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2010年3月22日 (月)

コラム447 極端な血圧変動は脳卒中のリスクを高める

単なる高血圧ではなく、極端な血圧の変動がみられる場合には脳卒中リスクが大幅に増大することが、新しい研究で示された。
英オックスフォード大学教授Peter Rothwell博士の研究は、軽度の脳卒中を来した被験者2,000人の4集団を対象に、高血圧および血圧の変動性について検討した。その結果、7回の受診時の収縮期血圧(最大血圧値)の変動が最も大きかった患者は、重度の脳卒中を起こすリスクが6倍であり、血圧値が最も高かった患者群は脳卒中リスクが15倍であった。
高血圧の診断と治療の不十分さが大きな問題となっているが、「その問題の一部は血圧の変動性が診断に及ぼす影響に関する認識の不足であったことが今回の研究から示唆される」とRothwell氏は述べている。「現行の臨床ガイドラインはいずれも、血圧値の変動や一過性の高血圧は無視し、複数の受診や24時間モニターリングの平均血圧値だけをみるよう推奨している。今回の研究は、血圧の変動の大きさ、最大血圧値の高さおよび一過性の高血圧が脳卒中および他の血管イベントリスクを増大させることを示すとともに、血圧が正常なときがあるからといって安心してはならないことを強調するものである」と同氏はいう。

一過性の高血圧は今まであまり問題視されていませんでした。ストレスによる高血圧、職場高血圧、冬季の風呂場やトイレでの高血圧、いろんな場面で一時的に血圧は急上昇します。このような血圧上昇は脳には大きな負担になるようです。病院での測定値だけで安心していられないということを心得ておかなければなりません。理想的なのは、24時間血圧を測定するタイプの血圧計でどのタイミングで血圧が急上昇するのか知っておくことでしょう。
店長