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2009年7月19日 (日)

コラム215 20代で言語スキルが高い人はアルツハイマー病になりにくい

若い頃に言語能力が優れていた女性は、アルツハイマー病に特徴的な脳の変化が認められる場合でも、アルツハイマー病を発症しにくいことが明らかにされた。このほか、アルツハイマー病の症状のない女性の脳には大きなニューロン(神経細胞)がみられることが判明し、米医学誌「Neurology(神経学)」オンライン版に掲載された。
米ジョンズ・ホプキンス大学の研究では、尼僧を対象とするアルツハイマー研究に参加し、死亡した尼僧38人の脳を調べ、記憶障害があり、脳の所見に変化のみられたグループと、脳の所見の有無にかかわらず記憶障害のなかったグループとに分けた。被験者が10代後半から20代前半で最初に修道院に入ったときに書いた小論文を分析して、10語当たりの発想数などから言語スキルの豊かさを評価した。その結果、記憶障害のなかった女性は、症状のあった女性に比べて、言語テスト(文法を除く)の成績が20%高いことが判明した。
脳内に一定量の病理学的所見があるにもかかわらず、認知機能が正常な人がいることは驚くべきことだとIacono氏はいう。今回の知見は20~30歳前から認知面の予備力が蓄えられ、高齢になってからこの予備力を使うことによって認知症の徴候が現れるのを避けることができるという「認知的予備力」仮説に一致している。
Health Day News 09/7/8

スピーチや文章を書くことが上手い人は、自然と脳トレーニングがされているのかもしれませんね。やはり脳の老化を防止するためには、若い頃から脳を鍛えることが役立つようです。記事にもあるとおり、20~30歳に脳を鍛えると、脳力が蓄えられ、この蓄えが高齢になってから使われるという仮説が有力視されています。日本には日本人すら読めないような難しい漢字があります。漢字力をアップさせるといいかもしれませんね。難解な漢字をクイズに出すテレビ番組をよく観ますが、「仄仄」(ほのぼの)、「只管」(ひたすら)・・・なんていう漢字を読める人をみると「すごいなぁ」と思ってしまいます。
店長