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2009年6月20日 (土)

コラム187 病院団体、終末期医療の指針作成

約2000の民間病院でつくる全日本病院協会(東京・千代田)は、死期が迫っている患者に対する延命治療について、患者本人の意思を尊重して開始や中止を判断することなどを定めた「終末期医療に関するガイドライン」を公表した。
終末期の患者への人工呼吸器や栄養補給、投薬などの開始、継続、中止の判断は、本人の「生前の意思表明(リビングウィル)を尊重して対処する」と規定。意思は文書に残すことが望ましいとしつつも「口頭」も認めた。
日本経済新聞 09/06/09

死期が近づいたときの治療方法を、患者が事前に選ぶためには、インフォームド・コンセントと呼ばれる医師から患者への説明がとても大切です。しかしながら、「不治の病となったとき」「脳死状態になったとき」・・・こんな状態が一体どういう状態であるのか?一般の方では理解しがたいことでしょう。「苦痛を和らげる治療をどこまでやるのか?」「植物状態になっても延命治療をするのか?」。患者さんにとっても、医師側にとっても非常に難しい問題です。いずれにせよ、病院団体からガイドラインが出されたことは、終末期医療の方向性が決まってきたと言えますね。インフォームド・コンセントの問題が放置されないことを望みます。
店長