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2009年4月29日 (水)

コラム135 豚インフル、警戒レベルをフェーズ4に引き上げ WHO

世界保健機関(WHO)は27日夕、豚インフルエンザに対する警戒レベルをこれまでの「フェーズ3」から「フェーズ4」に引き上げることを決めた。メキシコや米国を始めとする世界各地での急速な感染拡大を受け、人から人への感染が増加する段階になったことを初めて認めるものだ。
マーガレット・チャン事務局長は委員会終了後、声明を出し、「引き上げは世界的大流行(パンデミック)を引き起こす可能性が増したことを示している。だが、それが不可避ということではない」と強調。「ウイルスの広がりを考えると、発生を封じ込めるのは不可能だと考える。いかに抑えていくかに焦点を当てるべきだ」とし、被害拡大の防止に全力を尽くすべきだとの考えを示した。
声明はまた「国境封鎖や渡航制限を行わないよう勧告する」とし、「季節性インフルエンザ用のワクチンの製造を続ける段階だ」と強調した。
WHOのケイジ・フクダ事務局長補は委員会終了後、記者会見し、警戒レベル引き上げの理由について、疫学上のデータとウイルスの毒性など「純粋に専門的見地から決定した」と説明。1段階の引き上げにとどまったことについてフクダ氏は「地域社会レベルでの持続的な感染拡大が広がっている証拠を確認できなかったため」とした。ただ、警戒レベルの一層の引き上げについては「状況次第で引き上げる可能性もあるし、戻すかもしれない」と含みを持たせた。
WHOは被害が拡大しているメキシコなどに対して、感染拡大の防止策と監視体制の強化などを求めるとともに、まだ感染報告のない国々についても、パンデミックに対する準備やワクチンの備蓄などを呼びかける。

Asahi.com

狂牛病、鶏インフルエンザ、SARSなど、目に見えないウイルスの仕業とあって今回の豚インフルエンザも怖いですよね。メキシコに端を発して、渡航し帰国された方がその国でウイルスを伝染させてしまうため、メキシコ以外の数カ国でも発症者が報告されています。成田空港でもメキシコからの航空機が到着するやいなや、万が一を想定して水際で食い止めるべく、空港検疫所が検疫官を機内に乗り込ませて乗客の健康状態をチェックしていましたね。感染者無しという報告でしたが、これからの厳戒態勢は続くものと思われます。
今回のインフルエンザは、豚インフルエンザ(H1N1)が変異した新型インフルエンザで、4月29日現在では、日本国内で発生が認められていません。今後の公的機関などの新しくかつ正しい情報に注意しましょう。
店長