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2010年3月12日 (金)

コラム437 秋田の日本最高齢105歳、40年無事故無違反で運転

ヤギの世話をするため、約1キロの道のりを3輪バイクで毎日往復している秋田県上小阿仁村の無職石川政治さん(105)が、国内最高齢の運転免許保有者であることが県運転免許センターの調査で判明した。車体整備から身の回りのことまで一人で行い、一日も
石川さんは1970年、北秋田市や五城目町のゲートボール場へ通うために原付きバイクと小型特殊の免許を取得。以来、無事故無違反を継続中で、現在は3輪バイクと小型トレーラーを時速20キロ前後の安全運転で乗りこなしている。バイクを止める時は地面に足を付けて踏ん張り、冬場はチェーンの着脱を自ら行うなど、動きも軽快だ。
石川さんは昨年10月、道交法改正で75歳以上のドライバーに義務化された講習予備検査(認知機能検査)を北秋田市の自動車学校で受講。評価は3段階の真ん中で、検査担当者も「70、80歳代に劣らぬ記憶・判断力」と舌を巻いた。検査結果を知った県運転免許センターが「100歳を超えて免許を更新する人は珍しいのでは」と警察庁にデータを照会。全国に20人以上いる100歳以上の免許保有者の中で石川さんが最高齢であることが判明した。
石川さんは息子夫婦と孫、ひ孫の計7人暮らし。一日に1~2回、小屋で飼育する2匹の子ヤギの元へ向かう。昨春、親ヤギが出産直後、死んだため、石川さんが牛乳を与えながら大事に育ててきた。朝から晩まで小屋の中でヤギと共に過ごすこともしばしばで、石川さんは「ヤギの飼育は生きがい」と笑顔を見せる。昨夏、ヤギを田んぼに放す際には鍛冶(かじ)屋として鳴らした腕前を発揮。ノコギリで木材を切り刻み、鉄くずを溶接して放牧地を取り囲む柵を補修し、2匹の住み家を作り上げた。餌用大豆の栽培や牧草の刈り込みも一人で行う石川さんは、健康と長寿の秘訣(ひけつ)を「絞りたてのヤギの乳を飲むこと」と「ご飯を腹いっぱい食べること」と話す。
ヤギの乳は牛乳よりも味が甘めで濃く、体調維持に効果を発揮するといい、食事は今でも3食すべて家族と同じ。小学生のひ孫と一緒にステーキやシチューをペロリと平らげてしまうことも度々だ。
石川さんは、近隣住民が「どこさ行ってもバイクのじいさんの話ば聞くびょん」というほどの村の有名人。毎日、自宅前を通る3輪バイクを眺めているという無職加賀谷ミヤさん(88)は「あの年であんな元気な人、見たことない。見掛ける度に一人暮らしの寂しさを忘れられるし、『負けられない』とパワーをもらえる」と笑顔を見せる。
読売新聞 2010/3/2

年齢を重ねても、ご自身の力でしっかりと生きておられる姿は、高齢者の方の目標になりますね。毎日地道にしっかりと同じ生活を続けることが健康維持の秘訣かもしれません。同じ生活習慣を規則正しくきっちりと続けることは簡単なようで、とても難しいとことでは?と実感します。105歳で、40年間無事故無違反は脱帽ですね。
店長