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2009年11月

2009年11月30日 (月)

コラム349 通報→病院収容、平均35分と過去最悪 09年消防白書

09年版の消防白書が閣議で了承された。08年の救急出動件数は前年より減ったものの、通報から病院収容までの時間が過去最悪となっていることから「消防機関と受け入れ医療機関の連携を強化する必要がある」としている。
白書によると、全国の救急出動件数は約510万件で、過去最多だった07年に比べ約19万件(3.6%)減った。一方、通報から病院に収容されるまでの時間は平均35.0分で、98年に比べて8.3分遅くなっている。
白書は中・長期的な課題として「医師不足や病床不足の改善など医療機関の充実強化」を挙げている。消防法の改正で都道府県に義務づけられた、患者の状況に応じた病院のリストづくりの強化も求めている。
朝日新聞 2009/11/27

約10年前と比べると、病院に収容されるまでの時間が8.3分も長くなっていますね。例えば、脳梗塞で救急の通報が入ったときは時間との戦いになります。時間が遅れると死に至ったり、思い後遺症が残るからです。脳の血管が破れたり詰まったりして起きる脳梗塞を素早く見抜けるよう、救急隊員や医師を訓練するプログラムが、今秋から動き出したそうです。
店長

2009年11月29日 (日)

コラム348 「ロコモティブシンドローム」に注目 要介護にならないように

「メタボ」ならぬ「ロコモ」という言葉が近年、注目を集めている。ロコモティブシンドロームの略語で、日本整形外科学会が提唱。骨や関節などの運動器の障害のため、要介護状態になる危険性が高いことを示す概念だ。
メタボ(メタボリックシンドローム:内臓脂肪症候群)が体内部の病気であるのに対し、ロコモ(ロコモティブシンドローム:運動器症候群)は、骨・関節・筋肉・神経などの首から下の内臓を除いた部分の障害を指す。ロコモの要因となる病気は3種類。①関節の軟骨がすり減り、痛みが出たりする変形性関節症 ②骨の強度が低下する骨粗鬆(こつそしょう)症 ③神経の通り道である脊柱管(せきちゅうかん)が狭くなり、神経の通りが悪くなる脊柱管狭窄(きょうさく)症。この3つの病気などが複合して起きたり、積み重なって運動器の機能が低下し、移動能力が落ちてしまうという。骨折が原因で寝たきりになってしまうことはよくあることだが、それだけではない。ロコモがきっかけで徐々に衰えてきて、自由が利かない分精神的にも内向きになります。それがきっかけで認知症になることもある。
◆ロコモチェック 5個の点検 1項目でも当てはまればロコモの可能性がある
(1)片脚立ちで靴下がはけない
(2)家の中でつまずいたり、滑ったりする
(3)階段を上るのに手すりが必要
(4)横断歩道を青信号の間に渡りきれない
(5)15分くらい続けて歩けない
◆ロコモ予防法
ロコモにならないための運動「ロコトレ」も提唱されている。骨の強度が弱まることを防ぐとともに、バランス能力を鍛えて転倒しにくくする開眼片脚立ちと、お尻や太ももの筋肉の訓練であるスクワットの2種類だ。
産経新聞 2009/11/11

最近、テレビや新聞でよく見かける言葉ですね。ロコモを簡単に言うと、関節症などで、体が動きにくくなり、「寝たきり」や「認知症」「要介護状態」になる予備軍の状態です。平成19年の国民生活基礎調査によると、介護が必要になった原因として、1位脳卒中(23・3%)、2位 認知症(14%)が上位を占めますが、関節疾患(12・2%)が4位、骨折・転倒(9・3%)が5位となっており、関節疾患と骨折・転倒を合わせると、5人に1人が運動器の障害が原因で要介護状態と、1位にせまる数です。変形性関節症と、骨粗鬆症に限った推計患者数は4700万人(男性2100万人、女性2600万人)です。まさしくロコモは国民病といえるでしょう。
店長

2009年11月28日 (土)

コラム347 採血だけで消化器がん発見 金沢大教授らが判定法開発


金沢大学は、胃がんや大腸がん、膵臓(すいぞう)がんなど消化器のがんを採血だけで発見できる手法を開発したと発表した。消化器がんに特徴的な遺伝子群の異常があることを見つけ、がんの有無を判定できるようにした。従来の検査法より、がんを高率で見つけることが期待できるという。人間ドックなどで活用することを目指す。
同大医学類の金子周一教授(消化器内科)らは、消化器がん患者に特有の遺伝子群の異常を見つけた。この遺伝子群の特徴に着目して、がん患者40人と健康な人13人の計53人の血液で調べたところ、約9割の48人でがんの有無を正しく判定できたという。一方、「陽性」と判定した人の約1割で実際には、がんは見つからなかった。がんを種類別に調べたところ、胃がん・大腸がん(患者40人)の7割、発見されにくい膵臓がん(28人)でも7割で判定できたという。ただ、早期がんをどの程度、発見できるのか検証はこれからだ。 一方で、がん患者150人を対象に、がん特有のたんぱく質などから判定する一般的な腫瘍(しゅよう)マーカーの精度を検証すると、「陽性」と正しく判断できたのは2割にとどまったという。
金沢大の判定法では採血だけで3~4日で結果が出るのが利点。特別な薬の投与も不要なうえ、X線による被曝(ひばく)も心配なく、費用もがん判定に使われる陽電子放射断層撮影(PET)検査の半額程度の10万円以下ですむという。
金沢大の研究成果を事業化する目的で設立された「キュービクス」(金沢市)が、遺伝子の異常を判定できる専用の「DNAチップ」を委託製造し、来年末にも自費診療で検査をスタートさせたいとしている。
金子教授は「今回は消化器がんで検査したが、肺がんや子宮がんにも応用可能だと思う。健康診断や人間ドックで検査することで早期発見、治療につなげたい」と話している。
朝日新聞 2009/11/20

ガンの簡易検査法が開発されているようです。採血だけ判定可能で、費用もPET検査の半額程度であれば、利便性が増します。まだ検証段階のようですが、検査方法が確立して、国が支援しながら、費用ももっと安くなって、定期検診として定着していけば、ガンの早期発見がすすみ、死亡原因トップの病気から治せる病気に変わっていくかもしれません。
店長

2009年11月27日 (金)

コラム346 がんの初期治療、部位で大きな差…国際基準で調査


画像の拡大 早期にがんが治療される割合は、臓器ごとの差が大きく、胃が6割に上る一方、大腸と肝臓、肺は4割以下であることが、国立がんセンターの分析で明らかになった。
がん患者の症状の進行度(ステージ)を、国際的な基準に沿って初めて全国調査した。今後、海外のデータとも比較し、早期診断・治療へ向けた課題を探る。調査は、全国のがん診療連携拠点病院のうち、患者の登録制度が整っている305施設から、2007年にがんと診断された患者33万人分の情報を集めた。がんの進行度は、国際基準で0~4期の5段階に分けられる。このうち比較的初期にあたる0~1期での治療開始が、胃では61%だったが、大腸と肝臓が36%、肺が37%、乳腺は49%だった。同じ胃がんでも、初期の割合は都道府県によって47%から79%まで開きがあった。胃がんの初期患者は、37%が負担の少ない内視鏡治療を受けていた。一方、患者数は、大腸、胃、肺、乳腺、前立腺の順に多かった。
読売新聞 2009/11/19

胃ガンの早期発見が進んでいるのは、胃カメラやX検査の受診がすすんでいるからでしょうね。他のガンも簡易検査できる方法があるといいのですが・・・。PET検査という体内のガン細胞を画像で探す検査法があります。初期ガンは難しいらしいですが、早期発見につながる検査といえます。また、肺ガンは胸部ヘリカルCT検査で初期のものも発見できるそうです。男性の前立腺ガンの発見にはPSA検査が有効です。女性の乳ガンにはマンモグラフィ検査が有効です。1年に1度はこのような検査を受けるのがいいでしょう。
店長

2009年11月26日 (木)

コラム345 イルミネーション

みなみさん

早いもので、来月はもう12月。

我が家では毎年、11月末からクリスマスを迎える準備を始めます。

家の外壁にイルミネーションを飾るのですが、これがなかなか難しいのです。

以前は、外壁に沿うようにイルミネーションを固定するため、市販の留め具を使っていましたがなかなか安定せず悩んでいました。

しかし数年前にご近所の方に、「ハンガーで固定すると上手くいくよ!」と教えていただき毎年実践しています。

クリーニング店などで貰う針金のハンガーを外壁の幅に合わせてカットし、イルミネーションを固定します。

雨・風にも強く、ローコストなのでおすすめです!!

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2009年11月25日 (水)

コラム344 動脈硬化:古代エジプト人も生活習慣病? ミイラCTスキャン、22体中9体に症状


現代の生活習慣が主な原因とされる動脈硬化が古代エジプトの時代にも存在したことが、米研究チームのミイラへのコンピューター断層撮影装置(CT)による調査で分かり、フロリダ州で開かれた米心臓学会で発表された。AP通信が報じた。
中部アメリカ心臓研究所(ミズーリ州カンザスシティー)のランドール・トンプソン医師は「ファーストフードや喫煙、運動不足などの現代的なリスク要素が動脈硬化の原因と考えられているが、今回の結果は必ずしもそれだけではないことを示している」と語った。
APによると、研究チームは紀元前1981~紀元334年のミイラ22体にCTスキャンを実施。うち9体に動脈硬化の症状が見られ、1体には心臓発作が起きた形跡があった。カリフォルニア大サンディエゴ校のマイケル・ミヤモト医師は「ミイラと現代の患者の動脈硬化が似ているのにびっくりした」と述べた。
毎日新聞 2009/11/19

現代に残っているエジプトのミイラということは、当時の高い地位の方だったのでしょう。実際、検体の一つは、今からおよそ3000年前の紀元前1300年頃の古代エジプト第19王朝時代のファラオであったラムセス1世の時代に、そのファラオの妻である女王の侍女として使えていた女性のミイラだったそうです。この時代にはファーストフードもないし、今みたいに車も無ければ自転車もない時代に、現代人と同じような動脈硬化をわずらっていたことということです。この女性のミイラ以外にも、心臓病の所見が確認できた紀元前1530~1570年の間に亡くなった人物のミイラがあるそうです。
店長

コラム344 動脈硬化:古代エジプト人も生活習慣病? ミイラCTスキャン、22体中9体に症状


現代の生活習慣が主な原因とされる動脈硬化が古代エジプトの時代にも存在したことが、米研究チームのミイラへのコンピューター断層撮影装置(CT)による調査で分かり、フロリダ州で開かれた米心臓学会で発表された。AP通信が報じた。
中部アメリカ心臓研究所(ミズーリ州カンザスシティー)のランドール・トンプソン医師は「ファーストフードや喫煙、運動不足などの現代的なリスク要素が動脈硬化の原因と考えられているが、今回の結果は必ずしもそれだけではないことを示している」と語った。
APによると、研究チームは紀元前1981~紀元334年のミイラ22体にCTスキャンを実施。うち9体に動脈硬化の症状が見られ、1体には心臓発作が起きた形跡があった。カリフォルニア大サンディエゴ校のマイケル・ミヤモト医師は「ミイラと現代の患者の動脈硬化が似ているのにびっくりした」と述べた。
毎日新聞 2009/11/19

現代に残っているエジプトのミイラということは、当時の高い地位の方だったのでしょう。実際、検体の一つは、今からおよそ3000年前の紀元前1300年頃の古代エジプト第19王朝時代のファラオであったラムセス1世の時代に、そのファラオの妻である女王の侍女として使えていた女性のミイラだったそうです。この時代にはファーストフードもないし、今みたいに車も無ければ自転車もない時代に、現代人と同じような動脈硬化をわずらっていたことということです。この女性のミイラ以外にも、心臓病の所見が確認できた紀元前1530~1570年の間に亡くなった人物のミイラがあるそうです。
店長

2009年11月24日 (火)

コラム343 旬の食材『ホタテ』

みなみさん

アワビ、いりこ、フカヒレとともに中華料理の四大珍味である「ホタテ」は今が旬です。

「ホタテ」は高タンパク低カロリーなのでダイエットにはもちろん、タウリンも豊富なので高血圧や動脈硬化の予防にも効果が期待できます。

今回はのせて焼くだけのホタテのグリルを作りました。

簡単で美味しいので、是非お試しください。

ホタテのグリル(殻付きのもの4個分)

① 殻からホタテをはずし食べやすい大きさに切る。

② ①のホタテをボールに移し、塩少々、ニンニクのすりおろし1かけ分、白ワイン大匙2で和える。

③ ②をケイパー、プチトマト、イタリアンパセリとともに殻の上にのせ、オリーブオイルを適量かけてグリルで焼く。

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2009年11月23日 (月)

コラム342 動脈硬化症の新治療法=血管炎症抑える抗体で-岡山大など


脳梗塞(こうそく)の原因となるアテローム性動脈硬化症についての新治療法を発見したと、岡山大、就実大、オーストラリアのベイカー研究所の研究グループが19日明らかにした。
アテローム性動脈硬化症は、高脂血症や高血圧症などが原因で、太い動脈血管の内膜層に細胞やコレステロールが集積し炎症を起こす。研究グループはこの炎症の原因とみられる物質の作用を中和する抗体を作成した。
症状を持つモデルマウスに8週間にわたり、週2回抗体を投与したところ、炎症の形成が約6割抑制されたという。
研究グループの岡山大大学院の西堀正洋教授によると、高脂血症などアテローム性動脈硬化症の促進病態には、一般的に血中コレステロール値を下げる治療が行われている。しかし、今回発見した炎症の形成自体を阻む方法により、より根本的な治療につながる可能性があるとしている。
時事ドットコム 2009/11/20

動脈硬化症は心筋梗塞や脳梗塞の原因となります。早期に発見してちゃんと治療すれば、これらの病気の死亡や寝たきりを減らすことができます。この治療方法が確立されれば、有効な生活習慣病治療法になるでしょう。最近はいろいろな検査法があって、頸動脈エコーといって、一般の病院でも受診できるエコー検査で視覚的に動脈硬化の状態を診ることもできます。改善方法は運動と食事改善です。ストレス解消をかねて適正な運動を習慣にしましょう。それから野菜や海藻類のほか、いわしやさばなどDHA・EPAを多く含む青魚を多く摂取するように心がけましょう。
店長

2009年11月22日 (日)

コラム341 体が硬いほど動脈硬化は進みやすい 国立栄養研など調査


中高年の体力をみるとき、体の柔らかさをあらわす柔軟性は体力の重要な要素となる。座位体前屈で体が硬くなっている中高年では、動脈硬化の傾向が強くなるという研究が発表された。動脈硬化があると、心臓病や脳卒中などの動脈硬化性疾患をまねきやすくなる。
この研究は、国立健康栄養研究所などの研究グループによって行われ、米国生理学会が発行する医学誌「Heart and Circulatory Physiology」に掲載された。 研究は成人526人(男性178人、女性348人)を対象に行われた。対象者を年齢別に20~39歳(若年)、40~59歳(中年)、60~83歳(高齢)の3群に分け、さらに体の柔軟性によって2群に分けた。 両膝を曲げずに座位姿勢をとった状態から前屈(長座位体前屈)をしてもらい、指先の位置から柔軟性を調べた。長座位体前屈は一般的には、17歳から18歳ぐらいまで数値が高くなり、それ以降は加齢にともない低下していく。
動脈硬化は、腕と足首で「脈波伝播速度(PWV)」を測定し評価した。心臓から押し出された血液により生じる拍動が届く速度は、血管が硬いほど速くなる。PWVは動脈の硬さを示す指標となり、正常値は1400m/秒以下とされる。 研究では、どの年齢層でも柔軟性が低く体が硬くなっている群の方がPWVは速く、動脈硬化が起こっていることが確かめられた。特に40~59歳と60~83歳では、柔軟性とPWVの値に負の相関があり、体が硬い人ほど動脈硬化の進行が早いことが示された。 若年層で柔軟性が高い群の平均PWVは1080m/秒、低い群は1085/秒、中年層では高い群は1200/秒、低い群は1260/秒、高齢層では高い群は1384/秒、低い群は1485/秒と、年齢が上がるほど脈の伝わり方は速くなった。
一般的に体力を知るための手段として、心肺機能の適応性、筋力や持久力などを調べ、酸素を呼吸や血液の循環で運ぶ能力をみる方法がある。研究ではそれに加え、柔軟性も体の動きを調節するために重要であることが示された。研究者らは、動脈硬化との関連についてさらに解明しなければならないとしながらも、「体力を良好に保つために柔軟性を保つことが重要な要素であることが確かめられた」と述べている。
糖尿病ネットワーク 2009/11/19

体の柔軟性が生活習慣病と関係があるという興味深い研究結果です。硬い体を柔軟にするのは、生まれ持った資質でなかなか難しいといわれますが、地道にストレッチを行うと少しずつ改善するそうです。肩や首、股関節などまわりやすい関節を無理せず、リラックスしながらよく回すのがいいそうです。リラックスするためにテレビを見ながら、体が暖まっているお風呂上がりにやるのがいいみたいです。
店長

2009年11月21日 (土)

コラム340 「ライト」たばこに切り替えると禁煙率が低下

「低タール」「ライト」などと謳うたばこには何ら健康面の利益がないことは以前から知られているが、ライトたばこに切り替えると禁煙成功率が低下することが新しい研究で示された。
米国で販売されるたばこのうち推定84%が低タール、低ニコチンなどを謳い、多くは「ライト」と呼ばれているという。このようなたばこが他のたばこよりも健康的であると考える喫煙者もいるが、専門家らによれば吸い込む発癌(がん)物質量は変わらず、疾患や死亡の比率が軽減されないこともわかっている。Tindle氏によると、吸うたばこの銘柄に関わらず、平均的喫煙者は喫煙しなかった場合と比べ、13、14年早く死亡するという。
英医学誌「Tabacco Control(たばこコントロール)」オンライン版に掲載された今回の研究では、過去1年以内に喫煙者であった3万800人を対象に米国で2003年に実施された調査の結果を検討。対象者の38%が「ライト」たばこに切り替えており、最も多かった理由は味がよいため(26%)であった。43%の人は1~3つの理由を挙げ、その1つに禁煙が含まれていたが、ライトたばこに切り替えた人は、禁煙の成功率が46%低かったという。
この理由として、Tindle氏は「過去の研究から、切り替えによって喫煙者の認知的不協和(cognitive dissonance)が解消されることが示されている」と述べている。「健康によい(とされる)たばこを吸っているから、リスクを心配する必要はない」との論理から、健康意識の高い人が喫煙を継続する可能性があるという。
一方、英ロンドン大学(UCL)のRobert West氏は別の理由も考えられると述べ、例えばライトたばこに切り替える人は既にたばこへの依存度が高く、禁煙しにくい人である可能性もあるとしている。対策としては、ヨーロッパではたばこに「低タール」など、安全性をほのめかす名称をつけることが禁じられているが、どう販売されているかに関わらず、長生きするには今すぐたばこをやめるのが最善であるとTindle氏は述べている。
医学誌「Journal of Epidemiology and Community Health(疫学・コミュニティーヘルス)」オンライン版に掲載された別の研究では、英ヨーク大学の研究チームが母子1万4,000組を追跡した結果、妊娠中に母親が喫煙すると、生まれた子どもの注意欠陥多動性障害(ADHD)などの行動障害リスクが有意に高いことが示されている。
HealthDay News 2009/11/12

最近、喫煙に関係の話題が多いですね。「禁煙する前に、まずはライトたばこに変えてみよう!」というのは、あまり禁煙にもつながらないし、健康被害も防げないようです。たばこを止めるなら、一念発起するしかないですね。電子たばこというのもあるそうですね。電気の力で霧状の気体を発生させる吸引機で、香料入りの煙を吸うものです。寂しさを紛らわす心理的効果しかないので、またたばこに戻ってしまうケースも多いようです。強い意志が必要ですが、禁煙治療など、医療の力を借りるのもいいかもしれません。
店長

2009年11月20日 (金)

コラム339 体内時計制御する遺伝子、太った人は働き異常 減量で正常化


肥満の人は、体内時計を制御している時計遺伝子の働きに異常があるとの研究結果を、日本大医学部などの研究グループがまとめた。大幅に減量すると正常化することも確認。メタボリック症候群や糖尿病、肥満症などの治療に結び付く成果だとしている。
同大の上野高浩准教授らは、代表的な時計遺伝子「ピリオド1」に注目。体重(キロ)を身長(メートル)の2乗で割った体格指数(BMI)が25以上の肥満男性12人(平均体重約91キロ)と、25未満の肥満でない男性15人(同約64キロ)とを比較した。 午前9時~午後9時までの遺伝子の働きを調べると、肥満でない男性は朝が活発だったが、肥満の人はあまり変動がなかった。BMI30(体重約82キロ)から24(約63キロ)に減量した30代男性は、遺伝子の働きが肥満パターンから肥満でないパターンに変わったという。グループは「肥満が原因で遺伝子の働き方がおかしくなった」と判断。「この遺伝子異常によって内臓脂肪の蓄積が促進され、脂質や糖質の調節もうまくできなくなるのではないか」とみて、遺伝子の働きを正常にする物質を研究している。
Nikkei Net2009年11月14日

肥満の人は朝が弱いってことなんでしょうか?肥満を治すと朝に活発になるみたいです。この結果と原因が逆の説もあります。時間的に不規則な生活をしていると、肥満が増える。いずれにしても規則正しい生活が健康にはいいのです。
体内時計とは、もともと体内に組み込まれた時間割のようなもので、睡眠・食事・運動などの生活リズムをコントロールしています。一説によると、人間が本来持っている1日の単位は25時間だとか。朝起きて太陽の光を感じることで体内時計をリセットして1時間早めて1日24時間の周期に合わせているそうです。
店長

2009年11月19日 (木)

コラム338 手洗い

みなみさん

今春に発生した新型インフルエンザは全世界に猛威を振っています。

厚生労働省は具体的な感染予防策のひとつとして、「手洗い」を挙げています。

どこでもできる身近な防衛策なので、正しい知識を身につけて実践したいものです。

せっけん液をしっかりと泡立て、手のひらだけでなく指の間、手首、爪の中まで30秒ほどかけて洗うと効果的だそうです。

実際に30秒を計って手洗いしてみると、とても長く感じました。

よく洗っているつもりでも、簡単に手洗いを済ませてしまっていたのですね。

また、手洗い後に手指消毒を行うとより効果的だそうなので、こちらも併せて実践してみたいと思います。

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2009年11月18日 (水)

コラム337 持続血糖測定システムの承認取得 

持続血糖測定(CGM:Continuous Glucose Monitoring)システムが、日本で初めて承認取得された。
CGMは、一定の間隔で継続的な血糖測定を可能とする血糖測定システム。CGMを用いることで測定が難しい血糖値の変動を把握できるようになり、糖尿病治療の最適化が可能になると考えられている。
今回承認された「メドトロニック ミニメド CGM-Gold」は、皮下に一時的に留置したセンサー(電極)により組織間質液中のグルコース濃度を連続測定(1日に最大288回)する血糖測定システム。測定をひとつのセンサーで最大3日間行い、得られた測定値をセンサーに接続された携帯型のモニタシステムに5分ごとに記録する。医師はパソコンを介して複数日にわたるグルコース値の日内変動などを解析し、目標値からの逸脱パターンを認識できるようになる。
自己血糖測定だけでは1日の測定回数が限られるため、測定値からグルコースレベルの総合的な変動傾向を示すのは難しく、さらに夜間就寝時などの測定が困難な場合では、無自覚の低血糖状態や、早朝に血糖値が上昇する「暁現象」などの変動を見過ごす可能性がある。また、血糖コントロールの指標として過去1~2カ月間の平均値を示すHbA1c値が重視されているが、血糖コントロールを改善しようとすると低血糖状態を招きやすくなるおそれがあると示唆されている。
「メドトロニック ミニメドCGMS-Gold」を用いることで、自己血糖測定やHbA1cだけでは測定できないグルコース変動をより正確に評価することが可能となり、個々の患者の状態に即したより良い治療方針の立案を支援することができるとしている。さらに、従来のインスリン注射療法に比べ、患者のライフスタイルに合わせたインスリン調節が容易な持続皮下インスリン注入法(CSII)「パラダイム インスリンポンプ」と組み合わせることで、より厳密な血糖コントロールを可能にする。
糖尿病ネットワーク 2009/11/ 6


欧米では2~3年前から承認されていた血糖値測定システムです。記事にもあるようにこれに小型インスリンポンプをつければ、非常に細かい血糖値管理ができるようになります。お風呂にはいるときに、外したり付けたりするのが面倒ですが、画期的な進歩です。あと、価格が安くなれば、特に1型糖尿病でお悩みの方々にたくさん使ってもらえるようになると思います。
店長
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2009年11月17日 (火)

コラム336 旬の食材『壬生菜』

みなみさん

家庭菜園で「壬生菜」を収穫しました。

「壬生菜」は葉先の丸みが特徴の京野菜で、ビタミンCが豊富です。

浅漬けやお浸しで食べるのが一般的ですが、さっぱりとしたクセのない口当たりなので和え物や炒め物などいろいろな調理法で楽しむことができます。

プチトマト、クリームチーズといっしょに壬生菜パスタにしてみました。

今や年中スーパーに出回っている「壬生菜」ですが、旬に味わうと香りも食感も格別です!

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2009年11月16日 (月)

コラム335 体力は45歳から急激に衰える


加齢に伴う体力の低下は、45歳を超えると加速することが新しい研究で示され、医学誌「Archives of Internal Medicine」に掲載された。ただし、スリムな体型を保ち、運動して喫煙を控えることによって、低下を緩やかにすることが可能だという。
研究著者で米ヒューストン大学(テキサス州)名誉教授のAndrew Jackson氏によると、米国社会保障庁では有酸素容量の閾値(いきち)を設定しており、この値を下回る場合は障害者とみなされるという。つまり、多くの人が若い年齢で政府からの傷病手当金の受給資格をもつことになり、すでに緊迫している経済状況をさらに悪化させる可能性がある。
今回の研究では、20~96歳の女性3,429人、男性1万6,889人を対象に、1974年から2006年にかけて33項目の健康診断のほか、生活習慣に関するカウンセリングを実施した。その結果、心肺適応性は一定の速度で低下するのではなく、45歳を過ぎると傾きが急になり、ボディマス・インデックス(BMI)の増加や喫煙、運動不足がある場合はさらに加速されることが判明した。「運動生理学の文献では、加齢と有酸素容量の低下が直線関係にあることが示されているが、実際はそうではないことが判明した」とJackson氏は述べている。この結果は男女ともに当てはまるという(ただし、女性よりも男性の方が急激な低下がみられた)。
データによれば、30~40代で過体重、運動不足、喫煙を避け、健康的な生活習慣を維持すれば、高齢になっても高い有酸素容量を保てることが示されている。過体重で運動しない喫煙者では50代、60代で現れるであろう健康問題を、70代、80代、ひいては90代まで遅らせることができるとJackson氏はいう。米レノックス・ヒル病院(ニューヨーク)のSuzanne Steinbaum博士も同様に運動を推奨しており、「運動をしなければいずれその影響が現れ、早く病気になることになる。運動は最も手近な薬であり、社会保障庁の見解もこれに一致している」と述べている。
HealthDay News 2009/11/5

1万人以上の被験者を30年以上も調査した研究結果なので、信憑性は高いと思います。45歳時点で、太っているかどうか?・タバコを吸っているかどうか?・運動習慣を持っているかどうか?がポイントですね。実は私、もうすぐ45歳の誕生日をむかえます。同年齢の仲間の中にも、太っている人はたくさんいますね。もうすぐ同窓会もあるんです。健康の話が多くなるんでしょうね。
店長

2009年11月15日 (日)

コラム334 食欲を抑制の仕組み解明 自治医大など、肥満治療に道


自治医大の矢田俊彦教授と前島裕子助教らの研究グループ(統合生理学部門)が、食欲を抑える強い作用を持つタンパク質の一種が脳で働く仕組みを解明し、米専門誌の電子版に発表した。「肥満や過食への新しい治療法の開発が期待される」としている。
食欲抑制タンパク質「ネスファチン」は、2006年に群馬大の森昌朋教授らのグループが発見。効果の強さからメタボリック症候群など肥満を伴う病気の治療に役立つとされたが、詳しい作用は不明だった。 矢田教授らは、ラットにネスファチンを投与し、その脳内の神経伝達回路の変化を調べた。その結果、ネスファチンが脳の視床下部にある摂食中枢に作用すると、ホルモンの一種「オキシトシン」が放出され、食欲を支配する神経を刺激して食欲が低下する仕組みであることが分かった。
ネスファチンによるこの仕組みが機能すると、食欲抑制ホルモンとして知られる「レプチン」が働かない肥満のラットでも、食欲を抑える効果があることも判明。同様にレプチン抵抗性を持つ患者でも有用である可能性が示されたとしている。
Nikkei Net 2009/11/6

この「ネスファチン」という成分が食欲を抑えるのでは・・・という研究成果が出たのは2年前です。今回は動物実験の結果、その仕組みまでがわかったという報告です。実際、肥満治療薬になるには、副作用研究やヒト試験などまだまだ、クリアしていく課題があります。早く実現化するといいのですが・・。食欲の秋ですが食べる行為が行われているとき、様々なホルモンによって食欲が起こっていることを時々思い出してみてくださいね。(そんなこと考えると食欲もなくなるかも・・。)
店長

2009年11月14日 (土)

コラム333 市民に歩数計を無料貸与 「100万歩達成」でプレゼント


福岡県宮若市は、市民に歩数計を1年間無料でレンタルし、「100万歩」を達成した人には、そのままプレゼントする事業を実施している。市内居住者を対象に参加者を、市の保健センターパレットで受け付けている。
この「歩数計貸与事業」は、市民の主体的な運動への取り組むを促す狙いで、40歳以上を対象に旧宮田町が1998年に開始した。自治体が歩数計を長期間貸しだしたり贈呈するケースは珍しいという。
同市でも、生活習慣病の発症につながる肥満やメタボリックシンドロームが増加し、医療財政を圧迫している。2006年の調査によると、高血圧症や脂質異常症、2型糖尿病などの生活習慣病の患者の割合は、74歳までの29%に上るという。糖尿病や高血圧が要因となり発症する慢性腎症により透析療法が必要となった患者数は64人に増え、医療費の16%を占める。
同市健康増進課は、「原因となるのは不適切な食生活や運動不足などの生活習慣。近場でも車で移動する人が増え、1日の平均歩数も減少傾向がみられる。歩数計を貸与することで、歩くきっかけをつくり運動不足の解消につながる」と期待を口にする。
市の目標はメタボリックシンドロームの該当者と予備群を2015年度までに25%減少すること。「1日3000歩ずつ歩けば、1年間の合計は100万歩に達する。季節は行楽の秋。ぜひ、ウォーキングに取り組んでほしい」と、市民に呼びかけている。
事業を開始してからこれまで約12年間で、歩数計を貸し出した市民は累計で400人以上になる。100万歩の到達は自己申告制だが、約6割が目標を達成、歩数計をプレゼントされた。参加者は50代-60代が多い。同課では「歩数を確認することでやる気が継続し、達成感も味わえる」と話している。
日本生活習慣病予防協会 2009.11.04

今はいろいろな機能のついた歩数計があるようですね。「消費カロリーがわかるもの」「歩いた距離が測定できるもの」「脈拍が測れるもの」など・・・。中にはパソコンにつないで健康管理を行い、インターネットを通じてコンサルタント会社が健康アドバイスいてくれるものも。また、若者向けに歩数計機能を持つ携帯型電子ペット育成ゲームといったものもありますので、必要な機能から適切なものを選ぶようにしましょう。
店長

2009年11月13日 (金)

コラム332 痛風:原因遺伝子を発見 予防や早期治療に有効な指標に


激しい関節痛が起きる痛風の主な原因遺伝子を防衛医大、東京大、東京薬科大など11機関の研究チームが初めて見つけた。尿酸の排出機能をつかさどる「ABCG2」という遺伝子に変異があると機能が低下し、痛風やその前駆症状である高尿酸血症につながりやすいという。
痛風は血中の尿酸値が高まって起きる生活習慣病。07年の国民生活基礎調査によると、通院患者は約85万人で、大半が男性。
防衛医大の松尾洋孝助教(分子生体制御学)らは、腎臓や腸で尿酸を体外に排出する役割を担っている輸送たんぱく質「ABCG2トランスポーター」に着目。痛風患者161人を含む228人の高尿酸血症患者(すべて男性)を対象に、このたんぱく質をつくる遺伝子を調べた。
その結果、病気にかかわる6種類の変異が見つかった。8割の患者は、機能が4分の3からゼロになる主要な2種類の変異の組み合わせを持ち、これが原因で排出機能が低下したと推定された。痛風の発症リスクが26倍に高まる変異も1割に見られた。変異は日本人の祖先が獲得し受け継いできたもので、日本人の半分以上が、いずれかの変異を持っていると推定される。松尾助教は「変異があれば必ず発症するわけではないが、予防や早期治療に有効な指標になる」と話す。
毎日新聞 2009/11/10

国内の痛風患者数は約30~50万、痛風ではないものの尿酸値が高い痛風予備群の人は、約 500万と推計されています。昔は贅沢病と言われていましたが、中高年者でも若年者でも増えています。「足の親指の付け根が、何かにぶつけたかと思うほど痛い」とある日突然感じるというのが、よくある痛風の始まりだとか。風が吹いても痛いから「痛風」と言うそうです。予防法は、プリン体を多く含む食品をなるべく控えることです。
店長

2009年11月12日 (木)

コラム331 季節のお花『キク』

みなみさん

日本の秋の花と言えば、菊の花ですね。

お供えのイメージが強い菊ですが、実はとても格式高いお花だそうです。

「菊を飾ると福がくる」とされ、お正月の生け花や、着物の柄にも菊が描かれています。

また、最近では「ピンポンマム」と呼ばれるコロンとした菊を、結婚式のブーケや髪飾りに使ったりするそうです。

菊の花言葉は「思慮深い」です。

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2009年11月11日 (水)

コラム330 【2008年国民健康・栄養調査】 運動習慣がありは3人に1人


「2008年度国民健康・栄養調査」の結果、運動については、運動習慣がある人は5年前と比べ男女とも増加しているが、3人に1人(男性33.3%、女性27.5%)にとどまる。また、意識的に身体を動かすなどの運動を「している」と回答した人の割合は、男性58.7%、女性60.5%で、男女ともに増加している。
1日の歩数の平均値は、男性では7011歩、女性では5945歩で、2003年と比べそれぞれ492歩、817歩減少した。「健康日本21」では歩数の目標値を、男性9200歩以上、女性8300歩以上としており、現状ではそれぞれ2000歩以上足りていない。
最近1ヵ月間にストレスを感じたことがあると回答した人の割合は男性で57.9%、女性で64.1%に上り、2003年と06年の調査時とほぼ同様の水準になった。1日の平均睡眠時間は、男女とも「6時間以上7時間未満」がもっとも多く、男性35.0%、女性36.5%。5時間以上6時間未満が男性22.1%、女性25.6%、5時間未満が男性5.1%、女性6.2%いた。「睡眠で休養がとれていない」と回答した人は、男性18.4%、女性19.6%だった。
日本生活習慣病予防協会2009.11.10

昼夜共に寒さを感じる季節となりましたが、やはり健康のための運動は歩くことが基本ですね。おすすめは「一駅ウォーキング」です。通勤の時にわざと一駅前の駅で降りて歩く。買い物の時にわざと遠いスーパーまで歩いて行く。これなら、時間を作ってわざわざ運動習慣をつけることをしなくてもいいし、外の景色を見ながら歩くと季節の変化を発見できて、楽しい気分になることもありますよ。
店長

2009年11月10日 (火)

コラム329 マロングラッセ

みなみさん

先日の栗拾いで収穫した栗を、マロングラッセにしてみました。

皮むき1時間、筋取り1時間、アク抜き4時間、煮込みに6時間・・・・・。

途中で煮くずれしないよう1個ずつガーゼに包み慎重に煮込みました。

とても手間がかかり途中で何度も挫折しそうになりましたが、なんとか完成!

手間がかかった分、できあがりのマロングラッセが愛おしく思えました。

とっても美味しかったです。

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2009年11月 9日 (月)

コラム328 【2008年国民健康・栄養調査】 中年男性の3人に1人が肥満


厚生労働省は、「2008年度国民健康・栄養調査」の結果概要を発表した。BMI(体格指数)が25以上の肥満者の割合は、男性28.6%、女性20.6%。男性では40歳代が35.9%、50歳代が32.4%と高く、3人に1人が肥満となっている。年次推移をみると、男性の20~60歳代の肥満者の割合は伸びているが、2000年以前の5年間に比べると伸び率は鈍化している。
また、女性の40~60歳代の肥満者の割合は21.7%で、年々減少しているが依然として20%を超えている。一方で、BMIが18.5未満のやせの割合は、20歳代が22.5%、30歳代が16.8%と高く、年次推移でも20歳代の女性で横ばいの状況にある。
メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)の該当者は、男性が25.3%、女性が10.6%で、予備群は男性21.9%、女性8.3%だった。昨年の調査に比べともに男性で微減し、女性で微増した。
体重を減らすために食生活で行っていることは、男性では「食事の量を調整」(49.3%)がもっとも多く、次いで「菓子や甘い飲み物を調整」(33.9%)、「バランスのとれた食生活」(30.3%)と続く。
一方、女性では、「夜遅い時間の食事を控えている」(49.6%)がもっとも多く、「菓子や甘い飲み物の調整」(47.5%)、「食事の量を調整」(46.2%)と続く。
日本生活習慣病予防協会2009.11.10

中年男性で少し肥満が増えているものの、その増加率は減って、全体的には肥満が減少傾向にあるようです。男性で「食事の量を調整している」方が多いのは、時代の傾向でしょうか?男性はガッツリたくさん食べる印象は過去のものなのでしょうか?女性は「夜の遅い時間の食事を控えている」方が多いのは、仕事に出る女性が多くなった時代背景でしょうか?
店長

2009年11月 8日 (日)

コラム327 喫煙率、過去最低 男性36.8%、20歳代が大幅減


厚生労働省が公表した08年の国民健康・栄養調査で、男性の喫煙率が36.8%と調査開始の86年以降で、過去最低になったことが明らかになった。女性は9.1%で01年以来7年ぶりに10%を下回った。厚労省生活習慣病対策室は「受動喫煙など、たばこの害に関する理解が広がった影響では」とみている。
調査は全国約8149人の男女が対象。86年当時の喫煙率は男性は59.7%、女性は8.6%だった。
5年前の03年と比較すると、男性は46.8%から10ポイントの大幅な減少。女性は11.3%から2.2ポイント減った。世代別で最も減少幅が大きかったのは男性の20歳代で、55.8%が41.2%に下がっていた。その他、男性の30歳代、50歳代、70歳以上での減少が目立った。
法律で禁じられている20歳未満で喫煙を始めた人の割合も調べており、男性は5年前の43.8%から29.1%に。女性は26.9%から16.5%となり、どちらも減っていた。
朝日新聞 2009/11/10

喫煙が健康被害の大きなリスクであるとWHOも公表しています。そんな中の調査結果ですから意味がありますね。「喫煙場所はどんどんなくなった」「たばこ購入時にTaspoカードが必要」「今後たばこ税アップ」といろいろたばこを止める方向に世の中が動いていますね。なかなかやめられないという方も多いかと思いますが、一念発起するときではないでしょうか?
店長

2009年11月 7日 (土)

コラム326 肌のトラブル 安全治療にLED


ニキビなど皮膚科の治療法に、LED(発光ダイオード)を導入する医療機関が増えている。レーザー治療に比べ即効性はないが、熱を使わないため安全性が高く、光の色を変え様々な症状に対応できるのが特徴だ。
例えば青色LEDは、皮脂腺にたまりやすいポルフィリンという物質に働きかけ、活性酸素を発生させる。活性酸素は、皮脂腺の活動を抑えニキビができにくくなる。赤色はアンチエイジングなどに効果が見られるという。
大阪市中央区のトキコクリニックでは、従来の治療で効果が見られない患者らを中心に、LEDを使っている。ニキビなどが大幅に改善される例もあり、好評という。
光と肌の関係に詳しい同志社大スキンエイジング・アンド・フォトエイジングリサーチセンターの市橋正光教授(70)は「光には細胞の活性を引き出す可能性が秘められており、新しい治療法が確立される分野だ」と話している。
朝日新聞 2009/10/15

光にはいろいろな作用があるかもしれませんね。光の色を様々に変えて多岐にわたる効果を生み出せるかもしれません。記事にあるクリニックのホームページをのぞいてみました。7色のLEDを搭載した密閉されたカプセルの中で、全身に降り注ぐミストサウナを前進に受ける療法で、ストレスや疲労の解消、冷えや身体のこりの改善、脂肪燃焼、美肌などに効果的だそうです。
店長

2009年11月 6日 (金)

コラム325 生活習慣病・がん、皮膚のガスから診断 国立循環器病センターなど開発着手


国立循環器病センター研究所等の共同チームは、皮膚から出る微量ガスを調べて病気を診断する新型装置の開発に着手した。皮膚表面に当ててガスを検出・分析するもので、血液検査のように痛みを伴わない。3年後をメドに試作装置を完成させ、糖尿病をはじめとする生活習慣病やがんの早期発見などに役立つ医療機器を目指す。
病気によっては特有の微量成分が皮膚などから放出されている。糖尿病だと、皮膚からのガスにアセトンという物質が1PPM(PPMは100万分の1)ほど含まれるほか、乳がんや頭けい部がんの患部からは、ジメチルトリスルフィドという物質が出ることが分かってきた。このため、嗅覚(きゅうかく)が優れる犬を使い、がんを発見しようという試みもあるという。
Nikkei Net 2009/10/16

非常に興味深い研究です。皮膚からのガスで病気が発見できれば、医療は急速に改善することになるでしょう。犬ががんを発見するという試みもすごいです。別の研究ですが、犬がヒトの尿の臭いをかいで膀胱がんを発見できるという研究もあります。その結果、平均の正解率は約41%ですが、犬種によってその成績はちがい、最下位は雑種犬の11%であったが、他のブランド犬は最高56%の正解率を示したそうです。犬種を選び訓練を重ねれば、優良な検査方法になるかもしれません。
店長

2009年11月 5日 (木)

コラム324 栗拾い

みなみさん

栗拾いに行ってきました。

栗は木に生っているものでなく、落ちているものが熟しているサインだそうです。

だから同じ味覚狩りでも、「栗狩り」とは言わず「栗拾い」なんですね!

栗のイガを靴の裏で広げ、「みつけたっ!!」と思っても、よく見ると虫に食べられた穴が・・・・・。

現地の方に美味しい栗の選び方を教えていただきながら、大きくてツヤのある栗を袋いっぱい拾いました。

清々しい秋空の下、とても楽しい1日になりました。

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2009年11月 4日 (水)

コラム323 やせてても「メタボ」 国際組織が新たな基準


メタボリック症候群の基準をどうするか検討していた国際組織が、内臓脂肪の量をみる腹囲について「大きくなくてもメタボの恐れあり」との見解をまとめ、新たに統一の基準を作った。日本のメタボ基準では腹囲が必須条件。だが、専門家からは「やせていて病気のリスクが高い人を見落とす恐れがある」という声も出ていた。
メタボリックは「代謝」を意味しており、肥満や高血糖といった問題が重なると、心筋梗塞(こうそく)や脳卒中を起こすリスクが高まるという考えが基本にある。国際糖尿病連合(IDF)はこれまで日本と同様に腹囲を必須条件にしていたが、米国はそうではなく、基準がバラバラだった。今回統一見解に加わったのはIDF、世界心臓連合、国際動脈硬化学会など六つの組織。議論の結果、腹囲のほか中性脂肪、HDLコレステロール、血圧、血糖値を加えた5項目のうち、3項目以上の検査値に異常があれば、メタボとすることに決めた。腹囲が普通でも、血圧や血糖値などに異常があればメタボということになる。腹囲の値は、国や民族ごとにそれぞれ定めるとしている。
日本では男性85センチ以上、女性90センチ以上という腹囲であることが第一条件。ただ「女性の方が大きいのは変だ」との声が国内外から出て、厚生労働省の研究班が測定値を見直す作業を進めている。
また、太っていなくても血圧や血糖値といった異常が重なる人は日本人に多く、心筋梗塞や脳卒中のリスクも高いことが調査でわかっている。腹囲が大きくないと特定健診にもとづく保健指導の対象にならないのが現状だが、「やせていてリスクの高い人への対策が不十分」との指摘があった。新しい世界基準だと、こうした人たちもメタボに含むことになる。
日本の立場を代表して議論に参加した日本糖尿病学会理事長の門脇孝・東京大教授は「血圧や血糖値などの異常が重なる原因の多くは内臓脂肪の蓄積だとわかってきており、有効な対策を考えるためにも腹囲を必須にした方がいい。日本としては今の基準を堅持する」と話している。
朝日新聞 2009/10/29

世界には複数のメタボ診断基準があり、少々混乱が生じているようです。今回の基準発表によって診断基準が国際的に統一され、腹囲が診断の必須条件から外れる方向にあります。今回の統一は、国際的に日本の特異さを際立たせることになりそうです。内臓脂肪が多いことは高血圧や糖尿病につながることはほぼ間違いありませんので、それを重要なリスク要因にするのは問題ないと思います。ただ、「やせていてリスクの高い人を見逃すような基準」ならば、日本の基準も見直した方がいいかもしれません。
店長

2009年11月 3日 (火)

コラム322 読書週間

みなみさん

10月27日~11月9日までの文化の日を挟んだ2週間は、「秋の読書週間」です。

この読書週間には、本の読み聞かせや講演会が日本各地で行われています。

テレビやラジオ、インターネットが普及している現代、若者をはじめ日本人の活字離れが話題になっていますが、秋の夜長にじっくりと読書を楽しむというのも良いかもしれません。

我が家の長男は、お気に入りの絵本の内容を得意気に弟に話しています。

読書週間を機会に、息子たちへの読み聞かせの時間も増やしてあげたいと思います。

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2009年11月 2日 (月)

コラム321 インターネット利用で脳の老化を防止

インターネットを利用することより、高齢者の脳機能がわずか数日で向上することが新しい研究で明らかにされた。
研究著者の1人で米カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)教授のGary Small博士によると、それまでほとんどインターネットの経験のなかった人が約1週間インターネット利用するだけで、特に決定を司る脳部位の活性が大幅に向上したという。ネットを利用するときは多くの意思決定をする必要があることから、このことは理にかなっていると同氏は述べている。この研究は、シカゴで開催されたニューロサイエンス学会年次集会で発表された。
現在、多くの専門家が精神機能について「使わないとだめになる」という考え方を支持している。米アルバート・アインシュタイン医科大学(ニューヨーク)のRichard Lipton博士によると、認知活動をしている人では機能や物事の全体像を見通す能力が優れていることは何年も前から知られており、パズル、楽しみで文章を書くこと、チェスなどの認知活動を楽しむことが、加齢による認知機能の低下を抑え、認知症の予防にもなるという。
今回の新しい研究は、この考え方を21世紀に持ち込んだもの。神経学的に正常な55~78歳の成人24人を対象に、インターネット利用をしてもらうと同時に、MRIによる脳スキャンを実施した。被験者の半数は以前から日常的にネットを利用しており、半数はほとんど経験がなかった。最初のMRI検査の後、被験者には2週間にわたり1日1時間、毎日インターネット利用をするよう指示し、その後もう一度脳スキャン行った。
その結果、試験開始時には以前からネットを利用していた人の脳活性が大幅に高かったが、自宅でインターネット利用を実施した後は、始めたばかりの人でも経験者との間に差がみられなかったという。「この結果から、認知活動をしているときの脳の活性パターンは比較的短期間で変化することがわかる」とLipton氏は述べている。
HealthDay News 09/10/29

パズルや漢字クイズなど、「脳トレ」といわれる認知症予防のためのトレーニングが盛んに行われていますね。脳の若返りのためには非常にいいことだと思います。インターネットもこのようなトレーニングと同様の効果があるのですね。ただし、ネットの使い方には注意が必要です。ギャンブルやショッピングに夢中になってしまうのはよくないでしょう。
店長

2009年11月 1日 (日)

コラム320 新しい経口2型糖尿病治療薬を承認―厚労省

厚生労働省は10月16日、経口2型糖尿病治療薬(商品名「ジャヌビア錠」「グラクティブ錠」)を正式承認した。日本で初の「選択的DPP-4阻害薬」で、新しいメカニズムを持つ経口2型糖尿病治療薬の正式承認は10年ぶり。
新薬は膵臓に働きかけ、インスリン分泌を強くするが、血糖値が正常、低値ならインスリン分泌を増強しないため、低血糖にはならない。また、国内外の臨床試験により、体重変化がないことも明らかになっている。
Nikkei BP Net 2009/10/29

この新薬はすでに海外では発売実績があり、評価も高いようです。インスリン分泌に関わる糖尿病治療薬として、SU剤という薬がありますが、低血糖の副作用が出る場合があります。この新薬は、副作用が少ないところが高評価につながっているようです。最初は第一選択薬とはならないようですが、新薬で糖尿病治療に新しい光がさすことになるでしょう。
店長