コラム314 鼻から吸って、肌にはって…痛くないワクチン開発進む
新型の豚インフルエンザの感染が広がるなか、ワクチン接種が始まったが、痛みを我慢して注射針を腕に刺すといった接種のイメージが将来、変わるかもしれない。鼻スプレーや、肌にはるタイプのワクチン開発が進んでいる。子どもの負担を減らそうと、努力も続く。
東京都世田谷区にある「ふたばクリニック」の広瀬久人院長は言う。鼻の粘膜にスプレーするタイプの季節性インフルエンザワクチンを米国から輸入して使っている。 米国では今月5日、新型の豚インフルワクチンの接種も始まった。使われたのが、このスプレー式ワクチン。 日本ではまだ承認されていないため、医師が個人輸入した。接種は自己責任、費用は自己負担だ。 ただ、季節性用は量が限られ、新型用は輸入されていない。
日本で使われているワクチンは体に注射する方式で、最初にウイルスが感染する場所である鼻やのどの粘膜には増えにくい。聖マリアンナ医科大学(川崎市)の清野研一郎准教授は「スプレー式だと、鼻や気道の粘膜にも抗体が分泌されるようになり、ウイルスの体内への侵入を防げると考えられている」と話す。
朝日新聞 09/10/24
国内の研究機関でスプレー式ワクチンと肌に貼るタイプのワクチンの実用化研究が進められています。肌に貼るタイプはシートに長さ0.5ミリのワクチン液が付いた突起が100~250本並んでいて、貼ると溶け出し体内に吸収されるのだそうです。貼ったときの痛みはないという結果が出ています。子どもが何度も痛い思いをせずに済み、連れてくる親の負担も減らせることになるかもしれませんね。
店長