コラム163 50歳体力 死亡率の指標…心筋梗塞などリスク低下
50歳のとき、速足(時速6.4キロ程度)での歩行に相当する身体活動が無理なくできる体力があれば、心筋梗塞(こうそく)などで死亡する危険性が低くなることを、筑波大の研究チームが突き止めた。20日発行の米医師会誌(JAMA)に発表した。
50歳の男性を体力が普通の群(時速6.4~7.8キロ程度で歩行できる)、低い群(普通以下)、高い群(時速7.9キロ程度以上で歩行できる)の三つに分けて比較したところ、低い群の心筋梗塞による死亡率は普通群の1.4倍、高い群の1.47倍になった。すべての死亡率でも、低い群は普通群の1.7倍、高い群の1.56倍と高くなった。
普通群と高い群はほとんど差がなく、少なくとも普通群程度の体力があることが、心筋梗塞や死亡の危険性を減らす可能性があるとみられる。40歳、60歳で比較しても、体力のある方が死亡や心筋梗塞などの危険性が低かった。女性の場合は、男性の約8割の体力で同様の結果が出た。
毎日新聞 09/05/21
50歳の時の体力で心筋梗塞の危険度が予測できるというのは、大変わかりやすい指標ですね。時速6.4キロの歩行というのは、かなり速いスピードです。目安は1分に約100mを歩く計算になります。ちょっときつめのウォーキングといった感じでしょうか。暴飲・暴食した肥満の方にはちょっとツライかも知れませんね。自分のペースに合わせた無理のないウォーキングでも、続ければ十分、基礎体力をつけることはできますよ。30分くらいしっかり歩くのがいいでしょう。
通勤や買い物に出かける時に、最寄り駅の一つ手前の駅で降りて歩いてみてはいかがでしょう。運動することを目的にするとプレッシャーになるので、普段通ることのない道をぶらぶら歩いてみるのもいいのでは。時にはおもしろいお店を見つけたり、見慣れない風景を見て気分転換ができるかもしれません。
店長