« コラム417 職場の禁煙義務付けへ 厚労省、飲食店・交通機関も規制 | メイン | コラム419 オバマ大統領夫人ミシェルがアメリカ肥満児対策に乗り出す! »

2010年2月20日 (土)

コラム418 メタボ基準、女性「腹囲80センチに」 厚労省研究班

内臓脂肪の蓄積で生活習慣病の危険性が高まる「メタボリック症候群」の診断基準の妥当性について検討していた厚生労働省研究班(主任研究者・門脇孝東京大教授)は、現在は「90センチ以上」としている女性の腹囲(ウエストサイズ)を「80センチ以上」に厳しくすれば、より多くの脳卒中や心疾患を予防できるとする研究結果をまとめた。
メタボリック症候群は、日本肥満学会などが2005年に「腹囲が男性85センチ以上、女性90センチ以上」などの診断基準をまとめ、特定健診(いわゆるメタボ健診)にも採用されたが、女性の腹囲が男性より緩い点などに専門家から異論も出ていた。
日本経済新聞 2010/2/10

この調査は40~74歳の男女約3万1000人対象というかなり大規模な調査です。現在の腹囲基準の科学的根拠は、学会などが集めた小規模の研究データにすぎません。診断基準を見直す可能性が出ています。お腹の内臓脂肪が、生活習慣病発症に関係していることは間違いないのですが、腹囲の具体的数値基準が議論になりそうですね。日本では、腹囲が基準値以内だと保健指導の対象にならず、血圧や血糖、脂質など他の項目が軽視されているという現実もあります。単なる数値の議論だけではなく、どうしたら生活習慣病を早期発見できるかを考えて頂きたいです。
店長