コラム36 インスリンポンプ利用者が世界で増えている
24時間装着して、インスリンを体に注入する装置「インスリンポンプ」の利用者が世界中で増えている。携帯電話ぐらいのサイズで、本体は服のポケットに入れて持ち運ぶことができる。腹やお尻などの皮下脂肪に入れた細い管から、微量のインスリンを24時間自動的に注入し続ける。食事前などにスイッチを押せば、追加注入もできる。特に1型糖尿病患者で、使用者が世界中で急速に増えており、25万人以上とみられている。使用率は米国、イスラエル、ドイツで15~20%に達し、オランダ、スウェーデン、フランス、スイスでも10%前後となっている。
1月7日 Diabetes UK 公表
インスリンポンプは簡単に言うと「24時間自動インスリン注入装置」。(添付写真)日本でも昨年、インスリンポンプの診療報酬が1.5倍に改定され、導入する医療機関が増えるとみられています。
利便性も向上しており、最新機種では時間帯に合わせてインスリン注入量が変わるようにプログラムする機能もついています。ご使用の方の意見は、「糖尿病を特に重い病気だと思わなくなりそうです。視力の低い人が毎日コンタクトをつける習慣があるのと同じ感じです。」とのこと。糖尿病の治療目的は、網膜症、腎症、神経障害といった合併症を予防し進行を抑え、心筋梗塞、脳卒中などを防ぎ、健康な人と変わらない寿命を確保することです。
こういう装置があることを知識として、知っておいてください。
