コラム681 海苔・寒天 日本人は栄養に
寒天の原料のテングサやノリなどの海藻(紅藻類)は人間の消化酵素で分解できないため、ダイエット食品としても使われているが、日本人の一部は腸内細菌の力を借り、紅藻類を分解して栄養分にしていることが仏パリ大学の研究で分かった。北米では、こうした腸内細菌を持っている人は見つからず、食習慣の違いが影響しているらしい。英科学誌ネイチャーに発表する。研究チームは、紅藻類を分解する酵素を海洋の微生物から発見。公開されている遺伝子のデータベースを調べたところ、この酵素の遺伝子を持つ陸上の微生物はいなかったが、日本人の腸内細菌から見つかった。
2010年4月8日 読売新聞
日本人では13人中5人が海草類を消化できる腸内細菌を持っていて、アメリカ人ではほとんど0人だそうです。海草類は、免疫力を高めたり、胃潰瘍や腸炎を防いだり、ガンを予防する力があるといわれています。腸内細菌が活発になると、人間の免疫系や内分泌系が活発になり、体が活性化されることもわかってきています。海草類が腸内細菌を活発にしてくれるのでしょう。和食中心という長年の食習慣のおかげで、日本時独自の体質を持つようになったのかもしれません。
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