2012年5月15日 (火)

コラム1427 散歩

みなみさん

 

樹々も芽吹き、外にでるのが楽しくなるこの時期は、
こころを元気にしてくれる散歩をおすすめします。
植物の芽吹きや、鳥の鳴き声、土の匂いや、子供の笑い声。
散歩には、五感を目覚めさせてくれるポイントがあふれています。
目的地に向かうための手段ではなく、運動目的のウォーキング
でもなく、季節の変化を身体で感じながら、
ただぶらりと歩いてみる・・・
そんな贅沢な時間を愛した文学者のひとりが、かの有名な夏目漱石。
「あまりに天気が好いので散歩に出たくなる・・・」など、
漱石の日記にはしばしば散歩についての記述が登場しています。
心にも身体にも、いいことがたくさんある散歩。
過ごしやすいこの季節に、始めてみてはいかがでしょうか。

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2012年5月14日 (月)

コラム1426 運動とコンピューター操作 両立すると高齢者の認知能力が向上

コンピューターの利用と運動が伴うと、高齢者の記憶力の低下を抑えられるという研究が発表された。

コンピューターにはメモリ(記録装置)が備わっているが、コンピューターを使っていれば、あなたの脳の記憶能力も向上する――適度な運動と、コンピューターを利用することで得られるメンタルな刺激が両立していると、加齢とともに記憶力が減退するのを抑えることができるという研究を、米メイヨークリニックの研究者が発表した。

今回発表された研究では、コンピューターを使った作業と適度な運動が両立すると、70歳以上の高齢者の脳機能を保護する相互的な作用を得られると発表された。 

研究チームは、ミネソタ州オムステッド郡に在住している926人の高齢者(7093歳)を対象に調査した。過去1年以内の運動とコンピューター使用状況について自己報告のアンケートを行った。活発なウォーキング、ハイキング、エアロビクス、レジスタンス運動、ゴルフカートなしのゴルフ、水泳、ダブルス・テニス、ヨガ、マーシャルアーツ(武術)、運動器具と重量挙げなどを、適度な運動とした。メンタル面での活発な刺激には、読書、手工芸、コンピューターの使用、ゲーム、音楽演奏、グループや社会の活動、テレビ以外の観劇などが含まれる。人口の多い1950年代生まれのベビー・ブーマー世代は、60歳以上に到達している。

軽度認知障害は、老化にともなう正常な記憶低下と初期アルツハイマー病の中間段階に位置する。運動とコンピューター使用を並行している高齢者では、軽度認知障害といった神経学上のリスクがどれだけ抑えられているかを調査した。 

その結果、運動もコンピューター使用も行わない高齢者では、20.1%で正常な認知能力が示されたが、運動とコンピューター使用が両立している高齢者では、その割合は36.0%に上昇した。軽度認知障害のサインが示された割合は、前者が37.6%だったのに対し、後者では18.3%に抑えられていた。 

日本生活習慣病予防協会 2012/5/9

 

運動をして体を動かすことを習慣化すると、記憶力の低下を防げることは以前から知られていました。パソコン利用との両方でどのように相乗効果があるかという調査結果ですが、結果は良好なようです。パソコンの使いすぎは、メンタル面に影響を与えるといわれています。運動を併用することで、メンタル面に影響が減るのではないかと研究者は考えています。パソコンを使うときは、激しい運動までいりませんが、ストレッチをするなど、気晴らしてきな運動を途中で入れましょう。

店長

2012年5月13日 (日)

コラム1425 塩分控えめ、地域ぐるみで 新潟県柏崎市

塩分を取りすぎる食生活を見直そうと、家庭だけでなく、地域ぐるみで減塩を進める運動が広がっている。減塩食には「味気ない」というイメージがあるが、外食店や弁当業者らが工夫したメニューを提供。手軽に減塩に取り組むきっかけになりそうだ。

企業や工場などに弁当を配達する新潟県柏崎市の「協同組合柏崎給食センター」は、通常より塩分が1グラム程度少ない3・5グラム未満で、カロリーも抑えた「ヘルシー弁当」のメニューを開発した。今年2月、柏崎保健所の協力を得て1か月分の献立を作成。地元の男女75人にモニターとして食べてもらったところ、8割が「満足」と好評だった。高野豆腐にシソとチーズを挟んだカツやマスタード味の大根サラダなど、「香りや味に変化を付けました」と献立作りに携わった栄養士の巻口菜美さん。同センターでは、こうしたヘルシー弁当を個人向けに宅配する事業を検討している。

同県では、県民1人あたりの食塩摂取量を2グラムずつ減らす「にいがた減塩ルネサンス運動」を、2009年から始めている。塩分の過剰摂取が危険要因となる胃がんや脳卒中による死亡率が全国でも上位に入ったためだ。地元企業と協力し、1滴ずつしか出ないしょうゆさしを普及させるなど、地域ぐるみで減塩に取り組む環境作りを進めている。

今月26、27日には、初の「減塩サミットin呉2012」が同市で開かれる。減塩メニューを提供する飲食店の屋台が並ぶほか、「減塩クッキングショー」など市民が参加できる様々な催しが行われる。

こうした取り組みについて、日本高血圧学会理事で国立循環器病研究センター生活習慣病部門長の河野雄平さんは、「塩分の取りすぎは、血圧だけでなく胃がん、脳卒中、心臓や骨の病気にもつながる。医療費削減のためにも減塩を進める活動を各地に広げていく必要がある」と話している。

読売新聞 2012/5/12

 

国の食事摂取基準では、成人の食塩摂取量の目標は男性で9g未満、女性では7.5g未満です。しかし、国民健康・栄養調査結果による1日あたりの食塩摂取量は、平成21年では成人男性11.6g、女性9.9gと目標値を超えています。もっと「うす味」の食生活に切り替えて、食塩を減らしていく必要があります。まずは、料理にかけるしょう油やかけソースなどの量を控える、めん類の汁を残すなど、できることからはじめましょう。

店長

 

2012年5月12日 (土)

コラム1424 糖尿病患者に脳死膵島移植、国内初の実施へ

移植医らで組織する日本膵(すい)・膵島(すいとう)移植研究会(会長・後藤満一(みつかず)福島県立医大教授)が、重い糖尿病患者に対する国内初の脳死提供者からの膵島移植を準備していることがわかった。

心停止後の膵島移植が6月から5年ぶりに再開されるのに伴うもので、厚生労働省も「家族の承諾が得られれば可能」としており、今年度中をめどに脳死膵島移植の実施体制を整える。膵島移植は、低血糖発作を起こす重度の1型糖尿病患者が対象で、膵臓移植よりも患者への負担が軽い方法として、国内では2004年に始まった。しかし、膵臓から膵島を分離する薬品(酵素)の製造過程で、変異型クロイツフェルト・ヤコブ病を発症する可能性のある牛の脳の抽出物が使われていることがわかり、07年から中止されていた。動物由来の成分を使わない新手法が開発されたことに加え、新規の登録システムが整ったことから、研究会は膵島移植の再開を決め、国に高度医療の申請も行った。

読売新聞 2012/5/12

 

膵臓は、インスリンなどを分泌して血糖調節を行う内分泌細胞と、消化酵素を分泌して消化吸収を助ける外分泌細胞という2種類の、まったく働きの異なる細胞からできています。このうち内分泌細胞は、「膵島」と呼ばれます。膵臓の中で塊としてちらばっている様子から“膵臓のなかの島”という意味で膵島の名前がついています。膵島移植は、膵臓から特殊な技術を用いて膵島細胞だけを取り出して点滴の要領で肝臓の血流にのせて移植します。このように、膵島細胞を補うことでインスリン分泌不足を解消し、糖尿病を根本的に治してしまおうというのが、膵臓および膵島移植なのです。国内でも実績が積まれて、確実な治療法となる事が望まれています。

店長

2012年5月11日 (金)

コラム1423 のんびりジョギングで5、6年長生き デンマークで調査

ゆっくりしたペースでジョギングをほどほどにする習慣がある人は、長生きできそうだ――そんな調査結果が5日、アイルランド・ダブリンで開かれた欧州心臓学会の関連学会で発表された。発表したのはデンマークの研究チーム。循環器病の予防のため、首都コペンハーゲンの市民約2万人を対象に1976年に始まった疫学調査の参加者のうち、ジョギングの習慣がある1878人に着目し、死亡率を調べた。 

朝日新聞 2012/5/9

 

ジョギングと聞くと、中高年の方には抵抗感があるかも知れませんが、ゆっくりしたペースで、ウォーキングの合間にジョギングを取り入れてみてはいかがでしょうか?それもゆっくりしたペースで、短時間でいいのです。研究者は、「実際にはさほどたくさん走らなくても、この恩恵が享受できる。」と述べています。あくまでゆっくりペースで、少し息切れを感じる程度を目安にするといいようです。

店長

2012年5月10日 (木)

コラム1422 生活習慣病、胎児から調査…早大などが今月から

妊婦の栄養状態と、生まれた子の生活習慣病のなりやすさとの関係を検証するため、妊婦200人を対象とする世界的にも珍しい調査を国立国際医療研究センターと早稲田大学総合研究機構が今月から始める。ダイエットなどによるやせた妊婦と低出生体重児の増加が背景にあり、子どもが成人するまでを調査する。生活習慣病は誕生後の生活習慣だけでなく、母親のおなかの中にいるときから1歳のころまでに形成される体質が発症に関わっているという新学説が注目されている。研究チームは、この幼いときの体質が妊婦の栄養状態にどう影響されるかを調べる。同センターに通院する妊婦などを対象に、出産までに3回の血液を採取。栄養状態に関係する血中のアミノ酸のほか、胎児の発育に影響を与える葉酸やビタミンなどを測定する。食生活アンケートも行う。

読売新聞 2012/5/10

 

糖尿病や高血圧など、生活習慣病にかかるリスクの高さは母親のお腹の中できまっている、という説は以前からありました。「生活習慣病胎児期発症説」とよばれています。「体内できちんと栄養を与えてあげないと子どもの体質に影響する」という考え方で、一部の雑誌などで取り上げられる「妊娠中の体重増加を最小限に抑えてかっこよく産む」という考えとは逆に方向です。妊婦さんは皆、体重の管理に気を遣われているでしょうが、栄養管理は専門家のアドバイスのもと、心がけるようにしてください。

店長

2012年5月 9日 (水)

コラム1421 隠れ糖尿病 放置で悪化 早めのインスリン治療に効果

「健常な人の場合、血糖値はおおよそ食後60分をピークに下がり、1デシリットル当たり140ミリグラムを超すことはない」と話すのは、しんクリニック(東京都大田区)の糖尿病専門医、辛浩基(しん・こうき)院長。隠れ糖尿病とされるタイプは、食後に基準を超す高血糖状態が続き、時間がたつと正常値に戻る。職場などでの健康診断は多くが空腹時の採血検査のため、隠れ糖尿病は見落とされがち。明確な自覚症状がないため放置してしまい、重症化する人も多い。

「痛くもかゆくもないから、つい暴飲暴食を重ねてしまった」。都内に住む設計士、原静男さん(72)はこう振り返る。15年近く糖尿病と付き合ってきたが、仕事が多忙で出張も多く、食事はコントロールできない。病状は悪化し、2年前に辛院長のクリニックを訪ねたとき、血糖値は500以上、HbA1cは12%(JDS値、以下同)。空腹感が続くが食べてもやせる。75キロあった体重は65キロになっていた。

糖尿病にはいくつかの治療法があるが、「仕事が忙しく、入院はできない」という原さんに、辛院長は約24時間効果が続く持効性のインスリンと経口薬を組み合わせたBOTという治療法を提案。朝に1度の注射と朝と夜に経口薬を併用する。生活習慣によって膵臓(すいぞう)の機能が低下する2型糖尿病では、早めのインスリン補給によって膵臓の負担を軽くすることで、失われた機能を取り戻すことができる場合がある。

産経新聞 2012/5/1

 

糖尿病患者は予備軍も含めると国内で2,200万人以上といわれています。食後、急激に血糖値が上がる「隠れ糖尿病」は、通常の健康診断では見つかりにくいので、HbA1cの値が5・5%以上なら、ブドウ糖負荷検査を受けた方がよいといわれます。ブドウ糖負荷検査を受けると、糖尿病の前段階である隠れ糖尿病が発見でき、早期予防に取り組めます。

店長

 

2012年5月 8日 (火)

コラム1420 鉢植えガーデニング

みなみさん

 

ベランダや玄関先など限られたスペースでも、
鉢植えで気軽にガーデニングをされる方が増えています。
日ごとに生長する草花の逞しい姿は、心に元気と潤いを
与えてくれますね。
楽しみながら個性を発揮できる「寄せ植え」を、
元気でキレイな状態に保つには、いくつかのポイントがあります。
①苗より少し大きめの鉢をチョイス
②鉢の素材は通気性の良い素焼きがおすすめ
③生長スタイルを考慮して、レイアウトすると美しさが長持ち
④日光の好き嫌い、湿気の好き嫌いなど、似た性質をもつ
 花を組み合わせる
植物が生命を吹き返すこの季節、草花で自己表現をするという
創作のおもしろさを楽しんでみてはいかがでしょうか。

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2012年5月 7日 (月)

コラム1419 子どもの花粉症発症、平均7.4歳 「免疫力が低下か」

気象情報会社ウェザーニューズは、子どもが花粉症を発症する年齢について「平均7.4歳」とする調査結果を発表した。調査に協力した医師からは「食生活が高たんぱく・高カロリー化し、免疫力が下がっているのではないか」「生活環境が清潔になりすぎている」との指摘があったとしている。 

気象情報サービスの利用者に「自分の子どもや周りの子どもの発症年齢」を質問。1万3947件の回答のうち、4~6歳が27.4%、7~9歳が17.5%、0~3歳が17.4%で、平均7.4歳だった。医師50人に対する調査でも、45人が「子どもの花粉症患者が増えている」と答えたという。

朝日新聞 2012/4/25

 

これまで成人の病気と考えられてきた花粉症は、子ども達の間でも増加しているようです。子どもを持つ親に聞いたところ、自分の子どもが「花粉症だと思う」と答えた人は約30%だったそうです。アレルギーは遺伝要素が大きいといわれてきました。例えば、花粉症の親の子どもは発症率が高く、親のどちらが発症している場合約35%が花粉症になるという調査結果もあります。しかしながら、生活習慣要因で免疫力が低下しているという説もあります。

店長

 

 

2012年5月 6日 (日)

コラム1418 運動を続ければ80歳になっても認知症を予防できる

運動はいくつになっても効果がある。運動を毎日続けると、80歳になってもアルツハイマー病や認知能力の低下を防げるとの研究が発表された。 

毎日の身体活動は、アルツハイマー病の危険性と認知能力の低下を減らし、それは80歳以上の人々にも有効だとする研究が発表された。この研究は、米ラッシュ大学医療センターのAron S. Buchman氏(神経学)らによるもので、医学誌「Neurology」オンライン版に発表された。「ウォーキングなどの運動だけでなく、料理や皿洗い、掃除などの日常での身体活動も、アルツハイマー病の危険性を低下させる可能性がある。一般的に高齢者には激しいスポーツや運動は勧められないにしても、活発に活動し身体活動を増やす対策は大きな利益をもたらすことはあきらかだ」とBuchman氏は話す。研究チームは、平均年齢82歳の認知症の認められない高齢者716人を対象に、腕に付けるタイプの活動量計を身につけてもらい、10日間の身体活動を測定してもらった。運動や身体活動、安静にしている時間をすべて記録し、さらに参加者の記憶と思考能力を測定するために、認知テストを毎年受けてもらい、身体活動や社会活動について自己申告で回答してもらった。平均3.5年間の追跡期間中に71人にアルツハイマー病の発症が認められたが、毎日の身体活動の量が下位10%に含まれる群では、上位10%の群に含まれる人に比べ、アルツハイマー病を発症する割合が2.3倍に上昇することが分かった。身体活動の強度においても、下位10%の群では上位10%に比べ、アルツハイマー病の発症が2.8倍に上昇していた。「手首に付ける活動量計を使用すれば、料理や皿洗い、トランプ、車いすでの移動などの身体活動も測定できる。市販されている活動量計には安価のものがあり、高齢者にとっても使いやすく障害にならない。どんな年齢でも利用でき、アルツハイマー病を予防するために有用だ」とBuchman氏は話す。 

日本生活習慣病予防協会 2012/4/24

 

運動を続けるとアルツハイマー病リスクが1/2~1/3に減少するという研究結果です。現在、日本の人口の23.3%が65歳を占めています。2060年にはこれが40%になるとも言われています。日常生活の中に少し時間をとって、高齢者の方も積極的に運動することが必要です。

店長