« コラム317 駅の道 | メイン | コラム319 がん検診「重要」97%、だけど未受診50%超 »

2009年10月30日 (金)

コラム318 アジアの骨粗鬆症は30年間で2~3倍に増加 国際調査

「国際骨粗鬆症財団(IOF)」は、この30年間にアジア地域で股関節部の骨折発生率が2~3倍に増加したことが、アジアの14の国や地域を対象とした調査であきらかになったと発表した。調査結果は報告書「アジアの骨粗鬆症の疫学・医療費・負担 2009」にまとめられた。
アジア人では欧米人に比べ骨粗鬆症が少ないと考えられていたが、調査では脊椎骨折がアジア人でも一般化していることがあきらかになった。股関節部骨折の数は香港で3倍、シンガポールで5倍に増加し、日本でも75歳以上の高齢者で12年間に劇的に増えている。中国では50歳以上の約7000万人が骨粗鬆症で、股関節部骨折は年間約68万7000件に上る。 増加の要因として、ビタミンDの不足と、カルシウム摂取不足を挙げている。調査対象となったアジア地区では、FAO/WHOが定めたカルシウム推奨摂取量(成人)が1日1000~1300mgであるのに対し、平均摂取量は450mgだった。 アジア地域の多くの国や地域で人口が増加し、寿命が延び高齢化も進んでいる。同財団は、対策を施さないと、2050年までに全世界の骨折による負傷のおよそ半数がアジア地域に集中するようになると予測している。
日本生活習慣病予防協会 09/10/23

骨粗鬆症の推定患者数は女性800万人、男性200万人の合計1,000万人に達するといわれています。とりわけ女性は、男性に比べてそもそも骨量も少ないうえに、閉経後にホルモンのバランスが崩れて骨粗鬆症になる割合が高く、患者全体の8割を占める状況です。骨粗鬆症の恐ろしいところは、自立した生活がおくれなくなる可能性を秘めている点です。骨が弱り、骨折や疼痛(とうつう)になって、歩行障害に進行します。そうなると、買い物や娯楽を求めての外出をだんだんと控えるようになっていき、家に引きこもったり、寝たきりの状態になってしまい、そのまま介護を必要とする生活に移行してしまう可能性が高まっていきます。予防法はビタミン、カルシウムを多く含む食品を摂ること、飲酒・喫煙・運動不足などのマイナスの生活習慣を直すことです。
店長