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2009年8月28日 (金)

コラム255 性ホルモンたんぱく質が2型糖尿病の予測因子に


体内で性ホルモンを搬送し活性化するたんぱく質、性ホルモン結合グロブリン(SHBG)が2型糖尿病の発症リスクの予測因子となることが新しい研究で判明し、米医学誌「New England Journal of Medicine」オンライン版に掲載された。
SHBGは血液中のテストステロン(男性ホルモン)およびエストロゲン(女性ホルモン)の濃度を制御するたんぱく質である。SHBG値が低いと2型糖尿病発症リスクが高く、研究グループは、このたんぱく質が2型糖尿病の発症にも関与していると考えている。
米カリフォルニア大学ロサンゼルス校の研究では、1993年に米国で開始された大規模心血管研究である「女性健康調査」に参加した閉経後の女性718人(このうち糖尿病患者359人)のSHBG値を調べたほか、同様の大規模研究「医師健康調査II」に参加した男性340人についても検討した。
SHBG値は、従来の危険因子や、最近用いられるHbA1C値やC反応性たんぱく(CRP)値などよりも、2型糖尿病リスクの予測に優れているという。
NIKKEI NET アメリカ09/8/13

米国では、性ホルモンと糖尿病の関係について研究が多くされているようです。米国のジョーンズホプキン大学では、男性ホルモンの量が正常より低めの男性は、糖尿病を発症しやすいことがわかっています。また、女性の場合も閉経後に女性ホルモンが減少すると糖尿病が進行しやすくなるそうです。カリフォルニア大学サンフランシスコ校の研究では、女性がホルモン療法を行うと糖尿病を発症しにくくなることがわかっています。男性も女性も性ホルモンと2型糖尿病進行には関連があるようです。これを利用して、糖尿病を早期発見できる検査指標ができればいいですね。
店長