コラム357 うつ病100万人超す…10年で2.4倍に 軽症者の受診増加も一因
抑うつなどの症状が続くうつ病の患者数(躁(そう)うつ病を含む)が、初めて100万人を超えたことが厚生労働省が3年ごとに実施している患者調査でわかった。
長引く不況などが背景とみられる一方、新しい抗うつ薬の登場が患者増につながっていると指摘する声もある。患者調査によると、うつ病が大半を占める「気分障害」の患者数は、1996年に43万3000人、99年は44万1000人とほぼ横ばいだったが、2002年調査から71万1000人と急増し、今回の08年調査では、104万1000人に達した。10年足らずで2.4倍に急増していることについて、杏林大保健学部の田島治教授(精神科医)は、「うつ病の啓発が進み、軽症者の受診増も一因」と指摘する。うつ病患者の増加は、新しいタイプの抗うつ薬が国内でも相次いで発売された時期と重なる。
読売新聞 2009/12/4
軽症のうつは自然に治るものも多いと言われています。しかし日本ではうつを早く発見し、薬を飲めば治るという流れがここ数年続いているような感じがします。軽症や予備軍の方々がたくさん薬物治療を受けている可能性がありますね。心の病気なので、軽症の内はカウンセリングなどでケアできる体制ができればと思います。
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