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2010年4月23日 (金)

コラム679 農水省が「医農連携」を研究・計画

農林水産省は、農林水産研究開発の10年後の重点目標を示した新たな「農林水産研究基本計画」をまとめ公表した。予防医学の推進や医農連携を重点の1つとして取り上げている。
計画では、経済と環境の両立を世界と日本の成長の原動力とする必要があるとの考え方を示し、食料問題の解決や低炭素社会への適応などを柱とした「グリーン・イノベーション」、予防医学に向けた食品開発や医療分野への展開などを柱とした「ライフ・イノベーション」、環境資源の活用などを柱とする「基盤的研究」を掲げた。なかでも「医農連携による健康社会の実現」で計画しているのは、これまで利用されていなかった生物機能を医療分野で活用する技術の開発だ。すでにカイコに新たな遺伝子を導入し、蛋白質や高機能を与えた絹糸を生産させるなどの成果を得ている。今後は、こうした絹糸などを用いた人工血管、軟骨・角膜再生用素材および創傷被覆材の実用化など、医療分野などでの生物産業の創出に向けた技術を開発する。達成目標は10年間。
農林水産物・食品の開発では、農産物の機能性成分の開発や実証を通じて、高血圧、脂質代謝異常などの生活習慣病を予防する作用メカニズムの解明と技術を開発する。これも10年間の達成目標を掲げた。
日本生活習慣病予防協会 2010/4/16

食品で予防医学に貢献していこうという取り組みは、今までもたくさん政府主導でなされてきました。プロジェクトは、予防医学だけでなく、食品資源の活用、労働の創出など様々な二次効果があるようです。抗アレルギー作用のある「べにふうき」という緑茶も開発され、商品化されています。特定保健用食品も、食品分野の予防医学プロジェクトですね。いろいろな食品で、健康維持がすすめば、健康増進につながり医療費も削減されると思います。
店長