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2009年11月25日 (水)

コラム344 動脈硬化:古代エジプト人も生活習慣病? ミイラCTスキャン、22体中9体に症状


現代の生活習慣が主な原因とされる動脈硬化が古代エジプトの時代にも存在したことが、米研究チームのミイラへのコンピューター断層撮影装置(CT)による調査で分かり、フロリダ州で開かれた米心臓学会で発表された。AP通信が報じた。
中部アメリカ心臓研究所(ミズーリ州カンザスシティー)のランドール・トンプソン医師は「ファーストフードや喫煙、運動不足などの現代的なリスク要素が動脈硬化の原因と考えられているが、今回の結果は必ずしもそれだけではないことを示している」と語った。
APによると、研究チームは紀元前1981~紀元334年のミイラ22体にCTスキャンを実施。うち9体に動脈硬化の症状が見られ、1体には心臓発作が起きた形跡があった。カリフォルニア大サンディエゴ校のマイケル・ミヤモト医師は「ミイラと現代の患者の動脈硬化が似ているのにびっくりした」と述べた。
毎日新聞 2009/11/19

現代に残っているエジプトのミイラということは、当時の高い地位の方だったのでしょう。実際、検体の一つは、今からおよそ3000年前の紀元前1300年頃の古代エジプト第19王朝時代のファラオであったラムセス1世の時代に、そのファラオの妻である女王の侍女として使えていた女性のミイラだったそうです。この時代にはファーストフードもないし、今みたいに車も無ければ自転車もない時代に、現代人と同じような動脈硬化をわずらっていたことということです。この女性のミイラ以外にも、心臓病の所見が確認できた紀元前1530~1570年の間に亡くなった人物のミイラがあるそうです。
店長