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2009年4月 5日 (日)

コラム111 話し手、聞き手の血圧はどう変化する?

話し手側と聞き手側の血圧の変化を見ようという実験が行われたそうです。まず、被験者として男性43名、女性51名の学生が選ばれました。話し手側に対応する状況として、これらの人は「演説」を実施しました。逆に、聞き手側に対応する状況として、女性が見知らぬ男性の話を聞かされるという場面が作られました。

検査は、そのときの血圧と心拍数を測定することで実施されました。

測定結果によると、話し手側、すなわち実験で演説した側は、心拍出量の増大によって、血圧が上昇する傾向がありました。

そして、受け手側、すなわち実験で見知らぬ男性の話を聞いた側は、末梢血管抵抗という現象によって血圧が上昇する結果となりました。

末梢血管抵抗とは、緊張などが関係して一時的に血液が通る血管壁が固くなったり、収縮して、血流を遅らせてしまうような状態をいいます。

また、話し手側は、内向型の人ほど血圧が上昇し、聞き手側では、外向型の人ほど血圧が上昇するという興味深い結果も出たというのです。

このように、普段の会話の中でも、緊張感をもって「うまく伝えよう」「よく聞こう」といった場合には、それぞれ心臓ポンプや血管の状態が変化して血圧に微妙な影響を与えるようです。

血圧の変動には、精神的な変化が微妙に影響するということを示した話でした。難しいことではありますが、なるべくリラックスした状態で話すのが血圧には良いようですね。

店長