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2010年3月 3日 (水)

コラム429 糖尿病性腎症による透析患者が9万2900人に増加

日本透析医学会が毎年実施している統計調査「わが国の慢性透析療法の現況」によると、2008年12月31日現在、国内で透析療法を受けている患者数は28万2,622人で、前年度より7,503人増加した。新たに透析療法を開始した患者(導入患者)の数は3万7,671人で、前年度より2.1%増加した。
 日本人の人口は3年連続で減少しており、国内人口が1億2,029万人であることを考えると、全人口に占める透析患者数の割合は、およそ440人に1人に相当する。
導入患者の透析を始める原因となった疾患(原疾患)の第1位は糖尿病腎症で、全体の43.2%にあたる1万6,126人。糖尿病腎症による導入の割合は前年より0.2%減った。第2位は慢性糸球体腎炎の23.0%。腎硬化症は10.5%だった。
 糖尿病性腎症は1998年に原疾患の第1位になってから割合が一貫して増えていたが、2008年は久し振りに減少した。第2位の慢性糸球体腎炎による導入は2008年は23.0%で、年々減少しており調査開始から最低の割合となった。
現在、透析療法を受けている患者のうち、原疾患が糖尿病性腎症である患者数は9万2,914で第2位。糖尿病性腎症の割合は着実に増えており、前年より0.8%増加した。第1位は慢性糸球体腎炎の39.0%、10万5,807人。年を経るごとに両者の差は縮まる傾向にある。
糖尿病ネットワーク 2010/2/17

2008年の透析を始める原因の1位は、ダントツで糖尿病です。糖尿病で透析を始める人の数は年々増えていて、もともと多かった腎炎の割合より多くなりそうです。逆に言うと糖尿病の進行を抑えることができれば、透析患者は減少していくことになりますね。透析は通院回数が多く、費用も時間もかかります。しかしこれをしないと生きてはいけない人がいるのも現実です。かなりの負担がかかり、生活の質を落としてしまう透析治療導入にならないように、血糖値管理をしていくことが大事です。
店長