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2010年1月25日 (月)

コラム392 塩分取りすぎ、要介助の危険…厚労省研究班が調査

食塩を多く摂取する人ほど、年齢を重ねてから身の回りの動作に介助が必要になる危険性が高いことが、厚生労働省研究班の調査でわかった。食塩の摂取量と介助の必要性の関係を明らかにした研究は、これが初めてだ。
研究班は、1980年の国民栄養調査のデータをもとに、心血管疾病や高血圧の既往症のない当時52~64歳の男女1510人の食塩摂取量を推定。それから14年後の94年の時点で「介助必要」である人数を分析した。
食塩の摂取量は、男性が1日平均16.6グラム、女性が同13.9グラムで、介助が必要だったのは53人だった。食塩の摂取量が、男性で1日5.7グラム、女性で同4.5グラム増えるごとに、介助が必要となる危険性は25%ずつ増していた。逆に、野菜などに含まれるカリウムを多く摂取するほど、日常動作の悪化を防ぐ効果があった。
食塩と高血圧の関係は知られているが、実際に介助が必要になる人がどれだけいるかは、はっきりしていなかった。三浦克之・滋賀医大教授は、「家庭の調味料から摂取する食塩は3割ほどで、外食や加工食品から知らず知らずに食塩を摂取している。意識して食塩の摂取を減らすことが、将来の生活の質を維持するためにも大切だ」と話している。
読売新聞 2010/1/7

厚生労働省の調査では、65歳以上の要介護の原因の第一は脳血管疾患です。脳の血管の病気は高血圧が大きく関係しています。高血圧の大きな要因のひとつが塩分の摂りすぎですから、今回の結果はうなずけるものですが、ここまで塩分の摂りすぎが要介護に影響しているのは意外でした。また、在宅の軽度の要介護者には骨関節系疾患が多いのに対し、重度の要介護者には脳血管疾患が多く見られるそうです。
店長