コラム674 途上国の学校給食に寄付できる、社員食堂の「ヘルシーメニュー」
企業、従業員、貧困国が「三方一両得」のCSR活動とは
国連食糧農業機関(FAO)によれば、世界の飢餓人口は2008年から1年間でさらに増えて10億人を超えたとのこと。その一方で、先進国では食べ過ぎによる肥満や生活習慣病が社会問題になっています。その同時解決を目指しているのがNPO法人「TABLE FOR TWO(以下TFT)」。
TABLE FOR TWOとは「ふたりの食卓」という意味。先進国に暮らす人が、より健康的な食事を選び、それにお金を払うことによって、その一部が途上国の子どもの学校給食になるという仕組み。社員食堂で低カロリーのヘルシーメニューを販売。この販売価格に「給食一食分20円」が上乗せされ、これがTFTに寄付されます。TFTは、国連「ミレニアムビレッジ」プロジェクト窓口の米国NPO法人ミレニアムプロミス他提携団体に送金。ウガンダ、ルワンダ、マラウィの3か国で学校給食用に活用してもらっています。
日経トレンディネット 2010/4/2
「箱の一部が傷ついた」程度の理由で、賞味期限内の、まったく問題ない食品が廃棄されている。このように無駄に廃棄されている食品を、食べものを必要としている人に届けたい・・・・。そんな思いで始まった活動ですね。「捨てるくらいなら、誰かに食べてもらおう!」という単純な発想です。食料不足が解消されれば、途上国の親が子どもを学校に通わせる大きな動機になり、集中力も高まり、学習意欲がわけば、子どもたちの貧困脱出の機会にもつながります。途上国の中には給食が始まったことで、最終学年50名のうち42名が高等教育への進学試験に合格した学校もあるそうです。
店長