に糖尿病の行状を示す数値です。正常な人であれば、HbA1c値は 5.8%以下とされています。一方、それ以上の数値ですと、高血糖状態が続いていたということになります。この数値が、8.0%を超えた状態が長く続くと、色々な合併症を起こすと言われていますので、多くの病院ではこの数値を下げることに主眼がおかれています。HbA1c値は、過去2ヶ月~3ヶ月の、血糖状態の平均を表します。「1ヶ月前の検査時より、血糖値は下がっている。でも、HbA1cは上がっている。」こんな時、「血糖値が下がっているから、よかったよかった!」ではなくて、たまたま検査をした時には血糖値が下がっていただけで、本当はこの1~3ヶ月あまり血糖状態が良くなかったということを教えてくれているのです。血糖値だけを見て一喜一憂するのではなく、このHbA1c値にも注意を払っていただきたいです。もし、血糖値はあまり変化がなくても、このHbA1cの数値が0.1でも0.2でも下がっていたとしたら、それは糖尿病が改善に向かっている兆候です。
店長

2010年6月20日 (日)

コラム737 玄米食で糖尿病リスクが低下=米ハーバード大研究

米ハーバード大などの研究チームが、玄米などの全粒穀物を食べる人たちは、白米その他の精白した穀物を食べる人よりも2型糖尿病を発症するリスクが低い、とする研究結果を発表した。
研究は、ハーバード大公衆衛生大学院とブリガム女性病院の合同チームが、成人約20万人を22年間にわたって追跡調査。結果を医学誌「内科学紀要」で発表した。同チームでは、日常的に摂取する白米の3分の1を玄米に置き換えることにより、2型糖尿病の発症リスクが16%下げられると推定。また、日常的に摂取する白米すべてを玄米などの全粒穀物に置き換えれば、同リスクは最大36%下がると見積もっている。米農務省によると、米国人の米の消費量は1930年代と比べて3倍以上に増加。しかし、そのほとんどは玄米でなく、精白過程で食物繊維やビタミン、ミネラルの大半が取り除かれた白米だという。
毎日新聞 2010/6/15

米を主食とするアジアの人々にとっても大きな意味を持つ研究結果です。白米を玄米に変えることで、糖尿病のリスクが36%も下がるというのはとても大きな改善といえます。玄米から取り除かれた糠部分に、大切な栄養素がふんだんに含まれているのです。よく考えるととてももったいない話です。玄米が糖尿病リスクを低くする理由は諸説ありますが、一つに玄米は白米より糖の吸収が穏やかになるということがわかっています。糠部分の食物繊維やビタミン、ミネラルが糖の吸収阻害に関わっているといわれています。ですから、白米を摂る場合でも一緒に野菜・海藻類をたくさん食べれば同じような効果があると思います。
店長

2010年6月19日 (土)

コラム736 メタボ男性、うつ病リスク2倍以上 女性は関連見られず

肥満や血糖値、血圧などの異常が重なるメタボリック症候群の男性は、そうでない男性に比べ、うつ病になる恐れが2倍以上であることが、九州大学の調査でわかった。メタボの男性はうつ病かどうかを早めに調べ、治療につなげることが重要だと、研究チームは指摘している。
九大が40年以上にわたり、住民の生活習慣と病気との関係を調べている福岡県久山町でのデータを分析した。2007年の健診で腹囲や血圧などを測定した40歳以上の男女3025人に、うつ病の診断に使われる質問票に答えてもらい、抗うつ薬を飲んでいるかなどを尋ねた。男性でメタボだった364人のうち、7.3%にうつ状態が見られた。メタボでない910人では2.8%。統計的な補正をするとメタボの男性はリスクが2.3倍だった。おなかのサイズが大きい人、善玉コレステロールの値が低い人に、その傾向が特に強かった。女性は、うつ状態とメタボの関連性は見られなかった。
メタボとうつ病との関連性は欧米の研究でも指摘されているが、原因はよくわかっていない。九大チームは「メタボで症状が出ない程度の小さな脳梗塞(こうそく)ができ、うつ病につながっているかもしれない」と推測する。金沢市で開かれている日本うつ病学会総会で11日、発表した。
朝日新聞 2010/6/13

1961年から始まった、福岡市に隣接した糟屋郡久山町(人口約8,000人)の住民の方を対象にしたとても有名な研究です。この研究で、脳卒中、心血管疾患などが、どのような生活習慣や予備的な病気で起こっていくか?メタボとうつ病の関係などがわかっています。肥満や高血圧、糖尿病の方はうつ病にかかりやすいということですが、日本では約15人に1人がこのうつ病を経験しており、その内、きちんと医療機関で治療している人は、四分の一にしかすぎなかったとの調査結果もでています。気分がひどく落ち込んだり、興味・睡眠・食欲などの欲求が鈍ったり、身体の様々な不調がいつまでも続いたりしたら、早めに専門家に相談することがいいですね。
店長

2010年6月18日 (金)

コラム735 6番目の味覚は「脂肪の味」 薄味に慣れれば食欲も抑えられる

「甘味、塩味、苦味、酸味、うま味」の5つの味覚に、6番目として「脂肪」も加えるべきだとする研究が、オーストラリアのディーキン大学の研究者らによって発表された。脂肪の味にどう付き合うかが、体重管理にも大きく関わるという。
牛霜降り肉やマグロのトロ、フォアグラ、脂ののった魚、バター、マヨネーズ、脂肪分の多い乳製品など、脂肪が多く含まれる食品は多い。こうした食品を「おいしい」と思う人もいるが、「それほど食べたいと思わない」という人もいる。ディーキン大学のRussell Keast博士らは、ヒトの味覚は「甘味、塩味、苦味、酸味、うま味」の5つに分けられるが、6番目の味覚として「脂肪」も加えるべきだと主張する。研究者らによると、脂肪の味をどれほど敏感に感じるかは、人によって異なるという。また、脂肪の味に対して敏感になっている人は、脂肪の少ない食品でも満足でき、体重増や肥満が少ない傾向があるという。多くの食品に脂肪酸が含まれている。研究チームは、脂肪酸を味わう知覚能力をテストするためのスクリーニング法を開発した。研究の結果、脂肪に対する閾値(刺激に対する反応が起こる境目)があり、脂肪の味に対して敏感な人もいれば、そうでない人もいて、人によってさまざまであることが分かった。
糖尿病ネットワーク2010/6/15

「脂肪を敏感に味わえると脂肪のとりすぎが減る」という画期的な仮説です。そうした人では、脂肪の味に対して鈍くなっている人に比べ、肥満の程度をあらわす体格指数BMIも低かったそうです。現代社会では、ファーストフードやファミレスなどで食事が高脂肪になりがちです。このような食事を摂り続けることで、脂肪に対して味覚が鈍くなっている可能性があり、さらに悪いことに、高脂肪の食品を食べすぎてしまうおそれがあります。脂肪の味覚のメカニズムが解明できれば、脂肪摂取を抑える方法を見つかって、肥満や糖尿病などの食事指導にも役立てられる可能性がありますね。
店長

2010年6月17日 (木)

コラム734 季節のお花『花菖蒲』

みなみさん

6月に開花時期を迎える『花菖蒲』。
独特の花形が魅力的です。
花菖蒲の原産地は日本で、別名は『ジャパニーズアイリス』です。
江戸時代中期から改良され発達してきた日本の伝統園芸植物で、現在では種間交配種も含めると2000種以上にも及びます。
憂鬱な気分になりがちな梅雨ですが、花菖蒲の優美な花びらに雨粒を見ると心癒されます。
花言葉は『優しい心』・『優雅な心情』などです。


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2010年6月16日 (水)

コラム733 高齢者が肉類を適度にとると転倒骨折が減少 東北大調査

肉類を適度にとっている高齢者では、転倒で骨折する危険性が、肉類をとらない人の3分の1に減ることが、東北大学が行った調査研究で分かった。逆に、食事が極端に野菜中心であると、骨折リスクは高まるという。
東北大学の岩崎鋼准教授(先進漢方治療医学寄付講座)らは、仙台市鶴ヶ谷地区に住む70歳以上の男女1178名を対象に、2002年に食事を含む生活状況に関する対面調査を行い、2006年までの医療保険記録をもとに、転倒骨折の頻度を調べた。食事内容を主成分分析という統計学の手法で解析し、それぞれの食事内容や習慣を推定し、転倒骨折との関連を調べた。食事のパターンを「野菜食」、「肉食」、「日本食」の3種類に分類し、対象者を「よくあてはまる」、「ややあてはまる」、「あてはまらない」に分けて解析した。その結果、転倒骨折の危険性は、肉食をあまりとらなかった人では、ほどよくとった人に比べ2.8倍高かった。さらに、野菜を多くとった人では、そうでない人に比べ2.7倍高くなった。野菜ばかりを食べている人は肉類をとらない傾向もみられた。さらに詳しくみたところ、野菜の中でも「淡黄色野菜」をよくとる人では骨折が減るのに対し、海草や根菜類に偏る人では増える傾向があるという。さらに、菓子類を食べすぎると骨折リスクを高めるという結果になった。
日本生活習慣病予防協会2010/6/9

骨折は、高齢の方が寝たきり状態に陥る原因疾患の約 20%を占めるといわれています。これは、特に女性に多く、骨粗鬆症などで骨がもろい状態で起こりやすくなります。また、この骨折の95%は転倒により起こり、日本では年間約10万人の高齢者患者がおり、高齢化が進むにつれて今後も増えていくといわれています。転倒による骨折が多いといっても、若い人では起こりえないような軽い力(つまずく、ベッドから落ちるなど)でおこることがほとんどのようで、特に原因が思い当たらず、いつの間にか骨折していたということも3%から5%みられるそうです。高齢になって極端に肉を食べないでいると足腰の筋肉が落ち、転倒しやすくなるのではないかと推測されます。肉類を適度に摂ることがいいのです。このような話、中国の明朝に編纂された漢方の食養生事典『本草綱目』にも記載されているそうです。昔の人も肉の栄養をちゃんと理解していたのですね。
店長

2010年6月15日 (火)

コラム732 旬の食材『グレープフルーツ』

みなみさん

1年中安定して供給されるグレープフルーツですが、フロリダで熟したものが
輸入される4月~6月はみずみずしく美味しいものが店頭に並びます。
ビタミンC、カリウム、食物繊維が豊富に含まれるので、風邪予防、むくみ予防、便秘の解消などに
効果が期待できます。
また抗酸化作用のあるナリンギンも含んでいます。
デザートとして食されることが多いグレープフルーツですが、サラダにもよく合います。
サラダにかけるドレッシングは塩や油の量が気になりますが、サラダにグレープフルーツを
添えて食べるとドレッシングなしでも美味しく感じます。

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2010年6月14日 (月)

コラム731 血管年齢とは?

血管年齢とは医学的なものではなく、加速度脈波という数値を測定する機器で血液の流れや血管の情報を読み取ることで、血管の中を血液が正常に流れているかを判定して、年齢を決めます。血管内に詰まりがあったり、血管自体がボロボロだと、血液が流れにくくなっているので、年齢相応の数値を示しません。
血管が若ければ120歳まで生きられると言われており、血管年齢と寿命は密接した関係にあります。血管の老化により、発生する病気としては、動脈硬化による脳血管疾患・心筋梗塞、脳血管疾患などです。動脈硬化は加齢に伴い誰にでも起こりうるものですが、発生しやすさには個人差が大きく、食生活や運動不足が大きく影響します。血管の老化を防止するには血管の中を流れる血液がドロドロにならないようにすることです。ドロドロ血液は血栓や動脈硬化を生み出し血流を妨げて、血管年齢を加速させます。ドロドロ血液の原因は、食べ過ぎ、飲み過ぎ、喫煙、運動不足、ストレスなどなどです。血管年齢を若く保つには、ビタミン、ミネラルが豊富な緑黄色野菜を多くとること、動物性脂肪を控えること、ストレスをため込まないこと、ちょうどいい睡眠時間をとることです。血管の中は調べてみないと誰もわかりません。いろいろな検査でわかりますから、まずは医療機関に相談してみましょう。
店長

2010年6月13日 (日)

コラム730 1日2回の歯磨きで心臓病のリスク低減か 英研究

口の中の衛生状態が悪い人は、1日2回歯を磨く人に比べ、心臓病のリスクが7割高くなるとの研究結果を、英ユニバーシティ・カレッジ・ロンドンのグループがこのほど発表した。
英医学誌「ブリティッシュ・メディカル・ジャーナル」の最新号に掲載された研究によると、グループはスコットランドで実施された健康調査の結果を分析。成人1万1000人について、喫煙や運動、歯磨きなどの生活習慣と、家族や本人の病歴、血圧、血液検査の結果を調べた。対象者のうち71%が1日2回歯を磨き、62%が1年に2回歯科医の診察を受けていると回答していた。これらに該当せず、口の中の衛生状態が悪いと判定されたグループは、心臓病リスクのほか、体内で炎症などが起きていることを示す「C反応性たんぱく」や「フィブリノーゲン」の数値が陽性となる確率も高かったという。
Cable News Network 2010/06/02

毎日、朝晩の歯磨きをしっかりすることは、歯と歯茎の健康に役立つだけではなく、心臓病の予防にも役立つようです。1日1回の人で心臓病の発症リスクが増加し、歯磨きを毎日しない人はさらにリスクが高くなります。歯周病が心臓病のリスクの増加につながると示す研究報告はたくさんあります。それだけではありません。ガン発症、糖尿病になるリスク、動脈硬化の進行など、歯磨きを2回しないことは様々な病気を引き起こします。何より、歯が悪くなると食事をおいしくいただけません。口の中を衛生的に保つことには、歯と歯茎の健康維持を超えた、大きな利益があります。
店長

2010年6月12日 (土)

コラム729 龍馬ゆかりの地めぐる 産経大江戸ウオーク 530人が汗

東京の風情と歴史を楽しみながら歩く「大江戸ウォーク 幕末・龍馬が駆けた江戸」が先日、千代田、中央、港区内の史跡などを巡る約12キロのコースで行われ、ウォーキング愛好家ら約530人が心地よい汗を流した。
今年は幕末の風雲児、坂本龍馬がテーマ。午前9時すぎ、日比谷公園を班ごとにスタート。銀座を経て、龍馬が剣術修行のおりに寄宿した築地の土佐藩邸跡(中央区役所)や千葉定吉道場跡などを巡り、彦根藩主、井伊直弼屋敷跡の憲政記念館では龍馬の息遣いが感じられる薩摩、長州両藩の軍事同盟の裏書きなどについて説明を受けた。
午後からは龍馬の人生を大きく変えた勝海舟邸跡、桜田門外の変で水戸藩浪士らが集結した愛宕神社など回り、浜離宮恩賜庭園にゴールした。長男に誘われて参加した江戸川区の主婦、平川祐子さん(51)は「歩きながら息子とゆっくり話ができて楽しい一日でした」と話していた。
産経新聞 2010年5月30日

20~30分のウォーキングで気持ちよい汗がかける季節となりました。メタボリックシンドローム撲滅には、汗ばむくらいのウォーキングが一番効果的です。街や自然の風景、史跡などを見ながら歩くのはとても気分がいいものです。大人数ならなおさらですね。各自治体では独自でウォーキングマップを作っているところが多いです。いくつか紹介しましょう。①神奈川県横須賀市の鎌倉を含めた三浦半島地域で選定した「三浦半島八景」を中心にした「ウォーキングマップ」。潮風が心地よさそうです。 ②北海道札幌市豊平区のウォーキングマップ「豊平公園とリング並木コース・豊平川河畔コース」など9コース。自然の景観がいっぱいで心が癒されそうです。
店長

2010年6月11日 (金)

コラム728 たばこ、8割「やめない」 10月値上げで本社アンケート 「減らす」「いずれは」…でも

「値上げしてもたばこはやめられない」。北國新聞社が5月31日の世界禁煙デーに石川県内の愛煙家100人を対象にしたアンケートで、増税に伴う10月のたばこ値上がり後も84人が「やめない」と回答。このうち55・9%の47人が「本数を減らす」「いずれは禁煙する」としたものの、きっぱり「やめる」とは明言せず、懐具合は禁煙の動機とはならないようだ。
日本たばこ産業(JT)は4月下旬、たばこの大幅増税に伴い、約100銘柄の値上げを財務省に申請した。増税による値上げは2006年7月以来で、10月1日に実施する予定。大半の銘柄(20本入り)は110~140円値上げされ、1箱300円程度のたばこは400円を超すことになる。アンケートは5月下旬、対面方式で実施した。「たばこをやめますか? 続けますか?」との質問に、「やめない」と回答した白山市の公務員女性(43)は「やめるやめないに値段は関係ない」と話す。野々市町の無職男性(66)は「100円だろうが、千円だろうがやめない」と強調。小松市の会社員女性(51)は「値上げをきっかけに本数を減らしたいが、ストレス解消の一服はおいしく、禁煙はできないと思う」とし、今回の値上げが禁煙につながらないことが浮き彫りとなった。
一方、「やめる」と回答したのは16人にとどまった。
2010/06/01 北國新聞

愛煙家の方なら、月に50箱くらいはお吸いなるでしょう。計算上月2万円のたばこ代となります。値上げをきっかけにやめようと思う人が多いと思いきや、必ずしもそうではないようですね。1箱1000円くらいになったら、やめる人も多くなるのでしょうか?海外では1箱800~1000円が主流です。100円程度の値上げでは効果は薄いのでしょう。禁煙には思い切った値上げが必要です。もしくは「禁煙成功率8割の内服薬」というものあるそうです。たばこ代を通院・薬代などに充てることでたばこをやめることも選択肢の一つです。
店長

2010年6月10日 (木)

コラム727 旬の食材『ニンジン』

みなみさん

抗酸化作用のあるβカロチンが、豊富に含まれるニンジン。
美味しい選び方のポイントは、表皮がなめらかで、茎の切り口が小さなもの。
また、茶色く変色しているものは古いもの、緑色に変色しているものは日に当たり堅くなっているので
避けたほうが良いでしょう。
保存が利くニンジンですが湿気に弱いため、購入後は水気を拭き取り新聞紙に包み冷蔵庫の野菜室へ
入れておくと、より長く保存することができます。
炒め物、煮物、サラダなどいろいろな用途に使えますが、すりおろしのニンジンをたっぷり入れた
キャロットケーキは見た目も鮮やかで朝食にもよく合います。






★★キャロットケーキ(18cmのケーキ型1台分)★★
<材料>
ニンジン(すりおろしたもの)    150g
サラダ油              150CC
卵                 2個
砂糖                120g
小麦粉               180g
ベーキングパウダー         小さじ1
シナモン              小さじ1
塩                 小さじ1/4 

<作り方> 
① 小麦粉、ベーキングパウダー、シナモン、塩を合わせてふるっておく。
  ケーキ型にバターを薄く塗り型紙をセットしておく。
② ボウルに卵を割りほぐし、砂糖を加え混ぜ合わせる。
③ ②にニンジンのすりおろしとサラダ油を入れてさらに混ぜる。
④ ③に①の粉類を加え、サックリと混ぜ合わせる。
⑤ ケーキ型に④を流し入れ、170℃に予熱したオーブンで35分焼く。


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2010年6月 9日 (水)

コラム726 桂歌丸さん 肺疾患予防検討会の委員に

厚生労働省は、喫煙習慣が深くかかわることから、肺の生活習慣病とも呼ばれる「慢性閉塞(へいそく)性肺疾患(COPD)」の予防や早期発見に関する有識者検討会を設置すると発表した。落語家の桂歌丸さん(73)が患者代表の委員として参加し、会合を開催される。年度内に報告書をまとめる。COPDは、肺気腫や慢性気管支炎などの総称。全国の患者数は約500万人、年間死者数は約1万5000人と推計されている。禁煙などで予防が可能で、早期発見と治療でリスクを大幅に軽減できることから、厚労省は健康診断の検査項目に追加するなどの対策を検討する。桂さんは、肺気腫で入院したことを機に禁煙し、現在も人気番組「笑点」の司会を務めている。
毎日新聞 2010年6月7日

桂歌丸さんといえば、2月初旬に肺気腫に伴う感染悪化で入院していました。復帰後の会見では、「あんなに苦しい思いをするんだったら吸わない方がいい」と52年間続けてきたタバコから脱・愛煙家宣言され、「(司会の)あの席はまだゆずれない!」と現役噺家としての意地をみせられました。一番吸ってた時が、缶ピースを1日に60~70本だったそうです。52年間吸い続けたタバコについて、「あの苦しさをもう2度と味わいたくないからやめる。」と思わせるほど、肺の病気は呼吸が苦しくなるのです。タバコより芸の道を極めていく道を選ばれたのです。
店長

2010年6月 8日 (火)

コラム725 遊覧船

みなみさん

神戸の遊覧船に乗りました。
帆船型や、ランチやディナーを楽しめるものなどいろいろな遊覧船が出ていましたが、
私たちは海賊船型の遊覧船を選びました。
潜水艦や建造中の大型船などを間近で見られる造船所、明石海峡大橋や六甲山などみどころたっぷりでした。
梅雨の合間の晴天に恵まれ、清々しく気持ちの良い一日となりました。
古事記に登場する『常世の国』・・・。
『海の彼方の異世界』と伝承されているように、私たちの先祖も海に癒されたいという思いがあったのかもしれません。
何も考えず静かに波音を聞いていると、ストレスが緩和されリラックスできます。


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2010年6月 7日 (月)

コラム724 日本は23%が65歳以上の高齢者、社会保障給付費も過去最高

内閣府の2009年度「高齢化の状況および高齢社会対策の実施状況」(高齢社会白書)を公表した。65歳以上の高齢者は、前年比79万人増の2901万人(2009年10月1日)で、総人口に占める割合(高齢化率)は過去最高の22.7%となった。
社会保障給付費も過去最高の水準に達し、2007年度の社会保障給付費も過去最高の91兆4305億円に達したことが分かった。国民所得に占める割合は、1970年度の5.8%から24.4%に上昇。社会保障給付費のうち、高齢者関係給付費については、07年度は63兆5654億円で、社会保障給付費の69.5%を占めた。
社会の高齢化が進行する一方で、総人口は減少している。2055年には2.5人に1人が65歳以上、4人に1人が75歳以上になると推測。それにともない、現役世代の社会保障の負担も重くなる。2009年時点では現役世代(15~64歳)2.8人で1人の高齢者を支えているが、55年には高齢者1人を現役世代1.3人で支える社会が到来するとしている。
日本の高齢化の傾向は海外と比べても顕著だ。日本は21世紀初頭には世界で高齢化率の高い国となり、世界のどの国もこれまで経験したことのない高齢社会を迎える。2005年の高齢化率は日本が20.1%だったのに対し、先進国ではイタリア(19.6%)、スウェーデン(17.2%)、スペイン(16.8%)、ドイツ(18.8%)、フランス(16.5%)といずれも日本に比べ低い水準だった。
65歳以上の高齢者のいる世帯は増え続けており、2008年には世帯数は1978万世帯で、全世帯の41.2%を占める。単独世帯や夫婦のみの世帯、親と未婚の子のみの世帯が増加し、一人暮らし高齢者は増加傾向にある。一人暮らし高齢者が高齢者人口に占める割合は、2005年には男性の9.7%、女性の19.0%となっている。
日本生活習慣病予防協会 2010/5/26

一人暮らし高齢の方や要介護の方も急速に増加しています。要介護者の方の数についても調査されており、65歳以上の要介護者等認定者数は、438万人になるそうです。介護する方は、6割が同居している方。配偶者が25%、子が18%、子の配偶者が14%で、性別では女性が72%と多かったそうです。家族の介護・看護を理由に仕事を辞める方も増えています。中でも女性の離職・転職が多いのが現状です。介護が大変な中、経済的にもきつくなっていって、どうしようもなくなる。このような悪循環が浮き彫りになった調査ですね。
店長

2010年6月 6日 (日)

コラム723 「悪玉」対「善玉」コレステロール LH比 動脈硬化予防で注目

コレステロールの値が気になる人は多いだろう。コレステロールには「悪玉」と「善玉」があり、両者のバランスを診る「LH比」が、動脈硬化の新しい指標として注目されている。悪玉コレステロールの値が正常の範囲内でも、善玉コレステロール値が低過ぎるというようにバランスが悪いと、心筋梗塞(こうそく)などのリスクを高めることが分かってきた。
動脈硬化は血管の壁が硬く厚くなったり、血管の内側に汚れが付いて狭くなったりして、血流が悪くなる血管の老化現象だ。「老化といっても、最近では働き盛りの世代も注意が必要」と警鐘を鳴らすのは、東山武田病院(京都市)の桝田出(いづる)・武田病院グループ予防医学・EBMセンター長。動脈硬化が引き起こす病気には、心筋梗塞や脳梗塞、閉塞性動脈硬化症、大動脈瘤などがある。中でも心筋梗塞や狭心症など心疾患による死亡率はがんに次いで二番目に多く、増加の一途。
「動脈硬化が恐ろしいのは十代から始まり、自覚症状がないまま進行すること。高血圧や糖尿病などのリスクがあれば、進行はさらに加速。中でも最大のリスクは、コレステロールや中性脂肪の値が異常に多かったり少なかったりする脂質異常症だ。具体的な目標値として注目されているのがLH比。悪玉値を善玉値で割った値を指す。国内のデータでは、2・5を超えると、動脈硬化が顕著に現れることが分かっている。桝田氏は「まずは悪玉の数値を管理目標値まで下げた上で、高血圧や糖尿病のリスクがある人は1・5以下を、リスクがなければ2・0以下を目標にしてほしい」と話す。
東京新聞 2010/5/28

記事にある東山武田病院には「生活習慣病予防外来」が設けられています。医療機関でなかなか生活習慣改善指導まで対応できないですが、予防外来では65歳以下を対象に食事や運動習慣の改善を目的として、半年間、薬を使わない治療を行っているそうです。医師だけでなく、日本糖尿病療養指導士の資格を持つ看護師や管理栄養士、健康運動指導士、保健師、検査技師によるチーム医療で取り組む体制があり、生活習慣病予防に大きく寄与する病院といえるでしょう。
店長

2010年6月 5日 (土)

コラム722 メタボリックシンドローム 肥満から高血圧を誘発

メタボリックシンドロームの病態が明らかになるとともに、さまざまな病気との関連が分かってきた。特に、高血圧と肥満が合併すると、心筋梗塞など心疾患のリスクが高くなり、さらに高脂血症に加え、最近では、脂肪肝などとの合併症の危険性が指摘されている。こういう生活習慣病の予防には、運動・食事療法が肝心なことだが、管理不能な場合には、薬物療法など積極的な介入が必要なこともある。こうした患者の治療戦略など、大阪大学大学院医学系研究科の森下竜一教授に聞いた。
「国民健康・栄養調査(平成18年、40~74歳)では、メタボリックシンドロームが強く疑われる人が約960万人、予備群と考えられる人は約980万人、合わせて、ほぼ2000万人と推定されています。男性は2人に1人、女性は4人に1人が該当するといわれています。メタボリックシンドローム患者の合併率が最も高いのは血圧高値で8~9割との報告があります。生活習慣の欧米化が原因ですが、例えば、日米の高校生世代を比較した調査では、今や日本人男性のコレステロール摂取量は米国人の1・5倍、女性では2倍となっています。コレステロール摂取量が増えれば肥満になり、肥満から高血圧を筆頭に脂質異常症、糖尿病も続発してきます。今後、若者世代の生活習慣病対策が必要になってくるでしょう」。
産経新聞 2010/5/26

ある調査でおもしろい結果がでています。『ファストフード店が多い地域では、脳卒中が発症するリスクが高まる』という研究結果です。ハンバーガーなどのファストフードでは塩分の摂取量も問題であり、フライドポテト付きだと約4グラム、日本人の1日の塩分摂取量の理想は9グラムといわれていますので、それだけで1日のおよそ半分摂取してしまうことになります。それと脂肪が多いこと。ファストフードの食べ過ぎなどから食後に、コレステロールや中性脂肪が滞留して血中の脂肪濃度が上がったまま下がらない状態になり、心筋梗塞などの発症リスクを一段と高めるといわれています。
店長

2010年6月 4日 (金)

コラム721 糖尿病学会が新診断基準決める 確実に早期発見しやすく

日本糖尿病学会は岡山市内で総会を開き、糖尿病の新診断基準を決めた。従来の血糖値による診断に加え、過去1~2カ月の平均的な血糖状態を示すヘモグロビンA1c(HbA1c)を取り入れる。確実に早期発見しやすくなり、糖尿病や合併症の減少が期待できるという。7月1日から適用する。
新基準を検討した委員会の清野裕・委員長は「早期介入で合併症を防ぎたい」と語った。学会によると、診断基準の改定は99年以来11年ぶり。糖尿病患者は07年の調査で国内に約890万人いるとされ、早期の診断や治療を目指して診断基準を見直した。新基準では、慢性的な血糖状態を反映するHbA1cを補助的役割から格上げした。血糖値の基準値は変わらないがHbA1cの基準値は厳しくなった。検査は併用し、いずれも基準値を超えた場合に糖尿病と診断される。また、HbA1cの数値を国際基準に合わせる方針も確認された。7月1日から国際学会の発表などで新しい基準を使用する。
毎日新聞 2010/5/27

今まで、HbA1cは治療目標の検査に使われたり、診断時の補助的検査として扱われてきました。しかしながら、とても的確に糖尿病の行状を示す数値であることから今回の新規準となったわけです。メタボ健診の検査項目にも入っていますし、献血時に測定してもらえる検査です。基準値は、「6.5以上を糖尿病」となっていますが、「5.8以上を境界型」とみて、早期発見・早期管理に心がけることが大事です。
店長

2010年6月 3日 (木)

コラム720 野菜ソムリエ

みなみさん

『ジュニア野菜ソムリエ』の資格を取得しました。
今はスーパーへ行けばどんな野菜や果物も簡単に手に入りますが、本当に安全で美味しいものを見極めたいと思い、
受講を決意しました。
毎日の生活で欠かすことのない野菜と果物ですが、受講してみると意外に知らないことが多く驚きました。
そのひとつ、私たちが食している『たまねぎ』ですが、根、茎、葉のどの部分だと思いますか?
正解は葉です。
普段から当たり前のように食卓に並ぶ野菜と果物ですが、品種、旬、保存方法、栄養価など
さまざまな特性を知ることで、食べ方のバリエーションが広がり食生活がより豊かになります。
試験内容は基礎知識のほか、栄養素と主な働き、生活習慣病予防のための野菜果物が果たす役割、
品種特性を生かした調理法などです。



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2010年6月 2日 (水)

コラム719 若い世代の食生活改善が課題 平成22年版食育白書

内閣府が「平成22年版食育白書」を公表した。食育の認知度は高まりをみせているものの、特に若い世代で食生活に関して改善すべき点が少なくないという。
食育白書」は、食育基本法で規定された政府が毎年国会に提出しなければならない「食育の推進に関して講じた施策に関する報告書」。 特に「若い世代の食生活の改善」をテーマとして、20歳代、30歳代の若い世代に焦点を当て、食生活の現状と企業や地方公共団体での食生活改善への取組みを紹介している。また、第2部では、2009度に講じた、家庭、学校、保育所、地域での食育推進施策の状況について紹介している。 白書では、食育への関心が高い人ほど、「バランスの良い食事」をとり、「食事の量とバランス」を理解している傾向があり、朝食を毎日食べる人の割合が高いことが示された。
主な内容は次の通り。「食育」という言葉を知っていた人の割合は75.8%。2005年調査の52.6%に比べ23%上昇した。食育への関心は全体に高まっている。ただし20歳代~30歳代の若い世代は他の年代に比べ関心度が低く、20歳代男性は5割未満。特に若い世代の食生活では栄養の偏りや朝食の欠食など改善すべき点が少なくない。 食育への関心が高い人ほど、主食・主菜・副菜の3つをそろえたバランスの良い食事をとり、「1食の適量とバランス」を理解し、食事に対する満足度も高い傾向がある。朝食を「ほとんど毎日食べる」人の割合は85.6%。
日本生活習慣病予防協会 2010/6/1

朝食を摂らない人が約15%もいるんですね。年代別にみると若い世代では、食べない人はもっと多いです。朝食を摂らない割合は、20歳代男性で約50%、30歳代男性約35%、20歳代女性約31%。ビックリする結果です。メタボリックシンドロームのことを知っているから余計に朝食を食べない方向に進むのでしょうか?その考えは逆効果です。朝食をきっちり摂った方がメタボリックシンドローム予防になります。朝食を摂らないと昼食時に糖の急激な糖の吸収が起こり、これを続けると血糖値が高めになりやすい体質になっていくのです。これがメタボリックシンドロームの始まりといわれています。
店長

2010年6月 1日 (火)

コラム718 ホタル

みなみさん

日本の初夏の風物詩、『ホタル』
ホタルが登場する最も古い文献は720年の『日本書紀』で、現代でも多くの文学作品に登場し親しまれています。
ホタルの中でも代表的な『ゲンジボタル』『ヘイケボタル』は、一生の大半を水中で過ごすため『水ボタル』とも呼ばれ、
カブトムシと同じ甲虫類に属します。
ホタルは環境に左右されやすくきれいな川でしか生息できないため、最近では鑑賞できるスポットが減ってしまいました。
川の汚れの原因は、排水とゴミのポイ捨てだと言われています。
生き物が生息できない川は人間にとっても安全とは言えないので、毎日の心がけでできることを
実践していきたいと思います。



<川をキレイにするためにできること>
・ 油を排水口に流さない。(少量でも汚濁が大きい)
・ 三角コーナーのゴミは、できるだけ目の細かい袋を使う。
・ 米のとぎ汁は流さずに、植木の肥料に使う。
・ 余分な量の食事を作らず、食べ残しをしない。



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