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2009年5月20日 (水)

コラム156 食後高血糖は、糖の吸収を穏やかにすることで糖尿病への進行を抑えられる

糖尿病の発病と食事の関係について、最近の学説についてご紹介しましょう。血糖値が気になる方だけでなく、すでに糖尿病の方にもお役に立てる話です。
2型糖尿病は、発病する前に食後高血糖という段階を経て進行するということがわかっています。食後高血糖とは、空腹時血糖値やHbA1cといった糖尿病検査はそれほど高くはないが、食後2時間の血糖値が高い状態をいいます。この状態が長く続くと糖尿病を発病すると言われています。
先日、「The Lancet」という世界的に権威のある医学雑誌に、「食後高血糖の人に、食事の糖の吸収を抑制する薬を早めに投与したところ、糖尿病の発病を飛躍的に抑えることができた。」という内容の論文が掲載されました。つまり、食事時の糖の吸収を穏やかにして、食後に血糖値が急激に上がらないようにすれば、糖尿病を予防できるという訳です。薬を使わなくても、食習慣を工夫することで、効果は期待できます。このことはすでに糖尿病と診断されている方にも有効と言われています。
具体的な食事の摂り方は、明日以降連載していきます。
店長