コラム707 学食から海外食料援助…徳島文理大 定食で20円寄付、ウガンダなどの給食1食分
徳島文理大徳島キャンパス(徳島市山城町)の食堂で毎週火曜日、定食を1食食べるごとに代金の一部20円が開発途上国への食料援助活動に寄付されるヘルシーメニュー(750キロ・カロリー以下、450円)を提供する。20円はウガンダ、ルワンダ、マラウイなどの学校給食1食分に相当するといい、同大は「『20円』から世界の貧困問題に目を向けて」と期待している。
NPO法人「TFTインターナショル」(東京都)が2007年から国内各地で行っている活動の一環。「TFT」は「TABLE FOR TWO」の略で、途上国の飢餓と、先進国の肥満や生活習慣病といった問題を同時に改善するのを目指している。
11日の初回メニューは、豚肉と厚揚げのみそ炒めと切り干し大根とキュウリの昆布サラダ、または、サケのホイル焼きと豆腐のおかか炒めの2品あり、ご飯、みそ汁付きでそれぞれ519キロ・カロリー、561キロ・カロリー。学生向けにみそやバター、塩でしっかり味を付けたという。
メニューは毎週替わり、野菜を10種類以上使うよう工夫。昨年12月から提供している同大香川キャンパスでは毎週20食を完売しており、徳島キャンパスでも当初20食限定で50食まで増やす。食堂は午前10時半~午後3時に営業し、一般にも開放している。同大の桐野豊学長は「活動を通して貧困問題に関心を持ち、ボランティア精神を養うきっかけにして」と期待。学生向けのポータルサイトや掲示板などでメニューをPRしている。試食した同大人間生活学部1年、岩田絵里さん(18)は「食べるだけで貧困問題に携われる。カロリーは低いけどおいしいメニューで、メタボ解消を目指す人にもいいかも」と話した。
読売新聞 2010/5/11
メタボ解消と途上国援助が一緒にできる、一挙両得のメニューです。550キロカロリー程度の摂取で食べ盛りの大学生の食欲を満たせるかが課題でしょうが、味付け法や素材を上手く選ぶことで量的にも満足する食事になるよう工夫されているのだと思います。ヘルシーな食事を食べながら、途上国の子供たちに給食が行き渡ることを想像してみたり、仲間とそのことを話し合ったりするのもいいかもしれません。
店長